JPH06152773A - 無線自動販売機システム - Google Patents
無線自動販売機システムInfo
- Publication number
- JPH06152773A JPH06152773A JP30073992A JP30073992A JPH06152773A JP H06152773 A JPH06152773 A JP H06152773A JP 30073992 A JP30073992 A JP 30073992A JP 30073992 A JP30073992 A JP 30073992A JP H06152773 A JPH06152773 A JP H06152773A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- terminal
- product
- vending machine
- control unit
- Prior art date
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- Pending
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 無線の携帯端末により、複数の購入者が同時
に自動販売機で商品を購入するシステムにおいて、排出
された商品の購入者が不明確であるという問題を解決
し、また商品を紛失した場合に速やかに購入者に商品が
返却できる無線自動販売機システムを実現する。 【構成】 自動販売機１７、センター１、無線基地局１
９は公衆網２４を介して相互に接続されている。携帯端
末１８からの無線の商品入力により、自動販売機１７は
センター１での銀行口座振込を確認して商品の販売を行
う。この時携帯端末１８からのＩＤ情報から、購入者名
を含むメッセージを表示部６やスピーカー１０で出力す
る。購入した商品を紛失した場合、その商品の拾得者に
よる商品入力により自動販売機１７は商品に書き込まれ
ている携帯端末のＩＤ情報から判断して、購入者の携帯
端末１８に対して商品を拾得した旨の音声メッセージを
伝送する。
に自動販売機で商品を購入するシステムにおいて、排出
された商品の購入者が不明確であるという問題を解決
し、また商品を紛失した場合に速やかに購入者に商品が
返却できる無線自動販売機システムを実現する。 【構成】 自動販売機１７、センター１、無線基地局１
９は公衆網２４を介して相互に接続されている。携帯端
末１８からの無線の商品入力により、自動販売機１７は
センター１での銀行口座振込を確認して商品の販売を行
う。この時携帯端末１８からのＩＤ情報から、購入者名
を含むメッセージを表示部６やスピーカー１０で出力す
る。購入した商品を紛失した場合、その商品の拾得者に
よる商品入力により自動販売機１７は商品に書き込まれ
ている携帯端末のＩＤ情報から判断して、購入者の携帯
端末１８に対して商品を拾得した旨の音声メッセージを
伝送する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、無線端末を用い商品購
入を行う無線自動販売機システムに関するものである。
入を行う無線自動販売機システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、無線を用いた販売機システムに関
する特許が多数考えられている。例えば特開昭６１ー１
４１８１７で示されるように物品の購入を無線端末で行
いまた購入金の銀行口座引き落しを行う、などである。
する特許が多数考えられている。例えば特開昭６１ー１
４１８１７で示されるように物品の購入を無線端末で行
いまた購入金の銀行口座引き落しを行う、などである。
【０００３】このようなシステムは購入者が有する無線
端末から商品購入要求を無線自動販売機に送信し、無線
自動販売機は商品の販売を行うと共に購入者端末のＩＤ
番号から判断して公衆網を介して購入者の銀行口座から
商品の金額を引き落とす機能を有する。
端末から商品購入要求を無線自動販売機に送信し、無線
自動販売機は商品の販売を行うと共に購入者端末のＩＤ
番号から判断して公衆網を介して購入者の銀行口座から
商品の金額を引き落とす機能を有する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
なシステムでは、１つの自動販売機で同時に複数の購入
者が商品を購入した場合、自動販売機から排出された商
品がどの購入者の商品かが分からず混乱を招く、という
問題があった。
なシステムでは、１つの自動販売機で同時に複数の購入
者が商品を購入した場合、自動販売機から排出された商
品がどの購入者の商品かが分からず混乱を招く、という
問題があった。
【０００５】また購入者が購入した商品を紛失した場
合、この商品を拾得した拾得者が落し主を見つけること
は非常に困難であった。
合、この商品を拾得した拾得者が落し主を見つけること
は非常に困難であった。
【０００６】本発明は上記課題を解決するもので、商品
と購入者を明示する自動販売機システムを提供する事を
目的としている。
と購入者を明示する自動販売機システムを提供する事を
目的としている。
【０００７】
（１）本発明は上記目的を達成するために、自動販売機
は公衆網を介してセンターと通信を行う通信部と、携帯
端末と相互に無線通信を行う無線部と、商品の販売リス
トやメッセージ表示を行う表示部と、メッセージの音声
出力を行う音声合成部とスピーカーと、商品の販売を行
う自動販売機部と、前記通信部、前記無線部、前記表示
部、前記音声合成部、前記自動販売機部の制御を行う制
御部から構成される。
は公衆網を介してセンターと通信を行う通信部と、携帯
端末と相互に無線通信を行う無線部と、商品の販売リス
トやメッセージ表示を行う表示部と、メッセージの音声
出力を行う音声合成部とスピーカーと、商品の販売を行
う自動販売機部と、前記通信部、前記無線部、前記表示
部、前記音声合成部、前記自動販売機部の制御を行う制
御部から構成される。
【０００８】前記携帯端末は前記自動販売機と相互に無
線通信を行う端末無線部と、商品の販売リストやメッセ
ージの表示を行う端末表示部と商品の購入要求を行う端
末入力部と、前記端末無線部、前記端末表示部、前記端
末入力部の制御を行う端末制御部から構成される。前記
端末入力部からの通信要求が前記端末制御部、前記端末
無線部、自動販売機の無線部を介して制御部に送信さ
れ、この通信要求に対して前記制御部は自動販売機の商
品リストを同じ経路で前記端末制御部に返送し、前記端
末制御部はこれを前記端末表示部に表示する。次に前記
端末表示部に表示された商品リストから購入したい商品
の購入要求を前記端末入力部から受けた前記端末制御部
は、前記購入要求と共に前記携帯端末の端末ＩＤを併せ
て再び前記自動販売機の制御部に送信すると、前記制御
部は前記通信部、前記公衆網を介して前記センターに商
品の購入可能確認を行い、前記センターで銀行口座から
の商品金額の引き落し作業を行い、前記自動販売機に対
して前記センターから購入可能指示を送信する。
線通信を行う端末無線部と、商品の販売リストやメッセ
ージの表示を行う端末表示部と商品の購入要求を行う端
末入力部と、前記端末無線部、前記端末表示部、前記端
末入力部の制御を行う端末制御部から構成される。前記
端末入力部からの通信要求が前記端末制御部、前記端末
無線部、自動販売機の無線部を介して制御部に送信さ
れ、この通信要求に対して前記制御部は自動販売機の商
品リストを同じ経路で前記端末制御部に返送し、前記端
末制御部はこれを前記端末表示部に表示する。次に前記
端末表示部に表示された商品リストから購入したい商品
の購入要求を前記端末入力部から受けた前記端末制御部
は、前記購入要求と共に前記携帯端末の端末ＩＤを併せ
て再び前記自動販売機の制御部に送信すると、前記制御
部は前記通信部、前記公衆網を介して前記センターに商
品の購入可能確認を行い、前記センターで銀行口座から
の商品金額の引き落し作業を行い、前記自動販売機に対
して前記センターから購入可能指示を送信する。
【０００９】前記購入可能指示受信した前記制御部は前
記自動販売機部に対して商品の販売指示を行うと共に、
前記端末ＩＤで示される商品購入者名を含んだメッセー
ジを前記表示部に表示しまた前記音声合成部、前記スピ
ーカーからメッセージの音声出力を行う。
記自動販売機部に対して商品の販売指示を行うと共に、
前記端末ＩＤで示される商品購入者名を含んだメッセー
ジを前記表示部に表示しまた前記音声合成部、前記スピ
ーカーからメッセージの音声出力を行う。
【００１０】（２）本発明は上記目的を達成するため
に、自動販売機は公衆網を介してセンターと通信を行う
通信部と、携帯端末と相互に無線通信を行う無線部と、
商品の販売リストやメッセージ表示を行う表示部と、メ
ッセージの音声出力を行う音声合成部とスピーカーと、
商品の販売を行う自動販売機部と、商品へ購入者のＩＤ
を書き込むＩＤ書き込み部と、商品の入力を行う商品入
力部と、商品入力部から商品のＩＤ情報を読み出すＩＤ
読みだし部と、前記通信部、前記無線部、前記表示部、
前記音声合成部、前記自動販売機部、前記ＩＤ書き込み
部、前記ＩＤ読みだし部の制御を行う制御部から構成さ
れる。
に、自動販売機は公衆網を介してセンターと通信を行う
通信部と、携帯端末と相互に無線通信を行う無線部と、
商品の販売リストやメッセージ表示を行う表示部と、メ
ッセージの音声出力を行う音声合成部とスピーカーと、
商品の販売を行う自動販売機部と、商品へ購入者のＩＤ
を書き込むＩＤ書き込み部と、商品の入力を行う商品入
力部と、商品入力部から商品のＩＤ情報を読み出すＩＤ
読みだし部と、前記通信部、前記無線部、前記表示部、
前記音声合成部、前記自動販売機部、前記ＩＤ書き込み
部、前記ＩＤ読みだし部の制御を行う制御部から構成さ
れる。
【００１１】前記携帯端末は前記自動販売機と相互に無
線通信を行う端末無線部と、商品の販売リストやメッセ
ージの表示を行う端末表示部と商品の購入要求を行う端
末入力部と、前記端末無線部、前記端末表示部、前記端
末入力部の制御を行う端末制御部から構成される。
線通信を行う端末無線部と、商品の販売リストやメッセ
ージの表示を行う端末表示部と商品の購入要求を行う端
末入力部と、前記端末無線部、前記端末表示部、前記端
末入力部の制御を行う端末制御部から構成される。
【００１２】前記端末入力部からの通信要求が前記端末
制御部、前記端末無線部、自動販売機の無線部を介して
制御部に送信され、この通信要求に対して前記制御部は
自動販売機の商品リストを同じ経路で前記端末制御部に
返送し、前記端末制御部はこれを前記端末表示部に表示
する。
制御部、前記端末無線部、自動販売機の無線部を介して
制御部に送信され、この通信要求に対して前記制御部は
自動販売機の商品リストを同じ経路で前記端末制御部に
返送し、前記端末制御部はこれを前記端末表示部に表示
する。
【００１３】次に前記端末表示部に表示された商品リス
トから購入したい商品の購入要求を前記端末入力部から
受けた前記端末制御部は、前記購入要求と共に前記携帯
端末の端末ＩＤを併せて再び前記自動販売機の制御部に
送信され、前記制御部は前記通信部、前記公衆網を介し
て前記センターに商品の購入可能確認を行う。前記セン
ターで銀行口座からの商品金額の引き落し作業を行い、
前記自動販売機に対して前記センターから購入可能指示
を送信し、前記購入可能指示受信した前記制御部は前記
自動販売機部に対して商品の販売指示を行うと共に、前
記端末ＩＤで示される商品購入者名を含んだメッセージ
を前記表示部に表示する。
トから購入したい商品の購入要求を前記端末入力部から
受けた前記端末制御部は、前記購入要求と共に前記携帯
端末の端末ＩＤを併せて再び前記自動販売機の制御部に
送信され、前記制御部は前記通信部、前記公衆網を介し
て前記センターに商品の購入可能確認を行う。前記セン
ターで銀行口座からの商品金額の引き落し作業を行い、
前記自動販売機に対して前記センターから購入可能指示
を送信し、前記購入可能指示受信した前記制御部は前記
自動販売機部に対して商品の販売指示を行うと共に、前
記端末ＩＤで示される商品購入者名を含んだメッセージ
を前記表示部に表示する。
【００１４】また前記音声合成部、前記スピーカーから
メッセージの音声出力を行い、さらに前記ＩＤ書き込み
部は前記制御部からのＩＤ情報を商品に書き込む。前記
自動販売機において、前記構成にまた商品の購入者が該
商品を紛失し、該商品を拾得した拾得者が該商品を前記
商品入力部に入力した場合、前記商品入力部から入力さ
れた商品のＩＤ情報を前記ＩＤ読みだし部が読みだし、
このＩＤ情報から該商品を購入した購入者の携帯端末番
号を前記制御部が読みだす。
メッセージの音声出力を行い、さらに前記ＩＤ書き込み
部は前記制御部からのＩＤ情報を商品に書き込む。前記
自動販売機において、前記構成にまた商品の購入者が該
商品を紛失し、該商品を拾得した拾得者が該商品を前記
商品入力部に入力した場合、前記商品入力部から入力さ
れた商品のＩＤ情報を前記ＩＤ読みだし部が読みだし、
このＩＤ情報から該商品を購入した購入者の携帯端末番
号を前記制御部が読みだす。
【００１５】この携帯端末番号を有する携帯端末に対し
て前記公衆網および任意の前記無線基地局を介して商品
を拾得した旨の音声メッセージを送信し、前記音声メッ
セージを前記携帯端末の前記端末無線部、前記端末制御
部を介して前記音声出力部へ出力する。
て前記公衆網および任意の前記無線基地局を介して商品
を拾得した旨の音声メッセージを送信し、前記音声メッ
セージを前記携帯端末の前記端末無線部、前記端末制御
部を介して前記音声出力部へ出力する。
【００１６】
【作用】本発明は上記した構成により、商品を購入した
際に、携帯端末のＩＤ情報から購入者の名称を自動販売
機自体が表示、あるいは音声メッセージで出力する事に
より購入者を明確にでき、複数の購入者が同時に購入を
行った場合の混乱を避けることができる。
際に、携帯端末のＩＤ情報から購入者の名称を自動販売
機自体が表示、あるいは音声メッセージで出力する事に
より購入者を明確にでき、複数の購入者が同時に購入を
行った場合の混乱を避けることができる。
【００１７】また購入者が購入した商品を紛失した場
合、予め携帯端末のＩＤ情報から検出した電話番号情報
等を商品に書き込んでおく事により、迅速に購入者に商
品を返却できる。
合、予め携帯端末のＩＤ情報から検出した電話番号情報
等を商品に書き込んでおく事により、迅速に購入者に商
品を返却できる。
【００１８】
【実施例】以下、本発明の第１の実施例について図１、
図３を参照しながら説明する。
図３を参照しながら説明する。
【００１９】図１に示すように、本システムはセンター
１、自動販売機１５と携帯端末１６から構成される。セ
ンター１は公衆網２４を介して自動販売機１５と双方向
に通信を行う。購入者が有する携帯端末１６は端末無線
部１１、端末制御部１２、端末表示部１３、端末入力部
１４から構成される。また自動販売機１５は通信部３、
無線部４、制御部５、表示部６、音声合成部７、スピー
カー１０、自動販売機部８から構成される。図３はセン
ター１、自動販売機１５、携帯端末１６間で通信される
情報を示す。
１、自動販売機１５と携帯端末１６から構成される。セ
ンター１は公衆網２４を介して自動販売機１５と双方向
に通信を行う。購入者が有する携帯端末１６は端末無線
部１１、端末制御部１２、端末表示部１３、端末入力部
１４から構成される。また自動販売機１５は通信部３、
無線部４、制御部５、表示部６、音声合成部７、スピー
カー１０、自動販売機部８から構成される。図３はセン
ター１、自動販売機１５、携帯端末１６間で通信される
情報を示す。
【００２０】携帯端末１６の端末入力部１４から入力さ
れた通信要求２５は、端末制御部１２、端末無線部１１
から無線信号としてアンテナ９、無線部４、制御部５に
送信される。この通信要求２５を受けた制御部５は自動
販売機１５の商品リスト２６を同じ経路で端末制御部１
２に返送し、これを端末表示部１３に表示する。
れた通信要求２５は、端末制御部１２、端末無線部１１
から無線信号としてアンテナ９、無線部４、制御部５に
送信される。この通信要求２５を受けた制御部５は自動
販売機１５の商品リスト２６を同じ経路で端末制御部１
２に返送し、これを端末表示部１３に表示する。
【００２１】端末表示部１３に表示された商品リスト２
６から購入したい商品の購入要求２７が端末入力部１４
から入力され、これを受けた端末制御部１２は購入要求
２７と携帯端末１６の端末ＩＤ情報２６を併せて端末無
線部１１、無線部４を介して制御部５に送信する。制御
部５は通信部３、公衆網２４を介してセンター１に端末
ＩＤ情報と購入商品の金額を送信してセンター１に購入
可能確認２９を行い、センター１では商品の購入が銀行
残高から判断して購入可能であれば銀行口座からの金額
引き落し作業を行うと共に、公衆網２４、通信部３を介
して制御部５に購入可能指示３０を返送する。
６から購入したい商品の購入要求２７が端末入力部１４
から入力され、これを受けた端末制御部１２は購入要求
２７と携帯端末１６の端末ＩＤ情報２６を併せて端末無
線部１１、無線部４を介して制御部５に送信する。制御
部５は通信部３、公衆網２４を介してセンター１に端末
ＩＤ情報と購入商品の金額を送信してセンター１に購入
可能確認２９を行い、センター１では商品の購入が銀行
残高から判断して購入可能であれば銀行口座からの金額
引き落し作業を行うと共に、公衆網２４、通信部３を介
して制御部５に購入可能指示３０を返送する。
【００２２】購入可能指示３０を受けた制御部５は自動
販売機部８に商品の販売を指示すると共に、端末ＩＤで
示される購入者の名称を含むメッセージ、例えば”ＸＸ
さん、有難う”といった内容を表示部６に表示し、また
音声合成部７、スピーカー１０にそのメッセージ内容を
音声出力する。
販売機部８に商品の販売を指示すると共に、端末ＩＤで
示される購入者の名称を含むメッセージ、例えば”ＸＸ
さん、有難う”といった内容を表示部６に表示し、また
音声合成部７、スピーカー１０にそのメッセージ内容を
音声出力する。
【００２３】なお、表示部６または音声合成部７、スピ
ーカー１０はどちらか一方を備えていれば良い。
ーカー１０はどちらか一方を備えていれば良い。
【００２４】次に本発明の第２の実施例について図２、
図４を参照しながら説明する。図２に示すように、本シ
ステムはセンター１、自動販売機１７、携帯端末１８と
無線基地局１９から構成される。センター１は公衆網２
４を介して自動販売機１７と双方向に通信を行う。購入
者が有する携帯端末１８は端末無線部１１、端末制御部
１２、端末表示部１３、端末入力部１４、音声出力部２
３から構成される。また自動販売機１７は通信部３、無
線部４、制御部５、表示部６、音声合成部７、スピーカ
ー１０、ＩＤ書き込み部２２、ＩＤ読みだし部２１、商
品入力部２０、自動販売機部８から構成される。図３は
センター１、自動販売機１５、携帯端末１６間で通信さ
れる情報を示す。
図４を参照しながら説明する。図２に示すように、本シ
ステムはセンター１、自動販売機１７、携帯端末１８と
無線基地局１９から構成される。センター１は公衆網２
４を介して自動販売機１７と双方向に通信を行う。購入
者が有する携帯端末１８は端末無線部１１、端末制御部
１２、端末表示部１３、端末入力部１４、音声出力部２
３から構成される。また自動販売機１７は通信部３、無
線部４、制御部５、表示部６、音声合成部７、スピーカ
ー１０、ＩＤ書き込み部２２、ＩＤ読みだし部２１、商
品入力部２０、自動販売機部８から構成される。図３は
センター１、自動販売機１５、携帯端末１６間で通信さ
れる情報を示す。
【００２５】携帯端末１８の端末入力部１４から入力さ
れた通信要求２５は、端末制御部１２、端末無線部１１
から無線信号としてアンテナ９、無線部４、制御部５に
送信される。この通信要求２５を受けた制御部５は自動
販売機１７の商品リスト２６を同じ経路で端末制御部１
２に返送し、これを端末表示部１３に表示する。
れた通信要求２５は、端末制御部１２、端末無線部１１
から無線信号としてアンテナ９、無線部４、制御部５に
送信される。この通信要求２５を受けた制御部５は自動
販売機１７の商品リスト２６を同じ経路で端末制御部１
２に返送し、これを端末表示部１３に表示する。
【００２６】端末表示部１３に表示された商品リスト２
６から購入したい商品の購入要求２７が端末入力部１４
から入力され、これを受けた端末制御部１２は購入要求
２７と携帯端末１６の端末ＩＤ情報２６を併せて端末無
線部１１、無線部４を介して制御部５に送信する。制御
部５は通信部３、公衆網２４を介してセンター１に端末
ＩＤ情報と購入商品の金額を送信してセンター１に購入
可能確認２９を行い、センター１では商品の購入が銀行
残高から判断して購入可能であれば銀行口座からの金額
引き落し作業を行うと共に、公衆網２４、通信部３を介
して制御部５に購入可能指示３０を返送する。
６から購入したい商品の購入要求２７が端末入力部１４
から入力され、これを受けた端末制御部１２は購入要求
２７と携帯端末１６の端末ＩＤ情報２６を併せて端末無
線部１１、無線部４を介して制御部５に送信する。制御
部５は通信部３、公衆網２４を介してセンター１に端末
ＩＤ情報と購入商品の金額を送信してセンター１に購入
可能確認２９を行い、センター１では商品の購入が銀行
残高から判断して購入可能であれば銀行口座からの金額
引き落し作業を行うと共に、公衆網２４、通信部３を介
して制御部５に購入可能指示３０を返送する。
【００２７】購入可能指示３０を受けた制御部５はＩＤ
書き込み部２２に商品販売の指示を与え、これを受けて
ＩＤ書き込み部２２は自動販売機部８に商品の販売を指
示すると共に、販売商品に端末ＩＤ情報を書き込むこと
も指示する。ＩＤ書き込みは例えば磁気記録やバーコー
ドでの情報書き込み等で行われる。制御部５は次に端末
ＩＤで示される購入者の名称を含むメッセージ、例え
ば”ＸＸさん、有難う”といった内容を表示部６に表示
し、また音声合成部７、スピーカー１０にそのメッセー
ジ内容を音声出力する。
書き込み部２２に商品販売の指示を与え、これを受けて
ＩＤ書き込み部２２は自動販売機部８に商品の販売を指
示すると共に、販売商品に端末ＩＤ情報を書き込むこと
も指示する。ＩＤ書き込みは例えば磁気記録やバーコー
ドでの情報書き込み等で行われる。制御部５は次に端末
ＩＤで示される購入者の名称を含むメッセージ、例え
ば”ＸＸさん、有難う”といった内容を表示部６に表示
し、また音声合成部７、スピーカー１０にそのメッセー
ジ内容を音声出力する。
【００２８】このようにして販売された商品、例えば電
車の切符等の商品を購入した購入者がこの商品を紛失し
た場合、紛失した商品を拾得した拾得者が自動販売機１
７で商品入力３２を行う。商品入力部２０で商品入力３
２を受けると、ＩＤ読みだし部２１で商品に記録されて
いるＩＤ情報を読みだし、制御部５に渡す。ＩＤ情報の
読みだしは例えば、磁気記録情報やバーコードの情報を
読みだす。
車の切符等の商品を購入した購入者がこの商品を紛失し
た場合、紛失した商品を拾得した拾得者が自動販売機１
７で商品入力３２を行う。商品入力部２０で商品入力３
２を受けると、ＩＤ読みだし部２１で商品に記録されて
いるＩＤ情報を読みだし、制御部５に渡す。ＩＤ情報の
読みだしは例えば、磁気記録情報やバーコードの情報を
読みだす。
【００２９】制御部５はＩＤ情報から、携帯端末１８に
接続可能な無線基地局１９を判断し、接続要求３３、３
４を公衆網２４、無線基地局１９経由で携帯端末１８に
送信する。接続要求３４を受信した携帯端末１８は同じ
経路で接続確認３５、３６を自動販売機１７の制御部５
に返送する。制御部５は接続された携帯端末１８に対し
て、例えば”ＸＸさん、購入された商品を拾得している
ので受取に来てください”、といった、紛失した商品を
拾得した旨の音声メッセージを携帯端末１８に対してメ
ッセージ伝送３７、３８で送信する。この音声メッセー
ジを受けた携帯端末１８は、メッセージを音声出力部２
３から出力して、携帯端末を有する、商品の紛失者に対
して指示を与える。
接続可能な無線基地局１９を判断し、接続要求３３、３
４を公衆網２４、無線基地局１９経由で携帯端末１８に
送信する。接続要求３４を受信した携帯端末１８は同じ
経路で接続確認３５、３６を自動販売機１７の制御部５
に返送する。制御部５は接続された携帯端末１８に対し
て、例えば”ＸＸさん、購入された商品を拾得している
ので受取に来てください”、といった、紛失した商品を
拾得した旨の音声メッセージを携帯端末１８に対してメ
ッセージ伝送３７、３８で送信する。この音声メッセー
ジを受けた携帯端末１８は、メッセージを音声出力部２
３から出力して、携帯端末を有する、商品の紛失者に対
して指示を与える。
【００３０】なお、自動販売機１７のＩＤ読みだし部２
１、商品入力部２０、制御部５、通信部３だけを独立し
て別の端末として分離する構成でもよい事は言うまでも
ない。
１、商品入力部２０、制御部５、通信部３だけを独立し
て別の端末として分離する構成でもよい事は言うまでも
ない。
【００３１】また、自動販売機１７では表示部６または
音声合成部７、スピーカー１０はどちらか一方を備えて
いれば良い。
音声合成部７、スピーカー１０はどちらか一方を備えて
いれば良い。
【００３２】
【発明の効果】以上のように本発明の実施例の自動販売
機システムでは、複数の購入者が同時に商品の購入指示
を無線自動販売機に与えた場合、排出された商品の購入
者が誰か分からず混乱する、といった問題を解決でき、
また購入された商品が紛失した場合、速やかに商品が購
入者に返却できる。
機システムでは、複数の購入者が同時に商品の購入指示
を無線自動販売機に与えた場合、排出された商品の購入
者が誰か分からず混乱する、といった問題を解決でき、
また購入された商品が紛失した場合、速やかに商品が購
入者に返却できる。
【図１】本発明の第１の実施例における無線自動販売機
システムの構成図
システムの構成図
【図２】本発明の第２の実施例における無線自動販売機
システムの構成図
システムの構成図
【図３】本発明の第１の実施例における無線自動販売機
システムでの制御シーケンス
システムでの制御シーケンス
【図４】本発明の第２の実施例における無線自動販売機
システムでの制御シーケンス
システムでの制御シーケンス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０７Ｆ 7/08 Ｈ０４Ｌ 12/28 8732−5Ｋ Ｈ０４Ｌ 11/00 ３１０ Ｂ
Claims (7)
- 【請求項１】公衆網を介してセンターと双方向に通信が
可能な自動販売機と、前記自動販売機と無線で通信が可
能な携帯端末から構成されるシステムにおいて、 前記自動販売機は公衆網を介してセンターと通信を行う
通信部と、前記携帯端末と相互に無線通信を行う無線部
と、商品の販売リストやメッセージ表示を行う表示部
と、メッセージの音声出力を行う音声合成部とスピーカ
ーと、商品の販売を行う自動販売機部と、前記通信部、
前記無線部、前記表示部、前記音声合成部、および前記
自動販売機部の制御を行う制御部から構成され、 前記携帯端末は前記自動販売機と相互に無線通信を行う
端末無線部と、商品の販売リストやメッセージの表示を
行う端末表示部と商品の購入要求を行う端末入力部と、
前記端末無線部、前記端末表示部、前記端末入力部の制
御を行う端末制御部から構成され、前記端末入力部から
の通信要求が前記端末制御部、前記端末無線部、自動販
売機の無線部を介して前記制御部に送信され、この通信
要求に対して前記制御部は自動販売機の商品リストを同
じ経路で前記端末制御部に返送し、前記端末制御部はこ
れを前記端末表示部に表示し、次に前記端末表示部に表
示された商品リストから購入したい商品の購入要求を前
記端末入力部から受けた前記端末制御部は、前記購入要
求と共に前記携帯端末の端末ＩＤを併せて再び前記自動
販売機の制御部に送信すると、前記制御部は前記通信
部、前記公衆網を介して前記センターに商品の購入可能
確認を行い、前記センターで銀行口座からの商品金額の
引き落し作業を行い、前記自動販売機に対して前記セン
ターから購入可能指示を送信し、前記購入可能指示受信
した前記制御部は前記自動販売機部に対して商品の販売
指示を行うと共に、前記端末ＩＤで示される商品購入者
名を含んだメッセージを前記表示部に表示しまた前記音
声合成部、前記スピーカーからメッセージの音声出力を
行う事を特徴とする無線自動販売機システム。 - 【請求項２】前記自動販売機において前記表示部、前記
音声合成部、前記スピーカーのどちらか一方を備え、商
品購入時のメッセージ出力を行う請求項１記載の無線自
動販売機システム。 - 【請求項３】前記携帯端末は前記端末表示部を備えず、
商品購入の際に前記自動販売機の前記表示部に表示され
る商品リストから判断して商品の購入を行うことを特徴
とする請求項１記載の無線自動販売機システム。 - 【請求項４】公衆網を介してセンターと双方向に通信が
可能な自動販売機と、前記自動販売機と無線で通信が可
能な携帯端末と、前記センターと公衆網を介して双方向
に通信し、また前記携帯端末と無線で通信可能な複数の
無線基地局から構成されるシステムにおいて、 前記自動販売機は公衆網を介してセンターと通信を行う
通信部と、前記携帯端末と相互に無線通信を行う無線部
と、商品の販売リストやメッセージ表示を行う表示部
と、メッセージの音声出力を行う音声合成部とスピーカ
ーと、商品の販売を行う自動販売機部と、商品へ購入者
のＩＤを書き込むＩＤ書き込み部と、商品の入力を行う
商品入力部と、商品入力部から商品のＩＤ情報を読み出
すＩＤ読みだし部と、前記通信部、前記無線部、前記表
示部、前記音声合成部、前記自動販売機部、前記ＩＤ書
き込み部、前記ＩＤ読みだし部の制御を行う制御部から
構成され、 前記携帯端末は前記自動販売機と相互に無線通信を行う
端末無線部と、商品の販売リストやメッセージの表示を
行う端末表示部と商品の購入要求を行う端末入力部と、
前記端末無線部、前記端末表示部、前記端末入力部の制
御を行う端末制御部から構成され、 前記端末入力部からの通信要求が前記端末制御部、前記
端末無線部、自動販売機の無線部を介して制御部に送信
され、この通信要求に対して前記制御部は自動販売機の
商品リストを同じ経路で前記端末制御部に返送し、前記
端末制御部はこれを前記端末表示部に表示し、次に前記
端末表示部に表示された商品リストから購入したい商品
の購入要求を前記端末入力部から受けた前記端末制御部
は、前記購入要求と共に前記携帯端末の端末ＩＤを併せ
て再び前記自動販売機の制御部に送信すると、前記制御
部は前記通信部、前記公衆網を介して前記センターに商
品の購入可能確認を行い、前記センターで銀行口座から
の商品金額の引き落し作業を行い、前記自動販売機に対
して前記センターから購入可能指示を送信し、前記購入
可能指示受信した前記制御部は前記自動販売機部に対し
て商品の販売指示を行うと共に、前記端末ＩＤで示され
る商品購入者名を含んだメッセージを前記表示部に表示
し、また前記音声合成部、前記スピーカーからメッセー
ジの音声出力を行い、さらに前記ＩＤ書き込み部は前記
制御部からのＩＤ情報を商品に書き込み、前記自動販売
機において、前記構成にまた商品の購入者が該商品を紛
失し、該商品を拾得した拾得者が該商品を前記商品入力
部に入力した場合、前記商品入力部から入力された商品
のＩＤ情報を前記ＩＤ読みだし部が読みだし、このＩＤ
情報から該商品を購入した購入者の携帯端末番号を前記
制御部が読みだし、該携帯端末番号を有する携帯端末に
対して前記公衆網および任意の前記無線基地局を介して
商品を拾得した旨の音声メッセージを送信し、前記音声
メッセージを前記携帯端末の前記端末無線部、前記端末
制御部を介して前記音声出力部へ出力する事を特徴とす
る無線自動販売機システム。 - 【請求項５】前記自動販売機において前記表示部、前記
音声合成部、前記スピーカーのどちらか一方を備え、商
品購入時のメッセージ出力を行う請求項４記載の無線自
動販売機システム。 - 【請求項６】前記携帯端末は前記端末表示部を備えず、
商品購入の際に前記自動販売機の前記表示部に表示され
る商品リストから判断して商品の購入を行うことを特徴
とする請求項４記載の無線自動販売機システム。 - 【請求項７】前記自動販売機において前記商品入力部、
前記ＩＤ読みだし部を分離し、さらに新たな制御部、通
信部を加え、独立のＩＤ読みだし端末としてシステムを
構成する事を特徴とする請求項４記載の無線自動販売機
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30073992A JPH06152773A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 無線自動販売機システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30073992A JPH06152773A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 無線自動販売機システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06152773A true JPH06152773A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=17888524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30073992A Pending JPH06152773A (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | 無線自動販売機システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06152773A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0877455A (ja) * | 1994-09-06 | 1996-03-22 | Fujitsu Ltd | 情報パッケージの発注方法及びそれを実現するための情報出力端末と情報販売機 |
| WO1996017316A1 (fr) * | 1994-12-02 | 1996-06-06 | Hitachi, Ltd. | Systeme permettant de retrouver de la monnaie electronique |
| JPH08204726A (ja) * | 1995-01-31 | 1996-08-09 | Nec Corp | 通信表示システム |
| US6308111B1 (en) | 1997-12-05 | 2001-10-23 | Nec Corporation | Information collecting system |
| WO2001082152A1 (fr) * | 2000-04-20 | 2001-11-01 | Takashi Fujimoto | Procede permettant de regler un montant d'achat |
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-
1992
- 1992-11-11 JP JP30073992A patent/JPH06152773A/ja active Pending
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