JPH0614915U - エンコーダ用円板 - Google Patents

エンコーダ用円板

Info

Publication number
JPH0614915U
JPH0614915U JP5782292U JP5782292U JPH0614915U JP H0614915 U JPH0614915 U JP H0614915U JP 5782292 U JP5782292 U JP 5782292U JP 5782292 U JP5782292 U JP 5782292U JP H0614915 U JPH0614915 U JP H0614915U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
encoder
notch
disc
phase
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5782292U
Other languages
English (en)
Inventor
真澄 鈴木
孝 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Corp filed Critical Okuma Corp
Priority to JP5782292U priority Critical patent/JPH0614915U/ja
Publication of JPH0614915U publication Critical patent/JPH0614915U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンコーダ用円板において、一台の工作機械
にて加工可能とする。 【構成】 エンコーダ用円板20の切欠き24の底部の
形状を円弧状に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、特にリラクタンス型エンコーダに用いられるエンコーダ用円板に関 する。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来のリラクタンス型エンコーダの一例を示す概略構造図である。回転 軸1にはそれぞれ透磁材で成るギア3と外周部に一箇所切欠きを有するエンコー ダ用円板、いわゆるZ相円板2が取付けられている。永久磁石4を有する磁気セ ンサ5はZ相円板2の外周から一定距離離れた所に配置されている。永久磁石6 を有する磁気センサ7a、7bは磁気センサ相互の距離がギアピッチの1/4に 等しくなるように配置され、ギア3の外周から一定距離離れた所に配置されてい る。磁気センサ5によるZ相円板2の切欠きの検出により出力されるZ相信号が コンパレータ8に入力され、波形成形されパルス化されてZ相パルス信号SZと してパルスカウンタ11に送出される。また、磁気センサ7a、7bによるギア 3の移動の検出により出力される90°位相の異なる2相交流信号がコンパレー タ9、10に入力され、波形成形されパルス化されて2相パルス信号SA、SB としてパルスカウンタ11に送出される。そしてパルスカウンタ11にてZ相パ ルス信号SZを基準信号とした2相パルス信号SA、SBのパルス数がカウント され、被検出体の位置が検出される。
【0003】 図8は上述したZ相円板の詳細例を示す平面図であり、Z相円板2の中央部に は回転軸1に固定するための取付穴21が数箇所(図では4箇所)穿設され、Z 相円板2の外周部には矩形状もしくは擬似矩形状の切欠き22が一箇所設けられ 、切欠き22と180°隔てた箇所には回転のバランスをとるためのバランス穴 23が穿設されている。 このようなZ相円板を加工する場合、図9のフローチャートに示すようにまず 複合旋盤にて外周と取付穴及びバランス穴を加工し(ステップS1、S2)、研 削盤にて切欠きを加工している(ステップS3)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のエンコーダ用円板では、その加工において工作機械が複数台必 要であるため、段取時間が長くなり、切欠きの加工精度を高めることが困難にな るという問題があった。 本考案は上述した事情から成されたものであり、本考案の目的は、一台の工作 機械にて加工することができるエンコーダ用円板を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、被検出体の位置を検出するエンコーダに用いられる外周部に切欠き を有する透磁材で成るエンコーダ用円板に関するものであり、本考案の上記目的 は、前記切欠きの形状、切欠きの底部の形状、若しくは切欠きの底部の角部の形 状を円弧状に形成することによって達成される。
【0006】
【作用】
本考案にあっては、エンコーダ用円板の切欠きの形状、切欠きの底部の形状、 若しくは切欠きの底部の角部の形状を円弧状に形成したので、ミーリング加工が 可能となり、一台の複合旋盤にて全加工を行なうことができる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案のZ相円板の一例を図8に対応させて示す平面図であり、同一構 成箇所は同符号を付して説明を省略する。このZ相円板20の切欠き24の底部 の形状が半円弧状に形成されている。このように切欠き24の底部の形状を半円 弧状にすることでミーリング加工が可能となり、Z相円板20を一台の複合旋盤 のみにて加工することができる。 図5(a)、(b)と図6(a)、(b)は本考案を適用したエンコーダと従 来のエンコーダのB相出力、Z相出力を比較した図である。磁気センサとz相円 板までの距離であるいわゆるギャップ長(この例では0.1mm以下)に対して 切欠きの溝深さ(この例では2mm)は十分深いため、切欠きの底部の形状が磁 気センサの出力信号に与える影響は小さく、従来のエンコーダの出力信号と同等 の出力信号が本考案を適用したエンコーダにおいて得られる。 なお、上述した実施例においては、切欠きの底部の形状を半円弧状にしたが、 例えば図2に示すような半円弧状の切欠き25や、図3に示すように切欠き26 の底部の角部にR面取を付けた形状としても同様の効果を呈する。また、本考案 は図4に示すようなアブソリュート・エンコーダ用円板27にも適用可能である 。
【0008】
【考案の効果】
以上のように本考案のエンコーダ用円板によれば、一台の工作機械にて加工す ることができるので段取時間の短縮を図ることができると共に切欠きの加工精度 を高めることができるので、高精度のエンコーダを低コストにて提供することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のエンコーダ用円板の第1の例を示す図
である。
【図2】本考案のエンコーダ用円板の第2の例を示す図
である。
【図3】本考案のエンコーダ用円板の第3の例を示す図
である。
【図4】本考案のエンコーダ用円板の第4の例を示す図
である。
【図5】本考案を適用したエンコーダの出力信号の一例
を示す波形図である。
【図6】従来のエンコーダの出力信号の一例を示す波形
図である。
【図7】従来のエンコーダの一例を示す概略構成図であ
る。
【図8】従来のエンコーダ用円板の一例を示す図であ
る。
【図9】従来のエンコーダ用円板の加工手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
2、20 エンコーダ用円板 24、25、26 切欠き

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出体の位置を検出するエンコーダに
    用いられる外周部に切欠きを有する透磁材で成るエンコ
    ーダ用円板において、前記切欠きの形状、切欠きの底部
    の形状、若しくは切欠きの底部の角部の形状を円弧状に
    形成したことを特徴とするエンコーダ用円板。
JP5782292U 1992-07-24 1992-07-24 エンコーダ用円板 Pending JPH0614915U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5782292U JPH0614915U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 エンコーダ用円板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5782292U JPH0614915U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 エンコーダ用円板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0614915U true JPH0614915U (ja) 1994-02-25

Family

ID=13066618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5782292U Pending JPH0614915U (ja) 1992-07-24 1992-07-24 エンコーダ用円板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0614915U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52167344U (ja) * 1976-06-10 1977-12-19
JPS61153535U (ja) * 1985-03-15 1986-09-24
JP2006153686A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Nissan Motor Co Ltd シグナルプレート
WO2016027376A1 (ja) * 2014-08-22 2016-02-25 株式会社小松製作所 回転検出機構付き油圧ポンプ・モータ

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52167344U (ja) * 1976-06-10 1977-12-19
JPS61153535U (ja) * 1985-03-15 1986-09-24
JPH038099Y2 (ja) * 1985-03-15 1991-02-28
JP2006153686A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Nissan Motor Co Ltd シグナルプレート
JP4556641B2 (ja) * 2004-11-30 2010-10-06 日産自動車株式会社 シグナルプレート
WO2016027376A1 (ja) * 2014-08-22 2016-02-25 株式会社小松製作所 回転検出機構付き油圧ポンプ・モータ
CN106574599A (zh) * 2014-08-22 2017-04-19 株式会社小松制作所 带旋转检测机构的液压泵/马达
JPWO2016027376A1 (ja) * 2014-08-22 2017-06-01 株式会社小松製作所 回転検出機構付き油圧ポンプ・モータ
EP3184809A4 (en) * 2014-08-22 2018-03-28 Komatsu Ltd. Hydraulic pump/motor with rotation detection mechanism

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4258376B2 (ja) 多回転式エンコーダ
JPH09311053A (ja) 回転センサ
JP4239051B2 (ja) 磁気式エンコーダおよび磁気式エンコーダ付モータ
JP2001033277A5 (ja) 磁気式エンコーダおよび磁気式エンコーダ付モータ
JP2000065596A5 (ja) 磁気式エンコーダおよび磁気式エンコーダ付モータ
JP4352189B2 (ja) 磁気式エンコーダおよび磁気式エンコーダ付モータ
JPH0614915U (ja) エンコーダ用円板
JPWO2009084346A1 (ja) 磁気式エンコーダ装置
JP2015061411A (ja) 直動−回転アクチュエータとその制御方法
JP3881188B2 (ja) 回転位置検出器
WO2022209747A1 (ja) アブソリュートエンコーダ
JP2605536B2 (ja) ロータリエンコーダ
JPS63115008A (ja) 磁気エンコ−ダ
JP2001296142A5 (ja)
KR20200054391A (ko) 자기 엔코더 및 상기 자기 엔코더를 구비한 장치
JPS6116772Y2 (ja)
KR20240082064A (ko) Bldc 모터의 회전 부하 감지 방법
JPH069307Y2 (ja) ロータリエンコーダの回転ディスク
JP2008039673A (ja) 磁気式エンコーダ装置
JPH061200B2 (ja) リニアエンコ−ダ
JPH05141911A (ja) ロータリエンコーダ
JPH0381631A (ja) 回転センサ
CN205352423U (zh) 一种磁阻式单圈绝对式编码器
JPH04112649A (ja) モータの回転方向検出装置
JPH0315717A (ja) 位置検出器