JP7221095B2 - 電子マネー決済システム - Google Patents

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本発明は、電子マネー決済システムに関し、特に、広告を利用して導入を促す電子マネー決済システムに関する。
特許文献1には、地域内の各店舗が互いに共同して、各店舗を訪問した顧客に対して、他店舗の広告、イベント情報、クーポン等を印刷して発行する広告管理システムについて開示されている。このシステムは、各店舗は管理端末を用いて、Webサーバ上で他店舗に対して自店舗の広告情報の印刷を申込み、他店舗は管理端末によりWebサーバ上で広告の申込を承諾し、または拒絶する。他店舗が承諾した広告は稼動設定され、稼動設定された広告は広告条件等の情報とともにゲートウェイサーバに転送される。稼動設定されている広告について、広告を承諾した精算端末から顧客情報、精算情報が送信されると、ゲートウェイサーバは、広告条件に合致する場合には、該当する広告情報を送信する。精算端末は、受信した広告情報を、プリンタより印刷して、顧客に発行する。
特開2006-133833号公報
しかし、特許文献1に記載されたシステムは、既に店舗に導入された管理端末、精算端末を用いて、広告情報を、プリンタより印刷して、顧客に発行することについては開示されているが、広告を利用して管理端末、精算端末を新たに導入しようというインセンティブを店舗に与えるという思想については一切開示されていない。
近年、我が国においても、従来からのキャッシュでの商品等の購入に変えて、電子マネーを使った決済をする機会も増加しており、世界的な趨勢からすると、今後、我が国においても、電子マネー決済を希望する商品購入者等が増加する可能性がある。
その一方で、多くの店舗では既に現金対応のPOSシステムなど導入しているから、これを電子マネーにも対応するPOSシステムに交換しようというインセンティブが働きにくいことは否めない。
そこで、本発明は、既に現金対応のPOSシステムなど導入している店舗であっても、導入しやすい電子マネー決済システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の電子マネー決済システムは、
複数の広告情報が蓄積されている広告サーバと、
商品の購入対価又は役務の提供対価を電子マネー決済する決済手段と、前記決済手段によって決済された対価のレシートに前記広告サーバに蓄積されている複数の広告情報のうち何れかの広告情報に基づく広告を含めてから当該レシートを発行する発行手段と、を備える店舗用端末と、
前記発行手段によって発行されたレシートに含まれる広告の広告料を広告主から徴収する徴収手段と、前記徴収手段によって徴収される広告料の一部を前記店舗用端末を導入した店舗に分配する分配手段と、を備える管理サーバと、
を有する電子マネー決済システム。
さらに、前記店舗用端末は、二次元コードの読取手段を備え、
前記広告は、二次元コードを含み、
前記分配手段は、前記読取手段によって二次元コードが読み取られたことを条件として前記広告料の一部を分配することもできる。
さらに、前記店舗用端末は、
前記電子マネーがチャージされるチャージ媒体に固有に割り当てられている識別番号を読み出す読出手段と、
前記読出手段によって読み出された識別番号と前記決済手段による現在の決済情報とを紐づけてネットワークを介して前記管理サーバに送信するとともに当該管理サーバから前記識別番号に対応する決済履歴を受信する通信手段と、
前記通信手段によって受信された決済履歴に基づいて前記レシートに含めるべき広告を選択する選択手段と、
を備えることもできる。
前記決済手段は、電子マネーがチャージされるチャージ媒体の発行元を特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された発行元に基づいてレシートに含めるべき広告を選択する選択手段と、
を備えることもできる。
また、本発明は、上記の電子マネー決済システムに用いられる店舗用端末であって、
商品の購入対価又は役務の提供対価を電子マネー決済する決済手段と、前記決済手段によって決済された対価のレシートに前記広告サーバに蓄積されている複数の広告情報のうち何れかの広告情報に基づく広告を含めてから当該レシートを発行する発行手段と、を備える店舗用端末である。
本発明の実施形態の電子マネー決済システムの模式的な構成を示すブロック図である。 図1の電子マネー決済システムの動作を示すタイムチャートである。 図2のタイムチャートに後続するタイムチャートである。
100A,100B 店舗用端末
110A,110B 決済手段
120A,120B 読出手段
130A,130B 通信手段
140A,140B 選択手段
150A,150B 印字手段
160A,160B 発行手段
200 管理サーバ
300 広告サーバ
400 広告主端末
500 ネットワーク
発明の実施の形態
以下、本発明の実施形態の電子マネー決済システムについて、図面を参照して説明する。
本発明の実施形態の電子マネー決済システムの模式的な構成を示すブロック図である。図1には、以下説明する、店舗用端末100A,100Bと、管理サーバ200と、広告サーバ300と、広告主端末400と、ネットワーク500と、を示している。
店舗用端末100A,100Bは、百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア、家電量販店など様々な小売店、ファミリーレストラン、レストランチェーン店など様々な飲食店といった、各種実店舗に設置されるものである。
店舗用端末100A,100Bは、以下説明する、決済手段110A,110Bと、読出手段120A,120Bと、通信手段130A,130Bと、選択手段140A,140Bと、印字手段150A,150Bと、発行手段160A,160Bと、読取手段170A,170Bと、を備えている。以下、主として、店舗用端末100Aに設けられている各種手段について説明するが、店舗用端末100Bの構成も、店舗用端末100Aの構成と同様である。
決済手段110Aは、商品の購入対価又は役務の提供対価を電子マネー決済するものである。通常、決済手段110Aによって決済をする際には、店舗用端末100A自体又はこれが設置されている店舗毎に割り当てられている固有の店舗IDと、商品の購入対価などの決済金額と、以下説明するカードID又はサービスIDとが、管理サーバ200に送信される。
読出手段120Aは、電子マネーがチャージされる電子マネーカード(チャージ媒体)に固有に割り当てられているカードID(識別番号)と、電子マネーカード等にチャージされている金額、すなわち残高情報を読み出すものである。
ここで、チャージ媒体は、電子マネーカードといったカードタイプのみならず、スマートフォンなどにインストール可能なアプリケーションプログラムを用いたものとすることもできる。この場合には、カードIDに代えてアプリケーションプログラムの起動に必要なログインIDを用いればよい。
通信手段130Aは、管理サーバ200及び広告サーバ300との間で各種情報の送受信を行うものである。通信手段130Aは、例えば、読出手段120Aによって読み出されたカードIDをネットワーク500を介して管理サーバ200に送信したり、管理サーバ200から識別番号に対応する過去の購入決済を受信したりする。
選択手段140Aは、管理サーバ200から送信され、通信手段130Aによって受信される決済履歴に基づいてレシートに印字すべき広告を選択するものである。なお、選択手段140Aを備えることは必須ではないことに留意されたい。また、具体的な選択手法については、広告サーバ300の説明と併せて行うことにする。
印字手段150Aは、決済手段110Aによって決済された対価のレシートの発行に先立って、購入商品等を示す情報及び当該決済金額に加えて、広告サーバ300に蓄積されている複数の広告情報のうち何れかの広告情報に従った広告をレシートに印字するものである。なお、印字手段150Aは、店舗用端末100Aが設置されている店舗情報として、店名、その住所・電話番号なども印字する。
ところで、印字手段150Aは、必須のものではなく、レシートが紙媒体でない場合には用いない。例えば、レシートが電子データである場合には、印字手段150Aに代えて、当該レシートに所要の広告を含める処理手段を店舗用端末100Aに備えればよい。
発行手段160Aは、印字手段150Aによって広告等が印字されたレシートを発行するものである。なお、ここでは紙媒体のレシートを例に説明しているが、例えば、スマートフォンにインストールされたアプリケーションプログラムを通じて、スマートフォンのディスプレイに表示可能なレシートとして発行することもできる。
読取手段170Aは、店舗用端末100B等の発行手段160Bによって発行された広告に含まれる二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))を読み込むコードリーダーである。
もっとも、ここで意図していることは、発行手段160Aによって発行された直後のものを読取手段170Aによって読み取るものではない。つまり、読取手段170Aは、店舗用端末100Aの発行手段160Aによって、以前の来店時に発行されたレシートに印字された広告に含まれる二次元コードを読み取ることも可能である。
ここで、二次元コードは、少なくとも、レシートに印字された広告に割り当てられている広告IDと、レシートの発行元である店舗用端末100A又は店舗自体に割り当てられている固有の店舗IDとを含む情報がコード化されたものとする。
管理サーバ200は、本実施形態の電子マネー決済システムの各種管理を行うものである。管理サーバ200は、以下説明する、格納媒体210と、処理手段220と、徴収手段230と、分配手段240と、を備えている。
格納媒体210は、店舗用端末100A,100Bの通信手段130A,130Bから決済時に送信されるカードID及び決済情報が格納されるものである。
処理手段220は、格納媒体210に対してカードID及び決済情報を格納したり、当該カードIDに対応する決済履歴を読み出したり、読み出した決済履歴を店舗用端末100A,100Bに送信したりといった処理を行うものである。
徴収手段230は、発行手段160A,160Bによって発行されたレシートに印字された広告の広告料を広告主から徴収するものである。
分配手段240は、徴収手段230によって徴収される広告料の一部を店舗用端末100A,100Bを導入した店舗に分配するものである。分配手段240は、読取手段170A,170Bによって二次元コードが読み取られ、ユーザが広告利用したことを条件として分配処理をするようにしてもよい。
広告サーバ300は、図1に表形式で示しているが、広告毎に固有に割り当てられる広告ID(ID)と、広告の種別情報(種別)と、広告主である企業名と、広告したいユーザに係る国籍の国名と、広告内容を示す情報(内容)といった、一組の広告情報が複数蓄積されている。
広告IDとして「1」が付されている広告について説明すると、この広告の種別が「スポーツ」分野に属すものであり、広告主が「〇〇株式会社」であること、「日本」国籍のユーザ向けに制作された広告であって、「ゴルフウェア」についての広告であることを意味する。
選択手段140A,140Bは、既述のように、レシートに印字すべき広告を選択するが、この際には、「種別」又は「内容」を指定して、広告サーバ300に送信することが考えられる。また、これに代えて或いはこれとともに、「国名」について有効活用するために、選択手段140A,140Bは、決済手段110A,110Bによって、電子マネーカードの発行元、すなわち、電子マネーカードを発行した企業の国籍を特定する特定手段を備え、特定手段によって特定された発行元に基づいてレシートに印字すべき広告を選択することもできる。
一例を示すと、例えば、Suica(登録商標)などの交通系カード、Edy(登録商標)カードは、日本企業が発行した電子マネーカードに該当する。Wechatペイ(登録商標)、アリペイ(登録商標)は、中国企業が発行した電子マネーアプリケーションプログラムに該当する。
なお、広告主がグローバル企業であれば、今後、同じ製品の広告であっても、日本人ユーザ向け、米国人ユーザ向け、中国人ユーザ向けなど、様々な国籍のユーザ向けの広告を備えることも少なくないであろう。したがって、選択手段140A,140Bは、チャージ媒体の種別を特定可能な情報も広告サーバ300に送信することで、よりユーザに合致する可能性の高い広告を選択することも一法である。
広告主端末400は、広告主の広告を広告サーバ300に送信するものである。広告主端末400としては、典型的には、広告主自体又は広告主から依頼を受けて広告を制作した広告会社などの管理者等によって操作されるパーソナルコンピュータなどが挙げられる。
ネットワーク500は、インターネットなどの各種ネットワークである。ネットワーク500には、本実施形態の電子マネー決済システムの管理者などが敷設する専用線を含めることもできる。また、店舗用端末100A等が設置される店舗が大型店であれば、1つの填補に複数の店舗用端末が設置されることもあり、この場合には、各店舗用端末はHUBなどを介して、インターネットなどに接続することができる。
つぎに、図1に示す電子マネー決済システムの動作について、図2及び図3を用いて説明する。なお、以下、主として、チャージ媒体として電子マネーカードを用い、紙媒体のレシートが発行されることを前提として説明するが、既述のようにスマートフォンのアプリケーションプログラムをチャージ媒体としてもよいし、レシートもスマートフォンのディスプレイに表示可能なものとしてよい。
図2は、図1の電子マネー決済システムの動作を示すタイムチャートである。
まず、広告主端末400は、制作された広告を取り込むと、それを広告サーバ300に送信する(ステップS11)。広告サーバ300は、広告主端末400から送信された広告を受信すると、それを図1に示すような態様で順次蓄積していく(ステップS12)。
この状態で、例えば、店舗用端末100Aが設置された店舗に来店したユーザが商品を購入し、電子マネーカードを用いて決済をしようとしたとする。この場合には、店舗用端末100Aでは、決済手段110Aによって決済処理を行うことになる(ステップS13)。
具体的には、決済手段110Aは、電子マネーカードにチャージされている電子マネーの金額を確認して決済の可否を判断したり、決済が可能となれば商品の購入代金の徴収をしたり、といった処理を行う。
その際、読出手段120Aは、電子マネーカードに固有に割り当てられているカードIDを読み出す(ステップS14)。このカードIDは、決済手段110Aによって今しがた処理された決済情報とともに、通信手段130Aによって管理サーバ200に送信される(ステップS15)。
なお、通信手段130Aは、決済情報等を送信する際には、店舗用端末100A自体又はこれが設置されている店舗毎に割り当てられる固有の店舗IDも含めるようにする。
管理サーバ200では、店舗用端末100Aから送信されるカードID及び決済情報を受信すると、処理手段220が、カードID及び決済情報を格納媒体210に格納するとともに、格納媒体210に格納されている当該カードIDに対応する決済履歴を読み出す(ステップS16)。そして、処理手段220は、読み出した決済履歴を店舗用端末100Aに送信する(ステップS17)。
店舗用端末100Aでは、管理サーバ200から送信される決済履歴を受信すると、選択手段140Aが、その決済履歴に基づいてレシートに印字すべき広告の種別等を選択する(ステップS18)。
広告の選択手法は不問であるが、例えば、この来客者がカフェにて電子マネーカードでの決済が多いという場合には、カフェで使用可能なクーポン付きの広告を選択すると、ユーザにとってはクーポンを利用できることはありがたい場合もあろうし、カフェも集客及び売上向上につながることもあろうから、このような選択をすることも一法である。
つぎに、選択手段140Aによって広告の種別等が選択されると、通信手段130Aによって広告サーバ300に対して、その選択内容を含む広告情報リクエストを送信する(ステップS19)。
広告サーバ300は、店舗用端末100Aから送信される広告情報リクエストを受信すると、これに含まれる選択内容に従って、これに対応する広告情報を読み出して(ステップS20)、店舗用端末100Aに送信する(ステップS21)。
なお、この広告情報は、広告サーバ300から直接的に、又は、店舗用端末100Aを通じて間接的に、管理サーバ200にも送信され、後述するステップS24における広告料の請求のために用いられる。
店舗用端末100Aでは、管理サーバ200から送信される広告情報を通信手段130Aによって受信すると、印字手段150Aが、購入商品等を示す情報及び当該決済金額に加えて、広告サーバ300から送信される広告情報レシートに印字する(ステップS22)。
それから、発行手段160Aが、印字手段150Aによって広告等が印字されたレシートを発行する(ステップS23)。なお、広告は、二次元コードを含み、これによって、後述する広告料の分配処理を簡便に行えるようにしている。
管理サーバ200は、広告サーバ300から店舗用端末100Aに送信される広告情報により、店舗用端末100Aで如何なる広告がレシートを通じてユーザに発行されたかを把握することができるので、その広告情報に対応する広告主端末400に対して、徴収手段230によって広告料の請求を行い(ステップS24)、広告主端末400は、この請求に応じて広告料の支払処理を行うことになる(ステップS25)。
なお、実際には、ステップS24の請求処理及びステップS25の広告料の支払処理は、管理サーバ200と広告主端末400との間でなされないことがある。すなわち、管理サーバ200の管理者等が郵送又はオンラインで広告主端末400の広告主に対して請求書を発行し、当該広告主が当該管理者等に対して広告料の支払いをすることがある。図3におけるステップS44の請求処理及びステップS45の広告料の支払処理とステップS46の分配処理についても同様である。
以上、図2に示した処理によれば、ユーザは自己の決済履歴に基づいてリコメンドされる広告を得ることができる。店舗用端末100Aが設置されている店舗はユーザの満足度が高まることでリピートにつながるという利点がある。広告主も適材適所への広告配布が可能となる。
図3は、図2のタイムチャートに後続するタイムチャートである。まず、図3と図2との対応関係について説明する。図3におけるステップS33~ステップS45は、それぞれ、図2におけるステップS13~ステップS25に対応する。
もっとも、図2には、店舗用端末100Aは登場するが、店舗用端末100Bは登場しない。また、決済処理は、図3では店舗用端末100Bにおいてなされるという例を示している。
そうすると、図3と図2との処理の相違点は、ステップS31に示す読取処理と、ステップS32における広告ID及び店舗IDの送信処理と、ステップS46における分配処理ということになる。
まず、ユーザが店舗用端末100Bでの決済をする際に、店舗用端末100Aで発行されたレシートに印字された広告のクーポンを利用したいと考えたとする。典型的には、この場合、ユーザは、店舗用端末100Bを操作する店員に対して、当該レシートを差し出せばよい。なお、レシートが紙媒体ではなく、スマートフォンのディスプレイに表示可能なタイプである場合には、その表示画面を店員に差し出せばよい。
店舗用端末100Bでは、読取手段170Aが、店舗用端末100Aで発行されたレシートの広告に含まれる二次元コードを読み込む(ステップS31)。これにより、その広告に割り当てられている広告IDと、レシートを発行した店舗用端末100Aに割り当てられている店舗IDとを取得することができる。
つづいて、通信手段130Bは、取得された広告IDと店舗IDとを管理サーバ200に対して送信する(ステップS32)。これにより、管理サーバ200は、広告主端末400に対して、ステップS31,S32に係る広告利用に基づく広告の請求をすることが可能となる(ステップS44)。
これに対して、広告主端末400から管理サーバ200に対して広告料の支払いがあれば(ステップS45)、分配手段240によって、その一部を店舗用端末100Aに対して分配することができる。
したがって、店舗用端末100Aが設置されている店舗は、図2を用いて説明した利点のみならず、店舗用端末100Aによって発行した広告が利用された場合にも、広告料の一部を得ることができる。
また、分配手段240による分配処理は、図2に示した広告料を管理サーバが徴収したことのみを条件に行ってもよい。すなわち、分配手段240は、ユーザが店舗用端末100Bで広告利用をするか否かに拘わらず、店舗用端末100Aに分配してもよい。
以上述べたように、本実施形態の電子マネー決済システムは、既に現金対応のPOSシステムなど導入している店舗であっても、店舗用端末100Aが設置されている店舗はユーザの満足度が高まることでリピートにつながるという利点、広告料の一部が分配される利点があるので、導入しやすくなる。

Claims (4)

  1. 複数の広告情報が蓄積されている広告サーバと、
    商品の購入対価又は役務の提供対価を電子マネー決済する決済手段と、前記決済手段によって決済された対価のレシートに前記広告サーバに蓄積されている複数の広告情報のうち何れかの広告情報に基づく広告を含めてから当該レシートを発行する発行手段と、を備える店舗用端末と、
    前記発行手段によって発行されたレシートに含まれる広告の広告料を広告主から徴収する徴収手段と、前記徴収手段によって徴収される広告料の一部を前記店舗用端末を導入した店舗に分配する分配手段と、を備える管理サーバと、
    を有し、
    さらに、前記店舗用端末は、二次元コードの読取手段を備え、
    前記広告は、二次元コードを含み、
    前記分配手段は、前記読取手段によって二次元コードが読み取られたことを条件として前記広告料の一部を分配する、電子マネー決済システム。
  2. 複数の広告情報が蓄積されている広告サーバと、
    商品の購入対価又は役務の提供対価を電子マネー決済する決済手段と、前記決済手段によって決済された対価のレシートに前記広告サーバに蓄積されている複数の広告情報のうち何れかの広告情報に基づく広告を含めてから当該レシートを発行する発行手段と、を備える店舗用端末と、
    前記発行手段によって発行されたレシートに含まれる広告の広告料を広告主から徴収する徴収手段と、前記徴収手段によって徴収される広告料の一部を前記店舗用端末を導入した店舗に分配する分配手段と、を備える管理サーバと、
    を有し、
    さらに、前記店舗用端末は、
    前記電子マネーがチャージされるチャージ媒体に固有に割り当てられている識別番号を読み出す読出手段と、
    前記読出手段によって読み出された識別番号と前記決済手段による現在の決済情報とを紐づけてネットワークを介して前記管理サーバに送信するとともに当該管理サーバから前記識別番号に対応する決済履歴を受信する通信手段と、
    前記通信手段によって受信された決済履歴に基づいて前記レシートに含めるべき広告を選択する選択手段と、
    を備える、電子マネー決済システム。
  3. 複数の広告情報が蓄積されている広告サーバと、
    商品の購入対価又は役務の提供対価を電子マネー決済する決済手段と、前記決済手段によって決済された対価のレシートに前記広告サーバに蓄積されている複数の広告情報のうち何れかの広告情報に基づく広告を含めてから当該レシートを発行する発行手段と、を備える店舗用端末と、
    前記発行手段によって発行されたレシートに含まれる広告の広告料を広告主から徴収する徴収手段と、前記徴収手段によって徴収される広告料の一部を前記店舗用端末を導入した店舗に分配する分配手段と、を備える管理サーバと、
    を有し、
    前記決済手段は、電子マネーがチャージされるチャージ媒体の発行元を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された発行元に基づいてレシートに含めるべき広告を選択する選択手段と、
    を備える、電子マネー決済システム。
  4. 請求項1~3のいずれか記載の電子マネー決済システムに用いられる店舗用端末であって、
    商品の購入対価又は役務の提供対価を電子マネー決済する決済手段と、前記決済手段によって決済された対価のレシートに前記広告サーバに蓄積されている複数の広告情報のうち何れかの広告情報に基づく広告を含めてから当該レシートを発行する発行手段と、を備える店舗用端末。
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