JPH08121560A - 回転阻止機構およびこの機構を用いたアクチュエータ - Google Patents

回転阻止機構およびこの機構を用いたアクチュエータ

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JPH08121560A
JPH08121560A JP26348894A JP26348894A JPH08121560A JP H08121560 A JPH08121560 A JP H08121560A JP 26348894 A JP26348894 A JP 26348894A JP 26348894 A JP26348894 A JP 26348894A JP H08121560 A JPH08121560 A JP H08121560A
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ball screw
rod
casing
fitted
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Toru Miyake
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造がシンプルで、加工が容易となりかつガ
タが生じるのを防止しうる回転阻止機構およびこれを用
いたアクチュエータを提供する。 【構成】 モータ2に接続されたボールねじ軸7は、ボ
ールねじ軸ナット8に嵌合される。ボールねじ軸ナット
8は、ロッド10に嵌合され、このロッド10とボール
ねじ軸ナット8とは固定される。ロッド10は、ボール
ねじ軸ナット8の周囲において厚みの大きい部分と厚み
の小さい部分とを有する。このような構造のロッド10
が、本体ケース9に嵌合される。この本体ケース9の内
表面は、ボールねじ軸ナット8およびロッド10の回転
を阻止するストッパとしての機能と、ボールねじ軸ナッ
ト8およびロッド10がボールねじ軸7の軸線方向に沿
って移動する際の案内面としての機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転軸の回転運動を
その軸線方向の往復直線運動に変換する際に必要とされ
る回転阻止機構およびこの回転阻止機構が組込まれた精
密位置決めテーブルなどに用いられるアクチュエータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、精密位置決めテーブルの駆動
アクチュエータの一例として、ボールねじ軸を用いたタ
イプの電動リニアアクチュエータは知られている。図4
は、従来のボールねじ軸を用いたタイプの電動リニアア
クチュエータ51を示す断面図である。
【0003】図4を参照して、電動リニアアクチュエー
タ51は、モータ52と、カップリング55と、ボール
ねじ軸58と、ボールねじ軸ナット57と、接続シャフ
ト67とを主に備える。モータ52は、固定子53とロ
ータ54とを有する。ボールねじ軸ナット57は、カッ
プリング55およびナット回転軸56を介してロータ5
4と接続されている。ボールねじ軸58は、ボールねじ
軸ナット57に嵌合している。このボールねじ軸58お
よびボールねじ軸ナット57は、ともにケーシング70
内に設けられる。また、ナット回転軸56およびボール
ねじ軸ナット57は、軸受Bによって支持されている。
ボールねじ軸58には、大径部58aが設けられてい
る。この大径部58aに、ねじ軸回転防止部69が取付
けられる。それにより、ボールねじ軸58の回転が阻止
される。このねじ軸回転防止部69の詳細については後
述する。ケーシング70の一方端には、端部材66があ
る。この端部材66を貫通して接続シャフト67が突出
している。そしてこの接続シャフト67の一方端は、固
定部材68を介してボールねじ軸58に固定され、他方
端は接続部CによってテーブルTと接続されている。テ
ーブルTとしては、XYテーブル,XYθテーブル等が
挙げられる。
【0004】次に、上記の構成を有する従来の電動リニ
アアクチュエータ51の動作について説明する。まず、
電源を投入してモータ52のロータ54を回転させる。
そして、ロータ54の回転が、カップリング55および
ナット回転軸56を介してボールねじ軸ナット57に伝
達される。このとき、ボールねじ軸58は、上述のねじ
軸回転防止部69によってその回転が阻止されているた
め回転しない。それにより、ボールねじ軸58は、その
軸線方向に直線運動を行なう。それに伴い、このボール
ねじ軸58に固定されている接続シャフト67が直線運
動を行なう。それにより、テーブルTが駆動される。
【0005】次に、上記のねじ軸回転防止部69の構成
について図5および図6を用いて詳しく説明する。図5
は、図4のV−V線に沿う断面図である。図6は、ねじ
軸回転防止部69を拡大した斜視図である。
【0006】まず図5を参照してボールねじ軸58の大
径部58aには、下方から回り止めピン59が挿入され
ている。そして、小孔65から押し込まれた小ねじ64
によって、この回り止めピン59は大径部58aに固定
されている。回り止めピン59の一方端側には、2つの
偏心リング60a,60bが設けられている。この2つ
の偏心リング60a,60bの外周には、軸受61a,
61bがそれぞれ嵌合されている。
【0007】次に、図6を参照して、上記の2つの偏心
リング60a,60bおよび軸受61a,61bを挟む
ように、予圧ブロック62aと回り止め転送ガイド62
bとが設けられる。予圧ブロック62aには、所定位置
にコイルばねからなる弾性部材63が設けられる。これ
らの両ブロックによって案内部73が形成される。この
案内部73によって、ボールねじ軸58の回転が阻止さ
れ、かつボールねじ軸58がその軸線方向に案内され
る。
【0008】上述のように、従来の電動リニアアクチュ
エータ51においては、図5あるいは図6に示されるよ
うな複雑な機構のねじ軸回転防止部69が設けられてい
た。そのため、部品点数が多くなり、組立作業が困難と
なるといった問題点が生じていた。
【0009】そこで、上記のような問題を解決すべく、
図7および図8に示される電動リニアアクチュエータ1
01が考案された。図7は、改良例における電動リニア
アクチュエータ101を示す断面図である。図8は、図
7におけるVIII−VIII線に沿う断面図である。
【0010】図7および図8を参照して、電動リニアア
クチュエータ101は、モータ102と、カップリング
103と、ロックナット105と、ボールねじ軸107
と、ボールねじ軸ナット108と、ロッド110とを主
に備える。ボールねじ軸107は、カップリング103
を介してモータ102に接続される。ロックナット10
5とカップリング103とは軸受ケース104内に設け
られる。ボールねじ軸107は、ボールねじ軸ナット1
08に嵌合される。ボールねじ軸ナット108は、本体
ケース109内に設けられる。本体ケース109には、
溝部111が設けられる。そして、ボールねじ軸ナット
108には、回り止めピン112が挿入される。この回
り止めピン112によって、ボールねじ軸ナット108
の回転が阻止される。ボールねじ軸ナット108は、ロ
ッド110に嵌合される。この場合、図7に一点鎖線で
示されるように、ボールねじ軸107の軸線と、ボール
ねじ軸ナット108の中心線と、ロッド110の中心線
とは一致している。
【0011】上述の改良例における電動リニアアクチュ
エータ101においては、ボールねじ軸ナット108の
回転を阻止する機構は、本体ケース109の内表面に設
けられた溝部111と、回り止めピン112とで構成さ
れる。そのため、前述の従来の電動リニアアクチュエー
タ51の場合に比べて、回転阻止機構が簡略化される。
そのため、上述した部品点数の問題あるいは組立作業の
問題はほぼ解消される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
改良例における電動リニアアクチュエータ101にも、
次に説明するような問題点があった。その問題点につい
て、図8を用いて説明する。図8を参照して、改良例に
おける電動リニアアクチュエータ101においては、本
体ケース109の内表面に溝部111を形成しなければ
ならない。この溝部111内には、回り止めピン112
が嵌合されるため、この溝部111は精度よく加工され
ることが望まれる。しかしながら、図7および図8に示
されるような円筒形状の本体ケース109の内表面に、
溝部111を精度よく加工することは非常に困難であ
る。また、溝部111が精度よく加工されなかった場合
には、溝部111と回り止めピン112との間に隙間が
できてしまう。それにより、ボールねじ軸ナット108
の回転を阻止する際にガタを生じるといった問題点も生
じる。
【0013】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものである。この発明の目的は、加工が
容易となりかつガタが生じるのを効果的に防止できる回
転阻止機構を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に基づく回転阻
止機構は、ケーシングと、回転軸と、環状部材とを備え
る。回転軸は、ケーシング内に配置され、その外周面に
おねじが切られる。環状部材は、回転軸が嵌入される孔
を有し、その孔の内表面にはめねじが切られ、孔の径方
向に第1と第2の異なる肉厚を有する部分を含み、ケー
シングに嵌め込まれる。
【0015】この発明に基づくアクチュエータは、ケー
シングと、ボールねじ軸と、モータと、ボールねじ軸ナ
ットと、ロッドとを備える。ボールねじ軸は、ケーシン
グ内に設けられる。モータは、ボールねじ軸に接続さ
れ、ボールねじ軸を回転駆動する。ボールねじ軸ナット
は、円筒形状を有し、その中心線とボールねじ軸の軸線
とが一致するようにボールねじ軸に嵌合される。ロッド
は、円筒形状を有し、ボールねじ軸の軸線とその中心線
とがずれるように上記のボールねじ軸ナットが嵌め込ま
れ、その外周面とケーシングの内表面とが接触するよう
にケーシングに嵌め込まれ、ケーシングの内表面を案内
面として往復直線運動を行なう。
【0016】
【作用】この発明に基づく回転阻止機構では、環状部材
は第1と第2の異なる肉厚を有する部分を含み、ケーシ
ングに嵌め込まれる。そのため、回転軸の回転に従って
環状部材が回転しようとした場合に、肉厚の大きい部分
がケーシングの内表面に押し付けられ、ケージングの内
表面と環状部材の外周面との間のまさつ力によって環状
部材の回転が阻止される。このとき、環状部材の肉厚を
異ならせることによって環状部材の回転を阻止できるの
で、上述の改良例のようにケーシングの内表面に回り止
めピンを係合させるための溝を形成する必要はなくな
る。そして、たとえば環状部材が円筒形状である場合に
は、環状部材を受け入れるためにケーシングに設けられ
る開口形状は、円形状でよい。この場合には、上記の改
良例の場合よりも格段に加工は容易となる。また、ケー
ジングに嵌め込まれた環状部材の外周面とケーシングの
内表面との間のまさつ力によって環状部材の回転が阻止
されるので、ガタが生じるのを効果的に阻止することも
可能となる。
【0017】この発明に基づくアクチュエータでは、ボ
ールねじ軸の軸線とロッドの中心線とがずれるようにボ
ールねじ軸ナットがロッドに嵌め込まれる。それによ
り、結果として、ボールねじ軸ナットを取囲むロッド
に、ボールねじ軸の径方向に肉厚の異なる部分が存在す
ることとなる。このロッドはケーシングに嵌合されてい
るので、ボールねじ軸が回転した場合においてもロッド
において肉厚の大きい部分がケーシングの内表面に押付
けられ、その際のロッドの外周面とケージング内表面と
の間のまさつ力によって、ロッドの回転は阻止される。
この場合も、ボールねじ軸ナットとロッドとがともに円
筒形状であるので、加工は容易となる。また、上記の回
転阻止機構の場合と同様に、ロッドとケーシングとの間
にガタが生じるのを効果的に阻止することも可能とな
る。
【0018】
【実施例】次に、図1〜図3を用いて、この発明の実施
例について説明する。図1は、この発明の一実施例にお
ける電動リニアアクチュエータ1を示す断面図である。
図2(a),(b)は、図1におけるII−II線に沿
う断面図である。
【0019】まず図1を参照して、本実施例における電
動リニアアクチュエータ1は、モータ2と、カップリン
グ3と、ロックナット5と、ボールねじ軸7と、ボール
ねじ軸ナット8とロッド10とを備える。ロックナット
5とカップリング3とは軸受ケース4内に設けられる。
そして、カップリング3を介してモータ2からの回転が
ボールねじ軸7に伝達される。また、ボールねじ軸7に
は、ボールねじ軸ナット8が嵌合される。ボールねじ軸
ナット8は、好ましくは、円筒形状を有する。また、図
1において一点鎖線で示されるようにボールねじ軸ナッ
ト8の中心線とボールねじ軸7の軸線とは、一致するこ
とが好ましい。ボールねじ軸ナット8はロッド10に嵌
入され、両者は固定される。ロッド10は、好ましく
は、円筒形状を有し、ボールねじ軸ナット8の周囲にお
いてボールねじ軸7の径方向に肉厚の厚い部分と肉厚の
薄い部分とを有する。また、ロッド10の中心線とボー
ルねじ軸7の軸線とは、図1に示されるように、ずれて
いる。ロッド10は、本体ケース9の内表面に沿って移
動可能となるように、本体ケース9に嵌入される。
【0020】次に、上記の構造を有する電動リニアアク
チュエータ1の動作について説明する。まず、モータ2
を作動させ、このモータ2からの回転駆動力を、カップ
リング3を介してボールねじ軸7に伝達する。それによ
り、ボールねじ軸7が回転する。それに従い、ボールね
じ軸ナット8が回転しようとする。このとき、ボールね
じ軸ナット8とロッド10とは、上述のように固定され
ているため一体となって回転しようとする。このとき、
ロッド10において、肉厚の厚い部分が、本体ケース9
の内表面に押付けられる。そして、ロッド10の外周面
と本体ケース9の内表面との間のまさつ力によって、ボ
ールねじ軸ナット8およびロッド10の回転が阻止され
る。その結果、本体ケース9の内表面に沿って、ロッド
10およびボールねじ軸ナット8が、ボールねじ軸7の
軸線方向に直線運動を行なうことになる。つまり、本体
ケース9の内表面は、ロッド10の回転を阻止するスト
ッパとしての機能を有するとともに、ロッド10および
ボールねじ軸ナット8の案内面としての機能をも有する
ことになる。
【0021】次に、図2を用いて、本実施例における電
動リニアアクチュエータ1の回転阻止機構についてより
詳しく説明する。図2(a)を参照して、ロッド10
は、上述のように、ボールねじ軸ナット8の周囲おい
て、肉厚の大きい部分と肉厚の小さい部分とを有する。
これは、ロッド10の中心線と、ボールねじ軸7および
ボールねじ軸ナット8の中心線とがずれているためであ
る。上記のように、ロッド10において、肉厚の大きい
部分が存在することによって、ロッド10が回転しよう
とした場合にその肉厚の大きい部分が本体ケース9の内
表面に押付けられる。次に、図2(b)を参照して、領
域11内において主にロッド10が本体ケース9に押付
けられ、ロッド10と本体ケース9との間に摩擦が生じ
ると考えられる。それにより、ロッド10の回転が阻止
されることになる。
【0022】このとき、図2に示されるように、ロッド
10は円筒形状を有しているため、本体ケース9には、
開口形状が円形状である孔を形成するだけでよい。そし
て、この孔の形成時に、本体ケース9の中心と、開口の
中心とをずらせるようにすればよいだけである。そのた
め、前述した改良例のように本体ケース9の内表面に溝
部を設ける必要がなく、加工が格段に容易となる。ま
た、加工が容易となるだけでなく加工精度をも向上させ
ることが可能となるので、ロッド10と本体ケース9の
内表面との間に余分な隙間が生じるのを効果的に阻止す
ることも可能となる。それにより、ロッド10の回転を
阻止する際のガタの発生をも効果的に阻止することが可
能となる。
【0023】次に、図3を用いて、上述した回転阻止機
構の変形例について説明する。図3は、回転阻止機構の
変形例を示す断面図であり、図2に示される断面に対応
する断面を示す図である。
【0024】図3を参照して本変形例においては、ロッ
ド10の断面形状が楕円形状となっている。そして、こ
の場合には、ロッド10の中心線とボールねじ軸7の軸
線とをずらせる必要はない。ロッド10を図3に示され
るような形状とすることによって、上記の場合と同様の
理由で、ロッド10の回転は効果的に阻止される。ま
た、前述の改良例に比べると、加工も容易となる。さら
に、上述の場合と同様にガタも生じにくくなる。
【0025】なお、ロッド10の形状は、図2あるいは
図3に示されるものに限られるものではなく、ボールね
じ軸ナット8の周囲において、ロッド10の肉厚が大き
い部分と小さい部分とが存在するような形状であればよ
い。具体的には、図2に示されるようにロッド10の中
心線とボールねじ軸7の軸線とをずらせた場合にはロッ
ド10の断面形状はどのような形状でも構わないが、図
3のようにロッド10の中心線とボールねじ軸7の軸線
とを一致させた場合には、ロッド10の断面形状は円以
外のものであれば三角形,四角形等どのようなものでも
構わない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、環状部材の断面形状に対応した形状の開口をケーシ
ングに設け、環状部材をその開口に嵌め込むだけでよい
ので、前述の改良例の場合よりも加工が容易となり得
る。また、回り止めピンが不要となるので、上記の改良
例の場合よりもさらに部品点数を減少させることも可能
となり、構造もさらにシンプルなものとすることが可能
となる。さらに、環状部材はケーシングに嵌め込まれる
だけであり、上述の改良例のように回り止めのピンを設
けていない。それにより、上記の改良例で問題とされた
ガタの問題をも効果的に回避することが可能となる。さ
らに、この発明に基づく回転阻止機構をアクチュエータ
などに用いた場合にも上記と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例における電動リニアア
クチュエータを示す断面図である。
【図2】(a)および(b)は、図1におけるII−I
I線に沿う断面を示す図である。
【図3】図2に示される回転阻止機構の変形例を示す断
面図であり、図2に対応する断面を示す図である。
【図4】特公平5−63657号公報に開示された電動
リニアアクチュエータを示す断面図である。
【図5】図4におけるV−V線に沿う断面図である。
【図6】図4に示される電動リニアアクチュエータにお
けるねじ軸回転防止部を拡大した斜視図である。
【図7】改良例における電動リニアアクチュエータを示
す断面図である。
【図8】図7におけるVIII−VIII線に沿う断面
図である。
【符号の説明】
1,51,101 電動リニアアクチュエータ 2,102,52 モータ 3,55,103 カップリング 4,104 軸受ケース 5,105 ロックナット 6,106 アンギュラベアリング 7,58,107 ボールねじ軸 8,57,108 ボールねじ軸ナット 9,109 本体ケース 10,110 ロッド 11 領域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと、 前記ケーシング内に配置され、外周面におねじが切られ
    た回転軸と、 前記回転軸が嵌入される孔を有し、前記孔の内表面には
    めねじが切られ、前記孔の径方向に第1と第2の異なる
    肉厚を有する部分を含み、前記ケーシングに嵌め込まれ
    る環状部材と、 を備えた回転阻止機構。
  2. 【請求項2】 ケーシングと、 前記ケーシング内に設けられたボールねじ軸と、 前記ボールねじ軸に接続され、前記ボールねじ軸を回転
    駆動するためのモータと、 前記ボールねじ軸の軸線とその中心線とが一致するよう
    に前記ボールねじ軸に嵌合される円筒形状のボールねじ
    軸ナットと、 前記ボールねじ軸の軸線とその中心線とがずれるように
    嵌め込まれ、その外周面と前記ケーシングの内表面とが
    接触するように前記ケーシングに嵌め込まれ、前記ケー
    シングの内表面を案内面として往復直線運動を行なう円
    筒形状のロッドと、 を備えたアクチュエータ。
JP26348894A 1994-10-27 1994-10-27 回転阻止機構およびこの機構を用いたアクチュエータ Withdrawn JPH08121560A (ja)

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