JPH06148867A - フォトマスクパターンの決定方法 - Google Patents

フォトマスクパターンの決定方法

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JPH06148867A
JPH06148867A JP31951792A JP31951792A JPH06148867A JP H06148867 A JPH06148867 A JP H06148867A JP 31951792 A JP31951792 A JP 31951792A JP 31951792 A JP31951792 A JP 31951792A JP H06148867 A JPH06148867 A JP H06148867A
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JP
Japan
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patterns
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photomask
layout
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Withdrawn
Application number
JP31951792A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunori Katsu
満徳 勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
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Publication date
Application filed by New Japan Radio Co Ltd filed Critical New Japan Radio Co Ltd
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置の内容の一部を変更する際に、そ
の対応を迅速に行うことができ、また多品種少量生産に
適応できるようにすること。 【構成】 予め決められた基本パターンと、プログラム
内容に応じて決定されるコードパターンとを別々に作成
し、上記基本パターンに上記コードパターンを合成した
パターンからフォトマスクパターンを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置製造用のフ
ォトマスクのパターンを決定する方法に係るものであっ
て、特に多品種少量生産に適用して大きな成果を発揮す
る決定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばマスクROMの製造は、図
5に示すようなプロセスで行われ、その際のプログラム
データの書き込みは、フォトマスク(2)、(4)、又
は(5)において行うのが一般的である。
【0003】フォトマスク(2)を使用して行う方式
は、拡散層プログラム方式と呼ばれ、拡散層の有無によ
りメモリセル(MOSFET)の有無を区別して
「0」、「1」を書き込むものである。また、フォトマ
スク(4)を使用して行う方法は、イオン注入プログラ
ム方式と呼ばれ、イオン注入されたメモリセルがデプレ
ショッ形、イオン注入されないメモリセルがエンハンス
メント形となり、これにより「0」、「1」を書き込む
ものである。更に、フォトマクス(5)を使用して行う
方法は、コンタクトプログラム方式と呼ばれ、メモリセ
ルとビット線との間のコンタクトの有無(コンタクト孔
の有無、又は配線の有無)により「0」、「1」を書き
込むものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記いずれ
のプログラム方式においても、そこで使用するフォトマ
スクを製造する際に、当該マスクROMに共通の共通パ
ターンを予め形成しておいて、その共通パターンに対し
てデータの「0」又は「1」を書き込む方法であり、1
個のプログラム毎に1個の共通パターンに対して書き込
みを行うので、プログラム変更に迅速に対応することが
できなかった。
【0005】以上の問題は、マスクROMに限られるも
のではなく、ある半導体装置に対して若干の変更を加え
た別の半導体装置を製造する際も、当該変更部分を含む
フォトマスクの製造を同様な方法で行っていたので、同
様であった。
【0006】本発明の目的は、半導体装置の内容の一部
を変更する際に、その対応を迅速に行うことができ、多
品種少量生産に好適なフォトマスクパターンの決定方法
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のフォトマスクの
パターンの決定方法は、予め決められた基本パターン
と、プログラム内容に応じて決定されるコードパターン
とを別々に作成し、上記基本パターンに上記コードパタ
ーンを合成したパターンからフォトマスクパターンを決
定する。
【0008】本発明では、上記フォトマスクパターン
を、アルミニウム配線形成用、ポリシリコン配線形成
用、拡散用、イオン注入用、又はコンタクト孔形成用に
適用できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1はコンタクトプログラム方式のマスクROMの回路図
である。このマスクROMは、NチャンネルMOSFE
Tからなるメモリセル1(1aa、1ab、・・・)を
行列に配列してなるものである。2(2a、2b、・・
・)はビット線で、電源側はプルアップ抵抗(図示せ
ず)を介して正電源に接続され、反対側は出力側とな
る。また3(3a、3b、・・・・)はメモリセル1に
ゲート電位を与えるワード線である。
【0010】プログラムの書き込みは、メモリセル1の
ドレインとビット線2の間のコード部分4を遮断又は導
通させて行う。図1に示すようにプログラムを書き込ん
だ(×印部分が遮断部分)ときは、例えば、ワード線3
aを「1」(=「H」レベル)にしたとき、メモリセル
1aa、1ab、1ac、1adが選択されてオンす
る。このときメモリセル1abはコード部分4が遮断さ
れているので、対応するビット線2bにはプルアップ抵
抗を介して接続されている正電圧が現れて「1」となる
が、他のビット線2a、2c、2dはコード部分4が接
続されているので、対応するメモリセル1aa、1a
c、1adを経由して接地され、それらビット線2a、
2c、2dは「0」となる。
【0011】本実施例では、このようなマスクROMの
コード部分4のプログラム(接続/遮断)を、製造の最
終プロセスに近いアルミニウム配線によるビット線の配
線パターンの作成プロセスのフォトマスク(図5のフォ
トマスク6のプロセス)で行う。すなわち、図2に示す
ように、ビット線2とメモリセル1のドレインのコンタ
クト部分5とを構成するビット線配線パターンのレイア
ウトを、当該マスクROMに共通の基本パターン(右下
向き斜線部分で表す。)として、コンピュータが扱うこ
とのできる所定のフォーマット(例えばGDS2のフォ
ーマット)で予めデータ作成しておく。
【0012】また別に、メモリセル1のドレインのコン
タクト部分5とビット線2とを接続するコード部分4の
パターンのレイアウト、つまりコード部分4の配線の有
無のパターンのレイアウトを、コードパターン(格子
縞、又は空白)として上記と同じフォーマットで作成す
る。
【0013】そして、これら基本パターンとコードパタ
ーンとをコンピュータ処理より合成して全体のビット線
配線パターンのレイアウトデータを作成し、このパター
ンレイアウトデータによってアルミニウム配線エッチン
グ用のフォトマスクを作成する。
【0014】このように、本実施例では、コードパター
ンを基本パターンから独立して扱うので、受注に応じた
プログラムのコードパターンの決定が容易・迅速であ
り、また予め複数のコードパターンを作成しておくこと
もできる。
【0015】また、本実施例では、マスクROM製造の
最終プロセスに極めて近いプロセスでプログラムを行う
ので、予めこのビット線の配線エッチングプロセスの直
前までのプロセス(アルミニウム配線蒸着)を完了した
マスクROMを多数作り貯めしておけば、ユーザからの
受注後にプログラムに応じたビット線パターン用フォト
マスクを作成することにより、短時間でマスクROMを
完成させることができ、マスクROM受注から出荷まで
の期間をかなり短縮化できる。
【0016】次に、上記したコードパターンの作成手順
を説明する。まず、上記した基本パターンのレイアウト
におけるコード部分4(図2)のアドレス0の座標(図
2の左上角部分の座標:原点座標)を決める。そして次
に、行方向及び列方向の隣のコード部分4のアドレスを
決めるための行ピッチ、列ピッチを基本パターンに応じ
て決める。なお、コード部分4のパターン(図2の黒塗
パターン)の形状・大きさ・向き等は予め決定してお
く。
【0017】この後、各メモリセル1のコード部分4を
接続する(=「0」)か、遮断する(=「1」)かを決
めたプログラムコードを表すテキストデータを、図3に
示すように作成する。このテキストデータは、マスクR
OMのメモリセルの二次元配列に対応させて、左上角を
基準にして行列に配列させたものである。
【0018】次に、上記したようにして決定したアドレ
ス(各コード部分4の基本パターン上での位置)に対応
して、テキストデータからコード部分4のパターンの有
無を示す「0」、「1」を読み込んで、当該コード部分
4のパターンのレイアウトデータを作成する。これが、
コードパターンとなる。
【0019】図4は別の実施例を示す図である。この例
も、同様にアルミニウム配線パターンによってコード化
を行うものである。まず、図4の(a)に示すように、
配線11a〜11gを有する基本パターン11のデータ
を所定フォーマットで作成しておき、またこれと別に、
図4の(b)に示すように、コードとしての複数のコー
ドパターン12〜14のデータを同じフォーマットで作
成しておく。なお、コードパターン12は配線12a〜
12dを有し、コードパターン13は配線13a〜13
cを有し、コードパターン14は配線14a〜14cを
有する。そして、そのコードパターン12〜14の内か
ら特定の1個のコードパターンを選択して基本パターン
11と合成する。
【0020】例えば、コードパターン14を合成すれ
ば、図4の(c)に示すように、基本パターン11の配
線11aと11bがコードパターン14の配線14aで
結合され、以下同様に、配線11cと11gが配線14
bで結合され、配線11d〜11fが配線14cで結合
されるようになる。
【0021】このように、共通の基本パターンのレイア
ウトに種々異なるコードパターンのレイアウトを合成し
て、配線パターンを決定し、これによりその配線パター
ン作成用のエッチング用フォトマスクを作成することが
できるので、マスクROM内の配線、ロジック回路内の
配線、その他に適用できるようになる。
【0022】なお、以上はアルミニウム配線のエッチン
グマスクを作成する際のマスクパターン決定の例につい
て説明したが、このような基本パターンにコードパター
ンを合成してマスクパターンを作成する手法は、他に
も、ポリシリコン配線形成用フォトマスク、拡散用フォ
トマスク、イオン注入用フォトマスク、コンタクト孔形
成用フォトマスク等のいずれにも適用することができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上から本発明によれば、基本パターン
を予め決定しておき、それに対して、別に作成したコー
ドパターンを合成してフォトマスクパターンを決定する
ので、コードパターンを独立して扱うことができ、プロ
グラム変更や内部の一部設計変更等に迅速に対応してフ
ォトマスク作成ができるようになり、多品種少量生産に
好適である。また、特に最終プロセスに近いアルミニウ
ム配線プロセスにこれを適用すれば、受注から出荷まで
の期間を大幅に短縮できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 マスクROMの一部の回路図である。
【図2】 マスクROMの一部の構成図である。
【図3】 プログラムコードを表すテキストデータで
ある。
【図4】 配線パターン作成の説明図である。
【図5】 マスクROM製造の一般的なプロセスのフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1:メモリセル、2:ビット線、3:ワード線、4:コ
ード部分、5:ソース線、6:ドレインコンタクト配
線、11:基本パターン、12〜14:コードパター
ン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置製造用のフォトマスクのパタ
    ーンを決定する方法であって、 予め決められた基本パターンと、プログラム内容に応じ
    て決定されるコードパターンとを別々に作成し、上記基
    本パターンに上記コードパターンを合成したパターンか
    らフォトマスクパターンを決定することを特徴とする決
    定方法。
  2. 【請求項2】 上記フォトマスクパターンが、アルミニ
    ウム配線形成用、ポリシリコン配線形成用、拡散用、イ
    オン注入用、又はコンタクト孔形成用であることを特徴
    とする請求項1に記載の決定方法。
JP31951792A 1992-11-04 1992-11-04 フォトマスクパターンの決定方法 Withdrawn JPH06148867A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100720251B1 (ko) * 2005-12-30 2007-05-22 주식회사 하이닉스반도체 노광 마스크 및 이를 이용한 반도체 소자의 제조방법
JP2019532502A (ja) * 2016-09-08 2019-11-07 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. 荷電粒子マルチビームレットリソグラフィーシステムを使用し、一意的チップを製作すること

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100720251B1 (ko) * 2005-12-30 2007-05-22 주식회사 하이닉스반도체 노광 마스크 및 이를 이용한 반도체 소자의 제조방법
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