JPH061552B2 - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

Info

Publication number
JPH061552B2
JPH061552B2 JP62098503A JP9850387A JPH061552B2 JP H061552 B2 JPH061552 B2 JP H061552B2 JP 62098503 A JP62098503 A JP 62098503A JP 9850387 A JP9850387 A JP 9850387A JP H061552 B2 JPH061552 B2 JP H061552B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
recording medium
objective lens
magnetic field
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62098503A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63266643A (ja
Inventor
裕 真崎
勇 能勢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP62098503A priority Critical patent/JPH061552B2/ja
Publication of JPS63266643A publication Critical patent/JPS63266643A/ja
Publication of JPH061552B2 publication Critical patent/JPH061552B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、書き換え可能な光磁気ディスク装置の対物レ
ンズ駆動装置に関するものである。
(従来の技術) 記録媒体に磁界を印加しつつ媒体面にレーザ光を照射す
ることで記録、再生及び消去を行なうことができる、所
謂、書き換え可能な光磁気ディスク装置では、対物レン
ズを記録媒体面に対して垂直な方向に駆動してレーザ光
の収束を適正に保ち、且つ対物レンズをラジアル方向、
即ち記録媒体の半径方向に駆動して螺旋状或いは同心円
状の記録トラックを追跡するための対物レンズ駆動装置
と、記録媒体面に対して垂直に磁界を印加し、且つ記録
時と消去時とで印加される磁界の方向を反転するための
磁界印加手段とが必要である。
以下に従来の対物レンズ駆動装置と磁界印加手段につい
て第2図(a)乃至(d)を参照して説明する。
第2図(a)は対物レンズ駆動装置に用いられる2次元
駆動系の可動コイルの分解斜視図で、該可動コイル51
は、平形の矩形コイルの両側部を直角に折り曲げて、形
状に形成された2個のフォーカス用コイル52a,52
bと、角筒状の2個のトラック用コイル53a,53b
とを接着剤等で一体化することにより構成されている。
よって可動コイル51を矢印φ1,φ2で示す磁界中に
置き、フォーカス用コイル52a,52bに電流を流せ
ば可動コイル51をFf或いは−Ff方向に駆動するこ
とができ、またトラック用コイル53a,53bに電流
を流せば可動コイル51をFt或いは−Ft方向に駆動
することができる。
第2図(b)は前記φ1,φ2の磁界を可動コイル51
に与える磁気回路を含む対物レンズ駆動装置の斜視図
で、第2図(c)は第2図(b)のX−X線矢視方向の
断面図である。磁気回路54は、短辺方向両側に磁極を
持つ互いに平行な一対の縦長磁石55a,55bと、各
磁石55a,55bを記録媒体面と平行な面内で矩形状
に包囲するヨーク56a,56b,57a,57b,5
8a,58bと、一方の磁石55aとヨーク57aの間
並びに他方の磁石55bとヨーク57bの間各々に形成
された細長い磁気ギャップ59a,59bとで構成され
ている。また、前記磁石55a,55bは短辺方向両側
に磁極を有しており、その極性は対向側の内側面60
a,60bがN極で、外側面61a,61bがS極であ
り、磁気ギャップ59a,59b内で互いに向かい合う
矢印φ1,φ2方向の磁界が夫々生じるようになってい
る。cはヨーク内を通ってループを形成する磁束であ
る。62は磁気ギャップ59a,59b内に両側部を遊
挿し、且つ対物レンズ63を上面に有する支持体であ
り、前記可動コイル51はこの支持体62に接着剤等で
一体に固定されている。以上で対物レンズ駆動装置64
が構成されている。
したがって、可動コイル51のフォーカス用コイル52
a,52bに電流を流すことにより支持体61を記録媒
体面に対して垂直な方向に駆動してレーザ光の収束を適
正に保つことができ、可動コイル51のトラック用コイ
ル53a,53bに電流を流すことにより支持体61を
記録媒体のラジアル方向に駆動して記録トラックの追跡
を行なうことができる(特開昭59−11544号並び
に同60−239943号公報参照)。
第2図(d)は前記対物レンズ駆動装置と、該対物レン
ズ駆動装置と記録媒体を挾んで平行に、且つ記録媒体の
半径方向に及んで配設された縦長の磁界印加手段を示す
要部断面図であり、該磁界印加手段65は前記支持体6
2の可動領域に相当する長さを有するヨーク66と、該
ヨーク66に捲回された励磁コイル67と、ヨーク66
を取り囲む断面形状のヨーク68とで構成されている。
よって励磁コイル67に電流を流せば記録媒体69の媒
体面に対して垂直に磁界を印加することができ、またこ
の励磁コイル67に流す電流の方向を反転すれば記録時
と消去時で逆方向の磁界を記録媒体69に印加すること
ができる(特開昭59−119507号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、前記磁気回路54には第2図(c)の破線
E,Fで示す漏れ磁束が常に発生しており、この漏れ磁
束の一部は第2図(d)で示す破線J,Kの如く磁界印
加手段65のヨーク66,68に引き寄せられた状態と
なっている。このため磁界印加手段65によってレーザ
光が収束される記録媒体69のスポット位置Gに印加さ
れる磁界の強さが前記漏れ磁束J,Kの影響で変動する
ことになる。
第2図(e)は前記電流と磁界の強さの関係を示す特性
図であり、横軸Icは磁界印加手段65の励磁コイルに
流される電流の強さを、縦軸Hgはスポット位置Gに印
加される磁界の強さを各々示してあり、また、第2図
(d)で示した矢印Lの方向を縦軸HGの正の方向とし
てある。また実線で示すH2は前記磁気回路54を用い
た場合、即ち漏れ磁束が発生している場合の特性であ
り、破線で示すH1は前記磁気装置54から磁石55
a,55bを取り除いた場合、即ち漏れ磁束が発生して
いない場合の特性である。
このように、漏れ磁束が発生している場合の特性H2
は、漏れ磁束の発生していない場合の特性H1に比べ
て、前記漏れ磁束J,Kによる磁界の強さHM分だけ縦
軸−HG方向に移行したようになっている。即ち、記
録、消去に必要な方向が逆で大きさが略同じ磁界の強さ
HW,HEを得ようとする場合、特性H2の場合では特
性H1に比べて磁界HEを得る際の電流I2Eは小さく
てすむが、磁界HWを得る際の電流IW2は逆に大きく
なってしまう。そのため特性H2の場合では電流IWに
見合うような大型の電源が必要になるとともに、磁界の
方向、即ち電流の方向を切換える切換回路に、漏れ磁束
に基づいて電流の大きさを可変する回路が必要になると
いう問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解決するために、対物レンズと該
対物レンズを記録媒体面に対し所定方向に移動するため
のコイルを備えた可動体と、磁気ギャップ内に挿入され
た前記コイルに磁界を与える磁気回路とを有する対物レ
ンズ駆動装置において、前記磁気回路を、短辺方向両側
に磁極を持つ互いに且つ記録媒体面と平行な一対の縦長
磁石と、各磁石の一極側に磁気ギャップとなる隙間を存
してこれを記録媒体面と平行な面内で包囲するヨーク部
材とから構成すると共に、各磁石の対向側の極性を異な
らせて各々の磁気ギャップに同一方向の磁界を形成して
いる。
(作用) 本発明によれば、磁気回路を構成する一対の縦長磁石を
互いに且つ記録媒体面と平行に配置し、これらを記録媒
体面と平行な面内でヨーク部材によって包囲すると共
に、各磁石の対向側の極性を異ならせて各々の磁気ギャ
ップに同一方向の磁界を形成しているので、該磁気回路
から漏れ磁束が生じた場合でもレーザ光が収束される記
録媒体のスポット位置における該漏れ磁束の方向が記録
媒体に対して平行となる。従って、磁界印加手段により
スポット位置に印加された記録媒体に対して垂直な磁界
が前記漏れ磁束の影響を受けることがない。
(実施例) 第1図(a)乃至(c)は本発明の一実施例を示すもの
で、第1図(a)は対物レンズ駆動装置を示す一部破断
斜視図、第1図(b)は第1図(a)のA−A線矢視方
向の断面図、第1図(c)は可動体の分解斜視図であ
る。
同図において1は、記録媒体Wに対し互いに直交する2
方向、即ち記録媒体に対して略直角な方向と記録媒体の
半径方向(ラジアル方向)に移動し得る可動体で、ホル
ダー2と係合体3で構成されている。
前記ホルダー2は、通孔4を側面に有する円筒部5と、
該円筒部5の上下位置各々に設けられた支持板6a,6
bと、前記円筒部5の上方に当る支持板6aの略中心位
置に埋設された対物レンズ7とより構成されている。ま
た、ホルダー2には、2個の角筒状のトラック用コイル
8a,8bが円筒部4を挾んで両支持板5a,5b間
に、また平板状コイルを中心付近で直角に折曲して形成
した4個のフォーカス用コイル9a,9b,9c,9d
が、支持板6a,6bとトラック用コイル8a,8bの
外側の面で構成される直方体の4箇所に2面に及ぶよう
に各々接着等で固定配置されている。
前記係合体3は、通孔10を側面に有する円筒部11
と、該円筒体部11の下端に設けられ、且つ両側部にガ
イド穴12a,12bを有する支持台13と、円筒部1
1内に配置された45°傾斜のミラー14とより構成さ
れている。この係合体3の円筒部11には前記ホルダー
1の円筒部が互いの通孔4,10が合致するように、且
つ下方の支持板6bの案内孔15を支持台13のピン1
6に嵌合して上下方向のみ摺動自在に取付けられ可動体
1として構成されている。
17a,17bは前記ホルダー2の両側に配設された一
対の磁気回路である。各磁気回路17a,17bは、短
辺方向両側に磁極を持つ互いに平行な縦長磁石18a,
18bと、磁石18a,18b夫々の外側面23a,2
3bにその内面を接して配置されたコ字形状のヨーク部
材19a,19bと、該ヨーク部材19a,19bの開
口端に各磁石18a,18bの内側面21a,21bと
細長い隙間(磁気ギャップ22a,22b)を介して配
置されたヨーク部材20a,20bとから構成されてお
り、前記磁石18a,18bと磁気ギャップ22a,2
2bを存してこれを記録媒体面と平行な面内で包囲する
ヨーク部材19a,19b,20a,20bとで各々独
立の閉磁路が形成されている。
前記各磁石18a,18bは対向側に異なる極性を有し
ており、この極性を第3図を参照して説明すれば、一方
の磁石18aの内側面21aはN極、外側面23aはS
極となっており、よって磁気ギャップ22a内では矢印
φaで示す方向に磁界が形成されている。また、他方の
磁石18bの内側面21bはS極、外側面23bはN極
となっており、よって磁気ギャップ22b内では矢印φ
bで示す方向、即ち前記磁気ギャップ22aと同一方向
の磁界が形成されている。
前記可動体1はホルダー2のトラック用コイル8a,8
bを前述の磁気回路17a,17bのヨーク部材20
a,20bに遊嵌し、該トラック用コイル8a,8bと
フォーカス用コイル9a乃至9dの一部を各々の磁気ギ
ャップ22a,22b内に配置するとともに、係合体3
のガイド穴12a,12bを滑り軸受等を介して磁気回
路17a,17bと平行に配設された一対のガイドシャ
フト24a,24bに摺動自在に嵌合している。このよ
うにして前述の可動体1を記録媒体Wに対し互いに直角
な2方向に移動し得る駆動装置が構成されている。
25は前記通孔4,10の前方に配設された光学系であ
り、該光学系25は半導体レーザ、フォーカスおよびト
ラック誤差検出器、信号検出器を備えている。尚、前記
磁気回路17a,17bとガイドシャフト24a,24
bと、光学装置25は図示を省略したフレームに各々固
定されている。
次に上述した対物レンズ駆動装置の動作について説明す
る。
光学装置25から発せられる平行なレーザ光26は通孔
4,9を通過しミラー14にて直角に反射され、そして
対物レンズ6によって記録媒体Wの記録面上に収束され
る。一方、記録媒体Wからの反射光27は対物レンズ6
及びミラー14を介して光学装置25に戻り、そしてフ
ォーカス及びトラック誤差の検出と記録信号の検出が行
なわれる。
光学装置25でフォーカス誤差が検出された場合には、
このフォーカス誤差信号に基づいて図示を省略した制御
回路によりフォーカス用コイル9a乃至9dに電流を流
し、この電流と磁気回路17a,17b各々の磁気ギャ
ップ22a,23b内の磁界との作用によってフォーカ
ス用コイル9a乃至9dに駆動力を与え、ホルダー2を
その時の電流の向きに応じて係合体3の円筒部11に沿
って記録媒体Wの媒体面に垂直な方向に移動させる。
即ち、フォーカス用コイル9a乃至9d各々に第1図
(c)に示す如きRa1,Rb1,Rc1,Rd1で示
す方向に電流を流した場合には、磁気回路17a,17
bの磁気ギャップ22a,22b内の磁界の方向がφ
a,φbであるから、ホルダー2は矢印Z方向、即ち記
録媒体Wに近接する方向に移動することになり、またR
a2,Rb2,Rc2,Rd2で示す方向に電流を流し
た場合には、ホルダー2は矢印−Z方向、即ち記録媒体
Wから離反する方向に移動することになる。このよう
に、フォーカス用コイル9a乃至9dに流す電流の向き
と大きさおよび時間を制御することによって、ホルダー
2を係合体3の円筒部11に沿って駆動してフォーカス
制御を行なうことができる。
また、光学装置25でトラック誤差が検出された場合に
は、このトラック誤差信号に基づいて図示を省略した制
御回路によりトラック用コイル8a,8bに電流を流
し、この電流と磁気装置17a,17b各々の磁気ギャ
ップ22a,22b内の磁界との作用によってトラック
用コイル8a,8bに駆動力を与え、ホルダー2をその
時の電流の向きに応じてガイドシャフト24a,24b
に沿って記録媒体Wのラジアル方向に移動させる。
即ち、トラック用コイル8a,8b各々に第1図(c)
に示す如きQa1,Qb1で示す方向に電流を流した場
合には、磁気回路17a,17bの磁気ギャップ22
a,22b内の磁界の方向がφa,φbであるから、ホ
ルダー2は矢印X方向に移動することになり、またQa
2,Qb2で示す方向に電流を流した場合には、ホルダ
ー2は矢印−X方向に移動することになる。このよう
に、トラック用コイル8a,8bに流す電流の向きと大
きさおよび時間を制御することによってホルダー2をガ
イドシャフト24a,24bに沿って駆動してトラック
制御を行なうことができる。
更にアクセス制御は、指定された位置と現在位置との差
に基づいて制御回路によりトラック用コイル8a,8b
に電流を流し、前述のトラック制御と同様にホルダー2
を記録媒体Wのラジアル方向に移動することによって行
なわれる。この時の位置検出手段としてはトラック横断
本数を計数したり、或いは外部スケールを用いて行なう
ようにしてもよい。
上記のように、可動体1はトラックおよびフォーカス誤
差、目標トラックとの差等により記録媒体Wに対して略
垂直な方向とラジアル方向に適宜駆動される。
第4図は前記対物レンズ駆動装置と、該対物レンズ駆動
装置と記録媒体Wを挾んで平行に、且つ記録媒体Wのラ
ジアル方向に及んで配設された縦長の磁界印加手段を示
す要部断面図であり、該磁界印加手段26は前記可動体
1のラジアル方向の可動領域に相当する長さを有するヨ
ーク27と、該ヨーク27に捲回された励磁コイル28
と、ヨーク27を取り囲む断面形状のヨーク29とで構
成されている。よって励磁コイル28に電流を流せば記
録媒体Wに対して垂直に磁界を印加することができ、ま
たこの励磁コイル28に流す電流の方向を反転すれば記
録時と消去時で逆方向の磁界を記録媒体Wに印加するこ
とができる。
前記磁気回路17a,17bにおいても当然漏れ磁束が
発生するが、該磁気回路17a,17bでは磁界の向き
が同一(矢印φa,φb)であるため、記録媒体Wがレ
ーザ光が収束されるスポット位置P付近では該漏れ磁束
Oの方向が記録媒体Wに対して平行となっており、よっ
て記録、消去に必要な垂直方向の磁界の強さが漏れ磁束
Oの影響で変動することがない。
第5図は前記磁界印加手段26の励磁コイル28に流さ
れる電流と、この磁界印加手段26で印加される磁界の
強さの関係を示す特性図であり、横軸ICは磁界印加手
段26の励磁コイル28に流される電流の強さを、縦軸
HGはスポット位置Pに印加される記録媒体Wに対して
垂直方向の磁界の強さを各々示してある。このように、
特性H3はグラフ上の原点を中心に対称となり、第2図
(e)で示した特性H1の如く漏れ磁束が全くない場合
と略等しくなる。即ち、記録および消去に必要な磁界H
W,HEをスポット位置Pに発生させる場合でも、要す
る電流IW3,IE3の大きさは逆方向ではあるが同じ
でよく、漏れ磁束の影響を受けることがない。
尚、前記実施例では、2つの磁気回路をそれぞれ独立に
配設した場合について説明したが、第2図(b)で示す
ように、2つの磁気回路がヨーク部材で接続されていて
も、スポット位置での漏れ磁束の方向が記録媒体に対し
て平行な方向となるので、前記同様の作用、効果を発揮
することができる。
また、前記実施例では、2つの磁気回路が対物レンズを
含み、対物レンズのアクセス方向で記録媒体に垂直な面
に対して、略対称位置されているが、完全な対称形でな
くとも磁石の磁極の向きが非対称となっていれば、対称
になっているものにくらべて第2図(e)に示すHMを
グラフの原点側に近づけることができ、漏れ磁束の影響
を小さくすることができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、磁気回路から漏れ
磁束が生じた場合でもレーザ光が収束される記録媒体の
スポット位置における該漏れ磁束の方向が記録媒体に対
して平行となるので、磁界印加手段によりスポット位置
に印加された記録媒体に対して垂直な磁界が前記漏れ磁
束の影響を受けることがない。これにより磁界印加手段
の磁界切替回路を簡単にすることができ、さらに磁界印
加手段に必要とされる電源を小形なものにできるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の対物レンズ駆動装置を示す一部
破断斜視図、第1図(b)は第1図(a)のA−A線矢
視方向の断面図、第1図(c)は本発明の可動体の分解
斜視図、第2図(a)は従来の可動コイルを示す分解斜
視図、第2図(b)は従来の対物レンズ駆動装置を示す
斜視図、第2図(c)は第2図(b)のX−X線矢視方
向の断面図、第2図(d)は従来の光磁気ディスク装置
の要部断面図、第2図(e)は従来の電流・磁界特性
図、第3図は第1図(a)のB−B線矢視方向の断面
図、第4図は本発明の光磁気ディスク装置の要部断面
図、第5図は本発明の電流・磁界特性図である。 図中、1…可動体、7…対物レンズ、8a,8b…トラ
ック用コイル、9a,9b,9c,9d…フォーカス用
コイル、17a,17b…磁気回路、18a,18b…
磁石、W…記録媒体。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物レンズと該対物レンズを記録媒体面に
    対し所定方向に移動するためのコイルを備えた可動体
    と、磁気ギャップ内に挿入された前記コイルに磁界を与
    える磁気回路とを有する対物レンズ駆動装置において、 前記磁気回路を、短辺方向両側に磁極を持つ互いに且つ
    記録媒体面と平行な一対の縦長磁石と、各磁石の一極側
    に磁気ギャップとなる隙間を存してこれを記録媒体面と
    平行な面内で包囲するヨーク部材とから構成すると共
    に、各磁石の対向側の極性を異ならせて各々の磁気ギャ
    ップに同一方向の磁界を形成した、 ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】各磁石を包囲するヨーク部材が互いに接続
    されている、 ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の対物レン
    ズ駆動装置。
JP62098503A 1987-04-23 1987-04-23 対物レンズ駆動装置 Expired - Lifetime JPH061552B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62098503A JPH061552B2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23 対物レンズ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62098503A JPH061552B2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23 対物レンズ駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63266643A JPS63266643A (ja) 1988-11-02
JPH061552B2 true JPH061552B2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=14221444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62098503A Expired - Lifetime JPH061552B2 (ja) 1987-04-23 1987-04-23 対物レンズ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH061552B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5126983A (en) * 1989-04-12 1992-06-30 Olympus Optical Co., Ltd. Apparatus for optically recording information on opto-magnetic record medium having a minimized leakage magnetic field
JP2937262B2 (ja) * 1989-11-27 1999-08-23 オリンパス光学工業株式会社 光学系駆動装置
JP2808767B2 (ja) * 1989-12-28 1998-10-08 富士ゼロックス株式会社 光ディスク装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS621130A (ja) * 1985-06-27 1987-01-07 Olympus Optical Co Ltd 光学式記録および/または再生装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS621130A (ja) * 1985-06-27 1987-01-07 Olympus Optical Co Ltd 光学式記録および/または再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63266643A (ja) 1988-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3822434B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JP2005285323A (ja) 光ピックアップアクチュエータ
JPH061552B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JPS6220903Y2 (ja)
JP2007317261A (ja) 光ピックアップ
JPS624909Y2 (ja)
JPS58146035A (ja) 情報再生装置
JP2939137B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JP3110854B2 (ja) 光学系駆動装置
JP2620221B2 (ja) 光学式ピックアップ用アクチュエータ
JPH09320083A (ja) 対物レンズ駆動装置
JP2697007B2 (ja) 対物レンズアクチュエータ
JPH08203105A (ja) 対物レンズ駆動装置
JP2703602B2 (ja) ピックアップ装置のガルバノミラー支持装置
JP3852539B2 (ja) 光学素子駆動装置およびこれを備えた情報再生装置
JPS6222246A (ja) 光学ヘツド用内磁型アクチユエ−タ
JP2000242945A (ja) 光ディスクドライブの対物レンズ駆動装置
JP2001023200A (ja) 二軸アクチュエータ
JPH0191331A (ja) 光学ヘッド装置
JPH0287961A (ja) リニアアクチュエータ
JP2000030271A (ja) 光学ピックアップ装置
JP3633755B2 (ja) 光磁気記録装置
JP2790477B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JP2516738B2 (ja) 光学手段駆動装置
JPS62112238A (ja) 対物レンズ駆動装置