JPH06146726A - 吊戸の吊設装置 - Google Patents

吊戸の吊設装置

Info

Publication number
JPH06146726A
JPH06146726A JP32255092A JP32255092A JPH06146726A JP H06146726 A JPH06146726 A JP H06146726A JP 32255092 A JP32255092 A JP 32255092A JP 32255092 A JP32255092 A JP 32255092A JP H06146726 A JPH06146726 A JP H06146726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw rod
door
door body
support member
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32255092A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuo Yamamoto
徳男 山本
Shinji Imamura
伸二 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiken Trade and Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiken Trade and Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiken Trade and Industry Co Ltd filed Critical Daiken Trade and Industry Co Ltd
Priority to JP32255092A priority Critical patent/JPH06146726A/ja
Publication of JPH06146726A publication Critical patent/JPH06146726A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上レールから吊り下げる吊戸の上下高さ位置
を容易に調整でき、且つ長期間の使用においても緩みの
生じない吊設装置を提供する。 【構成】 吊戸の扉体Aの上面に取付けた取付座2に垂
直螺杆体4を螺合させ、この螺杆体4の上部の軸部4a
に、上レールBに摺動自在に係止させるローラ10を有す
る吊支部材6を該軸回りに回転自在に挿嵌し、この吊支
部材6の軸部4aを挿通させた貫通孔上端部に係止凹部8
を設ける一方、軸部4aの上端に該係止凹部8に係脱可能
な係止突起片9aを設けて、扉体Aの施工時に係止凹部8
から係止突起片9aを離脱させた状態で螺杆体4を回動操
作することにより吊支部材6と扉体Aとの間の螺杆体4
の長さを調整したのち、係止凹部8に係止突起片9aを係
止させるように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折り畳み扉や引き戸な
どの吊戸を上レールに係止させた状態で摺動自在に吊設
する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、このような吊戸を上レールか
ら吊り下げる場合、天井高のバラツキや床に生じている
不陸、さらには扉の荷重によるレールの撓み等によって
吊設すべき場所の開口高さにバラツキが生じているの
で、そのバラツキに対応して扉体の上端面に取付けられ
ている上レールに係止した吊下げ用ローラの高さ位置を
調整することにより、上レールからの吊戸の吊り下げ位
置を変化させて該吊戸が上レールに沿って円滑に摺動で
きるようにしている。
【0003】この場合、扉体上面からの上記吊下げ用ロ
ーラの高さ位置を調整可能とした従来の吊設装置は、図
6に示すように、扉体Aの上端部に一体的に固着した取
付座22に垂直螺筒部23を設け、この螺筒部23に螺杆体24
の下部を螺合させると共に該螺杆体24の上端部を、両側
面に吊下げ用ローラ30を回転自在に軸支してなる吊支部
材26の中央貫通孔27に挿通してその上端を貫通孔27の開
口端に回転自在に係止させる共に、前記螺杆体24の中間
部に吊支部材26を受止したナット体25を固着する一方、
下部に前記取付座22の上面に当接させるロックナット28
を螺合させた構造を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
従来の吊戸の吊設装置によれば、扉体Aを上レールBか
ら吊り下げ施工する際に、ナット体25を回動操作するこ
とによって取付座22に対する螺杆体24の突出高さ、即
ち、上レールからの扉体Aの吊り下げ位置を調整したの
ち、ロックナット28を取付座22の上面に圧着させること
によってその調整位置で固定させることができるが、ナ
ット体25を回動操作することにより吊り下げ位置を調整
しても、ロックナット28を締め忘れることが度々発生す
る。
【0005】そのため、螺杆体24が吊支部材26と取付座
22に対して自由に回転可能となって長期間使用すると扉
体の荷重による下方への引っ張り作用と相俟って扉体A
の折り畳み操作などで螺杆体24が一方向に回転し、扉体
Aが下方に落ち込んで下レール上に当たり、開閉操作が
困難となるという問題点があった。本発明はこのような
問題点を解消すると共に構造が極めて簡単な吊戸の吊設
装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の折り畳み扉装置は、扉体の上端に取付けら
れる取付座に垂直螺子孔を設け、この螺子孔に螺杆体の
下部を螺合させ、該螺杆体の中間部に回動操作部材を固
着すると共に、両側面にローラを回転自在に軸支してい
る吊支部材の中央貫通孔に前記螺杆体の上端部を挿通し
て該吊支部材を前記回動操作部材上で螺杆体回りに回転
自在とし、さらに、この吊支部材の上記中央貫通孔の上
端周囲に凹部を形成し、この凹部に螺杆体の上端に固着
している係止突起片を係脱自在に係止させてなる構造を
有している。
【0007】
【作用】扉体を施工する際には、該扉体の上面から螺杆
体を介して突設している吊支部材を上レール内に嵌め込
んだ状態で扉体を若干持ち上げ気味にすると、螺杆体の
上端が吊支部材の貫通孔の上端からやゝ上方に突出して
その係止突起片が吊支部材の係止凹部から外れ、螺杆体
が自由に回転可能となる。この状態にして回動操作部材
にスパナ等の工具を嵌合して螺杆体を回転させると、扉
体上面からの該螺杆体の突出長さが変化し、上レールに
転動自在に係止させるローラを軸支した上記吊支部材の
位置、即ち、該吊支部材から螺杆体を介して吊り下げら
れる扉体の高さ位置が調整される。
【0008】この調整後においては、扉体の自重によっ
て螺杆体の上端係止突起片が吊支部材の上面係止凹部に
係止した状態を維持し、扉体の折り畳み操作にも拘わら
ず螺杆体は回動する虞れはなく、常に調整した高さ位置
で移動や折り畳みが可能となるものである。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
1は吊戸の扉体Aを上レールBから吊り下げて該上レー
ルBに沿って開閉自在に摺動させるための吊設装置であ
って、扉体Aの上端部に固着する取付座2を有し、この
取付座2にはその上面から適宜深さに達する垂直螺子孔
3を設けてある。垂直螺子孔3には適宜長さを有する螺
杆体4の下部が進退自在に螺合してあり、この螺杆体4
の中央部にナット形状の角形回動操作部材5を固着して
ある。さらに、回動操作部材5から上側の螺杆体4の上
部は螺子を設けていない軸部4aに形成されている。
【0010】6は上レールB内に配設される側面横長長
方形状に形成された吊支部材で、その中央部に上下面間
に亘って貫通した中央貫通孔7を設けてあり、この貫通
孔7に上記螺杆体4の軸部4aを挿通してこの軸部4a回り
に該吊支部材6を回転可能に且つ軸部4aの長さ方向に上
下移動可能にしてあり、さらに、貫通孔7の上端開口部
周縁に該貫通孔7を拡径してなる円形孔部7aを設け、こ
の孔部7aの底面複数箇所(図においては前後左右の4箇
所)に逆台形状の係止凹部8を刻設してある。
【0011】9は上記螺杆体4の上端部に一体に固着し
ている小円板形状の固定子で、上記貫通孔7の円形孔部
7a内に回転可能に嵌入してあり、その下面に上記係止凹
部8と同一間隔毎に該係止凹部8に係脱可能な複数個の
係止突起片9aを突設してある。10は吊支部材6の両側面
前後部に回転自在に軸支11された前後一対の吊下げロー
ラで、上レールBに転動自在に係止するものである。
【0012】また、吊支部材6の下面と上記回動操作部
材5との間の軸部4a下端に一定厚みを有する円板形状の
ガイドローラ12を回転自在に挿嵌してある。このガイド
ローラ12はその両側周面を上レールBの対向内側面に接
触させて扉体Aの横振れを防止するものである。なお、
ガイドローラ12と吊支部材6との対向面間には螺杆体4
が長さ方向に上記係止突起9aと係止凹部8とを係脱させ
るに必要な長さだけ移動可能な間隔を設けてある。
【0013】このように構成した吊戸の吊設装置1は、
折り畳み扉や引き戸などの吊戸の扉体Aの上面に装着さ
れる。例えば、吊戸が図4に示すように、縦長長方形状
の一対の扉パネルAa、Abの対向内側縁を丁番Dによって
折り畳み自在に連結してなる扉体Aより構成されている
場合には、該扉体Aの外側上端部にその取付座2を埋設
状態で固定し、扉体Aの外側上端面には下レールCに嵌
め込むローラ又はピボットEが設けられている。
【0014】この吊設装置1を装着した扉体Aを上下開
口枠に敷設されている上記上下レールB、C間の開口部
に該開口高さに合わせて建て込み施工するには、吊設装
置1の吊支部材6を上レールB内に、ピボットEを下レ
ールC内にそれぞれ一旦嵌め込む。この状態で、扉体A
を僅かに持ち上げると、図5に示すように取付座2に螺
合している螺杆体4の軸部4aが吊支部材6の貫通孔7内
を上方に移動してその上端に固着している固定子9が貫
通孔7の上端孔部7a内で上方に浮き上がり、その下面係
止突起片9aを孔部底面の係止凹部8から離脱させる。
【0015】この状態にすると螺杆体4が自由に回転可
能となるので、該螺杆体4の中間部に固着しているナッ
ト形状の回動操作部5にスパナ等の工具を係合させて螺
杆体4を回転させると、扉体Aに固着している取付座2
からの螺杆体4の突出長さが変化し、その突出長さを調
整することによって上レールBに係止したローラ10を介
して吊り下げた際の扉体Aの位置を上下レールB、C間
の開口高さに調整することができる。
【0016】この調整後、扉体Aを手放すと、上レール
Bにローラ10を介して係止している吊支部材6に対して
該吊支部材6の貫通孔7にその軸部4aを挿通している螺
杆体4が該扉体Aの自重によって下動し、該螺杆体4の
上端固定子9の係止突起片9aが最も近傍の吊支部材6の
上面係止凹部8に嵌まり込んで係止し、この状態におい
ては扉体Aの折り畳み装置等によっても螺杆体4は回動
不能となり、扉体Aは常に調整した高さ位置で移動や折
り畳みが可能となるものである。なお、以上の実施例に
おいて回動操作部5と吊支部材6との間に配設している
ガイドローラ12は、上述したようにその両側周面を上レ
ールBの対向内側面に接触させて扉体Aの横振れを防止
するものであるから、本発明においては必ずしも必要で
はない。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の吊戸の吊設装置に
よれば、扉体の上端に取付けられる取付座の垂直螺子孔
に螺杆体の下部を螺合させ、この螺杆体の上部に吊り下
げローラを回転自在に軸支している吊支部材の中央貫通
孔を挿通して該中央貫通孔の上端に設けた係止凹部に螺
杆体の上端係止突起片を係脱自在としているので、構造
が極めて簡単で多量生産に適し、安価に提供できるばか
りでなく、扉体の施工時には、螺杆体を僅かに上動させ
て係止突起片を係止凹部から離脱させた状態で該螺杆体
を回動操作することにより、取付座からの螺杆体の突出
長、即ち、吊支部材に対する扉体の吊支位置を簡単且つ
正確に調整することができるものである。
【0018】さらに、調整後には扉体の自重により吊支
部材に対して螺杆体が下動し、該螺杆体の上端係止突起
片が吊支部材の上面係止凹部に嵌まり込んで係止して扉
体の折り畳み装置等によっても螺杆体は全く回動するこ
とがないから、扉体Aを常に調整した高さ位置で移動や
折り畳み操作を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】上レールに吊り下げた吊設装置の一部切欠正面
図、
【図2】吊設装置の縦断正面図、
【図3】その側面図、
【図4】吊戸全体の正面図、
【図5】吊支部材から螺杆体を僅かに上動させた状態の
一部切欠正面図、
【図6】従来の吊設装置の一部切欠正面図。
【符号の説明】
1 吊設装置 2 取付座 3 垂直螺子孔 4 螺杆体 5 回動操作部 6 吊支部材 7 中央貫通孔 8 係止凹部 9a 係止突起片 10 ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉体を上レールに摺動自在に吊支する装
    置であって、扉体の上端に取付けられる取付座に垂直螺
    子孔を設け、この螺子孔に螺杆体の下部を螺合させ、該
    螺杆体の中間部に回動操作部材を固着すると共に、両側
    面にローラを回転自在に軸支している吊支部材の中央貫
    通孔に前記螺杆体の上端部を挿通して該吊支部材を前記
    回動操作部材上で螺杆体回りに回転自在とし、さらに、
    この吊支部材の上記中央貫通孔の上端周囲に係止凹部を
    形成し、この係止凹部に螺杆体の上端に固着している係
    止突起片を係脱自在に係止させてなることを特徴とする
    吊戸の吊設装置。
JP32255092A 1992-11-06 1992-11-06 吊戸の吊設装置 Pending JPH06146726A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32255092A JPH06146726A (ja) 1992-11-06 1992-11-06 吊戸の吊設装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32255092A JPH06146726A (ja) 1992-11-06 1992-11-06 吊戸の吊設装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06146726A true JPH06146726A (ja) 1994-05-27

Family

ID=18144928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32255092A Pending JPH06146726A (ja) 1992-11-06 1992-11-06 吊戸の吊設装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06146726A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1767735A1 (en) 2005-09-23 2007-03-28 Eclisse Srl Support and anchorage device in built-in counterframes of sliding doors
ITTV20100012A1 (it) * 2010-02-15 2011-08-16 Eclisse Srl Dispositivo di supporto ed ancoraggio in sospensione del pannello porta in un controtelaio per porte scorrevoli

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1767735A1 (en) 2005-09-23 2007-03-28 Eclisse Srl Support and anchorage device in built-in counterframes of sliding doors
ITTV20100012A1 (it) * 2010-02-15 2011-08-16 Eclisse Srl Dispositivo di supporto ed ancoraggio in sospensione del pannello porta in un controtelaio per porte scorrevoli
EP2357305A1 (en) * 2010-02-15 2011-08-17 Eclisse Srl Device for supporting and anchoring in a having condition the door panel in a counter-frame for retractable sliding doors

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5915825B2 (ja) 仕切り要素を保持するキャリッジ及び仕切り要素
US3662493A (en) Door pivot device
JPH06146726A (ja) 吊戸の吊設装置
US3829930A (en) Slidable door hanger device
EP0735222B1 (en) Hinge
JPS6116368Y2 (ja)
JPS5816426B2 (ja) 吊り高さ調整付開閉扉装置
JP2588393Y2 (ja) 吊り戸の建付け調整装置
JPH0421417Y2 (ja)
JP2519097B2 (ja) ピボットヒンジ
JP2559893Y2 (ja) 吊り戸車
JPH0628622Y2 (ja) 扉のランナー構造
JP3595459B2 (ja) 折れ戸
JPS6337417Y2 (ja)
JPS6223988Y2 (ja)
JP2005002715A (ja) 吊り戸の支持装置
JPH0338345Y2 (ja)
JPS6111410Y2 (ja)
JPH0647105Y2 (ja) 回転窓障子の軸装置
JP2004019229A (ja) 引戸吊下げ装置及びその吊下げ方法
JP2983162B2 (ja) 扉の取付装置
JPH0246617Y2 (ja)
JPS5830958Y2 (ja) 取付梯子
JP2544673Y2 (ja) 門扉支持装置
JPH0440373Y2 (ja)