JPH0615599B2 - ラクトンから誘導した反応性単量体を含む組成物 - Google Patents

ラクトンから誘導した反応性単量体を含む組成物

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JPH0615599B2
JPH0615599B2 JP58203787A JP20378783A JPH0615599B2 JP H0615599 B2 JPH0615599 B2 JP H0615599B2 JP 58203787 A JP58203787 A JP 58203787A JP 20378783 A JP20378783 A JP 20378783A JP H0615599 B2 JPH0615599 B2 JP H0615599B2
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    • C08G63/02Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/06Polyesters derived from hydroxycarboxylic acids or from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds derived from hydroxycarboxylic acids
    • C08G63/08Lactones or lactides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08F299/02Macromolecular compounds obtained by interreacting polymers involving only carbon-to-carbon unsaturated bond reactions, in the absence of non-macromolecular monomers from unsaturated polycondensates
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ヒドロキシアルキルアクリラート又はメタク
リラート及びラクトンの反応生成物から誘導した反応性
単量体を含む組成物に関する。これらの組成物を他のエ
チレン性不飽和単量体と反応させて、種々の慣用の橋か
け剤及びその他の通常用いられる配合成分の添合により
高品質の工業用仕上剤(塗料)となし得る硬化性オリゴ
マー及び重合体を製造することができる。
カプロラクトンとヒドロキシエチルアクリラート及びメ
タクリラートとの反応生成物は文献中に記載されてい
る。例えば、米国特許第3,655,631号明細書の例1に
は、ε−カプロラクトンと開始剤としてのヒドロキシエ
チルアクリラートとを触媒として0.1重量%のp−トル
エンスルホン酸の存在下で重合させることが記載されて
おり、この反応は45℃の温度で4時間行なわれる。こ
の触媒は、トリクロロ酢酸以外のハロゲン置換脂肪族カ
ルボン酸、アルカンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、
及び低級アルキル置換ベンゼンスルホン酸よりなる群よ
り選ばれる有機酸触媒として記載されている。前記の例
1において、生成物は約960の分子量を有する固体の不
飽和ポリエステルとして記載されている。前記特許の例
8には、0.1重量%のp−トルエンスルホン酸触媒を用
いてヒドロキシエチルメタクリラートとε−カプロラク
トンとを重合させることが記載されている。このポリエ
ステル生成物は437の分子量を有し、そして粘稠な液
体であると記載されている。これらの例1及び例8では
重合は完了する旨述べられている。
前記特許で製造されるポリエステルは、比較的大量の残
留酸触媒を有する(すなわち、約1000ppm)。ポリ
エステル生成物中にこのような強酸触媒が存在すること
は、生成物の劣化を招く恐れがある。また、触媒の存在
は、ポリエステル生成物及びある種の橋かけ剤を含むオ
リゴマーから製造される被覆系の保存性(貯蔵寿)及び
ポツトライフ(pot life)を縮めることになる。さら
に、このような強い残留酸を含むポリエステル生成物を
使用すると、或る種の被覆用途によつては有害となる高
度に着色された副生物を生じる恐れもある。
米国特許第4,188,472号細書には、(a)ラクト
ンと、エステル含有アクリル又はα−置換アクリリル基
及び1個又は2個のヒドロキシル基とを反応させ、そし
て(a)の生成物とイソシアナートとを反応させることが
記載されている。特に例I〜例IIIでは、130℃(例
I)又は120℃(例II及び例III)に加熱した。ε−
カプロラクトンにヒドロキシエチルアクリラートを加え
ている。大量の触媒、例えばTPTチタナート(例Iで200
0ppm以上)又はオクタン酸第一スズとジブチルスズジラ
ウラートの混合物(例II及び例IIIで1500ppm以上)
が反応混合物に加えられている。さらに、これらの例で
行なわれる反応では大量の抑制剤、すなわち5000pp
m以上を使用する。この反応は130℃の温度で6時間
(例I)及び120℃の温度で8時間(例II及び例II
I)にわたつて行なわれている。これらの例の反応生成
物は、ヒドロキシル価162(例I)、318(例II)
及び122(例III)を有すると記載されている。例II
では反応は完了する旨述べられている。
米国特許第4,188,472号明細書に記載された重
合で大量の触媒及び抑制剤を使用すると、重合又は共重
合反応及び/又は橋かけ反応においてラクトン変性樹脂
を引続き用いる上で有害な効果をもたらす恐れがある。
「ヒドロキシル基を有し、かつε−カプロラクトンで変
性した(メタ)アクリレート樹脂の製法」なる発明の名
称の殴州特許出願第0044393A2号公報には、ア
クリル酸又はメタクリル酸と2〜4炭素原子を有するア
ルカンジオールとのモノエステル及び少なくとも1種
と、ε−カプロラクトンとをモル比1.5:1〜1:3で
反応させることが記載されている。この反応は有機スズ
化合物の存在下60〜130℃の温度で生じると記載さ
れている。特に例Iでは、2−ヒドロキシエチルアクリ
ラート及びε−カプロラクトンから付加物が製造されて
いる。2−ヒドロキシエチルアクリラート及びジブチル
スズオキシドを120℃に加熱し、そしてε−カプロラ
クトンを2時間にわたつて加えている。この混合物を12
0℃で2時間以上加熱される。この例がくり返され、そ
して反応生成物は25重量%以上の未反応2−ヒドロキ
シエチルアクリラートを含むことが示されている。
本発明は、(i)ラクトンとヒドロキシアルキルアクリ
ラート又はメタクリラートとの反応から生成され下記一
般式: (式中R、R1、R2及びR1は独立的に水素又はメチルであ
り、R4及びR5は独立的に水素であるか、又は1〜12炭
素原子のアルキルでありxは4〜7であり、そしてn及
び組成物中のnの平均値は1に等しいか又は1よりも大
きい)で表わされる反応性単量体、 (ii)残留ラクトン、 (iii)残留ヒドロキシアルキルアクリラート又はメタ
クリラート、 (iv)ジアクリラート副生物、 (v)ミカエル付加、アクリル重合、エステル交換又は
その他の副反応から得られる副生物、及び (vi)上記(i)におけるラクトンとヒドロキシルアル
キルアクリラート又はメタクリラートとの反応に使用さ
れる触媒、 を包含し、ここに、 (ii)の含量は0〜10重量%、 (iii)の含量は0重量%よりも多く、20重量%まで、 (iv)の含量は2重量%又はそれ以下、 (v)の含量は10重量%又はそれ以下、 (vi)の含量は200ppmよりも少なく、そして (i)の含量は100重量%に対する残余分、 である組成物に関する。
本発明者等は研究の結果本発明の組成物は、他の単量体
との重合反応における共単量体として用い得ることを見
いだした。本発明の組成物は、アクリル、ビニル又は類
似の単量体のような共単量体と重合すること、橋かけし
た際に高い可撓性、耐衝撃性、耐溶媒性、加水分解安定
性、及び化学的相溶性を有する被覆剤(塗料)又は接着
剤を生成するオリゴマー及び/又は共重合体を与える。
また、本発明の組成物を単独重合して同様な所望特性を
有するオリゴマーはホモポリマーを与えることもでき
る。
本発明の組成物は、ラクトンとヒドロキシアルキルアク
リラート又はメタクリラートとの反応によつて製造す
る。このラクトンは下記の一般式 (式中、R4及びR5は水素であるか又は1〜12炭素原子
のアルキルであり、そしてxは4〜7である) で特徴づけられる。好ましいラクトンはε−カプロラク
トンである。
ヒドロキシアルキルアクリラート又はメタクリラートに
は、2−ヒドロキシエチルアクリラート、ヒドロキシプ
ロピルアクリラート、ヒドロキシブチルアクリラート、
2−ヒドロキシエチルメタクリラート、2−ヒドロキシ
プロピルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−クロロ
プロピルメタクリラート、2−ヒドロキシ−3−クロロ
プロピルアクリラート、2,3−ジヒドロキシプロピルメ
タクリラート、2,3−ジヒドロキシプロピルアクリラー
ト等、又はこれらの混合物が含まれる。ヒドロキシエチ
ルアクリラート又はメタクリラートが好ましい。
本発明の組成物は、約200ppm以下、好ましくは10
0ppm以下の触媒の存在下に、ラクトンとヒドロキシア
ルキルアクリラート又はメタクリラートとを反応させる
ことによつて製造する。本発明で用い得る触媒は、1種
又は2種以上の有機金属化合物及びその他の金属化合
物、例えば塩化第二スズ又は塩化第二鉄、及びその他の
ルイス酸並びにプロトン酸が含まれる。好ましい触媒に
は、オクタン酸第一スズ、ジブチルスズジラウラート、
及びその他のスズ化合物;チタン酸テトライソプロピル
及びチタン酸ブチルのようなチタナート等が含まれる。
この反応は約100〜約140℃、好ましくは約120
〜約130℃の温度で行なう。この反応は大気圧下で行
なうが、但しより高圧又はより低圧を用いてもよい。こ
の反応は一般に酸素の存在下に行なつて、ヒドロキシア
ルキルアクリラート又はメタクリラートの重合を抑制さ
せる。この反応は約2〜約20時間、好ましくは約3〜
約11時間にわたつて行なう。
この反応は適当な抑制剤の存在下に行なつてヒドロキシ
アルキルアクリラート又はメタクリラート二重結合の重
合を阻止する。これらの抑制剤には、ヒドロキノンのモ
ノメチルエーテル、ベンゾキノン、フエノチアジン、メ
チルヒドロキノン、2,5−ジ−t−ブチルキノン、ヒド
ロキノン、及び当業界で公知のその他の通常のフリリー
ラジカル(遊離基)抑制剤が含まれる。使用する抑制剤
の量は、1000ppm以下、好ましくは800ppm以下、
そして最も好ましくは600ppm以下である。
この反応混合物を回収し、そして精製せずに用いてもよ
い。所望により、この反応混合物は真空ストリツピング
のような慣用の方法で精製することができる。
好ましくは、本明細書記載の方法に従つて、1〜12モ
ルのラクトンに対し1モルのアクリラート又はメタクリ
ラートの割合で、ε−カプロラクトンをヒドロキシエチ
ルアクリラート又はメタクリラートと反応させる。これ
らの組成物は固体又は液体であり、そして最も好ましい
組成物は液体である。
最も好ましい組成物は、2〜3モルのε−カプロラクト
ンに対して1モルのヒドロキシエチルアクリラート又は
メタクリラートの割合で、ε−カプロラクトンをヒドロ
キシエチルアクリラート又はメタクリラートと反応させ
ることによつて製造する。これらの組成物は一般式(I)
の反応性単量体、0〜5重量%のラクトン、10重量%
以下のヒドロキシエチルアクリラート又はメタクリラー
ト、少量のその他の反応生成物、400〜600ppmの
抑制剤、及び約50ppmの量の触媒残渣を含有する。
以下、実施例を掲げて本発明の特定な具体例を説明する
が、本発明はこれらの実施例により限定されるものでは
ない。
例1 500mのガラス製反応フラスコに、撹拌機、温度
計、冷却器、及び窒素導入及び排出管を取付け、そして
反応容器として用いた。ε−カプロラクトンをモレキユ
ラーシーブと約30分間接触させて乾燥した。次いで、
228gの乾燥ε−カプロラクトンを反応容器に導入
し、そして140℃に加熱し、この間窒素を用いてこの
系を噴霧させた。温度が140℃に達したとき、窒素の
噴流を空気の噴流に切換え、そして116gの2−ヒド
ロキシエチルアクリラート、0.0366g(106ppm)の
オクタン酸第一スズ及び0.027g(78ppm)のヒドロキ
ノンモノエチルエーテルの混合物を10分間にわたつて
加えた。この反応混合物を140℃で6時間保ち、室温
(約25℃)に冷却し、そして残留生成物を回収した。
この生成物は148.7のヒドロキシル価、3.41の酸価
及び98センチポアズ(25℃)のブルツクフイールド粘
度を有していた。
例2 例1に記載したように噴流処理した5のガラス製反応
フラスコに反応容器として用いた。仕込み量2,736gの
ε−カプロラクトンを反応容器に導入して140℃加熱
し、この間窒素を用いて噴霧させた。温度が140℃に
達したとき、窒素の噴流を空気の噴流に切換えて約5分
間用い、次いで空気のフラツシユに切換えて反応時間の
間続けた。次いで、1.392gの2−ヒドロキシエチルア
クリラート、0.208g(50ppm)のオクタン酸第一ス
ズ、及び1.30g(315ppm)のヒドロキノンモノメチ
ルエーテルの混合物を25分間にわたつて加えた。この
反応混合物を140℃で5時間保ち、室温(約25℃)
に冷却し、そして残留生成物として回収した。この残留
生成物は159のヒドロキシル価、3.29の酸価、及び
115センチポアズ(25.5)のブルツクフイールド粘
度を有していた。C−13核磁気共鳴で検討した結果、最
終生成物は2−ヒドロキシエチルアクリラート7.8重量
%、一般式Iにおけるnの平均値2.8及びε−カプロラ
クトン0重量%を含有することが示された。
例3 例1に記載したように取付けた500mのガラス製反
応フラスコを反応容器として用いた。仕込量456gの
ε−カプロラクトンを反応容器に導入して140℃に加
熱し、この間窒素を用いて噴霧させた。温度が140℃
に達したとき、窒素の噴流を空気の噴流に切換え、そし
て260gの2−ヒドロキシエチルメタクリラート、0.
036g(50ppm)のオクタン酸第一スズ、及び0.217g(3
03ppm)のヒドロキノンメチルエーテルの混合物を5〜
6分間にわたつて加えた。この反応混合物を140℃で
6時間保ち、室温(約25℃)に冷却し、そして残留生
成物として貯蔵した。この生成物は141.7のヒドロキ
シル価を有していた。
例4〜8 例1に記載したものと同じ適当なガラス製反応容器を用
いた。使用した成分を表1に示す。
ε−カプロラクトンを反応容器に導入して140℃に加
熱し、この間、窒素を用いて噴霧させた。温度が140
℃に達したとき、窒素の噴流を空気の噴流に切換え、そ
して他の3成分の混合物をカプロラクトンに加えた。こ
の混合物を供給する時間及び140℃の反応温度で保つ
時間を表2に示す。この反応時間を経過した後、生成物
を室温(約25℃)に冷却し、そして残留生成物として
貯蔵した。この残留生成物の分析値を表2に示す。
例9 500mのガラス製反応フラスコに、撹拌機、温度調節器
付き温度計、冷却器、及びガス噴霧管を取付けた。仕込
量2052gの乾燥ε−カプロラクトン(H2O 100pmm以
下)及び0.975gのヒドロキノンモノメチルエーテルを
フラスコに加えた。原料を130℃に加熱する際に、窒
素噴流を液面下で泡立てた。この噴流を窒素から空気に
切換え、そして液面下に10分間保持し、次いで噴流管
を液面上に上げ、そして残りの反応の間は空気の空間を
空気でフラツシユした。
0.155gのオクタン酸第一スズを含む仕込量1044gの2
−ヒドロキシエチルアクリラートを30分間に亘つて加
え、次いでこの反応を130℃で約10時間保持し、次
に室温まで放冷した。13 CNMRの分析の結果、2−ヒドロキシエチルアクリラー
ト7.6重量%、ε−カプロラクトン0重量%、及び一般
式Iにおけるnの平均値2.7であることが示された。生
成物の粘度は84cpsであつた。
例10 5000mのガラス製反応フラスコに、温度調節器付き温
度計、冷却器、及びガス噴霧管を取付けた。仕込量2052
gの乾燥ε−カプロラクトン(H2O 100pmm以下)及
び1.625gのヒドロキノンモノメチルエーテルをフラス
コに加えた。原料を130℃に加熱する際、及び130
℃に達した後30分の間、窒素噴流を液面下で泡立て
た。この液面下の噴流を窒素から空気に切換え、そして
液面下の空気空間の窒素フラツシユを開始した。
0.155gのオクタン酸第一スズを含む仕込量1044gの2
−ヒドロキシエチルアクリラートを単一パツチに加え
た。この反応を130℃で8時間保持し、次いで室温ま
で放冷した。
生成物を液体クロマトグラフイーで分析した結果、この
生成物は例3のものと同一であることが示された。
例11 窒素でフラツシユした189(50ガロン)のガラス張り
反応器に、約109.8kg(約242ポンド)乾燥ε−カプロラ
クトン(H2O100ppm以下)及び100gのヒドロキノン
メチルエーテルを仕込んだ。原料を100℃に約1.5時間に
わたつて加熱する際に、液体中に窒素を吹込んだ。次い
で、この噴流を空気に切換え、次いで残りの反応の間は
さらに窒素のフラツシユを反応器の空気空間に加えた。
空気を用いた1.5時間の噴霧の後、オクタン酸第一スズ
8.8gを含む56.2kg(124ポンド)の2−ヒドロキシ
エチルアクリラート仕込原料を約2時間にわたつて12
5〜130℃に加熱した。反応をこの温度で約8.5時間
保持し、次いで取出す前に約65℃まで1.5時間にわた
つて冷却した。
この生成混合物は、7.7重量%の2−ヒドロキシエチル
アクリラート、4%以下のカプロラクトン、及び約58
0ppmのヒドロキノンモノメチルエーテルを含有してい
た。一般式Iにおけるnの平均値は2.7であり、そして
この生成物は84cpsの粘度を有していた。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(i)ラクトンとヒドロキシアルキルアク
    リラート又はメタクリラートとの反応から生成され下記
    一般式: (式中R、R1、R2及びR1は独立的に水素又はメチルであ
    り、R4及びR5は独立的に水素であるか、又は1〜12炭
    素原子のアルキルでありxは4〜7であり、そしてn及
    び組成物中のnの平均値は1に等しいか又は1よりも大
    きい)で表わされる反応性単量体、 (ii)残留ラクトン、 (iii)残留ヒドロキシアルキルアクリラート又はメタ
    クリラート、 (iv)ジアクリラート副生物、 (v)ミカエル付加、アクリル重合、エステル交換又は
    その他の副反応から得られる副生物、及び (vi)上記(i)におけるラクトンとヒドロキシルアル
    キルアクリラート又はメタクリラートとの反応に使用さ
    れる触媒、 を包含し、ここに、 (ii)の含量は0〜10重量%、 (iii)の含量は0重量%よりも多く、20重量%まで、 (iv)の含量は2重量%又はそれ以下、 (v)の含量は10重量%又はそれ以下、 (vi)の含量は200ppmよりも少なく、 そして (i)の含量は100重量%に対する残余分、 である組成物。
  2. 【請求項2】ラクトンがε−カプロラクトンである特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。
  3. 【請求項3】ヒドロキシアルキルアクリラート又はメタ
    クリラートがヒドロキシエチルアクリラート又はメタク
    リラートである特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    組成物。
  4. 【請求項4】成分(i)におけるnに平均値が1〜12で
    ある特許請求の範囲第1項又は第2項又は第3項記載の
    組成物。
  5. 【請求項5】成分(i)におけるnの平均値が2〜3であ
    る特許請求の範囲第1項又は第2項又は第3項記載の組
    成物。
  6. 【請求項6】ヒドロキシアルキルアクリラート又はメタ
    クリラート二重結合の重合を防ぐための抑制剤を含有す
    る特許請求の範囲第1項記載の組成物。
JP58203787A 1982-11-02 1983-11-01 ラクトンから誘導した反応性単量体を含む組成物 Expired - Lifetime JPH0615599B2 (ja)

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