JP3044679B2 - 箱 - Google Patents

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JP3044679B2
JP3044679B2 JP04287076A JP28707692A JP3044679B2 JP 3044679 B2 JP3044679 B2 JP 3044679B2 JP 04287076 A JP04287076 A JP 04287076A JP 28707692 A JP28707692 A JP 28707692A JP 3044679 B2 JP3044679 B2 JP 3044679B2
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四倉正勝
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四倉 正勝
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、でダンボール等の厚
紙、合成樹脂板、その他からなる箱に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ダンボールや合成樹脂等で形成されたも
のがある。又、従来のダンボール箱で、折りたたみ可能
なものは、そのほとんどが、底が四つの側壁より伸びる
部分を夫々折り曲げ組合わせて形成する方式で、折りた
たむ時はそれらを伸ばし又側壁間で折り曲げてたたむ構
造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなダンボー
ル箱等は、その開口部が薄い端部をなし、破損しやす
い。
【0004】更に箱の斜め方向に加わる力に弱く、四つ
の側壁が互に横ずれを生じ、箱全体がよじれることが多
い。
【0005】また合成樹脂等の場合、箱を取扱う者等が
開口部端面にて傷をうけることがある。これは合成樹脂
の薄板に限らず、比較的厚い合成樹脂板やその他の材料
にてもおこり得る。
【0006】これらの欠点を解消するために、開口部に
更に1枚の補強片を設ける等の手段が考えられるが、こ
の補強片を固定させるための工程が必要となる。特に合
成樹脂の板よりなる箱の場合、固定させる工程が面倒に
なる。
【0007】又、開口部端面付近に断面コ字状の枠を嵌
合させて補強することも考えられるが、単に嵌合させた
だけでは抜けてしまうために、これを固定させる手段が
必要であり、そのための工程が必要となる。
【0008】本発明は、ダンボール等の厚紙又は薄い合
成樹脂板よりなり簡単な手段で開口部の補強を行なった
開口部及び箱自体も十分な強度有するを提供すること
を目的とするものである。い。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の箱は、その開口
部付近にその端面の各片に平行に伸びる凹溝を形成し、
開口部に断面コ字状をなしその一方の端部に接続されて
いて内側へ折り曲げ可能な抑止片を有する枠をこの抑止
片を内側へ折り曲げた状態で嵌合させ、抑止片が凹溝内
に位置することにより、枠が箱に固定されるようにした
構造のものである。
【0010】これによって、枠を嵌合した後、他の固定
手段を用いることにしに抑止片が抜け止めの作用を行な
う。
【0011】又、枠に穴を設け抑止片に凸部を設けて抑
止片を内側に折り曲げた時に凸部が穴に嵌合する構造に
してもよい。
【0012】
【実施例】次に本発明のの実施例を図にもとづいて説
明する。
【0013】図1乃至図3は、本発明の第1の実施例を
示す図で、図1は箱の開口部付近を示し、図2は枠の一
部を示し又図3は枠の断面図で(A)は枠のみを示し、
(B)は枠を箱の開口部に嵌合させた状態を示してい
る。
【0014】これら図においてAは箱、Bは枠を示し図
1のように箱Aの開口部に枠Bが嵌合される。ここで箱
Aの側壁21の開口部付近には凹溝22が形成されてい
る。又枠Bは図3に示すように枠本体31の一方の端部
(下端部)にヒンジ部32を介して抑止片33が内側へ
折り曲げ可能に接続されている。
【0015】箱Aに枠Bを嵌合する場合、図3の(B)
のように抑止片33を内側へ折り曲げた後に嵌合すれ
ば、この抑止片33が箱の側壁21に形成された凹溝2
2内に挿入される。
【0016】このように図3(B)のように嵌合された
枠は、これを箱より抜ける方向つまり上方に引き上げよ
うとしても、抑止片33により阻止される。上方に一層
強い力を加えても枠本体31が上方へ移動しようとした
とき、図4に示すように抑止片33は開く方向つまり凹
溝22内へ入り込む方向に動くために抜けるのを阻止す
る作用が一層強く働くために枠が抜けるのを完全に阻止
することが出来る。
【0017】図5は、本発明の他の第2の実施例を示す
断面図である。この実施例では、枠本体21に穴34を
形成し、抑止片33のこれを内側へ折り曲げた時に穴3
4に対応する位置に凸部35を設けたもので、図5
(B)に示すように抑止片33を内側へ折り曲げ、穴3
4と凸部35を嵌合させてから枠を箱の開口部に嵌合さ
せればよい。その他の構造並びに作用は第1の実施例と
実質上同じである。
【0018】次に本発明を本発明の発明者が開発した
りたたみ可能な箱に適用した場合の例を示す。
【0019】図6は折りたたみ可能な箱の組立てた状態
を示す斜視図、図7,図8は同実施例の底板付近を拡大
して示したもので、折りたたみ方法を示した図である。
【0020】この箱も、ダンボール等の厚紙や比較的薄
い板状の合成樹脂にて形成され、中央部2aより縦方向
内側に折れ曲がる形状の相対する一対の第1の側壁1と
1枚の板よりなる相対する一対の他の第2の側壁2とが
外側に折り曲げ可能に接続されている。又底板は、図
7,8に示すように側壁1に接続する片3と側壁2に接
続する片4とより構成されている。
【0021】又図9,図10は、組立てた時の側壁の開
口部付近を示す図である。
【0022】10は枠で、短手方向の第1の枠11と、
長手方向の第2の枠片12とを図11に拡大して示す構
造の蝶番にて結合されている。
【0023】この枠10は、それぞれ図12,図13に
示すような断面形状で、夫々側壁1,2の開口部に嵌合
して取付ける。つまり枠10のうち短手方向の第1の枠
11は図12に示すように折りまげ固定部13がヒンジ
部14にて折りまげ可能に接続されている。又この折り
まげ固定部13には、複数個の固定用突起14と穴15
とが又これらに対応する枠11には夫々穴16と突起1
7とが設けられている。そしてこの枠11を図13に示
すように嵌合する。又折り曲げ固定部13にはフランジ
13aが形成されている。
【0024】この箱を組立てる場合、前述のように第1
の側壁と第2の側壁を筒状にした後、片3と片4とを図
に示すように組合わせる。この時、符号Dにて示す部分
にては片3が上に又符号Eにて示す部分にては片4が上
に来る。したがって図示のように組んで底を形成すれば
よい。更に壁1,2の開口部に枠10を嵌合することに
よって組立てる。又枠10のうち短手方向の枠11はこ
れに接続する折り曲げ固定部13を図13に示すように
折り曲げてその突起15および穴16を枠11に設けら
れた穴17と突起18とによって固定する。尚図6に示
す組立てられた状態で、他の組立てられた箱を重ねた時
折り曲げ固定部13に設けられたフランジ13aにより
上部にある箱の横ずれを防止し得る。
【0025】次に折りたたむ時は、固定部13を枠10
より外し、側壁2が中央より折れ曲がるようにした後、
底面の中央部Cを押し上げれば図8および図14に示す
ように折りたたむことが出来る。
【0026】尚、この箱を実際に形成するためには、例
えば折り曲げ可能に連続して接続された第1,第2の側
壁を筒状にしてから接合し、更に底板を形成する部分の
付近を接続することにより作られる。
【0027】この折りたたみ可能な箱の第1の枠11お
よび第2の枠12を、前述の本発明の実施例1又は実施
例2のように抑止片を有する構造とすれば、前記の実施
例1又は実施例2と同様の作用効果が得られる。
【0028】
【発明の効果】本発明の箱は、単に抑止部を内側に折り
曲げた状態で枠を箱の開口部に嵌合するのみで開口部を
補強する枠を固定することが出来る。固定後は抑止片が
凹溝内に位置することにより枠が抜けることがなく、そ
の上枠を抜く方向に力が加われば一層抜け止め効果が増
大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の開口部付近の斜視図
【図2】 本発明の第1の実施例の枠の斜視図
【図3】 上記第1の実施例の枠の部分の断面図
【図4】 上記実施例の枠に力を加えた状態の断面図
【図5】 本発明の第2の実施例の枠の部分の断面図
【図6】 本発明を折りたたみ可能な箱に用いた場合
の斜視図
【図7】 上記の折りたたみ可能な箱の底面を示す図
【図8】 上記の折りたたみ可能な箱の折りたたむ途
中における底面を示す図
【図9】 上記の折りたたみ可能な箱の開口部付近を
外よりみた図
【図10】 上記の折りたたみ可能な箱の開口部付近
を内側よりみた図
【図11】 上記の折りたたみ可能な箱のヒンジ部分
を拡大して示した図
【図12】 上記の折りたたみ可能な箱に用いる枠の
断面図
【図13】 上記の枠を箱の側壁に嵌合させた状態を
示す断面図
【図14】 上記の折りたたみ可能な箱を折りたたむ
途中の状態を示す斜視図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B65D 21/02 301 B65D 21/02 301A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 5/44 B65D 5/36 B65D 6/18 B65D 6/34 B65D 21/02 301

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダンボール又は厚紙又は合成樹脂板にて
    形成された底面と四つの側面とにて形成される箱本体の
    開口部に断面コ字状の枠を嵌合させた箱において、前記
    箱本体の開口部付近に開口部端面の各片に平行に伸びる
    凹溝を形成し、前記枠は内側に折り曲げ可能な抑止片を
    有し、前記抑止片を内側へ折り曲げた状態にて枠を箱本
    体開口部に嵌合して抑止片が凹溝内に位置するようにし
    て固定することを特徴とする箱。
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DE102004025040A1 (de) * 2004-05-18 2005-12-15 Klaus Roth Versteifungsrosette, formstabiles Verpackungsmittel und Verfahren zu seiner Herstellung

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