JPH06148755A - 変倍時のコピー先端自動整合装置 - Google Patents

変倍時のコピー先端自動整合装置

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JPH06148755A
JPH06148755A JP29846492A JP29846492A JPH06148755A JP H06148755 A JPH06148755 A JP H06148755A JP 29846492 A JP29846492 A JP 29846492A JP 29846492 A JP29846492 A JP 29846492A JP H06148755 A JPH06148755 A JP H06148755A
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JP
Japan
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copy
leading edge
image
variable power
time
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Pending
Application number
JP29846492A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kono
智 河野
Osamu Fujimoto
修 藤本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スキャナのフィードスピードの差ならびに画
像の大きさの差により発生する先端部での画像のばらつ
きを抑制することが可能で、複写機組立工程でのコピー
取りの手間も解消し、かつ変倍間でのコピー先端のばら
つきをなくすことを可能とした変倍時のコピー先端自動
整合装置を提供すること。 【構成】 変倍機能を有するスキャナ機構の複写機にお
いて、変倍時に光学システムに含まれるレンズユニット
を上下方向に移動して、前記光学システムの光路を上下
方向に平行移動させるための、レンズユニット移動手段
を具備する変倍時のコピー先端自動整合装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変倍時のコピー先端自動
整合装置に係り、さらに詳しくは変倍機能を有する複写
機におけるスキャナ機構により直接画像とコピー用紙と
の同期を合わせる方式の整合手段の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から変倍機能を有するスキャナ機構
の複写機は既に各種知られており、スキャナ機構として
は、原稿台移動方式の複写機ではテーブルガラスが、ま
た原稿台固定方式の複写機ではコピーランプユニットま
たはミラーユニットもしくはこれらの組合せが、夫々ス
キャナとして用いられている。しかしながら、いずれの
場合においても、スキャナの動作により画像と用紙との
同期を合わせる複写機では、変倍することにより、スキ
ャナが原稿をフィードするスピード差および変倍に伴う
画像の大きさの差により、用紙先端位置と画像先端位置
が必ずしも一致しなくなり、用紙先端部分にコピーされ
る部分がばらついてしまう。
【0003】このような先端部分の同期合わせをたとえ
ば原稿台移動方式の従来の複写機について示したのが図
5に示す斜視図である。同図において、複写機本体30
に設けられたスキャナであるガラステーブル(原稿載置
台)31上の原稿カバー32の下に載置された原稿33
の原稿先端34を揃えるための図示しない先端原稿ガイ
ドが設けられるとともに、該ガラステーブル(原稿載置
台)31の動きと連動してその動きを伝達するためのP
S連絡板35、これと連動して動作するPS板(ペーパ
ーストップ板)36が夫々設けられており、カセット3
7からの用紙の先端が画像すなわち原稿33の先端31
の位置と合わせられるよう構成されている。
【0004】この場合、若し先端位置にばらつきが発生
した場合には、PS検知ブロック38を図示しないスラ
イド機構により同図の白抜きの矢印の方向に前後に進退
させて、PS検知レバー39を押圧し、これによってP
S板36の位置を適正位置になるまで移動させなければ
ならない。従来ではこのような構成においては、基準位
置としてPS検知ブロック38の中心位置と前記先端原
稿ガイドとの間隔をたとえば255.5±0.3mmの如
く、ある程度幅を持った基準を設定し、コピーを取りな
がらその基準に入るようにその位置調整を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる手段
を実施するには、画像と用紙の先端のばらつきを合わせ
るために複写機組立時に何枚もコピーを取ってPS検知
ブロック38の位置を調整する必要があり、調整作業が
極めて煩雑である。また、後述する如く、通常の構成に
おいては、変倍に際して、レンズユニットを同一光路上
を進退させることによって倍率の変化を行っているが、
この場合、スキャナの移動速度の大きさが倍率の変化に
伴なって変化するので、用紙先端と画像先端とを整合せ
しめるのは、この面でもかなり困難であった。さらに、
変倍間で各倍率毎に前記のような先端のばらつきが発生
することはある程度止むを得ない事実として複写機の利
用者には理解されていたものの、不満のない状態にある
とは言い難いのが実情であった。そこで本発明の目的
は、スキャナのフィードスピードの差ならびに画像の大
きさの差により発生する先端部での画像のばらつきを抑
制することが可能で、複写機組立工程でのコピー取りの
手間も解消し、かつ変倍間でのコピー先端のばらつきを
なくすことを可能とした変倍時のコピー先端自動整合装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたのであって、その要旨とするところ
は、変倍機能を有するスキャナ機構の複写機において、
変倍時に光学システムに含まれるレンズユニットを上下
方向に移動して、前記光学システムの光路を上下方向に
平行移動させるための、レンズユニット移動手段を具備
する変倍時のコピー先端自動整合装置にある。
【0007】
【作用】本発明においては、複写機の変倍時に、光学シ
ステムに含まれるレンズユニットを上下方向に移動させ
ることにより、レンズユニットの光軸をずらし、光路を
平行移動させ、これによって感光体ドラム上に投影され
るコピーランプで露光された原稿の光像の位置を各変倍
毎にずらすことを可能としたので、変倍に起因する用紙
先端の画像ばらつきを解消することが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明について図面を参照しながら説
明する。最初に本発明の適用される複写機の一例につい
て図1の概略説明図に基づいて詳述する。まず、図1に
おいて、1は本発明の適用される複写機本体であって、
その上部に硬質のガラスなどで形成された原稿載置台2
が設置されている。3はランプユニットであって、第1
ミラー4と一体にランプユニット本体を構成している。
また第2ミラー5、第3ミラー6を設けたミラーベース
7、レンズユニット8、第4ミラー9、第5ミラー10
を設けたミラーベース11を経由して原稿載置台2上の
図示しない原稿から反射した反射光が矢印の光路を経て
第6ミラー12を介しA方向に回転可能な感光体ドラム
17に露光されるよう構成されている。この場合、ラン
プユニット本体とミラーベース7等でスキャナが構成さ
れる。さらに、レンズユニット8は同図E方向にシフト
すれば画像の拡大となり、一方、R方向にシフトすれば
画像の縮小となる。
【0009】前記の感光体ドラム17の周囲の回転域に
は、露光に先立って感光体ドラム17の表面を均一に帯
電する帯電チャージャ13が設けられ、露光部に静電潜
像が形成される。以下その下流側に、感光体ドラム17
の周囲に沿って時計廻りに、像間イレーサ14、現像槽
15を備えた現像ユニット、転写チャージャ16、クリ
ーニング部18、および除電ランプ19が、その順で配
置されている。一方、22は定着装置であり、さらに給
紙・搬送関係の設備としては、カセット25または手差
しトレイ26を給紙手段とし、27〜29は給紙ロー
ラ、20はレジストローラであり、転写された用紙が搬
送部21を介して定着装置22から排出ローラ23、排
紙トレイ24と搬送されるよう構成されている。
【0010】以上のような構成においてコピーを行うに
際しては、図1において、まず、帯電チャージャ13が
感光体ドラム17の表面を均一に帯電すると、前記スキ
ャナにより原稿(図示せず)のスキャンが行われ、原稿
からの反射光が感光体ドラム17上で帯電チャージャ1
3と像間イレーサ14との間に位置する表面にミラー1
2から図示しないスリットを経てスリット露光され、露
光部に静電潜像が形成される。次いで像間イレーサ14
が静電潜像の非画像領域に相当する部分をイレース(消
去)し、イレースされない画像領域の静電潜像に現像槽
15からトナーが供給され、トナー像が感光体ドラム1
7表面に形成される。しかるのち、手差しトレイ26か
ら給紙されたコピー用紙が給紙ローラ28,29を経て
搬送されるか、あるいはカセット25から給紙されたコ
ピー用紙が給紙ローラ27を経て搬送されるか、いずれ
かによりレジストローラ20に送られる。
【0011】コピー用紙はレジストローラ(PSロー
ラ)20において衝合され、用紙の先端を揃えたのち、
排出され、感光体ドラム17の表面にトナー像の形成さ
れた部分に巻き付いたのち、転写チャージャ16によっ
て感光体ドラム17の表面よりも高いマイナス電圧を印
加することにより、感光体ドラム17上のトナー像(静
電潜像)をコピー用紙に転写する。このようにしてトナ
ー像の転写されたコピー用紙は、次いでサクション・ベ
ルト方式などの搬送部21を経て定着装置22に搬送さ
れ、加熱、加圧ローラなどの作用によってトナーの定着
が行われたのち、排出ローラ23によって機外に排出さ
れ、排紙トレイ24に蓄積される。
【0012】本発明の適用される複写機の構成ならびに
動作は前記の通りであるが、次に本発明におけるコピー
先端自動整合の手段について図面を参照しながら説明す
る。まず、図2は図1に示す装置の光学システムの基本
光路を模式的に示す図であって、2はガラステーブルで
構成される原稿載置台であり、第1ミラー4から第6ミ
ラー12迄の第1〜第6ミラーならびに基準位置(S:
Standard)にあるレンズユニット8Sによって
基本光路LSが構成され、等倍率の光路として感光体ド
ラム17の12時の位置に相当する基本位置PSに投影
される。但し、通常は、図1に示される如く、拡大コピ
ーE(Enlargement)あるいは縮小コピーR
(Reduction)の場合、いずれも同じ光路LS
上でレンズユニット8Sを進退せしめて操作するのに対
し、スキャナ部の動きは、倍率が大きければ遅く、倍率
が小さくなれば速くなるため、コピー用紙の先端位置と
投影される画像の先端位置PSとが一致しなくなること
は前記の通りである。
【0013】そこで本発明においては、図3に示す模式
図の如く、たとえば同図の縮小コピーを実施する場合、
レンズユニット8Sの基準位置から光路LSを外れるよう
に角度を持たせながら図1のR方向(縮小方向)の8R
の位置に移動せしめると、光路は、等倍率の場合の基本
光路LSに対して、図3の点線で示された如く、光路LS
と平行の縮小光路LRに平行移動して感光体ドラム17
の基本位置PSよりも図面上右側のPR点に投影される。
この場合、感光体ドラム17は時計廻りに矢印の方向に
回転するので、PR点の画像は回転方向に進行している
分だけ早く用紙にコピーされることになる。
【0014】たとえば、縮小倍率が0.7倍(70%)
の縮小コピーを行う場合は、1.0倍(100%)に対
して1/0.7=約1.4倍の速さでスキャナが移動す
るので、それに見合う分だけ、感光体ドラム17に画像
を投影(PR)すれば、等倍コピー時と、70%縮小コ
ピー時(0.7倍)との用紙先端と画像先端とは一致す
ることになる。一方、拡大コピーにおいても、縮小と同
様で、但し逆の処置を行えばよく、図1のE方向(拡大
方向)にレンズユニット8Sを右側上方に光路LSを外れ
るように直角を持たせながら移動せしめると、図示は省
略するが、拡大光路は感光体ドラム17上の基準位置P
Sよりも左側に投影されるようになり、その分だけ遅く
コピーされる一方、スキャナは例えば115%の拡大で
あれば1/1.15=約0.87倍と基準の場合よりも
遅い速度で移動するので、この場合も用紙先端と画像先
端とを等倍コピー時の場合と一致させることが可能とな
る。
【0015】以上のような手段を具現化するための装置
の具体的実施例を図4の概略説明図に示す。同図におい
て、40はレンズキャリッジであって、レンズユニット
8が載置されるものであり、また41は光学台板であっ
て、コピーの拡大・縮小を行うに際して、光学台板41
上をレンズキャリッジ40が、ラックピニオン或いは組
み合わせギアセットなどの図示しない公知の駆動伝達機
構を用いて進退可能となるよう構成されている。また、
図4の実施例は基準位置SからR(縮小)方向にレンズ
ユニット8を移動する場合の例を示したものであるが、
この場合、本発明においては、先の図3に示したように
レンズユニット8を図3の8Rの位置に移動するための
手段として、スロープ42を設け、縮小に際しては、レ
ンズキャリッジ40をR方向に移動せしめてスロープ4
2を昇らせることによって、レンズユニット8の位置が
高くなり、その結果、光路が図3のLRに見られるよう
に感光体ドラム17の右側のPR位置に投影され、早く
コピーされることになることは前記の通りである。
【0016】なお、特に図示は行わないが、拡大の場合
には図1のE(拡大)方向に前記と同様のスロープをE
方向に高くなる形状で設け、図4と同様の操作をE方向
に行えば、これによって画像先端と用紙先端とを整合せ
しめることができる。また、レンズユニット8の移動手
段としては、図4の如く光学台板41の一部を利用した
スロープ42にかぎらず、その他同様な効果を奏するこ
とが可能であれば、別の部材を取り付けても良いことは
言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明によれば、スキャナのフィードスピードの差ならび
に画像の大きさの差により発生する先端部での画像ばら
つきを抑制することが可能で、複写機組立工程でのコピ
ー取りの手間も解消し、かつ変倍間でのコピー先端のば
らつきをなくすことを可能とした変倍時のコピー先端自
動整合装置を提供しうるものであり、実用的効果は極め
て顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される複写機の一例を示す概略説
明図である。
【図2】図1に示す装置の光学システムの基本光路を示
す模式図である。
【図3】図2に示す基本光路について縮小コピーを実施
する場合を示す模式図である。
【図4】本発明を具現化するための一実施例装置を示す
概略説明図である。
【図5】従来の複写機を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 複写機本体 2,31 原稿載置台 3 ランプユニット 4 第1ミラー 5 第2ミラー 6 第3ミラー 9 第4ミラー 10 第5ミラー 12 第6ミラー 7,11 ミラーベース 8 レンズユニット 13 帯電チャージャ 14 像間イレーサ 15 現像槽 16 転写チャージャ 17 感光体ドラム 18 クリーニング部 19 除電ランプ 20 レジストローラ 21 搬送部 22 定着装置 23 排出ローラ 24 排出トレイ 25,37 カセット 26 手差しトレイ 27,28,29 給紙ローラ 30 複写機本体 32 原稿カバー 33 原稿 34 原稿先端 35 PS連結板 36 PS板 38 PS検知ブロック 39 PS検知レバー 40 レンズキャリッジ 41 光学台板 42 スロープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変倍機能を有するスキャナ機構の複写機
    において、変倍時に光学システムに含まれるレンズユニ
    ットを上下方向に移動して、前記光学システムの光路を
    上下方向に平行移動させるための、レンズユニット移動
    手段を具備することを特徴とする変倍時のコピー先端自
    動整合装置。
JP29846492A 1992-11-09 1992-11-09 変倍時のコピー先端自動整合装置 Pending JPH06148755A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29846492A JPH06148755A (ja) 1992-11-09 1992-11-09 変倍時のコピー先端自動整合装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP29846492A JPH06148755A (ja) 1992-11-09 1992-11-09 変倍時のコピー先端自動整合装置

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JPH06148755A true JPH06148755A (ja) 1994-05-27

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ID=17860048

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JP29846492A Pending JPH06148755A (ja) 1992-11-09 1992-11-09 変倍時のコピー先端自動整合装置

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