JPH06155767A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH06155767A
JPH06155767A JP31022592A JP31022592A JPH06155767A JP H06155767 A JPH06155767 A JP H06155767A JP 31022592 A JP31022592 A JP 31022592A JP 31022592 A JP31022592 A JP 31022592A JP H06155767 A JPH06155767 A JP H06155767A
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JP
Japan
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head
image data
image
temperature
ink
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP31022592A
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English (en)
Inventor
Yoshio Komaki
由夫 小巻
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP31022592A priority Critical patent/JPH06155767A/ja
Publication of JPH06155767A publication Critical patent/JPH06155767A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッド温度のバラツキを少なくして、形成画
像の濃度が安定し高品質な画像の形成ができる画像形成
装置。 【構成】 ヘッド56と、ヘッド56を駆動しインクジ
ェットをさせるヘッド駆動部125と、ヘッド駆動部1
25を作動させるためのパルス信号を生成するヘッド制
御信号生成部120と、画像データを読み取りサンプリ
ングする画像データ読み取り部126およびプリンタ制
御CPU102と、プリンタ制御CPU102から出力
される画像データ情報に基づいてヘッド制御信号生成部
120から出力されたパルス信号の形状を変化させるヘ
ッド駆動信号変形部124とを備え、ヘッド駆動信号変
形部124からの出力により前記ヘッド駆動部25を制
御する画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に関し、詳
しくはインクジェット記録方法により画像形成を行う画
像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録方法を用いて
画像形成可能としたものがある。このような画像形成装
置におけるインクジェットヘッド制御回路の一例を図1
5の概略ブロック図を参照して説明する。
【0003】図15において、201はヘッド制御信号
生成部であり、シリアル画像データVDが入力される
と、ヘッド駆動信号BE(以下、BE信号という),画
像データラッチ信号LATを生成する。202はシリア
ル・パラレル変換部であり、シリアル画像データVDを
ヘッドのノズル数に相当する256のパラレル信号に変
換すると同時に画像データラッチ信号LATによりデー
タを一時保持する。
【0004】204は、ヘッド駆動部であり、BE信号
によりインクジェットヘッド206を駆動し、シリアル
・パラレル変換部202で“H”にラッチされている画
像データに相当するノズルからインクを吐出し画像を形
成する。
【0005】BE信号の概要を図16に示す。BE信号
は、シリアル画像データが入力中であることを示す信号
BVEが“H”である期間、ヘッド制御信号生成部20
1より出力される図示のようなパルス状の信号である。
【0006】また、従来のインクジェット記録方法によ
る画像形成装置において、インクジェット記録ヘッドに
ヒーター等の加熱手段を設けて、ヘッドの温度調節を可
能としたものがある。このような画像形成装置における
ヘッド温度制御系の一例を図17に示す概略ブロック図
を参照して以下に説明する。
【0007】図17において、211はインクジェット
ヘッドであり、インクジェットヘッド211の側面に
は、ヘッド211を加熱するためのヒーター213とヘ
ッド211の温度を検知する温度センサ215が密着さ
れている。温度センサ215は、検知した温度データを
アナログ信号としてA/D変換器217に入力する。
【0008】CPU220は一定時間間隔でA/D変換
器217によりデジタル化されたヘッド211の温度デ
ータを読み取り、ヘッド211に加熱が必要であるかを
判断する。必要であると判断すればヒーター駆動回路2
18に信号を出力する。ヒーター駆動回路218は、C
PU220からの信号を受けてヒーター213に駆動電
流を供給する。
【0009】図18はCPU220において一定時間間
隔で起動されるヘッド温調タスクシーケンスを示すフロ
ーチャートである。
【0010】起動されるとステップS211でA/D変
換器217より温度データを入力し、ステップS212
に進み、入力した温度データが一定値以上であればステ
ップS213へ進み、ヒーターをオフする。一定値以下
であればステップS214へ進みヒーターをオンする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例では、以下のような欠点があった。
【0012】即ち、入力された画像データによりヘッド
を構成するノズルの使用率が変化するため、入力画像デ
ータにより、ヘッド駆動にともなうヘッドの温度上昇に
違いを生じるといった問題があり、ヘッド温度のバラツ
キによりインクの吐出量が変化し、形成画像の濃度ムラ
を生じる可能性があった。
【0013】また、上記従来例では、ヘッドの温度が不
適当な状態に至った状態を温度センサーで検知し、ヒー
ターの駆動制御が必要であることを判断しているため、
最適なヒーターの駆動制御タイミングよりも遅れてしま
う傾向があり、ヘッド温度が安定せず変動し、濃度ムラ
を生じる可能性があった。
【0014】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、ヘッド温度のバラツキを少なくし、形
成画像の濃度ムラを減少させた画像形成装置を提供する
ことを目的としたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】このため、この発明に係
る画像形成装置は、インクジェットによって画像を形成
する画像形成装置であって、ヘッドを備えたインク吐出
手段と、インク吐出手段を駆動しインクジェットさせる
ヘッド駆動手段と、該ヘッド駆動手段を作動させるため
のパルス信号を生成するヘッド制御信号生成手段と、画
像データを読み取りサンプリングする画像データサンプ
リング手段と、該画像データサンプリング手段から出力
される画像データ情報に基づいて前記ヘッド制御信号生
成手段から出力されたパルス信号の形状を変化させるパ
ルス信号変形手段とを備え、該パルス信号変形手段から
の出力により前記ヘッド駆動手段を制御することを特徴
とする構成によって、前記目的を達成使用とするもので
ある。
【0016】また、インクジェットによって画像を形成
する画像形成装置であって、ヘッドを備えたインク吐出
手段と、該インク吐出手段の温度を調節する温度調節手
段と、画像データを読み取りサンプリングする画像デー
タサンプリング手段と、該画像データサンプリング手段
からの画像情報に基づいて前記温度調節手段の動作を制
御する温度調整制御手段とを備えたことを特徴とする構
成によって、前記目的を達成使用とするものである。
【0017】
【作用】以上の構成により、画像データサンプリング手
段によってサンプリングした画像データの情報に基づい
て、パルス信号変形手段はインク吐出手段(ヘッド)の
温度を予測し、事前にインク吐出手段が適切な吐出条件
の温度になるようヘッド駆動手段によりインク吐出手段
を駆動しインクを吐出させることができるので、インク
吐出手段の温度を事前に安定させることができ、インク
の吐出量の変化を防止でき形成画像の濃度は安定する。
【0018】また、画像データサンプリング手段によっ
てサンプリングした画像データの情報に基づいて、温度
調整制御手段はインク吐出手段(ヘッド)の温度を予測
し、事前にインク吐出手段が適切な吐出条件の温度にな
るよう温度調節手段によりインク吐出手段の温度を調節
できるので、インク吐出手段の温度を安定させることに
より、インクの吐出量の変化を防止でき形成画像の濃度
は安定する。
【0019】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明に係る好適
な一実施例を詳細に説明する。
【0020】図1は、本実施例におけるデジタル・カラ
ー複写機の斜視図である。
【0021】このデジタル・カラー複写機10は、大別
して2つの要素から構成されている。
【0022】即ち、第1の大別要素として、上方に位置
する原稿画像をカラーで読み取り、デジタル・カラー画
像データを出力するカラー・イメージ・スキャナ部(以
下、「リーダ部」と略す)12を備える。なお、このリ
ーダ部12内には、デジタル・カラー画像データの各種
の画像処理を行うと共に、外部装置とのインタフェース
等の処理機能を有するコントローラ部14が内蔵されて
いる。
【0023】また、第2の大別要素として、リーダ部1
2の下方に位置し、該リーダ部12のコントローラ部1
4より出力されるカラー・デジタル画像信号を記録紙に
記録するためのプリンタ部20を備えている。
【0024】リーダ部12は、原稿押え板16の下の図
示しない原稿台上に下向きに置かれた、立体状又はシー
ト状若しくは大判サイズのシート状原稿等の各種形状,
サイズの原稿より画像情報を読み取るための機構も内蔵
している。
【0025】また、リーダ部12の上面の一側には、コ
ントローラ部14に接続された操作部18が設けられて
いる。この操作部18は、複写機としての各種情報や動
作指示等を入力するためのものである。
【0026】更に、コントローラ部14は、操作部18
を介して入力された情報に応じて、リーダ部12やプリ
ンタ部20に対する動作指示を行うよう構成されてい
る。そして、複雑な編集処理等を行う必要のある場合に
は、原稿押え板16に替えて、デジタイザ等を取り付
け、これをコントローラ部14に接続することができ、
これにより、より高度な画像処理が可能になる。
【0027】一方、本実施例のプリンタ部20において
は、特開昭54−59936号公報に記載された如きイ
ンク・バブル・ジェット記録方式の記録ヘッドを使用し
たフル・カラーのインク・ジェット・プリンタが用いら
れている。
【0028】上述した2つの大別要素は、互いに分離可
能であり、接続ケーブルを延長することによって互いに
離れた場所に設置することも可能に設定されている。
【0029】以下、以上の大別要素を詳細に説明する。
図2は、図1に示したデジタル・カラー複写機10の内
部構成を横から見た状態を概略的に示す断面図である。
【0030】(リーダ部12)まず、複写機10のリー
ダ部12の構成を説明する。
【0031】リーダ部12においては、露光ランプ2
2,レンズ24、及びフルカラーでライン・イメージの
読み取りが可能なイメージ・センサ26(本実施例では
CCDセンサを採用)によって原稿台ガラス28上に置
かれた原稿の画像,プロジェクタによる投影像、又は、
シート送り機構30によるシート状原稿の画像が読み取
られる。
【0032】次に、このようにしてリーダ部12で読み
取られた画像情報に対する各種の画像処理を、該リーダ
部12及びコントローラ部14で行い、この後、読み取
り、画像処理された情報はプリンタ部20に送られ、こ
こで記録紙に記録されることになる。
【0033】(プリンタ部20)次に、プリンタ部20
において、記録紙は小型定形サイズ(本実施例ではA4
〜A3まで)のカット紙を収納する給紙カセット32
と、大型サイズ(本実施例ではA2〜A1サイズまで)
の記録を行うためのロール紙34より選択的に供給され
る。
【0034】そして、プリンタ部20の給紙動作はコン
トローラ部14よりのプリント開始指示によって開始さ
れ、以下の経路でまず給紙第1ローラ44位置まで搬送
される。なお、本実施例においては、給紙部カバー38
に沿って記録紙を手差し口36より1枚ずつ手で入れる
ことにより行う手差し給紙(装置外部よりの給紙)をも
可能にしてある。
【0035】プリンタ部20に装着された給紙カセット
32よりの記録紙給紙の場合には、給紙カセット32の
記録紙セット面給紙端部上面には、給紙カセット32よ
りカット紙を1枚ずつ取り出すためのピック・アップ・
ローラ40が配設されている。このため、ピック・アッ
プ・ローラ40を駆動することにより給紙カセット32
にセットされた最上部の記録紙が取り出され、カット紙
送りローラ42に送られ、更に、そのローラ42により
給紙第1ローラ44まで搬送される。
【0036】一方、ロール紙34の場合には、ロール紙
給紙ローラ46により連続して送り出され、カッタ48
により定形長にカットされ、上述した給紙第1ローラ4
4位置まで搬送される。
【0037】同様に、給紙が手差し口36よりの手差し
給紙である場合には、手差しされた記録紙は手差しロー
ラ50によって給紙第1ローラ44まで搬送される。
【0038】ここで、ピック・アップ・ローラ40,カ
セット紙送りローラ42,ロール紙給紙ローラ46,給
紙第1ローラ44,手差しローラ50は、不図示の給紙
モータ(本実施例ではDCサーボ・モータを使用してい
る)により駆動され、各々のローラに付帯した電磁クラ
ッチにより随時回転駆動のオン・オフ制御が行えるよう
に構成されている。
【0039】このようにして上述の給紙経路のいずれか
より選択給紙された記録紙は、給紙第1ローラ44まで
搬送される。なお、記録紙の斜行(スキュー)を取り除
くため、この給紙に際しては、記録紙に所定量の紙ルー
プを形成した後、給紙第1ローラ44をオンして回転駆
動し、次に給紙第2ローラ52に記録紙が搬送されるこ
とになる。
【0040】また、給紙第1ローラ44と給紙第2ロー
ラ52との間には、記録ヘッド56の上側に配設された
紙送りローラ64と、下側に配設された給紙第2ローラ
52との間で正確な紙送り動作を行うために記録紙に所
定量たるませてバッファを作るように構成されている。
そして、このバッファには、記録紙のたるみ量としての
バッファ量を検出するためのバッファ量検知センサ54
が配設されている。このように記録紙にバッファを紙搬
送中において、常に作ることにより、特に大判サイズの
記録紙を搬送する場合の紙送りローラ64及び給紙第2
ローラ52にかかる負荷を低減することができ、正確な
紙送り動作が可能になる。
【0041】以上のように記録紙の搬送システムが構成
されたプリンタ部20において、記録ヘッド56により
プリントの際には、記録ヘッド56が装着されている走
査キャリッジ58がキャリッジ・レール60上の走査モ
ータ62により図面の表裏方向に往復動して、記録紙の
主走査方向への走査が行われるように構成されている。
そして、往路の走査では、記録ヘッド56により記録紙
上に画像がプリントされ、復路の走査では、紙送りロー
ラ64により記録紙を所定量だけ送る副走査方向の送り
動作が行われる。
【0042】この副走査方向に沿う送り量は、後述する
定移動量として定義されており、ここでは、記録ヘッド
56の副走査方向に沿う幅に相当する長さ、即ち、図示
してないが、プラテン74の記録ヘッド56に対向する
面部分に渡って形成されて吸引孔の配設幅に相当する長
さに設定されている。この吸引孔は、記録紙をプラテン
74に密着させた状態にするためのものである。
【0043】また、この復路の走査時における走査モー
タ62による記録紙駆動制御においては、バッファ量検
知センサ54を介してバッファ量を検知しながら、常に
所定のバッファ量となるよう制御されている。
【0044】そして、プリントされた記録紙は、排紙ト
レイ66に排出され、上述した一連のプリント動作を完
了する。
【0045】(走査キャリッジ系の構成)次に、図3を
参照して走査キャリッジ58まわりの構成の詳細な説明
を行う。
【0046】図3において、68は記録紙を副走査方向
に沿って間欠送りするための駆動源としての紙送りモー
タである。この紙送りモータ68は、その回転量を任意
に設定・変更できるものであり、紙送りローラ64、及
び、給紙第2ローラ用クラッチ70を介して給紙第2ロ
ーラ52を駆動するよう構成されている。
【0047】また、前述した走査モータ62は、走査キ
ャリッジ58を走査ベルト72を介して矢印のA,Bで
示す主走査方向に沿って往復走査させるための駆動源と
して設けられている。
【0048】なお、本実施例では、任意の送り量での正
確な紙送り制御が必要なことから、紙送りモータ68と
走査モータ62にパルス・モータが使用されている。
【0049】本実施例においては、プラテン74の下端
に対向した位置に不図示の紙押え部材が配設されてお
り、走査キャリッジ56の走査中に該紙押え部材が記録
紙をプラテンに固定することにより記録紙の移動等が発
生しないよう制御されている。
【0050】ここで、記録紙が給紙第2ローラ52に到
達すると、給紙第2ローラ用クラッチ70及び紙送りモ
ータ68が夫々オンされ、記録紙の先端は一対の紙送り
ローラ64に挟持されるまで、プラテン74上に搬送さ
れる。そして、搬送された記録紙は、プラテン74上に
設けられた紙検知センサ76によってプラテン74を通
過して搬送されたことを検知され、センサ情報は位置制
御,ジャム制御等に利用される。
【0051】記録紙の先端が紙送りローラ64に到達す
ると、給紙第2ローラ用クラッチ70,紙送りモータ6
8が夫々オフされ、次に、プラテン74の内側空間は、
不図示の吸引モータの起動により負圧とされ、吸引動作
が開始される。このような吸引動作により、記録紙はプ
ラテン74上に密着させられることになる。この時、同
時に上述した紙押え部材も記録紙をプラテンに固定す
る。
【0052】ここで、記録紙への画像プリント動作に先
立って、走査キャリッジ58はホーム・ポジション・セ
ンサ78が配設された位置まで移動され、次に矢印Aの
方向に沿って往路走査が行われる。
【0053】この往路走査において、所定の位置よりシ
アン“C”,マゼンタ“M”,イエロー“Y”,ブラッ
ク”K”の夫々のインクを適宜記録ヘッド56より吐出
して、画像の記録(プリント)が行われる。そして、主
走査方向に沿う所定の長さ分の画像記録動作を終えた
ら、走査モータ62の駆動方向を逆転し、走査キャリッ
ジ58を逆に、即ち、矢印Bで示す方向に移動されて復
路走査を開始する。走査モータ62は、走査キャリッジ
58がホーム・ポジション・センサ78の配設位置に戻
るまで逆転駆動される。
【0054】また、この復路走査の間、紙送りモータ6
8を起動させて紙送りローラ64を回転駆動することに
より、矢印Cで示す記録ヘッド56で記録した副走査方
向に沿う長さ分(記録ヘッド56の幅分)だけの紙送り
動作が行われる。なお、本実施例においては、この紙送
り量、即ち、副走査方向の移動量は、上述した記録ヘッ
ド56の幅分の定移動量のみが設定されるわけではな
く、最終ライン幅により規定される片移動量に設定され
る場合がある。
【0055】本実施例では、記録ヘッド56はインク・
ジェット・ノズルであり、合計256本のノズルがY,
M,C,Kの各色についてアセンブリされている。
【0056】一方、走査キャリッジ58がホーム・ポジ
ション・センサ78で規定されるホーム・ポジションに
停止すると、記録ヘッド56の回復動作が行われる。こ
の回復動作は、安定した記録動作を行うための処理であ
り、記録ヘッド56のノズル内に残留しているインクの
粘度変化等から生じる吐出開始時のムラを防止するため
の処理である。この処理では、給紙時間,装置内温度,
吐出時間等の予めプログラムされた条件に従って、記録
ヘッド56の各ノズルへの加圧動作を行い、各ノズルか
らインクの空吐出動作を行う。
【0057】以上説明の動作を繰り返すことにより、記
録紙上の全面に渡り所望の画像記録が行われることにな
る。
【0058】(システム構成)次に、本実施例のデジタ
ル・カラー複写機10における制御システムの画像信号
の処理及び制御について、図4を参照して説明する。
【0059】図4において、参照符号100は装置全体
の制御を司るメインCPUであり、メインCPU100
には、プリンタの制御動作を司るプリンタ制御CPU1
02,読み取り制御動作を司るリーダ制御CPU10
4,画像表示動作を処理するメイン画像処理部106,
操作者による入力部としての操作部108が接続されて
いる。
【0060】ここで、プリンタ制御CPU102とリー
ダ制御CPU104は、夫々プリンタ部,リーダ部の動
作制御を行うもので、メインCPU100とはマスタと
スレープの関係に設定されている。
【0061】上述したメイン画像処理部106は、エッ
ジ強調スムージング,マスキング,黒抽出,2値化,ト
リミング等の画像処理を行う。また、プリンタ制御CP
U102とメイン画像処理106には同期メモリ110
が接続されている。この同期メモリ110は、入力動作
の時間バラツキの吸収及び前述した記録ヘッドの機構上
の並びによる遅延補正を行うためのものである。そし
て、この同期メモリ110の出力は記録ヘッド56に接
続されている。
【0062】プリンタ制御CPU102はプリンタ部の
入力駆動の制御を行うプリンタ部駆動系114に接続さ
れている。また、リーダ制御CPU104はシェーディ
ング補正,色補正,γ補正等の読み取り系で必要な補正
処理を行う入力系画像処理部116と、リーダの入力駆
動の制御を行うリーダ部駆動系118とに接続されてい
る。
【0063】更に、入力系画像処理部116にはCCD
ラインセンサ120が接続されており、この入力系画像
処理部116はメイン画像処理部106に接続されてい
る。
【0064】ここで、リーダ部12はメインCPU10
0,リーダ制御CPU104,メイン画像処理部10
6,操作部108,入力系画像処理部116,リーダ部
駆動系118、並びに、イメージセンサとしてのCCD
ラインセンサ26とから構成されている。
【0065】また、プリンタ部20は、プリンタ制御C
PU102,同期メモリ110,記録ヘッド(以下、B
Jヘッドという)56、並びに、プリンタ部駆動系11
4とから構成されている。
【0066】次に上記の同期メモリ110,BJヘッド
56,プリンタ制御CPU102の中で特に実施例にと
って特徴的な構成部分について説明する。なお以下、本
実施例を第1実施例という。
【0067】図5は、第1実施例のプリンタ部制御ブロ
ック図である。
【0068】120はヘッド制御信号生成部であり、シ
リアル画像データVDが入力されるとヘッド駆動信号B
E,画像データラッチ信号LATを生成する。122は
シリアル・パラレル変換部であり、シリアル画像データ
VDをBJヘッドのノズル数に相当する256のパラレ
ル信号に変換すると同時に画像データラッチ信号LAT
によりデータを一時保持する。
【0069】124はヘッド駆動信号BEの変形部であ
り、BE信号とプリンタ制御CPU102からのパルス
幅を入力とし、CPU102からの指定パルス幅でBE
信号のパルス幅を変更した信号をヘッド駆動部125に
入力する。
【0070】ヘッド駆動部125は、BE変形部124
からの出力信号によりBJヘッド56を駆動し、シリア
ル・パラレル変換部122で“H”にラッチされている
画像データに相当するノズルを駆動し、インクを吐出す
る。126は画像データ読み取り部であり、プリンタ制
御CPU102により画像データ取り込み信号STLが
出力されると、BJヘッド56のノズル数に相当する2
56の画像データをCPU102により順次読み出し可
能なように一時保存する。プリンタ制御CPU102は
取り込んだ画像データをデータバスから定期的に読み込
み、ヘッドの使用率を推定し、BE変換部124にパル
ス幅を設定する。
【0071】図5に示した構成は、プリンタ制御CPU
102を除いてC,M,Y,Kの各ヘッドごとに4組を
個別に備えており、夫々画像データVDが入力されてい
る。
【0072】図6は、BE変形部124に入力されるヘ
ッド駆動信号BEと出力信号の関係を示すヘッド駆動信
号変形の説明図である。
【0073】即ち、BE変形部124はヘッド駆動信号
BEの立ち上がりからCPU102が設定したパルス幅
Aの期間“H”である信号を出力する。
【0074】図7は、プリンタ制御CPU102におい
て毎主走査の始めに起動され上記パルス幅Aを決定する
タスクシーケンスを示すフローチャートである。
【0075】このタスクシーケンスは、C,M,Y,K
の各ヘッドごとに個別に備えられており、同時に起動さ
れる。そして、起動されるとステップS1により画像デ
ータ読み取り部に画像データ取り込み信号を出力した
後、順次256ビットの画像データを読み込み、不図示
のRAMに記憶する。次にステップS2では、画像デー
タのサンプリング同期に相当する100msだけシーケ
ンスを停止させ待機する。100ms経過するとステッ
プS3に進み、スキャンが終了したかを判断し、終了し
ていなければステップS1へ進み、画像データのサンプ
リングを繰り返す。終了していればステップS4へ進
み、RAMに記憶されたデータを読み出し、それらの平
均値を算出する。
【0076】ステップS5では、ステップS4で算出し
た平均値が大きく、ノズルの吐出率が大きければ、発熱
を押えるために小さめにパルス幅を決定し、平均値が小
さければ大きめにパルス幅を決定する。そして、ステッ
プS6に進み、BE変形部124にパルス幅を設定す
る。
【0077】本実施例では、上記のように各ヘッドごと
に画像データを一定時間間隔ごとにサンプリングし、イ
ンクの吐出率が低いと判断すれば、次回のスキャンでの
ヘッド駆動のパルス幅を大きく設定し、逆に高いと判断
すれば、パルス幅を小さく設定することにより、インク
の吐出率のバラツキによるヘッド温度のバラツキを予め
抑制しておくことができるので、濃度ムラの減少が可能
である。
【0078】(第2実施例)前記第1実施例では各BJ
ヘッドは、それぞれ一つのヘッド駆動信号BEにより駆
動されていたが、BJヘッドを構成するノズルごと、も
しくは、BJヘッドを構成する多数のノズルを複数のブ
ロックに別けて、ブロックごとに独立したヘッド駆動信
号BEを用いることにより、画像データによるノズル間
の吐出率のバラツキを抑制する構成とすることも可能で
ある。
【0079】この場合、前記した実施例において、BE
変形部124およびヘッド駆動部128は、ノズル数も
しくはブロック数だけ備え、各ノズルもしくはブロック
に相当する画像データを、それぞれ図7に示すシーケン
スによりサンプリングを行い、それぞれのBE変形部の
パルス幅の設定値を独立に設定することにより実施する
ことができ、前記第1実施例と同様な効果を発揮でき
る。
【0080】(第3実施例)また、前記第1実施例で
は、パルス幅の設定値をスキャン終了時に再設定してい
るが、このようにスキャン終了時に限定することなく、
スキャン中に周期的にパルス幅の設定値を再設定する構
成も可能である。
【0081】この場合、スキャン開始時に毎回起動され
るパルス幅決定シーケンスを図8に示す。
【0082】ステップS11で100ms待ち、ステッ
プS12で画像データを読み込みステップS13に進
む。このようにして3回、画像データのサンプリングを
行ったら、ステップS13からステップS14そしてス
テップS15に進み、前記第1実施例と同様に読み込ん
だデータの平均値を算出してパルス幅を決定し、ステッ
プS16でパルス幅を設定する。ステップS17に進
み、スキャンが終了しているかを判断し終了していなけ
れば、ステップS11へ進み、終了していればタスクシ
ーケンスを終了する。
【0083】(第4実施例)さらに前記した各実施例で
は、ヘッド駆動信号BEのパルス幅を変形しているが、
このような変形状態に限定されるものではなく、ヘッド
に与える熱量を変化させることができるよう、ヘッド駆
動信号に対する種々の変形が応用可能である。
【0084】例えば、図9に示すように、ヘッド駆動信
号BEの立ち上がりで生成されるパルスの個数を、ノズ
ルの吐出率の減少にともない増加させる構成によって前
記実施例と同様の効果を発揮させることもできる。
【0085】〔他の実施例〕次に同期メモリ110,B
Jヘッド56,プリンタ制御CPU102の中で特に実
施例にとって特徴的な他の構成について以下説明する。
【0086】(第5実施例)図10は第5実施例のプリ
ンタ部制御ブロック図であり、前記第1実施例のブロッ
ク図5と同一または相当部分は同一符号で示してある。
【0087】125はヘッド駆動部であり、ヘッド駆動
信号BEによりBJヘッド56を駆動し、シリアル・パ
ラレル変換部122で“H”にラッチされている画像デ
ータに相当するノズルからインクを吐出する。
【0088】126は画像データ読み取り部であり、プ
リンタ制御CPU102により画像データ取り込み信号
STLが出力されるとBJヘッド56のノズル数に相当
する256ビットの画像データをCPU102により順
次読み出し可能なように一時保存する。プリンタ制御C
PU102は取り込んだ画像データをデータバスから順
次読み込み、ヘッド56を加熱する必要があるかないか
を判断し、その結果に従ってヒーター駆動部128に信
号を出力する。ヒーター駆動部128はCPU102か
らヒーターオンの信号を入力すれば、BJヘッド56の
ヒーター129をオン状態に保持し、ヒーターオフの信
号を入力すればヒーター129をオフ状態に保持する。
【0089】図10に示した構成は、CPU102を除
いて、C,M,Y,Kの各ヘッドごとに4組を個別に備
えており、それぞれ画像データVDが入力される。
【0090】図11はプリンタ制御CPU102におい
て、プリント中に一定時間間隔で起動されるヘッド温調
タスクシーケンスを示すフローチャートである。
【0091】このタスクシーケンスは、C,M,Y,K
の各ヘッドごと個別に備えられており、同時に起動され
る。起動されると、ステップS21で画像データ読み取
り部126に画像データ取り込み信号を出力した後、順
次256ビットの画像データを読み込む。ステップS2
2では新たに画像取り込み信号を出力し、同様に256
ビットの画像データを読み込む。ステップS23では、
ステップS21,S22で読み込んだ計512ビットの
画像データの中に何ビットがインク吐出を引き起こす
“H”のビットであるかを算出する。ステップS24で
は算出した“H”ビットの数が計512ビット中の約3
分の1に相当する170ビット以下であれば、ステップ
S25へ進み、ヒーターをオン状態として加熱を始め
る。一方、170ビット以上であればステップS26に
進み、ヒーターをオフ状態とする。
【0092】上記のように本第5実施例は、各ヘッドご
とに画像データを一定時間間隔ごとにサンプリングし、
インクの吐出率が低い状態であると判断すれば、ヒータ
ーをオン状態にすることにより、インクの吐出率のバラ
ツキによるヘッド温度のバラツキを予め抑制することが
でき、高精度のヘッド温調が可能である。
【0093】(第6実施例)前記第5実施例では、各ヘ
ッドに各ノズル共通の1つのヒーターを設け、このヒー
ターをオン,オフすることにより温調を行っていたが、
このような構成に限定されることなく、例えば、第6実
施例では、図12に示すように、ヘッドのノズルを複数
のブロックに分け、各ブロックごとに1つのヒーターを
設け、各ブロックごとのノズル使用率(吐出率)を画像
データより推定し、各ブロックのヒーターを個別にオ
ン,オフの制御を行うヒーター駆動部130の構成とな
っている。
【0094】上記第6実施例において、図12に示すよ
うなヘッドヒート系を用い、プリンタ制御CPU102
においてプリント中に一定時間間隔で起動されるヘッド
温調タスクシーケンスを図13に示す。
【0095】ステップS31,S32で各64ビットの
画像データを読み込み、次にステップS33へ進み、制
御を行うブロック番号iを1にする。ステップS34で
はブロック1に相当する画像データ計128ビットにつ
いて“H”ビットの個数を算出する。ステップS35で
は、計128ビット中に約3分の1に相当する43ビッ
ト以下であれば、ステップS36に進み、ヒーターiを
オン状態とする。一方、43ビット以上であれば、ステ
ップS37へ進み、ヒーターiをオフ状態とする。ステ
ップS38では、iが最大ブロック番号iより大きけれ
ばタスクシーケンスを終了し、小さければステップS3
9に進み、次のブロック番号に進み、ステップS34へ
戻り、上記ステップを繰り返す。
【0096】上記の構成により、前記第5実施例と同様
の効果を発揮することができる。
【0097】(第7実施例)本第7実施例では、図14
のブロック図に示すように、BJヘッド56に温度セン
サ130を設け、検知した温度データのアナログ信号は
A/D変換器132に入力してデジタル化し、CPU1
02がヘッド56の温度データを読み取り可能とするこ
とにより、画像データのサンプリングデータと温度セン
サ130からの温度データとから複合的にヒーターのオ
ン,オフ状態を制御する構成となっている。
【0098】例えば、プリント中は画像データによりヒ
ーターを制御し、プリント中以外は、温度センサ130
の読み取り値により制御を行う。またプリント中の画像
データによるヒーターの制御を温度センサ130の読み
取り値により補正を行うこともできる。
【0099】(第8実施例)更に、ヘッドの温度を調節
する方法は、ヒーターのオン,オフに限定されるもので
はなく、減熱手段(ヒートシンク)も含め、温調が可能
なものならば他の手段も利用可能であり、例えば、ヘッ
ドの冷却ファンのオン,オフ、定期的にヒーターをオン
する駆動パルスの周波数の増減などによることもでき
る。
【0100】そして、前記第5実施例と同様の効果を発
揮することができる。
【0101】(関連技術)本発明は、特にインクジェッ
ト記録方式の中でも熱エネルギを利用する方式の記録ヘ
ッド、記録装置において、優れた効果をもたらすもので
ある。
【0102】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや流路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的に
この駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を
形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮によ
り吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少
なくとも一つの液滴を形成する。前記駆動信号をパルス
形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるの
で、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成で
き、より好ましい。このパルス形状の駆動信号として
は、米国特許第4463359号明細書、同第4345
262号明細書に記載されているようなものが適してい
る。なお、前記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米
国特許第4313124号明細書に記載されている条件
を採用すると、更に優れた記録を行うことができる。
【0103】記録ヘッドの構成としては、前述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書に開示された構成においても本発
明は実施できる。加えて、複数の電気熱変換体に対し
て、共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構
成を開示する特開昭59−123670号公報や熱エネ
ルギの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成
を開示する特開昭59−138431号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、画像データサンプリング手段によってサンプリング
した画像データの情報に基づいて、パルス信号変形手段
はインク吐出手段(ヘッド)の温度を予測し、事前にイ
ンク吐出手段が適切な吐出条件の温度になるようヘッド
駆動手段によりインク吐出手段を駆動しインクジェット
させることができるので、インク吐出手段の温度を事前
に安定させ、ヘッド温度のバラツキによるインクの吐出
量の変化を防止できる。そして形成画像の濃度は安定
し、高品質な画像の形成ができる。
【0105】また、画像データサンプリング手段によっ
てサンプリングした画像データの情報に基づいて、温度
調整制御手段はインク吐出手段(ヘッド)の温度を予測
し、事前にインク吐出手段が適切な吐出条件の温度にな
るよう温度調節手段によりインク吐出手段の温度を調節
できるので、インク吐出手段の温度を安定させ、ヘッド
温度のバラツキによるインクの吐出量の変化を防止で
き、形成画像の濃度は安定し、高品質な画像の形成がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の斜視図である。
【図2】 一実施例の概要断面図である。
【図3】 一実施例の操作キャリッジの概要斜視図であ
る。
【図4】 一実施例の制御システムブロック図である。
【図5】 第1実施例のプリンタ部制御ブロック図であ
る。
【図6】 第1実施例のヘッド駆動信号変形の説明図で
ある。
【図7】 第1実施例のヘッド駆動信号設定フローチャ
ートである。
【図8】 第3実施例のヘッド駆動信号設定フローチャ
ートである。
【図9】 第4実施例のヘッド駆動信号変形の説明図で
ある。
【図10】 第5実施例のプリンタ部制御ブロック図で
ある。
【図11】 第5実施例のインクジェットヘッド温調フ
ローチャートである。
【図12】 第6実施例のヘッドヒート系説明図であ
る。
【図13】 第6実施例のインクジェットヘッド温調フ
ローチャートである。
【図14】 第7実施例のプリンタ部制御ブロック図で
ある。
【図15】 従来のインクジェットヘッド制御ブロック
図である。
【図16】 従来のインクジェットヘッド駆動信号図で
ある。
【図17】 従来のインクジェットヘッド駆動信号図で
ある。
【図18】 従来のインクジェットヘッド温調フローチ
ャートである。
【符号の説明】 56 記録ヘッド 102 プリンタ制御CPU 120 ヘッド制御信号生成部 122 シリアル・パラレル変換部 124 ヘッド駆動信号変形部 125 ヘッド駆動部 126 画像データ読み取り部 BE ヘッド駆動信号 BVE シリアル画像データが入力中であることを示す
信号 VD シリアル画像データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9012−2C B41J 3/04 103 X

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットによって画像を形成する
    画像形成装置であって、ヘッドを備えたインク吐出手段
    と、インク吐出手段を駆動しインクジェットさせるヘッ
    ド駆動手段と、該ヘッド駆動手段を作動させるためのパ
    ルス信号を生成するヘッド制御信号生成手段と、画像デ
    ータを読み取りサンプリングする画像データサンプリン
    グ手段と、該画像データサンプリング手段から出力され
    る画像データ情報に基づいて前記ヘッド制御信号生成手
    段から出力されたパルス信号の形状を変化させるパルス
    信号変形手段とを備え、該パルス信号変形手段からの出
    力により前記ヘッド駆動手段を制御することを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 インクジェットによって画像を形成する
    画像形成装置であって、ヘッドを備えたインク吐出手段
    と、該インク吐出手段の温度を調節する温度調節手段
    と、画像データを読み取りサンプリングする画像データ
    サンプリング手段と、該画像データサンプリング手段か
    らの画像情報に基づいて前記温度調節手段の動作を制御
    する温度調整制御手段とを備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 インクジェットによって画像を形成する
    画像形成装置であって、ヘッドを備えたインク吐出手段
    と、該インク吐出手段の温度を測定し出力する温度測定
    手段と、前記インク吐出手段の温度を調節する温度調節
    手段と、画像データを読み取りサンプリングする画像デ
    ータサンプリング手段と、該画像データサンプリング手
    段からの画像情報と前記温度測定手段からの出力に基づ
    いて前記温度調節手段の動作を制御する温度調整制御手
    段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記のヘッドは、インクに熱による状態
    変化を生起させ、この状態変化にもとづいてインクを吐
    出させるものであることを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれかに記載の画像生成装置。
JP31022592A 1992-11-19 1992-11-19 画像形成装置 Withdrawn JPH06155767A (ja)

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JP31022592A JPH06155767A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 画像形成装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6857717B2 (en) 2002-02-19 2005-02-22 Canon Kabushiki Kaisha Inkjet printing apparatus, control method therefor, and program
JP2011073190A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Fujifilm Corp 液体供給装置及び画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6857717B2 (en) 2002-02-19 2005-02-22 Canon Kabushiki Kaisha Inkjet printing apparatus, control method therefor, and program
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