JP7330533B2 - 商品販売データ処理装置、商品販売方法、プログラム - Google Patents
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Description
ROM22は、読み出し専用メモリであり、例えば、プログラムをはじめとしてCPU21が利用する種々の情報を記憶する。
RAM23は、読み出し書き込みメモリであり、例えば、ROM22から読み出した情報、通信部29を介して取得した情報、CPU21によって生成された情報等、種々の情報を記憶する。
表示部26は、客に各種情報を表示するとともに、タッチパネルも備え、操作部としての機能を有する。
音声出力部27は、音声を出力する。例えば、音声出力部27は、音声ガイダンス等を出力する。
通信部29は、無線(例えば、無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)等)、又は、有線によって、他の装置との間で情報を送受信する。例えば、他の装置から商品ファイル(後述)を受信する。
図5を参照し、基本的な画面(画面GM1~画面GM6)、及び、基本的な画面における基本的な画面遷移(画面GM1→画面GM2→画面GM3→画面GM4→画面GM5→画面GM6(→画面GM1))について説明する。
計量装置20は、初期状態(客待ち状態)であるときには、画面GM1を表示する。画面GM1には、数値表示領域HR1が設けられ、メッセージMS11及び画像GA31が表示され、確認ボタンBT40が配置されている。画面GM1の下部の「載置:無」は、当該画面(画面GM1)の表示中には、載台25aに何も載置されていない旨を示している。
計量装置20は、画面GM1の表示中に、空の容器が載台25aに載置され、確認ボタンBT40が操作された場合、画面GM1に代えて画面GM2を表示する。なお、載台25aに載置された空の容器の重量(計量値)は22gであるものとする。画面GM2の下部の「載置:容器(空)」は、当該画面(画面GM2)の表示中には載台25aに空の容器が載置されている旨を示している。
画面GM2には、数値表示領域HR1が設けられ、メッセージMS12及び画像GA32が表示され、中止(セルフ)ボタンBT41が配置されている。メッセージMS12は、載台25aに載置されている空の容器を取り(おろし)、該空の容器に所望の商品をつめる旨を案内したメッセージである。画像GA32は、載台25aに載置されている空の容器を取る旨を案内した画像である。中止(セルフ)ボタンBT41は、商品の購入を中止する場合に操作するボタンである。
計量装置20は、画面GM2の表示中に、載台25aに載置されている空の容器が取られた場合、画面GM2に代えて画面GM3を表示する。画面GM3の下部の「載置:無」は、当該画面(画面GM3)の表示中には載台25aに何も載置されていない旨を示している。
画面GM3には、数値表示領域HR1が設けられ、メッセージMS13及び画像GA33が表示され、中止(セルフ)ボタンBT41が配置されている。メッセージMS13は、商品を入れた容器を載台25aに載置する旨を案内したメッセージである。画像GA33は、商品を入れた容器を載台25aに載置する旨を案内した画像である。
計量装置20は、画面GM3の表示中に、商品を入れた容器が載台25aに載置された場合(つまり風袋の計量値を超える重量を検出した場合)、画面GM3に代えて画面GM4を表示する。なお、商品を入れた容器の重量(計量値)は626g(つまり、容器に入れられた商品の重量(計量値)は604g)であるものとする。画面GM4の下部の「載置:容器(商品)」は、当該画面(画面GM4)の表示中には載台25aに商品を入れた容器が載置されている旨を示している。
画面GM4には、数値表示領域HR1と商品ボタン表示領域HR2とが設けられ、メッセージMS14が表示され、中止(店員呼出)ボタンBT42が配置されている。メッセージMS14は、購入する商品(容器に入れられた商品)を選択する旨を案内したメッセージである。商品ボタン表示領域HR2には、陳列容器(陳列容器100、200、300、310)に収納(陳列)されている夫々の商品の商品ボタンが表示されている。なお、「次」ボタンは、商品ボタン表示領域HR2に表示する商品ボタンを切り替えるためのボタンである。なお、夫々の商品ボタンには、価格(重量単価等)を表示してもよい。
計量装置20は、画面GM4の表示中に、商品が選択された場合(何れかの商品ボタンが操作された場合)、画面GM4に代えて画面GM5を表示する。なお、ハンドソープが選択されたものとする。画面GM5の下部の「載置:容器(商品)」は、当該画面(画面GM5)の表示中には載台25aに商品を入れた容器が載置されている旨を示している。
画面GM5には、数値表示領域HR1が設けられ、メッセージMS15及び画像GA35が表示され、中止(店員呼出)ボタンBT42、プリントボタンBT43及び戻るボタンBT44が配置されている。画像GA35は、画面GM4の商品ボタン表示領域HR2において選択された商品(ハンドソープ)を示した画像である。メッセージMS15は、商品を確認し、問題がなければ(商品ボタン表示領域HR2において選択した商品が画像GA35によって示されているか否かを確認し、画像GA35によって示されている場合には)、プリントボタンBT43を操作する旨を案内したメッセージである。プリントボタンBT43は、商品ラベルを印刷、発行する場合に操作するボタンである。戻るボタンBT44は、戻ってやり直す場合に操作するボタンである。
計量装置20は、画面GM5の表示中に、プリントボタンBT43が操作された場合、画面GM5に代えて画面GM6を表示する。画面GM6の下部の「載置:容器(商品)」は、当該画面(画面GM6)の表示中には載台25aに商品を入れた容器が載置されている旨を示している。
画面GM6には、数値表示領域HR1が設けられ、メッセージMS16及び画像GA36が表示されている。メッセージMS16は、商品を入れた容器にラベルを貼付する旨及びレジにて精算する旨を案内したメッセージである。画像GA36は、商品を入れた容器にラベルを貼付する旨を案内した画像である。
計量装置20は、画面GM6の表示中に、載台25aに載置されている商品を入れた容器が取られた場合(つまり、計量値がゼロ(又は略ゼロ)になった場合。容器が取られた他の場合についても同様)、画面GM6に代えて画面GM1を表示する。つまり、計量装置20は、当該取引(ハンドソープ(604g)を購入する取引)が完了したため、次取引のために画面GM1を表示する。
続いて、基本的な画面(画面GM1~画面GM6)における他の画面遷移(画面GM3→画面GM2、画面GM4→画面GM3等)について説明する。
計量装置20は、画面GM3の表示中に、空の容器が載台25aに載置された場合(つまり風袋の計量値と同一の重量を検出した場合)、画面GM3に代えて画面GM2を表示する。より詳細には、計量装置20は、中止(セルフ)ボタンBT41を配置した画面GM3の表示中に、空の容器が載台25aに載置された場合には、中止(セルフ)ボタンBT41を配置した画面GM3に代えて中止(セルフ)ボタンBT41を配置した画面GM2を表示する。また、計量装置20は、中止(店員呼出)ボタンBT42を配置した画面GM3の表示中に、空の容器が載台25aに載置された場合には、中止(店員呼出)ボタンBT42を配置した画面GM3に代えて中止(店員呼出)ボタンBT42を配置した画面GM2を表示する。
計量装置20は、画面GM4の表示中に、載台25aに載置されている商品を入れた容器が取られた場合、画面GM4に代えて画面GM3を表示する。より詳細には、計量装置20は、画面GM4の表示中に、載台25aに載置されている商品を入れた容器が取られた場合、中止(店員呼出)ボタンBT42を配置した画面GM3を表示する。
計量装置20は、画面GM5の表示中に、載台25aに載置されている商品を入れた容器が取られた場合、画面GM5に代えて画面GM3を表示する。より詳細には、計量装置20は、画面GM5の表示中に、載台25aに載置されている商品を入れた容器が取られた場合、中止(店員呼出)ボタンBT42を配置した画面GM3を表示する。
計量装置20は、画面GM5の表示中に、戻るボタンBT44が操作された場合、画面GM5に代えて画面GM4を表示する。
続いて、図5~図7を参照し、他の画面(画面GM7~画面GM11)、及び、他の画面遷移(画面GM2→画面GM7、画面GM7→画面GM2等)について説明する。
計量装置20は、中止(セルフ)ボタンBT41を配置した画面GM2の表示中に、中止(セルフ)ボタンBT41が操作された場合、中止(セルフ)ボタンBT41を配置した画面GM2に代えて画面GM7を表示する。画面GM7の下部の「載置:容器(空)」は、当該画面(画面GM7)の表示中には載台25aに空の容器が載置されている旨を示している。
画面GM7には、数値表示領域HR1が設けられ、メッセージMS17及び画像GA32が表示され、確認ボタンBT40及び戻るボタンBT44が配置されている。メッセージMS17は、載台25aに載置されている空の容器を取り(おろし)、確認ボタンBT40を操作する旨を案内したメッセージである。画像GA32は、載台25aに載置されている空の容器を取る旨(おろす旨)を案内した画像である。なお、確認ボタンBT40は、載台25aに何かが載置されているときには操作できないようにしてもよい(つまり、画面GM7では確認ボタンBT40が操作できないようにしてもよい)。
計量装置20は、画面GM7の表示中に、戻るボタンBT44が操作された場合、画面GM7に代えて中止(セルフ)ボタンBT41を配置した画面GM2を表示する。
計量装置20は、中止(セルフ)ボタンBT41を配置した画面GM3の表示中に、中止(セルフ)ボタンBT41が操作された場合、中止(セルフ)ボタンBT41を配置した画面GM3に代えて画面GM8を表示する。画面GM8の下部の「載置:無」は、当該画面(画面GM8)の表示中には載台25aに何も載置されていない旨を示している。
画面GM8には、数値表示領域HR1が設けられ、メッセージMS18が表示され、確認ボタンBT40及び戻るボタンBT44が配置されている。メッセージMS18は、確認ボタンBT40を操作する旨を案内したメッセージである。
計量装置20は、画面GM8の表示中に、戻るボタンBT44が操作された場合、画面GM8に代えて中止(セルフ)ボタンBT41を配置した画面GM3を表示する。なお、中止(セルフ)ボタンBT41を配置した画面GM3→画面GM8と遷移した場合に加え、中止(セルフ)ボタンBT41を配置した画面GM2→画面GM7→画面GM8と遷移した場合にも、画面GM8の表示中に戻るボタンBT44が操作された場合には、中止(セルフ)ボタンBT41を配置した画面GM3に遷移する。
計量装置20は、画面GM7の表示中に、載台25aに載置されている空の容器が取られた場合、画面GM7に代えて画面GM8を表示する。
計量装置20は、画面GM8の表示中に、空の容器が載台25aに載置された場合、画面GM8に代えて画面GM7を表示する。
計量装置20は、画面GM8の表示中に、確認ボタンBT40が操作された場合、画面GM8に代えて画面GM1を表示する。つまり、容器に商品が入れられていないため、計量装置20は、当該取引を中止し、次取引のために画面GM1を表示する。
計量装置20は、画面GM4の表示中に、中止(店員呼出)ボタンBT42が操作された場合、画面GM4に代えて画面GM9を表示する。画面GM9の下部の「載置:容器(商品)」は、当該画面(画面GM9)の表示中には載台25aに商品を入れた容器が載置されている旨を示している。
画面GM9には、数値表示領域HR1が設けられ、メッセージMS19が表示され、店員呼出ボタンBT45及び戻るボタンBT44が配置されている。メッセージMS19(画面GM10のメッセージMS20、画面GM11のメッセージMS21も同様)は、容器に商品が入れられたため、店員呼出ボタンBT45を操作する旨を案内したメッセージである。
計量装置20は、画面GM9の表示中に、戻るボタンBT44が操作された場合、画面GM9に代えて画面GM4を表示する。
計量装置20は、画面GM5の表示中に、中止(店員呼出)ボタンBT42が操作された場合、画面GM5に代えて画面GM10を表示する。画面GM10の下部の「載置:容器(商品)」は、当該画面(画面GM10)の表示中には載台25aに商品を入れた容器が載置されている旨を示している。
画面GM10には、数値表示領域HR1が設けられ、メッセージMS20が表示され、店員呼出ボタンBT45及び戻るボタンBT44が配置されている。
計量装置20は、画面GM10の表示中に、戻るボタンBT44が操作された場合、画面GM10に代えて画面GM5を表示する。
計量装置20は、画面GM9の表示中に、載台25aに載置されている商品を入れた容器が取られた場合、画面GM9に代えて画面GM11を表示する。また、計量装置20は、画面GM10の表示中に、載台25aに載置されている商品を入れた容器が取られた場合、画面GM10に代えて画面GM11を表示する。画面GM11の下部の「載置:無」は、当該画面(画面GM11)の表示中には載台25aに何も載置されていない旨を示している。
画面GM11には、数値表示領域HR1が設けられ、メッセージMS21が表示され、店員呼出ボタンBT45及び戻るボタンBT44が配置されている。
計量装置20は、画面GM11の表示中に、戻るボタンBT44が操作された場合、画面GM11に代えて中止(店員呼出)ボタンBT42を配置した画面GM3を表示する。つまり、画面GM9→画面GM11と遷移した場合も、画面GM10→画面GM11と遷移した場合にも、画面GM11の表示中に戻るボタンBT44が操作された場合には、中止(店員呼出)ボタンBT42を配置した画面GM3に遷移する。
計量装置20は、中止(店員呼出)ボタンBT42を配置した画面GM2の表示中に、中止(店員呼出)ボタンBT42が操作された場合、中止(店員呼出)ボタンBT42を配置した画面GM2に代えて画面GM12(非図示)を表示する。画面GM12の表示中には載台25aに空の容器が載置されている。
画面GM12には、数値表示領域HR1が設けられ、メッセージMS22(メッセージMS19と同様のメッセージ)が表示され、店員呼出ボタンBT45及び戻るボタンBT44が配置されている。
計量装置20は、中止(店員呼出)ボタンBT42を配置した画面GM3の表示中に、中止(店員呼出)ボタンBT42が操作された場合、中止(店員呼出)ボタンBT42を配置した画面GM3に代えて画面GM13(非図示)を表示する。画面GM13の表示中には載台25aに何も載置されていない。
画面GM13には、数値表示領域HR1が設けられ、メッセージMS23(メッセージMS19と同様のメッセージ)が表示され、店員呼出ボタンBT45及び戻るボタンBT44が配置されている。
続いて、図4の各情報(図4(A)の現在計量値、図4(B)の風袋計量値、図4(C)の商品計量値、図4(D)の商品最大計量値、図4(E)の進行状態情報、図4(F)の商品選択情報)の内容(値、情報)、及び、数値表示領域HR1の表示について説明する。なお、一例として、図5に示した画面GM1~画面GM6の表示中における図4の各情報の内容、画面GM1~画面GM6における数値表示領域HR1の表示について説明する。
画面GM1の表示中において、計量装置20が記憶する、図4の各情報の内容は、以下の通りである。なお、各情報の更新については後述する。
図4(A)の現在計量値:0(g)
図4(B)の風袋計量値:0(g)
図4(C)の商品計量値:0(g)
図4(D)の商品最大計量値:0(g)
図4(E)の進行状態情報:「GMNo1(画面GM1の画面番号)」
図4(F)の商品選択情報:「-(商品未選択)」
計量装置20は、画面GM1では(つまり、進行状態情報として「GMNo1」を記憶しているときには)、図5に示すように、表示領域HR1a~表示領域HR1dの夫々に「0」を表示する。
画面GM2の表示中において、計量装置20が記憶する、図4の各情報の内容は、以下の通りである。なお、載台25aに載置された空の容器の重量(計量値)は22gであるものとする。
図4(A)の現在計量値:22(g)
図4(B)の風袋計量値:22(g)
図4(C)の商品計量値:0(g)
図4(D)の商品最大計量値:0(g)
図4(E)の進行状態情報:GMNo2(画面GM2の画面番号)
図4(F)の商品選択情報:-(商品未選択)
計量装置20は、画面GM2では(つまり、進行状態情報として「GMNo2」を記憶しているときには)、図5に示すように、表示領域HR1aに風袋計量値「22(g)」を表示し、表示領域HR1b~表示領域HR1dの夫々に「0」を表示する。
画面GM3の表示中において、計量装置20が記憶する、図4の各情報の内容は、以下の通りである。
図4(A)の現在計量値:0(g)
図4(B)の風袋計量値:22(g)
図4(C)の商品計量値:0(g)
図4(D)の商品最大計量値:0(g)
図4(E)の進行状態情報:GMNo3(画面GM3の画面番号)
図4(F)の商品選択情報:-(商品未選択)
計量装置20は、画面GM3では(つまり、進行状態情報として「GMNo3」を記憶しているときには)、図5に示すように、表示領域HR1aに風袋計量値「22(g)」を表示し、表示領域HR1bに風袋計量値「22(g)」をマイナスで表示し、表示領域HR1c及び表示領域HR1dの夫々に「0」を表示する。
画面GM4の表示中において、計量装置20が記憶する、図4の各情報の内容は、以下の通りである。なお、商品を入れた容器の重量(計量値)は626g(つまり、容器に入れられた商品の重量(計量値)は604g)であるものとする。
図4(A)の現在計量値:626(g)
図4(B)の風袋計量値:22(g)
図4(C)の商品計量値:604(g)
図4(D)の商品最大計量値:604(g)
図4(E)の進行状態情報:GMNo4(画面GM4の画面番号)
図4(F)の商品選択情報:-(商品未選択)
計量装置20は、画面GM4では(つまり、進行状態情報として「GMNo4」を記憶しているときには)、図5に示すように、表示領域HR1aに風袋計量値「22(g)」を表示し、表示領域HR1bに商品計量値「604(g)」を表示し、表示領域HR1c及び表示領域HR1dの夫々に「0」を表示する。
画面GM5の表示中において、計量装置20が記憶する、図4の各情報の内容は、以下の通りである。なお、ハンドソープが選択されたものとする。
図4(A)の現在計量値:626(g)
図4(B)の風袋計量値:22(g)
図4(C)の商品計量値:604(g)
図4(D)の商品最大計量値:604(g)
図4(E)の進行状態情報:GMNo5(画面GM5の画面番号)
図4(F)の商品選択情報:S001(ハンドソープの商品コード)
計量装置20は、画面GM5では(つまり、進行状態情報として「GMNo5」を記憶しているときには)、図5に示すように、表示領域HR1aに風袋計量値「22(g)」を表示し、表示領域HR1bに商品計量値「604(g)」を表示し、表示領域HR1cに当該商品(商品コード「S001」の「ハンドソープ」)の重量単価「80(円/100g)」を表示し、表示領域HR1dに商品計量値「604(g)」と重量単価「80(円/100g)」とから算出した「483(円)」を表示する。
画面GM6の表示中において、計量装置20が記憶する、図4の各情報の内容は、以下の通りである。
図4(A)の現在計量値:626(g)
図4(B)の風袋計量値:22(g)
図4(C)の商品計量値:604(g)
図4(D)の商品最大計量値:604(g)
図4(E)の進行状態情報:GMNo6(画面GM6の画面番号)
図4(F)の商品選択情報:S001(ハンドソープの商品コード)
計量装置20は、画面GM6では(つまり、進行状態情報として「GMNo6」を記憶しているときには)、図5に示すように、表示領域HR1aに風袋計量値「22(g)」を表示し、表示領域HR1bに商品計量値「604(g)」を表示し、表示領域HR1c及び表示領域HR1dの夫々に「0」を表示する。なお、計量装置20は、画面GM6において画面GM5と同様、表示領域HR1cに重量単価「80(円/100g)」を表示し、表示領域HR1dに「483(円)」を表示してもよい。
計量装置20は、画面GM1→画面GM2の遷移時(画面GM1の表示中に計量値「22(g)」を得た場合)には、以下の情報を以下のように更新する。
図4(A)の現在計量値:0(g)→22(g)に更新
図4(B)の風袋計量値:0(g)→22(g)に更新
図4(E)の進行状態情報:GMNo1→GMNo2に更新
計量装置20は、画面GM2→画面GM3の遷移時(画面GM2の表示中に載台25aに載置されている空の容器が取られた場合)には、以下の情報を以下のように更新する。つまり、画面GM2の表示中において記憶していた風袋計量値「22(g)」は、容器(空の容器)が取られ、画面GM3に移行しても維持される。
図4(A)の現在計量値:22(g)→0(g)に更新
図4(E)の進行状態情報:GMNo2→GMNo3に更新
計量装置20は、画面GM3→画面GM2の遷移時(画面GM3の表示中に空の容器が載台25aに載置された場合)には、以下の情報を以下のように更新する。
図4(A)の現在計量値:0(g)→22(g)に更新
図4(E)の進行状態情報:GMNo3→GMNo2に更新
計量装置20は、画面GM3→画面GM4の遷移時(画面GM3の表示中に商品を入れた容器が載台25aに載置された場合)には、以下の情報を以下のように更新する。なお、「604(g)」は、現在計量値「626(g)」から風袋計量値「22(g)」を減算した値である。
図4(A)の現在計量値:0(g)→626(g)に更新
図4(C)の商品計量値:0(g)→604(g)に更新
図4(D)の商品最大計量値:0(g)→604(g)に更新
図4(E)の進行状態情報:GMNo3→GMNo4に更新
計量装置20は、画面GM4→画面GM3の遷移時(画面GM4の表示中に載台25aに載置されている商品を入れた容器が取られた場合)には、以下の情報を以下のように更新する。つまり、画面GM4の表示中において記憶していた風袋計量値「22(g)」は、容器(商品を入れた容器)が取られ、画面GM3に移行しても維持される。また、画面GM4の表示中において記憶していた商品最大計量値「604(g)」は、容器(商品を入れた容器)が取られ、画面GM3に移行しても維持される。
図4(A)の現在計量値:626(g)→0(g)に更新
図4(C)の商品計量値:604(g)→0(g)に更新
図4(E)の進行状態情報:GMNo4→GMNo3に更新
計量装置20は、画面GM4→画面GM5の遷移時(画面GM4の表示中にハンドソープが選択された場合)には、以下の情報を以下のように更新する。
図4(E)の進行状態情報:GMNo4→GMNo5に更新
図4(F)の商品選択情報:「-」→「S001」
計量装置20は、画面GM5→画面GM4の遷移時(画面GM5の表示中に戻るボタンBT44が操作された場合)には、以下の情報を以下のように更新する。
図4(E)の進行状態情報:GMNo5→GMNo4に更新
図4(F)の商品選択情報:「S001」→「-」
計量装置20は、画面GM5→画面GM3の遷移時(画面GM5の表示中に載台25aに載置されている商品を入れた容器が取られた場合)には、以下の情報を以下のように更新する。つまり、画面GM5の表示中において記憶していた風袋計量値「22(g)」は、容器(商品を入れた容器)が取られ、画面GM3に移行しても維持される。また、画面GM5の表示中において記憶していた商品最大計量値「604(g)」は、容器(商品を入れた容器)が取られ、画面GM3に移行しても維持される。
図4(A)の現在計量値:626(g)→0(g)に更新
図4(C)の商品計量値:604(g)→0(g)に更新
図4(E)の進行状態情報:GMNo5→GMNo3に更新
図4(F)の商品選択情報:「S001」→「-」
計量装置20は、画面GM5→画面GM6の遷移時(画面GM5の表示中にプリントボタンBT43が操作された場合)には、以下の情報を以下のように更新する。
図4(E)の進行状態情報:GMNo5→GMNo6に更新
計量装置20は、画面GM6→画面GM1の遷移時(載台25aに載置されている商品を入れた容器が取られた場合)には、以下の情報を以下のように更新する。つまり、風袋計量値「22(g)」や商品最大計量値「604(g)」も含め、画面GM6の表示中において記憶していた情報は消去される。
図4(A)の現在計量値:626(g)→0(g)に更新
図4(B)の風袋計量値:22(g)→0(g)に更新
図4(C)の商品計量値:604(g)→0(g)に更新
図4(D)の商品最大計量値:604(g)→0(g)に更新
図4(E)の進行状態情報:「GMNo6」→「GMNo1」に更新
図4(F)の商品選択情報:「S001」→「-」
計量装置20は、当該取引として商品を入れた容器が載台25aに一旦載置された後(一旦画面GM4を表示した後)に画面GM3を表示する場合、中止(セルフ)ボタンBT41に代えて中止(店員呼出)ボタンBT42を配置した画面GM3(非図示)を表示すると説明した。一方、上述したように、商品を入れた容器が載台25aに載置された場合、取引が完了する迄(画面GM6→画面GM1となる迄)、商品最大計量値はゼロにはならない。従って、計量装置20は、例えば、画面GM3を表示するときは(進行状態情報として「GMNo3」を記憶しているときは)、商品最大計量値を参照し、中止(セルフ)ボタンBT41を配置した画面GM3を表示するか、中止(店員呼出)ボタンBT42を配置した画面GM3を表示するかを判断してもよい。すなわち、計量装置20は、商品最大計量値が「0(g)」であれば、中止(セルフ)ボタンBT41を配置した画面GM3を表示し、商品最大計量値が「0(g)」でなければ、中止(店員呼出)ボタンBT42を配置した画面GM3を表示してもよい。画面GM2における中止(店員呼出)ボタンBT42の表示についても同様である。
例えば画面GM4(又は画面GM5)→画面GM3と遷移した後に、客が容器内に商品を追加し、商品追加後の容器を載台25aに載置した場合、計量装置20は、当該載置による画面GM3→画面GM4の遷移時に、以下の情報を以下のように更新する。なお、商品追加後の容器の重量は726g(つまり容器に入れられた商品の重量は100g増加し704g)であるものとする。
図4(A)の現在計量値:0(g)→726(g)に更新
図4(C)の商品計量値:0(g)→704(g)に更新
図4(D)の商品最大計量値:604(g)→704(g)に更新
図4(E)の進行状態情報:GMNo3→GMNo4に更新
つまり、容器内の商品が増えた場合には、商品最大計量値は増加後の値に更新される。
例えば画面GM4(又は画面GM5)→画面GM3と遷移した後に、客が容器内の商品の一部を取り除き、商品の一部を取り除いた容器を載台25aに載置した場合、計量装置20は、当該載置による画面GM3→画面GM4の遷移時に、商品計量値が、商品最大計量値未満であると認識する。例えば、商品の一部を取り除いた後の容器の重量が526g(つまり、容器に入れられた商品の重量は100g減少し504g)であった場合、計量装置20は、商品計量値「504(g)」が商品最大計量値「604(g)」未満であると認識する。この場合、計量装置20は、店員を呼び出すとともに、店員呼出中である旨を表示する画面(非図示)を表示してもよい。
例えば画面GM4(又は画面GM5)→画面GM3と遷移した後に、客が容器内の商品の全部を取り除き、商品の全部を取り除いた空の容器を載台25aに載置した場合、計量装置20は、当該載置による画面GM3→画面GM2の遷移時に、商品最大計量値としてゼロ以外の値が記憶されている旨を認識する。容器に商品を一度も入れていない場合には商品最大計量値はゼロであるが、容器に商品を一度でも入れた場合には商品最大計量値はゼロではないため、計量装置20は、店員を呼び出すとともに、店員呼出中である旨を表示する画面(非図示)を表示してもよい。
空の容器を計量し載台25aから当該空の容器が取られた後に(画面GM2→画面GM3と遷移し、画面GM3を表示しているときに)、客が計量済の容器とは異なる別の容器(計量済の容器よりも軽い容器)を載台25aに載置した場合、計量装置20は、現在計量値が、風袋計量値未満であると認識する。例えば、当初計量した容器が22gであり、別の容器が10gであった場合、計量装置20は、現在計量値「10(g)」が風袋計量値「22(g)」未満であると認識する。この場合、計量装置20は、店員を呼び出すとともに、店員呼出中である旨を表示する画面(非図示)を表示してもよい。なお、商品を入れた別の容器の重量が風袋計量値未満であった場合(例えば、10gの別の容器に10g分の商品を入れた場合)にも、計量装置20は、現在計量値「20(g)」が風袋計量値「22(g)」未満であると認識するため、この場合にも、店員を呼び出すとともに、店員呼出中である旨を表示する画面(非図示)を表示してもよい。
例えば、画面GM3と画面GM4の内容を兼ね備える共通の画面(画面GMaと称する)を用意し、画面GM1→画面GM2→画面GMa→画面GM5→画面GM6(→画面GM1)と遷移(遷移aと称する)させてもよい。遷移aの画面GMaは、例えば、以下のような画面であってもよい。画面GMaの数値表示領域HR1には、画面GM3の数値表示領域HR1と同一の内容を表示する。画面GMaのメッセージは、画面GM3及び画面GM4の各メッセージ(メッセージMS13、MS14)の内容を包含(又は抜粋)したメッセージである。画面GMaの画像は、画面GM3の画像GA33の内容を包含(又は抜粋)した画像である。画面GMaには、画面GM4と同様の商品ボタン表示領域HR2を設ける。画面GMaには、中止(セルフ)ボタンBT41を配置(当該取引として商品を入れた容器が載台25aに一旦載置された後に画面GMaを表示する場合には中止(店員呼出)ボタンBT42を配置)する。遷移aでは、空の容器の重量である風袋重量が計量され、続いて、空の容器が取られた場合(計量値がゼロ(又は略ゼロ)となった場合)に、商品を選択可能な画面(画面GMa)を表示する。
また、画面GM2~画面GM4の内容を兼ね備える共通の画面(画面GMbと称する)を用意し、画面GM1→画面GMb→画面GM5→画面GM6(→画面GM1)と遷移(遷移bと称する)させてもよい。遷移bの画面GMbは、例えば、以下のような画面であってもよい。画面GMbの数値表示領域HR1には、画面GM2の数値表示領域HR1と同一の内容を表示する。画面GMbのメッセージは、画面GM2~画面GM4の各メッセージ(メッセージMS12~MS14)の内容を包含(又は抜粋)したメッセージである。画面GMbの画像は、画面GM2及び画面GM3の各画像(画像GA32、GA33)の内容を包含(又は抜粋)した画像である。画面GMbには、画面GM4と同様の商品ボタン表示領域HR2を設ける。画面GMbには、中止(セルフ)ボタンBT41を配置(当該取引として商品を入れた容器が載台25aに一旦載置された後に画面GMbを表示する場合には中止(店員呼出)ボタンBT42を配置)する。遷移bでは、空の容器の重量である風袋重量が計量された場合に、直ちに商品を選択可能な画面(画面GMb)を表示する。
(画面GMcによる遷移c)
例えば、夫々の店舗容器ボタンを配置した画面(画面GMc)を用意し、画面GMc→画面GM3→画面GM4→画面GM5→画面GM6(→画面GMc)と遷移(遷移cと称する)させてもよい。遷移cではなく、画面GM1に夫々の店舗容器ボタンを配置し(例えば、店舗容器と、店舗容器ではない容器(つまり計量を要する容器)を併用する場合)、例えば、画面GM1→(画面GM2)→画面GM3→画面GM4→画面GM5→画面GM6(→画面GM1)と遷移させてもよい。なお、店舗容器の重量が1種類の場合(店舗容器が1種類の場合、又は、複数の店舗容器の重量が何れも同じである場合)についても同様である。但し、店舗容器の重量が1種類の場合、顧客は店舗容器を選択する必要がないため、店舗容器ボタンは他の名称(例えば、取引開始ボタン)であってもよい。つまり、画面GMcや画面GM1には、複数の店舗容器ボタンに代えて1つの取引開始ボタンを配置し、取引開始ボタンが操作された場合には、当該店舗容器の風袋重量を風袋計量値(図4(B))として記憶(登録)し、同様に画面を遷移させてもよい。
(画面GMdによる遷移d)
例えば、ICタグ等の読み取りを案内する画面(画面GMd)を用意し、画面GMd→画面GM3→画面GM4→画面GM5→画面GM6(→画面GMd)と遷移(遷移dと称する)させてもよい。遷移dではなく、画面GM1においてICタグ等の読み取りを案内し(例えば、ICタグ等が貼付されている容器と、ICタグ等が貼付されていない容器(つまり計量を要する容器)を併用する場合)、例えば、画面GM1→(画面GM2)→画面GM3→画面GM4→画面GM5→画面GM6(→画面GM1)と遷移させてもよい。
[技術分野]
本発明は、商品販売データ処理装置、商品販売方法、プログラムに関する。
[背景技術]
例えば、計量して商品を販売するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2013-108817号公報
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、計量販売には改善の余地があった。本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、計量販売を改善する技術を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
(1)上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、顧客の操作により商品を計量して登録(例えば、風袋計量値として記憶)する商品販売データ処理装置(例えば、計量装置20)であって、重量を計量する計量手段(例えば、計量部25)と、操作可能な画面を表示する表示手段(例えば、表示部26)とを備え、前記表示手段は、容器の重量である風袋重量が登録された後(例えば、計量手段による容器の計量後、容器(店舗容器)の選択後、ICタグ等の読取後)に、商品を選択可能な画面(例えば、画面GM4、画面GMa、画面GMb)を表示(例えば、画面GM1→画面GM2→画面GM3→画面GM4というように画面GM1よりも後に画面GM4を表示、画面GM1→画面GM2→画面GMaというように画面GM1よりも後に画面GMaを表示、画面GM1→画面GMbというように画面GM1の直後に画面GMbを表示)することを特徴とする商品販売データ処理装置である。
上記(1)によれば、計量販売が改善される。例えば、風袋重量をきちんと認識させた後に商品を選択させることができる。
上記(2)によれば、計量販売が改善される。例えば、風袋重量の認識後、商品を入れる動作(一旦容器をおろす動作)や商品を入れた動作(載せたままの容器に商品を入れた動作)を契機に商品を選択させることができる。
上記(3)によれば、計量販売が改善される。例えば、商品が入れられた容器が載置されている場合に商品を選択させることができる。
上記(4)によれば、計量販売が改善される。例えば、商品の置忘れがある場合、次の処理が開始を好適に制限することができる。また、商品の置忘れの防止になる。
上記(5)によれば、計量販売が改善される。
上記(6)によれば、計量販売が改善される。
Claims (5)
- 顧客の操作により商品を計量して登録する商品販売データ処理装置であって、
重量を計量する計量手段と、
操作可能な画面を表示する表示手段と
を備え、
前記表示手段は、
容器の重量である風袋重量の登録後、前記計量手段による計量値が変動した後に、商品を選択可能な画面を表示することを特徴とする商品販売データ処理装置。 - 前記表示手段は、
前記風袋重量の登録後に前記計量手段による前記風袋重量よりも大きい重量を計量したことに基づいて、商品を選択可能な画面を表示することを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理装置。 - 少なくとも商品の販売価格を印刷した媒体を発行する発行手段
を備え、
前記表示手段は、
登録された前記風袋重量を表示し、
前記発行手段による前記媒体の発行が完了し、かつ、前記計量手段から商品が取られた場合に、前記風袋重量を消去することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の商品販売データ処理装置。 - 顧客の操作により商品を計量して登録する商品販売データ処理装置における商品販売方法であって、
重量を計量する計量ステップと、
操作可能な画面を表示する表示ステップと
を含み、
前記表示ステップは、
容器の重量である風袋重量の登録後、前記計量ステップによる計量値が変動した後に、商品を選択可能な画面を表示することを特徴とする商品販売方法。 - 顧客の操作により商品を計量して登録する商品販売データ処理装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
重量を計量する計量手段、
操作可能な画面を表示する表示手段
として機能させ、
前記表示手段は、
容器の重量である風袋重量の登録後、前記計量手段による計量値が変動した後に、商品を選択可能な画面を表示することを特徴とするプログラム。
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