JPH09226758A - 折畳コンテナ - Google Patents
折畳コンテナInfo
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- JPH09226758A JPH09226758A JP4336196A JP4336196A JPH09226758A JP H09226758 A JPH09226758 A JP H09226758A JP 4336196 A JP4336196 A JP 4336196A JP 4336196 A JP4336196 A JP 4336196A JP H09226758 A JPH09226758 A JP H09226758A
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- plate
- side plate
- frame
- upper frame
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 充分な強度を有すると共に、容易に折畳と組
立て操作を行うことができる折畳コンテナを提供する。 【解決手段】 この折畳コンテナは、矩形枠状の上枠1
と、上枠1の相対向する2辺部に上端の保持部が固定さ
れる内側板2と、上枠1の相対向する他の2辺部に上端
の保持部が固定され内側板2の外側に配設される外側板
3と、を備える。外側板3は底板の両側に側板を連設し
てコ字状の開形状を持つと共に、外側板3の側板の略中
央部に折畳時に内側に入るヒンジ部が設けられる。外側
板3の側板の内側に外補助側板5がその上部に設けたヒ
ンジ部を介して開閉可能に設けられる。
立て操作を行うことができる折畳コンテナを提供する。 【解決手段】 この折畳コンテナは、矩形枠状の上枠1
と、上枠1の相対向する2辺部に上端の保持部が固定さ
れる内側板2と、上枠1の相対向する他の2辺部に上端
の保持部が固定され内側板2の外側に配設される外側板
3と、を備える。外側板3は底板の両側に側板を連設し
てコ字状の開形状を持つと共に、外側板3の側板の略中
央部に折畳時に内側に入るヒンジ部が設けられる。外側
板3の側板の内側に外補助側板5がその上部に設けたヒ
ンジ部を介して開閉可能に設けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種工業部品等を
収納し、輸送・運搬する際に使用する折畳可能な折畳コ
ンテナに関する。
収納し、輸送・運搬する際に使用する折畳可能な折畳コ
ンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、既に、特開平6−2112
40号公報において、矩形枠状の上枠と、上枠の相対向
する2辺部に上端の保持部が固定される内側板と、上枠
の相対向する他の2辺部に上端の保持部が固定され内側
板の外側に配設される外側板と、を備え、内側板が底板
の両側に側板を連設してコ字状の開形状を持つように形
成され、外側板が底板の両側に側板を連設してコ字状の
開形状を持つと共に、内側板に対し十文字に交差し且つ
底板と底板を重ね合せるように配設され、内側板の側板
と外側板の側板の略中央部に折畳時に内側に入るヒンジ
部が設けられた構造の折畳コンテナを提案した。
40号公報において、矩形枠状の上枠と、上枠の相対向
する2辺部に上端の保持部が固定される内側板と、上枠
の相対向する他の2辺部に上端の保持部が固定され内側
板の外側に配設される外側板と、を備え、内側板が底板
の両側に側板を連設してコ字状の開形状を持つように形
成され、外側板が底板の両側に側板を連設してコ字状の
開形状を持つと共に、内側板に対し十文字に交差し且つ
底板と底板を重ね合せるように配設され、内側板の側板
と外側板の側板の略中央部に折畳時に内側に入るヒンジ
部が設けられた構造の折畳コンテナを提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この折畳コンテナは、
内側板を、その側板の中央のヒンジ部を内側に曲げ入れ
るようにして折畳み、外側板を、同様に、その側板の中
央のヒンジ部を内側に曲げ入れるようにして折畳み、そ
れを上枠内に入れて、容易に折畳み状態となり、また、
容易に二重底を持つコンテナを組立てることができるも
のの、各側板が1枚で構成されるため、重量物を入れた
コンテナを重ね合せるなどして、大きな荷重がかかった
場合、側板が湾曲して潰れやすく、また、内側板の底板
がずれて動きやすいなど、強度的な問題が生じていた。
内側板を、その側板の中央のヒンジ部を内側に曲げ入れ
るようにして折畳み、外側板を、同様に、その側板の中
央のヒンジ部を内側に曲げ入れるようにして折畳み、そ
れを上枠内に入れて、容易に折畳み状態となり、また、
容易に二重底を持つコンテナを組立てることができるも
のの、各側板が1枚で構成されるため、重量物を入れた
コンテナを重ね合せるなどして、大きな荷重がかかった
場合、側板が湾曲して潰れやすく、また、内側板の底板
がずれて動きやすいなど、強度的な問題が生じていた。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、充分な強度を有すると共に、容易に折畳と組立て操
作を行うことができる折畳コンテナを提供することを目
的とする。
で、充分な強度を有すると共に、容易に折畳と組立て操
作を行うことができる折畳コンテナを提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の折畳コンテナは、矩形枠状の上枠と、上枠
の相対向する2辺部に上端の保持部が固定される内側板
と、上枠の相対向する他の2辺部に上端の保持部が固定
され内側板の外側に配設される外側板と、を備え、少な
くとも外側板は底板の両側に側板を連設してコ字状の開
形状を持つように形成され、外側板の側板の略中央部に
折畳時に内側に入るヒンジ部が設けられ、外側板の側板
をくの字状折り畳む折畳コンテナにおいて、外側板の側
板の内側に補助側板がその上部に設けたヒンジ部を介し
て開閉可能に設けられたことを特徴とする。
に、本発明の折畳コンテナは、矩形枠状の上枠と、上枠
の相対向する2辺部に上端の保持部が固定される内側板
と、上枠の相対向する他の2辺部に上端の保持部が固定
され内側板の外側に配設される外側板と、を備え、少な
くとも外側板は底板の両側に側板を連設してコ字状の開
形状を持つように形成され、外側板の側板の略中央部に
折畳時に内側に入るヒンジ部が設けられ、外側板の側板
をくの字状折り畳む折畳コンテナにおいて、外側板の側
板の内側に補助側板がその上部に設けたヒンジ部を介し
て開閉可能に設けられたことを特徴とする。
【0006】
【作用・効果】このように構成された折畳コンテナで
は、折畳む場合、先ず、内側板を上枠内に曲げ入れるよ
うにして折畳み、次に、両側の補助側板を内側に曲げ入
れると共に、外側板をその側板の中央のヒンジ部を内側
に曲げ入れてくの字状に折畳み、これによって、外側板
の底板を上枠の直下に位置させ、コンテナは折畳み状態
となる。
は、折畳む場合、先ず、内側板を上枠内に曲げ入れるよ
うにして折畳み、次に、両側の補助側板を内側に曲げ入
れると共に、外側板をその側板の中央のヒンジ部を内側
に曲げ入れてくの字状に折畳み、これによって、外側板
の底板を上枠の直下に位置させ、コンテナは折畳み状態
となる。
【0007】一方、コンテナを折畳状態から組立る場
合、折畳時とは反対に、先ず、外側板の底板を引き下
げ、ヒンジ部を開くようにして両側の側板を平坦な形状
にし、外側板をコ字状に開くと共に、両側の補助側板を
外側板の側板にそわせるように下側に開く。次に、内側
板を、上枠内から下に開く。
合、折畳時とは反対に、先ず、外側板の底板を引き下
げ、ヒンジ部を開くようにして両側の側板を平坦な形状
にし、外側板をコ字状に開くと共に、両側の補助側板を
外側板の側板にそわせるように下側に開く。次に、内側
板を、上枠内から下に開く。
【0008】この状態で、両側の補助側板が外側板の側
板の内側に沿って並立するため、二重構造の側板とな
り、高い強度のコンテナが組立てられる。また、外側板
のヒンジ部が、補助側板の内側に配置されることになる
ため、開閉時にヒンジ部で手を詰める恐れはなくなる。
板の内側に沿って並立するため、二重構造の側板とな
り、高い強度のコンテナが組立てられる。また、外側板
のヒンジ部が、補助側板の内側に配置されることになる
ため、開閉時にヒンジ部で手を詰める恐れはなくなる。
【0009】さらに、上枠を段ボールで形成し、段ボー
ルの切断端面を内側に折り込むようにすれば、成形品に
比べ安価に製造することができ、また、段ボールの切口
が露出しないため、外観が良好で、水分等の侵入による
段ボールの劣化を防止することができる。
ルの切断端面を内側に折り込むようにすれば、成形品に
比べ安価に製造することができ、また、段ボールの切口
が露出しないため、外観が良好で、水分等の侵入による
段ボールの劣化を防止することができる。
【0010】さらに、補助側板を外側板の保持部の延設
部分を内側に折り込んで形成する構造とすれば、外側板
と補助側板を一体で形成することができ、製造を容易に
行うことができる。
部分を内側に折り込んで形成する構造とすれば、外側板
と補助側板を一体で形成することができ、製造を容易に
行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0012】図1は折畳コンテナの組み立て状態の部分
斜視図を、図2、図3は折り畳み時の断面図を示してい
る。1はコンテナの上枠であり、全体の平面形状が矩形
の枠状に形成される。上枠1は、内枠1aと外枠1bと
からなり、内枠1aと外枠1bは帯状の段ボール(紙又
プラスチック製)を二重に折り畳み、矩形に曲折して形
成される。外枠1bの内側に内枠1aが嵌着されるが、
この内枠1aの上方には、複数のコンテナを積み重ねた
際に後述の下枠を嵌入するための凹部1cが全周にわた
って水平に形成される。また、外枠1bの下部が内枠1
aの下側に曲折されて接着され、上枠1の底部1dを形
成する。
斜視図を、図2、図3は折り畳み時の断面図を示してい
る。1はコンテナの上枠であり、全体の平面形状が矩形
の枠状に形成される。上枠1は、内枠1aと外枠1bと
からなり、内枠1aと外枠1bは帯状の段ボール(紙又
プラスチック製)を二重に折り畳み、矩形に曲折して形
成される。外枠1bの内側に内枠1aが嵌着されるが、
この内枠1aの上方には、複数のコンテナを積み重ねた
際に後述の下枠を嵌入するための凹部1cが全周にわた
って水平に形成される。また、外枠1bの下部が内枠1
aの下側に曲折されて接着され、上枠1の底部1dを形
成する。
【0013】内枠1aと外枠1bとからなる上枠1は、
内側板2、外側板3の上部の保持部2a,3aの外側を
囲うように、接着剤により或は鋲7により固定される。
内側板2、外側板3の上部の保持部2a,3aの外側を
囲うように、接着剤により或は鋲7により固定される。
【0014】内側板2は、紙又はプラスチック製の段ボ
ールにより略コ字状に折り曲げて形成される。この内側
板2は、上枠1の内枠1aに差し込む保持部2aと、保
持部2aに続く側板2bと、側板2bに続く底板2cと
から構成され、各部分は、繰り返し折り曲げ可能なヒン
ジ部2d,2eを介して一体的に形成される。
ールにより略コ字状に折り曲げて形成される。この内側
板2は、上枠1の内枠1aに差し込む保持部2aと、保
持部2aに続く側板2bと、側板2bに続く底板2cと
から構成され、各部分は、繰り返し折り曲げ可能なヒン
ジ部2d,2eを介して一体的に形成される。
【0015】さらに、内側板2の両保持部2aの上部の
延設部が下側(内側)に折り返されて内補助側板4が設
けられる。この内補助側板4は、上部に設けたヒンジ部
4aを介してコンテナの内側に開閉可能に配設され、コ
ンテナ組立時には内側板2の側板2bの内側に沿って並
立する。また、折り畳み時には、内補助側板4はヒンジ
部4aを介して内側に略水平位置まで閉じ、内側板2
は、側板2bの中央に設けた水平なヒンジ部2dとその
上のヒンジ部2eを介して、ヒンジ部2dを内側に入れ
るように折畳み可能である。
延設部が下側(内側)に折り返されて内補助側板4が設
けられる。この内補助側板4は、上部に設けたヒンジ部
4aを介してコンテナの内側に開閉可能に配設され、コ
ンテナ組立時には内側板2の側板2bの内側に沿って並
立する。また、折り畳み時には、内補助側板4はヒンジ
部4aを介して内側に略水平位置まで閉じ、内側板2
は、側板2bの中央に設けた水平なヒンジ部2dとその
上のヒンジ部2eを介して、ヒンジ部2dを内側に入れ
るように折畳み可能である。
【0016】外側板3は、内側板2と同様に、紙又はプ
ラスチック製の段ボールにより略コ字状に折り曲げて形
成される。この外側板3は、上枠1の内枠1aに差し込
む保持部3aと、保持部3aに続く側板3bと、側板3
bに続く底板3cとから構成され、各部分は、繰り返し
折り曲げ可能なヒンジ部3d,3eを介して一体的に形
成される。
ラスチック製の段ボールにより略コ字状に折り曲げて形
成される。この外側板3は、上枠1の内枠1aに差し込
む保持部3aと、保持部3aに続く側板3bと、側板3
bに続く底板3cとから構成され、各部分は、繰り返し
折り曲げ可能なヒンジ部3d,3eを介して一体的に形
成される。
【0017】さらに、外側板3の両保持部3aの上部の
延設部が下側(内側)に折り返されて外補助側板5が設
けられる。この外補助側板5は、上部に設けたヒンジ部
5aを介してコンテナの内側に開閉可能に配設され、コ
ンテナ組立時には外側板3の側板3bの内側に沿って並
立する。また、折り畳み時には、内補助側板4はヒンジ
部4aを介して内側に略水平位置まで閉じ、外側板3
は、側板3bの中央に設けた水平なヒンジ部3dとその
上のヒンジ部3eを介して、ヒンジ部3dを内側に入れ
るように折畳み可能である。
延設部が下側(内側)に折り返されて外補助側板5が設
けられる。この外補助側板5は、上部に設けたヒンジ部
5aを介してコンテナの内側に開閉可能に配設され、コ
ンテナ組立時には外側板3の側板3bの内側に沿って並
立する。また、折り畳み時には、内補助側板4はヒンジ
部4aを介して内側に略水平位置まで閉じ、外側板3
は、側板3bの中央に設けた水平なヒンジ部3dとその
上のヒンジ部3eを介して、ヒンジ部3dを内側に入れ
るように折畳み可能である。
【0018】このように、内側板2と外側板3は、上枠
1の相対向する各々の2辺に、その保持部2a,3aを
固定して取付けられ、コ字状の内側板2と外側板3は十
文字に交差するように配設され、各底板2c,3cにお
いて独立した二重底を形成する。また、コンテナの側部
は、両側の外補助側板5が外側板3の側板3bの内側に
沿って立ち、また、両側の内補助側板4が内側板2の側
板2bの内側に沿って立つため、二重構造を形成する。
1の相対向する各々の2辺に、その保持部2a,3aを
固定して取付けられ、コ字状の内側板2と外側板3は十
文字に交差するように配設され、各底板2c,3cにお
いて独立した二重底を形成する。また、コンテナの側部
は、両側の外補助側板5が外側板3の側板3bの内側に
沿って立ち、また、両側の内補助側板4が内側板2の側
板2bの内側に沿って立つため、二重構造を形成する。
【0019】さらに、外側板3の底部には下枠6が取付
けられる。下枠6は、上記と同様な段ボールにより、矩
形枠状の水平底部6aの4辺部を内側に折り曲げるよう
にして形成され、その水平底部6aの上面が外側板3の
底板3cの下面に接着されて取付けられる。
けられる。下枠6は、上記と同様な段ボールにより、矩
形枠状の水平底部6aの4辺部を内側に折り曲げるよう
にして形成され、その水平底部6aの上面が外側板3の
底板3cの下面に接着されて取付けられる。
【0020】上記構成の折畳コンテナを折畳む場合、図
2に示すように、先ず、両側の内補助側板4をヒンジ部
4aを介して内側に折り曲げ、さらに、内側板2を、そ
の側板2bの中央のヒンジ部2dを内側に曲げ入れるよ
うにして折畳み、それを上枠1内に入れる。
2に示すように、先ず、両側の内補助側板4をヒンジ部
4aを介して内側に折り曲げ、さらに、内側板2を、そ
の側板2bの中央のヒンジ部2dを内側に曲げ入れるよ
うにして折畳み、それを上枠1内に入れる。
【0021】次に、図3に示すように、両側の外補助側
板5をヒンジ部5aを介して内側に折り曲げ、外側板3
を、その側板3bの中央のヒンジ部3dを内側に曲げ入
れるようにして折畳みながら、下枠6と上枠1を近づ
け、外側板3の側板3bを下枠6内に収納する。これ
で、コンテナは、上枠1と下枠6のみの厚さを持つ状態
に折り畳まれる。
板5をヒンジ部5aを介して内側に折り曲げ、外側板3
を、その側板3bの中央のヒンジ部3dを内側に曲げ入
れるようにして折畳みながら、下枠6と上枠1を近づ
け、外側板3の側板3bを下枠6内に収納する。これ
で、コンテナは、上枠1と下枠6のみの厚さを持つ状態
に折り畳まれる。
【0022】一方、コンテナを折畳状態から組立る場
合、折畳時とは反対に、先ず、下枠6を上枠1から離す
ように引き下げると共に、両側の外補助側板5を下側に
開きながら、外側板3を、ヒンジ部3dから開くように
して両側の側板3bを平坦な形状にし、コ字状に開き、
外補助側板5を側板3bに沿って並立させる。
合、折畳時とは反対に、先ず、下枠6を上枠1から離す
ように引き下げると共に、両側の外補助側板5を下側に
開きながら、外側板3を、ヒンジ部3dから開くように
して両側の側板3bを平坦な形状にし、コ字状に開き、
外補助側板5を側板3bに沿って並立させる。
【0023】次に、同様に、両側の内補助側板4を下側
に開きながら、内側板2を、上枠1内から引き下げ、そ
の両ヒンジ部2dを開くようにして、両側の側板2bを
平坦にすると共に、内補助側板4を側板2bに沿って並
立させる。この状態で、側板2bと内補助側板4が、側
板3bと外補助側板5が各々重ね合せられて二重構造と
なり、内側板2の底板2cが外側板3の底板3cに重ね
られ、二重構造となる。また、内補助側板4と内側板2
の側板2bの両側端部は、外側板3の側板3bの内側に
挟まれる状態となり、隙間のない強固な箱が簡単に形成
される。
に開きながら、内側板2を、上枠1内から引き下げ、そ
の両ヒンジ部2dを開くようにして、両側の側板2bを
平坦にすると共に、内補助側板4を側板2bに沿って並
立させる。この状態で、側板2bと内補助側板4が、側
板3bと外補助側板5が各々重ね合せられて二重構造と
なり、内側板2の底板2cが外側板3の底板3cに重ね
られ、二重構造となる。また、内補助側板4と内側板2
の側板2bの両側端部は、外側板3の側板3bの内側に
挟まれる状態となり、隙間のない強固な箱が簡単に形成
される。
【0024】このように、両側の外補助側板5が外側板
の側板3bの内側に沿って並立し、また、両側の内補助
側板4が内側板の側板2bの内側に沿って並立するた
め、二重構造の側部となり、さらに、内側板2と外側板
3の底板2c,3cによって二重底が形成されるため、
重量物を入れたコンテナを積み重ねた場合でも、側板2
b、3bが潰れる恐れは少なくなる。また、内側板2と
外側板3のヒンジ部2d,3dが、内補助側板4と外補
助側板5の内側に位置することになるため、組み立て時
などに、段ボールの一部をカットしたヒンジに手を挟ま
れる恐れはなくなくなる。
の側板3bの内側に沿って並立し、また、両側の内補助
側板4が内側板の側板2bの内側に沿って並立するた
め、二重構造の側部となり、さらに、内側板2と外側板
3の底板2c,3cによって二重底が形成されるため、
重量物を入れたコンテナを積み重ねた場合でも、側板2
b、3bが潰れる恐れは少なくなる。また、内側板2と
外側板3のヒンジ部2d,3dが、内補助側板4と外補
助側板5の内側に位置することになるため、組み立て時
などに、段ボールの一部をカットしたヒンジに手を挟ま
れる恐れはなくなくなる。
【0025】さらに、組立てられたコンテナ及び折り畳
まれたコンテナは、その下枠6が上枠1の凹部1c内に
嵌め込み可能に形成されるため、両状態のコンテナを容
易に安定して積み重ねることができる。
まれたコンテナは、その下枠6が上枠1の凹部1c内に
嵌め込み可能に形成されるため、両状態のコンテナを容
易に安定して積み重ねることができる。
【0026】なお、上枠1の内枠1aの内側に内側板2
の保持部を接着する際、その接着面積が不足する場合に
は、図5に示すように、内側板2の保持部2aと側板2
bを切り離し、保持部2aを内枠1aの内側全体に接着
し、且つ側板2bの上部と内補助側板4を接着する構造
とすれば、接着面積が不足することはない。
の保持部を接着する際、その接着面積が不足する場合に
は、図5に示すように、内側板2の保持部2aと側板2
bを切り離し、保持部2aを内枠1aの内側全体に接着
し、且つ側板2bの上部と内補助側板4を接着する構造
とすれば、接着面積が不足することはない。
【0027】さらに、上記実施例では、底板の両側に側
板を連設してコ字状の開形状を持ち側板がくの字状に折
り畳まれる内側板2と、同様な構造の外側板3を設けた
折畳コンテナについて説明したが、内側板2を、くの字
状ではなく平板状の側板のみから形成し、組立時には、
その側板の下部を下枠の一部に嵌合固定する構造とする
こともできる。この場合には、くの字状に折り畳まれる
外側板の側板の内側に、補助側板を配設する構造とすれ
ばよい。また、下枠は外側板の底板の一部に枠部を形成
してこれに代えることもできる。
板を連設してコ字状の開形状を持ち側板がくの字状に折
り畳まれる内側板2と、同様な構造の外側板3を設けた
折畳コンテナについて説明したが、内側板2を、くの字
状ではなく平板状の側板のみから形成し、組立時には、
その側板の下部を下枠の一部に嵌合固定する構造とする
こともできる。この場合には、くの字状に折り畳まれる
外側板の側板の内側に、補助側板を配設する構造とすれ
ばよい。また、下枠は外側板の底板の一部に枠部を形成
してこれに代えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す折畳コンテナの組立状
態の部分斜視図である。
態の部分斜視図である。
【図2】折畳み状態の断面図である。
【図3】折畳み状態の断面図である。
【図4】折畳み完了状態の部分斜視図である。
【図5】他の実施例の上枠部分の部分断面図である。
1−上枠、 2−内側板、2a−保持部、2b−側板、2c−底板、
2d−ヒンジ部 3−外側板、3a−保持部、3b−側板、3c−底板、
3d−ヒンジ部 4−内補助側板 5−外補助側板 6−下枠
2d−ヒンジ部 3−外側板、3a−保持部、3b−側板、3c−底板、
3d−ヒンジ部 4−内補助側板 5−外補助側板 6−下枠
Claims (3)
- 【請求項1】 矩形枠状の上枠と、該上枠の相対向する
2辺部に上端の保持部が固定される内側板と、該上枠の
相対向する他の2辺部に上端の保持部が固定され該内側
板の外側に配設される外側板と、を備え、少なくとも該
外側板は底板の両側に側板を連設してコ字状の開形状を
持つように形成され、該外側板の側板の略中央部に折畳
時に内側に入るヒンジ部が設けられ、該外側板の側板を
くの字状折り畳む折畳コンテナにおいて、 該外側板の側板の内側に補助側板がその上部に設けたヒ
ンジ部を介して開閉可能に設けられたことを特徴とする
折畳コンテナ。 - 【請求項2】 前記上枠が段ボールを使用して該段ボー
ルの切断端面を内側に折り込むようにして形成されたこ
とを特徴とする請求項1記載の折畳コンテナ。 - 【請求項3】 前記補助側板が前記外側板の保持部の延
設部分を内側に折り込んで形成されたことを特徴とする
請求項1記載の折畳コンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4336196A JPH09226758A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 折畳コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4336196A JPH09226758A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 折畳コンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09226758A true JPH09226758A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=12661727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4336196A Pending JPH09226758A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 折畳コンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09226758A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10297630A (ja) * | 1997-04-25 | 1998-11-10 | Tokan Kogyo Co Ltd | 折畳み式収納箱 |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP4336196A patent/JPH09226758A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10297630A (ja) * | 1997-04-25 | 1998-11-10 | Tokan Kogyo Co Ltd | 折畳み式収納箱 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050512 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050517 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051004 |