JPH0248216Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0248216Y2
JPH0248216Y2 JP1982191362U JP19136282U JPH0248216Y2 JP H0248216 Y2 JPH0248216 Y2 JP H0248216Y2 JP 1982191362 U JP1982191362 U JP 1982191362U JP 19136282 U JP19136282 U JP 19136282U JP H0248216 Y2 JPH0248216 Y2 JP H0248216Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixed
rail
underframe
pair
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982191362U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5997852U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19136282U priority Critical patent/JPS5997852U/ja
Publication of JPS5997852U publication Critical patent/JPS5997852U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0248216Y2 publication Critical patent/JPH0248216Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、レール頭部の錆を除去するときに
使用されるレール研磨機の台枠を必要に応じて傾
倒させ、台枠に搭載されたエンジンの始動調整、
研磨地点迄の迅速かつ円滑な移動、研磨ベルトの
点検、修理、清掃、交換等の作業を安易かつ安全
裡に行ない得るレール研磨機の台枠傾倒装置に係
るものである。
レール研磨機をレールに沿つて移動させ乍らエ
ンジンの駆動により研磨ベルトをレール頭部に摺
接させて、レール頭部に付着せる錆を除去してい
るが、レール研磨機がレール上を移動するとき、
研磨ベルトも同時にレール頭部上を摺接するため
研磨ベルトそのものがレールへの抵抗となつて迅
速かつ円滑にレール研磨機自体を移動するのに難
渋し、またレールとの摺接により長時間の使用の
とき、研磨ベルト自身が磨耗もしくは甚しきとき
には損傷し、使用不能に陥つたときは新品と交換
し、もしくは修理を行ない、また時折前記、研磨
ベルトの、磨耗、損傷の点検を行なうことも必要
であり、なお研磨ベルトの緊張度を調節したり、
さらにはエンジンを駆動したまま研磨ベルトの走
行状態を点検、調整する必要があるとき等、台枠
自体を傾倒状態に保持させて所望の作業を行な
い、作業終了後は再び台枠自体を原状位置に復帰
させていた従来この種の研磨機において、台枠を
傾倒させ、またその傾倒状態の保持に際し、稍々
もすれば機構の簡易化を旨とするため、作業時に
不測の事故を誘発し、作業員および機器類に災害
を及ぼす惧れが存している。そこでこの考案は、
前述のような欠点を是正する意図のもとに、研磨
ベルトを装着した台枠自体を傾倒可能なレール研
磨機において、台枠を安全かつ確実に傾倒させ、
また之を保持するための機構を改良することによ
り、作業時における不測の災害を未然に防ぎ、し
かも徒らに機構自体の複雑化や操作時の煩雑感を
伴うことのないレール研磨機の台枠傾倒装置を提
供しようとするものである。
以下図面についてこの考案の一実施例を述べる
に、倒扁平U字形の基枠1の前後(第1図、第2
図において左側を前方、右側を後方とする)に
夫々一対の支持片2,2,3,3を固定し、これ
ら支持片2,2の下方において横架・定着した支
軸aに、フランジ付の車輪4を回動自在に支持す
る一方、基枠1の前端に、第2図にみるようなU
字形の提手5の下端を溶接等により固定し、また
基枠1の後端に固定・突出した一対の並列せる支
持片3,3の外側に、略πの字形の把手6におけ
る並列された直立状の一対の腕片b,bの下方を
ネジ止めすると共に、支持片3,3の内側で前記
基枠1の後端上方に固定・突出した一対の並列下
の膨出片e,eの夫々に、ピンのような係止具
j,jを植立し、これら係止具j,jで後述の回
動桿8を少許の間隙7を存し回動自在に挟持さ
せ、かつ後述のボス9とカラー11との間に係止
具j,jを略密着状態下で上下方向の移動を制止
可能となし、また回動桿8の上方にボス9を嵌
入・定着し、このボス9と一体的に握り10付き
のハンドルhを形成し、該ハンドルhを前記把手
6における一対の腕片b,bの間に介在させる一
方、前記ボス9より下方にカラー11を貫通・定
着し、さらにカラー11より下方に刻設したオネ
ジsを、後述の嵌合片gの中央に刻設したメネジ
nに螺合してある。また前記支持片3,3の下方
に横架・定着した支軸dに、一対の対向した三角
形の揺動板12,12の前方を回動自在に嵌合
し、これら揺動板12,12の下部後方に横架・
定着した支軸fに、フランジ付きの車輪13を回
動自在に嵌入・支持させ、前記の車輪4と共にレ
ールR上を転動可能とすると共、揺動板12,,
12の上端近傍の間に回動自在に嵌合・横架され
た連結桿14の略中央に、楕円状の嵌合片gを固
定し、該嵌合片gの中央に上下に亘つて刻設され
たメネジnに、前述のように回動桿8のオネジs
を螺合し、ハンドルhの回動により回動桿8を回
動させ、この回動による嵌合片gの回動桿8に沿
う昇降で揺動板12,12を第1図において支軸
dを中心として実線もしくは二点鎖線の位置(こ
こでは上昇位置)に回動・設定させることで後述
の台枠Kの後方をレールR頭部から浮上可能とし
てある。
前記基枠1の下面に固定・垂下せる垂下板15
の下方に承板16を取付け、該承板16の前・後
に夫々駆動ローラ17と従動ローラ18とを回転
自在に支持する一方、承板16の略中央に固定・
垂下した略逆三角形状の懸垂片19の下方に支軸
iを横架・定着し、この支軸iに揺動可能に中央
を嵌合・支持された楕円状の誘導片20の前後
に、夫々ガイドローラC1,C2を回動自在に支持
し、これらガイドローラC1,C2、駆動ローラ1
7および従動ローラ18の間に亘り無端状の研磨
ベルトVを緊張・掛架し、この研磨ベルトVの矢
印y1方向への走行でレールR頭部の錆を除去可能
としてある。基枠1上にパツキンPを介してネジ
止めされた台盤21上に、ボルト、ナツトのよう
な止着具22で載置・固定されたエンジン23に
付設せるプーリー24と、前記駆動ローラ17と
同軸のプーリ25の間にベルトもしくはチエーン
のような動力伝達子Wを緊張・掛架し、エンジン
23の駆動で研磨ベルトVを走行可能としてあ
る。なお、前記基枠1、垂下板15、承板16、
懸垂片19、誘導片20および台盤21を含めて
台枠Kと称する。
この考案は前述のような構成であるから、エン
ジン23を起動するとき、動力伝達子Wを介し駆
動ローラ17が時計方向に回動し、之に掛架せる
研磨ベルトVは矢印y1方向に走行を開始するの
で、作業者(図示しない)は把手6を把持し、台
枠Kを第1図において前方(矢印y2で示す)にレ
ールR上を移行させることでレールRの頭部上面
に付着した錆を研磨ベルトVにより摺接・除去し
てレールRの頭部上面を清浄にすることができ
る。しかしてこのレール研磨作業の中途もしくは
終了後においてたとえば研磨ベルトVの張力を調
整し、また研磨ベルトVの磨耗による新品との交
換その他の事情により台枠K自体をレールRに対
し傾倒させたいときには、握り10を把持し、ハ
ンドルhをたとえば第2図において時計方向に回
動すると、回動桿8の回動によりオネジsと螺合
せるメネジnを刻設した嵌合片gは強制的に第1
図の実線位置より下方に移動するので、この嵌合
片gと一体的な連結桿14を回動自在に支持する
揺動板12,12は、支軸dを中心とし第1図に
おいて時計方向への回動(二点鎖線の位置)で車
輪13も同方向に牽引されるが、この車輪13は
レールR上で一定の高さと位置に、保持され、下
降・回動しないため、前記揺動板12,12の反
作用で支軸dは第1図において少許後方に向け持
上げられる故、この支軸dを支持する台枠k後方
がレールRの頭部から浮上するので、台枠kはレ
ールRに対し後方から前方に向け下降・傾斜の状
態に保持される。しかして嵌合片gを中央に固定
した連結桿14は、揺動板12,12に回動自在
に嵌合・横架されているため、揺動板12,12
の揺動時、回動し、回動桿8に対し常時、直交状
態を保持でき、また、回動桿8は膨出片e,eに
植立した係止具j,jで回動自在に略密着状態下
に挟持されているので、回動桿8はその回動時、
妄りに上下動することなく、常時一定位置で回動
するため、ハンドルhを円滑に操作でき、しかも
所望の傾倒位置に台枠kを設定できる。従つてレ
ールRの頭部上面と接触していた研磨ベルトVは
レールRから上方に位置する故、たとえば研磨ベ
ルトVの張力調節、点検、修理もしくは新品との
交換、研磨地点の移動(しかしてこのときエンジ
ン23は停止しているが)または始動時における
エンジン23の始動調整等を迅速かつ容易に行な
い得る。作業終了後にあつてはハンドルhを前記
と逆方向に回動すれば、台枠Kは再び第1図の実
線位置に復帰し、研磨ベルトVによるレールRの
研磨が可能となる。なおこの傾倒装置を台枠Kに
付設することで何人にも簡易に、しかも多大の労
力と時間とを要しない上に、基枠1後端に固定・
突出せる一対の支持片3,3外側に、略πの字状
の把手6における並列下の直立状の一対の腕片
b,b下方を止着する一方、これら支持片3,3
下方の間に横架・定着した支軸dに、一対の並列
した三角形の揺動板12,12前方を回動自在に
嵌合し、また、これら揺動板12,12上端近傍
の間に回動自在に嵌合・横架された連結桿14の
中央に嵌合片gを固定し、該嵌合片gのメネジn
に螺合するオネジS付の回動桿8の上端に取付け
たハンドルhを把手6における一対の腕片b,b
の間に介在させてあるので、台枠kのレールRに
対する移動時の把手6の把持と、台枠kの傾倒時
のハンドルhの操作とを作業員は逐一、移動する
ことなく、同一地点で行い得るため、取扱が至便
で能率的でもあり、また、回動桿8のオネジSが
嵌合片gのメネジnに螺合し、かつ、回動桿8が
支持片3,3上方の膨出片e,eに植立された係
止具j,jで略密着状態下に挟持されているの
で、台枠kが所望位置に傾斜・保持されたとき、
不測のうちにその保持が失われるような惧れがな
い故、作業者は安心裡に作業を行い得ると共に、
既存の機構を一部利用もしくは改変することで本
案品が得られる上に、操作に際しての煩雑感もな
い。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例にして、第1図は全
体の要部正面図、第2図は同上平面図、第3図は
第1図の−線端面拡大図、第4図は第1図の
−線の一部切欠いた拡大断面図、第5図は第
1図の−線要部断面図である。 k……台枠、R……レール、V……研磨ベル
ト、b……腕片、d,f……支軸、e……膨出
片、g……嵌合片、h……ハンドル、j……係止
具、n……メネジ、S……オネジ、1……基枠、
3……支持片、6……把手、8……回動桿、12
……揺動板、13……車輪、14……連結桿。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台枠に走行可能に装着した研磨ベルトをレール
    頭部上面に摺接可能に臨ませたレール研磨機にお
    いて、台枠の一部である基枠後端に固定・突出し
    た一対の並列下の支持片外側に、略「π」の字状
    の把手における並列・直立下の一対の腕片下方を
    止着する一方、これら支持片下方の間に横架・定
    着した支軸に、一対の並列下の三角形の揺動板前
    方を回動自在に嵌合し、これら揺動板後方下部の
    間に横架・定着した支軸に、レール上を転動する
    後方の車輪を回動自在に支持する一方、前記揺動
    板上端近傍の間に回動自在に嵌合・横架した連結
    桿の中央に嵌合片を固定し、該嵌合片に刻設され
    たメネジに螺合するオネジ付の回動桿上方を、基
    枠後端上方に固定・突出した一対の並列下の膨出
    片の夫々に植立せる係止具で回動自在に略密着状
    態下に挟持すると共に、この回動桿上端に取付け
    たハンドルを前記把手における腕片の間に介在さ
    せてなるレール研磨機の台枠傾倒装置。
JP19136282U 1982-12-20 1982-12-20 レ−ル研磨機の台枠傾倒装置 Granted JPS5997852U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19136282U JPS5997852U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 レ−ル研磨機の台枠傾倒装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19136282U JPS5997852U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 レ−ル研磨機の台枠傾倒装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5997852U JPS5997852U (ja) 1984-07-03
JPH0248216Y2 true JPH0248216Y2 (ja) 1990-12-18

Family

ID=30412102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19136282U Granted JPS5997852U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 レ−ル研磨機の台枠傾倒装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5997852U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010240813A (ja) * 2009-04-10 2010-10-28 Totetsu Kogyo Co Ltd レール錆取り機

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2760943B2 (ja) * 1994-02-07 1998-06-04 株式会社ブリヂストン ケレンがけ機
JP6998060B2 (ja) * 2019-02-06 2022-01-18 保線機器整備株式会社 手押し式レール削正装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4927993A (ja) * 1972-07-10 1974-03-12

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS475482U (ja) * 1971-02-09 1972-09-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4927993A (ja) * 1972-07-10 1974-03-12

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010240813A (ja) * 2009-04-10 2010-10-28 Totetsu Kogyo Co Ltd レール錆取り機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5997852U (ja) 1984-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH071243Y2 (ja) 板ガラス面取り機
JP6200308B2 (ja) レール錆取り機
EP0495931A1 (en) RIM CLEANING APPARATUS.
CN210024807U (zh) 圆柱形工件抛光机
JP2000279353A (ja) 床面清掃ロボットにおける吸塵装置の位置調整機構
US3562959A (en) Manual snagging grinders
JPH0248216Y2 (ja)
JP5511871B2 (ja) 溶接ビード研削装置
JP2751829B2 (ja) テーブルロール現地補修用ロール研磨装置
JP5800775B2 (ja) レール頭部削正機および自走式レール頭部削正装置
CN219504351U (zh) 一种用于木箱加工用木板表面处理装置
US3556194A (en) Tire truing device
JPS58109262A (ja) 研磨機
CN108326694B (zh) 一种钢板修磨机
US4854088A (en) In-track rail base grinding method
JPH10296606A (ja) 自動研削装置
CN211565478U (zh) 一种齿轮箱打磨设备
JP6249984B2 (ja) ベルト式レール頭部削正機および自走式レール頭部削正装置
JP5881874B2 (ja) レール頭部削正機および自走式レール頭部削正装置
KR100919540B1 (ko) 알루미늄 용접 비드 드레싱장치
US2019889A (en) Polishing machine
JPS5832802Y2 (ja) ロ−ル研削装置
CN218947268U (zh) 一种管子砂带磨削抛光机
CN216883372U (zh) 启动杆打磨同步转动驱动结构
JP2022072683A (ja) レール削正装置