JPH0614729A - 四角形状海苔巻製造用巻包機 - Google Patents
四角形状海苔巻製造用巻包機Info
- Publication number
- JPH0614729A JPH0614729A JP3135666A JP13566691A JPH0614729A JP H0614729 A JPH0614729 A JP H0614729A JP 3135666 A JP3135666 A JP 3135666A JP 13566691 A JP13566691 A JP 13566691A JP H0614729 A JPH0614729 A JP H0614729A
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- Japan
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- rectangular
- plate
- pusher
- wrapping
- laver
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動的に四角形状海苔巻を巻包すると共に、
付加的に四角形状に押付け整形可能とする。 【構成】 片端部の矩形板5sを内側方向に折り曲げる
ツメ部5eに上昇したとき係接するプッシャー13を設
け、該プッシャー13を付加的に上昇して矩形板5sを
巻包された四角形状海苔巻10に強く押付け、四角形状
に押付け整形可能とする。
付加的に四角形状に押付け整形可能とする。 【構成】 片端部の矩形板5sを内側方向に折り曲げる
ツメ部5eに上昇したとき係接するプッシャー13を設
け、該プッシャー13を付加的に上昇して矩形板5sを
巻包された四角形状海苔巻10に強く押付け、四角形状
に押付け整形可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板状米飯を自動的に巻
包し、四角形状に強く押し付け整形できる四角形状海苔
巻製造用巻包機に関するものである。
包し、四角形状に強く押し付け整形できる四角形状海苔
巻製造用巻包機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、既に昭和61年特許願第
204726号に係る特許出願において、干瓢等の各種
具材を巻包した多品種の四角形状海苔巻を能率的に製造
できる海苔巻製造用巻包機を提案している。該巻包機
は、4枚又は5枚の矩形板を相互に屈折可能に連接した
巻包板と、直方体状凹部と、該巻包板を該直方体状凹部
に屈折して嵌入させる昇降装置と、端部の矩形板に設け
られたツメ部とよりなり、該ツメ部を直方体状凹部入口
に係止させて、該端部の矩形板を内側方向に折り曲げ、
四角形状海苔巻を巻包するものである。
204726号に係る特許出願において、干瓢等の各種
具材を巻包した多品種の四角形状海苔巻を能率的に製造
できる海苔巻製造用巻包機を提案している。該巻包機
は、4枚又は5枚の矩形板を相互に屈折可能に連接した
巻包板と、直方体状凹部と、該巻包板を該直方体状凹部
に屈折して嵌入させる昇降装置と、端部の矩形板に設け
られたツメ部とよりなり、該ツメ部を直方体状凹部入口
に係止させて、該端部の矩形板を内側方向に折り曲げ、
四角形状海苔巻を巻包するものである。
【0003】しかし、四角形状海苔巻の見栄えを良くす
るためには、はっきりと四角形状に整形されることが要
求されている。前記先願の巻包機では、その昇降装置が
下死点を通過するとき、内側方向に折り曲げられた端部
の矩形板が四角形状に巻包及び成形するが、付加的に強
く押し付けて四角形状にはっきりと整形することは不可
能な構造であった。
るためには、はっきりと四角形状に整形されることが要
求されている。前記先願の巻包機では、その昇降装置が
下死点を通過するとき、内側方向に折り曲げられた端部
の矩形板が四角形状に巻包及び成形するが、付加的に強
く押し付けて四角形状にはっきりと整形することは不可
能な構造であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、四角形状に強く押し付け整形のできる四角
形状海苔巻製造用巻包機の提供にある。
する課題は、四角形状に強く押し付け整形のできる四角
形状海苔巻製造用巻包機の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の問題点に
鑑みてなされたもので、前記先願の巻包機を改良し、板
状米飯を自動的に巻包し、四角形状に強く押し付け整形
する四角形状海苔巻製造用巻包機を提供するものであ
る。
鑑みてなされたもので、前記先願の巻包機を改良し、板
状米飯を自動的に巻包し、四角形状に強く押し付け整形
する四角形状海苔巻製造用巻包機を提供するものであ
る。
【0006】本発明の四角形状海苔巻製造用巻包機P
は、4枚又は5枚の矩形板を連接した巻包板5と、直方
体状凹部5cと、巻包板5を直方体状凹部5cに嵌入さ
せる昇降装置16と、嵌入時に片端部の矩形板5sを内
側方向に折り曲げるツメ部5eと、該ツメ部5eに係接
するプッシャー13とからなり、プッシャー13を付加
的に上昇して矩形板5sを巻包された四角形状海苔巻に
強く押し付け、四角形状に押し付け整形可能としたこと
を特徴とする。
は、4枚又は5枚の矩形板を連接した巻包板5と、直方
体状凹部5cと、巻包板5を直方体状凹部5cに嵌入さ
せる昇降装置16と、嵌入時に片端部の矩形板5sを内
側方向に折り曲げるツメ部5eと、該ツメ部5eに係接
するプッシャー13とからなり、プッシャー13を付加
的に上昇して矩形板5sを巻包された四角形状海苔巻に
強く押し付け、四角形状に押し付け整形可能としたこと
を特徴とする。
【0007】また本発明の巻包機Pは、プッシャー13
を昇降装置16に連動させて、巻包された四角形状海苔
巻10に対し、片端部の矩形板5sを付加的に強く押し
付け、四角形状に押し付け整形可能としたことを特徴と
する。
を昇降装置16に連動させて、巻包された四角形状海苔
巻10に対し、片端部の矩形板5sを付加的に強く押し
付け、四角形状に押し付け整形可能としたことを特徴と
する。
【0008】また本発明の巻包機Pは、昇降装置16の
回転円盤14の外周に設けた外周カム15によりプッシ
ャー13を昇降可能としたことを特徴とする。
回転円盤14の外周に設けた外周カム15によりプッシ
ャー13を昇降可能としたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を、以下図面に基づき説明す
る。図1は本発明の四角形状海苔巻製造用巻包機の要部
断面図、図2は5枚の矩形板よりなる巻包板の裏面図、
図3は4枚の矩形板よりなる巻包板の裏面図、図4はプ
ッシャー説明用の要部断面図であって、4ー1は外周カ
ムにより直接昇降するもの、4ー2はレバーを介して増
幅昇降するもの、図5の5ー1から5ー5までは、板状
米飯が自動的に巻包され、付加的に四角形状に押し付け
整形され、排出されるまでの工程順説明図である。
る。図1は本発明の四角形状海苔巻製造用巻包機の要部
断面図、図2は5枚の矩形板よりなる巻包板の裏面図、
図3は4枚の矩形板よりなる巻包板の裏面図、図4はプ
ッシャー説明用の要部断面図であって、4ー1は外周カ
ムにより直接昇降するもの、4ー2はレバーを介して増
幅昇降するもの、図5の5ー1から5ー5までは、板状
米飯が自動的に巻包され、付加的に四角形状に押し付け
整形され、排出されるまでの工程順説明図である。
【0010】本発明の四角形状海苔巻製造用巻包機P
は、図1ないし図4、特に図4−1,4−2に詳しく図
示するごとく、基本的に4枚又は5枚の矩形板を内側方
向に四角形状に折り曲げ可能に連接した巻包板5と、直
方筒体11の上方に受板部12を延出した直方体状凹部
5cと、巻包板5を直方体状凹部5cに嵌入させて四角
形状に折り曲げる昇降装置16と、昇降装置16を駆動
するため駆動部M5により回転する回転円盤14に形設
された偏心溝カム5bと、片端部の矩形板5sに付設さ
れ、嵌入時に直方筒体11の入口5iに係止して該矩形
板5sを内側方向に四角形状に折り曲げるツメ部5e
と、直方体状凹部5c内で上昇したときツメ部5eに係
接するように昇降するプッシャー13とから構成され
る。また、直方体状凹部5cは機体中央部17に載設さ
れる。
は、図1ないし図4、特に図4−1,4−2に詳しく図
示するごとく、基本的に4枚又は5枚の矩形板を内側方
向に四角形状に折り曲げ可能に連接した巻包板5と、直
方筒体11の上方に受板部12を延出した直方体状凹部
5cと、巻包板5を直方体状凹部5cに嵌入させて四角
形状に折り曲げる昇降装置16と、昇降装置16を駆動
するため駆動部M5により回転する回転円盤14に形設
された偏心溝カム5bと、片端部の矩形板5sに付設さ
れ、嵌入時に直方筒体11の入口5iに係止して該矩形
板5sを内側方向に四角形状に折り曲げるツメ部5e
と、直方体状凹部5c内で上昇したときツメ部5eに係
接するように昇降するプッシャー13とから構成され
る。また、直方体状凹部5cは機体中央部17に載設さ
れる。
【0011】また、図2、図3及び図4−1に示すごと
く、巻包板5を構成する4枚又は5枚の矩形板はピン軸
5fを介して丁番状に連接されているが、昇降装置16
の上限位置において、捩りばね5dと反り防止板5gと
により受板部12上で平面状に拡開されている。
く、巻包板5を構成する4枚又は5枚の矩形板はピン軸
5fを介して丁番状に連接されているが、昇降装置16
の上限位置において、捩りばね5dと反り防止板5gと
により受板部12上で平面状に拡開されている。
【0012】図2に、5枚の矩形板よりなる巻包板5の
裏面を図示するが、中央部の矩形板裏面に昇降装置16
の昇降用ロッド5aが連結されている。各矩形板の間に
はピン軸5fに並んで捩りばね5dが介設され、捩りば
ね5dの両端部は各矩形板裏面に固着された保持部材5
hにより保持されて、各矩形板は常時拡開する方向に付
勢されている。また両側の隣接する各2枚の矩形板の間
には反り防止板5gが設けられ、拡開しようとする矩形
板は係持されて平面状に拡開される。また片端部の矩形
板5sには、ツメ部5eが内方向に立ち上がった状態で
形設される。
裏面を図示するが、中央部の矩形板裏面に昇降装置16
の昇降用ロッド5aが連結されている。各矩形板の間に
はピン軸5fに並んで捩りばね5dが介設され、捩りば
ね5dの両端部は各矩形板裏面に固着された保持部材5
hにより保持されて、各矩形板は常時拡開する方向に付
勢されている。また両側の隣接する各2枚の矩形板の間
には反り防止板5gが設けられ、拡開しようとする矩形
板は係持されて平面状に拡開される。また片端部の矩形
板5sには、ツメ部5eが内方向に立ち上がった状態で
形設される。
【0013】図3に、4枚の矩形板よりなる巻包板5の
裏面を図示するが、中央部の矩形板を中心に両側に1枚
及び2枚の矩形板を連接しており、前記の図2の5枚の
矩形板の場合の片側の2枚を1枚に取換えた構成とな
る。従って、反り防止板5gは片側にのみ設けられる
が、昇降用ロッド5aの連結、ピン軸5f並びに捩りば
ね5dの介設、保持部材5hの固着などは5枚の場合と
同様に構成される。
裏面を図示するが、中央部の矩形板を中心に両側に1枚
及び2枚の矩形板を連接しており、前記の図2の5枚の
矩形板の場合の片側の2枚を1枚に取換えた構成とな
る。従って、反り防止板5gは片側にのみ設けられる
が、昇降用ロッド5aの連結、ピン軸5f並びに捩りば
ね5dの介設、保持部材5hの固着などは5枚の場合と
同様に構成される。
【0014】図4−1,図4−2に示すごとく、昇降装
置16は、機体下方部18に載置された駆動部M5によ
り回転する回転円盤14と、回転円盤の前面に形設され
た偏心溝カム5bと、機体中央部17に嵌挿され、直方
体状凹部5cの内央を昇降する昇降用ロッド5aと、昇
降用ロッド5aの下端に連結され、偏心溝カム5bに係
合し、溝カム5b上を追従するローラ5Rとから構成さ
れる。また、昇降装置16の上限位置は上限検知装置1
9によって検知され、駆動部M5は停止される。
置16は、機体下方部18に載置された駆動部M5によ
り回転する回転円盤14と、回転円盤の前面に形設され
た偏心溝カム5bと、機体中央部17に嵌挿され、直方
体状凹部5cの内央を昇降する昇降用ロッド5aと、昇
降用ロッド5aの下端に連結され、偏心溝カム5bに係
合し、溝カム5b上を追従するローラ5Rとから構成さ
れる。また、昇降装置16の上限位置は上限検知装置1
9によって検知され、駆動部M5は停止される。
【0015】駆動部M5が回転始動され、昇降用ロッド
5aが下降すると、5枚の連接された矩形板は直方体状
凹部5cに嵌入されるが、ツメ部5eは入口5iに係止
して片端部の矩形板5sを内側方向に四角形状に折り曲
げる。このとき、ツメ部5eは反転した状態となる。
5aが下降すると、5枚の連接された矩形板は直方体状
凹部5cに嵌入されるが、ツメ部5eは入口5iに係止
して片端部の矩形板5sを内側方向に四角形状に折り曲
げる。このとき、ツメ部5eは反転した状態となる。
【0016】プッシャー13は、図4に図示されるごと
く、機体中央部17に嵌挿され、直方体状凹部5cの内
壁に近く、上昇したときプッシャー13の上端が前記の
係止反転されたツメ部5eに係接できるところを昇降す
る。
く、機体中央部17に嵌挿され、直方体状凹部5cの内
壁に近く、上昇したときプッシャー13の上端が前記の
係止反転されたツメ部5eに係接できるところを昇降す
る。
【0017】プッシャー13の下端は、図4ー1のごと
く回転円盤14を後向きに具設するときは、回転円盤1
4の外周に形設された外周カム15に直接に当接させ
る。また、図4ー2のごとく回転円盤14を前向きに具
設するときは、外周カム15にレバー20を介して当接
させるが、レバー20の支点からの距離によって昇降量
を増幅させることができる。
く回転円盤14を後向きに具設するときは、回転円盤1
4の外周に形設された外周カム15に直接に当接させ
る。また、図4ー2のごとく回転円盤14を前向きに具
設するときは、外周カム15にレバー20を介して当接
させるが、レバー20の支点からの距離によって昇降量
を増幅させることができる。
【0018】またプッシャー13はガイド穴22内に装
着されたスプリング21により常時下向きに付勢され、
その下端を外周カム15に当接させる。なお、23はプ
ッシャー13の段部、24は押さえカバーである。
着されたスプリング21により常時下向きに付勢され、
その下端を外周カム15に当接させる。なお、23はプ
ッシャー13の段部、24は押さえカバーである。
【0019】また、図1に示すごとく、四角形状海苔巻
製造用巻包機Pの上部には、海苔巻用米飯供給機Aが載
設され、巻包板5上に板状米飯8を供給する。ホッパー
から連続して押し出される米飯は搬送コンベア1上を搬
送される。次に、カッター4により所定長の板状米飯8
に分割され、補助コンベア2を介して巻包板5上に供給
される。
製造用巻包機Pの上部には、海苔巻用米飯供給機Aが載
設され、巻包板5上に板状米飯8を供給する。ホッパー
から連続して押し出される米飯は搬送コンベア1上を搬
送される。次に、カッター4により所定長の板状米飯8
に分割され、補助コンベア2を介して巻包板5上に供給
される。
【0020】次に、本発明の四角形状海苔巻製造用巻包
機Pによる海苔巻作業を、図5の5ー1から5ー5まで
の工程順により説明する。
機Pによる海苔巻作業を、図5の5ー1から5ー5まで
の工程順により説明する。
【0021】先ず5ー1のごとく、板状米飯8が米飯供
給機Aにより上限で平面状に拡開された巻包板5上の海
苔8aの上に供給され、中央には具材8bが添置され
る。このとき、昇降用ロッド5aは上限位置で停止し、
プッシャー13は下降した状態にある。
給機Aにより上限で平面状に拡開された巻包板5上の海
苔8aの上に供給され、中央には具材8bが添置され
る。このとき、昇降用ロッド5aは上限位置で停止し、
プッシャー13は下降した状態にある。
【0022】次に5ー2のごとく、駆動部M5を起動し
て回転円盤14を回転し(図1)、昇降用ロッド5aを
下降させる。昇降用ロッド5aの下降と共に巻包板5が
直方筒体11に嵌入し、5枚の矩形板は凵形に折り曲げ
られ、板状米飯8も凵形状米飯9に成形される。このと
き、片端部の矩形板5sは直立状態にある。また、プッ
シャー13は外周カム15が作動しないため、依然とし
て下降した状態にある。
て回転円盤14を回転し(図1)、昇降用ロッド5aを
下降させる。昇降用ロッド5aの下降と共に巻包板5が
直方筒体11に嵌入し、5枚の矩形板は凵形に折り曲げ
られ、板状米飯8も凵形状米飯9に成形される。このと
き、片端部の矩形板5sは直立状態にある。また、プッ
シャー13は外周カム15が作動しないため、依然とし
て下降した状態にある。
【0023】次に5ー3のごとく、昇降用ロッド5aが
更に下降すると片端部の矩形板5sの裏面に具設された
ツメ部5eが直方筒体11の入口5iに係止して、矩形
板5sを内側方向に四角形状に折り曲げる。このとき、
ツメ部5eは反転した状態となる。矩形板5sの折り曲
げによって、四角形状海苔巻10が巻包される。そし
て、昇降用ロッド5aが下限近くに下降すると、プッシ
ャー13は外周カム15の作動により上昇を開始する。
更に下降すると片端部の矩形板5sの裏面に具設された
ツメ部5eが直方筒体11の入口5iに係止して、矩形
板5sを内側方向に四角形状に折り曲げる。このとき、
ツメ部5eは反転した状態となる。矩形板5sの折り曲
げによって、四角形状海苔巻10が巻包される。そし
て、昇降用ロッド5aが下限近くに下降すると、プッシ
ャー13は外周カム15の作動により上昇を開始する。
【0024】次に5ー4のごとく、昇降用ロッド5aが
下限位置を通過するとき、外周カム15により作動上昇
するプッシャー13は反転されたツメ部5eに当接し、
内側方向に折り曲げられた矩形板5sを付加的に強く折
り曲げ、巻包された四角形状海苔巻10を強く四角形状
に押し付け整形する。
下限位置を通過するとき、外周カム15により作動上昇
するプッシャー13は反転されたツメ部5eに当接し、
内側方向に折り曲げられた矩形板5sを付加的に強く折
り曲げ、巻包された四角形状海苔巻10を強く四角形状
に押し付け整形する。
【0025】次に5ー5のごとく、回転円盤14が1回
転して昇降用ロッド5aが上限位置に戻ると、巻包板5
は捩りばね5dによって平面状に拡開され、巻包整形さ
れた四角形状海苔巻10は上限位置に排出され、取り出
される。回転円盤14は上限位置で停止する。なお、プ
ッシャー13は外周カム15により急速下降し、ツメ部
5eから離隔して矩形板5sを解放し、平面状の拡開を
可能とする。
転して昇降用ロッド5aが上限位置に戻ると、巻包板5
は捩りばね5dによって平面状に拡開され、巻包整形さ
れた四角形状海苔巻10は上限位置に排出され、取り出
される。回転円盤14は上限位置で停止する。なお、プ
ッシャー13は外周カム15により急速下降し、ツメ部
5eから離隔して矩形板5sを解放し、平面状の拡開を
可能とする。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の四角形状
海苔巻製造用巻包機は、はっきりと四角形状に押し付け
整形するから、美観を具え、各種具材を巻包した多品種
少量の四角形状海苔巻を能率的に製造することができ
る。特に、プッシャーにより片端部の矩形板を付加的に
強く押し付けできるから、はっきりと四角形状に整形で
きる。
海苔巻製造用巻包機は、はっきりと四角形状に押し付け
整形するから、美観を具え、各種具材を巻包した多品種
少量の四角形状海苔巻を能率的に製造することができ
る。特に、プッシャーにより片端部の矩形板を付加的に
強く押し付けできるから、はっきりと四角形状に整形で
きる。
【図1】本発明の四角形状海苔巻製造用巻包機の要部断
面図である。
面図である。
【図2】5枚の矩形板よりなる巻包板の裏面図である。
【図3】4枚の矩形板よりなる巻包板の裏面図である。
【図4】プッシャー説明用の要部断面図であって、4ー
1は外周カムにより直接昇降するもの、4ー2はレバー
を介して増幅昇降するものである。
1は外周カムにより直接昇降するもの、4ー2はレバー
を介して増幅昇降するものである。
【図5】5ー1から5ー5までの番号順に、板状米飯が
自動的に巻包され、付加的に四角形状に押し付け整形さ
れ、排出されるまでの工程を説明した工程順説明図であ
る。
自動的に巻包され、付加的に四角形状に押し付け整形さ
れ、排出されるまでの工程を説明した工程順説明図であ
る。
5 巻包板 5a 昇降用
ロッド 5b 偏心溝カム 5c 直方体
状凹部 5d 捩りばね 5e ツメ部 5f ピン軸 5g 反り防
止板 5h 保持部材 5i 入口 5R ローラ 5s 片端部
の矩形板 8 板状米飯 10 四角形
状海苔巻 13 プッシャー 14 回転円
盤 15 外周カム 16 昇降装
置 20 レバー 21 スプリ
ング A 海苔巻用米飯供給機 P 四角形状
海苔巻製造用巻包機 M5 駆動部
ロッド 5b 偏心溝カム 5c 直方体
状凹部 5d 捩りばね 5e ツメ部 5f ピン軸 5g 反り防
止板 5h 保持部材 5i 入口 5R ローラ 5s 片端部
の矩形板 8 板状米飯 10 四角形
状海苔巻 13 プッシャー 14 回転円
盤 15 外周カム 16 昇降装
置 20 レバー 21 スプリ
ング A 海苔巻用米飯供給機 P 四角形状
海苔巻製造用巻包機 M5 駆動部
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
Claims (3)
- 【請求項1】 4枚又は5枚の矩形板を連接した巻包板
5と、直方体状凹部5cと、巻包板5を直方体状凹部5
cに嵌入させる昇降装置16と、嵌入時に片端部の矩形
板5sを内側方向に折り曲げるツメ部5eと、上昇した
ときツメ部5eに係接するプッシャー13とからなり、
プッシャー13を付加的に上昇して矩形板5sを巻包さ
れた四角形状海苔巻10に強く押付け、四角形状に押付
け整形可能としたことを特徴とする四角形状海苔巻製造
用巻包機P。 - 【請求項2】 プッシャー13を昇降装置16に連動さ
せて昇降し、矩形板5sを巻包された四角形状海苔巻1
0に付加的に強く押付け、四角形状に整形可能としたこ
とを特徴とする請求項1記載の四角形状海苔巻製造用巻
包機P。 - 【請求項3】 回転円盤14の外周に設けた外周カム1
5によりプッシャー13を昇降可能としたことを特徴と
する請求項1又は2のいずれかに記載の四角形状海苔巻
製造用巻包機P。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3135666A JPH0614729A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 四角形状海苔巻製造用巻包機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3135666A JPH0614729A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 四角形状海苔巻製造用巻包機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614729A true JPH0614729A (ja) | 1994-01-25 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002262790A (ja) * | 2001-03-07 | 2002-09-17 | Suzumo Machinery Co Ltd | 海苔巻寿司サンド・おむすびサンドの製造方法 |
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JP2009089643A (ja) * | 2007-10-06 | 2009-04-30 | Kobird Co Ltd | 米飯食品成形装置及び方法 |
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-
1991
- 1991-05-10 JP JP3135666A patent/JPH0614729A/ja active Pending
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