JPH06152866A - 画像読取り用光源光量自動調整装置 - Google Patents

画像読取り用光源光量自動調整装置

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JPH06152866A
JPH06152866A JP4295794A JP29579492A JPH06152866A JP H06152866 A JPH06152866 A JP H06152866A JP 4295794 A JP4295794 A JP 4295794A JP 29579492 A JP29579492 A JP 29579492A JP H06152866 A JPH06152866 A JP H06152866A
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JP
Japan
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light source
light
lamp
amount
long
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JP4295794A
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English (en)
Inventor
Toshio Sano
俊夫 佐野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ装置等において、アパーチャタ
イプの長型光源の劣化に応じて自動的に規定光量を維持
し、安定した読み取りを行なう。 【構成】 ファクシミリ装置等における照明装置におい
て、被照明体位置に設置した白色板からの反射光を検出
する手段、長型光源を回転させるためのステッピングモ
ータ10、その回転力を伝達する手段(ホルダ部7、回
転軸8、ギア12a,12b、ステッピングモータ10
等)、乱反射防止用のカバー17等を備えて、被照明体
位置の明るさに応じ、被照明体上の明るさを一定に保つ
ように、光源を自動的に回転(方向、角度)させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキャナ等のアパーチ
ャタイプの長型光源の光量調整装置に関し、特に光源の
劣化に応じて自動的に規定光量を維持し、安定した読み
取りを行なうことが可能な画像読取り用光源光量自動調
整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置等では、一般に
照明効果を高めるため光源としてアパーチャタイプ等、
指向性を有するものが用いられている。このアパーチャ
の向いている方向を光源のホルダに対して一定の角度に
固定することが難しく、また、この角度により原稿面の
照度が大きく変化し、ものによっては製品の受光素子の
能力以下になったり、電気的ノイズに弱くなったりする
ことがある。この問題を解決するため、例えば、特開平
3−058663号公報に記載されている装置では、保
持部に対してランプホルダを光源とともに変位させて光
源の指向性を調整し、係止体をランプホルダに係合させ
ることにより、アパーチャ方向を自由に設定して指向性
のずれを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、も
との光源の光量にばらつきがあったり、適度な光量にセ
ットするとアパーチャ方向が原稿方向を向かず、迷光が
発生したり、設定に治具および人手が必要になったりす
ることについては配慮がなされていない。また、光源の
劣化についての配慮がなされておらず、明らかに光源の
劣化とともに分解能が減っていくという問題がある。さ
らに、CCDと読取り速度との関係から、本来大きな光
量で使用すべき光源を小さな光量にして使用するため、
光源における放電現象が安定せず、ちらつきが発生し、
原稿の読み取りに不具合が生じるという問題がある。本
発明の目的は、このような問題点を改善し、製品に光源
を組み込む際に光源ホルダの取り付け精度に関係なく、
原稿面が光源によって一定の照度になるようにセットで
き、かつ、MTFを劣化させない画像読取り用光源光量
自動調整装置を提供することにある。また、原稿面の照
度の調整がなされるなどして、既に製品に組み込まれた
光源において、人手を使わず、原稿面照度を光源の劣化
に関係なく一定に保ち、安定した読み取りを行なうこと
に目的がある。さらに、光源が安定して発光できる状態
において、安定した原稿面照度とハーフトーン等の階調
における対ノイズ性を向上させることに目的がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像読取り用光源光量自動調整装置は、ア
パーチャタイプの長型光源を備えた照明装置において、
その光源の長手方向に垂直な面内で、光源を回転させ、
被照明体へ照射する光量を調整する手段(図1のホルダ
部7、回転軸8、ギア12a,12b、ステッピングモ
ータ10等)と、その光源の周囲に配置され、被照明体
以外の方向に出た光の乱反射を防ぐ手段(図4のカバー
17)とを備えたことに特徴がある。また、上記照明装
置において、被照明体位置に設置した白色板からの反射
光を検出する手段(図4のCCD16等)と、上記長型
光源を回転させるためのモータ(図1のステッピングモ
ータ10)と、そのモータの回転力を伝達する手段(図
1のホルダ部7、回転軸8、ギア12a,12b、ステ
ッピングモータ10等)と、被照明体上の明るさを所定
値に保つため、その光源の長手方向に垂直な面内におけ
る光源の回転(方向、角度)を制御する手段(図2の制
御部24)と、その光源の周囲で、被照明体以外の方向
に出た光の乱反射を防ぐ手段(図4のカバー17)とを
備えたことに特徴がある。さらに、その所定値より大き
くなるように長型光源の初期状態の光量を設定し、その
光源を回転させて所定光量に絞り込んだ後、光源の光量
が減少するに従って、光源を回転させて所定光量を維持
するように制御する手段(図2の制御部24)を備えた
ことに特徴がある。
【0005】
【作用】本発明においては、アパーチャタイプの長型光
源をその長手方向に垂直な面内で回転させることによ
り、製品組付時に原稿面の光量を調整できる。また、乱
反射防止用の固定カバーを設けることにより、アパーチ
ャ方向によって光信号における雑音が減る。また、白色
板を利用して光量を計測し、その結果に従って長型光源
を回転させることにより、製品組付時の原稿面の光量の
調整なしに、最大光量または適切な光量に自動調整でき
る。さらに、長型光源の初期状態の光量を規定光量を超
えるように設定し、アパーチャ方向の回転角を自動的に
変えることによって、光源の劣化に伴う光量の減少に関
わらず、ある程度の間、適切な原稿面照度を自動的に保
持できる。また、CCD等、受光素子の感度に関係な
く、安定した発光領域で光源を動作できるので、ちらつ
き等が発生して原稿データの読み取りに光学的ノイズを
発生させることはない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は、本発明の一実施例における光量自動調整装
置の構成図である。図2において、21は光源(ランプ
27)からの反射光を入力して電気信号に変換する受光
部、22はその電気信号をアナログ/ディジタル変換す
るA/D変換部、23は原稿読取位置に原稿があるか否
かを検知するための原稿有無検知部、24は各種演算を
行なって装置全体を制御する制御部(演算部)、25は
ランプ27発光用ドライバ、26はランプ27の光量を
調整する際にランプホルダを回転させるためのモータ駆
動部、27はアパーチャタイプの長型ランプである。こ
のランプ27の形状は図3に示す通りであって、(a)
はランプ27の断面図、(b)は側面図である。また、
1はアパーチャ部、2は蛍光体、3は電極、4はランプ
ホルダ、5は電極コード、6はコネクタを示す。また、
本実施例では、ランプ27の光量を調整するため、図1
に示すような構成でランプ27を回転させる。すなわ
ち、メーカーにより作成されたランプをホールドするた
め、ホルダ部7でランプホルダ4を挟み固定する。一
方、ホルダ部7には、ランプの中心軸を変えないように
ランプホルダ4を回転させる回転軸8を備え、その回転
軸8の少なくとも一方にはギア12aが固定されてい
る。さらに、回転軸8は軸受け9によって支持されてい
る。また、スキャナシャーシ14には、ステッピングモ
ータ10が固定されており、その回転軸上にはギア12
bが固定され、ギア12bと前記ギア12aにはベルト
11が掛けられている。また、回転軸8は軸受け9に入
って支持されるととも、軸位置固定用部品13で押さえ
られ、これによってランプの長手方向の動きが抑えられ
る。このとき、ベルト11はある程度の張力がかかって
いる状態にしておき、ステッピングモータ10が回転し
ない限り、ランプは回らないようにする。なお、本実施
例では、ランプホルダ4をホールドする構成としている
が、ランプホルダ4自体をギアの形状にし、かつ、軸も
一体化して、ベルト等で直かに駆動することも考えられ
る。ここで、ランプの乱反射を防止するための遮光方法
について述べる。本実施例では、図4に示すように、上
記ランプホルダ4の周囲にカバー17を固定し、被照明
体(原稿、白色板)以外の方向に向かう光の乱反射を防
止する。なお、図4において、15は原稿面(あるいは
白色板)、16は固体撮像素子(CCD)、18はレン
ズ、19はランプからの光線を示す。
【0007】次に、本実施例における最大光量位置の設
定方法について述べる。本実施例では、最大光量位置を
特定する場合、受光光は一様に白色である白色板の反射
光を観測するため、図5に示すように、原稿面に白色板
以外のものがないようにし(501,502)、ランプ
の点灯装置を作動させてランプを点灯し(503)、図
2に示したモータ駆動部26によって、ランプ27を1
digitずつ一定方向に回転させ(504)、それぞ
れにおいて受光部21から出力された信号をA/D変換
し、平均光量を演算して、光量が減った場合は(50
5)、逆回転させる(506)。また、光量が減った場
合は(507)、1digitの回転分だけ戻し(50
8)、制御部24によってモータをホールドするように
作動させる(509)。
【0008】次に、安定な光量を発光させる方法につい
て述べる。本実施例では、図6に示すように、ランプを
安定に使用でき、かつ、規定光量よりも大きめの光量を
発光させるように、ランプ、インバータ等を設定し(6
01)、これによる白色板での反射光の光量が規定のも
のになるように、一度ランプを回転させて設定する(6
02)。その後、ランプの光量を劣化による減少分を補
うため、一定時間(あるいは所定の現象のタイミング)
ごとにランプを回転させる(603)。このとき、規定
光量に届かなかった場合は(604)、最大光量になる
ようにランプを回転して(605)、制御を終える。な
お、これらの制御においては、図4に示したように、乱
反射防止用のカバー17でランプの一部を被っているの
で、ランプのアパーチャ向きが原稿面を向いていないこ
とにより、無用な光が受光部へ入り込むことはない。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、アパーチャタイプの長
型光源をその長手方向に垂直な面内で回転できるので、
製品組付時に原稿面の光量を調整できる。また、被照明
体でない方向に出た光の乱反射を防ぐためのカバーが付
いているので、アパーチャ方向によって光信号における
雑音が減る。また、白色板を利用して原稿面の光量を計
測でき、かつ、その結果に従い長型光源を回転させるモ
ータを有しているので、製品組付時の原稿面の光量の調
整なしに、最大光量または適切な光量に自動調整でき
る。さらに、長型光源の初期状態の光量を規定光量を超
えるように設定しているので、アパーチャ方向の回転角
を自動的に変えることで、光源の劣化に伴う光量の減少
に関わらず、ある程度の間、適切な原稿面照度を自動的
に保持できる。また、CCD等、受光素子の感度に関係
なく、安定した発光領域で光源を動作できるので、ちら
つき等が発生して原稿データの読み取りに光学的ノイズ
を発生させることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるランプホルダの回転
手段を示す図である。
【図2】本発明の一実施例における光量自動調整装置の
構成図である。
【図3】本発明の一実施例におけるランプの形状を示す
図である。
【図4】本発明の一実施例における乱反射防止手段を示
す図である。
【図5】本発明の一実施例における最大光量位置の設定
方法を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例における安定光量設定方法を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 アパーチャ部 2 蛍光体 3 電極 4 ランプホルダ 5 電極コード 6 コネクタ 7 ホルダ部 8 回転軸 9 軸受け 10 ステッピングモータ 11 ベルト 12 ギア 13 軸位置固定用部品 14 スキャナシャーシ 15 原稿面(白色板) 16 CCD 17 カバー 18 レンズ 19 光線 21 受光部 22 A/D変換部 23 原稿有無検知部 24 制御部(演算部) 25 ランプ発光用ドライバ 26 モータ駆動部 27 ランプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アパーチャタイプの長型光源を備えた照
    明装置において、該長型光源の長手方向に垂直な面内
    で、該長型光源を回転させ、被照明体へ照射する光量を
    調整する手段と、長型光源の周囲に配置され、被照明体
    以外の方向に出た光の乱反射を防ぐ手段とを備えたこと
    を特徴とする画像読取り用光源光量自動調整装置。
  2. 【請求項2】 アパーチャタイプの長型光源を備えた照
    明装置において、被照明体位置に設置した白色板からの
    反射光を検出する手段と、上記長型光源を回転させるた
    めのモータと、該モータの力を伝達する手段と、被照明
    体上の明るさを所定値に保つように、上記検出の結果に
    従い長型光源の長手方向に垂直な面内における該長型光
    源の回転を制御する手段と、該長型光源の周囲で、被照
    明体以外の方向に出た光の乱反射を防ぐ手段とを備えた
    ことを特徴とする画像読取り用光源光量自動調整装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段には、上記所定値より大き
    くなるように長型光源の初期状態の光量を設定し、該光
    源を回転させて所定光量に絞り込んだ後、該光源の光量
    が減少するに従って、該光源を回転させて該所定光量を
    維持するように制御する手段を備えたことを特徴とする
    請求項2記載の画像読取り用光源光量自動調整装置。
JP4295794A 1992-11-05 1992-11-05 画像読取り用光源光量自動調整装置 Pending JPH06152866A (ja)

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JP (1) JPH06152866A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010010807A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置、制御装置、および画像形成装置
JP2011023861A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Mitsubishi Electric Corp イメージセンサユニット

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US8237996B2 (en) 2008-06-24 2012-08-07 Fuji Xerox Co., Ltd. Image reading apparatus, controller, image forming apparatus and angular position controlling method
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