JPH0615202Y2 - マイクロ波加熱調理器 - Google Patents
マイクロ波加熱調理器Info
- Publication number
- JPH0615202Y2 JPH0615202Y2 JP1987186483U JP18648387U JPH0615202Y2 JP H0615202 Y2 JPH0615202 Y2 JP H0615202Y2 JP 1987186483 U JP1987186483 U JP 1987186483U JP 18648387 U JP18648387 U JP 18648387U JP H0615202 Y2 JPH0615202 Y2 JP H0615202Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- liquid
- nozzle
- microwave
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electric Ovens (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案はマイクロ波加熱調理器に関するものである。
「従来の技術」 従来からある単一機能のマイクロ波加熱調理器(電子レ
ンジ)では、食材の種類によってはマイクロ波加熱のみ
で再加熱調理のできるものがあるが、殆んどの食材はマ
イクロ波加熱による乾燥、加熱むらが発生する。このよ
うな機器の欠点を補うため食材に濡れ布きんを掛け、或
はラップで包む等のようにソフト側で処理をしているの
が現状である。又高周波発生装置による加熱装置を備え
た食材加熱室に蒸気発生装置からの蒸気を定期的に供給
する装置が考案されている(実開昭57−8403
号)。この装置によるとスイッチのオン、オフによって
スチームタンク内の水をヒータで加熱、停止し、それに
よって蒸気を発生、停止し、発生蒸気を食材加熱室内に
供給、停止するものである。そのためのスイッチのオ
ン、オフと蒸気の供給、停止との間にずれを生じ食材の
乾燥後に蒸気を供給するという誤動作を生じ易いし、温
度の高い加熱室内に気体である蒸気を供給するため加熱
室内は却って該蒸気によって乾燥するという問題があっ
た。
ンジ)では、食材の種類によってはマイクロ波加熱のみ
で再加熱調理のできるものがあるが、殆んどの食材はマ
イクロ波加熱による乾燥、加熱むらが発生する。このよ
うな機器の欠点を補うため食材に濡れ布きんを掛け、或
はラップで包む等のようにソフト側で処理をしているの
が現状である。又高周波発生装置による加熱装置を備え
た食材加熱室に蒸気発生装置からの蒸気を定期的に供給
する装置が考案されている(実開昭57−8403
号)。この装置によるとスイッチのオン、オフによって
スチームタンク内の水をヒータで加熱、停止し、それに
よって蒸気を発生、停止し、発生蒸気を食材加熱室内に
供給、停止するものである。そのためのスイッチのオ
ン、オフと蒸気の供給、停止との間にずれを生じ食材の
乾燥後に蒸気を供給するという誤動作を生じ易いし、温
度の高い加熱室内に気体である蒸気を供給するため加熱
室内は却って該蒸気によって乾燥するという問題があっ
た。
「考案が解決しようとする問題点」 本案は上記欠点を排除するためマイクロ波加熱と併用で
水その他の液体の噴霧を適切に行い積極的な加湿と均一
加熱を高めることを目的とするものである。
水その他の液体の噴霧を適切に行い積極的な加湿と均一
加熱を高めることを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 上記の目的を達成するため本案は 庫内にマイクロ波加熱装置と、液体噴霧ノズルを天井に
設け、該ノズルの供液管に電磁開閉弁を設け、ノズルか
ら噴出する液体の噴霧タイミングを食材の種類に対応し
た加湿条件に設定し得る制御装置を具備し該制御装置か
らの信号によって上記開閉弁を開閉するよう形成したマ
イクロ波加熱調理器 によって構成される。
設け、該ノズルの供液管に電磁開閉弁を設け、ノズルか
ら噴出する液体の噴霧タイミングを食材の種類に対応し
た加湿条件に設定し得る制御装置を具備し該制御装置か
らの信号によって上記開閉弁を開閉するよう形成したマ
イクロ波加熱調理器 によって構成される。
「作用」 従って扉7を開け、食材5を庫1内のテーブル13上に
載せ、マイクロ波加熱装置2からマイクロ波9を発射さ
せて上記食材5を加熱する。そして食材5の特性に対応
した加熱、加湿条件に制御装置6のタイミングを設定
し、該装置6を動作させると噴霧ノズル3から水等の液
体12を霧状に噴出して食材5を加湿する。その噴霧水
又は液12の粒子はマイクロ波9に当り、マイクロ波9
の乱反射を助けるので食材5の加熱は均一化される。
載せ、マイクロ波加熱装置2からマイクロ波9を発射さ
せて上記食材5を加熱する。そして食材5の特性に対応
した加熱、加湿条件に制御装置6のタイミングを設定
し、該装置6を動作させると噴霧ノズル3から水等の液
体12を霧状に噴出して食材5を加湿する。その噴霧水
又は液12の粒子はマイクロ波9に当り、マイクロ波9
の乱反射を助けるので食材5の加熱は均一化される。
「実施例」 開閉自在の扉7を備えた外気圧の庫1の内部にマイクロ
波加熱装置2を天井4側に設ける。この加熱装置2はマ
グネトロン2′から導波管2″を経て天井4に穿設した
透孔8からマイクロ波9を下向に放出するようになって
いる。又該天井4には水平方向に旋回可能な水や乳液等
の液体噴霧ノズル3を設け、該ノズル3の供液管10
(液体供給管)に電磁開閉弁11を設け、制御装置6か
らの信号15によって該弁11を所定時間開いて上記ノ
ズル3から液体12が霧状に噴出され食材5が加湿され
る。この噴霧タイミングは上記制御装置6のタイマーに
よって食材5に応じて設定することができる。噴霧され
た液体12の粒子はマイクロ波9に当りそれによりマイ
クロ波9を乱反射させるため食材5を均一に加熱するこ
とができる。尚図中13で示すものは食材5を載せるタ
ーンテーブル、14は噴霧用ドレン孔、15は上記開閉
弁11の制御信号線である。
波加熱装置2を天井4側に設ける。この加熱装置2はマ
グネトロン2′から導波管2″を経て天井4に穿設した
透孔8からマイクロ波9を下向に放出するようになって
いる。又該天井4には水平方向に旋回可能な水や乳液等
の液体噴霧ノズル3を設け、該ノズル3の供液管10
(液体供給管)に電磁開閉弁11を設け、制御装置6か
らの信号15によって該弁11を所定時間開いて上記ノ
ズル3から液体12が霧状に噴出され食材5が加湿され
る。この噴霧タイミングは上記制御装置6のタイマーに
よって食材5に応じて設定することができる。噴霧され
た液体12の粒子はマイクロ波9に当りそれによりマイ
クロ波9を乱反射させるため食材5を均一に加熱するこ
とができる。尚図中13で示すものは食材5を載せるタ
ーンテーブル、14は噴霧用ドレン孔、15は上記開閉
弁11の制御信号線である。
「効果」 本案は上述のように構成したのでマイクロ波加熱と併用
した水その他の液体の噴霧によって積極的に食材を設定
タイミングに迅速かつ適切に加湿し得るばかりでなく上
記マイクロ波が拡散し得てマイクロ波による加熱を均一
に行い得るものである。
した水その他の液体の噴霧によって積極的に食材を設定
タイミングに迅速かつ適切に加湿し得るばかりでなく上
記マイクロ波が拡散し得てマイクロ波による加熱を均一
に行い得るものである。
図面は本案のマイクロ波加熱調理器を示す縦断面図であ
る。 1……庫、2……マイクロ波加熱装置、3……液体噴霧
ノズル、4……天井、5……食材、6……制御装置、1
0……供液管、11……電磁開閉弁、12……液体、1
5……信号。
る。 1……庫、2……マイクロ波加熱装置、3……液体噴霧
ノズル、4……天井、5……食材、6……制御装置、1
0……供液管、11……電磁開閉弁、12……液体、1
5……信号。
Claims (1)
- 【請求項1】庫内にマイクロ波加熱装置と、液体噴霧ノ
ズルを天井に設け、該ノズルの供液管に電磁開閉弁を設
け、ノズルから噴出する液体の噴霧タイミングを食材の
種類に対応した加湿条件に設定し得る制御装置を具備し
該制御装置からの信号によって上記開閉弁を開閉するよ
う形成したマイクロ波加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987186483U JPH0615202Y2 (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | マイクロ波加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987186483U JPH0615202Y2 (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | マイクロ波加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0191802U JPH0191802U (ja) | 1989-06-16 |
JPH0615202Y2 true JPH0615202Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31477709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987186483U Expired - Lifetime JPH0615202Y2 (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | マイクロ波加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615202Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8941022B2 (en) | 2010-12-20 | 2015-01-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Switching apparatus |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1324263C (zh) * | 2002-11-26 | 2007-07-04 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 具有加湿功能的微波炉 |
JP6200206B2 (ja) * | 2013-05-23 | 2017-09-20 | 広瀬 幸雄 | 調理器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6322405Y2 (ja) * | 1980-06-17 | 1988-06-20 |
-
1987
- 1987-12-08 JP JP1987186483U patent/JPH0615202Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8941022B2 (en) | 2010-12-20 | 2015-01-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Switching apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0191802U (ja) | 1989-06-16 |
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