JPH06148881A - 感光性樹脂組成物 - Google Patents

感光性樹脂組成物

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JPH06148881A
JPH06148881A JP4315979A JP31597992A JPH06148881A JP H06148881 A JPH06148881 A JP H06148881A JP 4315979 A JP4315979 A JP 4315979A JP 31597992 A JP31597992 A JP 31597992A JP H06148881 A JPH06148881 A JP H06148881A
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meth
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高感度でパターン形成性が良好で、めっき法
においてめっき浴を汚染することなく、かつめっきもぐ
り現象もない優れた感光性樹脂組成物を提供すること。 【構成】 ベースポリマー(A)、エチレン性不飽和化
合物(B)、N−フェニルグリシン(C)、4,4−ジ
アルキルアミノベンゾフェノン(D)、pKaが2〜4
の有機カルボン酸(E)、ベンゾトリアゾール誘導体
(F)及びトリアジン誘導体(G)を含んでなる樹脂組
成物において(C)ないし(G)の含有量が、(A)と
(B)の合計量100重量部に対して、(C)が0.0
1〜5重量部、(D)が0.005〜1.0重量部、
(E)が0.05〜5重量部、(F)が0.03〜1.
0重量部、(G)が0.01〜1.0重量部よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高感度でパターン形成
性が良好な感光性樹脂組成物に関し、更に詳しくは、め
っき法においてめっき浴を汚染することなくかつめっき
もぐり現象のない感光性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルフィルムなどのベースフィ
ルム上に感光性樹脂組成物を層状に塗布乾燥成層し、そ
の上からポリエステルフィルム、ポリビニルアルコール
フィルムなどの保護フィルムを積層したラミネートフィ
ルムは、一般にドライフィルムと称され、プリント配線
板の製造用、金属の精密加工用等に広く利用されてい
る。その使用にあたっては、まずドライフィルムからベ
ースフィルムまたは保護フィルムのうち接着力の小さい
ほうのフィルムを剥離除去して感光性樹脂組成物層の側
を銅張基板の銅面に張り付けた後、パターンマスクを他
方のフィルム上に当接させた状態で露光し(当該他方の
ベースフィルムを剥離除去してから露光する場合もあ
る)、ついでその他方のフィルムを剥離除去して現像に
供する。露光後の現像方式としては、溶剤現像型のもの
と稀アルカリ現像型のものとがある。
【0003】ドライフィルムのほか、金属面に直接感光
性樹脂組成物を塗布成層し、その上に積層したポリエス
テルフィルムなどのフィルムを介してパターンマスクを
密着させ、露光を行う方法も良く知られている。上述の
感光性樹脂組成物中には、感度を向上させるべく、N−
フェニルグリシンまたはその誘導体を光重合開始剤とし
て添加することが知られているが、その反面未露光状態
で保存するとベース染料が変色するという欠点もある。
この欠点を解決すべく、本出願人は、特定のpKa値を
もつカルボン酸との併用を提案した。(特願平4−15
8664号公報) かかる方法により、高感度でかつ未露光状態で変色のな
い安定性に優れた感光性樹脂組成物を得ることができ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法は、通常のエッチング法において問題はないものの、
電気めっきによってスルーホールに銅を析出させ、はん
だめっきで保護し、レジスト剥離、エッチングによって
電気回路の形成を行う、いわゆるパターンめっき法にお
いては、めっき浴の汚染性やめっきもぐり現象等におい
てまだまだ改善の余地があった。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明者等は、かかる事
情に鑑み、鋭意研究をした結果、ベースポリマー
(A)、エチレン性不飽和化合物(B)、N−フェニル
グリシン(C)、4,4−ジアルキルアミノベンゾフェ
ノン(D)、pKaが2〜4の有機カルボン酸(E)、
ベンゾトリアゾール誘導体(F)及びトリアジン誘導体
(G)を含んでなる樹脂組成物において(C)ないし
(G)の含有量が、(A)と(B)の合計量100重量
部に対して、(C)が0.01〜5重量部、(D)が
0.005〜1.0重量部、(E)が0.05〜5重量
部、(F)が0.03〜1.0重量部、(G)が0.0
1〜1.0重量部であることを特徴とする感光性樹脂組
成物が、高感度でめっき浴汚染性に優れかつ、めっきも
ぐりも少ないことを見いだし、本発明を完成するに至っ
た。以下に、本発明を詳細に述べる。
【0006】本発明に用いるベースポリマー(A)とし
ては、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミ
ド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂などが
用いられる。これらの中では、(メタ)アクリレートを
主成分とし、必要に応じてエチレン性不飽和カルボン酸
や他の共重合可能なモノマーを共重合したアクリル系共
重合体が重要である。アセトアセチル基含有アクリル系
共重合体を用いることもできる。
【0007】ここで(メタ)アクリル酸エステルとして
は、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メ
タ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2
−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシ
ル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレー
ト、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレ
ートなどが例示される。
【0008】エチレン性不飽和カルボン酸としては、ア
クリル酸、メタクリル酸、クロトン酸などのモノカルボ
ン酸が好適に用いられ、そのほか、マレイン酸、フマー
ル酸、イタコン酸などのジカルボン酸、あるいはそれら
の無水物やハーフエステルも用いることができる。これ
らの中では、アクリル酸とメタクリル酸が特に好まし
い。
【0009】稀アルカリ現像型とするときは、エチレン
性不飽和カルボン酸を15〜30重量%程度(酸価で1
00〜200mgKOH/g程度)共重合することが必要
である。他の共重合可能モノマーとしては、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル、スチレン、α−メチルスチレン、酢酸ビニ
ル、アルキルビニルエーテルなどが例示できる。
【0010】エチレン性不飽和化合物(B)としては、
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレン
グリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)
アクリレート、1,6−ヘキサングリコールジ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、グリセリンジ(メタ)アクリレート、ペン
タエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリ
スリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリス
リトールペンタ(メタ)アクリレート、2,2−ビス
(4−(メタ)アクリロキシジエトキシフェニル)プロ
パン、2,2−ビス−(4−(メタ)アクリロキシポリ
エトキシフェニル)プロパン、2−ヒドロキシ−3−
(メタ)アクリロイルオキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、エチレングリコールジグリシジルエーテルジ(メ
タ)アクリレート、ジエチレングリコールジグリシジル
エーテルジ(メタ)アクリレート、フタル酸ジグリシジ
ルエステルジ(メタ)アクリレート、グリセリンポリグ
リシジルエーテルポリ(メタ)アクリレートなどの多官
能モノマーがあげられる。これらの多官能モノマーと共
に、単官能モノマーを適当量併用することもできる。
【0011】単官能モノマーの例としては、2−ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレート、2−フェノキシ−2−ヒドロキシプ
ロピル(メタ)アクリレート、2−(メタ)アクリロイ
ルオキシ−2−ヒドロキシプロピルフタレート、3−ク
ロロ−2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
グリセリンモノ(メタ)アクリレート、2−(メタ)ア
クリロイルオキシエチルアシッドホスフェート、フタル
酸誘導体のハーフ(メタ)アクリレート、N−メチロー
ル(メタ)アクリルアミドなどがあげられる。
【0012】ベースポリマー(A)100重量部に対す
るエチレン性不飽和化合物(B)の割合は、10〜20
0重量部、特に40〜100重量部の範囲から選ぶこと
が望ましい。エチレン性不飽和化合物(B)の過少は硬
化不良、可撓性の低下、現像速度の遅延を招き、エチレ
ン性不飽和化合物(B)の過多は粘着性の増大、コール
ドフロー、硬化レジストの剥離速度低下を招く。
【0013】光重合開始剤としては、N−フェニルグリ
シン(C)及び4,4−ジアルキルアミノベンゾフェノ
ン(D)が、ベースポリマー(A)とエチレン性不飽和
化合物(B)の合計量100部に対して、(C)は0.
01〜5重量部、好ましくは0.05〜0.5重量部、
(D)は0.005〜1.0重量部、好ましくは0.0
1〜0.05重量部含まれていることが必須であり、
(C)が上記含有量よりも少ないと十分に硬化させるた
めに多大な露光量を要し、逆に上記含有量よりも多い
と、未露光状態でベース染料の変色を起こし、不適であ
る。また、(D)も上記含有量よりも少ないと(C)と
同様十分に硬化させるために多大な露光量を要し、逆に
上記含有量よりも多いと、紫外線透過率が著しく低下し
十分な内部硬化が期待できず、不適である。
【0014】更に、本発明で、併用することができる光
重合開始剤としては、ベンゾイン、ベンゾインメチルエ
ーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプ
ロピルエーテル、ベンゾインn−ブチルエーテル、ベン
ゾインフェニルエーテル、ベンジルジフェニルジスルフ
ィド、ベンジルジメチルケタール、ジベンジル、ジアセ
チル、アントラキノン、ナフトキノン、3,3’−ジメ
チル−4−メトキシベンゾフェノン、ベンゾフェノン、
p,p’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、
p,p’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、ピ
バロインエチルエーテル、1,1−ジクロロアセトフェ
ノン、p−t−ブチルジクロロアセトフェノン、ヘキサ
アリールイミダゾール二量体、2−クロロチオキサント
ン、2−メチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオ
キサントン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、2,
2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、2,2
−ジクロロ−4−フェノキシアセトフェノン、フェニル
グリオキシレート、α−ヒドロキシイソブチルフェノ
ン、ジベゾスパロン、1−(4−イソプロピルフェニ
ル)−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパノン、
2−メチル−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モ
ルフォリノ−1−プロパノン、トリブロモフェニルスル
ホン、トリブロモメチルフェニルスルホン、などが例示
される。このときの、光重合開始剤の総配合割合は、ベ
ースポリマー(A)とエチレン性不飽和化合物(B)と
の合計量100重量部に対し1〜20重量部程度とする
のが適当である。
【0015】本発明においては、25℃にけるpKaが
2〜4、好ましくは2.8〜3の有機カルボン酸(E)
も併用する。このようなカルボン酸の例は、サリチル
酸、モノクロル酢酸、モノブロム酢酸、マロン酸、o−
フタル酸、2−クロロプロピオン酸、クロロ安息香酸、
3,4または3,5−ジニトロ安息香酸、ブロモ安息香
酸、ヨード安息香酸などである。上記カルボン酸の配合
量は、ベースポリマー(A)とエチレン性不飽和化合物
(B)との合計量100重量部に対して0.05〜5重
量部、好ましくは0.1〜1.5重量部であり、カルボ
ン酸の過少はドライフィルムの変色(褐色)を招き、カ
ルボン酸の過多は露光前の発色を招く。
【0016】更に、本発明では、ベンゾトリアゾール誘
導体(F)及びトリアジン誘導体(G)をも配合するこ
とが必須であり、ベンゾトリアゾール誘導体(F)とし
ては、例えば、1,2,3−ベンゾトリアゾール、1−
クロロ−1,2,3−ベンゾトリアゾール、4−カルボ
キシ−1,2,3−ベンゾトリアゾール、5−カルボキ
シ−1,2,3−ベンゾトリアゾール、ビス(N−2−
エチルヘキシル)アミノメチレン−1,2,3−ベンゾ
トリアゾール、ビス(N−2−エチルヘキシル)アミノ
メチレン−1,2,3−トリルトリアゾール、ビス(N
−2−ヒドロキシエチル)アミノメチレン−1,2,3
−ベンゾトリアゾールなどが用いられ、トリアジン誘導
体(G)としては、例えば、2,4,6−トリクロロマ
チル−s−トリアジン、2−フェニル−4,6−ビス
(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−メチル−
4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、
2−n−プロピル−4,6−ビス(トリクロロメチル)
−s−トリアジン、2−(p−クロロフェニル)−4,
6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−
(p−トリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−
s−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−
4’−メトキシフェニル−s−トリアジン、2−(4−
メトキシ−ナフト−1−イル)−4,6−ビス−トリク
ロロメチル−s−トリアジン、2−(4−エトキシ−ナ
フト−1−イル)−4,6−ビス−トリクロロメチル−
s−トリアジン、2−[4−(2−エトキシエチル)−
ナフト−1−イル)−4,6−ビス−トリクロロメチル
−s−トリアジン、2−(4,7−ジメトキシ−ナフト
−1−イル)−4,6−ビス−トリクロロメチル−s−
トリアジン、2−(アセナフト−5−イル)−4,6−
ビス−トリクロロメチル−s−トリアジン、2−
(2’,4’−ジクロロフェニル)−4,6−ビス−
(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−n−ノニ
ル−4,6−ビス−(トリクロロメチル)−s−トリア
ジン、2−(α,α,β−トリクロロエチル)−4,6
−ビス−(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−
スチリル−4,6−ビス−(トリクロロメチル)−s−
トリアジン、2−p−メチルスチリル−4,6−ビス−
(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−p−メト
キシスチリル−4,6−ビス−(トリクロロメチル)−
s−トリアジンなどが用いられる。
【0017】ベンゾトリアゾール誘導体(F)及びトリ
アジン誘導体(G)の配合量は、ベースポリマー(A)
とエチレン性不飽和化合物(B)の合計量100部に対
して、(F)が0.03〜1.0重量部、好ましくは
0.1〜0.7重量部、(G)が0.01〜1.0重量
部、好ましくは0.05〜0.3重量部である。ベンゾ
トリアゾール誘導体(F)の過少は、銅面へのラミネー
ト後の放置安定性の改良効果の不足を招き、その過多
は、めっき前処理のソフトエッチング性を損なう。又、
トリアジン誘導体(G)の過少は、露光部と未露光部の
コントラスト差及び耐ホウフッ酸性の不足を招き、その
過多は、めっき前処理のソフトエッチング性を損なう。
この場合、ベンゾトリアゾール誘導体(F)とトリアジ
ン誘導体(G)との配合モル比は、1:3〜3:1、殊
に1:2〜2:1にあることが好ましく、両者のモル比
が許容限度を越えて相違すると、両者の併用効果が充分
に発揮されない。
【0018】本発明の感光性樹脂組成物には、そのほ
か、染料(着色、発色)、密着性付与剤、可塑剤、酸化
防止剤、熱重合禁止剤、溶剤、表面張力改質材、安定
剤、連鎖移動剤、消泡剤、難燃剤、などの添加剤を適宜
添加することができる。本発明の感光性樹脂組成物を用
いたドライフィルムレジスト用積層体の製造及びそれを
用いるプリント配線基板の製法について説明する。
【0019】(成層方法)上記の感光性樹脂組成物は、
これをポリエステルフイルム、ポリプロピレンフイル
ム、ポリスチレンフイルムなどのベースフイルム面に塗
工した後、その塗工面の上からポリエチレンフイルム、
ポリビニルアルコール系フイルムなどの保護フイルムを
被覆してドライフイルムレジスト用積層体とする。ドラ
イフィルムレジスト以外の用途としては、本発明の感光
性樹脂組成物を、ディップコート法、フローコート法、
スクリーン印刷法等の常法により、加工すべき(銅)基
板上に直接塗工し、厚さ10〜150μの感光層を容易
に形成することもできる。塗工時に、メチルエチルケト
ン、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブア
セテート、シクロヘキサン、メチルセルソルブ、塩化メ
チレン、1,1,1−トリクロルエタン等の溶剤を添加
することもできる。
【0020】(露光)ドライフイルムレジストによって
画像を形成させるにはベースフイルムと感光性樹脂組成
物層との接着力及び保護フイルムと感光性樹脂組成物層
との接着力を比較し、接着力の低い方のフイルムを剥離
してから感光性樹脂組成物層の側を銅張基板の銅面など
の金属面に貼り付けた後、他方のフイルム上にパターン
マスクを密着させて露光する。感光性樹脂組成物が粘着
性を有しないときは、前記他方のフイルムを剥離してか
らパターンマスクを感光性樹脂組成物層に直接接触させ
て露光することもできる。金属面に直接塗工した場合
は、その塗工面に直接またはポリエステルフイルムなど
を介してパターンマスクを接触させ、露光に供する。露
光は通常紫外線照射により行い、その際の光源として
は、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、カーボンアーク灯、キ
セノン灯、メタルハライドランプ、ケミカルランプなど
が用いられる。紫外線照射後は、必要に応じ加熱を行っ
て、硬化の完全を図ることもできる。
【0021】(現像)露光後は、レジスト上のフイルム
を剥離除去してから現像を行う。本発明の感光性樹脂組
成物は稀アルカリ現像型であるので、露光後の現像は、
炭酸ソーダ、炭酸カリウムなどのアルカリ1〜2重量%
程度の稀薄水溶液を用いて行う。 (パターン銅めっき)上記処理後の銅張基板を硫酸銅の
めっき浴(硫酸銅濃度60〜120g/l)に入れ、常
温、1〜3A/dm2で約1時間程度銅めっきを行う。
このときに、感光性樹脂組成物の種類によっては、該組
成物の硬化レジストと銅張基板の間に隙間が生じ、その
部分に銅が析出して、いわゆるめっきもぐり現象を起こ
すことがある。これは、パターンの形成不良の原因にな
り、最終的には、パターン形成基板の絶縁不良にもつな
がる。
【0022】(はんだめっき)銅めっき後、水洗した銅
張基板を10%ホウフッ化水素酸水溶液に1分間程度浸
漬した後、はんだめっき浴(45%ホウフッ化錫64m
l/l、45%ホウフッ化鉛22ml/l)に入れ、常
温、1〜3A/dm2で10〜30分間程度めっき処理
を行う。このときに、感光性樹脂組成物の種類によって
は、該組成物の硬化レジストの一部がめっき浴に溶出
し、めっき浴を汚染することがある。これが、めっき浴
汚染と言われるもので、めっき液が汚染されるとめっき
液の再調製が必要となり作業性が低下するばかりか、良
好な、はんだめっき層の形成も不可能となりパターンの
形成の不良につながる。また、はんだめっき浴を汚染し
ない感光性樹脂組成物の硬化レジストは、上記の銅めっ
き浴も汚染するすることはない。
【0023】(硬化レジストの剥離除去)硬化レジスト
の剥離除去は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど
の1〜5重量%程度の濃度のアルカリ水溶液からなるア
ルカリ剥離液を用いて行う。 (エッチング)エッチングは、アンモニア水を含有する
アルカリエッチング液にて、レジスト剥離後露出した銅
をエッチングする。本発明の感光性樹脂組成物及び該組
成物のドライフィルムレジスト用積層体は、印刷配線板
の製造、金属の精密加工等に用いられるパターンめっき
レジストとして特に有用である。
【0024】
【作用】本発明の感光性樹脂組成物は、特定量のN−フ
ェニルグリシン、4,4−ジアルキルアミノベンゾフェ
ノン、pKaが2〜4の有機カルボン酸、ベンゾトリア
ゾール誘導体及びトリアジン誘導体を含有したアクリル
系共重合体を使用しているため高感度でパターン形成性
が良好で、めっき法においてめっき浴を汚染することな
くかつめっきもぐり現象もなく耐めっき性に優れてい
る。
【0025】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。なお、実施例中「%」とあるのは、断りのない限
り重量基準を意味する。 実施例1〜7及び比較例1〜14 (ドープの調整)下記のベースポリマー(A)60部、
下記のエチレン性不飽和化合物(B)40部及び下記処
方の染料0.85部を混合し樹脂組成物を調整した。ベースポリマー(A) メチルメタクリレート/n−ブチルメタクリレート/2
−エチルヘキシルアクリレート/メタクリル酸の共重合
割合が重量基準で55/8/15/22である共重合体
(酸価143.3、ガラス転移点66.3℃、重量平均
分子量8万)
【0026】エチレン性不飽和化合物(B) トリメチロールプロパントリアクリレート/ポリエチレ
ングリコール(600)ジメタクリレート/エチレンオ
キサイド変性フタル酸アクリレート(共栄社油脂工業株
式会社製)の重量比23/10/17の混合物染 料 ロイコクリスタルバイオレット/マラカイトグリーンの
重量比0.8/0.05の混合物 上記の(A)、(B)及び染料よりなる樹脂組成物10
0.85部にN−フェニルグリシン(C)、4,4−ジ
アルキルアミノベンゾフェノン(D)及び下記のpKa
が2〜4の有機カルボン酸(E)、ベンゾトリアゾール
誘導体(F)、トリアジン誘導体(G)を表1の処方で
配合してよく混合し、ドープを調整した。
【0027】pKaが2〜4の有機カルボン酸(E) E1;サリチル酸(pKa=3.00) E2;モノクロル酢酸(pKa=2.87) E3;マロン酸(pKa=2.86) E4;o−フタル酸(pKa=2.89) 尚、比較のため以下のカルボン酸も用意した。 E5;コハク酸(pKa=4.21) E6;マレイン酸(pKa=1.92)
【0028】ベンゾトリアゾール誘導体(F) F1;1,2,3−ベンゾトリアゾール(分子量11
9) F2;ビス(N−2−エチルヘキシル)アミノメチレン
−1,2,3−ベンゾトリアゾール(分子量371) F3;5−カルボキシ−1,2,3−ベンゾトリアゾー
ル(分子量163) トリアジン誘導体(G) G1;2,4,6−トリクロロメチル−s−トリアジン
(分子量433.5) G2;2,4−ビス(トリクロロメチル)−4’−メト
キシフェニル−s−トリアジン(分子量422) G3;2−(4−メトキシ−ナフト−1−イル)−4,
6−ビストリクロロメチル−s−トリアジン(分子量4
72)
【0029】(ドライフィルムの作製)次にそれぞれの
ドープを、ギャップ10ミルのアプリケーターを用いて
厚さ20μmのポリエステルフイルム上に塗工し、室温
で1分30秒放置した後、60℃、90℃、110℃の
オーブンでそれぞれ3分間乾燥して、レジスト厚50μ
mのドライフイルムとなした(ただし保護フイルムは設
けていない)。 (銅張積層板へのラミネート)このドライフイルムを、
オーブンで60℃に予熱した銅張積層板上に、ラミネー
トロール温度100℃、同ロール圧3kg/cm2、ラ
ミネート速度1.5m/secにてラミネートした。以
下に、評価内容とその評価基準を示す。
【0030】A.ドープ安定性 上記(ドープの調整)で得られた各ドープを遮光下40
℃の恒温槽中に2日間浸漬した後、それぞれのドープ
を、ギャップ10ミルのアプリケーターを用いて厚さ2
0μmのポリエステルフイルム上に塗工しドープの塗工
性を調べた。 ○;塗工・乾燥性良好。 ×;ドープがゲル化し、均一塗工不可。B.ドライフィルムの保存安定性 上記(ドライフィルムの作製)で得られたドライフィル
ムのレジスト面にポリエチレンフィルム(30μm)を
積層し40℃,60%RHの遮光下で1カ月放置し、ド
ライフィルムの変色を調べた。 ○;ドライフィルムの変色は、認められなかった。 ×;ドライフィルムに変色(脱色あるいは発色)が発生
した。
【0031】C.感度 上記(銅張積層板へのラミネート)後、ストウファ21
段ステップタブレットを用い、オーク製作所製の露光機
HMW−532Dにて3kw超高圧水銀灯で20mj毎
に露光した。露光後15分間のホールドタイムを取った
後、1%Na2CO3水溶液、30℃で、最少現像時間の
1.5倍の時間で現像した。各露光量と現像後に残った
段数よりストウファ21段ステップタブレットにて8段
を与えるに足る露光量(mj/cm2)を調べた。D.ラミネート後の放置安定性 上記感度評価において、銅張積層板にラミネート後、2
0℃,60%RHのクリーンルームに3日間放置処理を
行ったものの感度を測定し、未処理のものとの感度を比
較した。 ○;感度変化が±5mj/cm2以下のもの。 ×;感度変化が±10mj/cm2以上のもの。
【0032】E.解像性 上記(銅張積層板へのラミネート)後、ライン/スペー
ス=1/1、10〜300μmで10μm毎に設計した
パターンマスクを載せてストウファ21段ステップタブ
レットの8段相当量の露光量で露光し、感度評価(C)
と同様に現像し、80μmにおける解像性を調べた。 ○;80μmが解像しているもの。 ×;80μmが解像していないもの。F.細線密着性 解像性(E)評価において、現像時間を最少現像時間の
3倍の時間で現像し、80μm細線の密着性を調べた。 ○;80μm細線の密着性良好。 ×;80μm細線が剥離あるいは欠損部が認められたも
の。
【0033】G.めっきもぐり性 感度(C)評価後の現像処理積層板を脱脂後、流水水洗
を1分間行い、過硫酸ナトリウム(110g/l)/硫
酸(10ml/l)の水溶液中に2分間浸漬した。更に
流水水洗を1分間行った後、10%硫酸水溶液浴に1分
間浸漬し再び流水水洗を1分間行った。次いで硫酸銅め
っき浴[硫酸銅75g/l、硫酸190g/l、塩素イ
オン75ppm、カパーグリームPCM(メルテックス
社製、商品名)5ml/l]に入れ硫酸銅めっきを25
℃、2.5A/dm2で45分間行った。硫酸銅めっき
終了後直ちに水洗し、続いて10%ホウフッ化水素酸水
溶液に1分間浸漬し、はんだめっき浴[45%ホウフッ
化錫64ml/l、45%ホウフッ化鉛22ml/l、
42%ホウフッ化水素酸200ml/l、プルティンL
Aコンダクティビティソルト(メルテックス社商品名)
20g/l、プルティンLAスターター(メルテックス
社商品名)40ml/l]に入れ25℃、2A/dm2
で15分間めっき処理を行った。はんだめっき終了後水
洗を行い乾燥した。その後上方から光学顕微鏡ではんだ
めっきのもぐりの有無を観察した。(はんだめっきのも
ぐりを生じた場合は透明なレジストを介してその下部に
観察される。) ○;めっきもぐり認められず。 ×;めっきもぐり発生。H.めっき析出性 めっきもぐり性(G)評価の際、めっきの析出状況を目
視にて調べた。 ○;析出部に異状無し。 ×;未析出部が認められる。
【0034】
【表1】 配 合 成 分 [重量部] (C) (D) (E) (F) (G) (F)/(G)モル比 実施例1 0.15 0.15 0.2 0.1 0.05 0.56 (E1) (F2) (G1) 実施例2 0.15 0.15 0.1 0.5 0.15 0.93 (E2) (F2) (G1) 実施例3 0.15 0.15 0.12 0.15 0.15 0.88 (E3) (F2) (G2) 実施例4 0.15 0.15 0.2 0.6 0.3 1.67 (E4) (F2) (G2) 実施例5 0.1 0.25 0.1 0.2 0.15 1.14 (E1) (F1) (G2) 実施例6 0.4 0.01 0.4 0.2 0.2 1.00 (E1) (F3) (G2) 実施例7 0.2 0.01 0.15 0.15 0.06 0.96 (E2) (F2) (G3)
【0035】
【表2】 配 合 成 分 [重量部] (C) (D) (E) (F) (G) (F)/(G)モル比 比較例1 0.005 0.15 0.2 0.1 0.05 0.56 (E1) (F2) (G1) 比較例2 7.0 0.15 0.2 0.1 0.05 0.56 (E1) (F2) (G1) 比較例3 0.15 0.005 0.2 0.1 0.05 0.56 (E1) (F2) (G1) 比較例4 0.15 1.2 0.2 0.1 0.05 0.56 (E1) (F2) (G1) 比較例5 0.15 0.15 0.01 0.1 0.05 0.56 (E1) (F2) (G1) 比較例6 0.15 0.15 7.0 0.1 0.05 0.56 (E1) (F2) (G1) 比較例7 0.15 0.15 0.2 0.1 0.05 0.56 (E5) (F2) (G1) 比較例8 0.15 0.15 0.2 0.1 0.05 0.56 (E6) (F2) (G1) 比較例9 0.15 0.15 0.2 0.01 0.05 0.23 (E1) (F2) (G1) 比較例10 0.15 0.15 0.2 1.5 0.05 35.05 (E1) (F2) (G1) 比較例11 0.15 0.15 0.2 0.1 0.01 11.68 (E1) (F2) (G1) 比較例12 0.15 0.15 0.2 0.1 1.5 0.08 (E1) (F2) (G1)
【0036】実施例および比較例で得られた感光性樹脂
組成物の前記A〜Hの評価結果を表3に示す。
【表3】 評 価 項 目 A B C D E F G H 実施例1 ○ ○ 80 ○ ○ ○ ○ ○ 実施例2 ○ ○ 80 ○ ○ ○ ○ ○ 実施例3 ○ ○ 80 ○ ○ ○ ○ ○ 実施例4 ○ ○ 80 ○ ○ ○ ○ ○ 実施例5 ○ ○ 140 ○ ○ ○ ○ ○ 実施例6 ○ ○ 40 ○ ○ ○ ○ ○実施例7 ○ ○ 90 ○ ○ ○ ○ ○ 比較例1 ○ ○ >200 ○ × ○ × ○ 比較例2 ○ × 20 ○ ○ ○ ○ ○ 比較例3 ○ ○ 80 ○ × ○ ○ ○ 比較例4 ○ ○ 80 ○ ○ × × ○ 比較例5 ○ × 80 ○ ○ ○ ○ ○ 比較例6 ○ × 80 ○ ○ ○ ○ ○ 比較例7 ○ × 80 ○ ○ ○ ○ ○ 比較例8 × × 80 ○ ○ ○ ○ ○ 比較例9 ○ ○ 80 × ○ ○ ○ ○ 比較例10 ○ ○ 80 ○ ○ ○ ○ × 比較例11 ○ ○ 80 ○ ○ ○ × ○比較例12 ○ ○ 80 × ○ ○ ○ ○
【0037】
【発明の効果】本発明で得られた感光性樹脂組成物は、
特定量のN−フェニルグリシン、4,4−ジアルキルア
ミノベンゾフェノン、pKaが2〜4の有機カルボン
酸、ベンゾトリアゾール誘導体及びトリアジン誘導体を
含有したアクリル系共重合体を使用しているため高感度
でパターン形成性が良好で、めっき法においてめっき浴
を汚染することなくかつめっきもぐり現象もなく耐めっ
き性に優れており、印刷配線板の製造、金属の精密加工
等に用いられるエッチングレジスト又はめっきレジスト
として有用である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースポリマー(A)、エチレン性不飽
    和化合物(B)、N−フェニルグリシン(C)、4,4
    −ジアルキルアミノベンゾフェノン(D)、pKaが2
    〜4の有機カルボン酸(E)、ベンゾトリアゾール誘導
    体(F)及びトリアジン誘導体(G)を含んでなる樹脂
    組成物において(C)ないし(G)の含有量が、(A)
    と(B)の合計量100重量部に対して、(C)が0.
    01〜5重量部、(D)が0.005〜1.0重量部、
    (E)が0.05〜5重量部、(F)が0.03〜1.
    0重量部、(G)が0.01〜1.0重量部であること
    を特徴とする感光性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ベンゾトリアゾール誘導体(F)とトリ
    アジン誘導体(G)とのモル比が1:3〜3:1である
    ことを特徴とする請求項1記載の感光性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 ドライフィルム用の感光性樹脂組成物で
    あることを特徴とする請求項1記載の感光性樹脂組成
    物。
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