JPH0615108U - キャップ付減圧弁 - Google Patents

キャップ付減圧弁

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JPH0615108U
JPH0615108U JP5147992U JP5147992U JPH0615108U JP H0615108 U JPH0615108 U JP H0615108U JP 5147992 U JP5147992 U JP 5147992U JP 5147992 U JP5147992 U JP 5147992U JP H0615108 U JPH0615108 U JP H0615108U
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valve body
cap
handle
bonnet
pressure reducing
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JP5147992U
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Inventor
勇喜 奈良
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エスエムシー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】日光,雨等によるハンドルやボンネット等の劣
化を阻止できるようにするキャップ付減圧弁を提供す
る。 【構成】キャップ12と弁本体14とボンネット16と
ハンドル18とから構成されている。前記ボンネット1
6と前記弁本体14とで画成された空間に、ダイヤフラ
ム44を配設し、ダイヤフラム室46と室48とを遮断
する。前記室48には、調整スプリング58が配設さ
れ、前記調整スプリング58の一端はダイヤフラム44
に当接し、他端はロッド60に螺合する変位部材62に
当接する。前記ロッド60は、前記ボンネット16に嵌
挿され、端部にハンドル18が固着されている。前記ボ
ンネット16とハンドル18を覆うキャップ12は、略
円筒状に成形され、同様に略円筒状に形成された弁本体
14の側壁の上端部に着脱自在に装着される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、減圧弁に関し、一層詳細には、例えば、樹脂製のボンネットおよび ハンドルの劣化を防止することができるキャップ付減圧弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、減圧弁は、弁体の開度を調整スプリングを介して調整するハンドルと 、前記スプリングが収納されたボンネットと、弁体を含む弁機構が配設された弁 本体とから構成されている。この場合、ハンドルおよびボンネットには、金属製 よりも軽く、コストメリットのある成形が容易なために合成樹脂が使用されてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、減圧弁の設置場所が室外の場合には、ハンドルやボンネットが日光 、雨、風等に晒される。
【0004】 すなわち、従来の技術において、減圧弁は柴外線等を含む日光、大気中の水分 、化学物質等に絶えず影響されており、ハンドルやボンネットの劣化が著しく助 長される不都合を生じる。また、屋内であっても設置環境により、劣化が助長さ れる。特に、ハンドルが劣化すると、その操作が不可能となり、圧力調整ができ なくなる場合、また、調圧スプリングの弾発力により、ボンネットの破損に至る 場合もあり得る。
【0005】 本考案は、以上のような不都合を解消するためになされたものであって、特に ハンドルおよびボンネットの劣化を阻止することのできるキャップ付減圧弁を提 供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 前記の目的を達成するために、本考案は、作動流体が流入する第1ポートと前 記作動流体が流出する第2ポートとが画成される弁本体と、 前記第1ポートと前記第2ポートとの間に配設され、前記弁本体に形成される 着座部との離間距離によって前記作動流体の圧力を調整する弁体と、 一端が前記弁体に連結され、他端が弾性部材を介して変位部材に連結されるス テムと、 前記変位部材の位置を変化させることで、前記弁体の開度を調整するハンドル と、 少なくとも前記ハンドルを外部より隔絶した状態で囲繞し、前記弁本体に着脱 自在に装着されるキャップと、 から構成されることを特徴とする。
【0007】
【作用】
以上のように構成されたキャップ付減圧弁では、減圧弁のハンドルおよびボン ネット部分をキャップで覆うことにより、ハンドルおよびボンネットが日光、雨 、風等の影響を受けることがないため、その機能、強度の低下等が生じない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案に係るキャップ付減圧弁について、好適な実施例を挙げ、添付の 図面を参照しながら説明する。
【0009】 図1は、本考案のキャップ付減圧弁のキャップの装着後の縦断面図を示し、図 2は、キャップ装着前の減圧弁の斜視図を示す。
【0010】 図1において、参照符号10は、本考案に係るキャップ付減圧弁を示す。
【0011】 前記キャップ付減圧弁10は、基本的にキャップ12と弁本体14とボンネッ ト16とハンドル18とから構成されている。
【0012】 前記弁本体14は、作動流体が流入される第1ポート20と所定の圧力に減圧 された作動流体が流出される第2ポート22とが側壁部に画成されている第1弁 本体14aと、弁体24が配設される凹部26が画成された第2弁本体14bと で構成されている。
【0013】 そして、第1弁本体14aと第2弁本体14bとで弁室28が画成され、前記 弁室28には、弁体24が着座する着座部30と前記着座部30を有する隔壁3 2が形成されている。前記隔壁32の内部において、第2ポート22と連通する 室34が画成されている。前記室34には、前記弁体24に一端が固着されると 共に、他端が前記第1弁本体14aに画成された孔部36を貫通するステム38 が配設されている。
【0014】 前記第2弁本体14bに画成された凹部26には、前記弁体24を上方に付勢 する弁スプリング40が配設されている。第1弁本体14aには、前記ステム3 8の端部が当接するリリーフ弁シート42が固着されるダイヤフラム44が架設 されている。
【0015】 前記第1弁本体14aと前記ダイヤフラム44とでダイヤフラム室46を画成 し、前記ボンネット16と前記ダイヤフラム44とで室48を画成する。
【0016】 前記リリーフ弁シート42には、前記ダイヤフラム室46と前記室48とを連 通する孔部50が形成されている。前記第2ポート22の上方には、通路52が 画成され、前記第2ポート22と前記ダイヤフラム室46とを連通する。
【0017】 また、前記ボンネット16に画成された通路54、前記第1弁本体14aに画 成されたリリーフポート56を介してキャップ付減圧弁10の外部と室48とが 連通する。
【0018】 前記室48には、調整スプリング58が配設され、前記調整スプリング58の 一端はダイヤフラム44に当接し、他端はロッド60に螺合する変位部材62に 当接する。前記ロッド60は、前記ボンネット16に嵌挿され、端部にハンドル 18が固着される。前記ハンドル18は、前記ボンネット16の外周部に刻設さ れた溝部に係合されている。
【0019】 前記ボンネット16とハンドル18を覆うキャップ12は、図2に示す如く略 円筒状に成形され、同様に略円筒状に形成された弁本体14の側壁の上端部に着 脱自在に装着される。前記キャップ12の開口部の内周には、シール部材64が 固着されている。なお、前記シール部材64の形状を弁本体14に形成された溝 部66に合わせて形成し、シール部材64を前記溝部66に嵌合させ、前記キャ ップ12を前記弁本体14に装着することもできる。
【0020】 前記キャップ12は、剛性を得るために段差を設けて成形されている。また、 所定の剛性を有する場合は、段差を設けないで成形してもよい。また、キャップ 12の材質としてポリエチレンあるいはポリプロピレン等を使用して、キャップ 12を成形する。
【0021】 次に、本考案に係る実施例の動作について説明する。
【0022】 所定の作動流体の圧力を設定するために、ハンドル18を旋回し、弁スプリン グ40に対抗して変位部材62を下方に変位させる。この変位によって調整スプ リング58の弾発力を調整し、ダイヤフラム44を下方に変位させる。これによ り、弁体24が着座部30から所定間隔離間するため、第1ポート20から流入 した作動流体が室34に流入した際、所定量だけ減圧され、第2ポート22から 流出することになる。
【0023】 以上の調整作業を行った後、ハンドル18およびボンネット16をキャップ1 2で囲繞する。
【0024】 この場合、キャップ付減圧弁10のハンドル18、ボンネット16をキャップ 12で覆うことにより、これらが外部から遮断され、日光、雨、風や大気中の化 学物質等に晒されることがないため、劣化を阻止することができる。従って、例 えば、減圧圧力の再調整を行うような場合に、ハンドル18をスムーズに回動さ せることができ、その調整が困難となることもない。
【0025】 なお、作動流体の圧力が急激に高まると、通路52を通り、ダイヤフラム室4 6に流入し、ダイヤフラム44を上方に変位させる。そしてリリーフ弁シート4 2とステム38の間に間隙を生じさせる。この間隙とリリーフ弁シート42に画 成された孔部50を通り、作動流体が前記室48に流入し、この流入した作動流 体がさらに通路54を通り、第1弁本体14aに画成されたリリーフポート56 から外部に流出する。この結果、作動流体の圧力が調整される。
【0026】
【考案の効果】
本考案に係るキャップ付減圧弁は、以下の効果を奏するものである。
【0027】 減圧弁のボンネットやハンドル等をキャップで覆うことにより、日光、雨等に よる前記ボンネットやハンドル等の劣化の助長を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るキャップ付減圧弁を示す縦断面図
である。
【図2】本考案に係るキャップ付減圧弁のキャップを取
り外した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】 10…キャッ付減圧弁 12…キャップ 14…弁本体 14a…第1弁本体 14b…第2弁本体 16…ボンネット 18…ハンドル 20…第1ポート 22…第2ポート 24…弁体 28…弁室 30…着座部 38…ステム 44…ダイヤフラム 46…ダイヤフラム室 48…室 58…調整スプリング 60…ロッド 62…変位部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作動流体が流入する第1ポートと前記作動
    流体が流出する第2ポートとが画成される弁本体と、 前記第1ポートと前記第2ポートとの間に配設され、前
    記弁本体に形成される着座部との離間距離によって前記
    作動流体の圧力を調整する弁体と、 一端が前記弁体に連結され、他端が弾性部材を介して変
    位部材に連結されるステムと、 前記変位部材の位置を変化させることで、前記弁体の開
    度を調整するハンドルと、 少なくとも前記ハンドルを外部より隔絶した状態で囲繞
    し、前記弁本体に着脱自在に装着されるキャップと、 から構成されることを特徴とするキャップ付減圧弁。
JP1992051479U 1992-07-22 1992-07-22 キャップ付減圧弁 Expired - Lifetime JP2557232Y2 (ja)

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JP1992051479U JP2557232Y2 (ja) 1992-07-22 1992-07-22 キャップ付減圧弁

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JPH0615108U true JPH0615108U (ja) 1994-02-25
JP2557232Y2 JP2557232Y2 (ja) 1997-12-10

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316826A (en) * 1977-08-22 1978-02-16 Hitachi Ltd Insulation structure of conductor for electric appliance
JPS5357480A (en) * 1976-11-04 1978-05-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Coaxial cable

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60114516A (ja) * 1983-11-26 1985-06-21 Hoya Corp ガラスレンズ成形型の製造法
JPS62463U (ja) * 1985-06-19 1987-01-06

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