JPH06143130A - 研削盤 - Google Patents

研削盤

Info

Publication number
JPH06143130A
JPH06143130A JP31150092A JP31150092A JPH06143130A JP H06143130 A JPH06143130 A JP H06143130A JP 31150092 A JP31150092 A JP 31150092A JP 31150092 A JP31150092 A JP 31150092A JP H06143130 A JPH06143130 A JP H06143130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck
work
grinding machine
grindstone
machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP31150092A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuzo Sato
修三 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP31150092A priority Critical patent/JPH06143130A/ja
Publication of JPH06143130A publication Critical patent/JPH06143130A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電解インプロセスドレッシングを用いる研削
盤のワークチャックテーブルの腐食や錆などの発生を防
ぎ、機械寿命を長くする。 【構成】 テーブル1とワーク2を吸着するマグネット
チャック11との間に絶縁板12を設けて、テーブル1
及びチャック11にドレッシング時に電流が流れるのを
防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電解インプロセスドレッ
シングを用いる研削盤に関する。
【0002】
【従来の技術】電解インプロセスドレッシングを用いる
研削盤は、従来は概略図4に示すように構成されてい
た。図4において、直線的に移動するテーブル1上に
は、図示しないチャック部を介してワーク2が取り付け
られている。また、機械本体には、図示しないモータに
よって回転駆動されるスピンドル3が設けられており、
スピンドル3にはカップ型ホイール4が取り付けられて
いる。さらに、ホイール4の下端面にはボンドを介して
砥石5が固結されており、砥石5がワーク2の面に当接
し、ホイール4が高速回転することによりワーク2の研
削が行なわれる。
【0003】一方、ホイール4の下端面のワーク2に当
接していない部分に対向して電極6が設けられており、
電極6には電源7のマイナス極が接続されている。ま
た、電源7のプラス極は給電ブラシ8を介してホイール
4に接続されており、砥石5と電極6との間にクーラン
トを介して通電することにより、砥石5のボンド部分を
電気分解し、砥石のドレッシングを行なうようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成において、
実際の研削加工中にはワーク2の研削面にクーラントが
噴射されている。このクーラントは、テーブル1、ワー
ク2、スピンドル3などの間に満たされおり、電極6以
外の機械本体は同電位にある。このため機械に接触して
も感電しないが、機械本体とアース側に接続されている
電極6との間に電気分解が起こる。特に砥石5に次いで
クーラントを介して電気抵抗の小さいワークチャックテ
ーブル1はその影響を受けやすい。この結果、長時間の
加工中にはテーブル1に腐食や錆などが発生するという
問題があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、機械寿命を長くし、保持性の向上を図ることが
でき、テーブルの腐食による加工精度の劣化を防止する
ことができる研削盤を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の研削盤
は、回転する砥石5によりチャック部11に取り付けら
れたワーク2の研削を行なうと同時に、砥石5を電解ド
レッシングする研削盤において、チャック部11を機械
本体から電気的に絶縁したことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の研削盤は、チャック部1
1とチャック部11を支持するテーブル1との間に絶縁
板12を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の研削盤においては、チャック部11と
テーブル1との間に絶縁板12を設けて、チャック部1
1を機械本体と電気的に絶縁したので、チャック部11
に電流が流れず、この部分の電解溶出や腐食を防止する
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の研削盤の一実施例を図面を参
照して説明する。
【0010】図1及び図2に本発明の一実施例の構成を
示す。これらの図において、図4に示す従来例の部分と
対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は
適宜省略する。本実施例の特徴は、テーブル1上に設け
られワーク2を吸着保持するチャック部としてのマグネ
ットチャック11と、テーブル1との間に絶縁板12を
取り付けた点にある。なお、図中符号13は、ワーク2
の研削面にクーラントを噴射するノズルである。また、
テーブル1は図2に示すように、図示しない駆動機構に
より、ベッド21上をX−X方向及びY−Y方向に移動
する。さらにホイール4は、コラム22に取り付けられ
たモータ23により回転駆動され、Z−Z方向に昇降す
る。
【0011】砥石5は図3に示すように、例えば粒径1
μm以下のダイヤモンド砥粒31を、Fe系メタルボン
ド32により凝結してなっており、砥石5と電極6との
間に電圧を印加することにより、その間に介在する電解
液としてのクーラントを介して電流が流れ、メタルボン
ド32が電解溶出してドレッシングが行なわれる。
【0012】本実施例によれば、テーブル1及びマグネ
ットチャック11に電流が流れないので、テーブル1及
びチャック11の電解溶出や腐食の発生を防止すること
ができ、機械寿命を長くし保守性を向上させることがで
きる。また、テーブル1の腐食による加工精度の劣下を
防止することができる。さらに、機械本体側に余分な電
流が流れないので、砥石5のドレッシング作用を向上さ
せることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の研削盤に
よれば、ワークのチャック部を機械本体から電気的に絶
縁したので、ワークを電解ドレッシングするときにチャ
ック部に電流が流れず、チャック部の電解溶出や腐食の
発生を防止することができ、機械寿命を長くし保守性を
向上させることができる。また、チャック部などの腐食
による加工精度の劣化を防止し、砥石のドレッシング作
用を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の研削盤の一実施例の概略構成を示す正
面図である。
【図2】図1に示す研削盤の作動システムを説明する斜
視図である。
【図3】電解ドレッシングの作用説明図である。
【図4】従来の研削盤の一例の構成を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 テーブル 2 ワーク 5 砥石 11 マグネットチャック(チャック部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する砥石によりチャック部に取り付
    けられたワークの研削を行なうと同時に、前記砥石を電
    解ドレッシングする研削盤において、 前記チャック部を機械本体から電気的に絶縁したことを
    特徴とする研削盤。
  2. 【請求項2】 前記チャック部と前記チャック部を支持
    するテーブルとの間に絶縁板を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の研削盤。
JP31150092A 1992-10-27 1992-10-27 研削盤 Withdrawn JPH06143130A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31150092A JPH06143130A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 研削盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31150092A JPH06143130A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 研削盤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06143130A true JPH06143130A (ja) 1994-05-24

Family

ID=18017985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31150092A Withdrawn JPH06143130A (ja) 1992-10-27 1992-10-27 研削盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06143130A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11239970A (ja) 通電ドレッシング研削方法及び装置
JP3530562B2 (ja) レンズ研削方法
JPH03251353A (ja) 円筒工作物研削方法
JPH06143130A (ja) 研削盤
JPH11262860A (ja) 超精密研削方法および研削装置
JPH0639644A (ja) 研削盤
JP4215499B2 (ja) 内面研削装置用の電極固定冶具
JP4013240B2 (ja) 脆性材料製工作物の加工方法
JPH11320366A (ja) 研削装置
JP3304163B2 (ja) 電解インプロセスドレッシング研削装置
JP3194624B2 (ja) 研削方法及び装置
JP3169631B2 (ja) 半導体接触電極による電解ドレッシング方法及び装置
JP3477260B2 (ja) 研削・研磨砥石及び該砥石による加工方法
JPH0133287B2 (ja)
JP3274592B2 (ja) 電解インプロセスドレッシング研削加工方法及び装置
KR0136062B1 (ko) 숫돌의 전해드레싱에 의한 연삭가공방법
JP3147982B2 (ja) レンズ研削装置
JP2002036110A (ja) 研削装置の給電方法および給電装置
JP3636913B2 (ja) 電解インプロセスドレッシング研削法及び電解インプロセスドレッシング研削装置
JPS6239175A (ja) 対電極放電によるツル−イング・ドレツシング方法
JPH08276363A (ja) 研削加工方法および装置
JPH06155294A (ja) 電解ドレッシング式研削装置
JPH0276679A (ja) 研磨盤用インプロセスドレッシング装置
JP2002036109A (ja) 研削装置の給電方法および給電装置
JPH0688208B2 (ja) 導電性砥石のドレッシング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000104