JPH06155294A - 電解ドレッシング式研削装置 - Google Patents

電解ドレッシング式研削装置

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JPH06155294A
JPH06155294A JP31010892A JP31010892A JPH06155294A JP H06155294 A JPH06155294 A JP H06155294A JP 31010892 A JP31010892 A JP 31010892A JP 31010892 A JP31010892 A JP 31010892A JP H06155294 A JPH06155294 A JP H06155294A
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浩仁 横田
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祥雄 土方
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電解ドレッシング研削を行うに当たり定寸加
工性を高めて高精度加工を行えるようにする。 【構成】 砥石1と対向するワーク支持用ワークホルダ
21を絶縁材によって形成した。ワーク支持部(ワーク
軸10)が絶縁物によって砥石1側に対して絶縁され
る。したがって、ワーク支持部側へ電荷が漏れることが
なくなって電解ドレッシング作用に関与する電解抵抗値
を安定させることができる。このため、定寸加工を要す
る高精度加工を行うに当たり電解ドレッシング研削を利
用できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、砥石の作業面を電気分
解してドレッシングする電解ドレッシング式研削装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】セラミックスなどの難削材を研削加工す
るに当たっては、一般にレジンダイヤモンド砥石が用い
られていた。ところが、この種のダイヤモンド砥石はダ
イヤモンド砥粒の保持力が低いために、高剛性加工が困
難で砥石寿命がきわめて短かくなってしまうという不具
合があった。このような不具合を解消したものとして、
ダイヤモンド砥粒の保持強度が高いメタルボンドを使用
した鋳鉄ボンド砥石がある。
【0003】この鋳鉄ボンド砥石は、研削加工中に常に
新しい角が鋭利な砥粒を突出させる、いわゆる自生発刃
作用に欠け、比較的早期に目詰まりを起こしてしまい研
削加工を継続できなくなるものであった。このため、こ
の鋳鉄ボンド砥石を使用するに当たっては、ダイヤモン
ド砥粒を突出させるドレッシング作業が必要不可欠であ
った。
【0004】ダイヤモンド砥粒を突出させる手法として
は、鋳鉄からなるメタルボンドを電解作用によって溶出
させて砥粒を突出させる電解ドレッシング法が種々提案
されている。この種の従来の電解ドレッシング法を図1
3に示す研削装置によって説明する。
【0005】図13は従来の電解ドレッシング式研削装
置の概略構成図である。なお、この図13に示した研削
装置は、特開平2−100872号公報に開示されたも
のである。同図において、1は導電性工具としてのカッ
プ型砥石(以下、単に砥石という)、2はこの砥石1を
保持するためのアーバで、このアーバ2は図中矢印Mで
示すように砥石1を回転させる構造になっている。
【0006】3は砥石1の外周面に摺接する陽極カーボ
ンブラシ、4はこの陽極カーボンブラシ3と対をなして
配設された陰電極である。この陰電極4は、砥石1の下
端に位置する研削作業部5との間に間隙をおいて配置さ
れている。6は研削液としての機能を兼ね備えた電解
液、7はこの電解液6を砥石1に供給するための吐出ノ
ズルで、この吐出ノズル7は前記陽極カーボンブラシ3
の近傍に設置されている。
【0007】このように構成された従来の研削装置にお
いて電解ドレッシングを行うには、陽極カーボンブラシ
3と陰電極4間に直流パルス電荷を印加させ、陰電極4
と研削作業部5との間に流れる電解液6を介して砥石1
に通電する。このようにすると、研削作業部5をダイヤ
モンド砥粒と共に構成する鋳鉄ボンドが電気分解により
溶出され、研削作業部5の表面にダイヤモンド砥粒が突
出することになる。なお、図13に示した従来の研削装
置では、アーバ2を絶縁構造にすることによって電荷が
研削盤側へ漏れるのを防いでいた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述した電
解ドレッシング法を利用して図14に示したように研削
を行うようにすると、定寸加工性が低くなってしまうと
いう問題があった。図14は砥石を水平軸回りに回転さ
せる従来の電解ドレッシング式研削装置を示す断面図で
ある。同図において前記図13で説明したものと同一も
しくは同等部材については、同一符号を付し詳細な説明
は省略する。図14において、符号8は被研削材として
のワーク、9はこのワーク8を保持するワークホルダ
で、このワークホルダ9はステンレス鋼系統の導電性を
有する材料によって形成され、ワーク軸10の先端に固
定されている。
【0009】図14に示した研削装置において定寸加工
性が低くなるのは、電解ドレッシング加工中に研削作業
部5からワーク8と導電性を有するワークホルダ9とを
通じてワーク軸10側へ僅かながら漏電を起こしたり、
電解ドレッシング加工中にワーク軸10に掛かる電解液
6を介して陰電極4からワーク軸10側へ僅かに漏電を
起こしたりするからであった。このように漏電を起こす
と、電解ドレッシング作用に関与する電解抵抗値(電解
電流値と電解電圧値)が不安定となり、低寸加工性が低
下してしまう。
【0010】このため、例えば、エアー軸受仕様で位置
決め精度が±0.1μmの高精度研削盤を用いた場合で
も、図15に示すように定寸加工性が約±2μmが限界
であった。すなわち、従来の電解ドレッシング式研削装
置では、定寸加工を行うに当たり精度が低いために、定
寸加工性を要する高精度加工を行うことができなかっ
た。なお、図15は従来の電解ドレッシング式研削装置
での定寸加工性を示すグラフである。
【0011】また、前記公報等に記載された電解ドレッ
シング法でドレッシングされた砥石1のうち、特に図1
6に示すような超砥粒を含む高番手砥石(0〜2μm)
を用いて切込み0.1μmレベルでワーク表面を鏡面
(RMAX≒200Å以下)に仕上げる高精度研削加工を
連続的に行うと、研削面の仕上げ精度が著しく低下する
という問題もあった。図16は従来の研削装置に使用す
る砥石を拡大して示す断面図で、同図中11は円盤状に
形成された砥石台、12はこの砥石台11に固着された
砥石部で、この砥石部12はダイヤモンド砥粒(超砥
粒)と鋳鉄ボンドとによって円筒状に形成されている。
そして、この砥石部12の端面が研削作業部5になって
いる。
【0012】すなわち、図16に示した砥石1を用いて
電解ドレッシング加工を行うと、図17に示すように砥
石部12の表面が電解液等によって腐食され、腐食物の
層からなる腐食層13が砥石部12の表面に生成され
る。そして、この腐食層13を構成する腐食物が研削加
工時に脱落して砥石部12とワーク(図示せず)との間
に入り込み、ワークの研削仕上げ面にスクラッチ痕が形
成されてしまうのである。スクラッチ痕が形成された研
削仕上げ面の表面粗さは図18に示す通りとなる。図1
8から分かるように、ワーク仕上げ面の凹凸がきわめて
大きくなってしまう。
【0013】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、電解ドレッシング研削で加工する場
合でも定寸加工性が±1μm以下になり、定寸加工を要
する高精度加工を行うに当たり電解ドレッシング研削を
利用できるようにすることを目的とする。また、本発明
の別の目的は、ワークの表面を鏡面に仕上げる研削加工
を連続的に行う場合であっても腐食物による表面粗さ低
下を招くことのない電解ドレッシング式研削装置を得る
ことである。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る電解ド
レッシング式研削装置は、砥石と対向するワーク支持部
に、ワーク側と支持部本体側とを絶縁する絶縁部材を設
けたものである。
【0015】第2の発明に係る電解ドレッシング式研削
装置は、砥石と対向するワーク支持部の表面を絶縁材に
よって被覆したものである。
【0016】第3の発明に係る電解ドレッシング式研削
装置は、砥石作業面側に位置する電極における砥石作業
面と対向する面以外の部分を、絶縁材からなるカバーに
よって覆ったものである。
【0017】第4の発明に係る電解ドレッシング式研削
装置は、砥石作業面側に位置する電極および電解液が流
出する電解液供給口をワークより下方に配置したもので
ある。
【0018】第5の発明に係る電解ドレッシング式研削
装置は、砥石の作業面以外の部分を薄膜によって被覆し
たものである。
【0019】第6の発明に係る電解ドレッシング式研削
装置は、砥石の研削部を、砥粒と、腐食され難い材料か
らなる結合材とによって形成したものである。
【0020】第7の発明に係る電解ドレッシング式研削
装置は、砥石の研削部を、砥粒と、腐食されたときに生
じる膜が柔軟な結合材とによって形成したものである。
【0021】
【作用】第1ないし第4の発明によれば、ワーク支持部
が絶縁物によって砥石側から絶縁される。
【0022】第5および第6の発明によれば、砥石に腐
食層が生成し難くなる。また、第7の発明によれば、砥
石に生成された腐食物が砥石とワークとの間に侵入する
と、この腐食物は砥石とワークによって押しつぶされ
る。
【0023】
【実施例】
実施例1.以下、本発明の一実施例を図によって詳細に
説明する。図1は第1の発明に係る電解ドレッシング式
研削装置を示す断面図である。同図において前記図13
および図14で説明したものと同一もしくは同等部材に
ついては、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
【0024】図1において、符号21はワーク8を保持
するためのワークホルダで、このワークホルダ21は例
えばセラミックス系材料等の絶縁材によって略円盤状に
形成され、ワーク軸10の先端に固定されている。この
ワークホルダ21をワーク軸10の先端に固着させるに
当たっては、真空チャッキング構造が採用されている。
【0025】また、前記ワークホルダ21にワーク8を
保持させるには、ワークホルダ21に接着剤(図示せ
ず)を介してワーク8を接着することによって行ってい
る。なお、この接着剤としては、例えば、日化精工株式
会社製のスカイワックス415等があげられる。このよ
うに絶縁材製ワークホルダ21を使用してワーク8を保
持させると、研削作業部5からワーク8を通じてワーク
軸10へ流れる僅かな漏電を絶縁することができる。
【0026】この例ではワークホルダ21で絶縁を図る
構成としたが、電荷がワーク軸10に漏れなければよい
ので、換言すれば、電解ドレッシング作用以外に電力が
消費されなければよいので、ワーク軸10自体を絶縁材
によって形成したり、ワーク軸10の途中に絶縁材を介
在させたりしてもよい。
【0027】したがって、本発明に係る電解ドレッシン
グ式研削装置によって研削加工を行うと、ワーク軸10
側へ電荷が漏れることがなくなって電解ドレッシング作
用に関与する電解抵抗値(電解電流値と電解電圧値)を
安定させることができる。このため、従来不可能であっ
た定寸加工性±1μm以下の高精度加工を行うことがで
きる。すなわち、電解抵抗値が安定するとその値の制御
が容易になるから、図2に示すように電解抵抗値制御に
よって研削量を高精度に制御することができる。
【0028】本発明をエアー軸受仕様で位置決め精度が
±0.1μmの高精度研削盤に適用したところ、図3に
示す研削結果を得た。図3は切り込み設定値を30μm
とした場合の加工量を示すグラフで、同図から明らかな
ように、定寸加工性±0.5μmが実現された。すなわ
ち、本発明に係る電解ドレッシング式研削装置によれ
ば、定寸加工性を要する高精度加工を行うことができる
ことが分かる。
【0029】なお、上記実施例に示した電解ドレッシン
グ式研削装置としては、図4および図5に示すように砥
石1に腐食物が生じないようにしたり、腐食物を除去す
るような構造とすることもできる。 実施例2.図4は第1の発明に係る電解ドレッシング式
研削装置において砥石に腐食物が生じるのを抑える構造
の他の実施例を示す断面図、図5は第1の発明に係る電
解ドレッシング式研削装置において砥石に生成された腐
食物を除去する構造の他の実施例を示す断面図である。
これらの図において前記図13および図14で説明した
ものと同一もしくは同等部材については、同一符号を付
し詳細な説明は省略する。
【0030】図4に示す研削装置は、砥石1へ腐食防止
物を供給する腐食防止装置を設けたものである。この腐
食防止装置は、ホース22,23によって構成されてい
る。ホース22は腐食防止物24を砥石1における砥石
部12の内周面12aに供給する構造で、供給口22a
が砥石部12の内周面12aに向けられている。ホース
23は腐食防止物24を砥石1における砥石部12の外
周面12bに供給する構造で、供給口33aが砥石部1
2の外周面12bに向けられている。
【0031】前記腐食防止物24は気体や液体等が用い
られ、この腐食防止物24を供給する装置(図示せず)
は、腐食防止物24を供給源から前記ホース22,23
を介して圧力をもって砥石部12へ吹き付ける構造にな
っている。また、腐食防止物24を構成する気体として
は、窒素ガス,アルゴンガス,ヘリウムガス等の不活性
ガスが採用され、腐食防止物24を構成する液体として
は、電気伝導度がきわめて低い純水等が採用される。
【0032】このように構成すると、鋳鉄等を結合材と
して形成された砥石1を使用したとしても、砥石部12
の内,外周面12a,12bに腐食防止物24が供給さ
れる関係から、研削加工の段取り時や研削加工している
ときに研削作業部5以外の部位に腐食物が生成されるの
を防ぐことができる。
【0033】したがって、研削作業部5と不図示のワー
クとの間に腐食物等の粉末が入り込むことを抑制するこ
とができるから、ワークを連続的に研削加工する場合で
あっても、ワークの加工表面にスクラッチ痕を生じさせ
ることなく高精度の鏡面仕上げを行うことができる。
【0034】なお、本実施例では腐食防止装置としてホ
ース22,23を用いた例を示したが、腐食防止物24
を吐出できるものであればどのようなものを用いても同
等の効果が得られる。
【0035】実施例3.図5に示す研削装置は、砥石1
の砥石部12に摺接する腐食物除去部材(ブラシ25,
26)を備えたものである。ブラシ25は毛先を砥石部
12の内周面12aに摺接させた状態で不図示の装置本
体に支持固定されている。また、ブラシ26は毛先を砥
石部12の外周面12bに摺接させた状態で前記ブラシ
25と同様にして装置本体に支持固定されている。
【0036】このように構成すると、鋳鉄等を結合材と
して形成された砥石1を使用したとしても、研削加工の
段取り時や研削加工しているときに研削作業部5以外の
部位に生成された腐食物はブラシ25,26によって除
去されることになる。
【0037】したがって、研削作業部5と不図示のワー
クとの間に腐食物等の粉末が入り込むことを抑制するこ
とができるから、ワークを連続的に研削加工する場合で
あっても、ワークの加工表面にスクラッチ痕を生じさせ
ることなく高精度の鏡面仕上げを行うことができる。
【0038】なお、本実施例では常に砥石1にブラシ2
5,26を摺接させておく例を示したが、ブラシ25,
26を研削工程の前後のみに砥石1へ摺接させるように
してもよく、腐食物除去時期は特に限定されるものでは
ない。また、本実施例では腐食物除去部材としてブラシ
25,26を用いた例を示したが、ブラシ25,26の
代わりに例えば腐食物を削り取れるような砥石を用いる
こともできる。
【0039】実施例4.第2の発明に係る電解ドレッシ
ング式研削装置を図6によって説明する。図6は第2の
発明に係る電解ドレッシング式研削装置を示す断面図
で、同図においても前記図13および図14で説明した
ものと同一もしくは同等部材については、同一符号を付
し詳細な説明は省略する。
【0040】図6において、符号31は絶縁材からなる
コーティング膜(以下、絶縁コーティングという)で、
この絶縁コーティング31は、ワーク支持部を構成する
ワークホルダ9およびワーク軸10の外表面を全面にわ
たって被覆している。
【0041】このように絶縁コーティング31でワーク
支持部の表面を被覆する構成すると、ワーク軸10に掛
かった電解液6を介して陰電極4からワーク軸10側へ
漏れる僅かな漏電を確実に絶縁することができる。した
がって、電解ドレッシング作用以外に電力が消費される
のを防ぐことができ、電解抵抗値が安定するようにな
る。
【0042】実施例5.第3の発明に係る電解ドレッシ
ング式研削装置を図7によって説明する。図7は第3の
発明に係る電解ドレッシング式研削装置を示す断面図
で、同図において前記図13および図14で説明したも
のと同一もしくは同等部材については、同一符号を付し
詳細な説明は省略する。
【0043】図7において、符号41は陰極4を覆う絶
縁カバーである。この絶縁カバー41は絶縁材によって
形成され、陰極4における研削作業部5と対向する面以
外の面を全面にわたって覆う構造になっている。
【0044】このように陰極4を絶縁カバー41で覆う
構成とすると、陰極4から電解液6を介してワークホル
ダ9,ワーク軸10からなるワーク支持部に電流が漏れ
るのを抑え、電荷を研削作業部5との間のみに流すこと
ができる。したがって、電解ドレッシング作用以外に電
力が消費されるのを防ぐことができ、電解抵抗値が安定
するようになる。
【0045】実施例6.第4の発明に係る電解ドレッシ
ング式研削装置を図8によって説明する。図8は第4の
発明に係る電解ドレッシング式研削装置を示す断面図
で、同図において前記図13および図14で説明したも
のと同一もしくは同等部材については、同一符号を付し
詳細な説明は省略する。
【0046】図8に示す研削装置は、従来の装置に較べ
て陰極4および吐出ノズル7の配置が変えられている。
陰極4および吐出ノズル7は、ワーク8,ワークホルダ
9およびワーク軸10より下方に配置されている。そし
て、吐出ノズル7は、電解液6が吐出される電解液供給
口51が研削作業部5および陰極4を指向するように略
上方へ向けられている。
【0047】このように構成すると、吐出ノズル7から
吐出された電解液6が陰極4や砥石1から滴下したとし
てもそれがワークホルダ9,ワーク軸10からなるワー
ク支持部に掛かることはない。したがって、ワーク支持
部に掛かった電解液6を介して漏電することがないの
で、電解ドレッシング作用以外に電力が消費されるのを
防ぐことができ、電解抵抗値が安定するようになる。
【0048】実施例7.第5の発明に係る電解ドレッシ
ング式研削装置を図9によって説明する。図9は第5の
発明に係る電解ドレッシング式研削装置に使用する電解
ドレッシング用砥石の断面図で、同図において前記図1
6および図17で説明したものと同一もしくは同等部材
については、同一符号を付し詳細な説明は省略する。
【0049】図9において、符号61は電解ドレッシン
グ用砥石で、第5の発明に係る電解ドレッシング式研削
装置はこの砥石61を装着して構成されている。この砥
石61は、不図示のアーバに支持される砥石台11と、
この砥石台11に固着された円筒状を呈する砥石部12
と、この砥石部12の内周面および外周面に被着された
腐食防止膜62とから形成されている。
【0050】前記砥石部12は、ダイヤモンドやCBN
等の超砥粒と鋳鉄ボンド等の結合材とによって円筒状に
形成され、砥石台11に一方の軸方向端部が固着されて
いる。そして、他方の軸方向端部が研削作業部5になっ
ている。
【0051】前記腐食防止膜62は、前記砥石部12に
例えば電解めっきを施したり、塗装したりしたりして砥
石部12の内,外周面の全面にわたって薄膜を被着させ
て形成されている。
【0052】このように砥石部12の研削作業部5以外
の部位を腐食防止膜62で被覆すると、この砥石61を
研削加工の段取り時等において長時間放置させたり、研
削加工時に電解ドレッシングを行ったりしても、酸化物
等が砥石部12の内,外周面に発生するのを抑制するこ
とができる。
【0053】したがって、砥石部12に酸化物が生成さ
れなくなるから、研削作業部5と不図示のワークとの間
に酸化物(腐食物)等の粉末が入り込むことを抑制する
ことができる。このため、ワークを連続的に研削加工す
る場合であっても、ワークの加工表面にスクラッチ痕を
生じさせることなく高精度の鏡面仕上げを行うことがで
きる。
【0054】砥石61を使用した場合、ワークの加工表
面の表面粗さは図10に示す通りとなった。図10は本
実施例の砥石61によって研削した後のワークの表面粗
さを示すグラフで、同図に示した測定結果から明かなよ
うに、ワークの加工表面にスクラッチ痕がなく、きわめ
て平滑な研削面が安定して得られることが分かる。
【0055】なお、本実施例では腐食防止膜62を電解
めっきや塗装によって形成する例を示したが、成膜方法
はこれに限定されず、適宜変更することができる。
【0056】実施例8.第6の発明に係る電解ドレッシ
ング式研削装置を図11によって説明する。図11は第
6の発明に係る電解ドレッシング式研削装置に使用する
電解ドレッシング用砥石の断面図で、同図において前記
図16および図17で説明したものと同一もしくは同等
部材については、同一符号を付し詳細な説明は省略す
る。
【0057】図11において、符号71は電解ドレッシ
ング用砥石で、第6の発明に係る電解ドレッシング式研
削装置はこの砥石71を装着して構成されている。この
砥石71は、不図示のアーバに支持される砥石台11
と、この砥石台11に固着された円筒状を呈する研削部
としての砥石部72とから形成されている。
【0058】前記砥石部72は、ダイヤモンドやCBN
等の超砥粒と、腐食され難い材料からなる結合材とによ
って円筒状に形成され、砥石台11に一方の軸方向端部
が固着されている。そして、他方の軸方向端部が研削作
業部5になっている。この腐食され難い材料からなる結
合材としては、ステンレス鋼系統のものが採用されてい
る。すなわち、ダイヤモンドやCBN等の超砥粒と鋳鉄
ボンド等の結合材からなる従来の砥石部12に代えて、
ダイヤモンドやCBN等の超砥粒と腐食しにくい材料か
らなる結合材とからなる砥石部72を、従来と同じ砥石
台11に固定して構成されている。
【0059】このように構成すると、砥石部72におけ
る研削作業部5以外の部位に酸化物等が生成されなくな
るため、研削作業部5と不図示のワークとの間に酸化物
等の粉末が入り込むことを抑制することができる。した
がって、ワークを連続的に研削加工する場合であって
も、ワークの加工表面にスクラッチ痕を生じさせること
なく高精度の鏡面仕上げを行うことができる。
【0060】なお、本発明に用いられる結合材として
は、砥石として必要な砥粒の保持力が得られるものであ
ればどのようなものでもよく、特に材質をステンレス鋼
系統のものに限定されるものではない。
【0061】実施例9.第7の発明に係る電解ドレッシ
ング式研削装置を図12によって説明する。図12は第
7の発明に係る電解ドレッシング式研削装置に使用する
電解ドレッシング用砥石の断面図で、同図において前記
図16および図17で説明したものと同一もしくは同等
部材については、同一符号を付し詳細な説明は省略す
る。
【0062】図12において、符号81は電解ドレッシ
ング用砥石で、第7の発明に係る電解ドレッシング式研
削装置はこの砥石81を装着して構成されている。この
砥石81は、不図示のアーバに支持される砥石台11
と、この砥石台11に固着された円筒状を呈する研削部
としての砥石部82とから形成されている。
【0063】前記砥石部82は、ダイヤモンドやCBN
等の超砥粒と、腐食されたときに析出する腐食物の硬度
が柔軟である材料からなる結合材とによって円筒状に形
成され、砥石台11に一方の軸方向端部が固着されてい
る。そして、他方の軸方向端部が研削作業部5になって
いる。前記腐食されたときに析出する腐食物の硬度が柔
軟である材料からなる結合材としては、メタルとレジン
(樹脂)の混合物が採用されている。すなわち、ダイヤ
モンドやCBN等の超砥粒と鋳鉄ボンド等の結合材から
なる従来の砥石部12に代えて、ダイヤモンドやCBN
等の超砥粒と、腐食されたときに析出する腐食物の硬度
が柔軟である材料からなる結合材とによって形成された
砥石部82を、従来と同じ砥石台11に固定して構成さ
れている。
【0064】このように構成された砥石81を用いて電
解ドレッシング研削した場合、砥石部82の内,外周面
に図12中符号83で示す腐食物層が生成される。この
腐食物層83を構成する析出物質は、鉄水酸化物〔Fe
(OH)2 や2Fe(OH)3 〕以外のものとなり硬度
が柔軟であるため、この腐食物層83の粉末が研削作業
部5と不図示のワークとの間に入り込んだとしても、そ
の粉末は砥石部82とワークによって押しつぶされるこ
とになる。したがって、ワークを連続的に研削加工する
場合であっても、ワークの加工表面にスクラッチ痕を生
じさせることなく高精度の鏡面仕上げを行うことができ
る。
【0065】なお、上述した各実施例では形状がカップ
状を呈するカップ型砥石を用いて平面研削する例につい
て説明したが、各発明は砥石形状や研削形式が実施例の
ものに限定されるものではない。すなわち、平型砥石等
を用いてもよく、また、研削形式としては心なし研削等
でもよい。
【0066】加えて、砥石の砥粒としては、各実施例に
示したようなダイヤモンド,CBN等の超砥粒に限定さ
れることはない。すなわち、砥粒としては炭化シリコン
等を用いることもできる。また、砥石部としては、各実
施例で示したように砥粒と結合材のみによって形成する
以外に、気孔部をも介在させて形成することができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明に係る電
解ドレッシング式研削装置は、砥石と対向するワーク支
持部に、ワーク側と支持部本体側とを絶縁する絶縁部材
を設けたものであり、第2の発明に係る電解ドレッシン
グ式研削装置は、砥石と対向するワーク支持部の表面を
絶縁材によって被覆したものであり、第3の発明に係る
電解ドレッシング式研削装置は、砥石作業面側に位置す
る電極における砥石作業面と対向する面以外の部分を、
絶縁材からなるカバーによって覆ったものであり、第4
の発明に係る電解ドレッシング式研削装置は、砥石作業
面側に位置する電極および電解液が流出する電解液供給
口をワークより下方に配置したものであるため、これら
の発明によれば、ワーク支持部が絶縁物によって砥石側
から絶縁される。
【0068】したがって、第1〜第4の発明に係る電解
ドレッシング式研削装置によって研削加工を行うと、ワ
ーク支持部側へ電荷が漏れることがなくなって電解ドレ
ッシング作用に関与する電解抵抗値を安定させることが
できる。このため、定寸加工を要する高精度加工を行う
に当たり電解ドレッシング研削を利用できるようになる
という効果がある。
【0069】第5の発明に係る電解ドレッシング式研削
装置は、砥石の作業面以外の部分を薄膜によって被覆し
たものであり、第6の発明に係る電解ドレッシング式研
削装置は、砥石の研削部を、砥粒と、腐食され難い材料
からなる結合材とによって形成したものであるため、こ
れらの発明によれば、砥石に腐食層が生成し難くなる。
【0070】第7の発明に係る電解ドレッシング式研削
装置は、砥石の研削部を、砥粒と、腐食されたときに生
じる膜が柔軟な結合材とによって形成したものであるた
め、砥石に生成された腐食物が砥石とワークとの間に侵
入すると、この腐食物は砥石とワークによって押しつぶ
されることになる。
【0071】したがって、第5〜第7の発明に係る電解
ドレッシング式研削装置によれば、ワークの表面を鏡面
に仕上げる研削加工を行う場合であっても腐食物による
表面粗さ低下を招くことがない。しかも、安定して連続
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明に係る電解ドレッシング式研削装置
を示す断面図である。
【図2】電解ドレッシング作用に関与する電解抵抗値と
定寸加工性を示すグラフである。
【図3】第1の発明に係る電解ドレッシング式研削装置
によって切り込み設定値を82μmとした場合の加工量
を示すグラフである。
【図4】第1の発明に係る電解ドレッシング式研削装置
において砥石に腐食物が生じるのを抑える構造の他の実
施例を示す断面図である。
【図5】第1の発明に係る電解ドレッシング式研削装置
において砥石に生成された腐食物を除去する構造の他の
実施例を示す断面図である。
【図6】第2の発明に係る電解ドレッシング式研削装置
を示す断面図である。
【図7】第3の発明に係る電解ドレッシング式研削装置
を示す断面図である。
【図8】第4の発明に係る電解ドレッシング式研削装置
を示す断面図である。
【図9】第5の発明に係る電解ドレッシング式研削装置
に使用する電解ドレッシング用砥石の断面図である。
【図10】第5の発明に係る電解ドレッシング式研削装
置によって研削した後のワークの表面粗さを示すグラフ
である。
【図11】第6の発明に係る電解ドレッシング式研削装
置に使用する電解ドレッシング用砥石の断面図である。
【図12】第7の発明に係る電解ドレッシング式研削装
置に使用する電解ドレッシング用砥石の断面図である。
【図13】従来の電解ドレッシング式研削装置の概略構
成図である。
【図14】砥石を水平軸回りに回転させる従来の電解ド
レッシング式研削装置を示す断面図である。
【図15】従来の電解ドレッシング式研削装置での定寸
加工性を示すグラフである。
【図16】従来の研削装置に使用する砥石を拡大して示
す断面図である。
【図17】従来の研削装置に使用する砥石を拡大して示
す断面図で、同図は腐食物が生成された状態を示す。
【図18】従来の研削装置によって研削した後のワーク
の表面粗さを示すグラフである。
【符号の説明】
1 砥石 3 陽極カーボンブラシ 4 陰極 5 研削作業部 8 ワーク 21 ワークホルダ 31 コーティング膜 41 絶縁カバー 51 電解液供給口 62 腐食防止膜 72 砥石部 82 砥石部 83 腐食物層
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】図14に示した研削装置において定寸加工
性が低くなるのは、電解ドレッシング加工中に研削作業
部5からワーク8と導電性を有するワークホルダ9とを
通じてワーク軸10側へ僅かながら漏電を起こしたり、
電解ドレッシング加工中にワーク軸10に掛かる電解液
6を介して陰電極4からワーク軸10側へ僅かに漏電を
起こしたりするからであった。このように漏電を起こす
と、電解ドレッシング作用に関与する電解抵抗値(電解
電流値と電解電圧値)が不安定となり、定寸加工性が低
下してしまう。また、研削作業部5の周辺に漏電するこ
とにより、電解に関与する金属イオンの流れを乱し、同
様に定寸法が低下してしまう。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また、前記公報等に記載された電解ドレッ
シング法でドレッシングされた砥石1のうち、特に図1
6に示すような超砥粒を含む高番手砥石(0〜2μm)
を用いて切込み0.1μmレベルでワーク表面を鏡面
Rmax ≒200Å以下)に仕上げる高精度研削加工を
連続的に行うと、研削面の仕上げ精度が著しく低下する
という問題もあった。図16は従来の研削装置に使用す
る砥石を拡大して示す断面図で、同図中11は円盤状に
形成された砥石台、12はこの砥石台11に固着された
砥石部で、この砥石部12はダイヤモンド砥粒(超砥
粒)と鋳鉄ボンドとによって円筒状に形成されている。
そして、この砥石部12の端面が研削作業部5になって
いる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】この例ではワークホルダ21で絶縁を図る
構成としたが、電荷がワーク軸10に漏れなければよい
ので、換言すれば、研削作業部5での電解ドレッシング
作用以外に電力が消費されなければよいので、ワーク軸
10自体を絶縁材によって形成したり、ワーク軸10の
途中に絶縁材を介在させたりしてもよい。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砥石の作業面に間隙をおいて対向する電
    極を備え、この砥石に電解液を掛けて前記作業面を電気
    分解によってドレッシングする電解ドレッシング式研削
    装置において、前記砥石と対向するワーク支持部に、ワ
    ーク側と支持部本体側とを絶縁する絶縁部材を設けたこ
    とを特徴とする電解ドレッシング式研削装置。
  2. 【請求項2】 砥石の作業面に間隙をおいて対向する電
    極を備え、この砥石に電解液を掛けて前記作業面を電気
    分解によってドレッシングする電解ドレッシング式研削
    装置において、前記砥石と対向するワーク支持部の表面
    を絶縁材によって被覆したことを特徴とする電解ドレッ
    シング式研削装置。
  3. 【請求項3】 砥石の作業面に間隙をおいて対向する電
    極を備え、この砥石に電解液を掛けて前記作業面を電気
    分解によってドレッシングする電解ドレッシング式研削
    装置において、前記電極における砥石作業面と対向する
    面以外の部分を、絶縁材からなるカバーによって覆った
    ことを特徴とする電解ドレッシング式研削装置。
  4. 【請求項4】 砥石の作業面に間隙をおいて対向する電
    極を備え、この砥石に電解液を掛けて前記作業面を電気
    分解によってドレッシングする電解ドレッシング式研削
    装置において、前記電極および前記電解液が流出する電
    解液供給口をワークより下方に配置したことを特徴とす
    る電解ドレッシング式研削装置。
  5. 【請求項5】 砥石の作業面に間隙をおいて対向する電
    極を備え、この砥石に電解液を掛けて前記作業面を電気
    分解によってドレッシングする電解ドレッシング式研削
    装置において、前記砥石の作業面以外の部分を薄膜によ
    って被覆したことを特徴とする電解ドレッシング式研削
    装置。
  6. 【請求項6】 砥石の作業面に間隙をおいて対向する電
    極を備え、この砥石に電解液を掛けて前記作業面を電気
    分解によってドレッシングする電解ドレッシング式研削
    装置において、前記砥石の研削部を、砥粒と、腐食され
    難い材料からなる結合材とによって形成したことを特徴
    とする電解ドレッシング式研削装置。
  7. 【請求項7】 砥石の作業面に間隙をおいて対向する電
    極を備え、この砥石に電解液を掛けて前記作業面を電気
    分解によってドレッシングする電解ドレッシング式研削
    装置において、前記砥石の研削部を、砥粒と、腐食され
    たときに生じる膜が柔軟な結合材とによって形成したこ
    とを特徴とする電解ドレッシング式研削装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2007110979A1 (ja) * 2006-03-28 2007-10-04 Riken Elidホーニング装置及び方法

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