JPH06135002A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH06135002A
JPH06135002A JP29301192A JP29301192A JPH06135002A JP H06135002 A JPH06135002 A JP H06135002A JP 29301192 A JP29301192 A JP 29301192A JP 29301192 A JP29301192 A JP 29301192A JP H06135002 A JPH06135002 A JP H06135002A
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篤 新井
Daigoro Kanematsu
大五郎 兼松
Hitoshi Nishigori
均 錦織
Osamu Iwasaki
督 岩崎
Kiichiro Takahashi
喜一郎 高橋
Kentaro Yano
健太郎 矢野
Naoji Otsuka
尚次 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ムラ変化/新たなムラ発生を防止し、長期間
にわたり高品位な画像記録を可能とすること。 【構成】 画像記録時にインク吐出量を制御する駆動パ
ルスを温度条件に従って設定して(S170)記録ヘッ
ドに供給し(S210)、画像記録時の温度条件に従う
よりもインク吐出量が増大する最大駆動パルスを、予備
吐出時に設定して(S190)記録ヘッドに供給する
(S200)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字ムラ防止、特に使
用不使用ノズルの差により発生する濃度むらを防止する
インクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】駆動パルスに応じた熱エネルギーをイン
クに供給して膜沸騰による気泡を形成し、該気泡の形成
に基づいてインクを記録ヘッドから記録媒体上に吐出し
て画像記録を行うインクジェット記録装置の記録ヘッド
としては、記録速度向上のためインク吐出口及び液路を
複数集積した、いわゆるマルチノズルヘッドを用いるの
が一般的である。
【0003】しかしながら、製造プロセスによる特性ば
らつきやヘッド構成材料の特性ばらつき等のため、マル
チヘッドの記録素子を均一に製造するのは困難であり、
各記録素子の特性にある程度のばらつきが生じる。その
ような記録素子間の特性の不均一は、各素子によって記
録されるドットの大きさや濃度の不均一となって現れ、
結局記録画像に濃度ムラを生じさせることになる。
【0004】この製造時のムラ対策として従来は、製造
時に記録画像を読みとり記録素子毎に駆動条件を補正し
たり(ビット補正)、異なった記録素子で補完的な画像
を複数回印字して記録素子のばらつきを離散化(シング
リング)させてムラが見え難くすることが提案されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な従来
の技術では、印字耐久あるい放置で生じる記録特性の変
化に起因するムラの変化/新たなムラに関しては効果が
小さく、逆にムラを助長するようなことすらあった。
【0006】そこで、本発明は上述の課題を解決するた
めになされたもので、ムラ変化/新たなムラ発生を防止
し、長期間にわたり高品位な画像記録が可能なインクジ
ェット記録装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、駆動パルスに応じた熱エ
ネルギーをインクに供給して気泡を形成し、該気泡の形
成に基づいてインクを記録ヘッドから記録媒体上に吐出
して画像記録を行うインクジェット記録装置において、
画像記録時にインク吐出量を制御する駆動パルスを所定
の条件に従って前記記録ヘッドに供給する供給手段を具
備し、該供給手段は、前記画像記録時の前記所定の条件
に従うよりもインク吐出量が増大する駆動パルスを、予
備吐出時に前記記録ヘッドに供給することを特徴とす
る。
【0008】また、前記予備吐出時の駆動パルスを前記
画像記録時の最大インク吐出量の駆動パルスとすること
を特徴とする。
【0009】更に、前記予備吐出時の駆動パルスを前記
画像記録時の駆動パルスの供給熱エネルギーと等しくす
ることを特徴とする。
【0010】
【作用】印字耐久あるいは放置によってムラが変化する
のは、記録用ヒータ表面に何らかの付着物が形成されて
吐出効率が変化し、それがインク吐出量変化となって現
れると考えらる。
【0011】上記構成によれば、吐出量が大きいので、
即ち、駆動ヒータ上の最大気泡長が大きいので、消泡時
のキャビテーションが強くなり、付着物の除去能力が高
いため、ムラの発生/変化が抑えられていると推定され
る。
【0012】本発明者らの実験によれば、記録ヘッドの
記録用ヒータに投入するエネルギーが同一であっても、
より吐出量を大きくするような制御を行った場合の方が
ムラ変化/ムラ発生が少ないことがわかった。
【0013】この現象の明確な理由は判明していない
が、前述したように、投入するエネルギーが同一で吐出
量を大きくするような制御を行った場合、吐出量が小さ
い場合と比較してインクにより散逸する熱エネルギーが
大きいため、熱の蓄積が少なくなりヒータ近傍の温度は
低く抑えらて、付着物の形成過程が抑制される。この実
験事実に基づいて本発明はなされたものである。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は、本発明が実施もしくは適用
される好適なインクジェット記録装置IJRAの構成を
示す斜視図である。図1において、5001はインクタ
ンク(IT)であり、5012はそれに結合された記録
ヘッド(IJH)である。図2に示すように、5001
のインクタンクと5012の記録ヘッドで一体型の交換
可能なカートリッジ(IJC)を形成するものである。
5014は、そのカートリッジ(IJC)をプリンター
本体に取り付けるためのキャリッジ(HC)であり、5
003はそのキャリッジを副走査方向に走査するための
ガイドである。
【0015】5000は、Pで示す被印字物を主走査方
向に走査させるためのプラテンローラである。5024
は、装置内の環境温度を測定するための温度センサーで
ある。なお、キャリッジ5014には、記録ヘッド50
12に対して駆動のための信号パルス電流やヘッド温調
用電流を流すためのフレキシブルケーブル(図示せず)
が、プリンターをコントロールするための電気回路(上
記温度センサー5024等)を具備したプリント板(図
示せず)に接続されている。
【0016】図2は交換可能なカートリッジを示し、5
029はインク滴を吐出するためのノズル部である。さ
らに、上記構成のインクジェット記録装置IJRAを詳
細に説明する。この記録装置IJRAは駆動モータ50
13の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5011、5
009を介して回転するリードスクリュー5005の螺
旋溝5004に対して係合するキャリッジHCはピン
(不図示)を有し、矢印a,b方向に往復移動される。
5002は紙押え板であり、キャリッジ移動方向にわた
って紙をプラテン5000に対して押圧する。500
7、5008はフォトカプラでキャリッジHCのレバー
5006のこの域での存在を確認してモータ5013の
回転方向切換等を行うためのホームポジション検知手段
である。5016は記録ヘッドの前面をキャップするキ
ャップ部材5022を支持する部材で、5015はこの
キャップ内を吸引する吸引手段であり、キャップ内開口
5023を介して記録ヘッド5012の吸引回復を行
う。
【0017】5017は、クリーニングブレードで、5
019はこのブレード5017を前後方向に移動可能に
する部材であり、本体支持板5018にこれらは支持さ
れている。ブレードは、この形態でなく周知のクリーニ
ングブレードが本例に適用できることはいうまでもな
い。また、5021は、吸引回復の吸引を開始するため
のレバーで、キャリッジHCと係合するカム5020の
移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッ
チ切換等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0018】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジHCがホームポジション側領域に
きたときに、リードスクリュー5005の作用によって
それらの対応位置で所望の処理が行えるように構成され
ているが、周知のタイミングで所望の作動を行うように
すれば、本例にはいずれも適用できる。
【0019】図3は記録ヘッド5012の詳細を示すも
のであり、支持体5300の上面に半導体製造プロセス
により形成されたヒータボード5100が設けられてい
る。このヒータボード5100に同一の半導体製造プロ
セスで形成された、記録ヘッド5012を保温し、温調
するための温調用ヒータ(昇温用ヒータ)5110が設
けられている。符号5200は前記支持体5300上に
配設された配線基板であって、該配線基板5200と温
調用ヒータ5110及び吐出用(メイン)ヒータ511
3とがワイヤーボンディング等により配線されている
(配線は不図示)。また、温調用ヒータ5110は、支
持体5300等にヒータボード5100とは別のプロセ
スにより形成されたヒータ部材を貼りつけたものでもよ
い。
【0020】5114は吐出用ヒータ5113によって
加熱されて発生したバブルである。5115は吐出され
たインク液滴を示す。5112は吐出用のインクが記録
ヘッド内に流入するための共通液室である。
【0021】次に、上述した装置構成の各部の記録制御
を実行するための制御構成について、図4に示すブロッ
ク図を参照して説明する。制御回路を示す同図におい
て、10は記録信号を入力するインターフェース、11
はMPU、12はMPU11が実行する制御プログラム
を格納するプログラムROM、13は各種データ(上記
記録信号やヘッドに供給される記録データ等)を保存し
ておくダイナミック型のRAMである。14は記録ヘッ
ド18に対する記録データの供給制御を行うゲートアレ
イであり、インターフェース10、MPU11、RAM
13間のデータの転送制御も行う。20は記録ヘッド1
8を搬送するためのキャリアモータ、19は記録用紙搬
送のための搬送モータである。15はヘッドを駆動する
ヘッドドライバ、16、17は夫々搬送モータ19、キ
ャリアモータ20を駆動するモータドライバである。
【0022】図5は、図4の各部の詳細を示す回路図で
ある。ゲートアレイ14は、データラッチ141、セグ
メント(SEG)シフトレジスタ142、マルチプレク
サ(MPX)143、コモン(COM)タイミング発生
回路144、デコーダ145を有する。記録ヘッド18
は、ダイオードマトリックス構成を取っており、コモン
信号COMとセグメント信号SEGが一致したところの
吐出用ヒータ(H1からH64)に駆動電流が流れ、こ
れによりインクが加熱され吐出する。
【0023】上記デコーダ145は、上記コモンタイミ
ング発生回路144が発生したタイミングをデコードし
て、コモン信号COM1〜8のいずれか1つを選択す
る。データラッチ141はRAM13から読み出された
記録データを8ビット単位でラッチし、この記録データ
をマルチプレクサ143はセグメントシフトレジスタ1
42に従い、セグメント信号SEG1〜8として出力す
る。マルチプレクサ143からの出力は、後述するよう
に1ビット単位、2ビット単位、または8ビット全てな
ど、シフトレジスタ142の内容によって種々変更する
ことができる。
【0024】上記制御構成の動作を説明すると、インタ
ーフェース10に記録信号が入るとゲートアレイ14と
MPU11との間で記録信号がプリント用の記録データ
に変換される。そして、モータドライバ16、17が駆
動されるとともに、ヘッドドライバ15に送られた記録
データに従って記録ヘッドが駆動され、印字が行われ
る。
【0025】次に、本発明に使用したPWM吐出量制御
方法を詳細に説明する。図6は既に知られているダイオ
ードマトリックスを使用したヘッドに於けるコモン信号
とセグメント信号のタイミングチャートである。コモン
信号は印字データの内容によらず常に記録ヘッドの最小
駆動周期内で8回順に出力され、各コモン信号がONし
ている間に今度は印字信号によりON,OFFが決めら
れたセグメント信号がONするようになっている。吐出
ヒータに電流が流れるのは両信号が同時にONしたとき
であり、本実施例では64ノズルに対しそれぞれ吐出の
ON、OFF制御が可能となるわけである。本実施例で
はその中のセグメント信号をインターバルタイム制御に
よるマルチパルスPWM化することにより、ON、OF
Fのみならず吐出量制御までを行おうとするものであ
る。
【0026】図7は本発明の一実施例にかかる分割パル
スを説明するための図である。同図において、VOPは
駆動電圧、T1は複数の分割されたヒートパルスの最初
のパルス(以下、プレパルスという)のパルス幅、T2
はインターバルタイム、T3は2番目のパルス(以下、
メインパルスという)のパルス幅である。駆動電圧VO
Pはこの電圧を印加される電気熱変換体がヒータボード
と天板とによって構成されるインク液路内のインクに熱
エネルギーを発生させるために必要な電気エネルギーを
示すものの一つである。その値は電気熱変換体の面積,
抵抗値,膜構造や記録ヘッドの液路構造によって決ま
る。
【0027】本実施例のPWM吐出量制御はインターバ
ルタイム幅変調駆動法とも言え、ひとつのインク液滴の
吐出に際してT1,T2,T3の幅で順次パルスを与え
るのである。このとき、インク温度に応じてインターバ
ルタイムの幅を変調するものである。プレパルスは主に
液路内のインク温度に発泡しない程度の熱エネルギーを
与えるためのパルスである。インターバルタイムは、イ
ンク液路内のインクへのプレパルスのエネルギー伝達の
ための時間を制御するものであり、本実施例の中で重要
な役割を示すものである。メインパルスは液路内のイン
ク中に発泡を生ぜしめ、吐出口よりインクを吐出させる
ためのものであり、その幅T3は電気熱変換体の面積,
抵抗値,膜構造や記録ヘッドのインク液路の構造によっ
て決定するのが好ましい。
【0028】例えば、図8(A)および(B)に示すよ
うな構造の記録ヘッドにおけるプレパルスの作用につい
て説明する。同図(A)および(B)は、本発明を適用
可能な記録ヘッドの一構成例を示すそれぞれインク液路
に沿った概略縦断面図および概略正面図である。同図に
おいて、電気熱変換体(吐出ヒータ)は上記分割パルス
の印加によって熱を発生する。この電気熱変換体はこれ
に分割パルスを印加するための電極配線等とともにヒー
タボード上に配設される。ヒータボードはシリコンによ
り形成され、記録ヘッドの基板をなすアルミ板によって
支持される。天板には、インク液路等を構成するための
溝が形成されており、天板とヒータボード(アルミ板)
とが接合することによりインク液路や、これにインクを
供給する共通液室が構成される。また、天板には吐出口
が形成され、それぞれの吐出口にはインク液路が連通し
ている。
【0029】ここでまず、プレパルス幅による吐出量変
調方法を説明する。図8に示される記録ヘッドにおい
て、駆動電圧VOP=18.0(V),メインパルス幅
T3=5.000[μsec]とし、プレパルス幅T1
を0〜3.000[μsec]の範囲で変化させた場
合、図7に示すような吐出量Vd[pl/drop]と
プレパルス幅P1[μsec]との関係が得られてい
る。
【0030】図9は吐出量のプレパルス幅依存性を示す
線図であり、図において、V0はP1=0[μsec]
のときの吐出量を示し、この値は図8に示すヘッド構造
によって定まる。本実施例では環境温度TR=23℃の
場合でV0=70.0[pl/drop]であった。図
9の曲線aに示されるように、プレパルスのパルス幅T
1の増加に応じて、吐出量Vd はパルス幅T1が0から
T1LIMITまで線形性を有して増加し、パルス幅T
1がT1LIMITより大きい範囲ではその変化が線形
性を失い、パルス幅T1MAXで飽和し最大となる。
【0031】このように、パルス幅T1の変化に対する
吐出量Vd の変化が線形性を示すパルス幅T1LIMI
Tまでの範囲は、パルス幅T1を変化させることによる
吐出量の制御を容易に行える範囲として有効である。因
に、曲線aに示す本実施例ではT1LIMIT=2.0
0(μs)であり、このときの吐出量はVLIMIT8
4.0[pl/drop]であった。また、吐出量Vd
が飽和状態となるときのパルス幅T1MAXは、T1M
AX=2.1[μs]であり、このときの吐出量VMA
X=87.5[pl/drop]であった。
【0032】次にインターバルタイムによる吐出量変調
の方法について説明する。図10は吐出量のインターバ
ルタイム依存性を示す線図であり、図において、V0は
T2=0[μsec]のときの吐出量を示し、この値は
図8に示すヘッド構造によって定まる。ここのV0は環
境温度TR=23℃の場合でV0=70.0[pl/d
rop]であった。図10の曲線に示されるように、イ
ンターバルタイムT2の増加に応じて、吐出量Vd はあ
る領域までは非線形に飽和点まで増加し、しばらく飽和
した特性を示してそれ以上では緩やかな下降カーブを示
す。
【0033】このようにインターバルタイムT2の変化
に対する吐出量Vd の変化が飽和を示すパルス幅での範
囲は、インターバルタイムT2を変化させることによる
吐出量の制御を容易に行える範囲として有効である。図
10の曲線に示す本実施例ではT2は実用的には=8.
00(μs)程度まで使用可能であり、このときの最大
吐出量は15℃環境で85.0[pl/drop]、2
3℃環境で91[pl/drop]であった。
【0034】実際の吐出量制御方法としては、図11で
PWM領域と示した温度範囲が吐出量を安定化できる温
度範囲であり、この例では吐出部のインク温度が15〜
35℃の範囲である。図11ではインターバルタイムを
10ステップで変化させた場合の吐出部のインク温度と
吐出量の関係を示している。吐出部のインク温度が変化
してもインク温度に応じて温度ステップ幅ΔT毎にイン
ターバルタイムを変えることにより、目標吐出量Vd 0
に対してΔVの幅で吐出量を制御することができる。
【0035】次に、上述の記録装置に本発明を適用した
一実施例を図面を参照して、具体的に説明する。
【0036】〔第1の実施例〕図12は本発明の第1の
実施例のヘッド駆動パルスの選択及び印字、予備吐動作
を表すフローチャート、図13は環境温度によって選択
される駆動パルスを示すパルステーブル、図14は機内
温度検出器によって読みとられた機内温度を環境温度に
変換する変換テーブルである。
【0037】次に、上記構成よりなる記録装置を用いて
記録を行う場合の動作について、図12のフローチャー
トを参照して説明する。
【0038】ステップS100で電源がONされると、
機内昇温補正タイマーと予備吐出タイマーTyをリセッ
ト/セットする(S110、S120)。次に、本体プ
リント基板(以下、PCBという)上の温度センサー
(図1の5024、以下、基準サーミスターという)の
温度を読みとり(S130)、周囲環境温度を検出す
る。しかし、基準サーミスターはPCB上にあるため、
PCB上の発熱体(例えばドライバー)等の影響を受け
て正確なヘッドの周囲環境温度を検出できない場合があ
る。よって、本体電源ONからの経過時間によって検出
温度を補正し、周囲環境温度を求める。即ち、機内昇温
補正タイマーにより電源ONからの経過時間を読みとり
(S140)、図14の機内昇温補正テーブルを参照し
て発熱体の影響を補正した正確な周囲環境温度を求め
(S150)、印字信号の入力を待つ。印字信号の入力
が無ければS160においてS130に戻り、S130
の基準温度サーミスタの温度読み込みから繰り返す。
【0039】次に、印字信号が入力された場合には、S
150で決定された環境温度に従って駆動パルステーブ
ル図13を参照し、現状の環境温度で最適な駆動が行え
る駆動パルスが選択される(S170)。本実施例で
は、インターバルタイムを変えることにより、目標吐出
量Vd 0に対して吐出量を5段階に制御しており、イン
ターバルタイムが長いほど吐出量が増大するべく制御さ
れる。
【0040】次に、S180で予備吐出タイマーTyの
カウント値を調べ、Tyが予め設定された予備吐出間隔
Ty0 より小さい場合、印字信号により1行印字(S2
10)を行ってS130に戻り、基準温度サーミスタ温
度読み込みから繰り返す。
【0041】一方、S180でTyが予め設定された予
備吐出間隔Ty0 より大きい場合、駆動パルスを最大吐
出量駆動パルスPmax (インターバルタイム6.6μs
ec)に設定(S190)し、予備吐出動作を行う(S
200)。予備吐出後はS120に戻り予備吐出タイマ
ーのリセット/セットから繰り返す。
【0042】以上のような駆動パルス制御による印字/
予備吐出を行うことにより、印字使用不使用の差なく最
大吐出量駆動パルスによって均一な記録素子駆動が可能
であり、前述のように、濃度ムラ変化/発生を抑制した
印字が長期間にわたり維持可能となる。更に、この様に
予備吐出動作時に実効的に吐出パワーが大きな駆動を行
うことで、乾燥/増粘によって正常吐出が行えないよう
なインクであっても、確実に予備吐出動作が実行でき、
信頼性の高インクジェット記録装置を提供することがで
きる。
【0043】〔第2の実施例〕図15は本発明の第2の
実施例を示すヘッド駆動パルスの選択及び印字、予備吐
動作を表すフローチャートである。図15のフローチャ
ートを参照して、本実施例を説明する。
【0044】ステップS300で電源がONされると、
機内昇温補正タイマーとリセット/セットする(S31
0)。次に、PCB上の基準サーミスターの温度を読み
とり(S320)、周囲環境温度を検出する。機内昇温
補正タイマーにより電源ONからの経過時間を読みとり
(S330)、図14の機内昇温補正テーブルを参照し
て発熱体の影響を補正した正確な周囲環境温度を求め
(S340)、印字信号の入力を待つ。印字信号の入力
が無ければS350においてS320に戻り、基準温度
サーミスターの温度読み込みから繰り返す。
【0045】次に、印字信号が入力された場合には、入
力信号がそれまで使用していたノズル以外を使用するか
否かを調べる(S360)。使用しない場合には、S3
40で決定された環境温度に従って駆動パルステーブル
図13を参照し、現状の環境温度で最適な駆動が行える
駆動パルスが選択され(S370)、印字信号により1
頁分の印字(S380)を行ってS120に戻り、基準
温度サーミスターの温度読み込みから繰り返す。
【0046】一方、不使用ノズルを使用する場合には、
S390で予備吐出駆動パルスを最大吐出量駆動パルス
Pmax に設定して予備吐出動作を行い(S400)、そ
の後前述のS370、S380を行ってS320に戻
る。
【0047】以上のような駆動パルス制御による印字/
予備吐出を行うことにより、印字中の予備吐が無い場合
でも効果的に濃度ムラ変化/発生を解消し、良好な印字
が可能である。更に、頁間において予備吐出を行うこと
により、スループットの低下を伴わず予備吐出量が設定
可能で、十分な効果を発揮できるよう設計できる。
【0048】〔第3の実施例〕図16は本発明の第3の
実施例を示すヘッド駆動パルスの選択及び印字、予備吐
動作を表すフローチャートである。
【0049】ステップS500で電源がONされると、
機内昇温補正タイマーとリセット/セットする(S51
0)。次に、PCB上の基準サーミスターの温度を読み
とり(S520)、周囲環境温度を検出する。機内昇温
補正タイマーにより電源ONからの経過時間を読みとり
(S530)、図14の機内昇温補正テーブルを参照し
て発熱体の影響を補正した正確な周囲環境温度を求める
(S540)。
【0050】次に、外部からのエージング命令の有り無
しを調べ(S550)、エージング命令の有る場合、S
560で予備吐出駆動パルスを最大吐出量駆動パルスP
maxに設定して予備吐出動作を行い(S570)、印字
信号の入力を待つ。エージング信号の印字信号の入力が
無い場合、そのまま印字信号を待つ。S600において
印字信号が入力されない場合S520に戻り、基準温度
サーミスターの温度読み込みから繰り返す。
【0051】印字信号が入力された場合には、現状の環
境温度で最適な駆動が行える駆動パルスが選択され(S
580)、印字信号により1行分の印字(S590)を
行ってS520に戻り、基準温度サーミスターの温度読
み込みから繰り返す。
【0052】以上のような駆動パルス制御による印字/
予備吐出を行うことにより、使用者が印字する画像に応
じて適宜、所望のタイミングでムラ解消効果のある十分
な予備吐が行えるため、無駄が少ない。また、エネルギ
ーを過剰に与えるようなことはなく、エージングを繰り
返してもヘッド寿命を短くするようなことがない。
【0053】印字耐久あるいは放置によってムラが変化
するのは、記録用ヒータ表面に何らかの付着物が形成さ
れて吐出効率が変化し、それがインク吐出量変化となっ
て現れると考えらる。このとき、上記各実施例の構成に
よれば、予備吐出時の吐出量が大きいので、即ち、駆動
ヒータ上の最大気泡長が大きいので、消泡時のキャビテ
ーションが強くなり、付着物の除去能力が高いため、ム
ラの発生/変化が抑えられていると推定される。
【0054】また、上記各実施例によれば、記録ヘッド
の記録用ヒータに投入するエネルギーが同一であって
も、より吐出量を大きくするような制御を行っているの
で、ムラ変化/ムラ発生が少ない。この現象の明確な理
由は判明していないが、前述したように、インターバル
タイム制御により投入するエネルギーが同一で吐出量を
大きくするような制御を行った場合、吐出量が小さい場
合と比較してインクにより散逸する熱エネルギーが大き
いため、熱の蓄積が少なくなりヒータ近傍の温度は低く
抑えらて、付着物の形成過程が抑制されると考えられ
る。更に、エネルギーを過剰に与えるようなことはない
ので、予備吐出を繰り返してもヘッド寿命を短くするよ
うなことがない。
【0055】〔その他の実施例〕本実施例中、吐出量変
調方法としてインターバルタイム変調を採用して記述し
てきたが、これに限らず、投入エネルギーを一定にすれ
ばプレパルス幅を変調するような制御でも良い。
【0056】また 第1〜第3の実施例を適宜組み合わ
せて使用すれば、更にムラ解消/防止に効果がある。
【0057】更に、上記各実施例では、予備吐出時の駆
動パルスを通常画像記録時の最大インク吐出量駆動パル
スと設定していたが、最大インク吐出量駆動パルスに限
定されるものではない。例えば、通常画像記録時の温度
条件で決定されるインク吐出量の駆動パルスよりもイン
ク吐出量が増大する駆動パルスであれば良い。
【0058】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用する方式の記録ヘッド、記録
装置に於いて、優れた効果をもたらすものである。
【0059】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越え
る急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を
印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを
発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結
果的にこの駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の
気泡を形成出来るので有効である。この気泡の成長,収
縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させ
て、少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパ
ルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行なわ
れるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が
達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信号と
しては、米国特許第4463359号明細書、同第43
45262号明細書に記載されているようなものが適し
ている。尚、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の
米国特許第4313124号明細書に記載されている条
件を採用すると、更に優れた記録を行なうことができ
る。
【0060】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応せる構成を開
示する特開昭59年第138461号公報に基づいた構
成としても本発明は有効である。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明は、画像
記録時の所定の条件に従うよりもインク吐出量が増大す
る駆動パルスを、予備吐出時に前記記録ヘッドに供給し
ているので、ムラ変化/新たなムラ発生を防止し、長期
間にわたり高品位な画像記録が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が実施もしくは適用される好適なインク
ジェット記録装置の構成を示す斜視図である。
【図2】交換可能なカートリッジを示す斜視図である。
【図3】記録ヘッドの断面図である。
【図4】本実施例の制御回路を示すブロック図である。
【図5】図4に示す制御構成の詳細を示すブロック図で
ある。
【図6】本実施例の最小吐出駆動周期内でのコモン信号
とセグメント信号の関係を示すタイミングチャートであ
る。
【図7】本実施例のセグメント信号のマルチパルス波形
を示す説明図である。
【図8】本発明を適用可能な記録ヘッドの一構成例を示
すそれぞれインク液路に沿った概略縦断面図および概略
正面図である。
【図9】吐出量のプレパルス依存性を示す線図である。
【図10】吐出量のインターバルタイム依存性を示す線
図である。
【図11】吐出量制御に関する説明図である。
【図12】本発明第1の実施例を示すヘッド駆動パルス
の選択及び印字、予備吐動作を表すフローチャートであ
る。
【図13】マルチパルスPWMの設定を示すテーブルで
ある。
【図14】機内昇温補正のためのテーブルデータであ
る。
【図15】本発明第2の実施例を示すヘッド駆動パルス
の選択及び印字、予備吐動作を表すフローチャートであ
る。
【図16】本発明第3の実施例を示すヘッド駆動パルス
の選択及び印字、予備吐動作を表すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
11 MPU 12 ROM 13 RAM 14 ゲートアレイ 18 記録ヘッド 81 ノズル 82 共通液室 5012 記録ヘッド 5110 サブヒーター 5113 吐出用(メイン)ヒーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 督 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 高橋 喜一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 矢野 健太郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 大塚 尚次 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動パルスに応じた熱エネルギーをイン
    クに供給して気泡を形成し、該気泡の形成に基づいてイ
    ンクを記録ヘッドから記録媒体上に吐出して画像記録を
    行うインクジェット記録装置において、 画像記録時にインク吐出量を制御する駆動パルスを所定
    の条件に従って前記記録ヘッドに供給する供給手段を具
    備し、 該供給手段は、前記画像記録時の前記所定の条件に従う
    よりもインク吐出量が増大する駆動パルスを、予備吐出
    時に前記記録ヘッドに供給することを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記予備吐出時の駆動パルスを前記画像
    記録時の最大インク吐出量の駆動パルスとすることを特
    徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記予備吐出時の駆動パルスと前記画像
    記録時の駆動パルスの供給熱エネルギーが等しいことを
    特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
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