JPH06152867A - 原稿照明装置 - Google Patents

原稿照明装置

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JPH06152867A
JPH06152867A JP4319465A JP31946592A JPH06152867A JP H06152867 A JPH06152867 A JP H06152867A JP 4319465 A JP4319465 A JP 4319465A JP 31946592 A JP31946592 A JP 31946592A JP H06152867 A JPH06152867 A JP H06152867A
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JP
Japan
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light
guide plate
light guide
rod
light source
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Pending
Application number
JP4319465A
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English (en)
Inventor
Mineo Kubota
峰夫 窪田
Sei Nezu
聖 根津
Eiji Nakazawa
栄治 仲沢
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Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Nisca Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イメージリーダによって原稿画像を高品質で
読み取ることができる原稿照明装置を得る。 【構成】 画像入力部を移動しながらプラテンに対向し
てセットされた原稿の画像を読み取るイメージリーダに
より透過原稿の画像を読み取る際、プラテンに対向して
セットされた透過原稿の裏面から光を照射する原稿照明
装置において、前記画像入力部が移動する方向に沿って
配置され、側面から入射した光を伝播する透光性材料か
らなる導光板と、この導光板の表側に設けられ前記導光
板を伝播された光を拡散して前記透過原稿に照射する拡
散板と、前記導光板の裏側に設けられた反射手段と、前
記導光板の前記画像入力部が移動する方向に沿った側面
に向けて光を照射する棒状光源と、この棒状光源を高周
波駆動して点灯させる高周波電源と、この高周波電源か
ら前記棒状光源への電流を制御し、前記棒状光源の光量
を調整する調整手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、イメージリーダ等に
よって画像を読み取る際に、フィルムなどの透過原稿に
光を照射する原稿照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の原稿照明装置として、例
えば写真や図面等の画像を見るために、写真や図面の下
方から照明を与える光源箱が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、イメージリ
ーダによって原稿画像を読み取る場合、全ての走査領域
で均一な光量が要求され、かつフリッカがないことが要
求される。
【0004】しかし、上記した光源箱は、写真や図面等
を人間の目で確認できる程度の性能があればよいので、
光量の均一性やフリッカについては全く考慮されておら
ず、イメージリーダによって原稿画像を読み取る場合に
は使用できないという問題があった。
【0005】この発明はこのような事情を解決するもの
で、その目的は、イメージリーダによって原稿画像を高
品質で読み取ることができる原稿照明装置を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明は、画像入力部を移動しながらプラテンに対向
してセットされた原稿の画像を読み取るイメージリーダ
により透過原稿の画像を読み取る際、プラテンに対向し
てセットされた透過原稿の裏面から光を照射する原稿照
明装置において、前記画像入力部が移動する方向に沿っ
て配置され、側面から入射した光を伝播する透光性材料
からなる導光板と、この導光板の表側に設けられ前記導
光板を伝播された光を拡散して前記透過原稿に照射する
拡散板と、前記導光板の裏側に設けられた反射手段と、
前記導光板の前記画像入力部が移動する方向に沿った側
面に向けて光を照射する棒状光源と、この棒状光源を高
周波駆動して点灯させる高周波電源と、この高周波電源
から前記棒状光源への電流を制御し、前記棒状光源の光
量を調整する調整手段とを設けた。
【0007】また、側面から入射した光を伝播する透光
性材料からなる導光板と、この導光板の表側に設けられ
前記導光板を伝播された光を拡散する拡散板と、前記導
光板の裏側に設けられた反射手段と、前記導光板の側面
に向けて光を照射する棒状光源と、この棒状光源を高周
波駆動して点灯させる高周波電源と、この高周波電源か
ら前記棒状光源への電流を制御し、前記棒状光源の光量
を調整する調整手段とを備え、前記拡散板の前方にセッ
トされた透過原稿に光を照射するようにした。
【0008】
【作用】上記構成において、棒状光源から発せられた光
は、導光板の側面に入射される。そして、入射した光り
は導光板により拡散板の全面に導かれ、拡散板に対向し
てセットされた透過原稿の裏面に拡散照射される。
【0009】一方、導光板の裏側には反射手段があるの
で、棒状光源から発した光は反射手段によって反射され
て導光板方向に集光される。
【0010】これによって、透過原稿の裏面では均一な
光量分布となり、かつ棒状光源から発した光を効率良く
透過原稿の裏面に導くことができる。
【0011】さらに、棒状光源は高周波駆動されている
ため、フリッカがなくなり、さらに発光光量を調整でき
るために透過原稿の厚み等に応じて光量を調節すること
により、原稿読み取り面では常に一定した光量を得るこ
とができる。
【0012】
【実施例】次に図面に基づきこの発明の実施例を説明す
る。
【0013】<構成> (1)原稿照明装置の構造について図1〜図7を参照し
て説明する。
【0014】図1はこの発明の原稿照明装置50の一実
施例を示す平面図であり、図2は図1のA−A断面図で
ある。
【0015】これらの図において、1は開口1aを有す
る上カバー、2は下カバーであり、この上カバー1に
は、例えば導電体で形成された支持板3の上層に反射手
段例えば反射板4、側面から入射した光を伝播する透光
性材料からなる平行四辺形状の導光板5、導光板5内を
伝播された光を拡散する拡散板6を順次平坦に積層して
成る拡散ユニット7が設けられている。そしてこの拡散
ユニット7の導光板5の両側面(側縁)5a,5bに平
行に、かつその側面に臨む開口窓8からそれぞれの側面
5a,5bに向けて照明光を出射する1対の棒状光源例
えば冷陰極蛍光灯9,10が設けられている。尚、棒状
光源としては発光ダイオードやハロゲンランプを使用し
たものでも良い。
【0016】この場合、支持板3は上カバー1に支持さ
れ、蛍光灯9,10も図示しない支持部材によって上カ
バー1に支持されている。
【0017】また、導光板5および拡散板6はアクリル
樹脂等の材料で形成され、反射板4は高反射率の白色の
樹脂材料で形成されている。尚、図2のように拡散板6
は上カバー1の開口1aに嵌め込まれた時、上カバー1
と拡散板6とがフラットになるように、図3のように周
囲に段部6aが形成されている。さらに、導光板5の厚
さは、図3に示すように、蛍光灯9,10の開口窓8か
ら発せられる光の幅より大きく設定され、蛍光灯9,1
0からの光をできるだけ多く集光するようになってい
る。
【0018】さらに、導光板5の下面には図4に示すよ
うに、蛍光灯9,10と平行で、蛍光灯9,10から離
れるに従って間隔が相対的に順次狭くなるように、即ち
導光板5の中央に行くに連れて間隔が相対的に狭くなる
ように例えば多数のV字溝11が形成され、蛍光灯9,
10からの光12を上層の拡散板6の方向に反射し、拡
散板6の上面での光の均一性を得るように考慮されてい
る。
【0019】また、蛍光灯9,10の管軸方向の光量分
布は図6に示すように、電極13付近の光量が小さく、
中心から所定長さの範囲が一定の光量を示す有効発光領
域14となっているので、拡散ユニット7の有効領域は
蛍光灯9,10の有効発光領域14内に収まるように設
定されている。
【0020】この場合、図6においては説明の関係で蛍
光灯9,10の長さと拡散ユニット7の長さを同一に図
示しているが、図1に示すように、拡散ユニット7の長
さは蛍光灯9,10の長さより短く、蛍光灯9,10の
有効発光領域14より小さいか少し大きくなっている。
なお、図7に示すように、導光板5の管軸方向の端面5
c,5dを垂直にすると、蛍光灯9,10の光が端面5
c,5dに反射されて有効発光領域方向に集光されるの
で、光量アップをはかることができる。
【0021】ただし、導光板5には導光板5の長さより
外側からの蛍光灯9,10の光は入って来ないため、こ
の光量のダウン分とアップ分で差し引いた光量が得られ
る長さにする。
【0022】なお、この実施例では、管軸方向が図8〜
図13に示すイメージリーダ101の副走査方向になる
ように使用する。すなわち、主走査方向の光量分布は蛍
光灯9,10の光量のバラツキ及び集光時の蛍光灯9,
10のアパーチャの傾き等により若干の不均一性が発生
するが、シェーディング補正によって光量の不均一性を
補正することができる。副走査方向に対しても補正する
ことはできるが、画像の品質を落としたり、方法自体が
複雑で高価になるため、補正しないで済む方が良い。従
って、蛍光灯9,10の有効領域内でかつ端面5c,5
dによる反射の影響と直接光のバランスをとった拡散ユ
ニット7の長さを確保すれば、蛍光灯9,10の取り付
け等による光量分布の影響を受けないので均一性が保た
れる。そこで、管軸方向がイメージリーダ101の副走
査方向になるように使用する。
【0023】蛍光灯9,10は図5に示すような回路に
よって点灯される。すなわち、ACアダプタ15によっ
てAC100Vを直流電圧に変換し、この直流電圧を電
源スイッチ16を介して高周波電源17に入力し、例え
ば数10KHzの高周波電圧に変換し、この高周波電圧
を蛍光灯9,10に印加する。そして、この高周波電源
17より蛍光灯9,10への電流を調光器18によって
制御し、蛍光灯9,10の光量を調整できるようになっ
ている。
【0024】このような高周波電源回路は、図1に示す
ように、蛍光灯9,10の間の有効発光領域でない部分
に配置されている。なお、18aは調光器18の調整つ
まみ、19はACアダプタ15の出力端子を接続する入
力端子である。
【0025】(2)反射原稿または原稿照明装置50に
より照明された透過原稿の画像を読み取るイメージリー
ダは図8〜図13のように構成されている。
【0026】図8及び図9はイメージリーダ101の斜
視図で、このイメージリーダ101はパーソナルコンピ
ュータやワードプロセッサに図示してないケーブルによ
り接続され、原稿上に載置して原稿の画像を読み取りパ
ーソナルコンピュータなどにその画像を転送するように
なっており、外形は下側カバー(下側ケーシング)102
と、上側カバー(上側ケーシング)で覆われている。
【0027】下側カバー102には、ガラスやアクリル
板などの透光性部材で形成された読み取り窓(プラテ
ン)104と、電源スイッチ145とが設けられてい
る。
【0028】上側カバー103には読み取り窓104の
下にある原稿の読み取り領域を確認する覗き窓105
と、イメージリーダ101を移動したり持ち運ぶ際に握
るグリップ(取っ手)106が設けられている。尚、覗き
窓105は読み取り窓104と同様の透光性部材で形成
されている。
【0029】このような形状のイメージリーダ101内
には、読み取り窓104と覗き窓105との間を読み取
り窓104に沿って移動しながら画像を読み取る読み取
り部(画像入力部)107が設けられている。
【0030】読み取り部107には図10のように蛍光
灯などの光源108と、ミラー109,110,111,
112と、レンズ113と、光電変換素子例えばCCD
などのイメージセンサ114と、このイメージセンサ1
14が取り付けられる回路基板144とが設けられ、外
光が入らないようにカバーで覆われている。なお、ミラ
ー110,111をレンズ113とイメージセンサ11
4より下方に配置することにより、レンズ113の位置
調整を読み取り部107の上方に設けた穴115から行
えるようにしてある。
【0031】読み取り窓104の内側には、図13のよ
うに指標部116がシルク印刷等によって形成されてい
る。この指標部116は、副走査方向の読み取り開始位
置を示す部分116Aと、主走査方向の読み取り範囲を
示す部分116Bと、読み取り終了位置を示す部分11
6Cとがコの字形に形成されている。なお、読み取り終
了位置における指標部分116Cは読み取り範囲内に進
入しておらず、読み取り範囲外に突出している。
【0032】また読み取り窓104には、シェーディン
グ補正を行うための白基準面117がシルク印刷や白色
シールの貼り付けなどにより形成されている。
【0033】読み取り部107の左右両側には、図11
のように支持部材118,119と連結部122とが突
設されている。
【0034】一方の支持部材118は摺動シート部材を
介してガイドレール120上に載置されている。他方の
支持部材119にはガイドロッド121が摺動自在に挿
通されている。
【0035】連結部122にはワイヤ123がばね12
4を介して結合されている。このワイヤ123は一対の
プーリ125,126に巻回されている。そして、一方
のプーリ125は歯車127,128,129,130を
介してパルスモータ131により駆動されるようになっ
ている。
【0036】即ち、パルスモータ131の正逆転により
プーリ125が回転して、このプーリ125に巻かれた
ワイヤ123を介して読み取り部107が待機位置と読
み取り開始位置との間を往復移動するようになってい
る。
【0037】プーリ126は傾斜して取り付けられてい
る。ワイヤ123はテンションプーリ132によりプー
リ125,126間を支持されている。
【0038】また、読み取り部107には突出片133
が設けられ、さらにこの突出片133の端部が当接する
ことによって読み取り部107が読み取り待機位置に移
動したことを検知するセンサ134が設けられている。
【0039】グリップ106には覗き窓105側に指が
入る指凹部143が設けられている。そして、グリップ
106の内部には収容部145が設けられ、第1,第2
の回路基板(制御基板)135,136が支持部材137,
138によって支持されて収容され、その下に電源回路
などを収容した第3の回路基板139が設けられてい
る。回路基板135,136は読み取り部107やパル
スモータ131を制御したり、パーソナルコンピュータ
などとの信号のやり取りを行うものである。尚、第1の
回路基板135と第2の回路基板136とはコネクタ1
40,141によって所定の空間を形成して隔てられて
いる。第1,第2の回路基板135,136は読み取り部
107が待機位置にある状態において、読み取り部10
7より上に位置するように設けられている。
【0040】読み取り部107と第1の回路基板135
とは、図11に示す複数に屈曲したフラットケーブル1
42によって電気的に結合されている。
【0041】<動作> (1)原稿照明装置50は次のように動作する。まず、
1対の蛍光灯9,10から発せられた照明光は、拡散ユ
ニット7の導光板5の側面に入射される。そして、この
導光板5により上層の拡散板6の全面に導かれ、拡散板
6上面に載置された透過原稿の下面に拡散照射される。
【0042】一方、導光板5の下面には反射板4がある
ので、蛍光灯9,10から発した光は反射板5によって
反射されて導光板5方向に集光される。
【0043】これによって、原稿下面では均一な光量分
布となり、かつ蛍光灯9,10から発した光を効率良く
原稿下面に導くことができる。
【0044】さらに、蛍光灯9,10は高周波電源17
によって高周波駆動されているため、フリッカがなくな
り、さらに調光器18によって発光光量を調整できるた
めに、原稿の厚みやイメージリーダの感度等に応じて光
量を調節することにより、原稿読み取り面では常に最適
で一定した光量を得ることができる。
【0045】また、拡散ユニット7の有効領域を蛍光灯
9,10の有効発光領域14内に収まるように設定され
ているので、読み取り領域では安定した均一の光量とな
る。
【0046】さらに、拡散ユニット7を蛍光灯9,10
より短くできるため、高周波電源17は蛍光灯9,10
の有効発光領域でない部分に配置でき、装置を小型化す
ることができる。
【0047】さらに拡散板6は平坦に形成されているの
で、原稿を平らな状態で載置することができる。
【0048】(2)一方、反射原稿を読み取る場合、イ
メージリーダ101は次のように動作する。まず、電源
スイッチ145をオンすると読み取り部107はパルス
モータ131の駆動により、センサ134がオンとなる
図10の待機位置P1へと移動する。
【0049】この状態で、反射原稿の画像を読み取ろう
とする場合には、グリップ106を握って持ち上げ、原
稿の上に載置する。そして、覗き窓105から読み取り
窓104を覗きながら、読み取ろうとする画像が指標部
116内に入るようにイメージリーダ101を移動させ
る。
【0050】読み取り領域の確認が出来たならば、図示
しないパーソナルコンピュータなどの読み取り開始スイ
ッチを操作する。これにより、読み取り部107はパル
スモータ1312の回転により白基準読み取り位置P2
まで移動される。
【0051】すなわち、この種のイメージリーダ101
では光源108の主走査方向の明るさのバラツキ等に起
因し、同じ原稿濃度であっても主走査方向の各画素では
同一レベルの光電変換出力が得られないことが多い。そ
こで、この主走査方向への光電変換出力のバラツキ、す
なわちシェーディングを補正するために白の濃度の白基
準画像を読み取り、主走査方向への光電変換出力のバラ
ツキを予め検出しておき、この検出しておいたバラツキ
のデータによって実際に読み取った光電変換出力を補正
する処理が行なわれるが、この実施例のイメージリーダ
では白基準画像を外部に設けるのではなく読み取り窓1
04の外側(下側)に設けている。そのため、読み取り
開始に際しては、まず白基準面117を読み取るべく読
み取り部107を白基準読み取り位置P2まで移動さ
せ、この位置P2で白基準面117を読み取り、その光
電変換出力を外部に送出する。
【0052】次に、読み取り部107はパルスモータ1
31を逆回転することによって読み取り開始位置P3に
移動され、この位置P3から読み取り終了位置P4に向
けて所定速度で移動される。すなわち、原稿画像の副走
査方向への読み取りが開始される。この際、副走査方向
に1ライン進む間に、読み取り部107は原稿の表面か
ら反射された反射光を主走査方向に1画素分ずつイメー
ジセンサ114に結像させ、その光像の光電変換出力を
画像信号として外部に送出する。
【0053】そして、パルスモータ131が逆転してか
ら所定パルス数に達すると、読み取り部107の光源1
08の読み取り口が読み取り終了位置P4に達し、読み
取りが終了する。さらに読み取り部107が移動し、読
み取り部107に設けた突出片133の端部がセンサ1
34に当接すると、センサ134はオンとなり、そのオ
ン信号を読み取り部107が待機位置P1に達したこと
を示す信号として図示しない制御部に入力する。そこ
で、この制御部がパルスモータ131を停止させ、この
状態で次の原稿読み取り動作に対して待機する。
【0054】(3)拡散板7上に載置された透過原稿を
イメージリーダ101で読み取る場合は次のように動作
する。まず待機位置P1で黒の基準データを取る。有効
領域より例えば5.5インチ(位置P3より5.5イン
チ)のところで白補正する。白補正及び画像を読み取る
ときはイメージリーダ101の光源108を消した状態
にしておく。
【0055】パーソナルコンピュータなどからは読み取
り原稿が反射原稿と透過原稿とでは別のコマンドコード
をイメージリーダ101に送り、どちらのモードで読み
取るかを指定する。
【0056】この実施例では反射原稿は4×6インチの
領域に対して、透過原稿は白補正を拡散ユニット7の有
効領域内において補正するためにその分だけ小さくな
る。ここでは4×5インチ(透過原稿の標準サイズ)に
している。その他は、(2)の動作と同様である。
【0057】<変形例>以上、この発明の一実施例につ
いて説明したが、この発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、例えば次のような変形が可能である。
【0058】(1)前記実施例では平行四辺形の導光板
5の対向する2つの側面に平行に蛍光灯9,10を配置
したが1つの側面に1つの光源を配置してもよい。この
場合には導光板に設けるV溝は光源から離れるにつれて
間隔を狭める。また、光源が配置されない側の側面には
反射板を取り付けても良い。更に、図14のように平行
四辺形の導光板5の四辺に光源31,32,33,34
を対向して設けても良い。
【0059】(2)図15のように導光板5と蛍光灯
9,10との間に赤外カットフィルタやカラーバランス
をとるための光学フィルタ35,36を入れても良い。
【0060】(3)図16のように導光板5の周辺に溝
11を設け、導光板5に設ける溝の数を周辺を多くする
ことにより、周辺の光量アップをはかっても良い。これ
により、短い蛍光灯を使用することもできる。
【0061】(4)図17のように導光板5の1つの側
面に対向させる蛍光灯37の本数を2本以上にして光量
アップをはかっても良い。なお、38は反射板である。
このように導光板5の1つの側面に蛍光灯37を複数配
置する場合には、蛍光灯37の数に応じて導光板5a,
5bを複数枚重ねても良い。
【0062】(5)図18のように3原色の蛍光灯3
9,40,41を用いてそれぞれを交互に点灯すること
によりモノクロ用イメージセンサであってもカラー読み
取りができる。なお、42は反射板である。
【0063】(6)前記実施例ではイメージセンサが移
動するイメージリーダに使用した場合を説明したが、イ
メージセンサは固定で光学系が移動するものであっても
良い。また、手動で原稿上を移動しながら画像を読み取
るハンドスキャナであっても良い。
【0064】(7)支持板3の裏面を白色にして、反射
板4を無くしても良い。また、支持板3は反射板4の全
面を押さえるのではなく、拡散ユニット7の端部を押さ
えるものであっても良い。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなようにこの発明
によれば、画像入力部を移動しながらプラテンに対向し
てセットされた原稿の画像を読み取るイメージリーダに
より透過原稿の画像を読み取る際、プラテンに対向して
セットされた透過原稿の裏面から光を照射する原稿照明
装置において、前記画像入力部が移動する方向に沿って
配置され、側面から入射した光を伝播する透光性材料か
らなる導光板と、この導光板の表側に設けられ前記導光
板を伝播された光を拡散して前記透過原稿に照射する拡
散板と、前記導光板の裏側に設けられた反射手段と、前
記導光板の前記画像入力部が移動する方向に沿った側面
に向けて光を照射する棒状光源と、この棒状光源を高周
波駆動して点灯させる高周波電源と、この高周波電源か
ら前記棒状光源への電流を制御し、前記棒状光源の光量
を調整する調整手段とを設けた。
【0066】また、側面から入射した光を伝播する透光
性材料からなる導光板と、この導光板の表側に設けられ
前記導光板を伝播された光を拡散する拡散板と、前記導
光板の裏側に設けられた反射手段と、前記導光板の側面
に向けて光を照射する棒状光源と、この棒状光源を高周
波駆動して点灯させる高周波電源と、この高周波電源か
ら前記棒状光源への電流を制御し、前記棒状光源の光量
を調整する調整手段とを備え、前記拡散板の前方にセッ
トされた透過原稿に光を照射するようにした。
【0067】従って、透過原稿裏面では均一な光量分布
となり、かつ棒状光源から発した光を効率良く原稿下面
に導くことができる。この結果、透過原稿の画像をイメ
ージリーダによって高品質で読み取ることが可能にな
る。
【0068】さらに、棒状光源は高周波電源によって高
周波駆動されているため、フリッカの画像への影響がな
くなり、さらに調光手段によって発光光量を調整できる
ために、原稿の厚みやイメージリーダの感度等に応じて
光量を調節することにより、原稿読み取り面では常に最
適で一定した光量を得ることができる。
【0069】また、導光板の棒状光源に沿った方向の長
さを棒状光源の長さより短くしたので、読み取り領域で
は安定した均一の光量となる。
【0070】さらに、高周波電源は、棒状光源の有効発
光領域でない部分に配置しているので、装置を小型化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の原稿照明装置の一実施例を示す平面
図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】拡散ユニットと蛍光灯の開口窓との関係を示す
一部拡大断面図である。
【図4】導光板下面に形成されたV字溝を示す一部拡大
断面図である。
【図5】高周波電源回路の構成図である。
【図6】蛍光灯の光量分布と拡散ユニットの大きさとの
関係を示す説明図である。
【図7】導光板の端部から反射する光と導光板との関係
を示す説明図である。
【図8】斜め上方から見たイメージリーダの斜視図であ
る。
【図9】斜め下方から見たイメージリーダの斜視図であ
る。
【図10】図8のB−B断面図である。
【図11】図10のC−C断面図である。
【図12】図11のD−D断面図である。
【図13】図9の読み取り窓の構造を示す図である。
【図14】導光板の四辺に光源を配置した実施例を示す
図である。
【図15】導光板と光源との間にフィルタを介在した実
施例を示す図である。
【図16】導光板の周辺に多くの溝を形成した実施例を
示す図である。
【図17】導光板の1つの側面に複数の光源を対向させ
た実施例を示す図である。
【図18】導光板の1つの側面に3原色の光源を対向さ
せた実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 上カバー 2 下カバー 3 支持板 4 反射板 5 導光板 6 拡散板 7 拡散ユニット 8 開口窓 9,10 蛍光灯 11 V字溝 13 電極 14 有効発光領域 17 高周波電源 18 調光器 50 原稿照明装置 101 イメージリーダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力部を移動しながらプラテンに対
    向してセットされた原稿の画像を読み取るイメージリー
    ダにより透過原稿の画像を読み取る際、プラテンに対向
    してセットされた透過原稿の裏面から光を照射する原稿
    照明装置において、 前記画像入力部が移動する方向に沿って配置され、側面
    から入射した光を伝播する透光性材料からなる導光板
    と、 この導光板の表側に設けられ前記導光板を伝播された光
    を拡散して前記透過原稿に照射する拡散板と、 前記導光板の裏側に設けられた反射手段と、 前記導光板の前記画像入力部が移動する方向に沿った側
    面に向けて光を照射する棒状光源と、 この棒状光源を高周波駆動して点灯させる高周波電源
    と、 この高周波電源から前記棒状光源への電流を制御し、前
    記棒状光源の光量を調整する調整手段とを備えたことを
    特徴とする原稿照明装置。
  2. 【請求項2】 側面から入射した光を伝播する透光性材
    料からなる導光板と、 この導光板の表側に設けられ前記導光板を伝播された光
    を拡散する拡散板と、 前記導光板の裏側に設けられた反射手段と、 前記導光板の側面に向けて光を照射する棒状光源と、 この棒状光源を高周波駆動して点灯させる高周波電源
    と、 この高周波電源から前記棒状光源への電流を制御し、前
    記棒状光源の光量を調整する調整手段とを備え、 前記拡散板の前方にセットされた透過原稿に光を照射す
    るように構成した原稿照明装置。
  3. 【請求項3】 前記拡散板の前記棒状光源に沿った方向
    の長さを前記棒状光源の長さより短く設定したことを特
    徴とする請求項1または2記載の原稿照明装置。
  4. 【請求項4】 前記導光板の裏側には棒状光源に平行
    で、棒状光源から離れるに従って間隔が相対的に順次短
    くなる多数のV字溝が形成されていることを特徴とする
    請求項1または2記載の原稿照明装置。
  5. 【請求項5】 前記棒状光源は前記拡散板の互いに対向
    する2つの側面にそれぞれ対向して配置されていること
    を特徴とする請求項1または2記載の原稿照明装置。
  6. 【請求項6】 前記高周波電源は、前記拡散板の側面よ
    り外側で2つの棒状光源の間に配置されていることを特
    徴とする請求項5記載の原稿照明装置。
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