JP3521661B2 - インクジェット記録装置およびその記録方法 - Google Patents
インクジェット記録装置およびその記録方法Info
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Description
られた発熱素子を発熱させてインク中に気泡を発生さ
せ、その成長時の圧力によってインクを噴射して記録を
行なうインクジェット記録装置およびその記録方法に関
するものである。
インクを加温して気泡を発生させ、その気泡の成長する
際の圧力によってインクを噴射し、記録を行なうサーマ
ル型のインクジェット記録装置がある。このサーマル型
のインクジェット記録装置では、発熱素子を発熱させて
インクを加温する構成であるため、連続して印字を行な
うと、熱が記録ヘッドに蓄積されて記録ヘッドの温度が
上昇する。一般にインクは温度によってその粘度が変化
するため、このような記録ヘッドの昇温や環境温度の変
化によってインクの粘度が変化し、噴射されるインク滴
の量が変化して印字濃度が変化してしまう。
は、サーミスタなどの温度検知素子を用いて記録ヘッド
の温度を検出し、これに基づいて発熱素子の駆動条件を
変化させるなどして濃度を調整している。例として、特
開平3−121852号公報や特開平7−125260
号公報では、印字する画像情報から記録ヘッドの温度を
予測し、その結果から発熱素子を発熱させる際に与える
パルスの形状を定めている。また特開平3−28495
1号公報では、記録ヘッドの温度を検出し、検出した記
録ヘッドの温度に基づいて駆動パルスを制御している。
さらに特開平5−31906号公報では、記録ヘッド上
の温度検出手段で検出した記録ヘッドの温度と記録デー
タからインクの温度を推定し、推定したインクの温度を
基に駆動条件を制御している。
おける記録ヘッドの温度と記録濃度との関係の一例を示
すグラフである。従来のインクジェット記録装置では、
図8に示すように発熱素子の駆動条件は離散的に変化す
るために、濃度が階段状に変化する。例えば、図中の温
度Tでは、記録ヘッドの温度が上昇傾向の場合には、駆
動条件PB では記録ヘッドの温度が上がり過ぎるため、
発熱量の小さい駆動条件PA に変更される。逆に記録ヘ
ッドの温度が下降傾向の場合には、駆動条件PA では記
録ヘッドの温度が下がりすぎるため、発熱量の大きい駆
動条件PB に変更される。通常、同じ温度のもとでは、
発熱量の大きい駆動条件の方が噴射するインク液滴の量
は多くなるため、温度Tでは駆動条件の変更によって噴
射するインク液滴量が変化し、印字濃度が変化すること
になる。
おける駆動条件変更時の印字画像の一例を示す拡大模式
図である。シリアルプリンタにおいて、上述のような駆
動条件の変更が連続する印字画像中で発生すると、濃度
差が目立ってしまう。例えば図9では、1ページを複数
のバンドに分割して印字を行なう場合に、上半分を例え
ば発熱量の大きい駆動条件PB によって発熱素子を駆動
して印字し、次のバンドの印字前に温度条件などを検出
した結果、発熱量の小さい駆動条件PA で発熱素子を駆
動して印字を行なった場合を示している。このように、
図9に示す上下の2つのバンドは異なる駆動条件で駆動
されている。このとき、上半分の発熱量の大きい駆動条
件PB で印字した部分は、下半分の発熱量の小さい駆動
条件PAで印字した部分よりもインク液滴の量が多いた
め、記録されたドットの径は相対的に上半分の方が大き
くなり、下半分の方が小さくなる。そのため、2つのバ
ンド間に濃度差が現れることになる。
バンド間の濃度差はなくなるものの、1ページ中の最初
と最後で濃度が相違してしまう場合が発生する。また、
駆動条件を細かく制御すれば、上述のバンド間の濃度差
は軽減されるが、各駆動条件や駆動条件を判断するため
のデータなどを格納しておくためのメモリを多く必要と
するため、コストアップとなってしまう。しかも、発熱
素子を駆動するパルス幅の時間を調整できる最小の時間
幅には限界があるので、インク吐出量を微小量調整する
のが難しいという問題がある。
情に鑑みてなされたもので、少ないメモリで済み、駆動
条件の変化による印字画像上の濃度差を目立たなくした
インクジェット記録装置を提供することを目的とするも
のである。
は、記録ヘッドに設けられた発熱素子を発熱させてイン
ク中に気泡を発生させ、その成長時の圧力によってイン
クを噴射して記録を行なうインクジェット記録装置の記
録方法において、少なくとも記録ヘッドの温度を測定
し、測定された温度によって決定される前記発熱素子を
駆動するための条件である暫定駆動条件と過去の記録に
際して用いた現駆動条件とを比較し、両者が異なる場合
には前記暫定駆動条件および前記現駆動条件による前記
発熱素子の駆動を混合して行なうことを特徴とするもの
である。
のインクジェット記録装置の記録方法において、前記発
熱素子の駆動は、インクを噴射しない程度のプレパルス
と実際にインクを噴射させるメインパルスによって行な
い、前記暫定駆動条件および前記現駆動条件は、前記プ
レパルスのパルス幅であることを特徴とするものであ
る。
けられた発熱素子を発熱させてインク中に気泡を発生さ
せ、その成長時の圧力によってインクを噴射して記録を
行なうインクジェット記録装置において、前記記録ヘッ
ドの温度を測定する温度測定手段と、前記記録ヘッドの
温度と前記発熱素子の駆動条件とを対応づけて記憶する
記憶手段と、前記温度測定手段で測定された温度によっ
て前記記憶手段から対応する駆動条件を得て暫定駆動条
件とし該暫定駆動条件と過去の記録に際して用いた現駆
動条件とを比較して両者が異なる場合には前記暫定駆動
条件および前記現駆動条件による前記発熱素子の駆動を
混合して行なうように前記発熱素子の駆動を制御する制
御手段を有することを特徴とするものである。
のインクジェット記録装置において、前記制御手段は、
インクを噴射しない程度のプレパルスと実際にインクを
噴射させるメインパルスによって発熱素子を駆動し、前
記記憶手段に記憶されている駆動条件は、少なくとも前
記プレパルスのパルス幅であることを特徴とするもので
ある。
記録装置の実施の一形態を示すブロック構成図である。
図中、1はインクジェット記録装置、2はホストコンピ
ュータ、11は制御部、12は印字データ展開部、13
は駆動回路、14は記録ヘッド、15はサーミスタ、1
6はA/Dコンバータ、17は温度検出部、18はルッ
クアップテーブルである。
字命令は、印字データ展開部12において印字データに
展開される。印字データ展開部12は、制御部11から
の指示に従って、印字する順序で印字データを記録ヘッ
ド14に送出する。
4に送出し、印字データ展開部12から送られてくる印
字データに従って図示しない発熱素子を発熱させ、イン
クを噴射して記録を行なう。図2は、駆動パルスの一例
の説明図である。ここでは一例として、1回の発熱素子
の駆動を2つの駆動パルスで行なう例を示している。こ
の例では、インクを噴射させないでインクを加熱するた
めのプレパルスP1と、実際にインクを噴射させるため
のメインパルスP3とを発熱素子に印加してインクを噴
射させる。もちろん、単一のパルスによって発熱素子を
駆動してもよい。
度を検出するためのサーミスタ15が設けられている。
サーミスタ15は1個に限らず、複数個設けてもよい。
また、環境温度を検出するためのサーミスタが設置され
ることもある。サーミスタ15の出力は、A/Dコンバ
ータ16でデジタルデータに変換されて温度検出部17
に入力されている。温度検出部17では、サーミスタ1
5の出力を温度に変換して制御部11に入力する。
ヘッド14の温度と記録ヘッドの駆動条件を対応づけた
データが格納されている。図3は、ルックアップテーブ
ルの内容の一例の説明図である。この例では、記録ヘッ
ドの温度に対応して、図2に示したプレパルスP1とメ
インパルスP3、それにプレパルスとメインパルスの間
のインターバルP2について、そのパルス幅を格納した
例を示している。この例では、記録ヘッドの温度が高い
場合にプレパルスP1の幅を短くし、低い場合にプレパ
ルスP1の幅を長くしている。また、P1+P2+P3
およびメインパルスP3のパルス幅を一定とし、プレパ
ルスP1のパルス幅に応じてインターバルP2を調整し
ている。もちろん図3に示したルックアップテーブル1
8の内容は一例であって、数値などは記録ヘッドに応じ
て設定される。また、この例ではメインパルスP3を固
定し、プレパルスP1を記録ヘッドの温度に応じて設定
しているが、これに限らず、メインパルスP3を可変と
したり、両者を可変とすることもできる。また、単一パ
ルスで駆動する場合には、その駆動パルスのパルス幅を
温度に応じて格納すればよい。
ルス幅を1/8μsecを単位として変化させている。
駆動回路13によってはパルス幅をこの程度のきさみし
か変化できない場合がある。このような場合でも、後述
のように駆動条件を変化させた場合の濃度ムラを軽減す
ることができる。また、1/8μsecよりも細かい単
位で変化させることができる場合、ルックアップテーブ
ル18のエントリを増加させ、駆動条件の変更時の濃度
ムラを軽減することも考えられるが、このルックアップ
テーブル18が大きくなり、多くのメモリ容量を必要と
する。しかし、後述のように駆動制御することによっ
て、ルックアップテーブル18の少数のエントリのみに
よっても、駆動条件の変更時の濃度ムラを軽減すること
ができる。
記録ヘッド14の温度に対応する駆動条件をルックアッ
プテーブル18から取り出し、その駆動条件で駆動が行
なわれるように駆動回路13に対して指示を行なう。こ
のとき制御部11は、駆動条件を変更する場合には、そ
れまでの駆動条件と変更する駆動条件の両者を混合して
印字するように駆動回路13を制御する。このような制
御によって、駆動条件の変更による印字濃度の変化を低
減することができる。
の実施の一形態における制御部の処理の一例を示すフロ
ーチャートである。ここでは、1ページの画像を複数の
帯状領域であるバンドごとに印字するシリアル方式のイ
ンクジェット記録装置の場合を例にして説明する。
度をサーミスタ15などで検知し、A/Dコンバータ1
6、温度検出部17を介して温度データを取得する。S
22において、S21で取得した温度データをもとにル
ックアップテーブル18を参照し、対応する駆動条件P
A を得る。この時点では得られた駆動条件PA を暫定駆
動条件とする。
際の駆動条件が2つの駆動条件を混合させたものであっ
た場合にはS25に進み、そのまま暫定駆動条件PA に
よる印字を行なう。
なかった場合には、さらにS24において、暫定駆動条
件PA が直前のバンドを印字する際の駆動条件PB と同
じか否かを判断する。同じであればそのままの駆動条件
で印字を行なえばよいので、S25において、駆動条件
PA による印字を続行する。もし、直前のバンドの駆動
条件PB と暫定駆動条件PA が異なる場合には、2つの
バンドにまたがった画像では2つのバンドが異なった濃
度で印字される可能性がある。このような場合には、S
26において直前のバンドの駆動条件PB と暫定駆動条
件PA を混合して次のバンドを印字する。
B と暫定駆動条件PA を混合して印字を行なった後、そ
の次のバンドを印字する際には、S23の判定によって
S25に進み、暫定駆動条件PA を駆動条件として印字
することになる。以降のバンドについては、記録ヘッド
の温度変化によって駆動条件が変わるまで、同じ駆動条
件で印字されることになる。
合して印字した際に、駆動条件PAを前駆動条件PB と
して記憶させることによって、S23の判定処理を省略
することもできる。
スP1およびメインパルスP3によって発熱素子を駆動
し、図3に示すような内容がルックアップテーブル18
に格納されている場合を考える。あるバンドを印字する
際の記録ヘッドの温度が33℃のとき、図3に示すルッ
クアップテーブル18の内容から、プレパルスP1のパ
ルス幅=0.500μsec、インターバルP2幅=
5.250μsec、メインパルスP3のパルス幅=
2.000μsecで発熱素子を駆動する。この駆動条
件が駆動条件PB である。
度を検出すると、例えば35℃に上昇していたとする。
この場合の駆動条件は、図3に示すルックアップテーブ
ル18の内容から、プレパルスP1のパルス幅=0.3
75μsec、インターバルP2幅=5.375μse
c、メインパルスP3のパルス幅=2.000μsec
が駆動条件として得られる。この駆動条件を暫定駆動条
件PA とする。この場合、駆動条件PB と暫定駆動条件
PA とは同じでないので、駆動条件PB と暫定駆動条件
PA とを混合して印字することになる。
2つの駆動条件を混合して印字した後であるので、後者
の駆動条件PA により印字を行なうことになる。このよ
うにして、駆動条件を変更する際に、変更前後の駆動条
件を混合して印字することによって、駆動条件の変更に
よる濃度変化を緩和し、濃度変化を目立たなくすること
ができる。
ト記録装置の実施の一形態において2つの駆動条件を混
合して印字する場合の印字パターンの一例の説明図であ
る。記録ヘッドが1回のスキャンで印字するバンド幅
は、ここでは簡単のために8ドットとするが、実際には
もっと多数である。記録ヘッドは、バンド幅方向に並ぶ
1列8ドットを1回の印字タイミングで印字する。記録
ヘッドを図中左右方向に移動させながら各列の8ドット
をそれぞれの印字タイミングで印字してゆく。ここでは
それぞれのドットが独立して印字されたように示してい
るが、印字されたドットは実際には隣接するドットと連
結している場合もある。
ドの温度が上昇している場合について示しており、駆動
条件の変化するバンドを含む3つのバンドについて示し
ている。3つのバンドのうち上のバンドは相対的な発熱
量の多い駆動条件PB によって駆動しており、噴射され
るインク量が多いため、印字されるドット径は大きくな
り、印字濃度が高くなっている。
する際に記録ヘッドの温度を検出すると、記録ヘッドの
温度が上昇しており、温度上昇を打ち消すために相対的
な発熱量の小さい駆動条件がPA に変化するとする。従
来のようにそのまま駆動条件PA に移行すると、図9に
示すように、連続する画像では濃度ムラが現われてしま
う。そのため、本発明では駆動条件PB と駆動条件PA
とを混合して印字する。
印字する方法としては、例えば図5に示すように、1回
の印字タイミングで印字されるドットは同じ駆動条件で
印字し、異なる印字タイミングにおいて異なる駆動条件
で印字する方法がある。このように制御することによ
り、図5の中段に示すバンドのように、左右方向に濃度
の高いドットと濃度の低いドットが交互に現われる印字
パターンが印字される。
にかかわらず、1回の印字タイミングで印字される各ド
ット間で異なる駆動条件により印字する方法もある。こ
のような制御によって、図6の中段に示すバンドのよう
に、濃度の高いラインと濃度の低いラインが交互に現わ
れる印字パターンが印字される。
ーンと図6に示すパターンの両者を併せ、1回の印字タ
イミングで印字される各ドット間で異なる駆動条件によ
り印字するとともに、各印字タイミングごとに駆動条件
を変えて印字する方法もある。このような制御を行なう
ことによって、図7の中段に示すバンドのように、濃度
の高いドットと濃度の低いドットが交互に印字される印
字パターンとなる。
を混合して1バンドの印字を行なった後、3つのバンド
のうちの下段のバンドは、変更された駆動条件PA で印
字を行なう。このような印字を行なうことによって、図
3の各図に示すように、中段のバンドの印字濃度は、見
かけ上、駆動条件PB で印字した場合の印字濃度と、駆
動条件PA で印字した場合の印字濃度の中間の濃度とな
るため、駆動条件を変更した際の濃度変化が緩やかにな
り、画質に対する影響を低減することができる。
レパルスP1およびメインパルスP2を用いた駆動方法
を用いる場合について説明したが、例えば単一パルスに
よる駆動を行なう場合でも、同様に駆動パルスのパルス
幅を変更する際に、変更前後のパルス幅を混合して駆動
することによって、例えば図5ないし図7に示すような
印字パターンで印字することができ、パルス幅の変更に
よる濃度変化を目立たなくすることができる。
数のバンドによって形成される場合について示したが、
例えば隣接する2つのバンドで画像が連続していない場
合や、白ラインが存在して用紙送りのみを行なう部分を
挟んだ2つのバンドでは、駆動方法が異なり画像の濃度
が異なっても、それほど目立たない。そのため、このよ
うな場合には上述のような2つの駆動方法を混合した印
字を行なわずに、単に駆動方法を変更して印字を行なえ
ばよい。このような制御は、図4に示したフローチャー
トにおいて、S22の暫定駆動条件の決定の後、画像が
連続しているか否かを判定し、画像が連続していない場
合にはS25の駆動条件PA で印字するステップへ移行
するように構成すればよい。
によれば、暫定駆動条件と過去の駆動条件が異なる場合
に、それら2つの駆動条件を混合して印字することによ
り、2つの駆動条件の中間の濃度で印字することができ
る。したがって、離散的な駆動条件の変化で生じる隣接
印字領域間の濃度差を軽減し、目立たなくすることがで
きる。これにより、濃度ムラなどの目立たない良好な画
質の印字画像を得ることができる。
ても隣接印字領域間の濃度差を軽減できるので、駆動回
路における駆動パルス制御が精密なものでなくてもよ
く、また、駆動条件などを格納しているメモリの容量も
少なくて済むなど、本発明によれば種々の効果がある
形態を示すブロック構成図である。
形態におけるルックアップテーブルの内容の一例の説明
図である。
形態における制御部の処理の一例を示すフローチャート
である。
形態において2つの駆動条件を混合して印字する場合の
印字パターンの一例の説明図である。
形態において2つの駆動条件を混合して印字する場合の
印字パターンの別の例の説明図である。
形態において2つの駆動条件を混合して印字する場合の
印字パターンのさらに別の例の説明図である。
ヘッドの温度と記録濃度との関係の一例を示すグラフで
ある。
条件変更時の印字画像の一例を示す拡大模式図である。
タ、11…制御部、12…印字データ展開部、13…駆
動回路、14…記録ヘッド、15…サーミスタ、16…
A/Dコンバータ、17…温度検出部、18…ルックア
ップテーブル。
Claims (4)
- 【請求項1】 記録ヘッドに設けられた発熱素子を発熱
させてインク中に気泡を発生させ、その成長時の圧力に
よってインクを噴射して記録を行なうインクジェット記
録装置の記録方法において、少なくとも記録ヘッドの温
度を測定し、測定された温度によって決定される前記発
熱素子を駆動するための条件である暫定駆動条件と過去
の記録に際して用いた現駆動条件とを比較し、両者が異
なる場合には前記暫定駆動条件および前記現駆動条件に
よる前記発熱素子の駆動を混合して行なうことを特徴と
するインクジェット記録装置の記録方法。 - 【請求項2】 前記発熱素子の駆動は、インクを噴射し
ない程度のプレパルスと実際にインクを噴射させるメイ
ンパルスによって行ない、前記暫定駆動条件および前記
現駆動条件は、前記プレパルスのパルス幅であることを
特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置の
記録方法。 - 【請求項3】 記録ヘッドに設けられた発熱素子を発熱
させてインク中に気泡を発生させ、その成長時の圧力に
よってインクを噴射して記録を行なうインクジェット記
録装置において、前記記録ヘッドの温度を測定する温度
測定手段と、前記記録ヘッドの温度と前記発熱素子の駆
動条件とを対応づけて記憶する記憶手段と、前記温度測
定手段で測定された温度によって前記記憶手段から対応
する駆動条件を得て暫定駆動条件とし該暫定駆動条件と
過去の記録に際して用いた現駆動条件とを比較して両者
が異なる場合には前記暫定駆動条件および前記現駆動条
件による前記発熱素子の駆動を混合して行なうように前
記発熱素子の駆動を制御する制御手段を有することを特
徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、インクを噴射しない程
度のプレパルスと実際にインクを噴射させるメインパル
スによって発熱素子を駆動し、前記記憶手段に記憶され
ている駆動条件は、少なくとも前記プレパルスのパルス
幅であることを特徴とする請求項3に記載のインクジェ
ット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32166596A JP3521661B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | インクジェット記録装置およびその記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32166596A JP3521661B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | インクジェット記録装置およびその記録方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10157136A JPH10157136A (ja) | 1998-06-16 |
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ID=18135050
Family Applications (1)
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JP32166596A Expired - Fee Related JP3521661B2 (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | インクジェット記録装置およびその記録方法 |
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JP7302208B2 (ja) * | 2018-03-19 | 2023-07-04 | 株式会社リコー | 液体吐出装置及び駆動波形の制御方法 |
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1996
- 1996-12-02 JP JP32166596A patent/JP3521661B2/ja not_active Expired - Fee Related
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