JPH0628622Y2 - 扉のランナー構造 - Google Patents

扉のランナー構造

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JPH0628622Y2
JPH0628622Y2 JP851788U JP851788U JPH0628622Y2 JP H0628622 Y2 JPH0628622 Y2 JP H0628622Y2 JP 851788 U JP851788 U JP 851788U JP 851788 U JP851788 U JP 851788U JP H0628622 Y2 JPH0628622 Y2 JP H0628622Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
screw shaft
nut body
door
runner
vertical
Prior art date
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Application number
JP851788U
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English (en)
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JPH01114774U (ja
Inventor
秀徳 田代
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、扉のランナー構造に関し、詳しくはランナー
を扉に取付けるにあたって、扉側の加工性を高め、生産
性を向上させようとする技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、第5図に示すように、ねじ軸3の上端にランナー
8をねじ軸3回りにのみ回転自在に設け、このねじ軸3
を扉本体5に取付けた取付金具1の縦片7に固着したナ
ット体4に螺合させ、ねじ軸3を螺進させてランナー8
の高さ位置を調整するのであるが、取付金具1の縦片7
にナット体4を保持する構成となっていた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このようにナット体4を取付金具1の縦片7
に保持させる構成にした場合には、第7図に示すように
扉本体5にナット体4を挿入するための横孔10を穿設
しなければならず、加えて扉本体5にはねじ軸3を挿通
する縦孔6も必要となり、このように扉本体5には縦横
に孔加工を行なわなければならず、加工が面倒であり、
生産性が低いものとなるという問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、ナット体の保持構成の改良に
より、扉本体への横孔の加工を省き、扉本体側の加工性
を高め、生産性を向上させることができる扉のランナー
構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の扉のランナー構造は、略逆L形の取付金具1の
上水平片2の下面に上水平片2に挿通したねじ軸3を螺
合させるナット体4を垂下し、ナット体4及びこれに螺
合されたねじ軸3を扉本体5の上端面に開口された縦孔
6に挿通し、取付金具1の縦片7を扉本体5の外面に取
付け、ねじ軸3にこれを回転させるための操作部9を形
成するとともにねじ軸3の回り止め手段を解除自在に設
け、ねじ軸3の上端にランナー8をねじ軸回りに回転の
み自在にすることを特徴とするものである。
[作用] このように、略逆L形の取付金具1の上水平片2の下面
に上水平片2に挿通したねじ軸3を螺合させるナット体
4を垂下し、ナット体4及びこれに螺合されたねじ軸3
を扉本体5の上端面に開口された縦孔6に挿通すること
によって、つまり、略逆L形の取付金具1の上水平片2
の下面に上水平片2に挿通したねじ軸3を螺合させるナ
ット体4を垂下させることで、ナット体4を挿通するた
めの孔を縦孔6にでき、ねじ軸3を挿通するために必要
な縦方向の孔の径を大きくするだけでナット体4の挿通
ができ、このように扉本体5に形成していた横孔を省
き、扉本体5には縦孔6加工のみでよく、扉本体5側の
加工性を高め、生産性を向上させたものである。そし
て、ねじ軸3には回り止め手段が解除自在に設けられて
いて、ねじ軸が不測に回ってランナー8の高さが変更さ
れるものではない。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は正面図、第2図は断面図そして第3図は平面図
を示していて、略逆L形の取付金具1の上水平片2の下
面に上水平片2に挿通するねじ軸3を螺合させるナット
体4を形成し、ナット体4を上水平片2の下面から垂下
してある。上水平片2及び縦片7には夫々取付孔を形成
してある。扉本体5の上部の側端部には縦孔6を穿設し
てあり、この縦孔6にナット体4を上から挿通させるこ
とができるようにしてある。しかしてナット体4を縦孔
6に挿通し、取付金具1の縦片7及び上水平片2を夫々
その取付孔において扉本体5にビス20等にて取付けて
ある。
ねじ軸3の上端には4個のころ12…を回転自在に支持
したランナー8をねじ軸3の回りに回転のみ自在に取付
けてある。ランナー8よりも下方にナット形状をした操
作部9を形成してあり、この操作部9にモンキーレンチ
のような工具を係止して、ねじ軸3を回転させ、しかし
てねじ軸3をナット体4に螺進させて、ねじ軸3のナッ
ト体4への螺入量を変更して、ねじ軸3の上端のランナ
ー8の高さ位置を変更し、天井部に取付けられた上レー
ル13の位置に位置合わせすることができるようにして
ある。つまり、ランナー8の4個のころ12…が上レー
ル13に良好に摺接回転するようにねじ軸3の位置を上
下に変更することができるようにしてある。かかる場
合、縦孔6はナット体4に比べて充分に深くて、ナット
体4に螺合したねじ軸3の下端部も縦孔6に充分に挿通
することができるようにしてある。
ねじ軸3にはコイルスプリング14が挿通され、コイル
スプリング14によりねじ軸3に挿通した回り止め手段
を構成する回り止め具15を上方に弾発し、回り止め具
15の回り止め片16,16をナット状の操作部9の外
周面に係合させて、ねじ軸3が通常において不測に回
り、ねじ軸3の上下位置が変更されることがないように
してある。そして回り止め具15からは回り止め手段を
構成する操作片17が垂下され、この操作片17を持っ
て回り止め具15をコイルスプリング14に抗して下降
させて、ナット状の操作部9との係合を外し、ねじ軸3
を回転操作して、ねじ軸3の上下位置を変更して、ラン
ナー8の位置を変更することができるようにしてある。
操作片17は縦片7から突出させた当たり18に当接し
ていて、回り止め具15が不測に回ることがないように
してある。
以上のように構成された扉A,扉Aの一対がその対向す
る側端部同士が蝶番19にて折り畳み自在に枢支連結さ
れ、そして一対の扉Aの蝶番19側とは反対側の端部上
端に上述したランナー8が取付けられ、このようなラン
ナー8が上レール13に走行自在に建込まれ、扉A,扉
Aを蝶番19において折り畳んだときに、上レール13
側に挿合されたランナー8に対してねじ軸3が相対回転
して、扉Aは上レール13に対して平面視で斜めになっ
て開かれるようになされている。
以上のように、略逆L形の取付金具1の上水平片2の下
面に上水平片2に挿通したねじ軸3を螺合させるナット
体4を垂下させることで、ナット体4を挿通するための
孔を縦孔6にし、ねじ軸3を挿通するために必要な縦方
向の孔の径を大きくするだけでナット体4の挿通を行
え、しかして従来では扉本体5に形成していた横孔を省
き、扉本体5には縦孔6加工のみでよく、扉本体5側の
加工性を高め、生産性を向上させるのである。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、略逆L形の取付金具の上水平片
の下面に上水平片に挿通したねじ軸を螺合させるナット
体を垂下し、ナット体及びこれに螺合されたねじ軸を扉
本体の上端面に開口された縦孔に挿通し、取付金具の縦
片を扉本体の外面に取付け、ねじ軸にこれを回転させる
ための操作部を形成するとともにねじ軸の回り止め手段
を解除自在に設け、ねじ軸の上端にランナーをねじ軸回
りに回転のみ自在にするから、つまり、略逆L形の取付
金具の上水平片の下面に上水平片に挿通したねじ軸を螺
合させるナット体を垂下させる故、ナット体を挿通する
ための孔を縦孔にでき、ねじ軸を挿通するために必要な
縦方向の孔の径を大きくするだけでナット体の挿通がで
き、このように扉本体に形成していた横孔を省き、扉本
体には縦孔加工のみでよく、扉本体側の加工性を高め、
生産性を向上させることができるという利点があり、し
かも、ねじ軸には回り止め手段が解除自在に設けられて
いて、ねじ軸が不測に回ってランナーの高さが変更され
るものではないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は同上の縦
断面図、第3図は同上の平面図、第4図は同上の折り畳
み作用を示す平面図、第5図は従来例の分解斜視図であ
り、1は取付金具、2は上水平片、3はねじ軸、4はナ
ット体、5は扉本体、6は縦孔、7は縦片、8はランナ
ー、9は操作部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略逆L形の取付金具の上水平片の下面に上
    水平片に挿通したねじ軸を螺合させるナット体を垂下
    し、ナット体及びこれに螺合されたねじ軸を扉本体の上
    端面に開口された縦孔に挿通し、取付金具の縦片を扉本
    体の外面に取付け、ねじ軸にこれを回転させるための操
    作部を形成するとともにねじ軸の回り止め手段を解除自
    在に設け、ねじ軸の上端にランナーをねじ軸回りに回転
    のみ自在に設けて成る扉のランナー構造。
JP851788U 1988-01-26 1988-01-26 扉のランナー構造 Expired - Lifetime JPH0628622Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP851788U JPH0628622Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26 扉のランナー構造

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JP851788U JPH0628622Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26 扉のランナー構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01114774U JPH01114774U (ja) 1989-08-02
JPH0628622Y2 true JPH0628622Y2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=31214463

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP851788U Expired - Lifetime JPH0628622Y2 (ja) 1988-01-26 1988-01-26 扉のランナー構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH087006Y2 (ja) * 1991-06-19 1996-02-28 榎本金属株式会社 吊り車型ランナ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01114774U (ja) 1989-08-02

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