JPH0614888Y2 - クレ−ドルロ−ル - Google Patents
クレ−ドルロ−ルInfo
- Publication number
- JPH0614888Y2 JPH0614888Y2 JP1986179805U JP17980586U JPH0614888Y2 JP H0614888 Y2 JPH0614888 Y2 JP H0614888Y2 JP 1986179805 U JP1986179805 U JP 1986179805U JP 17980586 U JP17980586 U JP 17980586U JP H0614888 Y2 JPH0614888 Y2 JP H0614888Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cradle roll
- coil
- band
- strip coil
- strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Basic Packing Technique (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ストリップコイルを載置して回転させるクレ
ードルロールに関し、コイルに掛けた結束バンドの本数
が異なるコイルに対しても、コイルを載置したままの状
態で、容易に結束バンドを除去することができるクレー
ドルロールに関するものである。
ードルロールに関し、コイルに掛けた結束バンドの本数
が異なるコイルに対しても、コイルを載置したままの状
態で、容易に結束バンドを除去することができるクレー
ドルロールに関するものである。
ストリップコイルの代表的な搬送設備の概略平面図を第
3図に、そのA−A矢視を第4図に示す。
3図に、そのA−A矢視を第4図に示す。
ストリップコイル1は第3図の向って右側方向からクレ
ーン等により前工程より搬送されてウォーキングビーム
方式のコイル搬送装置2の固定ビーム3上のコイルスキ
ッド5に載置される。この状態は第4図に示されてい
る。可動ビーム4はその上面に設けられたコイルスキッ
ド6でストリップコイル1を支持しながら上昇、前進、
下降、後退運動によりストリップコイル1を第3図の向
って右側から左側へ順次1ピッチずつ送る。
ーン等により前工程より搬送されてウォーキングビーム
方式のコイル搬送装置2の固定ビーム3上のコイルスキ
ッド5に載置される。この状態は第4図に示されてい
る。可動ビーム4はその上面に設けられたコイルスキッ
ド6でストリップコイル1を支持しながら上昇、前進、
下降、後退運動によりストリップコイル1を第3図の向
って右側から左側へ順次1ピッチずつ送る。
このようにして送られてきたストリップコイル1はバン
ド除去装置7の位置において、ストリップコイル1を結
束しているバンド8を切断除去される。このバンド除去
位置に相当する固定ビーム3上にはクレードルロール9
が設置されており、ストリップコイル1はこの上に載置
される。ここでストリップコイル1を結束しているバン
ド8をバンド除去装置7により切断する。切断されたバ
ンド8は第5図に示すように切断装置のコイルバンド除
去ヘッド7aにより引張り除去される。
ド除去装置7の位置において、ストリップコイル1を結
束しているバンド8を切断除去される。このバンド除去
位置に相当する固定ビーム3上にはクレードルロール9
が設置されており、ストリップコイル1はこの上に載置
される。ここでストリップコイル1を結束しているバン
ド8をバンド除去装置7により切断する。切断されたバ
ンド8は第5図に示すように切断装置のコイルバンド除
去ヘッド7aにより引張り除去される。
このとき、バンド8の引張除去を容易にするため、クレ
ードルロール9を駆動装置(図示せず)により回転する
ことにより、ストリップコイル1を回転させる。
ードルロール9を駆動装置(図示せず)により回転する
ことにより、ストリップコイル1を回転させる。
次にストリップコイル1はコイルカー10に搬送され、
コイルカー10の移動により、ストリップ処理ラインの
入側に設けられたペイオフリール11に装入されて巻戻
され、ストリップは矢印12方向へ引き出され、次工程
の処理がなされることになる。
コイルカー10の移動により、ストリップ処理ラインの
入側に設けられたペイオフリール11に装入されて巻戻
され、ストリップは矢印12方向へ引き出され、次工程
の処理がなされることになる。
上述のように、ストリップコイルの結束バンドを除去す
る際には、クレードルロールによりストリップコイルを
回転させているが、この場合バンド除去にかなりの時間
がかかる。またバンドが切断された状態でストリップコ
イルが回転するので、コイルの巻端がフリーとなり、ま
た跳ねることもあり、安全上好ましくないという問題も
ある。
る際には、クレードルロールによりストリップコイルを
回転させているが、この場合バンド除去にかなりの時間
がかかる。またバンドが切断された状態でストリップコ
イルが回転するので、コイルの巻端がフリーとなり、ま
た跳ねることもあり、安全上好ましくないという問題も
ある。
そこで第6図に示すようにクレードルロール9の円周方
向に溝12を設けることにより、クレードルロール9を
回転させずに、切断したバンド8を引張除去することも
考えられるが、ストリップコイルへのバンドの掛け方
は、1条とは限らず、ストリップコイルの大きさ、種類
等に応じて、通常1条、2条、3条の掛け方があり、従
って第6図に示すクレードルロール9はこれらの全ての
ケースには対処し切れない。
向に溝12を設けることにより、クレードルロール9を
回転させずに、切断したバンド8を引張除去することも
考えられるが、ストリップコイルへのバンドの掛け方
は、1条とは限らず、ストリップコイルの大きさ、種類
等に応じて、通常1条、2条、3条の掛け方があり、従
って第6図に示すクレードルロール9はこれらの全ての
ケースには対処し切れない。
本考案はこのような問題を解決したクレードルロールを
提供するものである。
提供するものである。
本考案は、結束バンドを巻掛けたストリップコイルを載
置して回転させるクレードルロールにおいて、結束バン
ドの巻掛位置に対応した1条及び複数条の複数種類の凹
部を、クレードルロールの円周上の異なる中心角に対す
る位置に、円周方向に沿ってそれぞれ刻設したことを特
徴とするクレードルロールである。
置して回転させるクレードルロールにおいて、結束バン
ドの巻掛位置に対応した1条及び複数条の複数種類の凹
部を、クレードルロールの円周上の異なる中心角に対す
る位置に、円周方向に沿ってそれぞれ刻設したことを特
徴とするクレードルロールである。
本考案によるクレードルロールは上記のように構成され
るので、ストリップコイルを結束するバンドの位置、数
に応じてバンドの位置に対応する凹部がバンドに対向す
るようにクレードルロールを向けておくことによって、
バンド除去作業時にクレードルロールを回転することな
く、容易に短時間に安全にバンドを除去することができ
る。
るので、ストリップコイルを結束するバンドの位置、数
に応じてバンドの位置に対応する凹部がバンドに対向す
るようにクレードルロールを向けておくことによって、
バンド除去作業時にクレードルロールを回転することな
く、容易に短時間に安全にバンドを除去することができ
る。
本考案による実施例を第1図、第2図に基づいて説明す
る。第1図は実施例のクレードルロールの要部斜視図で
あり、第2図はその断面図で、(a)横断面図、
(b)、(c)、(d)はそれぞれ凹部を含む縦断面図
である。このクレードルロール9は円周方向をほぼ3等
分し、その1つづつに、1条、2条、3条のバンド掛け
に対応した凹部13を円周方向に沿って刻設している。
すなわちクレードルロールの長手方向の断面形状は、条
数に応じて第2図(b)、(c)、(d)のようになっ
ている。
る。第1図は実施例のクレードルロールの要部斜視図で
あり、第2図はその断面図で、(a)横断面図、
(b)、(c)、(d)はそれぞれ凹部を含む縦断面図
である。このクレードルロール9は円周方向をほぼ3等
分し、その1つづつに、1条、2条、3条のバンド掛け
に対応した凹部13を円周方向に沿って刻設している。
すなわちクレードルロールの長手方向の断面形状は、条
数に応じて第2図(b)、(c)、(d)のようになっ
ている。
本考案のクレードルロールの操作を示すと次の通りであ
る。
る。
1条掛けストリップコイルのバンド除去が終了して、こ
のストリップコイルをペイオフリールに供給した後に、
3条掛けのストリップコイルを処理する場合、可動ビー
ムによるストリップコイル移動中に第2図(d)に示す
凹部を有するクレードルロールの面がコイル側に位置す
るように、駆動装置によりクレードルロールを回転させ
る。このようにすることによってバンド除去作業はバン
ドが任意の本数であっても容易に除去することができ
る。
のストリップコイルをペイオフリールに供給した後に、
3条掛けのストリップコイルを処理する場合、可動ビー
ムによるストリップコイル移動中に第2図(d)に示す
凹部を有するクレードルロールの面がコイル側に位置す
るように、駆動装置によりクレードルロールを回転させ
る。このようにすることによってバンド除去作業はバン
ドが任意の本数であっても容易に除去することができ
る。
本考案によれば、ストリップコイルを結束するバンドが
任意の本数であっても、バンド除去作業中にクレードル
ロールを回転させることなく、容易に短時間に安全にバ
ンドを除去することができ、バンド除去時にクレードル
ロールを回転することによるストリップコイル巻端跳ね
等の問題が全くなくなる。
任意の本数であっても、バンド除去作業中にクレードル
ロールを回転させることなく、容易に短時間に安全にバ
ンドを除去することができ、バンド除去時にクレードル
ロールを回転することによるストリップコイル巻端跳ね
等の問題が全くなくなる。
第1図は本考案の実施例のクレードルロールの要部斜視
図、第2図はその断面を示し(a)は横断面図、
(b)、(c)、(d)はそれぞれ異なる凹部を含む縦
断面図、第3図はストリップコイルの搬送装置の平面
図、第4図は第3図のA−A矢視図、第5図はバンド除
去操作の説明図、第6図は従来の溝つきクレードルロー
ルの(a)正面図、(b)側面図である。 1……ストリップコイル、2……コイル搬送装置(ウォ
ーキングビーム)、3……固定ビーム、4……可動ビー
ム、5,6……コイルスキッド、7……コイルバンド除
去装置、7a……コイルバンド除去ヘッド、8……バン
ド、9……クレードルロール、10……コイルカー、1
1……ペイオフリール、13……凹部。
図、第2図はその断面を示し(a)は横断面図、
(b)、(c)、(d)はそれぞれ異なる凹部を含む縦
断面図、第3図はストリップコイルの搬送装置の平面
図、第4図は第3図のA−A矢視図、第5図はバンド除
去操作の説明図、第6図は従来の溝つきクレードルロー
ルの(a)正面図、(b)側面図である。 1……ストリップコイル、2……コイル搬送装置(ウォ
ーキングビーム)、3……固定ビーム、4……可動ビー
ム、5,6……コイルスキッド、7……コイルバンド除
去装置、7a……コイルバンド除去ヘッド、8……バン
ド、9……クレードルロール、10……コイルカー、1
1……ペイオフリール、13……凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−89324(JP,A) 特開 昭50−65453(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】結束バンドを巻掛けたストリップコイルの
結束バンドを除去するために、該コイルを載置して回転
させるクレードルロールにおいて、結束バンドの巻掛位
置に対応した1条及び複数条の複数種類の凹部を、クレ
ードルロールの円周上の異なる中心角に対する位置に、
円周方向に沿ってそれぞれ刻設したことを特徴とするク
レードルロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986179805U JPH0614888Y2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | クレ−ドルロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986179805U JPH0614888Y2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | クレ−ドルロ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6385312U JPS6385312U (ja) | 1988-06-03 |
JPH0614888Y2 true JPH0614888Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31123191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986179805U Expired - Lifetime JPH0614888Y2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | クレ−ドルロ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0614888Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6195397B1 (ja) * | 2016-11-15 | 2017-09-13 | 鋼鈑工業株式会社 | 結束バンド処理装置および結束バンド切断処理システム並びに結束バンド切断処理方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5065453A (ja) * | 1973-10-16 | 1975-06-03 | ||
JPS5689324A (en) * | 1979-12-20 | 1981-07-20 | Kohan Kogyo Kk | Method and device of gripping cut straps |
-
1986
- 1986-11-25 JP JP1986179805U patent/JPH0614888Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6385312U (ja) | 1988-06-03 |
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