JPH1067441A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH1067441A
JPH1067441A JP9110094A JP11009497A JPH1067441A JP H1067441 A JPH1067441 A JP H1067441A JP 9110094 A JP9110094 A JP 9110094A JP 11009497 A JP11009497 A JP 11009497A JP H1067441 A JPH1067441 A JP H1067441A
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JP
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paper
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cassette
paper feed
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JP9110094A
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English (en)
Inventor
Kenji Ueda
賢司 上田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙カセットを記録装置本体にセットする際
における電気的なノイズの発生を防止することができる
給紙装置を提供すること。 【解決手段】 着脱可能な給紙カセットを備え、その給
紙カセットに積載収容された用紙を記録装置本体に分離
給送する給紙装置において、前記給紙カセットは金属製
底板を備える一方、前記給紙カセットが装着された状態
において前記金属製底板と前記記録装置本体のグラウン
ドとを電気的な抵抗を介して接続するグラウンド接続手
段を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ装置、複
写機、ファクシミリ装置等の記録装置に装備される給紙
装置に関し、特に、着脱可能な給紙カセットに積載収納
された用紙を記録装置本体に分離給送する給紙装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の給紙カセットを備えた給紙装置に
ついて、その給紙装置が装備される本体装置がレーザプ
リンタ装置である場合を例にとり、レーザープリンタ装
置の全体構成を示す図1及び、図1に示すレーザプリン
タ装置が備える給紙装置の模式構成を示す図2を参照し
て説明する。
【0003】それらの図において、プリンタ本体100
に設けられた給紙装置4に収容された用紙Pが給紙コロ
5の回転により送り出され、分離部材2により1枚づつ
に分離され、レジストローラ9の位置まで送られる。レ
ジストローラ9で用紙のスキューを補正された用紙P
は、感光体11上に書き込まれた画像とタイミングを合
わせて送られ、転写ローラ12により感光体11上に書
き込まれたトナー画像が転写される。そして、用紙P
は、定着部13に送られて用紙P上の転写画像が定着さ
せられる。定着部13を通過した用紙は排紙コロ15a
により送られ更に排紙コロ15bにより送られ排紙トレ
イ部16にスタックされる。
【0004】給紙装置4は、用紙Pを積載収納するため
の給紙カセット1を備えている。その給紙カセット1は
給紙装置4本体から着脱自在に設けられている。
【0005】給紙カセット1は、積載した用紙Pの先端
を給紙コロ5に当接させるために、上昇可能に設けられ
た底板32を有し、その底板32は、底板加圧機構30
により上方に押圧される。それにより、底板32に積載
された用紙Pは給紙コロ5に当接する。
【0006】底板加圧機構30は、給紙装置4本体側に
回動可能に設けられた上昇アーム31をその構成として
含み、図示せぬ上昇アーム加圧機構によりその上昇アー
ムを上方へ加圧することで、上昇アーム31の先端に当
接する給紙カセット側の底板32を上昇させる。
【0007】給紙カセット1の底板32の材質は、用紙
Pの重量や、底板加圧機構により底板32が押圧される
ときの荷重による変形を小さくするため、また、部品単
体の平面度の出しやすさ等の理由から板金で作られるこ
とが多い。
【0008】そのため、EMI対策として板金製の底板
32をプリンタ本体100のグラウンド(GND)に落
とし、電気的に浮きの無いようにすることが板金製の底
板32を使用する場合において一般的である。
【0009】そのため、上昇アーム31を金属製とし
て、プリンタ本体100のグランドに導通させることに
より、給紙装置4本体に装着された状態における給紙カ
セット1の底板32を、上昇アーム31を介してプリン
タ本体100のグランドに導通させ、底板32をプリン
タ本体100のグラウンドに落とすようにしている。
【0010】ここで、給紙カセット1に用紙をセットす
る場合を考えてみる。給紙カセット1に用紙をセットす
る場合、給紙カセット1は給紙装置4から引き出され
る。給紙カセット1は給紙装置4本体から着脱自在に設
けられているため、給紙カセット1を完全に給紙装置4
から引き出した場合、底板32は、上昇アーム31から
はなれた状態になる。
【0011】このときに底板32に電荷が与えられると
底板32が電気的に浮いた状態にあるため底板32は帯
電してしまう。例えば、湿度の低い環境で用紙の包装を
解いて取り出した状態では、用紙が帯電していることが
あり、この帯電した用紙を給紙カセット1にセットする
と、その帯電した用紙から底板32に電荷が移って底板
32が帯電してしまう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように底板32が
帯電した状態で、給紙カセット1を給紙装置4にセット
するとき、底板32の帯電の量が大きいと底板32にた
まった電荷が、底板32と金属製の上昇アーム31が接
触する前に空気中で放電してしまう。
【0013】この放電により電気的なノイズがプリンタ
本体100を制御している画像処理エンジン基板、ある
いは制御基板にのってしまい、それらの基板上の電子回
路の誤動作を引き起こしてしまうことがあった。
【0014】この様な不具合の対策として考えられるこ
ととしては、先ず第1に給紙カセット1の底板32が常
にプリンタ本体100のグラウンドと導通するようにし
ノイズの発生を抑えること、第2にノイズが多少発生し
ても画像処理エンジン基板あるいは制御基板が誤動作し
ないようノイズに対して強い画像処理エンジン基板ある
いは制御基板とすること等が考えられる。
【0015】しかし、上記第1の対策を実施するとする
と、給紙カセット1が給紙装置4本体から完全に引き出
せない構造となりユーザの使い勝手が悪くなる不具合が
あり、また、第2の対策を実施するとしても、ノイズが
発生することの根本的な解決にはならない。
【0016】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、給紙カセットを記録装置本体にセットする際にお
ける電気的なノイズの発生を防止することができる給紙
装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の給紙装置は、着脱可能な給紙カセッ
トを備え、その給紙カセットに積載収容された用紙を記
録装置本体に分離給送する給紙装置において、前記給紙
カセットは金属製底板を備える一方、前記給紙カセット
が装着された状態において前記金属製底板と前記記録装
置本体のグラウンドとを電気的な抵抗を介して接続する
グラウンド接続手段を備えたことを特徴とする。
【0018】請求項2記載の給紙装置は、着脱可能な給
紙カセットを備え、その給紙カセットに積載収容された
用紙を記録装置本体に分離給送する給紙装置において、
前記給紙カセットは金属製底板を備える一方、前記給紙
カセットが装着された状態において前記金属製底板と接
触する金属製電極を備え、その金属製電極と前記記録装
置本体のグラウンドとを電気的な抵抗を介して接続した
ことを特徴とする。
【0019】請求項3記載の給紙装置は、着脱可能な給
紙カセットを備え、その給紙カセットに積載収容された
用紙を記録装置本体に分離給送する給紙装置において、
前記給紙カセットは金属製底板を備える一方、前記給紙
カセットが装着された状態において前記金属製底板と接
触する導電性樹脂製電極を備え、その導電性樹脂製電極
と前記記録装置本体のグラウンドとを電気的に接続した
ことを特徴とする。
【0020】請求項4記載の給紙装置は、着脱可能な給
紙カセットを備え、その給紙カセットに積載収容された
用紙を記録装置本体に分離給送する給紙装置において、
前記給紙カセットは金属製底板を備える一方、前記給紙
カセットが装着された状態において前記金属製底板上に
積載された用紙を前記給紙装置本体に設けられた給紙コ
ロに当接させるために前記金属製底板を下面から押圧し
て上昇させる上昇アームを備え、その上昇アームは非導
電性部材で形成されると共に前記金属製底板と接する先
端部に設けられた金属製電極と、前記記録装置本体のグ
ラウンドと電気的に接続された後端部と前記先端部の金
属製電極とを電気的に接続する抵抗器とを備えたことを
特徴とする。
【0021】請求項5記載の給紙装置は、着脱可能な給
紙カセットを備え、その給紙カセットに積載収容された
用紙を記録装置本体に分離給送する給紙装置において、
前記給紙カセットは金属製底板を備える一方、前記給紙
カセットが装着された状態において前記金属製底板上に
積載された用紙を前記給紙装置本体に設けられた給紙コ
ロに当接させるために前記金属製底板を下面から押圧し
て上昇させる上昇アームを備え、その上昇アームは導電
性樹脂で形成されると共に前記金属製底板と接しない部
分が前記記録装置本体のグラウンドと電気的に接続され
ていることを特徴とする。
【0022】請求項6記載の給紙装置は、着脱可能な給
紙カセットを備え、その給紙カセットに積載収容された
用紙を記録装置本体に分離給送する給紙装置において、
前記給紙装置本体は、導電部材で形成されたグラウンド
端子と、そのグラウンド端子と前記記録装置本体のグラ
ウンドとを電気的に接続する抵抗器とを備える一方、前
記給紙カセットは、金属製底板を備えると共に、前記給
紙装置本体に装着された状態において前記金属製底板上
に積載された用紙を前記給紙装置本体に設けられた給紙
コロに当接させるために前記金属製底板を下面から押圧
して上昇させる、導電性部材で形成されるとともに前記
金属製底板に電気的に接するバネと、そのバネと電気的
に接するとともに前記給紙装置本体に装着された状態に
おいて前記グラウンド端子に電気的に接触する、導電性
部材で形成された中継部材とを備えたことを特徴とす
る。
【0023】請求項7記載の給紙装置は、着脱可能な給
紙カセットを備え、その給紙カセットに積載収容された
用紙を記録装置本体に分離給送する給紙装置において、
前記給紙装置本体は、前記記録装置本体のグラウンドと
電気的に接続された導電性樹脂製のグラウンド端子を備
える一方、前記給紙カセットは、金属製底板を備えると
共に、前記給紙装置本体に装着された状態において前記
金属製底板上に積載された用紙を前記給紙装置本体に設
けられた給紙コロに当接させるために前記金属製底板を
下面から押圧して上昇させる、導電部材で形成されると
ともに前記金属製底板に電気的に接するバネと、そのバ
ネと電気的に接するとともに前記給紙装置本体に装着さ
れた状態において前記グラウンド端子に電気的に接触す
る、導電部材で形成された中継部材とを備えたことを特
徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しながら、本
発明の実施の形態について、第1ないし第4実施形態に
分けて詳細に説明する。なお、以下の第1及び第2実施
形態の説明においては、前述した図1及び図2を随時参
照する。
【0025】先ず、本発明の第1実施形態について説明
する。図3は、図1及び図2に示した、プリンタ本体1
00に備えられた給紙装置4が備える上昇アーム31で
あって、本発明の第1実施形態に係るものを示してい
る。
【0026】上昇アーム31は、前述したように給紙カ
セット1の底板32を下面から押圧している。その給紙
カセット1の底板32は金属製である。
【0027】図3において、上昇アーム31は、非導電
性樹脂等の非導電性の部材で形成されている。また、給
紙カセット1が給紙装置4本体に装着された状態におい
て底板32と接する上昇アーム31の先端部には、金属
製電極34がネジ34aによるネジ止めにより取り付け
られている。また、上昇アーム31の後端部には、金属
製電極35がネジ35aによるネジ止めにより取り付け
られている。
【0028】その電極35は、上昇アーム31を金属製
の回動軸33に固定するための金属製のねじ31a及び
31bにより、回動軸33と導通している。回動軸33
は、図示しない軸受けを介してプリンタ本体100のグ
ラウンドに電気的に接続されている。
【0029】また、上昇アーム31に取り付けられた電
極34と電極35との間には抵抗器36が取り付けられ
ている。その抵抗器36の両端が、電極34及び電極3
5の各取付けネジ34a及び35aにより電極34及び
電極35にそれぞれ固定されることにより、電極34と
電極35とが抵抗器36の抵抗を介して電気的に接続さ
れる。なお、抵抗器36の抵抗値は、一般的な金属の電
気的抵抗よりもずっと大きく、数MΩから10数MΩと
している。
【0030】以上のように構成される第1実施形態に係
る上昇アーム31の先端部の電極34は、給紙装置4に
セットされた給紙カセット1の底板32に接触する。そ
のとき、給紙カセット1に補給された帯電した用紙から
底板32に移った電荷は、電極34から抵抗器36の抵
抗を介して穏やかにプリンタ本体100のグラウンドに
移っていく。
【0031】これにより、給紙カセット1の底板32が
帯電している状態で給紙カセット1が給紙装置4本体に
セットされても、その底板32の電荷が放電により急激
にプリンタ装置本体100のグラウンドに流れることが
ないため、その放電に伴う電気的なノイズを低減でき、
プリンタ装置本体100の画像処理エンジン基板、制御
基板等へのノイズの混入による電子回路の誤動作等の悪
影響を防止できる。
【0032】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。図4は、図1及び図2に示した、プリンタ本体1
00に備えられた給紙装置4が備える上昇アーム31で
あって、本発明の第2実施形態に係るものを示してい
る。
【0033】上昇アーム31は、前述したように給紙カ
セット1の底板32を下面から押圧している。その給紙
カセット1の底板32は金属製である。
【0034】図4において、上昇アーム31は、カーボ
ンブラックを添加したポリオレフィン樹脂や、カーボン
ブラックを添加したポリエステル樹脂等、それ自体公知
の導電性の樹脂で形成されていると共に、ねじ31a及
び31bにより金属製の回動軸33に固定されて、その
回動軸33と導通している。回動軸33は、図示しない
軸受けを介してプリンタ本体100のグラウンドに電気
的に接続されている。
【0035】また導電性樹脂で形成された上昇アーム3
1の先端部と、回動軸33に取り付けられた後端部との
間の抵抗値は、導電性樹脂の抵抗率を所定の値とするこ
とにより、図3に示した上昇アーム31に取りつけられ
た抵抗器36と同程度の抵抗値とすることができる。
【0036】以上のように構成される第2実施形態に係
る上昇アーム31の先端部は、給紙装置4にセットされ
た給紙カセット1の底板32に接触する。そのとき、給
紙カセット1に補給された帯電した用紙から底板32に
移った電荷は、上昇アーム31の先端部から、それ自体
導電性樹脂の上昇アーム31本体の抵抗を介して穏やか
にプリンタ本体100のグラウンドに移っていく。
【0037】これにより、給紙カセット1の底板32が
帯電している状態で給紙カセット1が給紙装置4本体に
セットされても、その底板32の電荷が放電により急激
にプリンタ装置本体100のグラウンドに流れることが
ないため、その放電に伴う電気的なノイズを低減でき、
プリンタ装置本体100の画像処理エンジン基板、制御
基板等へのノイズの混入による電子回路の誤動作等の悪
影響を防止できる。
【0038】なお、以上説明した第1及び第2実施形態
では、給紙カセット1の底板32に帯電した電荷をプリ
ンタ本体100のグラウンドに抵抗を介して流すための
構成を、本来底板32を上方へ押圧するための上昇アー
ム31に設けたが、それ以外の構成も考えることができ
る。
【0039】つまり、給紙装置4にセットされた状態に
おける給紙カセット1の底板32に接触する、プリンタ
本体100のグラウンドとは絶縁された金属製電極を、
上昇アーム31とは別に給紙装置4の側に設けておき、
その絶縁された金属製電極と、プリンタ本体100のグ
ラウンドとを抵抗器を介して電気的に接続すれば、給紙
カセット1の底板32に帯電した電荷を抵抗を介してプ
リンタ本体100のグラウンドに流すための構成を実現
できる。ただし、その場合、上昇アーム31に電極34
及び35と抵抗器36とを取り付けた簡単な構成の第1
実施形態の利点である、本来底板32を上方へ押圧する
ために底板32と接触するものであった上昇アーム31
を利用することによる設置スペースの節約と、部品点数
の削減の効果は得られない。
【0040】また、給紙装置4にセットされた状態にお
ける給紙カセット1の底板32に接触する、プリンタ本
体100のグラウンドとは絶縁された導電性樹脂製電極
を、上昇アーム31とは別に給紙装置4の側に設けてお
き、その絶縁された導電性樹脂製電極と、プリンタ本体
100のグラウンドとを電気的に接続すれば、給紙カセ
ット1の底板32に帯電した電荷を抵抗を介してプリン
タ本体100のグラウンドに流すための構成を実現でき
る。ただし、その場合、底板32に接触する金属製電極
と抵抗器との2部品による構成と比較すれば、底板32
に接触する導電性樹脂製電極のみで済むことにより構成
が簡単になる利点はあるものの、上昇アーム31を導電
性樹脂で形成した簡単な構成の第2実施形態の利点であ
る、本来底板32を上方へ押圧するために底板32と接
触するものであった上昇アーム31を利用することによ
る設置スペースの節約と、部品点数の削減の効果は得ら
れない。
【0041】次に、本発明の第3及び第4実施形態つい
て説明する。
【0042】図5は、プリンタ本体100に装備され
た、第3及び第4実施形態に係る給紙装置4の概略構成
を示している。同図において、プリンタ本体100側の
構成は、図1に示したものと同様であるが、プリンタ本
体100側の詳細構成は、本発明とは直接関係しないた
め図示を省略している。また、給紙装置4側の構成のう
ちの、分離給送機構についても、図1に示したものと同
様であるため、給紙コロ5以外の図示を省略している。
【0043】図5において、給紙装置4は、用紙Pを積
載収納するための給紙カセット1を備えている。その給
紙カセット1は給紙装置4本体から着脱自在に設けられ
ている。
【0044】給紙カセット1は、給紙装置4に完全に装
着された状態で、積載した用紙Pの先端を給紙コロ5に
当接させるために、上昇可能に設けられた金属製の底板
32を有し、その底板32は、当該底板32と給紙カセ
ット1の底面1aとの間に、底板加圧機構として配置さ
れたバネ37の復元力により上方に押圧される。それに
より、底板32に積載された用紙Pは給紙コロ5に当接
する。なお、バネ37は金属製で導電性があり、その上
端が底板21と電気的に接している。
【0045】また、給紙カセット1の底面1aには、金
属製で導電性がある中継部材38が取付けられている。
中継部材38の一端はバネ37の下端と底面1aとに挟
まれた状態で、バネ37の下端と電気的に接している。
また、中継部材38の他端は、底面1aからほぼ垂直上
方に伸びると共に先端が湾曲して接点部38aを形成し
ている。接点部38aは、給紙カセット1が給紙装置4
に完全に装着された状態で、給紙装置4本体側に設けら
れたグラウンド端子40または42と接触する。
【0046】なお、グラウンド端子40は、第3実施形
態の構成のグラウンド端子であり、グラウンド端子42
は、第4実施形態の構成のグラウンド端子である。ま
た、第3及び第4実施形態では、給紙装置4本体側のグ
ラウンド端子部分の構成が異なるのみで、給紙カセット
1側の構成は共通である。したがって、以下の第3及び
第4実施形態の各説明においては、給紙装置4本体側の
グラウンド端子部分と、給紙カセット1の構成のうち
の、当該グラウンド端子部分に直接関係する構成のみに
ついて詳細に説明する。
【0047】図6は、本発明の第3実施形態に係るグラ
ウンド端子部分の構成を示している。
【0048】同図において、グラウンド端子40は、金
属製で導電性があり、前述したように、給紙カセット1
が給紙装置4に完全に装着された状態で、給紙カセット
1側の中継部材38の接点部38aと接触している。こ
れにより、給紙カセット1の底板32とグラウンド端子
40とが、バネ37及び中継部材38を介して電気的に
接続されることになる。
【0049】グラウンド端子40は、ネジ40aにより
非導電性支持部材43に取り付けられている。また、そ
のグラウンド端子40と、プリンタ本体100のグラウ
ンドに電気的に接続されていると共に非導電性支持部材
43によりグラウンド端子40から絶縁された金属製の
導電性部材39との間には、各取付けネジ40a及び3
9aにより、抵抗器41が取り付けられている。これに
より、給紙カセット1の底板32と、プリンタ本体10
0のグラウンドとが、抵抗器41の抵抗を介して電気的
に接続される。なお、抵抗器41の抵抗値は、一般的な
金属の電気的抵抗よりもずっと大きく、数MΩから10
数MΩとしている。
【0050】以上のように構成される第3実施形態に係
る給紙装置4においては、給紙カセット1が、給紙装置
4本体に完全に装着されると、中継部材38の接点部3
8aが、グラウンド端子40に接触する。そのとき、給
紙カセット1に補給された帯電した用紙から底板32に
移った電荷は、バネ37及び中継部材38を経由して、
グラウンド端子40から抵抗器41の抵抗を介して穏や
かにプリンタ本体100のグラウンドに移っていく。
【0051】これにより、給紙カセット1の底板32が
帯電している状態で給紙カセット1が給紙装置4本体に
セットされても、その底板32の電荷が放電により急激
にプリンタ装置本体100のグラウンドに流れることが
ないため、その放電に伴う電気的なノイズを低減でき、
プリンタ装置本体100の画像処理エンジン基板、制御
基板等へのノイズの混入による電子回路の誤動作等の悪
影響を防止できる。また、底板32を加圧するための機
構として、バネ37のみによる単純な機構を用いること
で、第1または第2実施形態における上昇アーム31を
用いた複雑な加圧機構を省略できる利点がある。
【0052】次に、本発明の第4実施形態について説明
する。図7は、本発明の第4実施形態に係るグラウンド
端子部分の構成を示している。
【0053】同図において、グラウンド端子42は、カ
ーボンブラックを添加したポリオレフィン樹脂や、カー
ボンブラックを添加したポリエステル樹脂等、それ自体
公知の導電性の樹脂で形成され、前述したように、給紙
カセット1が給紙装置4に完全に装着された状態で、給
紙カセット1側の中継部材38の接点部38aと接触し
ている。これにより、給紙カセット1の底板32とグラ
ウンド端子42とが、バネ37及び中継部材38を介し
て電気的に接続されることになる。
【0054】グラウンド端子42は、プリンタ本体10
0のグラウンドに電気的に接続されている金属製の導電
性部材39に取り付けられていると共に電気的にも導通
している。これにより、給紙カセット1の底板32と、
プリンタ本体100のグラウンドとが、グラウンド端子
42自体が持つ抵抗を介して電気的に接続される。な
お、導電性樹脂で形成されたグラウンド端子42により
得られる、中継部材38の接点部38aと導電性部材3
9との間の抵抗値は、グラウンド端子42を形成する導
電性樹脂の抵抗率を所定の値とすることにより、図6に
示した抵抗器41と同程度の抵抗値とすることができ
る。
【0055】以上のように構成される第4実施形態に係
る給紙装置4においては、給紙カセット1が、給紙装置
4本体に完全に装着されると、中継部材38の接点部3
8aが、グラウンド端子42に接触する。そのとき、給
紙カセット1に補給された帯電した用紙から底板32に
移った電荷は、バネ37及び中継部材38を経由して、
グラウンド端子42の抵抗を介して穏やかにプリンタ本
体100のグラウンドに移っていく。
【0056】これにより、給紙カセット1の底板32が
帯電している状態で給紙カセット1が給紙装置4本体に
セットされても、その底板32の電荷が放電により急激
にプリンタ装置本体100のグラウンドに流れることが
ないため、その放電に伴う電気的なノイズを低減でき、
プリンタ装置本体100の画像処理エンジン基板、制御
基板等へのノイズの混入による電子回路の誤動作等の悪
影響を防止できる。また、底板32を加圧するための機
構として、バネ37のみによる単純な機構を用いること
で、第1または第2実施形態における上昇アーム31を
用いた複雑な加圧機構を省略できる利点がある。また、
第3実施形態と比較して、グラウンド端子42そのもの
が電気抵抗を持ち、抵抗器41の機能を兼ねる分、構成
が簡単になる利点もある。
【0057】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、前記給紙
カセットが装着された状態において前記金属製底板と前
記記録装置本体のグラウンドとを電気的な抵抗を介して
接続するグラウンド接続手段を備えたため、前記給紙カ
セットの底板が帯電している状態で前記給紙カセットが
給紙装置本体にセットされても、その底板の電荷が放電
により急激に前記記録装置本体のグラウンドに流れるの
ではなく、グラウンド接続手段により穏やかに記録装置
本体のグラウンドに流れる。したがって、放電に伴う電
気的なノイズの発生を防止でき、前記記録装置本体の画
像処理エンジン基板、制御基板等へのノイズの混入によ
る電子回路の誤動作等の悪影響を防止できる。
【0058】請求項2に係る発明によれば、前記給紙カ
セットが装着された状態において、前記金属製底板と接
触する金属製電極を備え、その金属製電極と、前記記録
装置本体のグラウンドとを電気的な抵抗を介して接続し
たため、前記給紙カセットの底板が帯電している状態で
前記給紙カセットが給紙装置本体にセットされても、そ
の底板の電荷が放電により急激に前記記録装置本体のグ
ラウンドに流れるのではなく、前記金属製電極から抵抗
を介して穏やかに記録装置本体のグラウンドに流れる。
したがって、放電に伴う電気的なノイズの発生を防止で
き、前記記録装置本体の画像処理エンジン基板、制御基
板等へのノイズの混入による電子回路の誤動作等の悪影
響を防止できる。
【0059】請求項3に係る発明によれば、前記給紙カ
セットが装着された状態において、前記金属製底板と接
触する導電性樹脂製電極を備え、その導電性樹脂製電極
と、前記記録装置本体のグラウンドとを電気的に接続し
たため、前記給紙カセットの底板が帯電している状態で
前記給紙カセットが給紙装置本体にセットされても、そ
の底板の電荷が放電により急激に前記記録装置本体のグ
ラウンドに流れるのではなく、前記導電性樹脂製電極を
介して穏やかに記録装置本体のグラウンドに流れる。し
たがって、放電に伴う電気的なノイズの発生を防止で
き、前記記録装置本体の画像処理エンジン基板、制御基
板等へのノイズの混入による電子回路の誤動作等の悪影
響を防止できる。また、前記導電性樹脂製電極は、請求
項2に係る発明を構成する前記金属製電極及び抵抗の機
能を兼ねているため、装置構成を簡略化できる。
【0060】請求項4に係る発明によれば、前記給紙カ
セットが装着された状態において、前記金属製底板上に
積載された用紙を前記給紙装置本体に設けられた給紙コ
ロに当接させるために前記金属製底板を下面から押圧し
て上昇させる上昇アームを備え、その上昇アームは、前
記金属製底板と接する先端部に設けられた金属製電極
と、前記記録装置本体のグラウンドと電気的に接続され
た後端部と前記先端部の金属製電極とを電気的に接続す
る抵抗器とを備えたため、前記給紙カセットの底板が帯
電している状態で前記給紙カセットが給紙装置本体にセ
ットされても、その底板の電荷が放電により急激に前記
記録装置本体のグラウンドに流れるのではなく、前記金
属製電極から抵抗器を介して穏やかに記録装置本体のグ
ラウンドに流れる。したがって、放電に伴う電気的なノ
イズの発生を防止でき、前記記録装置本体の画像処理エ
ンジン基板、制御基板等へのノイズの混入による電子回
路の誤動作等の悪影響を防止できる。また、前記金属製
電極及び抵抗器は、本来前記金属製底板上に積載された
用紙を前記給紙装置本体に設けられた給紙コロに当接さ
せるために前記金属製底板を下面から押圧して上昇させ
るためにある上昇アームの付加的な構成として設けられ
ているため、請求項2に係る発明と比較して、設置スペ
ースの節約と、部品点数の削減ができる。
【0061】請求項5に係る発明によれば、前記給紙カ
セットが装着された状態において、前記金属製底板上に
積載された用紙を前記給紙装置本体に設けられた給紙コ
ロに当接させるために前記金属製底板を下面から押圧し
て上昇させる上昇アームを備え、その上昇アームは、導
電性樹脂で形成されていると共に前記金属製底板と接し
ない部分が前記記録装置本体のグラウンドと電気的に接
続されているため、前記給紙カセットの底板が帯電して
いる状態で前記給紙カセットが給紙装置本体にセットさ
れても、その底板の電荷が放電により急激に前記記録装
置本体のグラウンドに流れるのではなく、前記導電性樹
脂製の上昇アームを介して穏やかに記録装置本体のグラ
ウンドに流れる。したがって、放電に伴う電気的なノイ
ズの発生を防止でき、前記記録装置本体の画像処理エン
ジン基板、制御基板等へのノイズの混入による電子回路
の誤動作等の悪影響を防止できる。また、請求項3に係
る発明の構成である前記導電性樹脂製電極と同等の機能
は、本来前記金属製底板上に積載された用紙を前記給紙
装置本体に設けられた給紙コロに当接させるために前記
金属製底板を下面から押圧して上昇させるためにある上
昇アームにより実現されているため、請求項3に係る発
明と比較して設置スペースの節約と、部品点数の削減が
できる。
【0062】請求項6に係る発明によれば、前記給紙装
置本体は、導電部材で形成されたグラウンド端子と、そ
のグラウンド端子と前記記録装置本体のグラウンドとを
電気的に接続する抵抗器とを備える一方、前記給紙カセ
ットは、前記金属製底板上に積載された用紙を前記給紙
装置本体に設けられた給紙コロに当接させるために前記
金属製底板を下面から押圧して上昇させる、導電性部材
で形成されるとともに前記金属製底板に電気的に接する
バネと、そのバネと電気的に接するとともに前記給紙装
置本体に装着された状態において前記グラウンド端子に
電気的に接触する、導電性部材で形成された中継部材と
を備えたため、前記給紙カセットの底板が帯電している
状態で前記給紙カセットが給紙装置本体にセットされて
も、その底板の電荷が放電により急激に前記記録装置本
体のグラウンドに流れるのではなく、前記バネ及び中継
部材を経由して前記グラウンド端子から前記抵抗器を介
して穏やかに前記記録装置本体のグラウンドに流れる。
したがって、放電に伴う電気的なノイズの発生を防止で
き、前記記録装置本体の画像処理エンジン基板、制御基
板等へのノイズの混入による電子回路の誤動作等の悪影
響を防止できる。また、前記底板を押圧するための機構
として、前記バネのみによる単純な機構を用いること
で、請求項4または5に係る発明における上昇アームを
用いた比較的複雑な押圧機構を省略できる利点がある。
【0063】請求項7に係る発明によれば、前記給紙装
置本体は、前記記録装置本体のグラウンドと電気的に接
続された導電性樹脂製のグラウンド端子を備える一方、
前記給紙カセットは、前記給紙装置本体に装着された状
態において前記金属製底板上に積載された用紙を前記給
紙装置本体に設けられた給紙コロに当接させるために前
記金属製底板を下面から押圧して上昇させる、導電部材
で形成されるとともに前記金属製底板に電気的に接する
バネと、そのバネと電気的に接するとともに前記給紙装
置本体に装着された状態において前記グラウンド端子に
電気的に接触する、導電部材で形成された中継部材とを
備えたため、前記給紙カセットの底板が帯電している状
態で前記給紙カセットが給紙装置本体にセットされて
も、その底板の電荷が放電により急激に前記記録装置本
体のグラウンドに流れるのではなく、前記バネ及び中継
部材を経由して前記導電性樹脂製のグラウンド端子自体
が持つ抵抗を介して穏やかに前記記録装置本体のグラウ
ンドに流れる。したがって、放電に伴う電気的なノイズ
の発生を防止でき、前記記録装置本体の画像処理エンジ
ン基板、制御基板等へのノイズの混入による電子回路の
誤動作等の悪影響を防止できる。また、前記底板を押圧
するための機構として、前記バネのみによる単純な機構
を用いることで、請求項4または5に係る発明における
上昇アームを用いた比較的複雑な押圧機構を省略できる
利点がある。また、前記グラウンド端子そのものが導電
性樹脂で形成されて電気抵抗を持つことで、請求項6に
係る発明における前記抵抗器の機能を兼ねる分、構成が
簡単になる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】着脱可能な給紙カセットを備えた給紙装置を備
える記録装置の一例を示す図である。
【図2】給紙装置の模式的構成を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る上昇アームを示す
斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る上昇アームを示す
斜視図である。
【図5】本発明の第3及び第4実施形態に係る給紙装置
を備える記録装置の概略構成を示す図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係るグラウンド端子部
分の構成を示す斜視図である。
【図7】本発明の第4実施形態に係るグラウンド端子部
分の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 給紙カセット 1a 底面 2 分離部材 4 給紙装置 5 給紙コロ 9 レジストローラ 11 感光体 12 転写ローラ 13 定着部 15a、15b 排紙コロ 16 排紙トレイ部 30 底板加圧機構 31 上昇アーム 31a、31b、34a、35a、39a、40a、
取付けネジ 32 底板 33 軸 34、35 電極 36、41 抵抗器 37 バネ 38 中継部材 38a 接点部 39 導電性部材 40、42 グラウンド端子 43 非導電性支持部材 100 プリンタ本体 P 用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05F 3/02 B41J 29/00 S

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱可能な給紙カセットを備え、その給
    紙カセットに積載収容された用紙を記録装置本体に分離
    給送する給紙装置において、 前記給紙カセットは金属製底板を備える一方、前記給紙
    カセットが装着された状態において前記金属製底板と前
    記記録装置本体のグラウンドとを電気的な抵抗を介して
    接続するグラウンド接続手段を備えたことを特徴とする
    給紙装置。
  2. 【請求項2】 着脱可能な給紙カセットを備え、その給
    紙カセットに積載収容された用紙を記録装置本体に分離
    給送する給紙装置において、 前記給紙カセットは金属製底板を備える一方、前記給紙
    カセットが装着された状態において前記金属製底板と接
    触する金属製電極を備え、その金属製電極と前記記録装
    置本体のグラウンドとを電気的な抵抗を介して接続した
    ことを特徴とする給紙装置。
  3. 【請求項3】 着脱可能な給紙カセットを備え、その給
    紙カセットに積載収容された用紙を記録装置本体に分離
    給送する給紙装置において、 前記給紙カセットは金属製底板を備える一方、前記給紙
    カセットが装着された状態において前記金属製底板と接
    触する導電性樹脂製電極を備え、その導電性樹脂製電極
    と前記記録装置本体のグラウンドとを電気的に接続した
    ことを特徴とする給紙装置。
  4. 【請求項4】 着脱可能な給紙カセットを備え、その給
    紙カセットに積載収容された用紙を記録装置本体に分離
    給送する給紙装置において、 前記給紙カセットは金属製底板を備える一方、前記給紙
    カセットが装着された状態において前記金属製底板上に
    積載された用紙を前記給紙装置本体に設けられた給紙コ
    ロに当接させるために前記金属製底板を下面から押圧し
    て上昇させる上昇アームを備え、その上昇アームは非導
    電性部材で形成されると共に前記金属製底板と接する先
    端部に設けられた金属製電極と、前記記録装置本体のグ
    ラウンドと電気的に接続された後端部と前記先端部の金
    属製電極とを電気的に接続する抵抗器とを備えたことを
    特徴とする給紙装置。
  5. 【請求項5】 着脱可能な給紙カセットを備え、その給
    紙カセットに積載収容された用紙を記録装置本体に分離
    給送する給紙装置において、 前記給紙カセットは金属製底板を備える一方、前記給紙
    カセットが装着された状態において前記金属製底板上に
    積載された用紙を前記給紙装置本体に設けられた給紙コ
    ロに当接させるために前記金属製底板を下面から押圧し
    て上昇させる上昇アームを備え、その上昇アームは導電
    性樹脂で形成されると共に前記金属製底板と接しない部
    分が前記記録装置本体のグラウンドと電気的に接続され
    ていることを特徴とする給紙装置。
  6. 【請求項6】 着脱可能な給紙カセットを備え、その給
    紙カセットに積載収容された用紙を記録装置本体に分離
    給送する給紙装置において、 前記給紙装置本体は、導電部材で形成されたグラウンド
    端子と、そのグラウンド端子と前記記録装置本体のグラ
    ウンドとを電気的に接続する抵抗器とを備える一方、前
    記給紙カセットは、金属製底板を備えると共に、前記給
    紙装置本体に装着された状態において前記金属製底板上
    に積載された用紙を前記給紙装置本体に設けられた給紙
    コロに当接させるために前記金属製底板を下面から押圧
    して上昇させる、導電性部材で形成されるとともに前記
    金属製底板に電気的に接するバネと、そのバネと電気的
    に接するとともに前記給紙装置本体に装着された状態に
    おいて前記グラウンド端子に電気的に接触する、導電性
    部材で形成された中継部材とを備えたことを特徴とする
    給紙装置。
  7. 【請求項7】 着脱可能な給紙カセットを備え、その給
    紙カセットに積載収容された用紙を記録装置本体に分離
    給送する給紙装置において、 前記給紙装置本体は、前記記録装置本体のグラウンドと
    電気的に接続された導電性樹脂製のグラウンド端子を備
    える一方、前記給紙カセットは、金属製底板を備えると
    共に、前記給紙装置本体に装着された状態において前記
    金属製底板上に積載された用紙を前記給紙装置本体に設
    けられた給紙コロに当接させるために前記金属製底板を
    下面から押圧して上昇させる、導電部材で形成されると
    ともに前記金属製底板に電気的に接するバネと、そのバ
    ネと電気的に接するとともに前記給紙装置本体に装着さ
    れた状態において前記グラウンド端子に電気的に接触す
    る、導電部材で形成された中継部材とを備えたことを特
    徴とする給紙装置。
JP9110094A 1996-04-19 1997-04-14 給紙装置 Pending JPH1067441A (ja)

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