JPH06146700A - スライドドア構造 - Google Patents

スライドドア構造

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Publication number
JPH06146700A
JPH06146700A JP29494992A JP29494992A JPH06146700A JP H06146700 A JPH06146700 A JP H06146700A JP 29494992 A JP29494992 A JP 29494992A JP 29494992 A JP29494992 A JP 29494992A JP H06146700 A JPH06146700 A JP H06146700A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
door body
rail
guide groove
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP29494992A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimiaki Nakazato
公昭 中里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP29494992A priority Critical patent/JPH06146700A/ja
Publication of JPH06146700A publication Critical patent/JPH06146700A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、ドア本体のレール及び上案内
溝への装着が容易で、しかも横搖れによる脱落を防止す
ることが出来るスライドドア構造を提供することにあ
る。 【構成】レール本体6上には、ドア本体17が下端部8
を支持されて配設されている。このドア本体17の下端
部8には、戸車9が回動自在に配設され、レール本体6
の長手方向に沿ってこのドア本体17が摺動自在となる
ように構成されている。上案内溝18は、ドア本体17
の上端部20の一部が上案内溝18に挿入されることに
より、長手方向に沿って摺動自在にガイドするように構
成されている。ドア本体17の上端部20には、ドア本
体17の摺動方向に沿って脱落防止用溝21が形成され
ている。上案内溝18の内側底部19には、脱落防止用
溝21に摺動自在に挿入され、横方向に対して折曲可能
な弾性部材によって構成されたガイド部材23が配設さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に建築物の開口部
若しくは室内隔壁開口部等に用いられる引戸等の改良で
あるスライドドア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建築物のスライドドア構造として
は、図4に示すようなものが知られている。すなわち、
建物開口部1の下縁部2の上面3にはレール4が配設さ
れている。このレール4は断面凹状の敷居材5及び棒状
のレール本体6とから主に構成されている。
【0003】このレール本体6上には、ドア本体7が下
端部8を支持されて配設されている。
【0004】このドア本体7の下端部8には、戸車9が
回動自在に配設され、前記レール本体6の長手方向に沿
ってこのドア本体7が摺動自在となるように構成されて
いる。
【0005】そして、前記開口部1の上縁部10の下面
11には、上案内溝として鴨居12が開口方向を下側に
向けて配設されている。この鴨居12は、前記ドア本体
7の上端部13を長手方向に沿って摺動自在となるよう
にガイドするように構成されている。
【0006】さらに、この鴨居12の内側底部14に
は、脱離防止部材15が配設されると共に、前記ドア本
体7の上端部13には、係止片16が配設されている。
この脱離防止部材15及び係止片16により、スライド
ドア運搬時における振動及び天板、棚板等である前記上
縁部10のそりに起因するドア本体7の脱落、破損を防
止できるように構成されている。
【0007】この種のスライドドア構造としては、例え
ば実開昭59−113460号公報に記載されているも
のが知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記のような
従来のスライドドア構造では、ドア本体7の横搖れ及び
天板、棚板等である前記上縁部10のそりに起因するド
ア本体7の脱落、破損は防止できるが、戸車9が破損し
たり、レール本体6から脱輪した場合等に、その分、前
記上端部13も一定量下方に移動し、鴨居12の案内溝
を外れてしまうことがある。
【0009】このため、鴨居12に延設部分16,16
を形成し、案内溝を深くすることも考えられるが、この
ような構成では、ドア本体7の上端部13を前記鴨居1
2の案内溝へ配設する際に、この延設部分16,16が
上端部13の挿入を阻害し、取付が困難であるという問
題があった。
【0010】そこで本発明の目的は、ドア本体のレール
及び上案内溝への装着が容易で、しかも横搖れによる脱
落を防止することが出来るスライドドア構造を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本願発明は、建物開口部の下縁部の上面に配設されるレ
ールと、該レール上に下端部が支持されて、該レールの
長手方向に沿って摺動自在とするドア本体と、前記開口
部の上縁部の下面に、前記ドア本体の上端部を長手方向
に沿って摺動自在となるようにガイドする上案内溝とを
有するスライドドア構造であって、前記ドア本体の上端
部または前記上案内溝の底部の何れか一方に、前記ドア
本体の摺動方向に沿って脱落防止用溝を形成すると共
に、他方に該脱落防止用溝に摺動自在に挿入され、横方
向に対して折曲可能な弾性部材によって構成されたガイ
ド部材を配設したスライドドア構造を特徴としている。
【0012】
【作 用】前記のように構成されたスライドドア構造で
は、脱落防止用溝にガイド部材が挿入されているので、
上案内溝からドア本体の上端部が外れても、ガイド部材
が上端部を支え、ドア本体が横搖れ等により脱落するこ
とはない。
【0013】また、ガイド部材は、横方向に対して折曲
可能な弾性部材によって構成されているので、ドア本体
取付時、上端部の挿入角度に応じて折曲する。このた
め、取付作業が容易である。
【0014】
【実施例】図1及び図2はこの発明の第1実施例を示す
ものである。従来例と同一均等な部材には同一符号を付
して説明する。
【0015】この第1実施例のスライドドア構造では、
建物開口部1の下縁部2の上面3にはレール4が配設さ
れている。このレール4は断面凹状の敷居材5及び棒状
のレール本体6とから主に構成されている。
【0016】このレール本体6上には、ドア本体17が
下端部8を支持されて配設されている。このドア本体1
7の下端部8には、戸車9が回動自在に配設され、前記
レール本体6の長手方向に沿ってこのドア本体17が摺
動自在となるように構成されている。
【0017】そして、前記開口部1の上縁部10の下面
11には、上案内溝18を有する鴨居22が開口方向を
下側に向けて配設されている。この上案内溝18は、前
記ドア本体17の上端部13の一部が前記上案内溝18
に挿入されることにより、長手方向に沿って摺動自在に
ガイドするように構成されている。
【0018】前記ドア本体17の上端部20には、ドア
本体17の摺動方向に沿って脱落防止用溝21が形成さ
れている。この脱落防止用溝21は、ドア本体17上端
部20全幅に渡って形成されている。
【0019】また、前記上案内溝18の内側底部19に
は、この脱落防止用溝21に摺動自在に挿入され、横方
向に対して折曲可能な弾性部材によって構成されたガイ
ド部材23が配設されている。ガイド部材23は、合成
樹脂によって構成され、基部24を前記内側底部19に
固着すると共に、図2中、二点鎖線で示す様に、この基
部24を略中心として先端25を横方向に折曲可能とし
ている。このガイド部材23の先端25は、前記鴨居2
2の端部26,26よりも下方に突出するようにしてい
る。そして、このガイド部材23の先端25から前記上
端部20までの長さL1は、鴨居31の下端26からド
ア本体17の上端部20が前記上案内溝18に挿入され
ている長さL2よりも大きく設定されている。
【0020】このようにして構成されたスライドドア構
造では、脱落防止用溝21にガイド部材23が挿入され
ているので、上案内溝18からドア本体17の上端部2
0が外れても、ガイド部材23が上端部20を支え、ド
ア本体17が脱落することはない。このため、運搬時
や、横搖れに対しては勿論、戸車9が破損、又はレール
本体6から脱輪しても、ドア本体17が脱落することは
ない。
【0021】また、ガイド部材23は、横方向に対して
折曲可能な弾性部材によって構成されているので、ドア
本体17取付時、上端部20の挿入角度に応じて折曲す
る。
【0022】このため、取付作業が容易である。
【0023】図3はこの発明の第2実施例のスライドド
ア構造を示すものである。前記第1実施例と同一の部分
については同一の符号を付し、その説明を省略する。こ
の第2実施例のスライドドア構造では、ドア本体36の
上端部27に合成樹脂によって構成されるガイド部材2
8が埋設固定されている。そして、建物開口の上縁部2
9の下面30に配設される鴨居31の上案内溝32に
は、底部33から下方に向けて突設されるリブ34,3
4によって脱落防止用溝35が形成されている。
【0024】このリブ34の先端から前記ガイド部材2
8の先端までの長さL3は、鴨居31の下端からドア本
体36上端部27が前記上案内溝32に挿入されている
長さL4よりも大きく設定されている。
【0025】このようにして構成された第2実施例のス
ライドドア構造では、前記第1実施例の作用に加えて、
ドア本体36上端部27の上案内溝32への装着が、前
記脱落防止用溝35にガイド部材28を挿入する方向と
同じ方向となり、前記第1実施例のドア本体17の装着
に比して更に容易である。
【0026】前記各実施例では、ガイド部材23,28
として合成樹脂によって構成されたものを用いて説明し
たが、特にこれに限らず、例えば、プラスチックやゴ
ム、又は竹製等、横方向に対して折曲可能な弾性部材に
よって構成されたガイド部材であるならばどの様な材質
であっても良く、更にその形状についても例えば、前記
第1実施例の上案内溝18に沿って全長に渡って配設さ
れるものであっても良いことは当然である。
【0027】また、前記第1実施例では、ドア本体17
の下端部8に戸車9を回動自在に配設したものを用いて
説明したが、特にこれに限らず、レール本体6上を直接
下端部8が摺動する構成のスライドドアであっても良
い。
【0028】
【発明の効果】本発明のスライドドア構造では、脱落防
止用溝にガイド部材が挿入されているので、上案内溝か
らドア本体の上端部が外れても、ドア本体が、脱落する
ことはない。このため、運搬時や、横搖れは勿論、戸車
が破損、又はレール本体から脱輪しても、ドア本体が脱
落することはない。
【0029】また、ガイド部材は、横方向に対して折曲
可能な弾性部材によって構成されているので、ドア本体
取付時、ドア本体の上端部の取付角度に応じて折曲す
る。このため、取付作業が容易である、という実用上有
益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のスライドドア構造を示
し、全体の構成を示す正面図である。
【図2】本発明の第1実施例のスライドドア構造を示
し、図1のII−II断面図である。
【図3】本発明の第2実施例のスライドドア構造の要部
を示し、図2に対応する断面図である。
【図4】従来例のスライドドア構造を示し、図2に対応
する断面図である。
【符号の説明】
4 レール 17,36 ドア本体 18,32 上案内溝 21,35 脱落防止用溝 23,28 ガイド部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物開口部の下縁部の上面に配設される
    レールと、該レール上に下端部が支持されて、該レール
    の長手方向に沿って摺動自在とするドア本体と、前記開
    口部の上縁部の下面に、前記ドア本体の上端部を長手方
    向に沿って摺動自在となるようにガイドする上案内溝と
    を有するスライドドア構造であって、 前記ドア本体の上端部または前記上案内溝の底部の何れ
    か一方に、前記ドア本体の摺動方向に沿って脱落防止用
    溝を形成すると共に、他方に該脱落防止用溝に摺動自在
    に挿入され、横方向に対して折曲可能な弾性部材によっ
    て構成されたガイド部材を配設したことを特徴とするス
    ライドドア構造。
JP29494992A 1992-11-04 1992-11-04 スライドドア構造 Pending JPH06146700A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29494992A JPH06146700A (ja) 1992-11-04 1992-11-04 スライドドア構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP29494992A JPH06146700A (ja) 1992-11-04 1992-11-04 スライドドア構造

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JPH06146700A true JPH06146700A (ja) 1994-05-27

Family

ID=17814376

Family Applications (1)

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JP29494992A Pending JPH06146700A (ja) 1992-11-04 1992-11-04 スライドドア構造

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JP (1) JPH06146700A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08226281A (ja) * 1995-02-20 1996-09-03 Eidai Co Ltd 引違い戸装置
JPH0960430A (ja) * 1995-08-28 1997-03-04 Eidai Co Ltd 引き戸装置
KR20030026402A (ko) * 2001-09-25 2003-04-03 산요 덴키 가부시키가이샤 저장고

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