JPH061471A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH061471A
JPH061471A JP4186190A JP18619092A JPH061471A JP H061471 A JPH061471 A JP H061471A JP 4186190 A JP4186190 A JP 4186190A JP 18619092 A JP18619092 A JP 18619092A JP H061471 A JPH061471 A JP H061471A
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JP
Japan
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recording medium
image forming
unit
image
medium conveying
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JP4186190A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Chiku
一佳 知久
Yasushi Murayama
泰 村山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置について、記録媒体のジャム処
理のために余分なスペースを必要とせずに、ジャム処理
の作業性の向上を図ること、装置の低コスト化・小型化
を図ること。 【構成】 作像部(2M・2C・2Y・2BK)と、該
作像部を通る記録媒体搬送手段32と、記録媒体収納手
段(14・15)と、該記録媒体収納手段から給送され
た記録媒体を前記作像部の作像プロセスの進行との関係
において所定のタイミングで前記記録媒体搬送手段32
に給送するタイミング給送手段20a・20bを有し、
前記記録媒体搬送手段で搬送される記録媒体に対して前
記作像部で画像形成する画像形成装置であり、前記記録
媒体搬送手段32と前記タイミング給送手段20a・2
0bが一体的に装置内外に挿脱可能であること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真複写機・静電記
録装置等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真複写機等の画像形成装
置は、電子写真プロセス機構・静電記録プロセス機構等
の適宜の作像原理・プロセスを用いた作像部と、該作像
部を通過する記録媒体搬送手段と、記録媒体収納手段
(給紙部)と、記録媒体収納手段から給送された記録媒
体(転写材等)を作像部の作像プロセスの進行との関係
において所定のタイミングで前記記録媒体搬送手段に給
送するタイミング給送手段を有し、作像部で搬送記録媒
体に対して画像を形成させるものである。
【0003】作像部を通った記録媒体は、作像プロセス
が記録媒体に未定着画像を形成する転写式等のときは画
像定着手段部へ搬送されて画像定着を受け排出部へ排出
される。また、多重又は両面画像形成モードの場合には
作像部に対する再給送機構部へ搬送される。
【0004】上記において、記録媒体のタイミング給送
手段としては一般にレジストローラ対が広く用いらてい
れる。レジストローラ対は所定のタイミングで回転駆動
・回転停止制御される一対の圧接ローラであり、記録媒
体収納手段から作像部へ至る記録媒体搬送通路(経路)
中に配設される。そして回転停止制御されている状態に
おいて、記録媒体収納手段から給紙された記録媒体の先
端辺をローラ対の圧接ニップ部に受け止める。
【0005】これにより記録媒体は先端辺が該ローラ対
のニップ部にくわえ込まれた状態でこのローラ対位置に
一時停止されて所定のタイミング時点まで待機する。レ
ジストローラ対は記録媒体収納手段からの給送記録媒体
の斜行を矯正する作用もする。
【0006】その後、作像部の作像プロセスの進行との
関係において所定の制御タイミング時点でレジストロー
ラ対の回転駆動が開始されて上記の待機記録媒体が該ロ
ーラ対に挟持搬送されて記録媒体搬送手段に給送され、
作像部へ搬送されて、記録媒体の所定の面位置に画像が
形成される。
【0007】記録媒体収納手段は、記録媒体を積載収容
させた給紙カセットや給紙デッキ等であり、記録媒体収
容部と、該収容部の積載収容記録媒体を1枚宛分離・給
送する記録媒体給送手段を有している。
【0008】記録媒体収納手段は、近年の画像形成装置
においては、装置使用者の作業性や装置の小型化・占有
面積減少等のために、画像形成装置の手前側(装置前面
側)から装置内外に挿脱可能(装置に対して引き出し・
押し込み装着操作自由)な、いわゆる、フロントローデ
ィング方式が一般的であり、通常、画像形成装置内の前
記記録媒体搬送手段の下側に配置されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の画
像形成装置においては、記録媒体の搬送不良(以下、ジ
ャムという)が発生したときには、装置内に残っている
記録媒体を取り除くことが必要である。従来、特にこれ
らのジャム紙を簡単に取り除くために、次のような手段
構成があった。
【0010】(a)レジストローラ対部近傍の搬送ガイ
ド類等を移動して、手の入るスペースを作り、装置内に
手を入れて記録媒体を取り除く (b)記録媒体搬送通路より上方にある部分を上方に回
転させて記録媒体の搬送通路全体を露出させ、ジャム処
理をする (c)記録媒体搬送手段を、作像部の感光体等の像担持
体より退避させ、記録媒体搬送通路の一部を手前に引き
出して記録媒体搬送通路を露出してジャム処理を行う。
【0011】これ等の手段構成のうち、(a)は、搬送
ガイド類や搬送手段等をジャム処理時に退避させる空間
を予め装置内に確保しておく必要が生じる。
【0012】そしてこの空間はジャム処理時以外は必要
のないムダな空間として装置内に存在することになり、
装置の大型化を招くという欠点を有する。
【0013】また、装置内にユーザーが手を入れたとき
に手が作像部の繊細な部分(例えば電子写真プロセスの
感光体ドラム表面等)に接触しやすく、それを避けるた
めに更に大きな空間や防護カバー等の余分な部品を必要
とし、装置の更なる大型化や高価格化を招くという欠点
も有する。
【0014】(b)は、比較的小型の装置においては上
方に回転させる部分が小さく、重量も軽いため、操作上
特に問題はない。
【0015】しかし、大型の装置になると、回転させる
部分の大きさが大きくなり、重量も重くなる。そのため
回転開閉に必要な労力が大きくなり、操作性が低下する
という欠点が生じる。
【0016】回転開閉の操作性を良くするために補助手
段としてエアダンパーやバネ等を用いることも考えられ
るが、補助手段を用いることは装置の高価格化を招くと
いう欠点を有する。
【0017】更に、回転開閉動作をくり返すと回転開閉
部は次第に歪みを生じやすい。そして通常回転開閉部内
には、画像形成プロセスユニットや光学系等が組み込ま
れているため、上記歪みは画像の歪み等の悪影響を生じ
させる。特にフルカラー複写機等においては上記歪みは
色ずれ等の致命的な画像欠陥として出現するという欠点
を有する。
【0018】(c)は、タイミング給送手段であるレジ
ストローラ対のニップ部に記録媒体がはさまれた状態に
あるときに、レジストローラ対よりも記録媒体搬送方向
下流側の搬送部を手前に引き出すと、記録媒体はレジス
トローラ対にはさまれているため引き出される搬送部と
一緒には出てこない。
【0019】この記録媒体を取り除くためには、引き出
した搬送部の奥に残る、レジストローラ対にはさまれて
いる記録媒体に手を伸ばしてつかみ出すという作業が必
要となり、煩雑である。
【0020】また、特開平2−149861号公報に
は、レジストローラ対より記録媒体搬送方向下流側の搬
送部は手前に、かつレジストローラ対より記録媒体搬送
方向上流側の給送部は側方へ引き出してジャム処理を行
う方法が提案されている。
【0021】しかし、この方法によればレジストローラ
対部分のジャム処理は側方へ引き出したレジストローラ
部から引き出し方向と逆方向へ記録媒体を取り除くた
め、操作が煩雑となる。
【0022】また、引き出しが、前方と側方の二方向と
なるため、操作空間、占有床面積が大きくなってしまう
という欠点も有する。更に、二方向引き出しのため、引
き出しに使用される往復動案内部材(例えば商品名アキ
ュライド)を多数必要とし、装置の高価格化を招くとい
う欠点も生じる。
【0023】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、この種の画像形成装置における前
記従来例に述べた欠点を除去し、安価でかつ作業性の良
いジャム処理を可能とするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする画像形成装置である。
【0025】(1)作像部と、該作像部を通る記録媒体
搬送手段と、記録媒体収納手段と、該記録媒体収納手段
から給送された記録媒体を前記作像部の作像プロセスの
進行との関係において所定のタイミングで前記記録媒体
搬送手段に給送するタイミング給送手段を有し、前記記
録媒体搬送手段で搬送される記録媒体に対して前記作像
部で画像形成する画像形成装置であり、前記記録媒体搬
送手段と前記タイミング給送手段が一体的に装置内外に
挿脱可能であり、かつ装置外への引き出し時には前記タ
イミング給送手段の記録媒体保持力が解除されることを
特徴とする画像形成装置。
【0026】(2)前記タイミング給送手段の記録媒体
保持力の解除が、前記記録媒体搬送手段と前記タイミン
グ給送手段の装置外引き出し前に行われることを特徴と
する(1)に記載の画像形成装置。
【0027】(3)前記記録媒体搬送手段と前記タイミ
ング給送手段、もしくはこれ等の手段及び記録媒体に形
成された未定着画像を定着する定着手段とを一体的に支
持させた一体化手段を有し、該一体化手段が装置内外に
挿脱可能であることを特徴とする(1)に記載の画像形
成装置。
【0028】(4)作像部と、該作像部を通る記録媒体
搬送手段を有し、該記録媒体搬送手段で搬送される記録
媒体に対して前記作像部で画像形成する画像形成装置で
あり、前記記録媒体搬送手段が装置内外に挿脱可能であ
り、かつ前記作像部に対して所定に位置して画像形成実
行可能な第1の位置と、前記作像部から退避した第2の
位置とに転換可能であり、該記録媒体搬送手段の第1と
第2の位置の転換動作が該記録搬送体搬送手段の装置内
外への挿脱操作等の際に開閉操作される装置外装扉の開
閉動作に連動してなされることを特徴とする画像形成装
置。
【0029】(5)前記記録媒体搬送手段の第1の位置
から第2の位置への転換動作が装置外装扉の開動作に連
動してなされることを特徴とする(4)に記載の画像形
成装置。
【0030】(6)前記記録媒体搬送手段の第2の位置
から第1の位置への転換動作が、装置外装扉の閉動作に
連動してなされることを特徴とする(4)に記載の画像
形成装置。
【0031】(7)前記記録媒体収納手段と、該記録媒
体収納手段から給送された記録媒体を前記作像部の作像
プロセスの進行との関係において所定のタイミングで前
記記録媒体搬送手段に給送するタイミング給送手段を有
し、前記記録媒体搬送手段と前記タイミング給送手段、
もしくはこれ等の手段及び記録媒体に形成された未定着
画像を定着する定着手段とを一体的に支持させた一体化
手段を有し、該一体化手段と前記記録媒体収納手段が何
れも装置内外に挿脱可能であることを特徴とする(4)
に記載の画像形成装置。
【0032】(8)作像部と、該作像部を通る記録媒体
搬送手段と、該記録媒体搬送手段の下側に配設された記
録媒体収納手段を有し、前記記録媒体搬送手段で搬送さ
れる記録媒体に対して前記作像部で画像形成する画像形
成装置であり、前記記録媒体搬送手段及び前記記録媒体
収納手段の何れもが装置内外に挿脱可能であり、かつ該
両手段が共に装置外へ引き出された状態にされることは
不可とされることを特徴とする画像形成装置。
【0033】(9)前記記録媒体搬送手段が装置外に引
き出されているときは前記記録媒体収納手段の装置外へ
の引き出しが不可とされる(8)に記載の画像形成装
置。
【0034】(10)前記記録媒体収納手段が装置外に
引き出されているときは前記記録媒体搬送手段の装置外
への引き出しが不可とされる(8)に記載の画像形成装
置。
【0035】(11)前記記録媒体収納手段から給送さ
れた記録媒体を前記作像部の作像プロセスの進行との関
係において、所定のタイミングで前記記録媒体搬送手段
に給送するタイミング給送手段を有し、前記記録媒体搬
送手段と前記タイミング給送手段、もしくはこれ等の手
段及び記録媒体に形成された未定着画像を定着する定着
手段とを一体的に支持させた一体化手段を有し、該一体
化手段が装置内外に挿脱可能であることを特徴とする
(8)に記載の画像形成装置。
【0036】
【作用】
a.記録媒体搬送手段とタイミング給送手段を一体的に
装置内外に挿脱可能にすることで、記録媒体搬送手段に
おける記録媒体のジャム処理のために余分なスペースを
必要とせず、ジャム処理作業が装置前側から可能となり
作業性の向上が図られ、また装置の高価格化・大型化を
招くことなく装置の低コスト化・小型化を実現できる。
【0037】b.記録媒体搬送手段とタイミング給送手
段を一体的に装置内外に挿脱可能とし、かつ装置外への
引き出し時にはタイミング給送手段の記録媒体保持力を
解除させるようにすることで、タイミング給送手段に挟
まれた状態にあるジャム記録媒体も挟持が解消されるの
で容易に除去処理できる。
【0038】またタイミング給送手段も装置外に露出さ
れることで、該タイミング給送手段、例えばレジストロ
ーラ対の回転を制御するクラッチやレジストローラ部近
傍に置かれたジャム発生検知手段などの制御装置、検知
手段のメンテナンス、さらにはローラ交換などの各メン
テナンス作業性も向上する。
【0039】c.記録媒体搬送手段の第1と第2の位置
の転換を手動式とした場合は、ジャム処理の際、記録媒
体搬送手段を作像部と干渉しない第2の位置へ転換操作
することを忘れて記録媒体搬送手段を無理に引き出し操
作したり、逆に押し込み操作して、記録媒体搬送手段と
作像部の像担持体とを摺擦させて像担持体を傷つけた
り、押し込み後、記録媒体搬送手段を画像形成実行可能
な第1の位置に復帰操作するのを忘れたりする可能性が
ある。
【0040】記録媒体搬送手段の第1と第2の位置の転
換動作を該記録搬送体搬送手段の装置内外への挿脱操作
等の際に開閉操作される装置外装扉の開閉動作に連動し
て行なわせるようにすることで、上記のような像担持体
の損傷の問題、操作の煩雑化がなく、効率よくジャム処
理等の操作ができる。
【0041】d.記録媒体搬送手段及び記録媒体収納手
段の何れもが装置内外に挿脱可能であり、かつ該両手段
が共に装置外へ引き出された状態にされることは不可と
されることにより、即ち、例えばジャム処理時に記録媒
体搬送手段を引き出した際にはその下部に位置する記録
媒体収納手段は引き出し操作不可能にするように構成
し、また逆に、記録媒体収納手段内のジャム処理時や記
録媒体収納手段への紙補給時等、記録媒体収納手段を引
き出している時には記録媒体搬送手段の引き出し操作は
不可能にする構成とすることにより、記録媒体搬送手段
及び記録媒体収納手段が上下に同時に引き出されている
状態を生じることがなくなるため、記録媒体搬送手段か
ら記録媒体収納手段へのトナー等の落下による記録媒体
収納手段内の記録媒体の汚損等のトラブル発生を防止す
ることが可能となる。
【0042】
【実施例】
〈実施例1〉(図1〜図3) 図1は一実施例の画像形成装置の内部構成の概略構成
図、図2は転写材搬送手段ユニットを装置手前側へ引き
出した状態時の斜視図、図3は給紙カセットを装置手前
側へ引き出した状態時の斜視図である。
【0043】本実施例の画像形成装置は、像担持体とし
ての複数個の電子写真感光体を並置し、その各感光体に
電子写真プロセスを適用して各色の現像像を形成させ、
その各感光体の現像像を転写材搬送手段で搬送される記
録媒体としての転写材面に順次に転写させてカラー画像
を得るようにした多色電子写真画像形成装置である。
【0044】図1において、1は装置本体、2M・2C
・2Y・2BKは装置本体内に右から左に順次に並設し
た作像部としての第1〜第4の4つの画像形成プロセス
ユニットである。
【0045】この各作像部2M・2C・2Y・2BKは
何れも、回転ドラム型の電子写真感光体3、一次帯電器
4、レーザ光走査露光装置5、現像器6(M・C・Y・
BK)、転写帯電器7、クリーニング器8等を備えてお
り、現像器6の現像色を第1の作像部2Mはマゼンタ、
第2の作像部2Cはシアン、第3の作像部2Yはイエロ
ー、第4の作像部2BKはブラックにしてある。
【0046】そして上記の第1〜第4の各作像部2M・
2C・2Y・2BKにおいて、それぞれ所定の関係的な
制御タイミングにて感光体3面に対して、目的のカラー
画像情報の色分解成分像に対応するマゼンタトナー画
像、シアントナー画像、イエロートナー画像、ブラック
トナー画像の形成が実行される。画像の形成原理・プロ
セスは公知であるのでその説明は省略する。
【0047】9は記録媒体としての転写材を上記第1〜
第4の作像部2M・2C・2Y・2BKの各転写部を順
次に移動通過させる、記録搬体搬送手段としての回動エ
ンドレスベルトタイプの転写材搬送ベルトである。
【0048】このエンドレスの転写材搬送ベルト9は駆
動ローラ10及び複数個の支持ローラ11〜13間に懸
回張設させてある。第1〜第4の各作像部2M・2C・
2Y・2BKの転写帯電器7はそれぞれ上記エンドレス
の転写材搬送ベルト9の上行側のベルト部分を中にして
感光体3の下面部に対向させて配設してある。
【0049】14及び15は上記エンドレスの転写材搬
送ベルト9の下方において上下2段に配設した、記録媒
体収納手段としての第1及び第2の給紙カセットであ
る。
【0050】第1の給紙カセット14からの給紙が選択
されているときは、この給紙カセット14に対応の第1
の給紙ローラ16が回転駆動されて、該第1の給紙カセ
ット14内に積載収容の転写材S1 が1枚宛分離給送さ
れ、通路17→中継ぎローラ対18a・18b→通路1
9の装置内上行経路を通って、タイミング給送手段とし
てのレジストローラ対20a・20bへ給送される。
【0051】第2の給紙カセット15からの給紙が選択
されているときは、この給紙カセット15に対応する第
2の給紙ローラ21が回転駆動されて、該第2の給紙カ
セット15内に積載収容の転写材S2 が1枚宛分離給送
され、通路22→中継ぎローラ対23a・23b→通路
24→中継ぎローラ対18a・18b→通路19の装置
内上行経路でレジストローラ対20a・20bへ給送さ
れる。
【0052】上記のように第1又は第2の給紙カセット
14又は15から給送された転写材S1 又はS2 はタイ
ミング給送手段としてのレジストローラ対20a・20
bによりエンドレスの転写材搬送ベルト9の上行側ベル
ト部の右端部に所定の制御タイミング時点で送り出され
る。
【0053】この送り出された転写材は、帯電器25a
・25bにより帯電されて転写材搬送ベルト9面に静電
的に吸着保持されて、回動駆動される転写材搬送ベルト
9と一緒に移動搬送され、第1〜第4の各作像部2M・
2C・2Y・2BKの転写部を順次に搬送通過すること
で、各作像部の色トナー画像の重畳転写を受けることで
カラー多色画像が形成される。
【0054】そして第4の作像部2BKの転写部を通過
すると転写材は転写材搬送ベルト9面から分離されて定
着器26へ送り込まれ、画像定着を受け、機外の排紙ト
レイ27へカラー多色画像形成物として排出される。
【0055】第1と第2の給紙カセット14・15はフ
ロントローディング方式であり、図3のように把手14
a・15aにより装置の手前側に引き出して転写材の補
充、カセット内ジャム転写材の除去等の作業ができ、逆
に押しこんで装置内へ戻して装着状態にすることができ
る。
【0056】装置本体1の右側壁面部分は下辺側のヒン
ジ部31(図1)を中心に外側に開き回動自由の側面扉
板30とし、この側面扉板30の内面側に、第1又は第
2の給紙カセット14又は15からレジストローラ対2
0a・20bへ至る転写材上行経路を構成している右側
部材としての、ローラ23a・ガイド板24a・ローラ
18a・ガイド板19aを取りつけ支持させてある。
【0057】従って、側面扉板30を図1の2点鎖線
示、図2の実線示のように開き操作することにより第1
又は第2の給紙カセット14又は15からレジストロー
ラ対20a・20bへ至る転写材上行経路17,18a
・18b,19,22,23a・23b,24が開放さ
れて、この上行経路内にジャムした転写材及びレジスト
ローラ20a・20bからこの経路側に出ているジャム
転写材を容易に取り除くことが可能である。
【0058】また本実施例装置においては、図1におい
て破線で囲んだ装置部分、即ち、エンドレスの転写材搬
送ベルト9、その懸回張設支持ローラ10〜13、レジ
ストローラ対20a・20b、レジ後上ガイド20c、
定着器26、吸着帯電器25a・25bの下側帯電器2
5b、第1〜第4の作像部2M・2C・2Y・2BKの
各転写帯電器7を一括して、手前側へ引き出し、逆に装
置内へ押して装着できるフロントローディング方式の搬
送手段ユニット32としてある。
【0059】この搬送手段ユニット32は、第1及び第
2の給紙カセット14・15と同様にフロントローデン
グ方式として、装置本体との間に往復動案内部材(例え
ば商品名アキュライド)33・33を介して支持させ、
装置の前面扉板35・35を開いて、該ユニット32の
把手34を握って図2のように装置手前側へ滑らかに引
き出すことができ、逆に装置内へ滑らかに押し込んで装
着状態に戻すことができるようにしてある。
【0060】該搬送手段ユニット32を図2のように装
置手前側へ引き出すことにより、例えば、レジストロー
ラ対20a・20bに後端がはさまれたジャム転写材等
もレジ後上ガイド20cを図2の2点鎖線示のように上
方へ回動して移動することにより取り除くことができ
る。
【0061】また、転写材搬送ベルト9上に残存してい
る転写紙、及び定着器26との間に残存した転写紙な
ど、通紙経路内のほとんどのジャム処理がこの搬送手段
ユニット32の引き出し操作のみで可能となる。
【0062】ジャム処理を終了すれば、上記引き出した
ユニット32を再び装置本体内に押し込んで収納するこ
とにより、装置本体1側と該ユニット32側とが電気的
・機械的にカップリング状態になって、再び画像形成の
ための動作が可能となる。
【0063】即ち、搬送手段ユニット32を装置本体1
内から手前側に引き出すことで転写材搬送手段である転
写材搬送ベルト9の表面が露出されるのでジャム転写材
を容易に取り除くことができ、ジャム処理だけのために
余分なスペースを必要とせず、ジャム処理がほとんど装
置前側から可能となり、作業性向上、装置小型化が実現
できる。
【0064】なお、装置本体1の前面扉板35・35は
これを閉じたとき第1及び第2の給紙カセット14・1
5の前面も覆う大きさのものにすることができる。
【0065】〈実施例2〉(図4) 本実施例は前記実施例1において、搬送手段ユニット3
2の引き出しに際してレジストローラ対20a・20b
の圧接が解除されるようにしたものである。
【0066】図4において、レジストローラ対20a・
20bの下ローラ20bは軸受36を介して搬送手段ユ
ニット32の手前側と奥側の不図示のフレーム側板間に
支持させてある。
【0067】上ローラ20aは上記フレーム側板に支軸
37を中心に揺動自由の一対のレバー38間に軸受39
を介して支持させてあり、レバー38とフレーム側板の
一部41との間に縮設した加圧ばね40により下ローラ
20bに対して圧接させてある。42は上記フレーム側
板に支持させたカム軸43を中心に回転される偏心カム
である。
【0068】常時は偏心カム42は実線示の下向きの回
転角位置にあり、レバー38に干渉せず、上ローラ20
aが下ローラ20bに対して加圧ばね40で所定に圧接
した状態となっている。
【0069】装置内にジャムが発生すると、ジャム検知
手段の信号により偏心カム42が不図示の駆動手段の作
動で半回転駆動されて上向きになる。これによりレバー
38が加圧ばね40に抗して支軸37を中心に2点鎖線
示のように持ち上げられて上ローラ20aが下ローラ2
0bから浮き上がり、圧接が解除されニップ部がなくな
る。
【0070】次いで、ジャム処理のために搬送手段ユニ
ット32を装置本体内から引き出したときもレジストロ
ーラ対20a・20bは上記の圧接解除状態に保たれて
おり、従ってジャム転写材がレジストローラ対20a・
20b間に存在していても該ローラ20a・20bの圧
接が解除状態になっているので、該ジャム転写材を容易
に解除することができる。もしくは装置の側面扉板30
を開けて装置側方から容易に取り出すことができる。
【0071】ジャム処理後、ユニット32を装置本体内
へ押し戻し、装置がリセットされることで、偏心カム4
2が再び半回転駆動されてレジストローラ対20a・2
0bが圧接状態に復帰する。
【0072】このようにレジストローラ対20a・20
bの圧接解除手段を具備させることにより、以下の不都
合も解消できる。
【0073】即ち、搬送手段ユニット32と、該ユニッ
ト32よりも転写材搬送方向上流側とに転写材がまたが
って存在している場合、該ユニット32を手前に引く
と、転写材の一部はレジストローラ対20a・20bに
噛まれているため手前に一緒に引き出されようとする。
しかし該ユニット32より転写材搬送方向上流側に残っ
ている転写材部分は、装置本体内にとどまろうとする。
このため転写材は引きちぎれてしまい、ジャム処理を難
しくするだけでなく、転写材破片が装置内に残り、新た
なジャムの発生源となる。
【0074】更に、転写材が無理に折り曲げられたりす
る力により、周辺部のガイド等も変形してしまう。
【0075】ところが、上記のように該ユニット32を
引き出す前にレジストローラ対20a・20bのニップ
圧が解除されていれば、転写材が該ユニット32と装置
にまたがって存在していても装置の側面扉板30を開け
てガイド類23a・24a・18a・19aを外方へ逃
がして手を入れれば、転写材はレジストローラ対20a
・20bに拘束されていないため容易に取り出すことが
できる。
【0076】〈実施例3〉(図5〜図7) 前述実施例1や実施例2の画像形成装置において、搬送
手段ユニット32の、記録媒体搬送手段としての転写材
搬送ベルト9は画像形成時には図1のように第1〜第4
の各作像部2M・2C・2Y・2BKの感光体3の下面
に接触しているが、例えば、ジャム処理時等の場合には
その作業のために図5のように感光体3より離脱するよ
うに下方に退避可能な構成になっている。
【0077】この転写材搬送ベルト9の感光体3に対す
る接触・離脱動作(上下動作)は例えば図6のような転
写材搬送ベルトリフターによって行われる。
【0078】図6のリフターは、搬送手段ユニット32
内の四隅部に配置した4つのカム50にリフターフレー
ム51を支持させて設け、このリフターフレーム51に
転写材搬送ベルト支持ローラ10〜13を取り付け、こ
の支持ローラ10〜13間にエンドレスの転写材搬送ベ
ルト9を懸回張設し、またこのリフターフレーム51に
帯電器25b,7・7・7・7を取り付け支持させてあ
る。50aはカム軸である。
【0079】カム50が図6の(a)のように起立回動
角にされることで、リフターフレーム51が搬送手段ユ
ニット32内を上方へ持ち上げ保持されて転写材搬送ベ
ルト9の上行側の上面が第1〜第4の各作像部2M・2
C・2Y・2BKの感光体3の下面に接触した第1の位
置状態に保持される。
【0080】この第1の位置状態からカム50が約90
°回転されて図6の(b)のように横向きの回転角にさ
れることで、リフターフレーム51がユニット32内を
下降移動する。これにより転写材搬送ベルト9が感光体
3の下方へ移動して非接触に退避した第2の位置状態に
なる。
【0081】本実施例においては、上記リフターによる
転写材搬送ベルト9の上下動切換え動作を装置本体1の
前面扉板35・35の開閉動作に連動させて行わせてい
る。
【0082】即ち図2において、52a・52bは左右
の前面扉板35・35の一方又は両方の開閉を検出する
ドアスイッチである。扉板35・35が閉じ込まれてい
るときは該スイッチ52a・52bの閉じ信号が不図示
の制御回路に入力して、不図示のカム駆動機構が前記の
カム50を起立回動角状態に保つ。これにより転写材搬
送ベルト9が感光体3の下面に接触した図6の(a)の
第1の位置状態に保たれる。
【0083】扉板35・35の一方又は両方が開かれる
とスイッチ52a・52bの開信号によりカム駆動機構
がカム50を横向き回動角に切換え駆動する。これによ
り転写材搬送ベルト9が感光体3の下面から非接触に下
降退避した図6の(b)の第2の位置状態に保たれる。
【0084】カム軸50aはポジションセンサ(不図
示)と連結しており、該センサからの出力信号状態をも
とに、リフターフレーム51の位置を検知することが可
能となる。
【0085】つまり、ジャム処理等のために搬送手段ユ
ニット32を引き出すべく、装置本体の前面扉板35・
35を開くと、その開信号に連動して転写材搬送ベルト
9が感光体3の下面から非接触に下降退避した第2の位
置状態に自動的に転換される。従って、次いでユニット
32を引き出し操作したとき、その引き出し過程で感光
体3と転写材搬送ベルト9とが摺擦して感光体3が傷つ
けられることが防止される。また逆にユニット32を装
置本体1内へ押し込む過程でも感光体3と転写材搬送ベ
ルト9とが摺擦して感光体3が傷つけられることも防止
される。
【0086】ユニット32を装置本体1内に所定に押し
込んで扉板35・35を閉じ込むとその開信号に連動し
て転写材搬送ベルト9が感光体3の下面に接触した第1
の位置状態に自動的に転換されて復帰し、画像形成プロ
セスの実行が可能状態になる。
【0087】転写材搬送ベルト9のリフター手段として
は図6の例の他にも、例えばウオームギア、ウオームホ
イルを用いて昇降機構を達成するものや、リンク機構に
より行うもの、あるいは、アクチュエータを用いて達成
するもの等、任意に選択することが可能である。
【0088】転写材搬送ベルト9を手動のリフター手段
で上下動操作するものであると、ジャム処理の際、転写
材搬送ベルト9を感光体3から退避操作することを忘れ
てユニット32を無理に引き出し操作したり、逆に押し
込み操作して、転写材搬送ベルト9と感光体3とを摺擦
させて感光体3を傷つけたり、押し込み後、転写材搬送
ベルト9を上昇操作するのを忘れたりする可能性があ
る。
【0089】転写材搬送ベルト9を感光体3より退避さ
せないとユニット32を引き出せないようにしたり、扉
板35・35が閉じられないようにすると、転写材搬送
ベルト9の退避・戻し操作が必要となり、ジャム処理の
ための一連の操作が煩雑化する。
【0090】本実施例のように、扉板35・35の開閉
操作に連動させて転写材搬送ベルト9を上記第1と第2
の位置状態に自動的に転換させることで、感光体3の損
傷の問題、操作の煩雑化がなく、効率よくジャム処理等
の操作ができる。
【0091】転写材搬送ベルト9の感光体3に対する接
触・退避動作は、例えば図7のように定着器26寄りの
左側のベルト駆動用支持ローラ10を支点として右側の
支持ローラ13側を上下揺動させることにより行わせて
もよい。この方式は図6のように転写材搬送ベルト9の
全体を上下動させる方式に比べてスペース的・コスト的
に有利となる場合が多い。
【0092】〈実施例4〉(図8) 前述実施例1乃至実施例3の画像形成装置において、第
1及び第2の給紙カセット14・15、搬送手段ユニッ
ト32は何れもフロントローディング方式として装置本
体の手前側に必要時に引き出し操作されるが、この場
合、ユニット32と、第1又は/及び第2の給紙カセッ
ト14・15がともに引き出された状態になると、引き
出されたユニット32の下側に第1又は第2の給紙カセ
ット14又は15が未使用の収納転写材面が露出して位
置することになる。
【0093】この状態においては、ユニット32のジャ
ム処理の際に発生する、例えば、トナー粉,ゴミ,ジャ
ム紙の破片等が落下して、該ユニット32の下側におい
て引き出し状態にある第1又は第2の給紙カセット14
又は15内の未使用の転写材表面に落ちて転写材表面を
汚したり、あるいはカセット内ジャムを発生させる原因
を作ることにもなる。
【0094】本実施例はこのような状態、即ちユニット
32と給紙カセット14又は/及び15が共に引き出さ
れている状態を生じないようにして、上記のような問題
の発生を防止したものである。
【0095】図8において、55は搬送手段ユニット3
2の引き出しロックソレノイド、56・57はそれぞれ
第1及び第2の給紙カセットの引き出しロックソレノイ
ドである。58・59・60はそれぞれユニット32,
給紙カセット14・15の有無検知センサである。
【0096】各センサ58・59・60はそれぞれユニ
ット32、給紙カセット14・15が装置本体1内に押
し込まれて所定の装着状態にあるときは有信号を制御回
路61へ入力している。またユニット32、給紙カセッ
ト14・15が引き出されて所定の装着状態にないとき
は無し信号を制御回路61へ入力する。
【0097】各引き出しロックソレノイド55・56・
57はそれぞれ制御回路61により通電制御され、それ
ぞれユニット32、給紙カセット14・15が装置本体
1内に押し込まれて所定の装着状態にあるときは各ソレ
ノイドのフックレバー55a・56a・57aがユニッ
ト32、給紙カセット14・15側の凹部に係合してい
る。
【0098】ユニット32、給紙カセット14・15が
全て装置本体1内に押し込まれて装着されている状態に
おいて、ユニット32、あるいは第1又は第2の給紙カ
セット14又は15の一つを引き出し操作すると、図8
の場合は、第1の給紙カセット14が引かれると、その
引かれた第1の給紙カセット14についてはフックレバ
ー56aとの係合が解除されて引き出しが許容される。
【0099】この引き出しによりセンサ59が無し信号
となり、制御回路61はこの無し信号に基づいて他のソ
レノイド55・57をロック状態にする。即ち、ユニッ
ト32と第2の給紙カセット15については引き出し操
作が禁止状態になる。つまり、第1の給紙カセット14
が引き出されている状態においては、他のユニット32
や給紙カセット15を引き出すことはできない。
【0100】同様に、ユニット32が引き出されている
ときには、制御回路61はセンサ58のユニット無し信
号に基づいて他のソレノイド56・57をロック状態に
する。即ち第1や第2の給紙カセット14・15につい
ての引き出し操作が禁止状態にされる。つまり、ユニッ
ト32が引き出されている状態においては、給紙カセッ
ト14又は15を引き出すことはできない。
【0101】このようにユニット32と給紙カセット1
4・15とが共に上下に引き出された状態となることが
防止されるから、前述のような問題は生じない。
【0102】これらの構成は、同様なる機能を持つ構成
であれば当然のことながら、本構成に限定される物では
なく、例えばメカ的なロック機構や、他のセンサとの共
用によって、同様の機能を達成させてもよいことは言う
までもない。
【0103】本実施例を用いると、特に、ジャム処理だ
けのために余分にスペースを必要とせず、かつジャム処
理がほとんど装置前側から可能となるというメリットを
最大限に利用し、更にジャム処理時に起こりがちな給紙
カセット内へのトナーの落下等の弊害を防止しつつ、作
業性向上、装置小型化が実現できた。
【0104】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、作像部
と、該作像部を通る記録媒体搬送手段と、記録媒体収納
手段と、該記録媒体収納手段から給送された記録媒体を
前記作像部の作像プロセスの進行との関係において所定
のタイミングで前記記録媒体搬送手段に給送するタイミ
ング給送手段を有し、前記記録媒体搬送手段で搬送され
る記録媒体に対して前記作像部で画像形成する画像形成
装置について、前記従来例に述べた欠点が除去されて、
記録媒体搬送手段における記録媒体のジャム処理のため
に余分なスペースを必要とせず、ジャム処理作業が装置
前側から可能となり作業性の向上が図られ、また装置の
高価格化・大型化を招くことなく装置の低コスト化・小
型化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の画像形成装置の内部構成の概略図
【図2】 転写材搬送手段ユニットを装置手前側へ引き
出した状態時の装置の斜視図
【図3】 給紙カセットを装置手前側へ引き出した状態
時の装置の斜視図
【図4】 転写材タイミング給送手段としてのレジスト
ローラ対の圧接解除手段の一例の構成図
【図5】 転写材搬送ベルトを感光体の下方へ退避移動
させた状態の図
【図6】 転写材ベルトリフターの構成略図であり、
(a)は転写材搬送ベルトがリフトアップされて感光体
に接触した第1の位置に保持されている状態図、(b)
はリフトダウンされて感光体から離れて退避した第2の
位置に保持されている状態図
【図7】 転写材搬送ベルトの他の移動方式の説明図
【図8】 転写材搬送手段ユニット及び給紙カセットの
引き出しロック手段の説明図
【符号の説明】
1 画像形成装置本体 2(M・C・Y・BK) 第1〜第4の画像形成ユニ
ット 9 記録媒体搬送手段としてのエンドレスベルト 14・15 記録媒体収納手段としての第1及び第2
の給紙カセット S1 ・S2 記録媒体としての転写材 20a・20b タイミング給送手段としてのレジス
トローラ対 30 装置の側面扉板 32 転写材搬送・定着手段ユニット 35 装置の前面扉板

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作像部と、該作像部を通る記録媒体搬送
    手段と、記録媒体収納手段と、該記録媒体収納手段から
    給送された記録媒体を前記作像部の作像プロセスの進行
    との関係において所定のタイミングで前記記録媒体搬送
    手段に給送するタイミング給送手段を有し、前記記録媒
    体搬送手段で搬送される記録媒体に対して前記作像部で
    画像形成する画像形成装置であり、前記記録媒体搬送手
    段と前記タイミング給送手段が一体的に装置内外に挿脱
    可能であり、かつ装置外への引き出し時には前記タイミ
    ング給送手段の記録媒体保持力が解除されることを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記タイミング給送手段の記録媒体保持
    力の解除が、前記記録媒体搬送手段と前記タイミング給
    送手段の装置外引き出し前に行われることを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体搬送手段と前記タイミング
    給送手段、もしくはこれ等の手段及び記録媒体に形成さ
    れた未定着画像を定着する定着手段とを一体的に支持さ
    せた一体化手段を有し、該一体化手段が装置内外に挿脱
    可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 作像部と、該作像部を通る記録媒体搬送
    手段を有し、該記録媒体搬送手段で搬送される記録媒体
    に対して前記作像部で画像形成する画像形成装置であ
    り、前記記録媒体搬送手段が装置内外に挿脱可能であ
    り、かつ前記作像部に対して所定に位置して画像形成実
    行可能な第1の位置と、前記作像部から退避した第2の
    位置とに転換可能であり、該記録媒体搬送手段の第1と
    第2の位置の転換動作が該記録搬送体搬送手段の装置内
    外への挿脱操作等の際に開閉操作される装置外装扉の開
    閉動作に連動してなされることを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体搬送手段の第1の位置から
    第2の位置への転換動作が装置外装扉の開動作に連動し
    てなされることを特徴とする請求項4に記載の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】 前記記録媒体搬送手段の第2の位置から
    第1の位置への転換動作が、装置外装扉の閉動作に連動
    してなされることを特徴とする請求項4に記載の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体収納手段と、該記録媒体収
    納手段から給送された記録媒体を前記作像部の作像プロ
    セスの進行との関係において所定のタイミングで前記記
    録媒体搬送手段に給送するタイミング給送手段を有し、
    前記記録媒体搬送手段と前記タイミング給送手段、もし
    くはこれ等の手段及び記録媒体に形成された未定着画像
    を定着する定着手段とを一体的に支持させた一体化手段
    を有し、該一体化手段と前記記録媒体収納手段が何れも
    装置内外に挿脱可能であることを特徴とする請求項4に
    記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 作像部と、該作像部を通る記録媒体搬送
    手段と、該記録媒体搬送手段の下側に配設された記録媒
    体収納手段を有し、前記記録媒体搬送手段で搬送される
    記録媒体に対して前記作像部で画像形成する画像形成装
    置であり、前記記録媒体搬送手段及び前記記録媒体収納
    手段の何れもが装置内外に挿脱可能であり、かつ該両手
    段が共に装置外へ引き出された状態にされることは不可
    とされることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記記録媒体搬送手段が装置外に引き出
    されているときは前記記録媒体収納手段の装置外への引
    き出しが不可とされる請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記記録媒体収納手段が装置外に引き
    出されているときは前記記録媒体搬送手段の装置外への
    引き出しが不可とされる請求項8に記載の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 前記記録媒体収納手段から給送された
    記録媒体を前記作像部の作像プロセスの進行との関係に
    おいて、所定のタイミングで前記記録媒体搬送手段に給
    送するタイミング給送手段を有し、前記記録媒体搬送手
    段と前記タイミング給送手段、もしくはこれ等の手段及
    び記録媒体に形成された未定着画像を定着する定着手段
    とを一体的に支持させた一体化手段を有し、該一体化手
    段が装置内外に挿脱可能であることを特徴とする請求項
    8に記載の画像形成装置。
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