JPS6112403Y2 - - Google Patents

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JPS6112403Y2
JPS6112403Y2 JP2417780U JP2417780U JPS6112403Y2 JP S6112403 Y2 JPS6112403 Y2 JP S6112403Y2 JP 2417780 U JP2417780 U JP 2417780U JP 2417780 U JP2417780 U JP 2417780U JP S6112403 Y2 JPS6112403 Y2 JP S6112403Y2
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JP
Japan
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bleed passage
small diameter
diameter portion
bleeder plug
large diameter
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JP2417780U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、油圧式ブレーキ、油圧式クラツチな
どの油圧式駆動装置において、空気抜きを行う
(空気混入油を抜き取る)ブリーダ装置に関す
る。
従来より例えば、第4図に示すように、油圧式
ブレーキにおけるマスターシリンダのハウジング
aには、油圧経路側小径部b、傾斜部c及び出口
側大径部dが順に連なる第1ブリード通路eが穿
設される一方、大径部dにねじ込まれるブリーダ
プラグfは、内端小径部gと大径ねじ部hとが形
成されると共に、外端洩出面と小径部gの外周面
とに開口する第2ブリード通路iが穿設されてお
り、ブリーダプラグfのねじ込み量を調整して、
大径部dと傾斜部c内を遊動するスチールボール
jを傾斜部cの内周面に押圧或いは離隔させ、第
1ブリード通路eを開閉するようにしている。ま
た第5図に示すように、ブリーダプラグfの小径
部kが延長され、その内端尖り部lが小径部bの
端縁に直接当接して、第1ブリード通路eを開閉
するようにしているものである。
上記ブリーダ装置の何れにおいても、油中の空
気抜きを行う場合、ブレーキペダルを踏み込むと
共に、ブリーダプラグfを緩めて第1ブリード通
路eを開放し、油圧経路中の油を第1及び第2ブ
リード通路e,iを介して排出する一方、ブレー
キペダルを全ストローク踏み込むと、ブリーダプ
ラグfを締め付けて第1ブリード通路eを閉鎖
し、第2ブリード通路iからの油の逆流を防止
し、この動作を繰り返して空気抜きを行うように
している。しかも、上記ブリーダ装置において
は、ブレーキペダルを踏み込む者と、ブリーダプ
ラグfの位置を調整する者と2人の作業者を要す
るため、空気抜き作業が極めて煩雑なものであつ
た。
また、ブリーダプラグfの外端部にはキヤツプ
mが設けられて第2ブリード通路iの外端を閉鎖
し、異物の混入を防止するようにしているが、キ
ヤツプmは作業後に付け忘れる場合が多いもので
あり、その場合には、外部から雨水などが浸入
し、シール部が侵されてシール不良を招くという
欠点があつた。
本考案は、斯かる点に鑑みてなされたもので、
第2ブリード通路の第1ブリード通路に連通する
端部開口より油圧経路側のブリーダプラグの外周
面と第1ブリード通路との間に逆止弁機能を有す
るシール部材を設け、油圧経路から第2ブリード
通路への油の流通のみ許容するようにして、空気
抜き作業時における逆流防止のブリーダプラグ締
付け動作を不要にすると同時に、異物にも受け止
めることができるようにした油圧式駆動装置にお
けるブリーダ装置を提供するものである。
以下、本考案の構成を実施例について図面に基
づいて説明する。
第1図及び第2図に示すように、1は油圧式ブ
レーキにおけるマスターシリンダのハウジング、
2はハウジング1に形成された油圧経路、3はハ
ウジング1に穿設された第1ブリード通路で、油
圧経路2と外部とを連通している。第1ブリード
通路3は油圧経路2側の小径部3a、内下りの傾
斜部3b及び出口側の大径部3cが順に連続して
形成されており、大径部3cの内周面の外部側に
は雌ねじ部が形成されている。
4は大径部3cの雌ねじ部にねじ込まれたブリ
ーダプラグで、設定寸法以下のねじ込みで第1ブ
リード通路3の小径部3aを開く一方、設定寸法
以上のねじ込みで第1ブリード通路3の小径部3
aを閉じるものである。ブリーダプラグ4は端面
が平坦な内端小径部4a、大径部3cの雌ねじ部
に螺合する大径雄ねじ部4b、六角胴部4c及び
外端の円形頭部4dが順に連続して形成され、円
形頭部4dには油容器(図示せず)に連通するパ
イプ(図示せず)が油の排出時に接続される。ま
たブリーダプラグ4には第2ブリード通路5が穿
設されており、第2ブリード通路5は軸方向部5
aと軸直交部5bとからなり、軸方向部5aの一
端は円形頭部4dである外部洩出面に、軸直交部
5bの一端は小径部4aの外周面にそれぞれ開口
して第1ブリード通路3に連通し、小径部4aの
開口は大径ねじ部4bに近接している。
更に小径部4aにおいて、第2ブリード通路5
が開口する位置より油圧経路2側の内端側外周面
にはコ字状周回溝6が刳設され、周回溝6にシー
ル部材7が設けられている。シール部材7は逆止
弁機能を有し、油圧経路2の油の第1ブリード通
路3から第2ブリード通路5への流通のみ許容す
るもので、周回溝6に嵌合する基部7aと基部7
aの下端に連なる抑止部7bとより断面U字状に
形成され、抑止部7bの先端が大径部3cの内周
面に接触して、第2ブリード通路5から油圧経路
2への油の流入を阻止する。
8は傾斜部3bと大径部3c内に遊動するスチ
ールボールであつて、小径部4aの端面に当接し
て傾斜部3bの内周面に押圧或いは離隔されるも
のである。
次に、作用について説明すると、ブリーダプラ
グ4を設定寸法以上ねじ込んでいる場合は、第1
図に示すように、小径部4aがスチールボール8
を下方に押圧してスチールボール8が傾斜部3b
に密接しており、第1ブリード通路3が閉鎖さ
れ、油の流路は阻止されている。
上述の状態より空気抜きを行う場合、ブリーダ
プラグ4を緩めて設定寸法以下のねじ込みとし、
第1ブリード通路3を開放した後、ブレーキペダ
ルを踏み込むと、第2図に示すように、油圧経路
2中の圧力が設定値以上となり、油が小径部3a
よりスチールボール8を押し上げて傾斜部3b及
び大径部3cに流れ、続いて抑止部7bを内側に
押し曲げて第2ブリード通路5に流れ、外部に排
出される。またブレーキペダルを戻した際、油圧
経路2側の圧力が第2ブリード通路5内の圧力よ
り低い場合が生じ、その際、第2ブリード通路5
の油が大径部3cに流入するが、抑止部7bの先
端が大径部3cの内周面に密接して油圧経路2側
への流入が阻止される。従つてブレーキペダルの
踏み込みを単に繰り返すことによつて空気混入油
が排出され、作業終了後に再びブリーダプラグ4
を締め付ける。
また外部から第2ブリード通路5を経て異物が
混入した場合、その異物はシール部材7によつて
受け止められる。
尚、ブリーダプラグ4は組付け時に第1ブリー
ド通路3にスチールボール8を挿入してねじ込む
だけでよく、第2ブリード通路5にスプリング、
スチールボールを設けて逆止弁機能を具備せしめ
たものに比し、製作が簡易で、取付けが簡単なも
のである。
第3図は他のシール部材9を示すもので、小径
部4aにおいて、第2ブリード通路5の開口位置
より油圧経路2側の外周面にV字状周回溝10が
刳設され、シール部材9は環状に且つ上端から下
端にいくに従つて漸次小径に形成されたもので、
下端が周回溝10に嵌合され、上端が大径部3c
の内周面に接触するもので、作用は前実施例と同
様である。
尚、本実施例はスチールボール8を設けたもの
について説明したが、本考案はブリーダプラグの
小径部を延長し、その内端尖り部が第1ブリード
通路3に小径部3a端縁に直接当接するようにし
てもよいものである。また本実施例は油圧式ブレ
ーキについて説明したが、本考案は油圧式クラツ
チなど各種の油圧式駆動装置に適用することがで
きものである。
以上のように本考案によれば、ブリーダプラグ
の外周面と第1ブリード通路との間に逆止弁機能
を有するシール部材を第2ブリード通路の第1ブ
リード通路に連通する端部開口より油圧経路側に
設け、油圧経路から第2ブリード通路への油の流
通のみ許容するようにしたために、油の空気抜き
作業時において、逆流を防止するブリーダプラグ
の締め付け動作が不要となり、作業を一人でもつ
て簡易に行うことができる。また混入した異物を
シール部材べもつて受け止めることができるの
で、シール不全の生起を防止できると共に、ブリ
ーダプラグの外部洩出面のキヤツプを不要とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施態様を例示
し、第1図は第1ブリード通路の閉鎖時を示すブ
リーダ装置の断面図、第2図は第1ブリード通路
の開放時を示す同断面図、第3図は他のシール部
材を装着した同要部断面図、第4図及び第5図は
それぞれ従来のブリーダ装置の一部断面正面図で
ある。 1……ハウジング、2……油圧経路、3……第
1ブリード通路、4……ブリーダプラグ、5……
第2ブリード通路、7,9……シール部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 油圧式シリンダのハウジングに油圧経路と外部
    とを連通する第1ブリード通路が設けられ、該第
    1ブリード通路は、上記油圧経路はに連通される
    小径部と、この小径部より外部側に位置する大径
    部とを有しており、上記大径部はその内周面の外
    部側に雌ねじ部が形成される一方、 この大径部の雌ねじ部にねじ込まれる大径雄ね
    じ部を有し、先端が小径部とされ、設定寸法以下
    のねじ込みで上記第1ブリード通路の小径部を開
    き、設定寸法以下のねじ込みで上記第1ブリード
    通路の小径部を閉じるブリーダプラグが設けら
    れ、 該ブリーダプラグには、一端がブリーダプラグ
    の外部洩出面に開口し、他端がブリーダプラグの
    小径部の外周面に開口する第2ブリード通路が形
    成され、 該第2ブリード通路の他端側の開口より油圧経
    路側の位置で、上記第1ブリード通路の大径部の
    内周面もしくは上記ブリーダプラグの小径部の外
    周面の何れか一方に一側が固設され、他側に他方
    へ接触する抑止部を有し、第1ブリード通路の小
    径部から第2ブリード通路へ向けて流通する油に
    より変形して、該油の流通のみを許容するシール
    部材を設けたことを特徴とする油圧式駆動装置に
    おけるブリーダ装置。
JP2417780U 1980-02-25 1980-02-25 Expired JPS6112403Y2 (ja)

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JP2417780U JPS6112403Y2 (ja) 1980-02-25 1980-02-25

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JP2417780U JPS6112403Y2 (ja) 1980-02-25 1980-02-25

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JPS56125509U JPS56125509U (ja) 1981-09-24
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ID=29620263

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JPS5930942U (ja) * 1982-08-23 1984-02-25 トヨタ自動車株式会社 逆止弁付ブリーダプラグ装置

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JPS56125509U (ja) 1981-09-24

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