JPH061543Y2 - 用紙及びカセツト検知装置 - Google Patents

用紙及びカセツト検知装置

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JPH061543Y2
JPH061543Y2 JP1987034843U JP3484387U JPH061543Y2 JP H061543 Y2 JPH061543 Y2 JP H061543Y2 JP 1987034843 U JP1987034843 U JP 1987034843U JP 3484387 U JP3484387 U JP 3484387U JP H061543 Y2 JPH061543 Y2 JP H061543Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、電子写真技術を応用した複写機、液晶プリン
タ、レーザビームプリンタ等の画像形成装置に使用され
る給紙カセットにおける用紙及びカセット検知装置に関
するものである。
〔従来技術〕
以下、図面を参照して本考案の技術的背景及び従来技術
について説明する。
第5図は、従来の用紙及びカセット検知装置を示す斜視
図である。第5図において、21は給紙カセットであ
り、用紙を収容する筐体22と、最下層の用紙が位置す
る底板24等から成り、底板24は不図示のバネによっ
てヒンジ部25を中心に上方に付勢されている。また、
用紙は分離爪26と底板24の間に積載され、不図示の
給紙コロによって搬送される。その際、分離爪26は複
数の用紙が同時に搬送されるのを防止する。
この様な構成及び給紙動作の上記給紙カセット21は矢
印a方向へ移動することによって不図示の画像形成装置
本体に装着される構成である。また、画像形成装置本体
には、同図に示す様に複数のフォトスイッチ27から成
る用紙サイズ検知部28が配設されている。一方、給紙
カセット21の画像形成装置と対向する側面29には用
紙サイズに対応した切欠き部29′を有し、給紙カセッ
ト21が上述の様に矢印a方向に装着される際、フォト
スイッチ27のアクチュエータ30の一部が切欠き部2
9′に嵌入する。そして、アクチュエータ30が嵌入し
たフォトスイッチ27を、例えばオフのままとし、それ
以外のフォトスイッチ27のアクチュエータ30は給紙
カセット21の側面29によって押動され、フォトスイ
ッチ27を例えばオンにする。従って、側面29の切欠
き部29′をどのフォトスイッチ27に対応して設ける
かにより、用紙サイズ(カセットサイズ)等を設定し、
フォトスイッチ27のオン,オフ状態により給紙カセッ
トの種類を判断している。
一方、従来給紙カセット21内の用紙の有無の検知は、
給紙カセット21の上方に配設された反射型フォトセン
サ31等で行われる。即ち、用紙が存在する場合に反射
型フォトセンサ31の発光部から出射された光が用紙に
反射して反射型フォトセンサ31の受光部に入射し、光
が検知されるので反射型フォトセンサ31は例えばオン
になる。逆に用紙が存在しない場合は発光部からの光が
反射しないため(例えば、この場合、光が入射する底板
24の部分を光を吸収する黒色部材等の構成としておけ
ば良い)反射型フォトセンサ31の受光部に光は入射せ
ず光が検知されないので反射型フォトセンサは例えばオ
フになる。このオン、オフ信号により画像形成装置本体
側の制御部により、用紙の有無を判断している。
〔従来技術の問題点〕
従来のように、用紙サイズの検知をするために、第5図
に示すようにフォトスイッチ27等の複数の検知部材を
用いた場合、機構が複雑になる。また、用紙サイズ検知
部28を簡易化する目的で、複数のフォトスイッチ27
を配設する代わりに、単一のフォトセンサと複数のアク
チュエータとで用紙サイズ検知部28を構成するものも
考案されているが、その場合も機械的部分が多く、機構
が複雑であるという欠点が存在する。
一方、用紙の有無検知において反射型フォトセンサ31
を用いた場合には、例えば用紙の色等により反射率が異
なり、誤動作の原因となる。例えば用紙が存在するにも
かかわらず用紙無しを検知する場合がある。
また、反射型フォトセンサ31の取付け精度を考慮しな
ければならないという問題があった。即ち、反射型フォ
トセンサ31は、発光部と受光部とから成り、発光部か
ら出射された光が用紙に反射して受光部に確実に入射す
るように設定することが必要であり、その設定が困難で
ある。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の欠点に鑑み、カセットの種類及び
用紙有無の検知を簡単な構造で確実に行うことのできる
用紙及びカセット検知装置を提供することを目的とす
る。
〔考案の要点〕
本考案は、上記目的を達成するために、複数の給紙カセ
ットを給紙部に選択的に着脱可能な画像形成装置に用い
られる、給紙カセットの用紙の有無と給紙カセットの種
類を検知する用紙及びカセット検知装置において、前記
複数の給紙カセットは各々、少なくとも二つの接続端子
と、該二つの接続端子間を電気的に接続する第1の回路
中に直列状に配設され給紙カセットの種類に対応して他
の給紙カセットとは各々異なる抵抗値を有する第1,第
2の抵抗素子と、導電部を有し押上げ手段により付勢さ
れ積載用紙の減量に応じて上昇する用紙積載底板と、該
用紙積載底板上の積載用紙の最上紙面に当接すべく載置
され前記用紙積載底板上に用紙が存在する際前記用紙積
載底板とで前記積載用紙を挟持し、用紙が存在しなくな
った際に前記用紙積載底板の導電部と接触する導電部材
と、該導電部材を前記第1,第2の抵抗素子の接続点に
電気的に接続かつ前記用紙積載底板の導電部を前記二つ
の接続端子のいずれかに電気的に接続するか、前記導電
部材を前記二つの接続端子のいずれかに電気的に接続か
つ前記用紙積載底板の導電部を前記接続点に電気的に接
続して、前記用紙積載底板上に用紙が存在しなくなった
際に前記二つの接続端子間を前記第1の回路とは異なる
第2の回路で接続させる導電路とからなり、給紙カセッ
ト内の用紙の有無によって前記二つの接続端子間の抵抗
値を前記第1,第2の抵抗素子を介した所定値と前記第
1,第2の抵抗素子の一方を介さない前記所定値よりも
小さな抵抗値に変化させる抵抗値変化手段と、を具え、
前記画像形成装置本体には、前記給紙部に装着されてい
る給紙カセットの前記二つの接続端子と接続し前記二つ
の接続端子間の抵抗値と予め設けられている複数の基準
値とを比較することにより前記装着されている給紙カセ
ットの用紙の有無と給紙カセットの種類を検知する検知
手段とを備えたことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。第2図(a),(b)は本考案の用紙及びカセット検知装
置が適用される給紙カセットの断面図である。そして、
第2図(a)は用紙Pを収納し、画像形成装置本体に装着
された給紙カセット1を示し、第2図(b)は用紙Pが非
収納の状態で、画像形成装置本体に装着されている給紙
カセット1を示す。
第2図(a),(b)において、給紙カセット1は、底板2、
分離爪3、底板押上バネ4等から成り、底板2はヒンジ
部5を中心にして底板押上バネ4によって底部1aから
上方に向けて付勢されている。そして用紙Pは、底板2
と分離爪3との間に介在し、給紙カセット1上方に配設
された給紙コロ6と分離爪3によって最上層の用紙Pか
ら一枚づつ所定方向へ搬送される。また、第2図(a),
(b)において、給紙カセット1が画像形成装置本体に装
着されると、詳しくは後述する電極ユニットに突設され
た電極A,Bが画像形成装置本体に設けられた検知部7
aに接続される構造である。
第1図(a),(b)は上述の電極ユニット7を含む本考案の
用紙及びカセット検知装置の要部斜視図である。第1図
(a)において、給紙カセット1は、不図示の画像形成装
置本体が位置する矢印a方向に装着され、前述のよう
に、底板2は図外の底部1a(第2図(a),(b))と底板
2の間に配設された底板押上バネ4によって上方に付勢
されている。また、分離爪3は、給紙カセット1の装着
方向に対して前側の隅部に設けられ、上下に摺動自在で
ある。更に、分離爪3は、用紙Pが搬送される際に、複
数の用紙Pが同時に搬送されることを防止している。分
離爪3が設けられている給紙カセット1の隅部には、金
属製の導電部8aが配設されている。また、導電部8a
と電気的に接続する接続部9aが給紙カセット1の側面
1cの端部1c′を貫設して形成されている。また、そ
の下方には、接続部9aと同様端部1c′を貫設して接
続部9bが形成されている。接続部9bは給紙カセット
1の内面に設けられた導電部(導電パターン)8bに電
気的に接続し、導電部8bは底板押上バネ4の下部に接
続している。また、給紙カセット1の前側面1bと側面
1cとの交わる位置即ち、給紙カセット1の前方角部は
切欠いて構成されており、この切欠部1dには前述の電
極ユニット7が付設される。また、前述の端部1c′に
は、接続部9a,9bの他にネジ穴10,10′が設け
られて、電極ユニット7が付設される際、電極ユニット
7に貫設された孔11,11′と前記ネジ穴10,1
0′をネジ止めすることで取付けられる。また、第1図
(b)に示すように電極ユニット7には上述の接続部9
a,9bに対応して接続端子12a,12bも突設され
ており、従って、この電極ユニット7を給紙カセット1
に取付けた際には接続端子12a,12bと接続部9
a,9bも接続される。
一方、給紙カセット1は樹脂によって形成され、底板
2、分離爪3、底板押上バネ4は金属によって構成され
ているため、後述するように、給紙カセット1に用紙P
が収納されていない(第1図(a),(b)に示す)状態で
は、接続部9a,9b間には、接続部9a→導電部8a
→分離爪3→底板2→底板押上バネ4→導電部8b→接
続部9bにより導電路が形成されている。そして、電極
ユニット7は、前述の様に検知部7aに接続するための
電極A,Bを有し、電極Aは抵抗R1を介して接続端子
12aに接続され、電極Bは直接、接続端子12bに接
続されると共に、接続端子12a,12b間は抵抗R2
を介して接続されている。以上に述べた電極ユニット7
内に配設された抵抗R1,R2は詳しくは後述するが、給
紙カセット1に収納される用紙Pのサイズに合わせてそ
の抵抗値が適宜選択されるものである。
第3図(a),(b)は電極ユニット7の電気回路構成を説明
する図である。第3図(a)は、用紙Pを収納した状態
で、給紙カセット1が画像形成装置本体に装着されてい
る場合を示し、第3図(b)は、用紙Pが非収納状態で、
給紙カセット1が画像形成装置本体に装着されている場
合を示す。
第3図(a)の状態では電極A,B間は、抵抗R1,抵抗R
2を介して導電路が形成される。それに対して、第3図
(b)においては、電極A,B間は、抵抗R1のみを介し
て、即ち、電極→抵抗R1→導電部8a→分離爪3→底
板2→底板押上バネ4→導電部8b→電極Bを介して導
電路が形成されている。以上のことから解るように、電
極A,B間の抵抗値は、用紙Pの有無によって変化す
る。即ち、電極A,B間の抵抗値の変化で用紙Pの有無
を検知することができる。更に、各種用紙サイズ毎によ
って抵抗R1、抵抗R2を特定することで用紙サイズも検
知可能である。
例えば、用紙サイズの種類として、日本工業規格B4サ
イズ、A4サイズ、B5サイズの3種類についての例を
説明する。この場合、各用紙サイズが収納されている時
の電極ユニット7内の抵抗R1,R2の抵抗値を第1表の
ように設定する。
この場合、前述した電極A,B間の抵抗値は第2表に示
すように、各種給紙カセットの違い(用紙サイズの違
い)、用紙Pの有無によって異なる値となる。そして、
電極A,B間の抵抗値の違いは後述するように、検知部
7a(第4図)によって判断される。
第4図は、前記検知部7aの回路構成を示す図である。
同図において、電源(VCC)は12V,共通抵抗Rref
は2KΩに設定されている。また、C1〜C6はコンパレ
ータを示し、VA〜VFは各々のコンパレータC1〜C6
−側入力へ印加される基準電圧を示し、D1〜D6は各コ
ンパレータC1〜C6の出力である。例えばB4サイズ用
給紙カセット装着時の用紙Pの有無の検知を例にとれ
ば、用紙P有りの場合には、電極A,B間の抵抗値は前
述のように2KΩであるから、各コンパレータC1〜C6
の+側入力電圧は、分圧されて6Vである。まあ、同様
に用紙P無しの場合には電極A,B間の抵抗値は1KΩ
であるから、各コンパレータC1〜C6の+側入力電圧は
分圧されて4Vとなる。従って、各コンパレータC1
6の1つ、例えばコンパレータC6についての基準電圧
Fを用紙P有りの場合と用紙P無しの場合の中間値
(例えば、5V)に設定することでコンパレータC6
出力を用紙Pの有無によってHレベル或いはLレベルに
設定することができる。
従って、用紙Pの有無はコンパレータC6からのD6出力
がH信号となるかどうかで判断できる。また、B4用給
紙カセットが装着されているのか、または他のサイズ用
給紙カセットが装着されているかの判断は、基準電圧V
Eを6Vより大きい電圧、例えば7Vに設定し、コンパ
レータC5,C6から信号を出力することで判断できる。
即ち、コンパレータC5,C6の出力、D5,D6からH信
号が出力されていればB4サイズ用紙給紙カセットでは
なく、D6のみからH信号が出力されていれば、B4サ
イズ用給紙カセットで用紙P有りである。
以上は、B4サイズについて述べたが、同様にA4サイ
ズ用給紙カセット装着時、B5サイズ用給紙カセット装
着時においても同様に、第3表に示す様な各基準電圧V
A〜VFを印加することにより各サイズ用給紙カセットの
装着、非装着、各サイズ給紙カセット内の用紙Pの有無
を判断できる。
第 3 表 VA=11.5V VB=10.5V VC=10.0V VD= 8.5V VE= 7.0V VF 5.0V 例えば、A4用給紙カセットが装着されているのか、又
は他のサイズ用給紙カセットが装着されているかの判断
は、基準電圧VCを後述する第4表より9.6Vから10.3V
の範囲の電圧、例えば10Vに設定し、コンパレータ
4,C5,C6のみからH信号を出力すればA4サイズ
用給紙カセットが装着状態であり、コンパレータC4
6以外に後述するコンパレータC1等の出力D1等から
もH信号が出力されていれば、他のサイズ用の給紙カセ
ットが装着している或いは給紙カセット無しと判断でき
る。更に、A4サイズ用給紙カセットが装着されていた
として、用紙Pの有無の判断は、基準電圧VDに8Vと
9.6Vの間の電圧、例えば、8.5Vを印加することによ
り、用紙P無しの場合にはコンパレータC5,C6のみか
らH信号を出力し、用紙P有りの場合にはコンパレータ
4〜C6からH信号を出力することにより判断できる。
更に、例えばB5用給紙カセットが装着されているのか
又は各種給紙カセットが装着されていないのかの判断
は、基準電圧VAを後述する第4表より11.1Vから12V
の範囲の電圧、例えば11.5Vに設定し、コンパレータC
2〜C6からH信号を出力すればB5サイズ用給紙カセッ
トが装着状態であり、コンパレータ全てからH信号が出
力されていれば、給紙カセットは全く装置に装着されて
いないと判断できる。更に、B5用給紙カセットが装着
されていたとして、用紙Pの有無の判断は、基準電圧V
Bに10.3Vと11.1Vの間の電圧、例えば10.5Vを印加す
ることにより、用紙P無しの場合にはコンパレータC3
〜C5からH信号を出力し、用紙P有りの場合にはコン
パレータC2〜C6からH信号を出力することにより判断
できる。
以上の様にコンパレータC1〜C6の基準電圧VA〜VE
給紙カセット1の種類によって又は用紙P有りの場合と
用紙P無しの場合において各々設定することによって、
各コンパレータC1〜C6の出力D1〜D6の状態が給紙カ
セットの状態(用紙サイズ、用紙Pの有無、各種カセッ
トの着脱)に対応して、Hレベル或いはLレベルに設定
でき、勿論この出力D1〜D6の内容によって図示しない
制御回路が働き、上述の様な判断が行われる。
なお、第4表に、上述の給紙カセットの状態、電極A,
B間の抵抗値、コンパレータC1〜C6+側入力電圧、H
出力であるコンパレータの各関係をまとめて示した。
以上、述べたように、本考案の一実施例においては、各
コンパレータC1〜C6の出力D1〜D6状態によって用紙
サイズ、用紙Pの有無、各種カセットの着脱を確実に判
断できる。
なお、本実施例においてカセットの種類を用紙サイズの
例で示したが、この例のほか、例えば特殊紙用カセット
と言うような用紙の違いによる場合にも適用できること
は勿論である。また、本実施例における回路構成、抵抗
値、用紙サイズ等はこれに限定されるものではなく、各
種の変型が可能である。また、本実施例において給紙カ
セット1は底板押上バネ4を備えており、この底板押上
バネ4を介して底板2と導電部8bを導電させていた
が、底板2と導電部8bが導電可能であればよく、例え
ばヒンジ部5を介して導電させる方式を取ってもよい。
その場合、底板押上げ機構を画像形成装置本体側に備え
た給紙カセットにも本考案を適用することができる。
更に、導電部材として分離爪3を用いる以外に、用紙P
上に載置して用紙Pが皆無になった時に短絡導電できる
可動部材を設けるようにしてもよいことは勿論である。
つまり、本考案は、給紙カセット1内に収納される用紙
Pの有無によって、対応した抵抗値を取ることが可能で
あると共に、給紙カセットの種類毎に特定の抵抗R12
を備えた用紙及びカセット検知装置である。
〔考案の効果〕
以上、説明したように本考案によれば、用紙サイズに代
表される給紙カセットの種類及び用紙有無検知を簡単な
構造で行うことができ、更に各種給紙カセットの着脱の
検知も同時に検知できる。また、給紙カセットは各種類
毎に変化するが画像形成装置本体側の検知部が単一で構
成できるため、従来のフォトスイッチや反射型フォトセ
ンサ等のように、多数の部材を必要としない。また、反
射型フォトセンサ等を使用しないたえ用紙表面の反射率
に無関係に紙なし検知を行うことができる。また、検知
しなければならない用紙サイズ等の種類が増加しても、
構成の変更が少なくて済む。更に、従来の給紙カセット
に少々手を加えるだけで適用できるので製造コストも低
くなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は、本考案の用紙及びカセット検知装置
が適用される給紙カセット近傍の要部斜視図、 第2図(a),(b)は、本考案の用紙及びカセット検知装置
が適用される給紙カセット近傍の要部断面図、 第3図(a),(b)は、本考案の一実施例である用紙及びカ
セット検知装置の概略構成図、 第4図は、本考案の一実施例である用紙及びカセット検
知装置の検知部の回路構成の一例を示す図、 第5図は、従来の一例を示す斜視図である。 1・・・給紙カセット、 1a・・・底部、 1b・・・前側面、 1c・・・側面、 1c′・・・端部、 1d・・・切欠部、 2・・・底板、 3・・・分離爪、 4・・・底板押上バネ、 5・・・ヒンジ部、 6・・・給紙コロ、 7・・・電極ユニツト、 7a・・・検知部、 8a,8b・・・導電部、 9a,9b・・・接続部、 10,10′・・・ネジ穴、 11,11′・・・孔、 12a,12b・・・接続端子、 P・・・用紙、 A,B・・・電極、 R1,R2・・・抵抗、 C1,C2,C3,C4,C5,C6・・・コンパレータ、 VA,VB,VC,VD,VE,VF・・・基準電圧、 D1,D2,D3,D4,D5,D6・・・出力、 VCC・・電源、 Rref・・・共通抵抗.

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の給紙カセットを給紙部に選択的に着
    脱可能な画像形成装置に用いられる、給紙カセットの用
    紙の有無と給紙カセットの種類を検知する用紙及びカセ
    ット検知装置において、 前記複数の給紙カセットは各々、 少なくとも二つの接続端子と、 該二つの接続端子間を電気的に接続する第1の回路中に
    直列状に配設され給紙カセットの種類に対応して他の給
    紙カセットとは各々異なる抵抗値を有する第1,第2の
    抵抗素子と、 導電部を有し押上げ手段により付勢され積載用紙の減量
    に応じて上昇する用紙積載底板と、該用紙積載底板上の
    積載用紙の最上紙面に当接すべく載置され前記用紙積載
    底板上に用紙が存在する際前記用紙積載底板とで前記積
    載用紙を挟持し、用紙が存在しなくなった際に前記用紙
    積載底板の導電部と接触する導電部材と、該導電部材を
    前記第1,第2の抵抗素子の接続点に電気的に接続かつ
    前記用紙積載底板の導電部を前記二つの接続端子のいず
    れかに電気的に接続するか、前記導電部材を前記二つの
    接続端子のいずれかに電気的に接続かつ前記用紙積載底
    板の導電部を前記接続点に電気的に接続して、前記用紙
    積載底板上に用紙が存在しなくなった際に前記二つの接
    続端子間を前記第1の回路とは異なる第2の回路で接続
    させる導電路とからなり、給紙カセット内の用紙の有無
    によって前記二つの接続端子間の抵抗値を前記第1,第
    2の抵抗素子を介した所定値と前記第1,第2の抵抗素
    子の一方を介さない前記所定値よりも小さな抵抗値に変
    化させる抵抗値変化手段と、 を備え、 前記画像形成装置本体には、 前記給紙部に装着されている給紙カセットの前記二つの
    接続端子と接続し前記二つの接続端子間の抵抗値と予め
    設けられている複数の基準値とを比較することにより前
    記装着されている給紙カセットの用紙の有無と給紙カセ
    ットの種類を検知する検知手段と を備えたことを特徴とする用紙及びカセット検知装置。
JP1987034843U 1987-03-09 1987-03-09 用紙及びカセツト検知装置 Expired - Lifetime JPH061543Y2 (ja)

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JPS57209144A (en) * 1981-06-17 1982-12-22 Toshiba Corp Paper supply indicating device
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