JPH0344859Y2 - - Google Patents

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JPH0344859Y2
JPH0344859Y2 JP2695987U JP2695987U JPH0344859Y2 JP H0344859 Y2 JPH0344859 Y2 JP H0344859Y2 JP 2695987 U JP2695987 U JP 2695987U JP 2695987 U JP2695987 U JP 2695987U JP H0344859 Y2 JPH0344859 Y2 JP H0344859Y2
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JP
Japan
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valve
main valve
inner hole
packing
piston main
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JP2695987U
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JPS63136061U (ja
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は水洗式便器などに洗浄水を供給するフ
ラツシユバルブに関するものである。
[従来の技術] フラツシユバルブの一例を第2図を参照して説
明する。符号10は弁ケーシングであり、流入口
12及び流出口14を有し、その間にピストン主
弁16が設けられている。ピストン主弁16は、
内部を縦通する内孔18を有すると共に、その下
端にスリーブ状のピストンガイド部20が設けら
れている。このスリーブ状のピストンガイド部2
0は、仕切壁22の開口22aに摺動自在に挿通
されている。該主弁16の内孔には起動弁24が
挿設されており、該起動弁24の弁軸24aが該
ピストンガイド部20内を挿通され、下方に延在
している。符号26はレバーであり、押棒28が
連設され、この押棒28が起動弁24の軸部24
aに当接して該起動弁24を傾けることができる
ようになつている。ケーシング10の上方は開口
となつており、この開口にカバーキヤツプ30が
螺着されている。このカバーキヤツプ30には調
節ねじ32が螺着されている。
ピストン主弁16の内孔18には起動弁24が
着座するシート部34が内周壁から突出して周設
されており、ゴムパツキン36がその上面側に配
設され、ピストン主弁16の内孔18に螺着され
た押さえナツト38によつて固定されている。起
動弁24の弁頭上面には該起動弁24を下方に付
勢する圧縮コイルばね40が配設されており、該
ばね40は内孔18に螺着されたばね受けナツト
42によつて上端側が固定されている。なお、ナ
ツト42には通水用の透口が穿設されている。ピ
ストン主弁16には、その上下の室A、Cを連通
する小孔44が穿設されている。符号46はスト
レーナを示す。
このように構成されたフラツシユバルブにおい
て、レバー26を押して起動弁24を傾けると、
ピストン主弁16よりも上方の室B内の水がピス
トン主弁16の内孔18を通つて仕切壁20より
も流出側の室C内に流出する。これによりピスト
ン主弁16よりも上流側の室Aと上記室Bとの水
圧のバランスが破れ、室A内の給水圧によつてピ
ストン主弁16が押し上げられて開弁し、流入口
12からの給水は室A及び室Cを通つて便器へ向
けて流出される。一方、この流出の間に小孔44
を通つてB室内に水が徐々に流入し、その水圧に
よつてピストン主弁16が徐々に押し下げられて
やがて洗浄水の流れを閉止する。
[考案が解決しようとする問題点] かかるフラツシユバルブにおいては、パツキン
36が押さえナツト38で固定されているが、組
立時にこの固定作業を行なうと、該押さえナツト
38の回転により該パツキン36がよじれてしま
い、起動弁の遮水機能が低下して、フラツシユバ
ルブの作動を不安定にするおそれがあつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案のフラツシユバルブは、ピストン主弁の
起動弁シート部に装着されるゴムパツキンの押さ
え構造を改良したものである。即ち、このゴムパ
ツキンの上側にリング状部材を介在させ、このリ
ング状部材の上位側にてピストン主弁にばね受け
ナツトを螺着させ、該ばね受けナツトにてリング
状部材を押さえるようにしたものである。
[作用] かかる本考案のフラツシユバルブにおいては、
起動弁シート部のゴムパツキンにねじれ力が作用
せず、そのよじれが解消される。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について詳細に説明
する。
第1図は本考案の実施例に係るフラツシユバル
ブに用いられるピストン主弁16の断面図であ
る。本実施例において、ピストン主弁16の起動
弁シート部においては、該シート部34上にパツ
キン36が設置され、さらにその上に、主弁内孔
18に内嵌するスリーブ(リング状部材)48が
挿入設置されている。そして、ピストン主弁16
の上側から螺着されたばね受けナツト42にて該
スリーブ48を下方に押圧し、パツキン36をシ
ート部34に押し付けて固定している。
かかるパツキン取付構造にあつては、ばね受け
ナツト42の回転力がパツキン36に伝達され
ず、組立作業時に該パツキン36によじれ等の変
形が生じることがない。そのため、起動弁シート
部の遮水不全等の事態が解消され、極めて安定し
たバルブ作動がなされる。
なお、第1図において符号50は起動弁24の
上端に外嵌螺着されたフランジ部材であつて、該
フランジ部材50とばね受けナツト42との間に
ばね46が介挿されている。また、符号52はピ
ストン主弁16の側周に装着されたUパツキンを
示す。第1図の実施例では、ピストンガイド部2
0がピストン主弁16に螺着され、該ピストンガ
イド部20とピストン主弁16の本体部との間に
パツキン54が介挿されている。このパツキン5
4は、フラツシユバルブの仕切壁22(第2図)
の開口縁部に固着されたパツキン56と同様に、
ピストン主弁16の着座時の封水をなすためのも
のである。上記のピストン主弁16を用いたこと
以外、フラツシユバルブの構成は第2図の従来例
と同様であるので、その構成の図示及び説明につ
いては省略する。
なお、上記実施例では、リング状部材としてス
リーブ48が採用されているが、ワツシヤ状リン
グを用いても良い。また、このリング状部材は2
段以上に重ねて主弁内孔18に内挿しても良い。
また、上記説明は小便器用フラツシユバルブに
関するものであるが、大便器用フラツシユバルブ
についても全く同様に適用できる。
[効果] 以上の通り、本考案のフラツシユバルブにおい
ては、起動弁シート部におけるパツキンのよじれ
等の変形が防止され、フラツシユバルブの作動が
極めて安定したものとなる。
また、螺子切り作業工数も減少されると共に、
組み付け時の螺子込み作業工数も減少するので、
製作コストの低廉化も図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るフラツシユバル
ブに用いられるピストン主弁の断面図、第2図は
従来例を示す断面図である。 10……弁ケーシング、16……ピストン主
弁、18……内孔、20……ピストンガイド、2
2……仕切壁、24……起動弁、26……レバ
ー、34……起動弁シート部、36……パツキ
ン、40……ばね、42……ばね受けナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 弁ケーシング内に上下動可能なピストン主弁が
    設けられ、この主弁には主弁軸方向に貫通する内
    孔が設けられ、この内孔内壁から突設するシート
    部に起動弁がパツキンを介して着座されているフ
    ラツシユバルブにおいて、 該内孔にリング状部材を内挿し、起動弁付勢用
    ばねを固定するばね受けナツトを内孔上位に螺合
    させ、該ナツトにより該リング状部材を介して前
    記パツキンをシート部に固定したことを特徴とす
    るフラツシユバルブ。
JP2695987U 1987-02-25 1987-02-25 Expired JPH0344859Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2695987U JPH0344859Y2 (ja) 1987-02-25 1987-02-25

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JP2695987U JPH0344859Y2 (ja) 1987-02-25 1987-02-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63136061U JPS63136061U (ja) 1988-09-07
JPH0344859Y2 true JPH0344859Y2 (ja) 1991-09-20

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