JPH06153127A - プロジェクションテレビ - Google Patents

プロジェクションテレビ

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Publication number
JPH06153127A
JPH06153127A JP31629492A JP31629492A JPH06153127A JP H06153127 A JPH06153127 A JP H06153127A JP 31629492 A JP31629492 A JP 31629492A JP 31629492 A JP31629492 A JP 31629492A JP H06153127 A JPH06153127 A JP H06153127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabinet
hole
intake hole
projection
screen
Prior art date
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Pending
Application number
JP31629492A
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English (en)
Inventor
Fusaaki Yamada
房明 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH06153127A publication Critical patent/JPH06153127A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロジェクションテレビのキャビネット構造
を改造して、内部の放熱効果を向上させる。 【構成】 キャビネット1の前面下部に吸気孔25、そ
れよりも高い位置のキャビネット1の後面に排気孔26
を設けることにより、画像投写部4や電気回路部13か
らでる熱をキャビネット1の前方から吸気孔25を通っ
て内部に入り、上昇気流にのって排気孔26からキャビ
ネット1の後方に流れ出る風とともに効率よく放熱でき
る。また、キャビネット内部での風の流れをよくするた
め、風路を形成したり、強制空冷などを組み合わせて放
熱効果を向上させたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャビネット構造を改
善し、内部の放熱効果を向上させたプロジェクションテ
レビに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば実開平2−86278号
公報に示された従来のプロジェクションテレビの構造を
示す縦断面図である。図において、1はキャビネット
で、上部の前面開口部1aにはスクリーンフレーム2で
保持された透過形のスクリーン3が設置されている。ま
た、キャビネット1の下側内部には、赤、緑、青用の陰
極線管の如き投写素子5と、この投写素子5の画像を拡
大投写するレンズ6、および、これらを取り付けるスペ
ーサ7、ブラケット8とから成る画像投写部4が所定の
位置に設置されている。また、この投写素子5とレンズ
6およびスペーサ7とで囲まれた領域には冷却冷媒液2
1が満たされている。
【0003】9は投写画像を反射するために、ミラーホ
ルダー11とネジ12でクッション27a、27bを介
してバックカバー10に取り付けられた反射ミラーであ
る。このバックカバー10はキャビネット1の上部の後
面開口部1bにネジ12で取り付けられている。13は
電気回路部で、電気部品18や放熱板19が装着された
回路基板14がシャーシ15に取り付けられて構成され
ており、キャビネット1の内部下面1fにネジ12で水
平に取り付けられている。17はキャビネット内を上下
に仕切る仕切り板である。20はキャビネット1の下部
の後面開口部1cを塞ぐように取り付けられたバックボ
ードで、下部に吸気孔25が設けられている。24は前
面に取り付けられた放熱トリムである。22はキャビネ
ット1の下部の前面開口部1dを塞ぐように取り付けら
れたフロントボードである。
【0004】次に動作について説明する。プロジェクシ
ョンテレビは、テレビ電波などの外部入力信号を電気回
路部13で、赤、緑、青の情報に分けて電気的に処理し
た後に、3色の画像を各々の投写素子5に表示させる。
これら3色の画像をレンズ6で拡大投写し、反射ミラー
9で反射させてからスクリーン3上で合成させてカラー
テレビジョン画像とする。このカラーテレビジョン画像
をテレビの前方よりスクリーン3を透過させて見るもの
である。
【0005】このとき、電気回路部13が動作すると電
気部品18には多量の発熱をともなう部品が多いため、
それらの部品には放熱板19を取り付けて放熱面積を増
やして放熱効果を上げるようになっている。
【0006】また、動作時には投写素子5の投写面5a
が高温になるため冷却冷媒液21を介して熱をスペーサ
7に伝導させる。このスペーサ7はアルミニウムのよう
な熱伝導のよい材料でできており、且つ外周面にはフィ
ン部7aを一体成形して表面積をふやして放熱効果を上
げるようになっている。よって、前記投写面5aの熱が
前記フィン部7aを伝わり画像投写部4から順次放出す
る構造となっている。
【0007】これら前記電気回路部13および前記画像
投写部4の熱はキャビネット1の内部の空気とともに上
昇し前記放熱トリム24より外部に放熱されるか、ある
いは前記仕切り板17を介して前記放熱トリム24に伝
わり外部に放熱されることにより電気回路部13や画像
投写部4の放熱がおこなえる。
【0008】また、従来の他のプロジェクションテレビ
の例として、図11のようにバックボード20の下部に
吸気孔25、上部に排気孔26が各々設けられ、内部の
上昇気流にのって熱を含んだ空気が排気孔から出てい
き、かわりに吸気孔25から外気が流れ込んで内部の放
熱がおこなわれるものもある。この従来例で16は操作
スイッチが収納された意匠用のフロントパネルである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のプロジェクショ
ンテレビは以上のように構成されているので、内部の熱
を放熱トリムを介して前方に逃がすために、熱伝達率の
良い材料で作られた放熱トリムが必要でありコストが高
くなったり、プロジェクションテレビを見ている人に熱
気があたり不快感を与えるなどの問題点があった。
【0010】また、放熱トリム内は高温になるため、内
部に操作スイッチを収納することができなかった。
【0011】さらに、放熱用の吸気孔と排気孔が後部の
バックボードに設けられ、熱気を後方側に逃がす構造の
ものは、バックボード下部の吸気孔から入った外気がバ
ックボードの内壁に沿って上昇し、上部の排気孔から外
部に出てしまうので、光学ユニットや電気回路部のまわ
りの空気を循環させることができない。したがって、充
分に内部の熱を外部に逃がすことができないといった問
題点があった。
【0012】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、低コストで充分な放熱効果が期待
できるプロジェクションテレビを得ることを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプロジェク
ションテレビは、キャビネットの前面下部または前側床
面にキャビネットの内外を貫通する孔を設け、この孔を
吸気孔とし、一方前記バックボードに前記吸気孔よりも
高い位置に排気孔となる孔を設けたものである。
【0014】また、本発明に係るプロジェクションテレ
ビは、キャビネットの前面下側に設けられた横桟と前記
フロントボード下部との前後方向に所定の隙間を設け
て、この隙間を吸気孔とし、一方前記バックボードに前
記吸気孔よりも高い位置に排気孔となる孔を設けたもの
である。
【0015】また、本発明に係るプロジェクションテレ
ビは、キャビネットの前面下部または前側床面にキャビ
ネットの内外を貫通する孔を設け、この孔を吸気孔と
し、一方前記バックボードに前記吸気孔よりも高い位置
に排気孔となる孔を設けるとともに、前記キャビネット
の内部下側に設置されている前記電気回路部を前方側よ
り後方側が高くなるように傾斜をつけて取り付けたもの
である。
【0016】また、本発明に係るプロジェクションテレ
ビは、キャビネットの前面下部にキャビネットの内外を
貫通する孔を設け、この孔を吸気孔とし、一方前記バッ
クボードに前記吸気孔よりも高い位置に排気孔となる孔
を設けるとともに、前記吸気孔をネットの如き通気性の
ある意匠用部材で覆ったものである。
【0017】また、本発明に係るプロジェクションテレ
ビは、キャビネットの前面下部または前側床面にキャビ
ネットの内外を貫通する孔を設けるか、または、横桟と
フロントボードとの前後方向に隙間を設けて吸気孔と
し、一方前記バックボードに前記吸気孔よりも高い位置
に排気孔となる孔を設けるとともに、前記画像投写部に
一端が前面の吸気孔の近傍までのびている風向板を取り
付け、この風向板と前記電気回路部とで風路を形成した
ものである。
【0018】また、本発明に係るプロジェクションテレ
ビは、キャビネットの前面下部または前側床面にキャビ
ネットの内外を貫通する孔を設けるか、または、横桟と
フロントボードとの前後方向に隙間を設けて吸気孔と
し、一方前記バックボードに前記吸気孔よりも高い位置
に排気孔となる孔を設けるとともに、前面吸気孔から入
った外気が後面排気孔から放出される空気の風量を増す
ように、前記キャビネットの内部下側に設置された前記
電気回路部の近傍の風路上に冷却ファンを取り付けたも
のである。
【0019】
【作用】本発明におけるプロジェクションテレビは、従
来のように放熱トリムを使用しなくともキャビネット内
部を均一に外気が流れるので、効率よく放熱することが
でき、且つ、テレビを見ている人に熱気が当たらないの
で不快感を与えることもない。
【0020】
【実施例】
実施例1.以下、本発明を図に基づいて説明する。図1
は請求項1の発明の一実施例によるプロジェクションテ
レビを示す斜視図であり、図2はその断面図である。図
において、1はキャビネットで、上部の前面開口部1a
にはスクリーンフレーム2で保持された透過形のスクリ
ーン3が設置されている。また、キャビネット1の下部
内部には、赤、緑、青用の陰極線管の如き投写素子5
と、この投写素子5の画像を拡大投写するレンズ6、お
よび、これらを取り付けるスペーサ7、ブラケット8と
から成る画像投写部4が、所定の位置にブラケット取付
け具28を介してキャビネット1に設置されている。ま
た、この投写素子5とレンズ6およびスペーサ7とで囲
まれた領域には冷却冷媒液21が満たされている。
【0021】9は投写画像を反射するために、ミラーホ
ルダー11とネジ12でクッション27a、27bを介
してバックカバー10に取り付けられた反射ミラーであ
る。このバックカバー10はキャビネット1の上部の後
面開口部1bにネジ12で取り付けられている。13は
電気回路部で、電気部品18や放熱板19が装着された
回路基板14がシャーシ15に取り付けられて構成され
ており、キャビネット1の内部下面1fにネジ12で水
平に取り付けられている。16は意匠用のフロントパネ
ルで内部に操作スイッチ(図示せず)が収納されてい
る。17はキャビネット内を上下に仕切る仕切り板であ
る。
【0022】また、20はキャビネット下部の後面開口
部1cを塞ぐように取り付けられたバックボードで、上
部に排気孔26が設けられている。22はキャビネット
下部の前面開口部1dを塞ぐように取り付けられたフロ
ントボードで、その下部には吸気孔25が設けられてい
る。
【0023】次に動作について説明する。プロジェクシ
ョンテレビは、テレビ電波などの外部入力信号を電気回
路部13で、赤、緑、青の情報に分けて電気的に処理し
た後に、3色の画像を各々の投写素子5に表示させる。
これら3色の画像をレンズ6で拡大投写し、反射ミラー
9で反射させてからスクリーン3上で合成させてカラー
テレビジョン画像とする。このカラーテレビジョン画像
をテレビの前方よりスクリーン3を透過させて見ること
は従来と同様である。
【0024】さらに、動作時に電気回路部13が動作す
ると電気部品18は多量の発熱をともなう部品が多いた
め、それらの部品には放熱板19を取り付けて放熱面積
を増やして放熱効果を上げるようになっていることも従
来と同様である。
【0025】また、動作時には投写素子5の投写面5a
が高温になるため冷却冷媒液21を介して熱をスペーサ
7に伝導させる。このスペーサ7はアルミニウルのよう
な熱伝導のよい材料でできており、且つ外周面にはフィ
ン部7aを一体成形して表面積を増やして放熱効果を上
げるようになっている。よって、前記投写面5aの熱が
前記フィン部7aを伝わり画像投写部4から順次放出す
る構造となっていることも従来と同様である。
【0026】これら前記電気回路部13および前記画像
投写部4から放出された熱は、その熱で発生した上昇気
流にのって上昇し前記仕切り板17に沿って前記バック
ボード20の上部に設けられた排気孔26からキャビネ
ット後方に放熱される。このことにより内部の気圧が下
がるので、前記フロントボード22の下部に設けられた
吸気孔25から外気がキャビネット1の内部に流れ込
む。ここで上記吸気孔25は、前記排気孔26よりもは
るか下方に設けられているので、流れ込んだ外気は内部
の上昇気流にのって流れ、発熱部材の熱とともに前記排
気孔から外にでる。したがって、常に新しい外気が前方
から入って内部の熱とともに後方に出ることが繰り返さ
れ連続的に内部の放熱を行うことができる。
【0027】図3は実施例1の変形例を示す断面図であ
る。図において、吸気孔25がキャビネットの下部前面
に設けられた横桟1eにあけられており、この孔から外
気がキャビネット内部に流れ込む構造となっている。
【0028】図4は実施例1の他の変形例を示す断面図
である。図において、吸気孔25をキャビネット前側の
床面1fにあけ、キャビネットの下方より外気を吸い込
む構造としたものである。
【0029】実施例2.この実施例2は、プロジェクシ
ョンテレビの投写原理や内部構造など実施例1と同様で
あるので説明を省略し異なる部分についてのみ説明す
る。図5は請求項2の発明の一実施例によるプロジェク
ションテレビを示す要部縦断面図である。図において、
フロントボード22の下側には端部にコ字状部22cが
形成された横板部22bが設けられている。一方、キャ
ビネットの前面下側に形成された横桟1eの上端部1g
は、前記フロントボード22の前面と前後方向に所定の
間隔をとるように内部に屈曲しており、前記フロントボ
ード22のコ字状部22cと嵌合することによりフロン
トボードの横板部22bの下方に凹部23が形成され
る。
【0030】したがって、フロントボード22とキャビ
ネット1の横桟1eとは前後方向にすき間が形成され
る。一方、前記横板部22bには吸気孔25が設けられ
ており、前記凹部23から当該吸気孔25を通ってキャ
ビネット内部に外気が流れ込み、実施例1と同様に内部
に上昇気流にのって上方に流れ、バックボード20の上
側に設けられた排気孔26から外に出る構造となってい
る。
【0031】実施例3.この実施例3は、プロジェクシ
ョンテレビの投写原理や内部構造など実施例1と同様で
あり、また吸気孔周辺の構造も実施例2と同様であるの
で説明を省略し異なる部分についてのみ説明する。図6
は請求項3の発明の一実施例によるプロジェクションテ
レビを示す要部縦断面図である。図において、電気回路
部13は電気部品18や放熱板19が装着された回路基
板14がシャーシ15に取り付けられて構成されてい
る。この電気回路部13をキャビネット1の床面1fに
設置するためのシャーシ取付具24は、前方が取付け高
さの低い24aと後方が取付け高さの高い24bとから
構成されている。したがって、電気回路部13はキャビ
ネット1の床面1fの水平な面に対して、前側より後ろ
側が高くなるような傾斜がついて取り付けられる。
【0032】したがって、前方下側の吸気孔25から入
った外気が前記電気回路部13に沿って斜め上方に流
れ、前記バックボード20の上側に設けられた排気孔2
6より外部に流れ出るので空気の流れがなめらかにな
り、キャビネット1の内部で熱気がよどむ所がなくな
る。
【0033】実施例4.この実施例4は、プロジェクシ
ョンテレビの投写原理や内部構造など実施例1と同様で
あるので説明を省略し異なる部分についてのみ説明す
る。図7は請求項4の発明の一実施例によるプロジェク
ションテレビを示す要部縦断面図である。図において、
40は通気性のあるネット等の素材で作られた意匠グリ
ルで、前記フロントボード22の上を覆うように取り付
けられており、フロントボード22に設けられた吸気孔
25を見えなくして意匠性を向上させるほか、塵や埃が
キャビネット1の内部に侵入することを防いでいる。
【0034】実施例5.この実施例5は、プロジェクシ
ョンテレビの投写原理や内部構造など実施例1と同様で
あるので説明を省略し異なる部分についてのみ説明す
る。図8は請求項5の発明の一実施例を示すプロジェク
ションテレビを示す要部縦断面図である。図において、
風向板29が画像投写部4のスペーサ7に取り付けられ
ている。この風向板29の一端は吸気孔25の近傍まで
のびており、吸気孔25から入った外気がキャビネット
1の前面上部1hに流れないように壁を形成している。
一方、電気回路部13は実施例3のように前側より後ろ
側の方が高くなるように斜めに取り付けられており、前
記風向板29とで発熱部材を包み込むように風路30を
形成し、キャビネット前方の吸気孔25から入った外気
が、キャビネット内を広がらずに電気回路部13と風向
板29の間の発熱部材の近傍を流れ、排気孔26を通り
キャビネット後方に排出される。
【0035】したがって、前方下側の吸気孔25から入
った外気が風向板29と電気回路部13とで形成さえた
風路30に沿って斜め上方に流れ、前記バックボード2
0の上側に設けられた排気孔26より外部に流れ出るの
で空気の流れがキャビネット1の内部で広がらずなめら
かになり効率よく放熱することができる。
【0036】実施例6.この実施例6は、プロジェクシ
ョンテレビの投写原理や内部構造など実施例1と同様で
あるので説明を省略し異なる部分についてのみ説明す
る。図9は請求項6の発明の一実施例によるプロジェク
ションテレビを示す要部縦断面図である。図において、
31は冷却ファンでキャビネットの床面1fに前側から
後ろ側に風が流れるように設置されており、フロントボ
ード22の吸気孔25からバックボード20の排気孔2
6に流れる風量を増すようになっている。
【0037】この冷却ファン31は、それ自身で冷却す
るのではなく、自然放熱による対流を助勢する程度の微
弱なものでよく、この冷却ファンにより電気回路部13
の近傍を流れる風量が、上昇気流と相乗効果をおこして
膨大に増え冷却効率がアップされる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明によればキャビネ
ットの前面下部に吸気孔、それよりも高い位置のキャビ
ネット後面に排気孔を設けることにより、画像投写部や
電気回路部からでる熱を、キャビネット前方から吸気孔
を通って内部に入り、排気孔からキャビネット後方に流
れる風とともに効率よく放熱できる。かつ、熱気が後ろ
に出るので、テレビを見ている人に不快感を与えること
もない。
【0039】また、キャビネット内部での風の流れをよ
くするために、風路を形成したり、強制空冷などを組み
合わせて放熱効果を向上させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例によるプロジェクシ
ョンテレビを示す斜視図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】実施例1の変形例を示す縦断面図である。
【図4】実施例1の他の変形例を示す縦断面図である。
【図5】請求項2の発明の一実施例によるプロジェクシ
ョンテレビを示す要部縦断面図である。
【図6】請求項3の発明の一実施例によるプロジェクシ
ョンテレビを示す要部縦断面図である。
【図7】請求項4の発明の一実施例によるプロジェクシ
ョンテレビを示す要部縦断面図である。
【図8】請求項5の発明の一実施例によるプロジェクシ
ョンテレビを示す要部縦断面図である。
【図9】請求項6の発明の一実施例によるプロジェクシ
ョンテレビを示す要部縦断面図である。
【図10】従来のプロジェクションテレビの構造を示す
縦断面図である。
【図11】従来の他のプロジェクションテレビの構造を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 キャビネット 2 スクリーンフレーム 3 透過形スクリーン 4 画像投写部 9 反射ミラー 10 バックカバー 13 電気回路部 16 フロントパネル 17 仕切り板 20 バックボード 22 フロントボード 24 シャーシ取付け具 25 吸気孔 26 排気孔 29 風向板 31 冷却ファン 40 意匠グリル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、動作時には投写素子5の投写面5a
が高温になるため冷却冷媒液21を介して熱をスペーサ
7に伝導させる。このスペーサ7はアルミニウムのよう
な熱伝導のよい材料でできており、且つ外周面にはフィ
ン部7aを一体成形して表面積をふやして放熱効果を上
げるようになっている。よって、前記投写面5aの熱が
前記フィン部7aを伝わり順次放出する構造となってい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【実施例】 実施例1.下、本発明を図に基づいて説明する。図1
は請求項1の発明の一実施例によるプロジェクションテ
レビの要部断面を含む斜視図であり、図2はその断面図
である。図において、1はキャビネットで、上部の前面
開口部1aにはスクリーンフレーム2で保持された透過
形のスクリーン3が設置されている。また、キャビネッ
ト1の下部内部には、赤、緑、青用の陰極線管の如き投
写素子5と、この投写素子5の画像を拡大投写するレン
ズ6、および、これらを取り付けるスペーサ7、ブラケ
ット8とから成る画像投写部4が、所定の位置にブラケ
ット取付け具28を介してキャビネット1に設置されて
いる。また、この投写素子5とレンズ6およびスペーサ
7とで囲まれた領域には冷却冷媒液21が満たされてい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】実施例3.この実施例3は、プロジェクシ
ョンテレビの投写原理や内部構造など実施例1と同様で
あり、また吸気孔周辺の構造も実施例2と同様であるの
で説明を省略し異なる部分についてのみ説明する。図6
は請求項3の発明の一実施例によるプロジェクションテ
レビを示す要部縦断面図である。図において、電気回路
部13は電気部品18や放熱板19が装着された回路基
板14がシャーシ15に取り付けられて構成されてい
る。この電気回路部13をキャビネット1の床面1fに
設置するためのシャーシ取付具24は、前方が取付け高
さの低い24aと後方が取付け高さの高い24bとから
構成されているので電気回路部13はキャビネット1の
床面1fの水平な面に対して、前側より後ろ側が高くな
るような傾斜がついて取り付けられる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットの下側内部にはテレビジョ
    ン画像の画像投写部と電気回路部とを設置し、キャビネ
    ット前側に意匠用のフロントボードと後側にバックボー
    ドとが各々取付けられて、かつキャビネット上部の前面
    には透過形スクリーンが保持されたスクリーンフレーム
    が取り付けられ、前記画像投写部からの拡大画像を前記
    スクリーンに導く反射ミラーが光路上の所定の位置に設
    置されたプロジェクションテレビにおいて、前記キャビ
    ネットの前面下部または前側床面にキャビネットの内外
    を貫通する孔を設け、この孔を吸気孔とし、一方前記バ
    ックボードに前記吸気孔よりも高い位置に排気孔となる
    孔を設けたことを特徴とするプロジェクションテレビ。
  2. 【請求項2】 キャビネットの下側内部にはテレビジョ
    ン画像の画像投写部と電気回路部とを設置し、キャビネ
    ット前側に意匠用のフロントボードと後側にバックボー
    ドとが各々取付けられて、かつキャビネット上部の前面
    には透過形スクリーンが保持されたスクリーンフレーム
    が取り付けられ、前記画像投写部からの拡大画像を前記
    スクリーンに導く反射ミラーが光路上の所定の位置に設
    置されたプロジェクションテレビにおいて、前記キャビ
    ネットの前面下側に設けられた横桟と前記フロントボー
    ド下部との前後方向に所定の隙間を設けて、この隙間を
    吸気孔とし、一方前記バックボードに前記吸気孔よりも
    高い位置に排気孔となる孔を設けたことを特徴とするプ
    ロジェクションテレビ。
  3. 【請求項3】 キャビネットの下側内部にはテレビジョ
    ン画像の画像投写部と電気回路部とを設置し、キャビネ
    ット前側に意匠用のフロントボードと後側にバックボー
    ドとが各々取付けられ、かつキャビネット上部の前面に
    は透過形スクリーンが保持されたスクリーンフレームが
    取り付けられ、前記画像投写部からの拡大画像を前記ス
    クリーンに導く反射ミラーが光路上の所定の位置に設置
    されたプロジェクションテレビにおいて、前記キャビネ
    ットの前面下部または前側床面にキャビネットの内外を
    貫通する孔を設け、この孔を吸気孔とし、一方前記バッ
    クボードに前記吸気孔よりも高い位置に排気孔となる孔
    を設けるとともに、前記キャビネットの内部下側に設置
    されている前記電気回路部を前方側より後方側が高くな
    るように傾斜をつけて取り付けたことを特徴とするプロ
    ジェクションテレビ。
  4. 【請求項4】 キャビネットの下側内部にはテレビジョ
    ン画像の画像投写部と電気回路部とを設置し、キャビネ
    ット前側に意匠用のフロントボードと後側にバックボー
    ドとが各々取付けられ、かつキャビネット上部の前面に
    は透過形スクリーンが保持されたスクリーンフレームが
    取り付けられ、前記画像投写部からの拡大画像を前記ス
    クリーンに導く反射ミラーが光路上の所定の位置に設置
    されたプロジェクションテレビにおいて、前記キャビネ
    ットの前面下部にキャビネットの内外を貫通する孔を設
    け、この孔を吸気孔とし、一方前記バックボードに前記
    吸気孔よりも高い位置に排気孔となる孔を設けるととも
    に、前記吸気孔をネットの如き通気性のある意匠用部材
    で覆ったことを特徴とするプロジェクションテレビ。
  5. 【請求項5】 キャビネットの下側内部にはテレビジョ
    ン画像の画像投写部と電気回路部とを設置し、キャビネ
    ット前側に意匠用のフロントボードと後側にバックボー
    ドとが各々取付けら、かつ、キャビネット上部の前面に
    は透過形スクリーンが保持されたスクリーンフレームが
    取り付けられ、前記画像投写部からの拡大画像を前記ス
    クリーンに導く反射ミラーが光路上の所定の位置に設置
    されたプロジェクションテレビにおいて、前記キャビネ
    ットの前面下部または前側床面にキャビネットの内外を
    貫通する孔を設けるか、または、横桟とフロントボード
    との前後方向に隙間を設けて吸気孔とし、一方前記バッ
    クボードに前記吸気孔よりも高い位置に排気孔となる孔
    を設けるとともに、前記画像投写部に一端が前面の吸気
    孔の近傍までのびている風向板を取り付け、この風向板
    と前記電気回路部とで風路を形成したことを特徴とする
    プロジェクションテレビ。
  6. 【請求項6】 キャビネットの下側内部にはテレビジョ
    ン画像の画像投写部と電気回路部とを設置し、キャビネ
    ット前側に意匠用のフロントボードと後側にバックボー
    ドとが各々取付けられ、かつ、キャビネット上部の前面
    には透過形スクリーンが保持されたスクリーンフレーム
    が取り付けられ、前記画像投写部からの拡大画像を前記
    スクリーンに導く反射ミラーが光路上の所定の位置に設
    置されたプロジェクションテレビにおいて、前記キャビ
    ネットの前面下部または前側床面にキャビネットの内外
    を貫通する孔を設けるか、または、横桟とフロントボー
    ドとの前後方向に隙間を設けて吸気孔とし、一方前記バ
    ックボードに前記吸気孔よりも高い位置に排気孔となる
    孔を設けるとともに、前面吸気孔から入った外気が後面
    排気孔から放出される空気の風量を増すように、前記キ
    ャビネットの内部下側に設置された前記電気回路部の近
    傍の風路上に冷却ファンを取り付けたことを特徴とする
    プロジェクションテレビ。
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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6268088B1 (en) 1997-05-15 2001-07-31 Cheil Industries Gel polymer electrolyte of vinyl acetate
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