JPS62203979A - アキシアルピストン機械の中立位置制御装置 - Google Patents

アキシアルピストン機械の中立位置制御装置

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JPS62203979A
JPS62203979A JP61043485A JP4348586A JPS62203979A JP S62203979 A JPS62203979 A JP S62203979A JP 61043485 A JP61043485 A JP 61043485A JP 4348586 A JP4348586 A JP 4348586A JP S62203979 A JPS62203979 A JP S62203979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting member
swash plate
neutral position
holding cylinder
axial piston
Prior art date
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Pending
Application number
JP61043485A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Matsuo
克彦 松尾
Nobuyuki Tani
信幸 谷
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はアキシアルピストン機械、詳しくは複数のピ
ストンを有するシリンダブロックを機械本体内に回転自
在に軸支し、前記ピストンの頭部を斜板に接触させ、シ
リンダブロックの回転と共に前記ピストンを軸方向に往
復動させるような構造を有するアキシアルピストンポン
プやモータの中立位置制御装置に関するものである。
(従来の技術) サーボ系を有しない可変容量形のアキシアルピストンポ
ンプやモータにおいては、その斜板の中立位置を正確に
設定する必要がある。すなわち、斜板の中立位置が正確
でない場合には、エンジンの起動と同時に装置が駆動さ
れてしまい、非常に危険であるためである。
そこで上記アキシアルピストンポンプやモータにおける
斜板の中立位置を正確に設定する装置として例えば、実
開昭60−116083号に記載された中立位置制御装
置がある。この装置は、第5図に示すように、機械本体
のケーシング31内周部に凹所32を形成し、この凹所
32内にボール状の嵌合部材33を配置すると共に、斜
板34に連動して回動する位置決め部材35の遊端面3
6に上記嵌合部材33をスプリング37によって押圧接
触させ、上記遊端面36に上記嵌合部材33が嵌入する
ための凹部38を形成した構造のものである。
このような構造とすることにより、上記位置決め部材3
5が斜板34と共に回動して中立位置に到達したところ
で、上記嵌合部材33が凹部38に嵌入し、これにより
斜板34が中立位置において位置決めされるという訳で
ある。
(発明が解決しようとする問題点) ところで上記したアキシアルピストン機械の中立位置制
御装置においては、斜板34が中立位置に存するときに
上記凹部38内に嵌合部材33が嵌合するように、予め
その寸法、配置関係等が設定される訳であるが、装置を
組立てた段階において、加工精度や組立精度等の関係か
ら凹部38と嵌合部材33とが嵌合状態にあるにもかか
わらず斜板34が中立位置に存しないような不具合の生
ずることがある。上記装置においては、このような場合
でも、その誤差の調整を行うことができず、結局、斜板
34にあられれる誤差角度はそのまま残ってしまうとい
う問題がある。
この発明は上記した従来の問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、装置の組立て後等にお
いて斜板の中立位置に誤差の存する場合に、簡単な操作
で斜板の中立位置を正確に設定することのできるアキシ
アルピストン機械の中立位置制御装置を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの発明のアキシアルピストン機械の中立位置制
御装置においては、複数のピストン4を有するシリンダ
ブロック3を機械本体内に回転自在に軸支し、前記ピス
トン4の頭部を斜板5に接触させて成るアキシアルピス
トン機械の中立位置制御装置において、上記機械本体側
に保持筒体20を軸心回りの回転位置調整可能に固定す
ると共に、この保持筒体20に嵌合部材22を保持し、
上記斜板5に連動して回動する位置決め部材14の遊端
面に上記嵌合部材22を付勢手段によって押圧接触させ
、上記位置決め部材14の遊端面適所に上記嵌合部材2
2が嵌入する凹部18を形成して成り、上記嵌合部材2
2を上記保持筒体20の回転軸心から偏心した位置に配
置しである。
(作用) 上記したアキシアルピストン機械の中立位置制御装置に
おいては、装置を組立てた段階あるいは組立て段階にお
いて、凹部18と嵌合部材22とが嵌合状態にあるにも
かかわらず斜板5が中立位置に存しない場合でも、保持
筒体20をその軸心回りに回転させることによって、斜
板5の中立位置を正確に設定することが可能となる。す
なわち嵌合部材22は保持筒体20の回転軸心から偏心
した位置に配置されているので、保持筒体20を回転さ
せることによりその位置が移動し、この結果、斜板5を
正確に中立位置に位置させた状態で、嵌合部材22を凹
部18内に嵌入させることが可能となるのである。
(実施例) 次にこの発明のアキシアルピストン機械の中立位置制御
装置の具体的な実施例につき、図面を参照しつつ詳細に
説明する。
第1図ないし第4図において、1は本体ケーシングを示
しており、このケーシング1内には、主軸2が回転可能
に支持されており、この主軸2には、共に回転するシリ
ンダブロック3が取着されている。そして、上記シリン
ダブロック3には、複数のピストン4が往復動自在に配
設されており、各ピストン4の頭部は斜板5に当接して
いる。この斜板5は、その前部に傾斜面部6が形成され
ると共に、この傾斜面部6に上記ピストン4が当接し、
またその背部7は、断面円弧状で凸状に形成されている
。一方、上記本体ケーシングl側には、上記背部7と同
じ曲率の円弧状断面で、凹状の受支部8が形成されてお
り、上記背部7がこの受支部8内に摺動自在に配置され
ている。すなわち、上記背部7が上記受支部8の表面に
沿って摺動することによって、斜板5における傾斜面部
6の傾斜角度を調整し得るようなされている。なお、第
1図の場合には、傾斜面部6が中立位置に存する状態を
示している。
一方、上記本体ケーシング1内には、斜板5を駆動する
ための駆動軸9が導入され、回転自在に支持されている
が、この駆動軸9の外端部には、固定ピン10によって
、操作レバー11が取着され、外部からこの操作レバー
11によって駆動軸9を回転駆動し得るようなされてい
る。上記駆動軸9の内端部には、この駆動軸9の回転に
よって上記斜板5を回転駆動するための連結機構12と
、上記斜板5の中立位置を定めるための位置決め手段1
3とがそれぞれ設けられているので、次にこの点につい
て説明する。
まず、上記連結機構12は、駆動軸9の内端部にT形の
回動アーム14の基端部を固着し、この回動アーム14
の内側面から、斜板5側へとアームピン15を突設し、
一方斜板5の側部からは上下に所定の間隔でもって配置
された一対の係合片16.16を突設し、これら係合片
16.16間に上記アームピン15を軸受を介して係合
することによって構成されている。
また上記位置決め手段13は、次のように構成されてい
る。まず、位置決め部材としての上記回動アーム14の
先端部に円弧状部17を形成すると共に、この円弧状部
17の円弧面周方向のほぼ中央に凹部18を形成する。
一方上記本体ケーシング1側には、ねじ孔19を形成し
、このねじ孔19内に、外周部にねじ溝を形成した保持
筒体20を外側から螺入すると共に、この保持筒体20
をロックナツト24にて固定しておく。この場合、この
保持筒体20の先端部外周には凹溝を周設しておき、こ
の凹溝内に0リング25を装着しておく。そしてこの保
持筒体20の内端部に形成した凹入部21内にボール状
の嵌合部材22を配置し、この嵌合部材22をスプリン
グ23によって外方へと付勢して上記回動アーム14の
円弧面に押圧接触させておく。すなわち、上記駆動軸9
の回転による回動アーム14の回動と共に嵌合部材22
は円弧状部17の円弧面上を摺動し、上記凹部18が嵌
合部材22の位置に達した際に、嵌合部材22がスプリ
ング23の力によって凹部18内に嵌入し、駆動軸9の
位置を定めるようにした構造である。そしてここで特に
留意する点は、上記保持筒体20の凹入部21は、当該
保持筒体20の回転軸心から偏心した位置に形成されて
おり、したがって上記嵌合部材22も偏心位置にあって
、第3図(al (b) (C)に示すように、保持筒
体20の回転によって上下に移動する構成とされている
ことである。
上記した中立位置制御装置において、上述のように凹部
18と嵌合部材22とを予め所定の位置に配置すること
により、斜板5が中立位置に存する時に、凹部18内に
嵌合部材22を嵌入させるのであるが、加工精度や組立
精度等の関係から、装置を組立てた段階において、斜板
5が中立位置に存するにもかかわらず嵌合部材22が凹
部18内に嵌入しない、いい換えれば凹部18と嵌合部
材22とが嵌合状態にあるにもかかわらず斜板5が中立
位置に存しないというような不具合が生ずることがある
。この中立位置制御装置においては、保持筒体20を本
体ケーシング1の外側から軸心回りに回転させることに
より斜板5の中立位置を正確に設定することが可能であ
る。すなわち嵌合部材22が保持筒体20の回転軸心か
ら偏心した位置に配置されていることから、保持筒体2
0を回転させることにより、その位置、つまり嵌合部材
22の凹部18内への嵌入位置が上下に移動することに
なり、この結果、斜板5を中立位置に位置させた状態で
嵌合部材22を凹部18内へ嵌入することが可能となる
のである。
以上にこの発明のアキシアルピストン機械の中立位置制
御装置の一実施例の説明をしたが、この発明の中立位置
制御装置は上記実施例に限定されるものではなく、種々
変更して実施することが可能である。例えば上記におい
ては、回動アーム14を本体ケーシング1内に配置し、
保持筒体20は本体ケーシング1に直接組込んだが、こ
れらは本体ケーシング1外に配置することも可能である
また回動アーム14の形状や嵌合部材22の形状も種々
に変更可能である。つまり回動アーム14については先
端部に凹部18が形成できるものであればどのような形
状のものでもよく、嵌合部材22も上記凹部18に嵌脱
自在のものであればどのような形状のものでもよい。
(発明の効果) この発明のアキシアルピストン機械の中立位置制御装置
は上記のように構成されたものであり、したがってこの
発明の中立位置制御装置によれば、加工精度や組立精度
等の関係から、凹部と嵌合部材とが嵌合状態にあるにも
かかわらず斜板が中立位置に存しない場合でも、保持筒
体をその軸心回りに回転させるという簡単な操作で斜板
の中立位置を正確に設定することができ、そのため安全
性を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のアキシアルピストン機械の中立位置
制御装置の一実施例の要部縦断面図(第4図のI−1断
面図)、第2図は同要部縦断面図、第3図(a) (b
l (C)はそれぞれ保持筒体の正面図、第4図は第1
図の中立位置制御装置の全体縦断面図、第5図は従来の
アキシアルピストン機械の中立位置制御装置の要部縦断
面図である。 3・・・シリンダブロック、4・・・ピストン、5・・
・斜板、14・・・回動アーム、18・・・凹部、20
・・・保持筒体、22・・・嵌合部材。 特許出願人       ダイキン工業株式会社第2図 第3図 <l)              tbノ     
        (υ第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 複数のピストン(4)を有するシリンダブロック
    (3)を機械本体内に回転自在に軸支し、前記ピストン
    (4)の頭部を斜板(5)に接触させて成るアキシアル
    ピストン機械の中立位置制御装置において、上記機械本
    体側に保持筒体(20)を軸心回りの回転位置調整可能
    に固定すると共に、この保持筒体(20)に嵌合部材(
    22)を保持し、上記斜板(5)に連動して回動する位
    置決め部材(14)の遊端面に上記嵌合部材(22)を
    付勢手段によって押圧接触させ、上記位置決め部材(1
    4)の遊端面適所に上記嵌合部材(22)が嵌入する凹
    部(18)を形成し、さらに上記嵌合部材(22)を上
    記保持筒体(20)の回転軸心から偏心した位置に配置
    したことを特徴とするアキシアルピストン機械の中立位
    置制御装置。
JP61043485A 1986-02-28 1986-02-28 アキシアルピストン機械の中立位置制御装置 Pending JPS62203979A (ja)

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JP61043485A JPS62203979A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 アキシアルピストン機械の中立位置制御装置

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JP61043485A JPS62203979A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 アキシアルピストン機械の中立位置制御装置

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JPS62203979A true JPS62203979A (ja) 1987-09-08

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ID=12665021

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JP61043485A Pending JPS62203979A (ja) 1986-02-28 1986-02-28 アキシアルピストン機械の中立位置制御装置

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JP (1) JPS62203979A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001254825A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Yanmar Diesel Engine Co Ltd 油圧式無段変速装置
JP2012530204A (ja) * 2010-03-18 2012-11-29 ホワイト・(チャイナ)・ドライブ・プロダクツ、カンパニー、リミテッド 油圧ポンプのニュートラル復帰装置

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