JPH06152567A - デジタルデータ処理装置 - Google Patents

デジタルデータ処理装置

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JPH06152567A
JPH06152567A JP4302526A JP30252692A JPH06152567A JP H06152567 A JPH06152567 A JP H06152567A JP 4302526 A JP4302526 A JP 4302526A JP 30252692 A JP30252692 A JP 30252692A JP H06152567 A JPH06152567 A JP H06152567A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
error rate
data
input
phase
Prior art date
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Pending
Application number
JP4302526A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tajima
博 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4302526A priority Critical patent/JPH06152567A/ja
Publication of JPH06152567A publication Critical patent/JPH06152567A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データレコーダーのエラーレートを最低限に
抑えることを目的とする。 【構成】 入力データDTINからクロックCK1 を形成
するクロック形成手段1、2、3、4、5と、入力デー
タDTINをクロックCK2 により抽出するデータ抽出手
段6、7と、入力データDTINのエラーレートを検出す
る手段を含む信号処理手段8と、このエラーレートに基
づいてクロックCK1 の位相をシフトするクロックタイ
ミング調整手段9、10、11、12とからなるもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データレコーダに使用
して好適なデジタルデータ処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すデジタルデータ処理装
置は以下のように構成される。入力データDTINは、例
えば遅延回路とエクスクルシブオアー回路とにより構成
されて、データエッジを作成するデータウインドウ発生
回路14に入力される。ここで発生されたデータウイン
ドウ信号は位相比較回路15の一方の入力端子に送出さ
れる。位相比較回路15の出力信号はローパスフィルタ
LPF16を通過して電圧制御発信器VCO17を制御
する。この電圧制御発信器VCO17から送出されるク
ロックが1/2分周回路18を経て分周され、Dフリッ
プフロップ20及び信号処理回路21にクロックCKと
して入力され、さらに位相比較回路15の他方の入力端
子に入力されている。このデータウインドウ発生回路1
4、位相比較回路15、ローパスフィルタLPF16、
電圧制御発信器VCO17、1/2分周回路18とでP
LL回路を形成する。ここで遅延回路19はローパスフ
ィルタLPF16によるクロックの遅延分にデータを同
期させるためのものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したこの
ようなデジタルデータ処理装置では、図4に示すよう
に、再生したクロックCKによりDフリップフロップ2
0においてデータをラッチするときに、ピークシフト等
による受信データ特有のジッタに対して不安定で、クロ
ックCKの立ち上がりのタイミングとデータの位相によ
ってはラッチしたデータが変化し、エラーレートが増大
してしまうという不都合があった。
【0004】この発明は、これらの課題を解決するため
になされたもので、データレコーダーのエラーレートを
最低限に抑えることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタルデータ
処理装置は例えば図1に示す如く、入力データDTIN
らクロックCK1 を形成するクロック形成手段1、2、
3、4、5と、入力データDTINをクロックCK2 によ
り抽出するデータ抽出手段6、7と、入力データDTIN
のエラーレートを検出する手段を含む信号処理手段8
と、このエラーレートに基づいてクロックCK1 の位相
をシフトするクロックタイミング調整手段9、10、1
1、12とからなるものである。
【0006】また、本発明のデジタルデータ処理装置は
例えば図1に示す如く、クロックタイミング調整手段
9、10、11、12はエラーレートに基づいてクロッ
クCK 1 の位相をシフトした結果、エラーレートが変化
したらこの変化したエラーレートを有効とするものであ
る。
【0007】また、本発明のデジタルデータ処理装置
は、クロックタイミング調整手段9、10、11、12
はクロックCK1 のエッジを傾斜して形成する手段と、
エラーレートが最小になるようにクロックCK1 の位相
をシフトする手段とを含むものである。
【0008】
【作用】上述せる本発明によれば、クロックCK1 の位
相をエラーレートに基づいてシフトするので、短いパル
スに対しても正しくラッチすることが出来るため、ピー
クシフトなどによるラッチミスを少なくすることが出来
る。
【0009】
【実施例】以下に、図1及び図2を参照して本発明のデ
ジタルデータ処理装置の一実施例について詳細に説明す
る。図1において、入力データDTINは、例えば遅延回
路とエクスクルシブオアー回路とにより構成され、デー
タエッジを作成するデータウインドウ発生回路1に入力
される。ここで発生されたデータウインドウ信号DTWD
は位相比較回路2の一方の入力端子に送出される。
【0010】また、位相比較回路2の他方の入力端子に
は、電圧制御発信器VCO3から送出される第1の基準
クロックCK0 が1/2分周回路4を経て分周され、第
2の基準クロックCK1 として入力されている。
【0011】位相比較回路2からのエラー電圧VER1
低域通過フィルタLPF5を通して平均エラー電圧V
ER2 として電圧制御発信器VCO3に入力される。電圧
制御発信器VCO3はこの平均エラー電圧VER2 に応じ
て第1の基準クロックCK0 を制御する。ここで、デー
タウインドウ発生回路1、位相比較回路2、電圧制御発
信器VCO3、1/2分周回路4、低域通過フィルタL
PF5とで、クロック形成手段を形成する。
【0012】また、入力データDTINは、遅延回路6を
経て、Dフリップフロップ7のD入力端子に入力され、
Dフリップフロップ7の出力信号DTOUT は信号処理回
路8に入力される。遅延回路6はローパスフィルタLP
F5によるクロックの遅延分にデータを同期させるため
のものである。ここで、遅延回路6とDフリップフロッ
プ7とでデータ抽出手段を形成し、信号処理回路7は信
号処理手段を形成する。
【0013】信号処理回路8で信号処理された結果のエ
ラーレートがクロックタイミング制御回路9へ入力さ
れ、D/A変換器10を経て比較器12の一方の入力端
子へ入力される。比較器12の他方の入力端子には低域
通過フィルタLPF11を通した第2の基準クロックC
1 が入力される。
【0014】比較器11の出力はクロックCK2 として
反転器13を経てDフリップフロップ7のクロック入力
端子へ入力される。ここで、クロックタイミング制御回
路9、D/A変換器10、比較器12、低域通過フィル
タLPF11とで、クロックタイミング調整手段を形成
する。
【0015】本例のデジタルデータ処理装置は以上のよ
うに構成されているので、データウインドウ発生回路1
で、入力データDTINと、例えば遅延回路で所定時間遅
延された遅延データとで排他的論理輪演算を行い、入力
データDTINの立ち上がり及び立ち下がりのエッジのタ
イミングで立ち上がり、所定のパルス幅を有するデータ
エッジを形成するデータウインドウ信号DTWDを発生す
る。
【0016】位相比較回路2では、第2の基準クロック
CK1 の立ち上がりエッジとデータウインドウDTWD
立ち上がりパルスの中央部との間で位相を比較し、この
位相差に応じたエラー電圧VER1 を発生する。エラー電
圧VER1 は低域通過フィルタLPF5を通して平均エラ
ー電圧VER2 として電圧制御発信器VCO3に入力され
る。
【0017】電圧制御発信器VCO3はこの平均エラー
電圧VER2 に応じて第1の基準クロックCK0 を制御す
る。電圧制御発信器VCO3から送出される第1の基準
クロックCK0 が1/2分周回路4を経て分周され、第
2の基準クロックCK1 として出力される。
【0018】このように、クロック形成手段1、2、
3、4、5の出力は、入力データDT INに基づくデータ
ウインドウ信号DTWDに位相が同期した第2の基準クロ
ックCK1 として送出され、クロックタイミング調整手
段9、10、11、12へ送出される。
【0019】信号処理回路8では、所定時間エラーフラ
グをカウントすることによりエラーレートを出力する。
クロックタイミング調整手段9、10、11、12で
は、信号処理回路8でエラー訂正できる範囲でクロック
の立ち上がりの位相を変化させ、エラーレートが最良に
なる位相でクロックの立ち上がりを制御する。クロック
タイミング制御回路9では、CPUによりエラーレート
が最小になる位相にクロックをずらすようにするが、ク
ロックの位相を変化させた結果、エラーレートが変化す
る場合はこの変化したエラーレートを有効とするように
判断する。
【0020】ここではエラーレートにより、CPU,D
/A変換器等でしきい電圧を発生させ、第2の基準クロ
ックCK1 のエッジを傾斜させて鈍らせた信号波形CP
をしきい電圧で2値化することにより第2の基準クロッ
クCK1 のデューティ比を変化させている。
【0021】上述したデジタルデータ処理装置によれ
ば、クロックによって最適にラッチされたデータが信号
処理され、エラーレートを用いて入力データの特性に合
わせて、ラッチのタイミングを変化させることが出来
る。尚、上述の実施例は本発明の一例であり、本発明の
要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取り得るこ
とは勿論である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、クロックの位相をエラ
ーレートに基づいてシフトするので、短いパルスに対し
ても正しくラッチすることが出来るため、ピークシフト
などによるラッチミスを少なくすることが出来る。これ
により、データレコーダーのエラーを最低限に抑えるこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルデータ処理装置のブロック図
である。
【図2】本発明のデジタルデータ処理装置の信号を説明
する図である。
【図3】従来のデジタルデータ処理装置のブロック図で
ある。
【図4】従来のデジタルデータ処理装置の信号を説明す
る図である。
【符号の説明】
1、2、3、4、5 クロック形成手段 6、7 データ抽出手段 8 信号処理手段 9、10、11、12 クロックタイミング調整手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力データからクロックを形成するクロッ
    ク形成手段と、前記入力データを前記クロックにより抽
    出するデータ抽出手段と、前記入力データのエラーレー
    トを検出する手段を含む信号処理手段と、前記エラーレ
    ートに基づいて前記クロックの位相をシフトするクロッ
    クタイミング調整手段とからなるデジタルデータ処理装
    置。
  2. 【請求項2】前記クロックタイミング調整手段は前記エ
    ラーレートに基づいて前記クロックの位相をシフトした
    結果、前記エラーレートが変化したらこの変化したエラ
    ーレートを有効とすることを特徴とする請求項1記載の
    デジタルデータ処理装置。
  3. 【請求項3】前記クロックタイミング調整手段は前記ク
    ロックのエッジを傾斜して形成する手段と、エラーレー
    トが最小になるようにクロックの位相をシフトする手段
    とを含むことを特徴とする請求項1叉は2記載のデジタ
    ルデータ処理装置。
JP4302526A 1992-11-12 1992-11-12 デジタルデータ処理装置 Pending JPH06152567A (ja)

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JP4302526A JPH06152567A (ja) 1992-11-12 1992-11-12 デジタルデータ処理装置

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