JP7123861B2 - シャッターユニット - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 平成31年1月16日他全8日に、愛媛支店会議室(愛媛県松山市井門町551-5)他全10カ所で、新商品かんたんマドリモシャッター+マドリモ施工研修会において、商品説明・施工実技(組立・施工)を行った
特許法第30条第2項適用 平成30年12月7日(出荷日)他全30日に、YKK AP株式会社四国支社(香川県高松市林町2547-3)他全31カ所に販売
特許法第30条第2項適用 平成30年12月5日にウェブサイトhttps://www.ykkap.co.jp/ http://manualweb.ykkap.co.jp/pdf_inter/100020/18696B101B00.pdfにて公開
本発明は、雨戸枠が設けられている建物に取り付けられるシャッターユニットに関する。
雨戸枠が設けられている建物に取り付けられるシャッターユニットとしては、たとえば、雨戸枠と、雨戸と、戸袋とを含む雨戸ユニットのリフォームとして、雨戸ユニットをそのままに、雨戸ユニットの上から取り付けられるシャッター装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。このシャッター装置は、支持枠と、遮光部材とを有している。遮光部材は、ゴム、スポンジなどの弾性体からなり、支持枠と戸袋との隙間から建物内に差し込もうとする光を遮るように、支持枠における戸袋側の側面に固定されるとともに、戸袋の妻板とに挟まれている。
特開2018-119382号公報
上記従来のシャッター装置は、弾性体からなる遮光部材が、シャッター装置の支持枠と戸袋との間に挟まれて遮光しているので、支持枠と戸袋とが互いに対向する部位を有していなければならない。しかしながら、建物に設けられている雨戸枠の仕様は、様々でありシャッター装置を取り付けたとしても、支持枠と戸袋とが互いに対向するとは限らないため、遮光部材を取り付ける為には、シャッター装置と戸袋とが対向する部位を設けなければならず作業が煩雑であるという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、シャッター枠と戸袋との間を容易に閉塞することが可能であり、且つ、汎用性が高いシャッターユニットを提供することにある。
かかる目的を達成するための主たる発明は、雨戸が案内される雨戸枠が設けられている建物に取り付けられるシャッターユニットであって、前記雨戸枠が形成する開口を閉塞可能なシャッター装置、及び、前記雨戸枠が備える戸袋と前記シャッター装置が備えるシャッター枠との間に生じる隙間を閉塞する閉塞部材を有し、前記閉塞部材は、前記戸袋と対向する対向板部と、前記対向板部の前記戸袋側に設けられた弾性部材と、前記対向板部と繋がって、前記シャッター枠に固定される固定板部と、を有し、前記固定板部には、前記対向板部と前記戸袋との間隔を調節可能な長孔が設けられていることを特徴とするシャッターユニットである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、シャッター枠と戸袋との間を容易に閉塞することが可能であり、且つ、汎用性が高いシャッターユニットを提供することが可能である。
本実施形態に係るシャッターユニットが取り付けられている状態を示す外観図である。 本実施形態に係るシャッターユニットの縦断面図である。 本実施形態に係るシャッターユニットの横断面図である。 シャッターユニットのシャッター下地枠が取り付けられた状態を示す斜視図である。 シャッター枠の構成を示す斜視図である。 シャッター下地枠の構成及び閉塞部材を示す斜視図である。 シャッター下地枠と戸袋との間に生じる隙間及び閉塞部材を説明するための側方から見た模式図である。 シャッター下地枠と戸袋との間に生じる隙間及び閉塞部材を説明するための上方から見た模式図である。
以下、本発明の一実施形態に係るシャッターユニットについて図面を参照して説明する。
本実施形態のシャッターユニット1は、図1に示すように、例えば雨戸ユニット2が既に設けられている建物10に新たに取り付けるシャッターユニット1である。
以下の説明においては、建物10に取り付けられているシャッターユニット1を屋外側から見たときに、上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向、屋内外方向を見込み方向として示す。シャッターユニット1の各部位であっても、また、シャッターユニット1を構成する各部材については単体の状態であっても、シャッターユニット1が取り付けられている状態にて上下方向、左右方向、見込み方向にて方向を特定して説明する。
本実施形態のシャッターユニット1が取り付けられる建物10に設けられている雨戸ユニット2は、図1~図4に示すように、引き戸障子11が設けられているサッシ枠12の屋外側に設けられてサッシ枠12及び建物10に取り付けられている。
雨戸ユニット2は、雨戸20と、サッシ枠12よりも左側に配置される戸袋21を備え開口2aを形成する雨戸枠22と、を有している。
雨戸枠22は、建物10に取り付けられる戸袋21と、雨戸20が案内されるレールをなす上雨戸枠22a及び下雨戸枠22bと、上雨戸枠22a及び下雨戸枠22bの戸袋21とは反対側の端部を繋ぐ縦雨戸枠22cと、を有している。戸袋21は、複数枚の雨戸20を見込み方向に重ねて収容可能であり、建物10に取り付けられた雨戸枠22よりも屋外側に張り出している。
戸袋21は、上雨戸枠22a及び下雨戸枠22bとそれぞれ繋がった上戸袋枠21a及び下戸袋枠21bと、上戸袋枠21a及び下戸袋枠21bの左側の端部を繋ぐ縦戸袋枠21cと、上戸袋枠21a及び下戸袋枠21bの右側の端部において雨戸枠22よりも張り出している部位を繋ぐ屋外側縦枠21dと、を有している。
シャッターユニット1は、雨戸枠22が形成する開口2aを閉塞可能なシャッター装置3、及び、雨戸枠22が備える戸袋21とシャッター装置3が備えるシャッター枠31との間に生じる隙間Sを閉塞する閉塞部材32a、32bを有している。
シャッター装置3は、シャッターボックス33と、シャッターボックス33内にて回動軸34に巻回されて収容されるシャッターカーテン35と、を有している。シャッターカーテン35はモーター(不図示)等により回動軸34が回動されてシャッターボックス33から繰り出される、或いは、シャッターボックス33内に巻き取られるように構成されている。
シャッター枠31は、図5に示すように、シャッター本体枠36と、シャッター下地枠37と、を有している。シャッター本体枠36は、シャッターボックス33を支持し、シャッターカーテン35を案内するガイドレール36a(図3)を有しており、シャッター下地枠37は、シャッター本体枠36を建物10との間に介在されている。図5においては、ガイドレール36aを省略している。
シャッター本体枠36は、ガイドレール36aを備え、内部に取り付けたブラケット(図示せず)を介してシャッターボックス33を支持する左右の本体縦枠36bと、左右の本体縦枠36bの下端を繋ぐ本体下枠36cと、左右の本体縦枠36bの上端を繋ぐ本体上枠36dと、本体上枠36dの下に間隔を空けて配置され本体上枠36dとともにシャッターボックス33を収納する空間を形成する本体中枠36eと、を有している。
シャッター下地枠37は、シャッター本体枠36を、建物10に取り付けられている雨戸ユニット2の上雨戸枠22a及び下雨戸枠22bよりも屋外側に配置するために、シャッター本体枠36と建物10との間に介在される。シャッター下地枠37は、本体下枠36cと建物10との間に介在される下地下枠37aと、本体上枠36d及び本体中枠36eと建物10との間に各々介在される一対の下地上枠37b、37cと、下地下枠37a及び一対の下地上枠37b、37cの戸袋21とは反対側の端部を連結する下地縦枠37dと、下地下枠37a及び一対の下地上枠37b、37cの戸袋21側の端部において上雨戸枠22a及び下雨戸枠22bよりも屋外側に位置する部位を連結する下地縦屋外枠37eと、を有している。ここで、下地縦枠37dと下地縦屋外枠37eとが、一対の下地縦枠に相当し、下地縦屋外枠37eが、一対の下地縦枠のうちの戸袋21側の下地縦枠に相当する。
また、シャッター下地枠37には、下地下枠37a、及び、一対の下地上枠37b、37cの戸袋21側の端部における、下地縦屋外枠37eよりも建物10側の部位に2枚の端部プレート37f、37gが取り付けられている。下地下枠37a、一対の下地上枠37b、37c、下地縦枠37d、及び、下地縦屋外枠37eは、いずれもアルミニウム製の押し出し成形部材である。下地下枠37a、及び、一対の下地上枠37b、37cには、下地縦枠37d、下地縦屋外枠37e、及び、端部プレート37f、37gを固定する為のビス5が螺合されるビス螺合部37hが長手方向に沿って設けられている。
下地縦枠37d、及び、下地縦屋外枠37eは、下地下枠37a、及び、一対の下地上枠37b、37cのビス螺合部37hに螺合されるビス5により固定され、2枚の端部プレート37f、37gは、図6に示すように、一方が下側の下地上枠37cのビス螺合部37hに螺合されるビス5により固定され、他方が下地下枠37aのビス螺合部37hに螺合されるビス5により固定される。このため、シャッター下地枠37の戸袋21側は、屋外側が下地縦屋外枠37eにより繋がっており、下地縦屋外枠37eよりも建物10側は、上端部側と下端部側とに各々端部プレート37f、37gが取り付けられている。
シャッター下地枠37は、建物10に設けられている雨戸ユニット2の上雨戸枠22aの上方に下側の下地上枠37cが配置され、下雨戸枠22bの下方に下地下枠37aが配置され、下地縦枠37dが縦雨戸枠22cよりも右側に配置されて建物10に取り付けられる。このとき、図3に示すように、下地縦屋外枠37eと、雨戸枠22の屋外側縦枠21dとは、左右方向に間隔を空けて対向している。下地縦屋外枠37eと屋外側縦枠21dとの、屋外側の端部間には、上下方向に沿って、発泡ウレタン等の弾性部材4が全長に亘って圧縮された状態で設けられている。
シャッター下地枠37が建物10に設けられた状態では、図7に示すように、シャッター枠31の戸袋21側は、戸袋21側から見たときに、下地縦屋外枠37eと建物10との間において、戸袋21の上面と上側の端部プレート37fとの間、及び、戸袋21の下面と下側の端部プレート37gとの間に隙間Sが生じている。また、図8に示すように、シャッター枠31と戸袋21との間には、上方から見たときに、下地縦屋外枠37eと屋外側縦枠21dとの間に、見込み方向に沿って隙間Sが生じている。また、下地縦屋外枠37eと屋外側縦枠21dとの間の隙間Sは、下から見た場合も同様である。このような隙間Sが生じていると、シャッターカーテン35を閉めた場合であっても、屋内外の光が漏れることになる。
このため、この隙間Sを閉塞するための閉塞部材32a、32bが設けられている。閉塞部材32a、32bは、図6に示すように、戸袋21の屋外側縦枠21dと対向する対向板部320a、320bと、対向板部320a、320bの戸袋21側に設けられ発泡ウレタン等の弾性部材321と、対向板部320a、320bと繋がって、シャッター枠31の端部プレート37f、37gとともに下地下枠37a、下側の下地上枠37cのビス螺合部37hに螺合されるビス5により固定される固定板部322a、322bと、を有している。
固定板部322a、322bには、ビス螺合部37hに螺合されるビス5が挿通され、上下方向に長い長孔323a、323bが設けられている。このため、閉塞部材32a、32bは、対向板部320a、320bと戸袋21の上面との間隔を調節可能である。このため、閉塞部材32a、32bを端部プレート37f、37gとともに下地下枠37a、下地上枠37cに固定する際に、対向板部320a、320bに設けられている弾性部材321を戸袋21に押圧させて圧縮した状態で閉塞部材32a、32bを固定することにより、シャッター枠31と戸袋21との間に生じている隙間Sを閉塞することができる。
シャッターユニット1の取り付け方法は、予め下地縦枠37d、及び、下地縦屋外枠37eを、下地下枠37a、及び、一対の下地上枠37b、37cと接合し、2枚の端部プレート37f、37gを、下地下枠37a、及び、一対の下地上枠37b、37cに固定してシャッター下地枠37を形成しておく。また、下地縦屋外枠37eの全長には、弾性部材4を予め取り付けておく。
このとき、2枚の端部プレート37f、37gとともに閉塞部材32a、32bを下地下枠37aまたは下側の下地上枠37cに仮固定しておく。また、上側の閉塞部材32aは、長孔323aの下側にビス5が位置するようにより上側に配置し、下側の閉塞部材32bは、長孔323bの上側にビス5が位置するようにより下側に配置して仮固定しておく。
次に、シャッター下地枠37を建物10に取り付ける。このとき、下地縦屋外枠37eと、戸袋21の屋外側縦枠21dとを、左右方向に間隔を空けて対向させて配置する。これによって、下地縦屋外枠37eの全長に予め取り付けられた弾性部材4が、下地縦屋外枠37eと屋外側縦枠21dとの、屋外側の端部間で圧縮され、隙間Sを埋めることができる。
次に、閉塞部材32a、32bをシャッター下地枠37に仮固定しているビス5を緩め、上側の閉塞部材32aを下方に移動することにより弾性部材321を戸袋21に押圧させて圧縮した状態で固定し、下側の閉塞部材32aを上方に移動することにより弾性部材321を戸袋21に押圧させて圧縮した状態で固定する。
次に、シャッター下地枠37にシャッター本体枠36とともにシャッターボックス33を取り付けてシャッターユニット1の取り付けが完了する。
本実施形態のシャッターユニット1によれば、雨戸ユニット2が備えられている建物10にシャッター装置3を取り付けても、戸袋21とシャッター枠31との間に生じる隙間Sを閉塞部材32a、32bにより閉塞することが可能である。このため、雨戸20がなくともシャッターカーテン35を閉めることにより、光の進入を遮ることが可能である。
また、閉塞部材32a、32bの対向板部320a、320bの戸袋21側には弾性部材321が設けられており、対向板部320a、320bと繋がる固定板部322a、322bには、対向板部320a、320bと戸袋21との間隔を調節可能な長孔323a、323bが設けられているので、対向板部320a、320bに設けられている弾性部材321を戸袋21に押圧させ圧縮した状態で固定板部322a、322bをシャッター枠31に固定することが可能である。
このため、より確実に戸袋21とシャッター枠31との間に生じる隙間Sを閉塞すること、及び、施工現場により異なる様々な隙間Sを同一の閉塞部材32a、32bにより閉塞することが可能である。すなわち、シャッター枠31と戸袋21との間を容易に閉塞することが可能であり、且つ、汎用性が高いシャッターユニット1を提供することが可能である。
また、戸袋21とシャッター枠31との間に見込み方向に沿って生じている隙間Sを閉塞することが可能である。
また、建物10に取り付けられるシャッター枠31のシャッター下地枠37が有する、戸袋21側の下地縦屋外枠37eは、雨戸20が案内される雨戸レールをなす上雨戸枠22aおよび下雨戸枠22bよりも屋外側に配置されているので、雨戸20の移動がシャッターユニット1により妨げられない。このため、シャッター装置3を備えつつも雨戸20を使用することが可能である。
また、閉塞部材32a、32bが、下側の下地上枠37cまたは下地下枠37aにビス5により固定されているので、より確実に固定することが可能である。また、閉塞部材32a、32bは、端部プレート37f、37gとともに下地上枠37cまたは下地下枠37aのビス螺合部37hに螺合されるビス5により固定されるので、閉塞部材32a、32bを固定する部位を改めて設ける必要がない。このため、作業工数を少なく抑えることが可能である。また、端部プレート37f、37gを固定する予め定まった位置に螺合されるビス5により閉塞部材32a、32bを固定するので、閉塞部材32a、32bが長孔323a、323bを備えることで、様々な施工現場に合わせてより確実に屋外の光を遮断することが可能である。
上記実施形態においては、戸袋21がサッシ枠12の左側に設けられている雨戸ユニット2が設けられている建物10に取り付けるシャッターユニット1を例に挙げて説明したが、戸袋はサッシ枠の右側に設けられていても構わない。この場合に用いるシャッターユニットは、上記実施形態のシャッターユニット1とは左右が反転している。また、図5に示した上側の閉塞部材32aは、戸袋が左右のいずれの側に配置されている場合であっても対応できるように長孔323aが形成されている。また、戸袋がサッシ枠の右側に設けられている場合に用いる下側の閉塞部材は、上記閉塞部材32bとは形状が反転している。
上記実施形態においては、閉塞部材32a、32bが、戸袋21とシャッター下地枠37との間に生じる隙間Sを閉塞する例について説明したが、閉塞部材は、戸袋とシャッター本体枠との間に生じている隙間を閉塞する形態であっても構わない。また、下地縦屋外枠37eと屋外側縦枠21dとの、屋外側の端部間を弾性部材4により閉塞する例について説明したが、上記閉塞部材のように、断面がL字状をなす部材により、下地縦屋外枠と屋外側縦枠との間の隙間を閉塞しても構わない。
また、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
本実施形態には、少なくとも以下の発明が含まれる。
雨戸が案内される雨戸枠が設けられている建物に取り付けられるシャッターユニットであって、前記雨戸枠が形成する開口を閉塞可能なシャッター装置、及び、前記雨戸枠が備える戸袋と前記シャッター装置が備えるシャッター枠との間に生じる隙間を閉塞する閉塞部材を有し、前記閉塞部材は、前記戸袋と対向する対向板部と、前記対向板部の前記戸袋側に設けられた弾性部材と、前記対向板部と繋がって、前記シャッター枠に固定される固定板部と、を有し、前記固定板部には、前記対向板部と前記戸袋との間隔を調節可能な長孔が設けられていることを特徴とする。
このようなシャッターユニットによれば、雨戸が備えられている建物にシャッター装置を取り付けても、戸袋とシャッター枠との間に生じる隙間を閉塞部材により閉塞することが可能である。このため、雨戸がなくともシャッターを閉めることにより、光の進入を遮ることが可能である。
また、閉塞部材の対向板部の戸袋側には弾性部材が設けられており、対向板部と繋がる固定板部には、対向板部と戸袋との間隔を調節可能な長孔が設けられているので、対向板部に設けられている弾性部材を戸袋に押圧させ圧縮した状態で固定板部をシャッター枠に固定することが可能である。このため、より確実に戸袋とシャッター枠との間に生じる隙間を閉塞すること、及び、施工現場により異なる様々な隙間を同一の閉塞部材により閉塞することが可能である。すなわち、シャッター枠と戸袋との間を容易に閉塞することが可能であり、且つ、汎用性が高いシャッターユニットを提供することが可能である。
かかるシャッターユニットであって、前記閉塞部材は、前記戸袋と前記シャッター枠との間に見込み方向に沿って生じている前記隙間を閉塞することを特徴とする。
このようなシャッターユニットによれば、閉塞部材が戸袋とシャッター枠との間に見込み方向に沿って生じている隙間を閉塞するので、より確実に光の進入を遮ることが可能である。
かかるシャッターユニットであって、前記シャッター枠は、前記建物に取り付けられるシャッター下地枠と、前記シャッター下地枠の屋外側に固定されるシャッター本体枠と、を有し、前記シャッター下地枠は、前記開口の上側に配置される下地上枠と、前記開口の下側に配置される下地下枠と、前記開口の左右に配置される一対の下地縦枠と、を有し、前記一対の下地縦枠のうちの前記戸袋側の前記下地縦枠は、前記雨戸枠が有し前記雨戸が案内される雨戸レールよりも屋外側に配置されていることを特徴とする。
このようなシャッターユニットによれば、建物に取り付けられるシャッター枠のシャッター下地枠が有する、戸袋側の下地縦枠は、雨戸が案内される雨戸レールよりも屋外側に配置されているので、雨戸の移動がシャッターユニットにより妨げられない。このため、シャッター装置を備えつつも雨戸を使用することが可能である。
かかるシャッターユニットであって、前記戸袋側の前記下地縦枠の屋内側に、前記下地上枠または前記下地下枠の端部に固定される端部プレートを有し、前記閉塞部材は、前記端部プレートと共に、前記下地上枠または前記下地下枠に設けられたビス螺合部に螺合されるビスにより固定されていることを特徴とする。
このようなシャッターユニットによれば、閉塞部材が、下地上枠または下地下枠にビスにより固定されているので、より確実に固定することが可能である。また、閉塞部材は、端部プレートとともに下地上枠または下地下枠のビス螺合部に螺合されるビスにより固定されるので、閉塞部材を固定する部位を改めて設ける必要がない。このため、作業工数を少なく抑えることが可能である。また、端部プレートを固定する予め定まった位置に螺合されるビスにより閉塞部材を固定するので、固定板部に長孔を備えることで、様々な施工現場に合わせてより確実に屋外の光を遮断することが可能である。
1 シャッターユニット、2a 開口、3 シャッター装置、5 ビス、
10 建物、20 雨戸、21 戸袋、22 雨戸枠、22a 上雨戸枠、
22b 下雨戸枠、31 シャッター枠、32a 閉塞部材、32b 閉塞部材、
36 シャッター本体枠、37 シャッター下地枠、37a 下地下枠、
37b 下地上枠、37c 下地上枠、37d 下地縦枠、37f 端部プレート、
37g 端部プレート、37h ビス螺合部、320a 対向板部、
320b 対向板部、321 弾性部材、322a 固定板部、322b 固定板部、
323a 長孔、323b 長孔、
S 隙間、

Claims (4)

  1. 雨戸が案内される雨戸枠が設けられている建物に取り付けられるシャッターユニットであって、
    前記雨戸枠が形成する開口を閉塞可能なシャッター装置、及び、
    前記雨戸枠が備える戸袋と前記シャッター装置が備えるシャッター枠との間に生じる隙間を閉塞する閉塞部材を有し、
    前記閉塞部材は、
    前記戸袋と対向する対向板部と、
    前記対向板部の前記戸袋側に設けられた弾性部材と、
    前記対向板部と繋がって、前記シャッター枠に固定される固定板部と、
    を有し、
    前記固定板部には、前記対向板部と前記戸袋との間隔を調節可能な長孔が設けられていることを特徴とするシャッターユニット。
  2. 請求項1に記載のシャッターユニットであって、
    前記閉塞部材は、前記戸袋と前記シャッター枠との間に見込み方向に沿って生じている前記隙間を閉塞することを特徴とするシャッターユニット。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のシャッターユニットであって、
    前記シャッター枠は、前記建物に取り付けられるシャッター下地枠と、前記シャッター下地枠の屋外側に固定されるシャッター本体枠と、を有し、
    前記シャッター下地枠は、
    前記開口の上側に配置される下地上枠と、前記開口の下側に配置される下地下枠と、前記開口の左右に配置される一対の下地縦枠と、を有し、
    前記一対の下地縦枠のうちの前記戸袋側の前記下地縦枠は、前記雨戸枠が有し前記雨戸が案内される雨戸レールよりも屋外側に配置されていることを特徴とするシャッターユニット。
  4. 請求項3に記載のシャッターユニットであって、
    前記戸袋側の前記下地縦枠の屋内側に、前記下地上枠または前記下地下枠の端部に固定される端部プレートを有し、
    前記閉塞部材は、前記端部プレートと共に、前記下地上枠または前記下地下枠に設けられたビス螺合部に螺合されるビスにより固定されていることを特徴とするシャッターユニット。


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