JPH061522B2 - 磁気デイスクの記録方法 - Google Patents

磁気デイスクの記録方法

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JPH061522B2
JPH061522B2 JP11690986A JP11690986A JPH061522B2 JP H061522 B2 JPH061522 B2 JP H061522B2 JP 11690986 A JP11690986 A JP 11690986A JP 11690986 A JP11690986 A JP 11690986A JP H061522 B2 JPH061522 B2 JP H061522B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing

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  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、記録操作毎に磁気ディスクの同心円状の各
1または2トラックに1記録分の記録を行なう磁気ディ
スクの記録方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、電子スチルカメラは、たとえば1984年7月2
日付け発行の雑誌「日経エレクトロニクス」(日経マグ
ロウヒル社)の80〜85頁に記載されているように、磁気
ディスクの同心円状の各トラックに1フィールド分の記
録を行なうように構成され、撮像された静止画のフィー
ルド記録を行なう場合は、撮像用のシャッタ釦に操作に
連動した記録操作毎に、撮像した1枚の静止画の1フィ
ールド分の信号を磁気ディスクの各1トラックに記録
し、静止画のフレーム記録を行なう場合は、前記記録操
作毎に、撮像した静止画の2フィールド分(1フレーム
分)の信号を磁気ディスクの連続する各2トラックに記
録する。
ところで、装着された磁気ディスクに対して、無条件で
最初のトラックから順に記録を行なえば、たとえば途中
のトラックまで記録された磁気ディスクを装置から取り
外した後、当該磁気ディスクを再び装着して再び記録を
行なうときに、いわゆる重ね記録によって誤記録が生じ
る。
そこで、この種電子スチルカメラは、記録専用の装置で
はあるが、記録機能とともに再生機能を備え、記録する
前に、装着された磁気ディスクを最初のトラックから順
に再生し、最初の既記録の直後の1記録分の無記録の空
きトラックを検出して記録開始トラックを前記空きトラ
ックに設定し、該空きトラックから記録するように構成
されている。
なお、特開昭54-140515号公報には、検出専用の磁気ヘ
ッドと録画専用の磁気ヘッドとを、検出専用の磁気ヘッ
ドが録画専用の磁気ヘッドに先行するように設け、検出
専用の磁気ヘッドの再生によって記録の有、無を検出
し、記録済みのトラックをとばして未記録のトラックの
みに記録を行なうことが記載されている。
一方、電子スチルカメラの磁気ディスクが、従来の写真
機の撮影用フィルムと異なり、記録の消去および再記録
が可能であるため、電子スチルカメラの磁気ディスクを
再記録して何度も使用することが考えられている。
そして、電子スチルカメラによって記録された磁気ディ
スクを再生する再生装置として、再生機能とともに消去
機能および記録機能を備え、再生、消去、記録それぞれ
の操作を行なうことにより、CRTなどに表示された磁
気ディスクの各記録の再生画像から消去する記録を確認
し、当該記録を消去するとともに、必要に応じて消去し
たトラックの再記録を行なえるものが考えられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、電子スチルカメラにも記録機能、再生機能と
ともに消去機能を備え、電子スチルカメラによって再記
録が行なえるようにすれば非常に便利であるが、携帯型
の電子スチルカメラの場合は、前述の再生装置のように
各記録の再生画像をCRTなどに表示して消去する記録
を確認することが困難であるため、再記録が行なえる電
子スチルカメラは発明されていない。
一方、前述の再生装置によって各トラックが選択的に消
去された磁気ディスクを電子スチルカメラに装着し、再
記録することが考えられる。
しかし、従来の電子スチルカメラが、装着された磁気デ
ィスクの最初の既記録の直後の空きトラックを検出し、
該空きトラックから順に記録を行なうため、とくに磁気
ディスクのところどころのトラックが消去されている場
合は、最初の既記録より後の既記録の部分が重ね記録さ
れることになり、良好な再記録が行なえない問題点があ
る。
また、空きトラック以降の各トラックにしか再記録が行
なえないため、磁気ディスクを最初のトラックから完全
に再記録することもできない問題点がある。
そして、この発明は、電子スチルカメラなどに適用され
る磁気ディスクの記録方法において、磁気ディスクの既
記録の状態によらず、磁気ディスクの再生画像を見るこ
となく、良好な再記録が行なえるようにすることを技術
的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、前記の諸点に留意してなされたものであ
り、記録操作毎に磁気ディスクの同心円状の各1または
2トラックに1記録分の記録を行なう磁気ディスクの記
録方法において、記録、再生および消去機能を備えると
ともに、装着された磁気ディスクの最初の既記録の直後
の1記録分の無記録の空きトラックを検出する空きトラ
ック検出手段と、つぎに記録する1記録分のトラックの
既記録の有無を判別する記録有無判別手段と、装着され
た磁気ディスクの最初のトラックから順の記録に設定す
る連続記録設定スイッチとを備え、該スイッチによって
連続記録に設定されないときに、前記検出手段の検出お
よび前記判別手段の判別にもとづき、装着された磁気デ
ィスクの前記空きトラックから順の各1記録分のトラッ
クを既記録の消去後に記録し、前記スイッチによって前
記連続記録に設定されたときに、装着された磁気ディス
クの最初のトラックから順の各1記録分のトラックを既
記録の消去後に記録することを特徴とする磁気ディスク
の記録方法である。
〔作用〕
したがって、連続記録設定スイッチによって連続記録に
設定されないときには、空きトラック検出手段によって
磁気ディスクの最初の既記録の直後の1記録分の無記録
の空きトラックが検出され、該検出にもとづき、各1記
録分の記録が前記空きトラックから順に各トラックに行
なわれ、このとき、記録有無判別手段の判別により、つ
ぎに記録する1記録分のトラックが既記録であれば、当
談1記録分のトラックが消去後に記録される。
また、連続記録設定スイッチによって連続記録に設定さ
れたときは、磁気ディスクが、最初のトラックから順
に、既記録を消去して記録される。
〔実施例〕
つぎに、この発明を、その1実施例を示した第1図とと
もに詳細に説明する。
第1図は電子スチルカメラに適用した場合を示し、同図
において、(1)はシャッタ釦および連続記録スイッチの
操作釦(2)が設けられた操作部、(3),(4)は記録用の映
像信号、消去用の消磁信号それぞれが入力される記録入
力端子、消去入力端子、(5)はマイクロコンピュータな
どからなる制御部であり、操作部(1)の操作信号が入力
され、予め記憶した制御手法にもとづく種々の制御を行
ない、後述のヘッド移動制御信号および第1、第2切換
制御信号を出力する。
(6)は電子スチルカメラの磁気ディスクであり、同心円
状の複数のトラック(6)′が形成され、ディスク駆動用
のモータによって一定速度で回転される。(7)はディス
ク(6)の記録、再生および消去に共用される磁気ヘッ
ド、(8)はヘッド(7)のアクセス位置を制御するヘッド移
動部であり、ヘッド(7)の移動用のモータなどを有し、
制御部(5)のヘッド移動制御信号によって駆動される。
(9)は2接点(a),(b)を有する第1スイッチであり、ア
ナログスイッチなどからなり、切換片がヘッド(7)に接
続され、制御部(5)の第1切換制御信号によって切換え
られる。(10)はスイッチ(9)の接点(a)に接続された信号
検出回路であり、接点(a)から入力されたヘッド(7)の再
生信号にもとづき、ディスク(6)の再生されたトラック
(6)′の記録の有無を検出し、検出信号を制御部(5)に出
力する。
(11)は2接点(a),(d)が入力端子(3),(4)それぞれに接
続された第2スイッチであり、アナログスイッチなどか
らなり、制御部(5)の第2切換制御信号によって切換え
られる。(12)は入力端子がスイッチ(11)の切換片に接続
されたアンプであり、出力端子がスイッチ(9)の接点(b)
に接続されている。
ところで、ヘッド(7)はディスク(6)の1トラックをアク
セスするシングルトラックギャップまたは、ディスク
(6)の各連続2トラックを同時にアクセスするダブルト
ラックギャップの磁気ヘッドによって形成され、第1図
の場合、フィールド記録のみを行なうため、シングルト
ラックギャップの磁気ヘッドによって形成されている。
また、ヘッド(7)および信号検出回路(10)、制御部(5)に
よって空きトラック検出手段、記録有無判別手段が形成
されている。
そして、ディスク(6)を装着すると、たとえば図示省略
された装着検出スイッチの検出信号が制御部(5)に入力
され、制御部(5)にディスク(6)の装着が検知され、この
とき操作釦(2)が操作されず、連続記録に設定されてい
なければ、制御部(4)は、予め記憶した記録制御手法中
の空きトラック検出制御にもとづき、第1、第2切換制
御信号によってスイッチ(9),(11)を接点(a),(c)それ
ぞれに切換え、ディスク(6)の再生に制御するととも
に、ヘッド移動制御信号よって移動部(8)を駆動し、ヘ
ッド(7)のアクセス位置をディスク(6)の最外周の最初の
トラック(6)′に制御する。
したがって、連続記録に設定されていないときは、ディ
スク(6)が装着されると、ヘッド(7)によって、ディスク
(6)の最初のトラック(6)′から再生され始める。
そして、ヘッド(7)の再生信号がスイッチ(9)を介して検
出回路(10)に入力され、このとき再生信号の有無にもと
づき、検出回路(10)が最初のトラック(6)′の記録の有
無を検出するとともに、検出回路(10)から制御部(5)に
記録の有無の検出信号が出力され、該検出信号にもとづ
き、制御部(5)は、最初のトラック(6)′の記録の有無を
判別する。
さらに、制御部(5)によって最初のトラック(6)′の既記
録が判別されると、制御部(5)はヘッド移動制御信号に
もとづき、ヘッド(7)のアクセス位置を最初のトラック
(6)′の1つ内側の2番目のトラック(6)′に移動し、前
述と同様にして当該2番目のトラック(6)′の記録の有
無を判別する。
そして、2番目のトラック(6)′も既記録であれば、制
御部(5)によってヘッド(7)のアクセス位置が3番目のト
ラック(6)′に制御され、以降、同様の動作のくり返し
によってディスク(6)が最初のトラック(6)′から順に再
生されるとともに、再生されたトラック(6)′の記録の
有無の判別がくり返される。
そして、制御部(5)は、検出回路(10)の判別信号が記録
有りの判別信号から記録無しの判別信号に変化し、ディ
スク(6)の1または複数トラック(6)′の最初の既記録の
終了直後の1記録分の無記録の空きトラック(6)′を検
出したときに、前記空きトラック検出制御を停止する。
すなわち、装着前の消去などにより、ディスク(6)のと
ころどころの1または複数の記録分のトラック(6)′の
記録が予め消去され、ディスク(6)に、1または複数ト
ラック(6)′からなる複数の既記録の部分がとびとびに
存在する場合、制御部(5)は、検出回路(10)の検出信号
にもとづき、記録済みのトラック(6)′が検知されなく
なる最初の既記録の直後の1記録分の無記録の空きトラ
ックまで前述の動作の制御をくり返し、該1記録分の空
きトラック(6)′を検出する。
なお、検出回路(10)の検出信号の記録有りから記録無し
への変化によって制御部(5)が空きトラック(6)′を検出
するため、たとえばディスク(6)の最初の既記録が途中
のトラック(6)′から行なわれている場合にも、前述と
同様の動作により、制御部(5)は、ディスク(6)の最初の
既記録の直後の1記録分の空きトラック(6)′を検出す
る。
また1記録分のトラックはフィールド記録、フレーム記
録によって異なり、フィールド記録の場合は1トラック
によって1記録分のトラックが形成され、フレーム記録
の場合は連続2トラックによって1記録分のトラックが
形成され、第1図の場合は、フィールド記録を行なうた
め、1記録分のトラックが1トラックによって形成され
ている。そして、前述の空きトラック(6)′を検出する
と、制御部(5)は空きトラック検出制御から記録制御に
移行し、スイッチ(9)を接点(b)に切換える。
さらに、記録制御に移行した後、操作部(1)のシャッタ
釦が押されて1回目の記録操作が行なわれると、シャッ
タ釦の操作信号にもとづき、検出した空きトラック
(6)′の記録が開始され、談記録開始にもとづき入力端
子(3)に入力された1記録分、すなわち1フィールドの
静止画の映像信号が、スイッチ(11)、アンプ(12)、スイ
ッチ(9)を介してヘッド(7)に入力され、このときヘッド
(7)のアクセス位置が検出した空きトラック(6)′になっ
ているため、当該空きトラック(6)′に1フィールドの
記録が行なわれる。
そして、空きトラック(6)′の記録が終了すると、制御
部(5)によってヘッド(7)のアクセス位置が、記録された
前記空きトラック(6)′のつぎのトラック(6)′(以下次
トラックと称する)に移動されるとともに、制御部(5)
が記録制御から記録有無判別および消去制御に移行し、
スイッチ(9)を再び接点(a)に切換え、つぎの1記録分の
トラック(6)′の再生に制御する。
そこで、つぎの1記録分のトラック、すなわち前述の次
トラック(6)′が再生され、このときヘッド(7)の再生信
号の有無にもとづき、検出回路(10)が記録の有無を検出
するとともに、検出回路(10)の検出信号にもとづき、制
御部(5)が当該次トラック(6)′の記録の有無を判別す
る。
そして、制御部(5)は、次トラック(6)′の再生終了によ
ってスイッチ(9)を接点(b)に切換え、このとき前記判別
にもとづき既記録のトラックであることを判別すると、
スイッチ(11)も接点(d)に切換えて当該次トラック(6)′
の消去制御を行なう。
したがって、次トラック(6)′が既記録のトラックであ
れば、入力端子(4)の消磁信号がスイッチ(11)、アンプ
(12)、スイッチ(9)を介してヘッド(7)に入力され、当該
次トラック(6)′の既記録が消去される。なお、消磁信
号は、たとえば記録、再生される映像信号の周波数帯域
外の低周波数の信号からなる。
さらに、前記消去が終了すると、制御部(4)は再び記録
制御に移行し、スイッチ(11)を接点(c)に切換えて次ト
ラック(6)′の記録に制御し、該制御の後にシャッタ釦
が押されて2回目の記録操作が行なわれると、1回目の
記録操作のときと同様にして、当該次トラック(6)′の
記録が行なわれる。
一方、次トラック(6)′が記録されていなければ、制御
部(5)が、スイッチ(11)を接点(d)に切換えずに、次トラ
ック(6)の記録の有無の判別後に、直ちに記録制御に移
行し、前述の消去を行なうことなく、2回目の記録操作
にもとづく当該次トラック(6)′の記録を行なう。
そして、次トラック(6)′の記録が終了すると、制御部
(4)は、空きトラックの記録が終了したときと同様の制
御を、次トラック(6)′のつぎのトラック以降の各トラ
ック(6)′に対して順次くり返し行ない、各トラック
(6)′の記録を行なう。
すなわち、フィールド記録を行なう第1図の場合は、連
続記録に設定されていないときに、装着されたディスク
(6)の最初の既記録の直後の1トラックの空きトラック
(6)′を検出した後、1回目の記録操作によって当該空
きトラック(6)′に1フィールドの静止画を記録し、該
記録が終了すると、該記録終了からつぎの記録操作まで
の間に、つぎに記録する前記空きトラックのつぎの次ト
ラック(6)′の記録の有無を判別するとともに、該次ト
ラック(6)′が既記録であれば当該トラック(6)′を消去
した後に記録し、以降、同様の動作のくり返しにより、
前記空きトラック(6)′以降の各トラック(6)′に順次に
1フィールドの記録を行なう。
そして、各記録操作の前に、該各記録操作によって記録
されるトラック(6)′の既記録の消去が行なわれるた
め、装着されるディスク(6)のところどころに既記録の
部分が存在していても、重ね記録を行なうことなく、た
とえば保存する最初の既記録のみを残してディスク(6)
の各トラック(6)′が順次に再記録され、良好な再記録
が行なえ、再記録をくり返すことによって、保存する記
録のみを古いものから順にディスク(6)に保存記録する
こともできる。
一方、操作釦(2)が操作されて連続記録設定スイッチの
操作信号が制御部(5)に入力され、連続記録、すなわち
ディスク(6)の最初のトラック(6)′から順の記録が設定
されたときは、制御部(5)が連続記録制御に移行する。
そして、連続記録に設定されると、制御部(5)は、ま
ず、スイッチ(9)を接点(b)に切換えるとともに、スイッ
チ(11)を接点(d)に切換え、かつヘッド移動制御信号に
よって移動部(8)を駆動し、ヘッド(7)のアクセス位置を
ディスク(6)の最外周の最初のトラック(6)′に制御し、
最初のトラック(6)′の消去に制御し、このとき入力端
子(4)の消去信号により、最初のトラック(6)′は記録の
有無に無関係に消去される。
さらに、最初のトラック(6)′の消去が終了すると、制
御部(5)は、スイッチ(11)を接点(c)に切換え、最初のト
ラック(6)′の記録に制御する。
そして、スイッチ(11)が接点(c)に切換えられた後に、
シャッタ釦が押されて記録操作が行なわれ、入力端子
(3)の映像信号、すなわち撮像された1フィールドの映
像信号が最初のトラック(6)′に記録される。
さらに、最初のトラック(6)′の記録が終了すると、制
御部(5)は、スイッチ(11)を再び接点(d)に切換えるとと
もに、移動部(8)を駆動してヘッド(7)のアクセス位置を
ディスク(6)の2番目のトラックに制御し、2番目のト
ラック(6)′の消去に制御する。
また、2番目のトラック(6)′の消去が終了すると、制
御部(5)は、スイッチ(11)を再び接点(c)に切換え、2番
目のトラック(6)′の記録に制御し、その後、シャッタ
釦が押されて記録操作が行なわれることにより、2番目
のトラック(6)′の記録が行なわれる。
そして、2番目のトラック(6)′の記録から終了する
と、ヘッド(7)のアクセス位置が3番目のトラック(6)′
に移行する以外は、最初のトラック(6)′の記録が終了
したときと同様の制御が行なわれ、3番目のトラック
(6)が消去後に記録され、以降、同様の動作がくり返さ
れ、ディスク(6)の各トラック(6)′が最初のトラック
(6)′から順に消去した後記録される。
すなわち、連続記録に設定されたときは、前述の空きト
ラックの検出および記録の有無の判別に無関係に、装着
されたディスク(6)が最初のトラック(6)′から順に消去
後に記録され、ディスク(6)の全トラック(6)′が既記録
を消去して重ね記録なく再記録される。
なお、連続記録の設定は、ディスク(6)を電子スチルカ
メラから取出すことにって自動的に解除され、不用意に
連続記録になることが防止されている。
また、各トラック(6)′の消去がシャッタ釦の操作前に
行なわれをため、たとえば連続記録に設定してディスク
(6)を途中まで記録して電子スチルカメラから取出した
ときには、最後に記録したトラックのつぎのトラックが
消去され、当該ディスク(6)を再び装着して通常の記録
を行なうときに、空きトラックの検出にもとづき、前記
最後のトラックのつぎのトラックから重ね記録すること
なく、再記録することができる。
ところで、第1図の場合は、フィールド記録を行なうた
め、連続記録に設定されたときにも、1記録分のトラッ
クが1トラックになっているが、フレーム記録を行なう
場合は、連続記録に設定されたときにも、1記録分のト
ラックが2トラックになり、この場合、1回の消去によ
って2トラックが消去されるのは勿論である。
したがって、連続記録に設定しないときは、最初の既記
録のみを残してディスク(6)の再記録が行なえ、連続記
録に設定したときは、ディスク(6)の完全な再記録が行
なえる。
そして、連続記録に設定したときは、空きトラックの検
出と記録の有無の判別とにもとづき、既記録のトラック
を消去して再記録が行なわれ、連続記録に設定したとき
には、無条件に最初のトラックから順の各トラックが消
去後に再記録されるため、いずれのときにも、ディスク
(6)の既記録の状態によらず、ディスク(6)の再生画像を
見ることなく、良好な再記録が行なえ、とくに電子スチ
ルカメラなどの携帯型の記録装置に適用して著しい効果
を奏する。
なお、前記実施例では、シングルトラックギャップのヘ
ッド(7)によってフィールド記録を行なう場合に適用し
たが、ヘッド(7)をダブルトラックギャップの磁気ヘッ
ドによって形成し、ヘッド(7)の両ギャップを用いたフ
レーム記録あるいは、一方のギャップのみを用いたフィ
ールド記録を行なう場合に適用することもでき、とく
に、フレーム記録の場合は、ヘッド(7)の両ギャップが
同時に記録、再生および消去に制御されるため、前記実
施例中の1記録分のトラックが連続2トラックになる。
また、前記実施例では、連続記録に設定されないとき
に、記録操作の記録終了からつぎの記録操作までの間
に、つぎに記録されるトラック(6)′の記録の有無の判
別および消去を行なったが、たとえば、記録操作から記
録開始までの間に、前記判別および消去を行なってもよ
く、とくに、ヘッド(7)をダブルトラックギャップの磁
気ヘッドによって形成し、ヘッド(7)のギャップを用い
てフィールド記録を行なう場合は、各記録操作の記録中
にヘッド(7)の他方のギャップを用いてつぎに記録され
るトラック(6)′の前記判別および消去を行なうことも
可能である。
さらに、前記実施例では、連続記録に設定されたとき
に、無条件に、最初のトラックから順の各1記録分のト
ラックを消去後に記録して既記録を消去するようにした
が、各1記録分のトラックを消去する前に、各1記録分
のトラックの記録の有無を判別し、既記録のときにのみ
消去後に記録してもよい。
また、記録、再生の磁気ヘッドと別個に消去の磁気ヘッ
ドを設けてもよく、さらに、電子スチルカメラ以外の種
々の磁気ディスク記録装置に適用することもできる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明の磁気ディスクの記録方法によ
ると、連続記録に設定しないときは、磁気ディスクの最
初の既記録の直後の空きトラック以降の各1記録分のト
ラックが、既記録の消去後に記録され、連続記録に設定
したときは、磁気ディスクの最初のトラックから順の各
1記録分のトラックが、既記録の消去後に記録され、磁
気ディスクの既記録の状態によらず、磁気ディスクの最
初の既記録のみを残した再記録および磁気ディスクの完
全な再記録が、磁気ディスクの既記録の再生画像を見る
ことなく、重ね記録を防止して行なえ、たとえば、再記
録可能な電子スチルカメラを提供することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の磁気ディスクの記録方法の1実施例
のブロック図である。 (1)…操作部、(2)…連続記録設定スイッチの操作釦、
(3)…記録入力端子、(4)…消去信号入力端子、(5)…制
御部、(6)…磁気ディスク、(6)′…トラック、(7)…磁
気ヘッド、(8)…ヘッド移動部、(9),(11)…第1、第2
スイッチ、(10)…信号検出回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録操作毎に磁気ディスクの同心円状の各
    1または2トラックに1記録分の記録を行なう磁気ディ
    スクの記録方法において、記録、再生および消去機能を
    備えるとともに、装着された磁気ディスクの最初の既記
    録の直後の1記録分の無記録の空きトラックを検出する
    空きトラック検出手段と、つぎに記録する1記録分のト
    ラックの既記録の有無を判別する記録有無判別手段と、
    装着された磁気ディスクの最初のトラックから順の記録
    に設定する連続記録設定スイッチとを備え、該スイッチ
    によって連続記録に設定されないときに、前記検出手段
    の検出および前記判別手段の判別にもとづき、装着され
    た磁気ディスクの前記空きトラックから順の各1記録分
    のトラックを既記録の消去後に記録し、前記スイッチに
    よって前記連続記録に設定されたときに、装着された磁
    気ディスクの最初のトラックから順に各1記録分のトラ
    ックを既記録の消去後に記録することを特徴とする磁気
    ディスクの記録方法。
JP11690986A 1986-05-20 1986-05-20 磁気デイスクの記録方法 Expired - Lifetime JPH061522B2 (ja)

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