JPH06155267A - グラインダ装置 - Google Patents

グラインダ装置

Info

Publication number
JPH06155267A
JPH06155267A JP31042892A JP31042892A JPH06155267A JP H06155267 A JPH06155267 A JP H06155267A JP 31042892 A JP31042892 A JP 31042892A JP 31042892 A JP31042892 A JP 31042892A JP H06155267 A JPH06155267 A JP H06155267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grindstone
guard
grinding wheel
detecting device
abrasion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31042892A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Murayama
宏 村山
Katsuhisa Yamamoto
勝久 山本
Koji Kitajima
康治 北島
Hatsuaki Fujiwara
初秋 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP31042892A priority Critical patent/JPH06155267A/ja
Publication of JPH06155267A publication Critical patent/JPH06155267A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】研削作業の効率化及び省人化。 【構成】回転駆動される砥石22を被研削材の幅方向に
オシレート移動させる機構16、17と、上記砥石を被
研削材の長さ方向にステップ移動させる機構12、13
と、上記砥石のオシレート移動後、ステップ移動して、
次のオシレート移動に移る間に所定の時間間隔を設ける
機構10とを備えてなり、上記砥石はソリ状ガード27
内に配置され、上記砥石が磨耗した場合にも、上記砥石
の上記ガード底面からの突出量を常に所定の値内に入れ
るために、上記砥石の磨耗検知装置25と、この磨耗検
知装置と上記ガードとを対向させて相互に昇降駆動させ
る機構28、29とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば船舶の建造に際
しての大型ブロックに溶接された吊りピースの切断除去
後の溶接デポを研削除去するためのグラインダ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、吊りピースを切断除去する場合、
デッキ裏面の塗装焼けを防止するために、吊りピースを
ガスで2番切りし、電動グラインダーを使用して、手作
業で除去している。この場合、2番切りとなるため、溶
接デポのデッキ面からの高さが20〜25mmとなり、溶
接デポ量が多くなって作業時間が長くなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電動グラインダーを連
続使用すると砥石が熱くなり、目詰まりが生じ、研削効
率が悪くなる。また、裏焼けの原因にもなる。また、除
去作業は手作業であるため、これを機械化し、省人化を
計る必要がある。本発明は上記のような問題点、課題を
解消できるようにしたグラインダ装置を提供することを
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のグラインダ装置
は、回転駆動される砥石を被研削材の幅方向にオシレー
ト移動させる機構と、上記砥石を被研削材の長さ方向に
ステップ移動させる機構と、上記砥石のオシレート移動
後、ステップ移動して、次のオシレート移動に移る間に
所定の時間間隔を設ける機構とを備えてなり、上記砥石
はソリ状ガード内に配置され、上記砥石が磨耗した場合
にも、上記砥石の上記ガード底面からの突出量を常に所
定の値内に入れるために、上記砥石の磨耗検知装置と、
この磨耗検知装置と上記ガードとを対向させて相互に昇
降駆動させる機構とを設けたことを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】砥石のオシレート移動後、ステップ移動して、
次のオシレート移動に移る間に所定の時間間隔を設ける
ことにより、この時間の間に被研削材と砥石の空冷がな
されるので、裏焼けを起こすこと無く、ほぼ連続的に、
効率よく研削作業を行うことができる。
【0006】また、回転駆動される砥石をオシレート移
動させる機構と、ステップ移動させる機構と、砥石が磨
耗した場合にも、砥石のガード底面からの突出量を常に
所定の値内に入れる機構とが設けられているので、人手
によること無く、研削作業を自動化することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図1及び2により
説明する。まず、装置の全体構成の概要を図1により説
明する。
【0008】移動架台11に、スライドプレート12が
溶接デポAの長さ方向(X方向)にステップ移動される
ように取付けられている。このスライドプレート12
に、オシレーションフレーム16が溶接デポAの幅方向
(Y方向)にオシレート移動されるように取付けられて
いる。このオシレーションフレーム16に、砥石22及
びこれを回転駆動するモータ23が取付けられた本体フ
レーム20が、昇降可能に取付けられている。こうし
て、砥石22がY方向にオシレート移動され、またX方
向にステップ移動され移動されて、溶接デポAが自動的
に研削されるようになっている。次に各部の構成を詳細
に説明する。
【0009】移動架台11は形鋼等により構成され、4
隅にキャスター11aが取付けられて、所用の場所に移
動できるようになっている。この架台11に、後述する
各部の動きを制御する制御器10が取付けられている。
【0010】架台11に、スライドプレート12が、リ
ニアモータ13により、リニアウエイベアリングを介し
て、X方向にステップ移動されるように取付けられてい
る。そして、砥石22の厚さのぼぼ半分に対応するステ
ップ移動量は、制御器10により設定できるようになっ
ている。また、スライドプレート12のステップ移動の
範囲を規制するリミットスイッチ(図示せず)が設けら
れている。
【0011】スライドプレート12に、オシレーション
フレーム16が、リニアモータ17により、リニアウエ
イベアリングを介して、Y方向にオシレート移動される
ように取付けられている。そして、オシレート移動量
は、制御器10により設定できるようになっている。ま
た、スライドプレート12のオシレート移動の範囲を規
制するリミットスイッチ(図示せず)が設けられてい
る。
【0012】このオシレーションフレーム16に、砥石
22及びこれを回転駆動するモータ23が取付けられた
本体フレーム20が、リニアウエイベアリングを介し
て、昇降可能に取付けられている。即ち、本体フレーム
20に、上下方向の長孔があけられており、この長孔の
上端に、リニアモータ21により上下駆動されるフック
を係止させ、装置の不使用時には、本体フレーム20を
引上げておく。一方、装置の使用時には、上記フックを
下降させることにより、砥石22が溶接デポAに当接す
るまで本体フレーム20は自重で降下する。次に砥石2
2周りの構成を図1、2により説明する。砥石の磨耗検
知装置25及びソリ状ガード27が本体フレーム20
に、リニアウエイベアリングを介して上下方向に移動可
能に取付けられている。
【0013】磨耗検知装置25の先端部には、例えば光
電式のセンサー26が取付けられている。ソリ状ガード
27は、その内側に砥石22の取換えのためのスペース
を有する枠体で構成されている。そして、磨耗検知装置
25及びソリ状ガード27の基端部はボールネジ構造
で、上部と下部でネジの向きが異なるネジ軸28に係合
している。そして、ブレーキ付きのモータ29によりネ
ジ軸28を回転することにより、磨耗検知装置25とソ
リ状ガード27とは対向して近接、離間するようになっ
ている。
【0014】そして、砥石22がソリ状ガード27の底
面から例えば2mm程度突出する程度にセットすると共
に、磨耗検知装置25のセンサー26を砥石22の外周
から僅かに内側にセットして、運転を開始する。砥石2
2の磨耗をセンサー26が検知すると、この検知信号に
より、モータ29が回転し、磨耗検知装置25が下降
し、センサー26がオフになると停止する。このとき、
同時にソリ状ガード27が砥石の磨耗に見合った分、即
ち磨耗検知装置25の下降量と同じ量だけ上昇するの
で、砥石22のソリ状ガード27の底面からの突出量は
常に一定に保たれる。そして、ソリ状ガード27が上昇
限まできたことにより、砥石の取換え時期を検知し、砥
石の取換えを行うようになっている。
【0015】なお、ソリ状ガード27は、上述のように
作業中は砥石22は自重で下がるので、万一、砥石22
が溶接デポAから外れても、このガードの底がデッキ面
に当たることにより、砥石22の落下を防止し、装置が
破損することを防止するためのものである。
【0016】また、ソリ状ガード27の側面に、デッキ
面まで削ることが無いようにするための、リミット31
が取付けられ、更に同様の目的でソリ状ガード27の底
面にフリーボール30が取付けられている。次に本装置
の自動運転の概要を図3により説明する。自動運転開始
に際し、砥石ヘッドを引上げておき、オシレート移動
量、ステップ移動量を設定する。自動運転を開始し、砥
石ヘッドを下降させ、一時停止して、砥石の刃出しをマ
ニュアルで調整する。
【0017】再スタートし、砥石を回転させる。そし
て、砥石のオシレート移動量それに続ステップ移動を繰
り返す。この際、砥石のオシレート移動後、ステップ移
動して、次のオシレート移動に移る間に所定の時間間隔
を、制御器により設定し、この時間の間に被研削材と砥
石の空冷を行う。なお、上記の研削作業中、磨耗検知装
置からの信号によるソリ状ガードの上昇により、砥石の
ガード底面からの突出量は常に一定になっている。削り
エンドをリミット又はタイマーにより検知することによ
り、一連の研削作業は完了する。そして、砥石ヘッドを
上昇させる。
【0018】
【発明の効果】本発明のグラインダ装置は上記のような
もので、裏焼けを起こすこと無く、ほぼ連続的に、効率
よく研削作業を行うことができる。また、人手によるこ
と無く、研削作業を自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成を示す説明図。
【図2】砥石周りの斜視説明図。
【図3】自動運転のフローシート。
【符号の説明】
10…制御器,11…移動架台,12…スライドプレー
ト、13…ステップ移動用モータ、16…オシレーショ
ンフレーム、17…オシレーション用モータ、20…本
体フレーム、21…本体フレーム上昇用モータ、22…
砥石、23…砥石回転駆動モータ、25…磨耗検知装
置、27…ソリ状ガード、28…ネジ軸、29…ネジ軸
駆動用モータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 初秋 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される砥石を被研削材の幅方向
    にオシレート移動させる機構と、上記砥石を被研削材の
    長さ方向にステップ移動させる機構と、上記砥石のオシ
    レート移動後、ステップ移動して、次のオシレート移動
    に移る間に所定の時間間隔を設ける機構とを備えてな
    り、上記砥石はソリ状ガード内に配置され、上記砥石が
    磨耗した場合にも、上記砥石の上記ガード底面からの突
    出量を常に所定の値内に入れるために、上記砥石の磨耗
    検知装置と、この磨耗検知装置と上記ガードとを対向さ
    せて相互に昇降駆動させる機構とを設けたことを特徴と
    するグラインダ装置。
JP31042892A 1992-11-19 1992-11-19 グラインダ装置 Pending JPH06155267A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31042892A JPH06155267A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 グラインダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31042892A JPH06155267A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 グラインダ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06155267A true JPH06155267A (ja) 1994-06-03

Family

ID=18005132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31042892A Pending JPH06155267A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 グラインダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06155267A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100761739B1 (ko) * 2001-12-17 2007-09-28 주식회사 포스코 용접기의 연마장치
KR100985830B1 (ko) * 2008-10-24 2010-10-07 대우조선해양 주식회사 러그 잔재 제거용 소형 밀링장치
CN114454042A (zh) * 2022-03-19 2022-05-10 北京博鲁斯潘精密机床有限公司 一种航空发动机叶榫叶片磨削机床的砂轮自动修整机构

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213660U (ja) * 1975-07-17 1977-01-31
JPS57194868A (en) * 1981-05-25 1982-11-30 Sumitomo Metal Ind Ltd Grinding method of bead of welded material and device therefor

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213660U (ja) * 1975-07-17 1977-01-31
JPS57194868A (en) * 1981-05-25 1982-11-30 Sumitomo Metal Ind Ltd Grinding method of bead of welded material and device therefor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100761739B1 (ko) * 2001-12-17 2007-09-28 주식회사 포스코 용접기의 연마장치
KR100985830B1 (ko) * 2008-10-24 2010-10-07 대우조선해양 주식회사 러그 잔재 제거용 소형 밀링장치
CN114454042A (zh) * 2022-03-19 2022-05-10 北京博鲁斯潘精密机床有限公司 一种航空发动机叶榫叶片磨削机床的砂轮自动修整机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1993001896A1 (en) Belt cleaner
US3562959A (en) Manual snagging grinders
JPH06155267A (ja) グラインダ装置
JPH06270043A (ja) 刃物研削方法および装置
JP2751829B2 (ja) テーブルロール現地補修用ロール研磨装置
JP2932124B2 (ja) 自動研磨装置
JP3052089B2 (ja) 刃先超仕上げ装置
JPH10296606A (ja) 自動研削装置
US3945151A (en) Apparatus for removing mortar from used brick
KR19980083505A (ko) Pcb기판의 절단 및 연삭 가공장치
JP3553115B2 (ja) 刃物研削方法および装置
JPH10156717A (ja) 研削装置
JPS62248561A (ja) 取鍋用熔滓除去装置
JP2536322Y2 (ja) 溶接余盛の自動研削装置
JPH0463671A (ja) 棒鋼のバリ取機
JPH08112742A (ja) 刃物研削方法および装置
JPH0647664A (ja) 砥石のドレッシング装置およびそれに用いるドレッシング用部材
JPH0248216Y2 (ja)
JP3280066B2 (ja) タイヤショルダー部切削装置
JP2568231Y2 (ja) 電極棒研磨機
JPH0618714Y2 (ja) ビルトアップ骨材端面部のプライマー、錆除去装置
CN218904589U (zh) 一种刀片刃口打磨设备
CN221212320U (en) Raw material cutting and collecting equipment
JP2772818B2 (ja) 刃先超仕上げ装置
KR0125810Y1 (ko) 스크래퍼 연마장치