JP4954655B2 - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子マネーによる商品販売取引の決済を処理可能としたPOS(Point Of Sales)端末等の商品販売データ処理装置に関する。
POS端末等の商品販売データ処理装置は、一般に、キャッシャ等のオペレータに対するディスプレイとは別に買物客に対するディスプレイ、いわゆる客用ディスプレイを備えている。客用ディスプレイは、買物客に対して販売商品の価格や商取引の合計金額,釣銭額等を提示する手段として大変有用である。
また従来、客用ディスプレイに新製品の宣伝画像や販売商品に関係する宣伝画像を表示させることによって、販売の促進を図るようにした商品販売データ処理装置もあった(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2000−315282号公報 特開平08-147562号公報
ところで最近、電子マネーを用いて商品販売取引の決済をキャッシュレスで行う電子マネー決済方式が提案され、複数のサービス事業者が参入している。そして、各サービス事業者によってそれぞれそのサービスのみに適用される電子マネーのデータを記憶保持する電子マネー媒体として、無線ICカードを利用した電子マネーカードや電子マネー対応型携帯電話等が普及している。
一方、電子マネー決済方式に対応できるPOS端末も既に実用化されている。この種のPOS端末には、電子マネー媒体から電子マネーデータを取得する手段として、無線ICカードや携帯電話等の無線通信端末と接触または非接触で通信を行うことができるインターフェイス(以下、電子マネーインターフェイスと称する)が設けられている。そして、この電子マネーインターフェイスの媒体かざし部に電子マネー利用者が無線ICカードや携帯電話等の無線通信端末からなる電子マネー媒体をかざすことによって、当該電子マネー媒体に記憶保持されている電子マネーデータがPOS端末に入力され、この電子マネーデータに基づいて当該利用者との商品販売取引が決済される。
このように、電子マネー利用者は、決済の際に電子マネーインターフェイスの媒体かざし部に自己が所有する電子マネー媒体をかざすという操作が必要となる。このため、電子マネー利用者は、電子マネー媒体をかざす際に媒体かざし部の近辺を必ず注視することとなる。一方、媒体かざし部は、POS端末の筐体客面側に設けられている。客面側には、また、客用表示部(客用ディスプレイ)も設けられている。そこで、電子マネー利用者が電子マネー媒体を媒体かざし部とかざす際に客用表示部に宣伝画像を表示させることによって、より大きな宣伝効果が得られるのではないかと考えられていた。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、客用表示部を利用した宣伝行為をより有益なものとすることができる商品販売データ処理装置を提供しようとするものである。
本発明は、キーボード,スキャナ等の入力部を介して販売商品に関するデータが入力されると、その販売商品の販売データを売上処理するとともに、その販売商品に関する所定のデータをオペレータ用表示部及び客用表示部に表示させる商品販売データ処理装置、例えばPOS端末において、電子マネーによる商品販売取引の決済を宣言する電子マネー決済宣言手段と、客用表示器の近傍に設けられた電子マネー媒体のかざし部と、電子マネー決済宣言手段により電子マネーによる商品販売取引の決済が宣言されると、電子マネーに関連する宣伝画像を、電子マネー媒体をかざし部にかざす操作のガイダンスとともに前記客用表示部に表示させる表示制御手段と、客用表示部に宣伝画像をガイダンスとともに表示させた後にかざし部にかざされた電子マネーカード,電子マネー対応型携帯電話等の電子マネー媒体から電子マネーデータを読み取る電子マネーデータ読取手段と、電子マネーデータ読取手段により読取った電子マネーデータに基づいて商品販売取引を決済する電子マネー決済手段とを備えたものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、電子マネーにより商品販売取引の決済を申し出た客が電子マネー媒体を例えば媒体かざし部にかざす際に客用表示部にその電子マネーに関する宣伝画像を自動的に表示させることができ、客用表示部を利用した宣伝行為をより有益なものとすることができる商品販売データ処理装置を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。なお、この実施の形態は、電子マネーによる商品販売取引の決済を処理可能なPOS端末に本発明を適用した場合である。
図1は本発明が適用されたPOS端末を含む電子マネー処理システムの全体構成を示す模式図である。この電子マネー処理システムは、電子マネー決済方式の導入店舗に構築されたPOSシステム1と、電子マネーサービス事業者A,B毎に設けられたホストシステム2A,2Bとからなる。
POSシステム1は、複数台のPOS端末3と、各POS端末3を集中管理するストアコンピュータ4とから構成されている。各POS端末3とストアコンピュータ4とは、LAN(Local Area Network)等の通信回線5で双方向通信自在に接続されている。ストアコンピュータ4は、ISDN(Integrated Services Digital Network)等のネットワーク6に接続されている。ネットワーク6には、各電子マネーサービス事業者のホストシステム2A,2Bが接続されている。
各POS端末3には、無線ICカードや携帯電話等の無線通信端末を用いた電子マネー媒体7と接触または非接触で通信を行うための電子マネーインターフェイス8が備えられている。
電子マネー媒体7には、図2に示すように、種別コード11,電子マネー残高12等の電子マネーデータ10が記憶されている。種別コード11は、電子マネーを提供する電子マネーサービス事業者A,B,…を識別するためのコードであり、固定的に記憶されている。電子マネー残高12は、当該電子マネー媒体7にチャージ(入金)されている電子マネーの価値情報であり、可変的に記憶されている。
なお、1つの電子マネーサービス事業者が提供する電子マネー媒体7には、無線ICカード,携帯電話等の異種の無線通信端末が混在していてもよい。混在している場合、無線ICカードを用いた電子マネー媒体、いわゆる電子マネーカードと、携帯電話を用いた電子マネー媒体、いわゆる電子マネー対応型携帯電話とには、それぞれ共通の種別コードが固定的に記憶されている。すなわち本実施の形態において、電子マネーの種類とは、電子マネー媒体7の機種の種類ではなく、電子マネーサービス事業者の種類である。
図3は顧客側から見たPOS端末3の外観斜視図である。POS端末3の筐体20には、キャッシャ等と称されるオペレータ側にキーボード21、オペレータ用ディスプレイ22、バーコードスキャナ23等が設けられており、その反対側である客面側に客用ディスプレイ24と電子マネーインターフェイス8の媒体かざし部25とが設けられている。
媒体かざし部25は、図示するように、客用ディスプレイ24の近傍、より具体的には客用ディスプレイ24の画面に向かって右側に設けられている。そして、商品販売取引の決済手段として電子マネーが指定され、さらに媒体かざし部25に電子マネー媒体7がかざされると、POS端末3と電子マネー媒体7との間で電子マネーインターフェイス8を介してデータの送受信が行われるようになっている。
図4はPOS端末3の要部構成を示すブロック図である。POS端末3には、制御部本体としてCPU(Central Processing Unit)31が搭載されている。また、このCPU31を制御するプログラム等の固定的データが予め格納されたROM(Read Only Memory)32、入力データ,演算処理データ,設定データ等の可変的データを記憶するための種々のメモリエリアが形成されるRAM(Random Access Memory)33、現在の日付及び時刻を計時する時計部34、通信回線5を通じて行うデータ通信を司る通信インターフェイス35、前記電子マネーインターフェイス8、前記キーボード21の操作キーに対応したキー信号を取り込むキーボードコントローラ36、前記オペレータ用ディスプレイ22に対する画面表示を制御する表示コントローラ37、前記客用ディスプレイ24に対する画面表示を制御する表示コントローラ38、レシート等を印字するプリンタ39の印字動作を制御するプリンタコントローラ40、前記スキャナ23にて読取られたバーコードデータを取り込むスキャナコントローラ41等が設けられており、前記CPU31と、アドレスバス,データバス等のバスライン42を介して接続されている。
前記キーボード21には、図5に示すように、「00」及び「0」〜「9」の置数キー51の他、取消キー52、×キー53、PLUキー54、クリアキー55、小計キー56、預/現計キー57、信計キー58、電子マネーキー59等の各種キーが配設されている。
かかる構成のPOS端末3は、電子マネーによる商品販売取引の決済を宣言する電子マネー決済宣言手段と、電子マネーインターフェイス8の媒体かざし部25にかざされた電子マネー媒体7から電子マネーデータを読み取る電子マネーデータ読取手段と、電子マネー決済宣言手段により電子マネーによる商品販売取引の決済が宣言されると、電子マネーに関連する宣伝画像を客用ディスプレイ24に表示させる表示制御手段と、電子マネーデータ読取手段により読取った電子マネーデータに基づいて商品販売取引を決済する電子マネー決済手段とを備えている。
特に、表示制御手段は、電子マネーに関連する宣伝画像を、電子マネー媒体7を媒体かざし部25にかざす操作のガイダンスとともに表示させるようにしている。
また、電子マネーの種類別にその電子マネーに関連する宣伝画像の画像データを記憶する宣伝画像記憶手段と、電子マネー決済宣言手段により商品販売取引の決済が宣言された電子マネーの種類を識別する電子マネー識別手段と、この電子マネー識別手段により識別された電子マネーの種類に対して宣伝画像記憶手段により記憶されている画像データを読み出す宣伝画像検索手段とをさらに備え、表示制御手段は、宣伝画像検索手段により読み出された画像データに基づく宣伝画像を客用ディスプレイ24に表示させるものとなっている。以下、これらの各手段について具体的に説明する。
各POS端末3のRAM33には、図6に示すように、それぞれ異なるテーブル番号に対応して、電子マネーサービス事業者A,B,…を識別するための前記種別コードと宣伝画像の画像データとを記憶可能な宣伝画像テーブル60が形成されている。前記種別コードと宣伝画像の画像データは、それぞれ当該種別コードで識別される電子マネーサービス事業者A,B,…からストアコンピュータ4にネットワーク6を介して配信され、さらにストアコンピュータ4から各POS端末3の宣伝画像テーブル60に通信回線5を介してダウンロードされる。ここに、宣伝画像テーブル60は宣伝画像記憶手段として機能する。
各POS端末3のCPU31は、電子マネーキー59の操作入力に応じて、図7の流れ図に示す手順の処理を実行するようにプログラム構成されている。すなわちCPU31は、キーボードコントローラ36を介して入力されるキー信号により電子マネーキー59が操作入力されたことを検知するとこの処理を開始する。先ず、ST1として商品登録済であるか否かを判断する。
POS端末3は、キーボード21またはスキャナ23の入力部を介して商品コード,点数等の販売商品に関するデータが入力されることにより、その販売商品の販売点数,販売金額等の商品販売データがRAM33上の所定メモリエリアに売上登録処理されると、商品登録済であることを示す登録フラグをセットする。そしてその後、預/現計キー57,信計キー58または電子マネーキー59等の締めキーの操作入力に応じて商品販売取引の決済処理が行われると、上記登録フラグをリセットするようになっている。
そこでCPU31は、上記登録フラグの状態により商品登録済であるか否かを判断する。ここで、商品登録済でないと判断された場合には(ST1のNO)、電子マネーキー59の誤操作なので、エラー終了とする。
これに対し、商品登録済であると判断された場合には(ST1のYES)、電子マネーによる商品販売取引の決済が宣言されたので、CPU31は、ST2として電子マネーキー59の操作入力直前に置数キー51よる数値入力が行われたか否かを判断する。ここで、数値入力が行われていないと判断された場合には(ST2のNO)、電子マネーの種類を指定することなく電子マネーによる商品販売取引の決済を宣言した誤操作なので、エラー終了とする。
これに対し、数値入力が行われていると判断された場合には(ST2のYES)、電子マネーの種類が指定されたので、CPU31は、ST3としてその数値データで前記宣伝画像テーブル60を検索する。そして、当該数値データをテーブル番号とするエリアに種別コードと画像データとが記憶されているか否かを調べる。その結果、当該エリアにデータが記憶されていない場合には(ST4のNO)、電子マネーの種類を指定する操作の誤操作なので、エラー終了とする。
これに対し、当該エリアに種別コードと画像データとが記憶されていた場合には(ST4のYES)、CPU31は、ST5として宣伝画像テーブル60からその種別コードと画像データとを読み出す。そして、その画像データに基づく宣伝画像を客用ディスプレイ24に表示させる。このとき、電子マネー媒体7を媒体かざし部25にかざす操作のガイダンスも同時に客用ディスプレイ24の同一画面に表示させる。なお、ガイダンスの画像データは予めROM32に記憶されている。
次いで、CPU31は、ST6として電子マネーインターフェイス8を介して電子マネー媒体7に記憶されている電子マネーデータ10を取得するための信号授受動作を一定時間実行する。ここで、電子マネーデータ10の取得に失敗した場合には(ST7のNO)、電子マネーによる商品販売取引の決済が不能なので、エラー終了とする。
これに対し、電子マネーデータ10の取得に成功した場合には(ST7のYES)、CPU31は、ST8として取得した電子マネーデータ10の種別コード11と、宣伝画像テーブル60から読み出した種別コードとが一致するか否かを判断する。ここで、両種別コードが一致しない場合には(ST8のNO)、キー操作によって指定された電子マネーの種類と、実際に使用された電子マネー媒体7に設定されている電子マネーの種類とが一致しないので、エラー終了とする。
これに対し、両種別コードが一致する場合には(ST8のYES)、CPU31は、ST9として電子マネー決済処理を実行する。すなわち、電子マネー媒体7から読み出した電子マネーデータ中の電子マネー残高12から当該商品販売取引の決済額を減算し、その減算結果を新たな電子マネー残高12として電子マネー媒体7に書込む処理を実行する。また、プリンタ39を駆動して買上レシートを印字発行する等の処理も、この電子マネー決済処理に含まれる。なお、ここで、当初の電子マネー残高12が決済額に満たない場合には決済不成立と判断し(ST10のNO)、エラー終了する。
これに対し、当初の電子マネー残高12が決済額以上であり、電子マネーによる商品販売取引の決済が成立した場合には(ST10のYES)、CPU31は、ST11として客用ディスプレイ24からガイダンス及び宣伝画像を消去して、正常終了する。
ここに、電子マネーキー59は電子マネー決済宣言手段として機能する。より詳しくは、電子マネーの種類を識別する種別コードに対応したテーブル番号を指定する置数キー51との組合せ入力によって電子マネーによる商品販売取引の決済を宣言しており、電子マネーの種類毎に異なる操作入力によって商品販売取引の決済を宣言する手段となっている。
また、図7に示した手順の各処理を実行するCPU31は、電子マネー識別手段(ST2〜ST3),宣伝画像検索手段(ST3〜ST5),表示制御手段(ST5),電子マネーデータ読取手段(ST6)及び電子マネー決済手段(ST9)として機能する。
このように構成された本実施の形態のPOS端末3において、電子マネーによる商品販売取引の決済が宣言される前の客用ディスプレイ24の一画面例を図8に示す。同図では、画面に向かって左側に、販売商品の品名,単価,数量等が表示される販売商品明細エリア71と、客に対するメッセージを表示するメッセージエリア72と、税額,合計金額及び預かり金額の取引額明細エリア73とが形成され、右側に、天気予報等のサービス画像の表示エリア74を形成した例である。
このような画面が表示されている状態において、客が電子マネーによる決済を申し出た場合、キャッシャは、当該客が利用する電子マネーの電子マネーサービス事業者を電子マネー媒体7の表示情報等から確認する。そして、当該客が購入する商品の販売データをPOS端末3に入力し、小計キー56を押下した後、置数キー51によって電子マネーの種類に該当したテーブル番号を置数し、電子マネーキー59を押下する。そうすると、POS端末3では、図9または図10に示すように、客用ディスプレイ24のサービス画像表示エリア74に、電子マネー媒体7を媒体かざし部25にかざす操作のガイダンス画像75ととともに、電子マネーに関連する宣伝画像76A,76Bとが表示される。
例えば図9に示す宣伝画像76Aは、電子マネーサービス事業者Aから提供された画像であり、図10に示す宣伝画像76Bは、電子マネーサービス事業者Bから提供された画像である。この場合、宣伝画像テーブル60には、例えばテーブル番号「1」に対応して、電子マネーサービス事業者Aを識別する種別コードとともに宣伝画像76Aに対する画像データが記憶されている。また、テーブル番号「2」に対応して、電子マネーサービス事業者Bを識別する種別コードとともに宣伝画像76Bに対する画像データが記憶されている。そして、キャッシャがテーブル番号「1」を置数して電子マネーキー59を押下すると、客用ディスプレイ24にガイダンス画像75とともに宣伝画像76Aが表示される。また、キャッシャがテーブル番号「2」を置数して電子マネーキー59を押下すると、客用ディスプレイ24にガイダンス画像75とともに宣伝画像76Bが表示される。
このように本実施の形態によれば、電子マネーによる商品販売取引の決済が宣言されると、その電子マネーに関連する宣伝画像76Aまたは76Bが客用ディスプレイ24に表示されるようになっている。電子マネー利用者は、決済の際に電子マネーインターフェイス8の媒体かざし部25に自己が所有する電子マネー媒体7をかざすという操作が必要となり、その際には、媒体かざし部25の近辺を注視する。その近辺には客用ディスプレイ24が設けられており、この客用ディスプレイ24には電子マネーに関連する宣伝画像76Aまたは76Bが表示されていて、その表示内容が確実に客の目に入るので、客用ディスプレイ24を利用した宣伝行為をより有益なものとすることができる。
また特に、本実施の形態では、電子マネー媒体7を媒体かざし部25にかざす操作のガイダンス画像75とともに宣伝画像76Aまたは76Bが表示されるようになっている。このため、大部分の客はガイダンス画像75を見ると思われ、その際には宣伝画像76Aまたは76Bが確実に目に入るので、宣伝効果は高い。
また、本実施の形態では、電子マネーサービス事業者の違いである電子マネーの種類によって、客用ディスプレイ24に表示される宣伝画像76A,76Bを異ならせることができるようになっている。したがって、電子マネーサービス事業者が独自の宣伝画像76A,76Bを作成し、各店舗に配信できるので、電子マネーサービス事業者による電子マネーの普及拡大を支援することができる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば前記実施の形態では、電子マネーに関する宣伝画像76A,76Bを、電子マネー媒体7を媒体かざし部25にかざす操作のガイダンス画像75とともに客用ディスプレイ24に表示させたが、電子マネーに関する宣伝画像76A,76Bだけを表示させるものも本発明に含まれるものである。また前記実施の形態では、電子マネーの種類別にその電子マネーに関連する宣伝画像を表示させたが、電子マネーの種類に拘らず共通の宣伝画像を表示させるものも本発明に含まれる。
また、前記実施の形態では、電子マネーサービス事業者A,Bのホストシステム2A,2Bから各POS端末3に宣伝画像の画像データを配信する際の手段として通信手段を用いたが、配信する手段はこれに限定されるものではなく、例えばPOS端末3で読取り可能な記憶媒体に記憶された画像データを各POS端末3に読取らせることによって配信してもよい。また、宣伝画像は、必ずしも電子マネーサービス事業者から提供される画像だけに限定されるものではない。
また、前記実施の形態では、置数キー51と電子マネーキー59との組合せ入力によって電子マネーの種類を指定したが、電子マネーの種類を指定する手段はこれに限定されるものではなく、例えば電子マネーの種類別に複数の電子マネーキーを設け、キャッシャが使用される電子マネーの種類に対応した電子マネーキーを選択して押下するようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、電子マネーインターフェイス8の媒体かざし部25をPOS端末3の筐体客面側に設けた場合を示したが、媒体かざし部25を備えた専用の端末をPOS端末3の電子マネーインターフェイス8に通信ケーブルを介して接続したものであってもよい。この場合でも、電子マネー媒体7を媒体かざし部25にかざす操作のガイダンス画像75が客用ディスプレイ24に表示されていれば大部分の客は客用ディスプレイ24の表示内容を見るので、宣伝効果は確実に得られる。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
本発明の一実施の形態であるPOS端末を含む電子マネー処理システムの全体構成を示す模式図。 同実施の形態において使用される電子マネー媒体に記憶される電子マネーデータの要部を示す模式図。 同実施の形態におけるPOS端末を客面側から見た斜視図。 同実施の形態におけるPOS端末の要部構成を示すブロック図。 同POS端末のキーボードに配置される主要なキーを示す平面図。 同POS端末のRAMに形成される宣伝画像テーブルの構成を示す模式図。 同POS端末のCPUが実行する電子マネーキー押下処理の要部手順を示す流れ図。 同POS端末において、電子マネーによる商品販売取引の決済が宣言される前の客用ディスプレイの一画面例を示す模式図。 同POS端末において、電子マネーによる商品販売取引の決済が宣言された後の客用ディスプレイの一画面例を示す模式図。 同POS端末において、電子マネーによる商品販売取引の決済が宣言された後の客用ディスプレイの他の画面例を示す模式図。
符号の説明
1…POSシステム、2…電子マネーサービス事業者のホストシステム、3…POS端末、4…ストアコンピュータ、7…電子マネー媒体、8…電子マネーインターフェイス、24…客用ディスプレイ、25…媒体かざし部、31…CPU、59…電子マネーキー、60…宣伝画像テーブル、75…ガイダンス画像、76A,76B…宣伝画像。

Claims (5)

  1. 入力部を介して販売商品に関するデータが入力されると、その販売商品の販売データを売上処理するとともに、その販売商品に関する所定のデータをオペレータ用表示部及び客用表示部に表示させる商品販売データ処理装置において、
    電子マネーによる商品販売取引の決済を宣言する電子マネー決済宣言手段と、
    前記客用表示器の近傍に設けられた電子マネー媒体のかざし部と、
    前記電子マネー決済宣言手段により前記電子マネーによる商品販売取引の決済が宣言されると、電子マネーに関連する宣伝画像を、前記電子マネー媒体を前記かざし部にかざす操作のガイダンスとともに前記客用表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段により前記客用表示部に前記宣伝画像を前記ガイダンスとともに表示させた後に前記かざし部にかざされた前記電子マネー媒体から電子マネーデータを読み取る電子マネーデータ読取手段と、
    前記電子マネーデータ読取手段により読取った電子マネーデータに基づいて商品販売取引を決済する電子マネー決済手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 電子マネーの種類別にその電子マネーに関連する宣伝画像の画像データを記憶する宣伝画像記憶手段と、
    前記電子マネー決済宣言手段により商品販売取引の決済が宣言された電子マネーの種類を識別する電子マネー識別手段と、
    この電子マネー識別手段により識別された電子マネーの種類に対して前記宣伝画像記憶手段により記憶されている画像データを読み出す宣伝画像検索手段と、をさらに具備し、
    前記表示制御手段は、前記宣伝画像検索手段により読み出された画像データに基づく宣伝画像を前記客用表示部に表示させることを特徴とする請求項記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記電子マネー決済宣言手段は、電子マネーの種類毎に異なる操作入力によって商品販売取引の決済を宣言する手段であり、
    前記電子マネー識別手段は、前記電子マネー決済宣言手段による操作入力内容に基づいて商品販売取引の決済が宣言された電子マネーの種類を識別することを特徴とする請求項記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記表示制御手段により客面表示部に表示される宣伝画像は、前記電子マネー識別手段により識別された種類の電子マネーサービス事業者から提供される画像であることを特徴とする請求項記載の商品販売データ処理装置。
  5. 入力部を介して販売商品に関するデータが入力されると、その販売商品の販売データを売上処理するとともに、その販売商品に関する所定のデータをオペレータ用表示部及び客用表示部に表示させる商品販売データ処理装置において、
    電子マネーの種類毎に異なる操作入力によって電子マネーによる商品販売取引の決済を宣言する電子マネー決済宣言手段と、
    電子マネー媒体から電子マネーデータを読み取る電子マネーデータ読取手段と、
    電子マネーの種類別にその電子マネーに関連する宣伝画像の画像データを記憶する宣伝画像記憶手段と、
    前記電子マネー決済宣言手段による操作入力内容に基づいて商品販売取引の決済が宣言された電子マネーの種類を識別する電子マネー識別手段と、
    この電子マネー識別手段により識別された電子マネーの種類に対して前記宣伝画像記憶手段により記憶されている画像データを読み出す宣伝画像検索手段と、
    前記電子マネー決済宣言手段により前記電子マネーによる商品販売取引の決済が宣言されると、前記宣伝画像検索手段により読み出された画像データに基づく電子マネーに関連する宣伝画像を前記客用表示部に表示させる表示制御手段と、
    前記電子マネーデータ読取手段により読取った電子マネーデータに基づいて商品販売取引を決済する電子マネー決済手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
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