JPH0615605A - チェーンソー用オイルポンプ - Google Patents

チェーンソー用オイルポンプ

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JPH0615605A
JPH0615605A JP5051974A JP5197493A JPH0615605A JP H0615605 A JPH0615605 A JP H0615605A JP 5051974 A JP5051974 A JP 5051974A JP 5197493 A JP5197493 A JP 5197493A JP H0615605 A JPH0615605 A JP H0615605A
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    • B27BSAWS FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; COMPONENTS OR ACCESSORIES THEREFOR
    • B27B17/00Chain saws; Equipment therefor
    • B27B17/12Lubricating devices specially designed for chain saws
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N13/00Lubricating-pumps
    • F16N13/02Lubricating-pumps with reciprocating piston
    • F16N13/04Adjustable reciprocating pumps

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オイル供給量が正確に調節でき、種々のチェ
ーンソーに共通して適用できるチェーンソー用オイルポ
ンプを提供する。 【構成】 ハウジング内でギャー系を介して回転させら
れるポンプピストンの一端面を、ポンプピストンの回転
時には斜揺動する傾斜面となし、この傾斜面にポンプピ
ストンの長手中心軸に対して偏心したところに設けた係
止部材を常時当接させて、ポンプピストンの回転時に
は、当該ポンプピストンが同時に往復動して汲出し作用
を行うようになっている。このポンプからのオイル供給
量を調節するために、ポンプピストンの長手中心軸を中
心とする係止部材の回動位置を調節自在としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にチェーンソーに適
したオイルポンプに関し、詳述すれば、流入スロットと
流出スロットとを有するポンプケーシングに形成された
円筒形ピストン室と、ギャ系を介して回転するポンプピ
ストンとからなり、このポンプピストンが回転すると揺
動する傾斜面部がポンプピストンに形成されており、前
記傾斜面部は、ポンプピストンの長手中心軸からポンプ
ストロークを予め決定する固定距離で前記長手中心軸の
方向に配置した係止部材に対して付勢した状態で支持さ
れており、而して、それにより達成されるポンプピスト
ンの長手軸方向への移動により汲出し作用が得られると
共に、前記係止部材が調節自在になっていてポンプピス
トンのストロークを定めるように構成されたチェーンソ
ー用オイルポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】前述の構成のプランジャーピストンはよ
く知られている。殊に、プランジャーピストン型オイル
ポンプは、ドイツ特許出願公開明細書第3527024号に開
示されている。このオイルポンプは、流入スロットと流
出スロットとを有する円筒形ポンプ室と、該ポンプ室に
突入出する回転自在ポンプピストンとからなり、ポンプ
ピストンの回転運動が長手方向への往復動と同時に行わ
れて汲出し作用が行われるようになっている。
【0003】この公知のオイルポンプでは、ポンプ部材
が回転すると斜揺動するポンプピストンの傾斜面がピス
トンの長手軸から可変距離隔てて支持されていること、
それに、支持手段がこの長手軸と直交するポンプピスト
ンの長手軸の方向に不動状態ではあるが、チェーンソー
のケーシング内で調節自在になっていることから、オイ
ルポンプの吐出し量を定めることができる。支持手段は
ポンプピストンの斜揺動面部に対する係止部材の形で構
成されていると共に、軸方向には不動ではあるが、ポン
プピストンに対しては放射状になっているので、ピスト
ンポンプの吐出し量を設定する調節手段として作用す
る。
【0004】ドイツ特許第2945246号に開示されている
携帯式案内レールチェーンソー用オイルポンプにおいて
は、ポンプシリンダー内で駆動手段により行程運動をす
るポンプピストンにおける駆動手段に対向する端部に環
状溝を設け、これをダクトの円筒壁に形成した流出口を
介してオイルポンプの圧力ダクトと連通させている。こ
の構成により、吸入行程時にピストンシャンクを介して
排出した空気によるポンプの機能停止を確実に避けるこ
とができ、また、オイルポンプの駆動装置に潤滑剤が供
給されるようにしたオイルポンプが得られる。
【0005】潤滑オイルポンプが利用されているほとん
どの分野で環境に対する要求が強まっていることから、
全ての動作段階で必要とする量だけのオイルを供給する
ために、オイルポンプの吐出し量を調節することが望ま
しい。
【0006】公知のオイルポンプにおけるオイル量の調
節は、ポンプピストンのストロークを変えることで行う
のが通常であった。この場合、いくつかの方法が考えら
れる。
【0007】ケーシングと一体になっているネジ溝に螺
着させる止めネジに係止部材を連結する場合では、軸方
向の調節または設定を行うことでポンプピストンのスト
ロークを変えることができる。しかし、このような構成
では、設定部材とケーシングとのネジによる連結では所
定位置に定置させることができないし、それに、定置さ
せるにしても困難を伴うことから、最小吐出し量(最小
供給量)と最大吐出し量(最大供給量)を正確に定めるの
は容易ではなく、また、所定ないし設定位置を考えない
で止めネジを内方向ないし外方向に回した場合、不適当
にもオイル量を減少させたり、過剰に増加させたりする
ことがあるから、操作上の過誤が容易に発生する。
【0008】これもよく知られているところではある
が、別の方法として、ピストンのストロークをこのよう
に変えるために、機械的調節機構を用いてポンプピスト
ンの長手中心軸に対して半径方向距離に係止部材を変え
ることも行われている。このような方法では、操作上の
安全性を高めることはできず、また、このような構成は
比較的複雑で、構成部品の数が多いことから、経済性の
観点からみても最適とは言えない。
【0009】その上、種々の構成のチェーンソーに共通
の構成のオイルポンプを用いることができるようにする
場合では、当然のことながら、日曜大工とか工作趣味に
用いるような小型チェーンソーでのオイル所要量は職業
用としての大型チェーンソーにおけるオイル所要量とは
大きく異なっていることから、調節機構としては調節範
囲がどうしても大きくなったものとせざるを得ない。
【0010】
【発明の目的】本発明は、前述の問題点を鑑みてなされ
たものであって、前述の構成のオイルポンプにおいて、
正確に定めた調節ができ、従って最小オイル吐出し量や
最大オイル吐出し量を容易に定めることができ、部品数
を減らして構造を簡単にしていると共に、種々のチェー
ンソーに共通して適用できるように簡単な手段で供給オ
イル量を調節できるようにしたオイルポンプを提供する
のを目的としたものである。
【0011】
【発明の構成】前述の本発明の目的は、前述の構成のチ
ェーンソー用オイルポンプにおいて、ポンプピストンの
長手中心軸(L)を中心とする前記係止部材の回動位置
を、回転により調節自在とすることにより達成できる。
即ち、係止部材の位置を調節自在とすることにより、一
定のストロークにおける吸入(流入)行程と吐出し(加圧)
行程の位相を変えることができ、従って、オイル量を調
節することができる。構造的には、ポンプピストンの一
端面に形成した傾斜面に当接しながら相対移動する偏心
カムを構成する係止部材により達成できる。
【0012】本発明によれば、前述の調整機構が少数の
構成部品で構成でき、従って正確に設定できる利点を有
する。それに、寸法は小さくて済むし、過剰調節ないし
適切でない調節により、ポンプの駆動ギャ系やベアリン
グを連続潤滑することができる。
【0013】本発明の好ましい実施例によれば、係止部
材は、0度から10度の範囲でその回動位置が調節できる
ようになっているので、オイル供給量が最大供給量から
零となるようにオイル量を調節できる。このような調節
は全て比較的僅かな調節で行える。それに、最大オイル
供給量と最小オイル供給量にそれぞれ対応する位置をハ
ウジングにマークすることは容易である。
【0014】また、係止部材の回動範囲を限定すること
により、最小許容供給量に永久に設定できるようになっ
ている。従って、常時残留潤滑が保証されている限りで
は、操作上の過誤を少なくとも発生できないようにする
ことができる。
【0015】好ましくは、前記係止部材は、ポンプピス
トンの中心長手軸を中心として回転自在となるようにハ
ウジング内に装着した回転部材に設けるのが望ましく、
また、前記回転部材を、ハウジングと一体なロックピン
が係入する凹所を有するシャンクと、ハウジングの外側
に臨む回転摘みとで構成されているのが望ましい。回転
摘みには、ネジ回しなどの工具が差し込まれる係合溝を
有していてもよいし、或いはハンドルを設けて回転部材
の回転を容易にできるようにしてもよい。そうすれば、
回転部材の回転、従って、傾斜部材の位置の調節を容易
に行うことができる。
【0016】すべて類似構成ではあるが、ポンプピスト
ンの長手中心軸との距離が異なるところに係止部材が設
けられている回転部材を複数用意し、それをハウジング
に選択的に装着できるようにすれば、大きさや長さなど
チェーンソーの型式が異なっていても、本発明によるオ
イルポンプを共通して適用することができ、特定の型式
に適した最大オイル供給量と最小オイル供給量を設定す
ることができる。要するに異なった型式のチェーンソー
に共通のオイルポンプ、即ち、本発明によるオイルポン
プを用いれば、操作上の過誤をなくすことができるのは
明きらかである。
【0017】
【実施例】図1において、チェーンソー100は、例えば
電動モーターなどの図示していない駆動手段11を内包す
るケーシング10よりなる。電動モーターの他としては、
内燃機関でもよく、鋸ブレード12上で鋸チェーン13を回
動させるものであれば、どのような駆動手段でもよい。
【0018】ケーシング10にはハンドル14が一体形成さ
れており、このハンドル14に臨むところに駆動手段11を
作動させる作動桿15が設けられている。ケーシング10に
はハンドル14の他に、自在把手16と、図2に示したオイ
ルポンプ18のための調節ハンドル17が設けられている。
【0019】図2に示したように、オイルポンプ18はポ
ンプ室20を有しており、このポンプ室20はポンプハウジ
ング19に形成されている。尚、ポンプハウジング19は、
図1に示したチェーンソー100のケーシング10そのもの
であってもよい。ポンプ室20は、オイル吐出しが行われ
る円筒形ポンプ部室20aとポンプ駆動装置が設けられて
いるポンプ部室20bとで構成されている。
【0020】ポンプ部室20aには、吸込み口側Sの流入
口22の流入スロット21と、該流入スロット21とは反対側
における圧力側Dの圧力ダクト24の流出スロット23とを
有しており、このポンプ部室21aにポンプピストン25が
配置されている。ポンプ部室20a内で移動するポンプピ
ストン25の部分には、当該ポンプ部室20aの断面積に対
応する直径の円筒形案内部26と、ピストン25の移動時に
流入スロット21と流出スロット23のある部分に臨む径小
のポンプ部27とが形成されている。
【0021】ポンプ部室20bに臨むポンプピストン25の
部分には、駆動ホィール29と噛合するギャホィール28が
取り付けられている。このギャホィール28と駆動ホィー
ル29とは駆動ギャ系30を構成している。また、ポンプピ
ストン25の駆動側における端部には円筒形案内部31が設
けられており、この円筒形案内部31は、ポンプピストン
25の移動時にはケーシングの空洞32内で往復移動するよ
うに、当該空洞32に摺動自在に挿入されている。この案
内部31にはその自由端面から長手中心軸Lに沿って有底
孔33が形成されていると共に、この有底孔33と空洞33の
底面との間にバネ34が圧縮した状態で介装されている。
従って、ポンプピストン25は部室20aの方へとバネ34の
圧縮力により付勢されている。
【0022】部室20aに臨むポンプピストン25の端部に
は、ポンプピストン25の長手中心軸Lに対して、図3に
おいてαで示した角度を有する傾斜面35が形成されてお
り、この傾斜面35は、前述したようにバネ34の圧縮力に
よりポンプピストン25が付勢されていることから、支持
部材ないし係止部材36に当接している。
【0023】図3に示すように係止部材36はほぼピン状
の本体37からなり、傾斜面35に臨むこのピン状本体27の
端部には互いに収斂する傾斜当接面38、39が形成されて
いて、この内の傾斜当接面38が前記傾斜面35に当接して
いる。この係止部材36はハウジング19内で長手中心軸L
を中心として回転自在な回転部材40に取り付けられてい
るが、この回転部材40における係止部材36の取付け位置
は長手中心軸Lに対して距離Rだけ半径方向に偏心した
ところに設けられている。
【0024】前記した回転部材40は、係止部材36が形成
されている端面42を有するボルト状のシャンク41で構成
されており、このシャンク41の他方の端面には円盤状
で、ネジ回しなどの工具の係合溝44を有する回転摘み43
が一体形成されている。この回転部材40は部室20aの開
放端を閉塞するためにも用いられているが、部室20aを
封止するためにもシールリング45がシャンク41の外周面
に形成した環状溝46に嵌装されて部室20aの内周面を封
止している。
【0025】回転部材40のシャンク41には凹所47が形成
されており、この凹所47は、後述のロックピン49の幅に
応じて軸方向に延在していると共に、シャンク41の長手
中心軸Lを中心として例えば75度の角度に亙って半径方
向に延在している。ロックピン49は、ハウジング19に形
成した挿通孔48に圧入されていると共に、その先端が前
記凹所47に係入しているので、回転部材40は前述の75度
に亙って長手中心軸Lを中心として回転できる。したが
って、回転部材40と共に移動する係止部材36の回動範囲
β(図4)も前述の75度に限定されることになる。
【0026】本発明によるオイルポンプにおける調節機
構の作用を図3から図5を参照しながら説明する。前述
したように、回転部材40には、一端面に互いに収斂する
傾斜当接面38、39が形成されたピン状本体37からなる係
止部材36が偏心カムの形で設けられている。各傾斜当接
面38、39の傾斜角は角度αに等しい。
【0027】そこで、ポンプピストン25が回転するとそ
の傾斜面35が長手中心軸Lと直交する平面で斜揺動する
ので、傾斜面35が係止部材36と常時当接するようにバネ
34で付勢されているポンプピストン25は回転と同時に長
手中心軸Lに沿って往復動させられる。その際、回転部
材40の内端面、即ち、シャンク41の端面42と傾斜面35と
の間のスペースS1がポンプピストン25の往復動に従って
増減し、これにより汲出し作用が得られる。
【0028】前述の説明からポンプピストン25の回転と
往復動とが同時に行われるのは明きらかであり、図示し
たようにポンプピストン25の案内部26からポンプ部27に
かけての異なった過渡エッジが形成されている、即ち、
流入スロット21と流出スロット23とにそれぞれ臨む段部
E1、E2がポンプピストンの長手中心軸方向に沿ってオフ
セットした状態で形成されているから、案内部26が時間
的に位相をずらして流入スロット21と流出スロット23と
を掃引する。従って、図5において実線で示したように
流入口22や圧力ダクト24の断面積が時間の経過と共に増
減する。
【0029】係止部材36が長手中心軸Lを中心として角
度β(図4)だけ回動させられると、開口のオーバーラッ
プが間欠的に起こるように位相がずれることになり、従
って少量の汲出し作用が得られる。この状態を図5にお
いて点線で示す。点線で示した位相変化から判るよう
に、開口が互いにオーバーラップしているときのみオイ
ルの供給が行われる。このようにして、既存の条件や流
路関係からしてオイル供給量は零となる最大で90度を含
む角度βに亙って位相が連続変化し、かくて、所望量の
オイルの供給が設定できるのである。
【0030】回転部材40として、前述したのとほぼ同一
構造ではあるが、ポンプピストン25の中心長手軸と係止
部材36の中心長手軸との距離Rが図示のと異なっている
別の回転部材40を挿入すると、角度βに亙る回動で得ら
れる位相変位とは全く独立した別のストロークが行わ
れ、それによりオイルの最大供給量を増減させることが
できる。しかし、比例的と做すことのできる位相変位に
よるオイル供給量調節の条件は、別の回転部材と取り替
えたとしても前述のと同一である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 チェーンソーの概略斜視図である。
【図2】 図1におけるチェーンソーのオイルポンプの
ケーシングの垂直断面図である。
【図3】 オイルポンプの拡大概略部分図である。
【図4】 図3における線IVーIVに沿う横断面図であ
る。
【図5】 オイルポンプの新規な調節機能を説明するた
めの概略図である。
【符号の説明】
13・・・・ソーチェーン、 18・・・・オイルポンプ、 19・・・・ポンプハウジング、 20・・・・ポンプ室、 21・・・・流入スロット、 20a・・・・部室、 20b・・・・部室、 22・・・・流入口、 23・・・・流出スロット 24・・・・圧力ダクト、 25・・・・ポンプピストン、 26・・・・案内部、 27・・・・ポンプ部、 28・・・・ギャホィール、 29・・・・駆動ホィール、 30・・・・駆動ギャ系、 31・・・・案内部、 32・・・・空洞、 33・・・・有底孔、 34・・・・バネ、 35・・・・傾斜面、 36・・・・係止部材、 37・・・・ピン状本体、 38・・・・傾斜当接面、 39・・・・傾斜当接面、 40・・・・回転部材、 41・・・・シャンク、

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口と流出口とが形成されたハウジン
    グ内の円筒形ポンプ室と、ギャー系を介してポンプ室内
    で回転させられるポンプピストンとからなり、このポン
    プピストンが回転すると揺動する傾斜面部がポンプピス
    トンに形成されており、前記傾斜面部は、ポンプピスト
    ンの長手中心軸からポンプストロークを予め決定する固
    定距離で前記長手中心軸の方向に配置した係止部材に対
    して付勢した状態で支持されており、而して、それによ
    り達成されるポンプピストンの長手軸方向への移動によ
    り汲出し作用が得られると共に、前記係止部材が調節自
    在になっていてポンプピストンのストロークを定めるよ
    うに構成されたチェーンソー用オイルポンプにおいて、
    ポンプピストン(25)の長手中心軸(L)を中心とする前記
    係止部材(36)の回動位置が回転により調節自在になって
    いることを特徴とするチェーンソー用オイルポンプ。
  2. 【請求項2】 前記係止部材(36)の回動位置の調節範囲
    が0度から10度の範囲で、オイル供給量が最大供給量か
    ら零となるようになっていることを特徴とする請求項1
    に記載のチェーンソー用オイルポンプ。
  3. 【請求項3】 係止部材(36)の回動範囲を限定すること
    により、最小許容供給量に永久に設定できるようになっ
    ていることを特徴とする請求項2に記載のチェーンソー
    用オイルポンプ。
  4. 【請求項4】 前記係止部材(36)が、ポンプピストン(2
    5)の中心長手軸(L)を中心として回転自在となるように
    ハウジング(19)内に装着した回転部材(40)に設けられて
    いることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に
    記載のチェーンソー用オイルポンプ。
  5. 【請求項5】 前記回転部材(40)が、ハウジングと一体
    なロックピン(49)が係入する凹所(47)を有するシャンク
    (41)と、ハウジングの外側に臨む回転摘み(43)とで構成
    されていることを特徴とする請求項4に記載のチェーン
    ソー用オイルポンプ。
  6. 【請求項6】 前記凹所(47)は軸芯方向にロックピン(4
    9)の直径に相当する長さだけ、また、半径方向にシャン
    ク(41)の長手中心軸を中心として90度と等しいか、また
    はそれより小さい角度だけ延在していることを特徴とす
    る請求項5に記載のチェーンソー用オイルポンプ。
  7. 【請求項7】 回転部材(40)のシャンク(41)の長手中心
    軸がポンプピストンの長手中心軸(L)と平行であると共
    に、ポンプストロークを設定する距離(R)だけ隔ててい
    ることを特徴とする請求項5または6に記載のチェーン
    ソー用オイルポンプ。
  8. 【請求項8】 ハウジング(19)には、すべて類似構成で
    はあるが、長手中心軸(L)との距離(R)が異なるところに
    係止部材(36)が設けられている複数の回転部材(40)が選
    択的に装着できるようにしたことを特徴とする請求項4
    から7のいずれか一項に記載のチェーンソー用オイルポ
    ンプ。
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