JPH06149400A - 操作抵抗感知型ジョイスティック装置 - Google Patents

操作抵抗感知型ジョイスティック装置

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Publication number
JPH06149400A
JPH06149400A JP4328854A JP32885492A JPH06149400A JP H06149400 A JPH06149400 A JP H06149400A JP 4328854 A JP4328854 A JP 4328854A JP 32885492 A JP32885492 A JP 32885492A JP H06149400 A JPH06149400 A JP H06149400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
operator
hydraulic cylinder
joy stick
stick device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4328854A
Other languages
English (en)
Inventor
Eisuke Okano
英介 岡野
Yutaka Doi
裕 土井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP4328854A priority Critical patent/JPH06149400A/ja
Publication of JPH06149400A publication Critical patent/JPH06149400A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シミュレータ等の操作用ジョイスティック装
置において、ハンドル操作感覚をオペレータに付与でき
るようにした。 【構成】 支台10に取付けた支点ピンブラケット12に、
ジョイスティック装置のハンドル20の下端部を揺動可能
に軸着するとともに、一対のコイルスプリング27により
ハンドル20を中立位置に保持する一方、ハンドル20のレ
バー22の中間部に、復動式油圧シリンダ35を係合し、油
圧シリンダ35の両側のピストンロッド36aの各先端を支
台10に固着することにより、オペレータによるハンドル
20の傾動操作時に、油圧シリンダ内の油の圧縮による抵
抗を発生させ、この抵抗により、オペレータにハンドル
操作感覚を付与できるようにした。なお油圧シリンダ35
の両側を、途中に絞り弁を有するバイパス管路で接続
し、絞り弁の絞り度合の調節により、最適な操作感覚を
オペレータに付与できることも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種シミュレータ等に
利用可能なジョイスティック装置に関し、特にジョイス
ティック装置におけるハンドルの操作感触を良好ならし
めるための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のジョイスティック装置と
しては、図4に示すようなものが知られており、支台10
の横架梁11上に取付けられた支点ピンブラケット12を介
して矢印A方向へ揺動可能に枢支されたハンドル20と、
ハンドル20を中立位置に起立状態に保持するための一対
のコイルスプリング27,27をそなえた弾性手段25と、支
点ピンに連結されたポテンションメータ30とで構成され
ている。ここで弾性手段25は、ハンドル20の下端部にお
いて水平に直交状態で両側方にハンドル20と一体的に突
設された弾支ブラケット26,26と、両弾支ブラケット2
6,26と支台10の基部対応点との間に張設されたコイル
スプリング27,27とで構成されている。図4中の符号21
はハンドル20のグリップ部を、また符号22はグリップ部
21の下方に延設されたレバーをそれぞれ示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なジョイスティック装置をオペレータが操作するとき、
コイルスプリング27,27がハンドル20を中立位置に保持
するのを主たる役目としているために、ハンドル20の傾
動操作にほとんど抵抗感が無く、かえって操作が早くな
りすぎてしまうことがある。したがって、例えばアミュ
ーズメント用シミュレータやショベル,クレーン等では
小さな力で素早く大きな部材が動くため大変危険であ
り、またオペレータの意図に沿った滑らかな操作ができ
ないといった問題点がある。本発明は、このような問題
点の解決をはかろうとするもので、ハンドル操作に抵抗
を付与することにより、重量物が小さな力で素早く動か
されるというような危険を回避するとともに、オペレー
タが意図通り滑らかに操作できるようにした、ジョイス
ティック装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の操作抵抗感知型ジョイスティック装置は、
支台と同支台に支点ピンブラケットを介して揺動可能に
枢支されたハンドルと、同ハンドルを中立位置に保持す
る弾性手段と、上記ハンドルによって作動される制御信
号出力手段とをそなえ、上記ハンドルが、その中間部に
おいて同ハンドルの傾動に対応した抵抗を発生可能な流
体シリンダに連接されていることを特徴としている。
【0005】
【作用】上記の本発明の操作抵抗感知型ジョイスティッ
ク装置では、弾性手段が支点ピンブラケットを介して揺
動可能に支台に枢支されたハンドルを常に中立位置に付
勢保持するように作用する。また制御信号出力手段がオ
ペレータによるハンドルの中立位置からの傾動角度に対
応した制御出力信号を出力する。ハンドルがオペレータ
によって傾動操作されるとき、ハンドルの中間部に連接
された流体シリンダが抵抗を発生してオペレータに操作
抵抗を感知させ、ハンドルが極端に軽く操作されること
を無くし、オペレータの意図通りの操作を可能にするよ
う作用する。
【0006】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
操作抵抗感知型ジョイスティック装置について説明する
と、図1は正面図、図2は図1のA−A矢視断面図、図
3は図1のB−B矢視断面図である。なお、図1〜3中
図4と同じ符号はほぼ同一の部材を示している。
【0007】図1〜3において、ジョイスティック装置
は、縦長の箱形フレームからなる支台10の中間部の横架
梁11上において支点ピンブラケット12を介して矢印Aの
ごとく左右に揺動可能に枢支されたハンドル20と、ハン
ドル20を中立位置に付勢保持する弾性手段25と、ハンド
ル20によって作動される制御信号出力手段としてのポテ
ンションメータ30とをそなえ、さらにハンドル20の中間
部において、ハンドル20の傾動操作に抵抗を与えるため
の油圧シリンダ35が連接されている。
【0008】ハンドル20はオペレータが把持操作するグ
リップ部21と、グリップ部21の下方に延設された作動レ
バー22とから構成されており、作動レバー22の下端部に
おいて支点ピンブラケット12に支点ピン13を介して枢支
されている。また作動レバー22の下端部にコイルスプリ
ング用の連接アーム26,26が左右に直交して一体的に突
設されている。各連接アーム26と支台10の底部との間に
コイルスプリング27がスプリング力調節可能に設けられ
ている。ポテンションメータ30はその本体を支点ピンブ
ラケット12に固定されており、その作動部が支点ピン13
に連結されていて、ハンドル20の揺動角に応じた出力信
号を発信するようになっている。
【0009】油圧シリンダ35はシリンダ本体35aとその
内部に摺動可能に配設されたピストン36とをそなえ、ピ
ストン36の両側に油室37a,37aが形成されるとともに
両油室37a,37aが絞り弁39をそなえたバイパス管38で
互いに連通されて復動油圧シリンダを形成している。そ
してシリンダ本体35aが、作動レバー22の中間部に形成
された長孔22aに、シリンダ本体保持金具39を介してピ
ン結合されている。符号39aは絞り弁39に設けられた絞
り度合調節用つまみを示している。さらにピストン36の
両側にロッド36a,36aが突設され、両ロッド36a,36
aはシリンダ本体35aの両端板を貫通して外方に延設さ
れており、それらの端部が、支台10にロッド保持金具15
を介して固定されている。
【0010】上述の構成において、ハンドル20は左右一
対のコイルスプリング27,27によって中立位置に釣合わ
されている。そしてオペレータによりハンドル20が左右
いずれかに傾動されると、油圧シリンダ本体35aもこれ
に追従して移動する。一方ピストン36は両側に突設され
たロッド36a,36aにより元の位置に保持されているた
め、両側の油室37a,37aに容積差が発生し、一方の油
室37a内の油が他方の油室37aに向かって移動する。し
かしその移動通路に絞り弁39が介在しているため、絞り
弁39の絞り度合に応じた抵抗が発生し、これがオペレー
タに操作抵抗として体感される。
【0011】そしてこの場合、バイパス管38上の絞り弁
39の絞り度合をつまみ39aにより微調整して、オペレー
タの手に伝わる操作感覚を最適なものとすることが可能
である。なお、この実施例のジョイスティック装置にお
いて、バイパス管38を省略しても、ハンドル操作時に操
作抵抗を発生させることができる。
【0012】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の操作抵抗
感知型ジョイスティック装置によれば、支点ピンブラケ
ットを介して揺動可能に支台に枢支され且つ弾性手段に
よって常に中立位置に付勢保持されたハンドルがオペレ
ータによって傾動操作されるとき、ハンドルの中間部に
連接された流体シリンダが抵抗を発生してオペレータに
操作抵抗を感知させ、ハンドルが極端に軽く操作される
ことを無くし、オペレータの意図通りの操作を可能にす
る、という利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての操作抵抗感知型ジョ
イスティック装置を示す正面図。
【図2】図1のA−A矢視断面図。
【図3】図1のB−B矢視断面図。
【図4】従来のジョイスティック装置を示す正面図。
【符号の説明】
10 支台 12 支点ピンブラケット 20 ハンドル 22a ハンドル中間部長孔 25 弾性手段 30 制御信号出力手段 35 流体シリンダ 35a シリンダ本体 36a ピストンロッド 38 バイパス管路 39 絞り弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョイスティック装置において、支台と
    同支台に支点ピンブラケットを介して揺動可能に枢支さ
    れたハンドルと、同ハンドルを中立位置に保持する弾性
    手段と、上記ハンドルによって作動される制御信号出力
    手段とをそなえ、上記ハンドルが、その中間部において
    同ハンドルの傾動に対応した抵抗を発生可能な流体シリ
    ンダに連接されていることを特徴とする、操作抵抗感知
    型ジョイスティック装置。
JP4328854A 1992-11-13 1992-11-13 操作抵抗感知型ジョイスティック装置 Withdrawn JPH06149400A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4328854A JPH06149400A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 操作抵抗感知型ジョイスティック装置

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JP4328854A JPH06149400A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 操作抵抗感知型ジョイスティック装置

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Publication Number Publication Date
JPH06149400A true JPH06149400A (ja) 1994-05-27

Family

ID=18214837

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4328854A Withdrawn JPH06149400A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 操作抵抗感知型ジョイスティック装置

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JP (1) JPH06149400A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100515208B1 (ko) * 1997-03-14 2005-12-06 아빅스 가부시끼가이샤 맨-머신인터페이스를개선하는입력장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100515208B1 (ko) * 1997-03-14 2005-12-06 아빅스 가부시끼가이샤 맨-머신인터페이스를개선하는입력장치

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