JP4170790B2 - 蓋付きカートン - Google Patents

蓋付きカートン Download PDF

Info

Publication number
JP4170790B2
JP4170790B2 JP2003042494A JP2003042494A JP4170790B2 JP 4170790 B2 JP4170790 B2 JP 4170790B2 JP 2003042494 A JP2003042494 A JP 2003042494A JP 2003042494 A JP2003042494 A JP 2003042494A JP 4170790 B2 JP4170790 B2 JP 4170790B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
plate
carton
line
front plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003042494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004250054A (ja
Inventor
正保 林
有二 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2003042494A priority Critical patent/JP4170790B2/ja
Publication of JP2004250054A publication Critical patent/JP2004250054A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4170790B2 publication Critical patent/JP4170790B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粒状物、粉末などを収容する、一つのブランクから組み立てられ、バージン性を有するとともに、開口部を強化した蓋付きカートンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、粒状物、粉末などを収容する蓋付きカートンとしては、図13に示すような、開口部を強化するために、それぞれの上辺に連設した折込み片をそれぞれの裏面の上縁部に折り返して貼られた前板、両側板、後板、そして底板からなる上方を開放した略直方体状のカートン本体部と、蓋体部前板、蓋体部両側板、蓋体部後板、蓋体部天板、そして蓋体部後板下辺に折れ線を介して連設した連結片からなる下方を開放した偏平な略直方体状の蓋体部とを、カートン本体部の後板上部に蓋体部の連結片を貼着して連結した蓋付きカートンが一般に用いられている。また、開封後の再封性を有する蓋付きカートンとしては、種々の形状が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−77106号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図13に示す従来の蓋付きカートンについては、開閉式ではあるが、バージン性がなく、再封性も不充分であり、また、他の例の従来の蓋付きカートンについても、再封性は有するがバージン性がなく、いずれの場合も、バージン性を持たせるためにシール貼り等をする必要があるという問題がある。また、開口部を強化するために、それぞれの上辺に連設した折り込み片をそれぞれの裏面の上縁部に折り返して貼り合わせた形状としているが、特にカートン本体の前板の上縁部を強化することが、内容物を充填した蓋付きカートンを保持した時に開口部の変形を少なくするために重要であり、そのためには全体として厚い板紙を使用する必要があり、コストが高くなるという問題がある。さらに、カートン本体部と蓋体部をそれぞれ別々のブランクから組み立てた後、連結するという製造工程であり、加工工数が多くなるという問題もある。
【0005】
本発明は、粒状物、粉末などを収容し、開封が容易にでき、バージン性を有し、そして、開口部、特にカートン本体部の前板の上縁部の補強ができ、かつ、一つのブランクから組み立てることができる蓋付きカートンを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための請求項1に記載の発明は、前板、両側板、後板、および底板からなるカートン本体部と、蓋前板、蓋両側板、および蓋天板からなる蓋体部を、前記後板の上辺に折れ線を介して蓋板天板を連接し、開口を形成する前記前板、前記両側板の上辺に前板補強片、両側板補強片を連設し、前記蓋体部の前記蓋前板に折れ線を介して蓋折り返し板を連設した一つのブランクを組み立ててなる前記折れ線をヒンジとして開閉自在とした蓋付きカートンであって、前記前板補強片、前記両側板補強片をそれぞれ前記前板、前記両側板の裏面側に折り返して貼り合わせて上縁部を二重にして補強し、該蓋折り返し板を前記蓋前板の裏面側に折り返し、前記蓋折り返し板の少なくとも一部を前記カートン本体部の前記前板の上縁部に貼り合わせ、前記カートン本体部に前記蓋体部を被せて、開封時に、前記蓋折り返し板の少なくとも一部を前記前板に貼り合わせた状態で残して、開封することが可能で、かつ、前記前板を補強した形状としたことを特徴とする蓋付きカートンである。
【0007】
以上のような構成にすることにより、前板、両側板、後板、および底板からなるカートン本体部と、蓋前板、蓋両側板、および蓋天板からなる蓋体部を、前記後板の上辺に折れ線を介して蓋板天板を連接した一つのブランクを組み立ててなる前記折れ線をヒンジとして開閉自在とした蓋付きカートンであって、バージン性を有し、カートン本体部から蓋体部を容易に開封することができ、かつ、開封した後に、蓋体部の蓋前板に連設した蓋折り返し板の少なくとも一部をカートン本体部の前板の上縁部に貼り合わせた状態で残すことによって、カートン本体部の開口部の前板の上縁部の補強ができ、また、一つのブランクから組み立てることができることによって、加工工程が容易な蓋付きカートンを得ることができる。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の蓋付きカートンにおいて、前記折れ線を切り取り可能な折れ線とし、開封時に、前記蓋折り返し板を前記前板に貼り合わせた状態で残して、前記蓋前板を前記蓋折り返し板から引き離すことが可能な形状としたことを特徴とするものである。
【0009】
このような構成にすることにより、蓋前板を蓋折り返し板から引き離すことができ、かつ、開封した後に、蓋折り返し板をカートン本体部の前板の上縁部に貼り合わせた状態で残すことによって、カートン本体部の開口部の前板の上縁部の補強ができる蓋付きカートンを得ることできる。
【0010】
また、請求項3および4に記載の発明は、請求項1に記載の蓋付きカートンにおいて、前記折り返し板に前記折れ線と平行に切断線を設け、前記蓋前板の裏面側に折り返した前記蓋折り返し板の前記切断線より内側部分を前記蓋前板の裏面に貼り合わせ、前記蓋折り返し板の前記切断線より外側部分を前記カートン本体部の前記前板の上縁部に貼り合わせ、開封時に、前記外側部分を前記前板に貼り合わせた状態で残して、前記蓋折り返し板の前記内側部分を前記切断線により前記外側部分から引き離すことが可能な形状としたことを特徴とし、また、前記切断線の中央部分を罫線部とし、該罫線部の両側の部分の切れ目部とし、前記罫線部から内側(蓋前板側)に切れ線により係止片を設けたことを特徴とするものである。
【0011】
このような構成にすることにより、蓋折り返し板を切断線により内側部分と外側部分とに引き離すことにより、蓋体部をカートン本体部から開封することができ、かつ、開封した後に、蓋折り返し板の一部をカートン本体部の前板の上縁部に貼り合わせた状態で残すことによって、カートン本体部の開口部の前板の上縁部の補強ができ、さらに、切断線から内側に設けた係止片により再封が可能な蓋付きカートンを得ることできる。
【0012】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の蓋付きカートンにおいて、前記折れ線の中央部を切れ目部とし、前記折り返し板に前記折れ線と平行に切断線を設け、該切断線の中央部分を罫線部とし、該罫線部の両側の部分を切れ目部とし、それぞれの切れ目部の内側の端部から斜め内側方向に前記罫線部分と分岐して斜め切断線を前記折れ線まで延設し、前記折れ線の前記切れ目部の両端と繋げており、前記蓋前板の裏面側に折り返した前記蓋折り返し板の前記切断線より外側部分を前記カートン本体部の前記前板の上縁部に貼り合わせ、開封時に、前記前記蓋折り返し板の前記切断線および前記斜め切断線より外側部分を前記前板に貼り合わせた状態で残して、前記蓋折り返し板の前記切断線および前記斜め切断線より内側部分を前記外側部分から引き離すことが可能な形状としたことを特徴とするものである。
【0013】
このような構成にすることにより、蓋折り返し板を切断線および斜め切断線により引き離すことにより、蓋体部をカートン本体部から開封することができ、かつ、開封した後に、蓋折り返し板の一部をカートン本体部の前板の上縁部に貼り合わせた状態で残すことによって、カートン本体部の開口部の前板の上縁部の補強ができ、さらに、切断線と斜め切断線により切断された蓋折り返し板の両側の部分が係止片となり再封が可能な蓋付きカートンを得ることできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照にしながら、本発明の蓋付きカートンの実施の形態について、さらに詳しく説明する。なお、説明を簡単にするため、各図の対応する部位には同じ符号を付している。
【0015】
まず、本発明の蓋付きカートンの第一の実施の形態について実施例をあげて説明する。図1は、本発明の蓋付きカートンの第一の実施の形態の一実施例を示す斜視図である。この蓋付きカートンAは、一つのブランクから組み立てることができ、カートン本体部10Aの後板13と、蓋体部20Aの蓋天板25とが折れ線rで連接されて一体となっている。図1−aは、蓋付きカートンAを前方から見た斜視図であり、図1−bは、蓋付きカートンAを後方から見た斜視図である。カートン本体部10Aは、前板11、側板12、後板13、側板14、および底板16を備えており、上方に開口を有している。また、開口を形成する前板11、側板12、側板14の上縁部を補強するために、それぞれの上辺に前板補強片11a、側板補強片12a(以上は図に示されていない)、側板補強片14a(図2に示す)を連設し、それらの補強片をそれぞれ前板11、側板12、側板14の裏面側に折り返して貼り合わせて上縁部を二重にして補強している。
【0016】
また、このカートン本体部10Aの開口部を閉じるために、蓋体部20Aがカートン本体部10Aに折れ線rで連接されている。蓋体部20Aは、閉じた際に、カートン本体部10Aの開口部上方に位置する蓋天板25と、カートン本体部10Aの前板11の上縁部を覆う蓋前板21と、蓋前板21に連設され蓋前板21の裏面側に折り返されてカートン本体部10Aの前板11の上縁部に貼り合わせられる蓋折り返し板26と、側板12、14の上縁部を覆う蓋側板22、24とを有している。従って、開封前の段階では、蓋体部20Aの蓋折り返し板26がカートン本体部10Aの前板11の上縁部に貼りあわされている。また、開封時には、図2に示すように、カートン本体部10Aに貼り合わされた蓋折り返し板26と蓋前板21とが折れ線qで切り離され、そして、蓋天板25と後板13の間の折れ線rをヒンジとして蓋体部20Aを開閉することができる。
【0017】
図3は、図2に示す蓋付きカートンAのブランクの展開図である。ブランクAaは、カートン本体部10Aの部分と蓋体部20Aの部分から構成されている。カートン本体部10Aの部分は、糊代片19、前板11、側板12、後板13、側板14を折れ線a、b、c、dを介して順次連設している。前板11では、下辺に折れ線eを介して底板15を連設し、上辺に折れ線iを介して前板補強片11aを連設し、側板12では、下辺に折れ線fを介して底折込み片16を連設し、上辺に折れ線jを介して側板補強片12aを連設し、後板13では、下辺に折れ線gを介して底下板17を連設し、側板14では、下辺に折れ線hを介して底折込み片18を連設し、上辺に折れ線lを介して側板補強片14aを連設している。
【0018】
蓋体部20Aの部分は、矩形の蓋天板25を中心にして、上辺に折れ線mを介して蓋前板21を連設し、左側辺に折れ線nを介して蓋側板22を連設し、右側辺に折れ線pを介して蓋側板24を連設している。そして、蓋前板21の上辺には、折れ線qを介して蓋折り返し板26を連設し、両側辺には、折れ線s、sを介して蓋折込み片28、28を連設している。この折れ線qは、開閉の際に、蓋折り返し板26と蓋前板21とを切り離しやすくするために、一般的な罫線ではなくL字形の不連続な切れ目を入れた形状としている。この折れ線qはL字形の切れ目以外にも、I字形の切れ目、半切れ、ミシン目等とすることができる。また、折れ線qの中央部には、蓋折り返し板26側に突出して切れ線による突起部Qを設けている。この突起部Qを設けることにより、突起部Qを摘んで両側方向の折れ線qの切れ目を引き裂いて、カートン本体部10Aの前板11の上縁部に貼り合わされた蓋折り返し板26から蓋前板21を引き離しやすくすることができる。また、この蓋折込み片28、28は、折れ線s、sで折り曲げ、蓋体部20Aを組み立てた際、それぞれ蓋側板22、24の裏側に接着される。
【0019】
そして、カートン本体部10Aの後板13の上辺で、蓋体部20Aの蓋天板25とを折れ線rで連接している。この折れ線rはヒンジ機能を有するように形成されるが、より折り曲げが容易なように、通常の罫線とは異なり、部分的にミシン目または半切れ等を入れた罫線等としてもよい。
【0020】
つぎに、上記のブランクAaから本発明の蓋付きカートンAを組み立てる方法を説明する。
【0021】
最初に、カートン本体部10Aを組み立てるが、図4−aに示すように、前板補強片11a、側板補強片12a、側板補強片14aをそれぞれ折れ線i、j、lで内側に折り曲げて、それぞれ前板11、側板12、側板14の裏面の上縁部に貼り合わせる。つぎに、図4−bに示すように、前板11、側板12、後板13、側板14をそれぞれ折れ線a、b、c、dで折り曲げて、側板14と糊代片19とを貼り合わせて、図4−cに示すように、カートン本体部10Aを四角柱状にする。さらに、底折り込み片16、18を折れ線f、hで直角に折り曲げ、そこに底下板17を折り曲げて、そして、底板15を折り曲げて、底下板17と底板15を貼り合わせることにより、図4−dに示すように、まず、上方を開放した開口部を有する四角柱形状のカートン本体部10Aを組み立てることができる。
【0022】
つぎに、このようにして組み立てたカートン本体部10Aに内容物を収納した後、図5−aに示すように、蓋体部20Aの蓋折り返し板26を折れ線qで蓋前板21裏面に折り返して、蓋天板25を折れ線rでカートン本体部10Aの開口部を被せるように折り曲げ、そして、図5−bに示すように、蓋前板21を折れ線mで内側に直角に折り曲げ、蓋折り返し板26をカートン本体部10Aの前板11の上縁部に貼り合わせる。ついで、図5−cに示すように、蓋折り込み片28、28を折れ線s、sでそれぞれ内側に直角に折り曲げる。さらに、蓋側板22、24を折れ線n、pで内側に直角に折り曲げ、蓋折り込み片28、28と貼り合わせることにより、図1に示すようなカートン本体部10Aに蓋体部20Aを被せた形状の本発明の蓋付きカートンAを組み立てることができる。
【0023】
実際に、本発明の蓋付きカートンAを開封する時には、図6に示すように、蓋体部20Aの蓋前板21の下辺に突出している突起部Qを摘み、蓋前板21をカートン本体部10Aの前板11の上縁部に貼り合わされた蓋折り返し板26から折れ線qに設けた切れ目で両側方向に引き裂くようにして引き離すことにより図2に示すように、開封することができる。そして、蓋折り返し板26はカートン本体部10Aの前板11の上縁部に貼り合わされた状態であり、カートン本体部10Aの開口部の前板11の上縁部を強化することができる。また、蓋体部20Aを開ける際、蓋天板25と後板23の間の折れ線rをヒンジとして蓋体部20Aが回転し、開閉可能となっている。
【0024】
つぎに、本発明の蓋付きカートンの第二の実施の形態について、実施例をあげて説明する。本発明の蓋付きカートンの第二の実施の形態の一実施例である蓋付きカートンBは、一つのブランクから組み立てることができ、バージン性およびカートン本体部の前板の上縁部を強化するという第一の実施の形態と同様の機能に加えて再封性を有していることが特徴であり、開封前の外観としては、図1に示している第一の実施の形態の一実施例である蓋付きカートンAと同様である。
【0025】
図7は、蓋付きカートンBの開封した状態を示す斜視図であり、カートン本体部10Bと蓋体部20Bとが、蓋折り返し板26に設けられた切断線uによって切り離される。そして、カートン本体部10Bに残された蓋折り返し板26の外側部分26bの中央部から突出する係止片Uにより、蓋体部20Bをカートン本体部10Bに被せた時に、確実に閉止され再封が可能となる。そして、蓋天板25と後板13の間の折れ線rをヒンジとして蓋体部20Bを開閉することができる。
【0026】
蓋付きカートンBをカートン本体部10Bと蓋体部20Bとに分けると、カートン本体部10Bは、第一の実施の形態の一実施例である蓋付きカートンAのカートン本体部10Aと同様であるが、蓋体部20Bは、第一の実施の形態の一実施例である蓋付きカートンAの蓋体部20Aと異なり、図8−aに示すように、蓋前板21には、折れ線qで連設された折り返し板26が蓋前板21の裏側に折り返され、図8−bに示すように、切断線uより内側の内側部分26a(斜線領域)が、蓋前板1の裏面に貼り合わされる。そして、前板11の上縁部に貼り合わされる部分は、蓋体部20Bの蓋折り返し板26に設けられた切断線uより外側の外側部分26bであり、この部分が接着剤等によりカートン本体部10Bの前板11の上縁部に貼り合わせて蓋体部20Bをカートン本体10B部に被せることができる。
【0027】
図9は、図7に示す蓋付きカートンBを構成するブランクの展開図である。ブランクBaは、カートン本体部10Bの部分と蓋体部20Bの部分から構成されている。カートン本体部10Bの部分は、図3に示す第一の実施の形態の一実施例である蓋付きカートンAのカートン本体部10Aと同様であるが、蓋体部20Bの部分は、蓋体部20Aとは異なっており、矩形の蓋天板25を中心にして、上辺に折れ線mを介して蓋前板21を連設し、左側辺に折れ線nを介して蓋側板22を連設し、右側辺に折れ線pを介して蓋側板24を連設している。そして、蓋前板21の上辺には、折れ線qを介して蓋折り返し板26を連設し、両側辺には、折れ線s、sを介して蓋折込み片28、28を連設している。さらに、その蓋折り返し板26の略中央部には、折れ線qに平行に切断線uを設け、その切断線uは中央部分の罫線部u1とその両側の部分の切れ目部u2、u2とからなり、罫線部u1からは内側(蓋前板21側)に切れ線u3により係止片Uが設けられている。この蓋折り返し板26の外側部分26bはカートン本体部10Bの前板11の上縁部に貼り合わされ、係止片Uを除く内側部分26aは蓋前板21の上縁部の裏面に貼り合わされる。また、蓋折込み片28、28は、折れ線s、sで折り曲げ、蓋体部20Bを組み立てた際、それぞれ蓋側板22、24の裏側に接着される。
【0028】
この切断線uの切れ目部u2は、開封時に、蓋折り返し板26の内側部分26aと外側部分26bとを切り離しやすくするために、本実施例では、I字形の不連続な切れ目を入れた形状としているが、他にも、L字形、Y字形の不連続な切れ目、半切れなどとすることもできる。
【0029】
つぎに、上記のブランクBaから本発明の蓋付きカートンBを組み立てる方法は、ほぼ第一の実施の形態の蓋付きカートンAの場合と同様に組み立てるが、カートン本体部10Bに内容物を収納した後、蓋体部20Bの組み立てにおいて、蓋折り返し板26を折れ線qで蓋前板21の裏面側に折り返し、その蓋折り返し板26の切断線uにより分けられた係止片Uの部分を除いた内側部分26aを蓋前板21の裏面に貼り合わせる。つぎに、蓋天板25を折れ線rでカートン本体部10Bの開口部を被せるように折り曲げ、そして、蓋前板21を折れ線mで内側に直角に折り曲げ、蓋折り返し板26の外側部分26bをカートン本体部10Bの前板11の上縁部に貼り合わせる。ついで、蓋折り込み片28、28を折れ線s、sでそれぞれ内側に直角に折り曲げる。さらに、蓋側板22、24を折れ線n、pで内側に直角に折り曲げ、蓋折り込み片28、28と貼り合わせることにより、図7に示すような本発明の蓋付きカートンBを組み立てることができる。
【0030】
実際に、本発明の蓋付きカートンBを開封する時には、蓋体部20Bの蓋前板21を上方に引き上げることにより、蓋折り返し板26がカートン本体部10Bの前板11に貼り合わされた外側部分26bと蓋体部20Bの蓋前板21の裏面に貼り合わされた内側部分26aとが切断線uで引き離され開封することができる。そして、蓋折り返し板26の外側部分26bはカートン本体部10Bの前板11の上縁部に貼り合わされた状態であり、カートン本体部10Bの開口部の前板11の上縁部を強化することができる。そして、カートン本体部10Bに残された蓋折り返し板26の外側部分26bの中央部から突出する係止片Uにより、蓋体部20Bをカートン本体部10Bに被せた時に、確実に蓋体部20Bが閉止され再封が可能となる。そして、蓋天板25と後板13の間の折れ線rをヒンジとして蓋体部20Aを開閉することができる。
【0031】
つぎに、本発明の蓋付きカートンの第三の実施の形態について、実施例をあげて説明する。本発明の第三の実施の形態の一実施例である蓋付きカートンCは、第二の実施の形態の一実施例である蓋付きカートンBと同様に、一つのブランクから組み立てることができ、バージン性、カートン本体部の前板の上縁部を強化するという機能および再封性を有していることに加えて開封性が良好であるという特徴であり、外観としては、図1に示している第一の実施の形態の一実施例である蓋付きカートンAと同様である。
【0032】
図10は、蓋付きカートンCの開封した状態を示す斜視図であり、蓋折り返し板26が蓋前板21から、折れ線qと切断線wと斜め切断線v(以上は図11、12に示す)によって切り離される。そして、蓋前板21の両側部に突出した係止片V、Vにより、蓋体部20Cをカートン本体部10Cに被せた時に、確実に閉止され再封が可能となる。そして、蓋天板25と後板13の間の折れ線rをヒンジとして蓋体部20Cを開閉することができる。
【0033】
蓋付きカートンCをカートン本体部10Cと蓋体部20Cとに分けると、カートン本体部10Cは、第一の実施の形態の一実施例である蓋付きカートンAのカートン本体部10Aと同様であるが、蓋体部20Cは、第一の実施の形態の一実施例である蓋付きカートンAの蓋体部20Aと異なり、図11−a、bに示すように、蓋前板21には、折れ線qで連設された折り返し板26が蓋前板21の裏面側に折り返される。そして、前板11の上縁部に貼り合わされる部分は、蓋体部20Bの蓋折り返し板26に設けられた切断線wより外側の外側部分26b(図11−bでの斜線領域)であり、この部分が接着剤等によりカートン本体部10Bの前板11の上縁部に貼り合わせて蓋体部20Bをカートン本体10B部に被せることができる。
【0034】
図12は、図10に示す蓋付きカートンCを構成するブランクの展開図である。ブランクCaは、カートン本体部10Cの部分と蓋体部20Cの部分から構成されている。カートン本体部10Cの部分は、図3に示す第一の実施の形態の一実施例である蓋付きカートンAのカートン本体部10Aと同様であるが、蓋体部20Cの部分は、蓋体部20Aとは異なっており、矩形の蓋天板25を中心にして、上辺に折れ線mを介して蓋前板21を連設し、左側辺に折れ線nを介して蓋側板22を連設し、右側辺に折れ線pを介して蓋側板24を連設している。そして、蓋前板21の上辺には、折れ線qを介して蓋折り返し板26を連設し、両側辺には、折れ線s、sを介して蓋折込み片28、28を連設している。この蓋折込み片28、28は、折れ線s、sで折り曲げ、蓋体部20Cを組み立てた際、それぞれ蓋側板22、24の裏側に接着される。さらに、その折れ線qの中央部には切れ目部q1を設け、その切れ目部q1には、折り返し板26の外側部26b側に切れ線による突起部Qを設けている。また、蓋折り返し板26には、折れ線qに平行に切断線wを設け、その切断線wは中央部分を罫線部w1とし、その両側の部分を切れ目部w2、w2としており、両側の切れ目部w2、w2の内側の端部からはそれぞれ斜め内側方向に罫線部分w1と分岐して斜め切断線v、vを折れ線qまで延設し、折れ線qの中央部分の切れ目部q1の両端と繋がっている。この蓋折り返し板26の外側部分26bはカートン本体部10Bの前板11の上縁部に貼り合わされる。この時、折れ線qの切れ目部q1の長さは切断線wの罫線部w1の長さより短く設定する。
【0035】
この折れ線wの切断部w2と斜め切断線v、vは、開封時に、蓋折り返し板26の外側部分26bと内側部分26aとを切り離しやすくするために、本実施例では、一般的な罫線ではなくI字形の不連続な切れ目を入れた形状としているが、他にも、L字形、Y字形の不連続な切れ目、半切れなどとすることもできる。
【0036】
そして、蓋天板25と後板13の間の折れ線rをヒンジとして蓋体部20Cを開閉することができる。この折れ線rはヒンジ機能を有するように形成されるが、より折り曲げが容易なように、通常の罫線とは異なり、部分的にミシン目または半切れ等を入れた罫線等としてもよい。
【0037】
つぎに、上記のブランクCaから本発明の蓋付きカートンCを組み立てる方法は、ほぼ第一の実施の形態の蓋付きカートンAの場合と同様に組み立てるが、カートン本体部10Cに内容物を収納した後、蓋体部20Cの組み立てにおいて、蓋折り返し板26を折れ線qで蓋前板21の裏面側に折り返し、蓋天板25を折れ線rでカートン本体部10Bの開口部を被せるように折り曲げ、そして、蓋前板21を折れ線mで内側に直角に折り曲げ、蓋折り返し板26の外側部分26bをカートン本体部10Bの前板11の上縁部に貼り合わせる。ついで、蓋折り込み片28、28を折れ線s、sでそれぞれ内側に直角に折り曲げる。さらに、蓋側板22、24を折れ線n、pで内側に直角に折り曲げ、蓋折り込み片28、28と貼り合わせることにより、図10に示すような本発明の蓋付きカートンCを組み立てることができる。
【0038】
実際に、本発明の蓋付きカートンCを開封する時には、蓋体部20Cの蓋前板21に突出した突起部Qを摘み、上方に引き上げることにより、折れ線qの切れ目部q1から両側の斜め切断線v、vを引き裂き、そして連続して切断線wの切断w2、w2を引き裂くことができ、蓋前板21がカートン本体部10Cの前板11に貼り合わされた蓋折り返し板26から引き離され開封することができる。そして、蓋折り返し板26の外側部分26bはカートン本体部10Cの前板11の上縁部に貼り合わされた状態であり、カートン本体部10Cの開口部の前板11の上縁部を強化することができる。そして、蓋体部20Cの蓋前板21の両側部から突出する係止片V、Vにより、蓋体部20Bをカートン本体部10Bに被せた時に、確実に閉止され再封が可能となる。そして、蓋天板25と後板13の間の折れ線rをヒンジとして蓋体部20Bを開閉することができる。
【0039】
なお、上記の各蓋付きカートンにおいては、内容物の密封性を高めるために、カートン本体部の開口部上端にグラシン紙などからなる中蓋をシールした形状とすることもできる。
【0040】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の蓋付きカートンは、粒状物、粉末などを収容し、前板、両側板、後板、および底板からなるカートン本体部と、蓋前板、蓋両側板、および蓋天板からなる蓋体部を、前記後板の上辺に折れ線を介して蓋板天板を連接した一つのブランクを組み立ててなるこの折れ線をヒンジとして開閉自在とした蓋付きカートンであって、蓋体部の蓋前板に連設し、裏側に折り返した蓋折り返し板の少なくとも一部をカートン本体部の前板の上縁部に貼り合わせ、カートン本体部に蓋体部を被せて、開封時に、蓋折り返し板から蓋前板を引き離すか、あるいは、蓋折り返し板において、蓋折り返し板の切断線を切断して引き離すことにより、カートン本体部から蓋体部を開封することができるような形状とすることによって、バージン性を有し、かつ、開封した後に、蓋体部の蓋前板に連設した蓋折り返し板の少なくとも一部をカートン本体部の前板の上縁部に貼り合わせた状態で残すことによって、カートン本体部の開口部の前板の上縁部の補強ができるという効果を有している。特に、蓋付きカートンにおいて、内容物を収容して手で持った時の変形を少なくするためには、カートン本体部の前板を補強することが効果的であり、その点から、本発明の蓋付きカートンは全体の板紙の坪量をあげることなく、カートン本体部の前板を補強することができるという効果を有している。また、一つのブランクから組み立てることができることによって、加工工程を簡易にすることができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態の一実施例を開封した状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態の一実施例のブランクを示す展開図である。
【図4】本発明の第一の実施の形態の一実施例のカートン本体部の組み立てを説明する斜視図である。
【図5】本発明の第一の実施の形態の一実施例の蓋体部の組み立てを説明する斜視図である。
【図6】本発明の第一の実施の形態の一実施例を開封する状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の第二の実施の形態の一実施例を開封した状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の第二の実施の形態の一実施例の蓋体部を示す斜視図である。
【図9】本発明の第二の実施の形態の一実施例のブランクを示す展開図である。
【図10】本発明の第三の実施の形態の一実施例を開封した状態を示す斜視図である。
【図11】本発明の第三の実施の形態の一実施例の蓋体部を示す斜視図である。
【図12】本発明の第三の実施の形態の一実施例のブランクを示す展開図である。
【図13】従来の蓋付きカートンの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 蓋付きカートン(第一の実施の形態)
B 蓋付きカートン(第二の実施の形態)
C 蓋付きカートン(第三の実施の形態)
Aa ブランク(蓋付きカートンAの)
Ba ブランク(蓋付きカートンBの)
Ca ブランク(蓋付きカートンCの)
10A カートン本体部(第一の実施の形態)
10B カートン本体部(第二の実施の形態)
10C カートン本体部(第三の実施の形態)
11 前板
11a 前板補強片
12 側板
12a 側板補強片
13 後板
13a 後板補強片
14 側板
14a 側板補強片
15 底板
16 折り込み片
17 底下板
18 折り込み片
19 糊代片
20A 蓋体部(第一の実施の形態)
20B 蓋体部(第二の実施の形態)
20C 蓋体部(第三の実施の形態)
21 蓋前板
22 蓋側板
23 蓋後板
24 蓋側板
25 蓋天板
26 蓋折り返し板
27 連結板
28 蓋折り込み片
a〜s 折れ線
u 切断線
w 切断線
v 斜め切断線
U 係止片
V 係止片

Claims (5)

  1. 前板、両側板、後板、および底板からなるカートン本体部と、蓋前板、蓋両側板、および蓋天板からなる蓋体部を、前記後板の上辺に折れ線を介して蓋板天板を連接し、開口を形成する前記前板、前記両側板の上辺に前板補強片、両側板補強片を連設し、前記蓋体部の前記蓋前板に折れ線を介して蓋折り返し板を連設した一つのブランクを組み立ててなる前記折れ線をヒンジとして開閉自在とした蓋付きカートンであって、前記前板補強片、前記両側板補強片をそれぞれ前記前板、前記両側板の裏面側に折り返して貼り合わせて上縁部を二重にして補強し、該蓋折り返し板を前記蓋前板の裏面側に折り返し、前記蓋折り返し板の少なくとも一部を前記カートン本体部の前記前板の上縁部に貼り合わせ、前記カートン本体部に前記蓋体部を被せて、開封時に、前記蓋折り返し板の少なくとも一部を前記前板に貼り合わせた状態で残して、開封することが可能で、かつ、前記前板を補強した形状としたことを特徴とする蓋付きカートン。
  2. 前記折れ線を切り取り可能な折れ線とし、開封時に、前記蓋折り返し板から前記蓋前板を引き離すことが可能な形状としたことを特徴とする請求項1に記載の蓋付きカートン。
  3. 前記折り返し板に前記折れ線と平行に切断線を設け、前記蓋前板の裏面側に折り返した前記蓋折り返し板の前記切断線より内側部分を前記蓋前板の裏面に貼り合わせ、前記蓋折り返し板の前記切断線より外側部分を前記カートン本体部の前記前板の上縁部に貼り合わせ、前記カートン本体部に前記蓋体部を被せて、開封時に、前記蓋折り返し板を前記切断線により前記内側部分と前記外側部分とに引き離すことが可能な形状としたことを特徴とする請求項1に記載の蓋付きカートン。
  4. 前記切断線の中央部分を罫線部とし、該罫線部の両側の部分の切れ目部とし、前記罫線部から内側(蓋前板側)に切れ線により係止片を設けたことを特徴とする請求項3に記載の蓋付きカートン。
  5. 前記折れ線の中央部を切れ目部とし、前記折り返し板に前記折れ線と平行に切断線を設け、該切断線の中央部分を罫線部とし、該罫線部の両側の部分を切れ目部としそれぞれの切れ目部の内側の端部から斜め内側方向に前記罫線部分と分岐して斜め切断線を前記折れ線まで延設し、前記折れ線の前記切れ目部の両端と繋げており、前記蓋前板の裏面側に折り返した前記蓋折り返し板の前記切断線より外側部分を前記カートン本体部の前記前板の上縁部に貼り合わせ、前記カートン本体部に前記蓋体部を被せて、開封時に、前記蓋折り返し板を前記切断線および前記斜め切断線により引き離すことが可能な形状としたことを特徴とする請求項1に記載の蓋付きカートン。
JP2003042494A 2003-02-20 2003-02-20 蓋付きカートン Expired - Fee Related JP4170790B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003042494A JP4170790B2 (ja) 2003-02-20 2003-02-20 蓋付きカートン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003042494A JP4170790B2 (ja) 2003-02-20 2003-02-20 蓋付きカートン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004250054A JP2004250054A (ja) 2004-09-09
JP4170790B2 true JP4170790B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=33025759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003042494A Expired - Fee Related JP4170790B2 (ja) 2003-02-20 2003-02-20 蓋付きカートン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4170790B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004250054A (ja) 2004-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230009504A1 (en) Hinged lid packaging
EP0235852B1 (en) Two-piece shipping/display container
CA1173411A (en) Reclosable carry-carton
JP2562204Y2 (ja) 易開封性カートン
JP3308777B2 (ja) カートン
EP0004123B1 (en) Folding box and a blank therefor
JP4170790B2 (ja) 蓋付きカートン
JPH0729653B2 (ja) カートン
EP3271267B1 (en) A package for smoking articles, corresponding blank and method for forming a such package
JP2000159223A (ja) 開口維持構造付き上蓋カートン
JP5056023B2 (ja) フリップトップ型カートン
JP3183100U (ja) 包装容器
JP4268417B2 (ja) 蓋付きカートン
JP2009083931A (ja) 梱包ケース
JPS636017Y2 (ja)
JP4531232B2 (ja) ヒンジリッド型テーパーカートン
JP5015385B2 (ja) 蓋付きカートン
JPS6129619Y2 (ja)
JP3868549B2 (ja) ヒンジ蓋付きカートン
JP3200040B2 (ja) 包装容器
JP2004189237A (ja) 容器
JP2009096513A (ja) キャリーカートン
JP4147598B2 (ja) 再封可能な紙箱
JP2537295Y2 (ja) 包装箱
JPH0120281Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080410

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080415

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080723

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080807

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees