JPH06156486A - 折畳みコンテナ - Google Patents

折畳みコンテナ

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JPH06156486A
JPH06156486A JP30735392A JP30735392A JPH06156486A JP H06156486 A JPH06156486 A JP H06156486A JP 30735392 A JP30735392 A JP 30735392A JP 30735392 A JP30735392 A JP 30735392A JP H06156486 A JPH06156486 A JP H06156486A
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plate
frame
container
bulging
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JP30735392A
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JP3262863B2 (ja
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Norio Hoshino
野 則 男 星
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Sanko Co Ltd
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Sanko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 側板の全外周面を表裏両面からくまなく洗浄
することができるとともに、水抜き孔等を別途設けた
り、中空成形する必要をなくして、容易に成形できるよ
うにする。 【構成】 フレーム2と底板3との間に配置され、ヒン
ジを介して内方に折畳み自在な上側板部6と下側板部7
とからなる側板4を備え、上端を前記フレーム2に揺動
自在に支承した煽り板で端部を閉塞するようにした折畳
みコンテナにおいて、前記上側板部6及び下側板部7の
周縁部に、テーパ面9a,10aと水平面9b,10b
を介して尖頭状に外方に膨出する内方に開口した横断面
略コ字状の膨出部9,10を一体に屈曲成形したことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折畳み自在な折畳みコ
ンテナに係わり、特にヒンジを介して内方に折畳み自在
な上側板部と下側板部とによって構成される側板の清掃
の便を図った折畳みコンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、折畳みコンテナは、矩形枠状の
フレームと平板状の底板との間に、ヒンジを介して内方
に折畳み自在な上側板部と下側板部とからなり側部を閉
塞する一対の側板と、上端を前記フレームに揺動自在に
支承されて端部を閉塞する一対の煽り板とを配置するこ
とによって構成されている。
【0003】従来、上記折畳みコンテナにおいては、こ
の軽量化及び堅固化を図るため、側板の外周面に縦横に
延びる多数の補強用の細リブを設けることが一般に行わ
れていた。そのため、リブの基端部に塵やゴミが溜まり
易く、水荒いによる洗浄によっても、リブが邪魔となっ
て付着物を除去することが困難であった。
【0004】そこで、特開平4−242537号とし
て、側板を構成する上側板部と下側板部の各接合部周縁
に、鍵状の係止片と、これに係止し得る係合凹部を少な
くとも一対設けるとともに、側板の接合部近傍の外側も
しくは内側に、斜めに突出する覆部をそれぞれ形成する
ことにより、清掃の便を図るとともに、コンテナの外表
面に塵やゴミが溜まりにくく、印刷面としても利用でき
るようにしたものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平4−242537号公報に記載されたものは、側板
の外表面における洗浄性を向上させることができるもの
の、覆部の裏面及び覆部で覆われた部分の洗浄が困難と
なってしまうばかりでなく、覆板と覆部で覆われた部分
との間に入り込んでここに溜まってしまう水を抜くため
に、水抜き孔を設ける必要があって、この水抜き孔の形
成がかなり面倒であると考えられる。
【0006】なお、前記覆部を中空成形によって形成す
ることにより、この内部に水が浸入しないようにするこ
ともできるが、この場合、覆部、ひいては側板の形成が
かなり困難になってしまうと考えられる。
【0007】本発明は上記に鑑み、側板の全外周面を表
裏両面からくまなく洗浄することができるとともに、水
抜き孔等を別途設けたり、中空成形する必要をなくし
て、容易に成形できるようにしたものを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る折畳みコンテナは、フレームと底板と
の間に配置され、ヒンジを介して内方に折畳み自在な上
側板部と下側板部とからなる側板を備え、上端を前記フ
レームに揺動自在に支承した煽り板で端部を閉塞するよ
うにした折畳みコンテナにおいて、前記上側板部及び下
側板部の周縁部に、テーパ面と水平面を介して尖頭状に
外方に膨出する内方に開口した横断面略コ字状の膨出部
を一体に屈曲成形したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、側板を
構成する上側板部と下側板部は、その周縁部に形成され
た横断面略コ字状の膨出部によって補強され、しかもこ
の膨出部の表面及び裏面は、全て外部に露出した状態に
あるので、コンテナ内外からの水洗い等によって容易に
洗浄することができる。更に、膨出部の裏面は開放され
ているので、ここに水が溜まってしまうことがなく、従
って、水抜き孔等を別途設けたり、中空成形する必要は
ない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本実施例における折畳みコンテナ1は、矩形枠状
のフレーム2と、矩形平板状の底板3と、このフレーム
2と底板3の周縁部との間に配置されたそれぞれ一対の
側板4及び煽り板5とから主に構成されている。
【0011】前記各側板4は、コンテナ1の側部を閉塞
するためのものであり、ほぼ同じ形状を有する矩形平板
状の上側板部6と下側板部7とから主に構成され、前記
上側板部6の上端は前記フレーム2の長辺側に、下側板
部7の下端は前記底板3の長辺側の周縁部にそれぞれ回
転自在に連結されているとともに、両者6,7は、その
接合部の両側部に設けられたヒンジ8を介して内方へ折
畳み自在に連結されている。
【0012】一方、前記各煽り板5は、コンテナ1の端
部を閉塞するためのものであり、矩形平板状に形成さ
れ、上端を前記フレーム2の短辺側に内方に揺動自在に
支承されている。
【0013】これにより、各側板4をその上側板部6と
下側板部7とを互いに重合させて折り込むとともに、各
煽り板5を前記各上側板部6の上面に位置させつつ上方
に揺動させることにより、コンテナ1を平板状に折畳
み、各側板4をその上側板部6と下側板部7とが互いに
同一平面となるよう伸展させるとともに、各煽り板5を
下方に揺動させることにより、箱状に組み立ててコンテ
ナとして使用できる状態にするようなされている。
【0014】前記各上側板部6の周縁部には、内方に開
口した横断面コ字状の連続した膨出部9が、各下側板部
7の周縁部にも、同じく内方に開口した横断面コ字状の
連続した膨出部10がそれぞれ一体に屈曲成形されてい
る。
【0015】この各膨出部9、10は、それぞれ上側板
部6及び下側板部7をその周縁部で補強し、これによっ
て上側板部6及び下側板部7の表面にリブを設ける必要
を無くすためのものである。
【0016】前記膨出部9は、両端を半円状とするとと
もに、外方に向けて上下左右方向に拡がった傾斜を有す
るテーパ面9aと、上側板部6の端部を内方に向けて略
直角に屈曲させた水平部9bとを有し、このテーパ面9
aと水平面9bを介して内方に開口した横断面コ字状に
形成されている。
【0017】膨出部10も前記膨出部9とほぼ同様に、
外方に向けて上下左右方向に拡がった傾斜を有するテー
パ面10aと、下側板部7の端部を内方に向けて略直角
に屈曲させた水平部10bとを有し、このテーパ面10
aと水平面10bを介して内方に開口した横断面コ字状
に形成されている。
【0018】これによって、上側板部6と下側板部7と
の伸展させた状態での接合部において、上側板部6の下
端の水平面9bと下側板部7の上端の水平面10bとが
互いに対峙するようなされている。
【0019】このように、側板4を構成する上側板部6
と下側板部7を、その周縁部に形成した横断面略コ字状
の膨出部9,10で補強することにより、リブを設ける
必要をなくし、しかもこの膨出部9,10の表面及び裏
面を全て外部に露出させることによって、コンテナ内外
からの水洗い等によって、膨出部9、10を含めた側板
4の全体をくまなく容易に洗浄することができる。
【0020】しかも、膨出部9,10の裏面は、内方に
向けて開放されているので、水洗いの際等にここに水が
溜まってしまうことがなく、従って、水抜き孔等を別途
設けたり、中空成形する必要はない。
【0021】更に、前記上側板部6の下端裏面に下方に
延出するストッパ片11が、下側板部7の上端裏面に上
方に延出するストッパ片12がそれぞれ互い違いに設け
られ、これによって、上側板部6と下側板部7とを伸展
させた時、このストッパ片11が下側板部7の裏面上端
に、ストッパ片12が上側板部6の裏面上端にそれぞれ
当接して、これ以上の回動を防止するようなされてい
る。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるので、
膨出部によって補強されて側板を構成する上側板部及び
下側板部の表裏両面を、コンテナ内外からの水洗い等に
よって膨出部を含めくまなく洗浄することができる。し
かも膨出部の裏面に水が溜まることがないので、水抜き
孔等を別途設けたり、中空成形する必要をなくして、こ
の成形の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側板の断面図(図3の
A−A線断面図)である。
【図2】同じく、全体斜視図である。
【図3】同じく、一部切断の正面図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 2 フレーム 3 底板 4 側板 5 煽り板 6 上側板部 7 下側板部 9,10 膨出部 9a,10a テーパ面 9b,10b 水平面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと底板との間に配置され、ヒン
    ジを介して内方に折畳み自在な上側板部と下側板部とか
    らなる側板を備え、上端を前記フレームに揺動自在に支
    承した煽り板で端部を閉塞するようにした折畳みコンテ
    ナにおいて、前記上側板部及び下側板部の周縁部に、テ
    ーパ面と水平面を介して尖頭状に外方に膨出する内方に
    開口した横断面略コ字状の膨出部を一体に屈曲成形した
    ことを特徴とする折畳みコンテナ。
JP30735392A 1992-11-17 1992-11-17 折畳みコンテナ Expired - Fee Related JP3262863B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008024332A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Gifu Plast Ind Co Ltd 合成樹脂製の折り畳み箱
JP2021014292A (ja) * 2019-07-12 2021-02-12 岐阜プラスチック工業株式会社 折り畳みコンテナ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008024332A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Gifu Plast Ind Co Ltd 合成樹脂製の折り畳み箱
JP2021014292A (ja) * 2019-07-12 2021-02-12 岐阜プラスチック工業株式会社 折り畳みコンテナ

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