JP3223495B2 - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイ装置

Info

Publication number
JP3223495B2
JP3223495B2 JP00674594A JP674594A JP3223495B2 JP 3223495 B2 JP3223495 B2 JP 3223495B2 JP 00674594 A JP00674594 A JP 00674594A JP 674594 A JP674594 A JP 674594A JP 3223495 B2 JP3223495 B2 JP 3223495B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pdp
plasma display
control circuit
mounting plate
circuit board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00674594A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07212689A (ja
Inventor
康正 高木
勉 豊嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP00674594A priority Critical patent/JP3223495B2/ja
Publication of JPH07212689A publication Critical patent/JPH07212689A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3223495B2 publication Critical patent/JP3223495B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプラズマディスプレイ装
置に係り、プラズマディスプレイパネル(以降、PDP
と略す)の制御回路板で発生する熱によってPDPを加
熱しないようにするものに関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイ装置は、表示体に
使用するPDPの奥行きが同一画面サイズの陰極線受像
管に比べて薄いので、例えば、図2に示すPDPユニッ
トの斜視図のように、PDP11の背面に接着等によって
装着された取付板15に、PDPの制御回路等を搭載した
制御回路板12を対向させて配設することにより、陰極線
受像管を使用した受像機に比べて装置の奥行き寸法を大
幅に短縮でき、例えば、狭い部屋に大型画面のものを置
くことができる等の利点を有するものであるが、PDP
は、規定以上に温度が上昇した場合に表示画像の色が変
色するという問題があり、一方、このPDP11に対向し
て配設される制御回路板12には発熱する回路部品が搭載
されているため、これら回路部品の発熱によって取付板
15の温度が上がり、取付板15の温度上昇に伴ってPDP
11の温度が上昇するという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、PDP
の背面に対向させて制御回路板を配設すれば装置の奥行
きを短縮できるが、これによって、制御回路板に搭載し
た部品の発生する熱によってPDPの温度が上昇し易く
なる。本発明の課題は、PDPと制御回路板との間に介
在する取付板の形状を放熱し易いものにして取付板の熱
を効率よく放熱させ、PDPの温度上昇を抑止するよう
にすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、筺体と、同筺体内に縦向きに配設されたP
DPユニットとからなるプラズマディスプレイ装置であ
って、前記PDPユニットは、PDPと、同PDPの背
面に取付けられた縦方向の突条を有する取付板と、同取
付板に取付けられたPDPの制御回路を搭載した制御回
路板と、前記PDPと制御回路板とを接続する接続線と
によってプラズマディスプレイ装置を構成した。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明によるプラ
ズマディスプレイ装置においては、PDPの背面に装着
された取付板は縦方向の突条が形成されており、PDP
の背面とこの突条とによる空間が煙突状をなすものとな
り、この煙突によってPDPと制御板との間の下方の比
較的冷たい空気が上方へ流れ、取付板が冷却されるの
で、PDPおよび制御回路板への熱輻射が軽減される。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるプラズマ
ディスプレイ装置の実施例を詳細に説明する。図1は本
発明によるプラズマディスプレイ装置の概要図、図2は
PDPユニットの要部斜視図、図3(イ)はPDPユニ
ットの要部側断面図、(ロ)は取付板の一実施例を示す
平面図、(ハ)は取付板の他の実施例を示す平面図であ
る。
【0007】図1の1は筺体前部、2は筺体後部、3は
PDPユニットである。筺体前部1の上面、筺体後部2
の上面および下面に通風穴を設け、PDPユニット3で
発生した熱が放出され易いようにしている。4はスピー
カである。
【0008】前記PDPユニット3は図2に示す例のよ
うに構成する。すなわち、PDP11の背面に対向して制
御回路板12を配設し、PDP11を制御するための信号は
主に上部および下部(図示省略)の接続線13によって制
御回路板12から供給され、プラズマ放電のための電源は
主に左右の接続線14によって供給される。制御回路板12
は、PDP11の背面に接着等によって取付けられたアル
ミニウム等の金属製の取付板15に締結部材によって固定
される。
【0009】制御回路板12には、PDP11にプラズマ放
電用の電源を供給するための回路があり、この回路に使
用される電界効果トランジスタ(FET)等の部品が発
熱する。PDP11自体もまた、プラズマ放電によって温
度が上昇する。これらの熱によって取付板15の温度が上
昇し、取付板15から2次輻射される熱によってPDP11
が温められ、また、制御回路板12に搭載されている比較
的熱に弱い電解コンデンサ等が温まる。PDP11は規定
以上の温度に上昇した場合に画像色が変色する等の問題
があり、電解コンデンサは熱によって漏洩電流が増加し
寿命が短縮される他、制御回路の動作に悪い影響を及ぼ
す等の問題がある。
【0010】そこで、PDP11あるいは制御回路板12か
ら取付板15に輻射された熱を取付板15から効率よく放熱
させるため、例えば、図3(ロ)に示すように、取付板
15を横方にコの字型に折曲して縦方向の突条を形成し、
PDP11の背面にPDP取付面21を接着等によって固着
する。これにより、PDP11と取付板15とによる煙突状
の空間が形成され、これらの煙突空間を通って下方の比
較的冷たい空気が上方に流れ、この空気で取付板15が冷
却される。なお、制御回路板12は取付板15の背面22に取
付穴23によって取付ける。あるいは、取付板15に取付け
られた取付具に制御回路板12を取付けるようにしてもよ
い。
【0011】同図(ハ)に示すように、取付板15を横方
向にU字型に折曲して縦方向の突条を形成しても同様に
煙突効果が得られる。U字型にすることにより制御回路
板12との対向面積が縮小し、制御回路板12からの熱吸収
量が減少する等の効果がある。この場合、制御回路板12
の取付面は半円状になるが、ネジおよびスペーサ等を用
いて取付穴23に締結すればよく、あるいは別物の取付具
によって制御回路板12を取付けるようにしてもよい。
【0012】上述のように、取付板15を折曲することに
よって表面積、すなわち放熱面積が増加するので、上述
の煙突効果と相俟って取付板15は冷却され易いものとな
り、PDP11あるいは制御回路板12への熱の輻射量が減
少し、PDP等の温度上昇を抑止する。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によるプ
ラズマディスプレイ装置によれば、取付板は折曲によっ
て表面面積が増えるので放熱能力が増加し、かつ、PD
Pと取付板とで形成される煙突状の空間によってPDP
と制御回路板との間で下方から上方に向かって空気が流
通するようになり、放熱能力の増加と相俟って取付板の
温度の上昇が抑止され、取付板からの再輻射熱でPDP
等の温度上昇が抑えられるので、PDP画面の画像色が
変色する等の問題を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラズマディスプレイ装置の一実
施例を示す概要図である。
【図2】プラズマディスプレイパネルユニットの概要を
示す斜視図である。
【図3】本発明によるプラズマディスプレイ装置の取付
板の説明図で、(イ)はPDPユニットの要部側断面
図、(ロ)は取付板の一実施例を示す平面図、(ハ)は
取付板の他の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 筐体前部 2 筺体後部 3 PDPユニット 11 PDP 12 制御回路板 13 接続線 14 接続線 15 取付板 21 PDPへの取付面 22 制御回路板の取付面 24 制御回路板の取付部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体と、同筺体内に縦向きに配設された
    プラズマディスプレイパネルユニットとからなるプラズ
    マディスプレイ装置であって、前記プラズマディスプレ
    イパネルユニットは、プラズマディスプレイパネルと、
    同プラズマディスプレイパネルの背面に取付けられた縦
    方向の突条を有する取付板と、同取付板に取付けられた
    プラズマディスプレイパネルの制御回路を搭載した制御
    回路板と、前記プラズマディスプレイパネルと制御回路
    板とを接続する接続線とから構成したことを特徴とする
    プラズマディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記取付板の突条をコの字型に形成した
    ことを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記取付板の突条をU字型に形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記取付板の突条に前記制御回路板を取
    付けるようにしたことを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3記載のプラズマディスプレイ装置。
JP00674594A 1994-01-26 1994-01-26 プラズマディスプレイ装置 Expired - Fee Related JP3223495B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00674594A JP3223495B2 (ja) 1994-01-26 1994-01-26 プラズマディスプレイ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00674594A JP3223495B2 (ja) 1994-01-26 1994-01-26 プラズマディスプレイ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07212689A JPH07212689A (ja) 1995-08-11
JP3223495B2 true JP3223495B2 (ja) 2001-10-29

Family

ID=11646747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00674594A Expired - Fee Related JP3223495B2 (ja) 1994-01-26 1994-01-26 プラズマディスプレイ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3223495B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5971566A (en) * 1996-07-23 1999-10-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Plasma display device and its manufacturing method
JP5042414B2 (ja) * 2001-04-24 2012-10-03 株式会社日立製作所 プラズマディスプレイ装置
KR20030065202A (ko) * 2002-01-31 2003-08-06 주식회사 대우일렉트로닉스 프라즈마 디스플레이 패널 텔레비젼용 히트 스프레더
JP4547168B2 (ja) * 2003-03-03 2010-09-22 昭和電工株式会社 二次元ディスプレイ装置用放熱器の製造方法
JP4221269B2 (ja) 2003-10-16 2009-02-12 Nec液晶テクノロジー株式会社 液晶表示装置
KR100683732B1 (ko) 2004-12-10 2007-02-15 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 모듈
JP2008040068A (ja) * 2006-08-04 2008-02-21 Hitachi Ltd 平面型表示機器
JP4650744B2 (ja) * 2006-12-20 2011-03-16 日本ビクター株式会社 面光源装置及び画像表示装置
JP4650745B2 (ja) * 2006-12-20 2011-03-16 日本ビクター株式会社 面光源装置,液晶表示装置及び画像表示装置
WO2008142773A1 (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Hitachi, Ltd. プラズマディスプレイモジュールおよびプラズマディスプレイ装置
JP4930484B2 (ja) * 2008-10-06 2012-05-16 日本電気株式会社 液晶表示装置
KR101064808B1 (ko) * 2009-06-24 2011-09-14 자화전자(주) 열확산기와 이를 갖는 평판 디스플레이 장치
JP2014149317A (ja) * 2011-06-03 2014-08-21 Panasonic Corp プラズマディスプレイ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07212689A (ja) 1995-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3223495B2 (ja) プラズマディスプレイ装置
JP2005265922A (ja) プラズマ表示装置
JP2005084270A (ja) 薄型表示装置
KR100637439B1 (ko) 플라즈마 디스플레이 장치
JP2007155808A (ja) 放熱構造を備えた表示装置及び放熱構造を備えたプラズマディスプレイ装置
JP2807672B2 (ja) プラズマディスプレイ装置
JPH07210093A (ja) プラズマディスプレイ装置
JP2009135165A (ja) 電子部品の放熱構造及び表示装置
JP2006162641A (ja) プラズマ表示装置
JP2006227513A (ja) 表示装置
JP2009224207A (ja) 放熱構造及び表示装置
JPH11251772A (ja) プラズマディスプレイ装置
JPH10222076A (ja) プラズマ表示装置
JPH1048747A (ja) 投写形液晶表示装置の冷却装置
JP2006058587A (ja) 薄型表示装置
JPH10116036A (ja) プラズマディスプレイ装置
JP3087880B2 (ja) プラズマディスプレイ装置
JP3341861B2 (ja) プラズマディスプレイ装置
JPH07322172A (ja) 表示装置
JP2001266760A (ja) 画像表示装置
JPH09233406A (ja) 表示器の放熱装置
JP3219176B2 (ja) プラズマディスプレイ装置
JPH10117315A (ja) Pdpの放熱装置
JPH07322171A (ja) 表示装置
JP3087879B2 (ja) プラズマディスプレイ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees