JP3324778B2 - 研削・研磨砥石を用いた加工方法 - Google Patents

研削・研磨砥石を用いた加工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズまたはプリズム
などのワーク(以下、ワークという)研削または研磨に
用いられる電解ドレッシング加工に有用な砥石を用いた
加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より鉄粉を電導・電解などの物質と
して研削研磨砥石のボンド材として用いることは知られ
ている。例えば、特公昭64−183号公報などがあ
る。この公報に記載されている技術内容は、鋳鉄粉・研
磨材・純鉄粉40を所要の割合で混合して成形焼結する
ことによって得られる複合ラップ工具45であり、これ
ら工具45はカップホイル・ペレット・円盤状などの形
状に成形され、研削・研磨加工に用いられるという技術
である。上記公報に記載の砥石を電解ドレッシング研削
加工に用いたときの研削面のドレッシングを図11に基
づいて説明する。一般に電解による砥石のドレッシング
は−電極部43において、研削液42を介して砥石表面
の電解物質Mがイオン化脱離M+することによっておこ
なわれるが、図11のように研削液42は砥石45の研
削面だけでなく側面にも回り込んでいるために、研削面
以外の部位でも電解が発生するという虞が生じる。ま
た、電解物質として鉄系を用いる場合に酸化されやす
く、従って酸化防止被膜により絶縁構成を行うが、その
絶縁した効果はあるが、逆に被膜以外の箇所からの酸化
により砥石自体が劣化してしまうといった虞がある。上
記のような研削面以外の面で発生する電解や、酸化防止
被膜以外の箇所からの酸化により砥石が侵されることに
よって、研削面以外の面や酸化防止被膜以外の箇所での
砥石の形状が変化し、加工時の寸法・形状精度の劣化、
砥石強度の低下が誘発されてしまうという問題も生じて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたもので、加工時に砥石の研削面以外の
面よりの電解または酸化の発生を防ぎ、ワークの加工寸
法および精度の劣化や、砥石の強度(耐久性)の低下な
どを防ぐ研削・研磨砥石を用いた加工方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の研削
・研磨砥石を用いた加工方法は、電解ドレッシング用の
カップホイル形状砥石を用いてレンズまたはプリズムか
らなるワークに研削または研磨の加工を行う加工方法お
いて、砥石がワークと接触して研削・研磨するリング状
の面以外の部位を絶縁性材料により被覆した研削・研磨
砥石を準備し、この砥石の前記研削・研磨するリング状
の面でワークの加工が行えるように、前記リング状の面
の一部をワークの被加工面に接触させ、また、前記砥石
の研削・研磨するリング状の面の他の一部を前記電解ド
レッシング用の電極と隙間を設けて対向させ、この電極
とこの電極に対向する前記砥石のリング状の面との間に
介在させた研削液により前記面を電解ドレッシングしな
がら、前記砥石の回転により前記ワークの被加工面を前
記ドレッシングされた面で加工することを特徴とする。
また、本発明の研削・研磨砥石を用いた加工方法は、電
解ドレッシング用のカップホイル形状砥石を用いてレン
ズまたはプリズムからなるワークに研削・研磨の加工を
行う加工方法において、砥石がワークと接触して研削・
研磨するリング状の面以外の部位を被覆する絶縁性材料
内に、研削・研磨材を混合包含した研削・研磨砥石を準
備し、この砥石の前記研削・研磨するリング状の面でワ
ークの加工が行えるように、前記リング状の面の一部を
ワークの被加工面に接触させ、また、前記砥石の研削・
研磨するリング状の面の他の一部を前記電解ドレッシン
グ用の電極と隙間を設けて対向させ、この電極とこの電
極に対向する前記砥石のリング状の面との間に介在させ
た研削液により前記面を電解ドレッシングしながら、前
記砥石の回転により前記ワークの被加工面を前記ドレッ
シングされた面で加工することを特徴とする。また、本
発明の研削・研磨砥石を用いた加工方法は、砥粒を導電
性物質内に混合包含構成してなる研削・研磨用砥石を用
いてレンズまたはプリズムからなるワークに研削または
研磨の加工を行う加工方法において、砥石がワークと接
触して研削・研磨する面以外の部位を絶縁性材料により
被覆した研削・研磨砥石を準備し、この砥石の前記研削
・研磨する面でワークの加工が行えるように、前記面の
一部をワークの被加工面に接触させ、また、前記砥石の
研削・研磨する面の他の一部を電解ドレッシング用の電
極と隙間を設けて対向させ、この電極とこの電極に対向
する前記砥石の面との間に介在させた研削液により前記
面を電解ドレッシングしながら、前記砥石の回転により
前記ワークの被加工面を前記ドレッシングされた面で加
工することを特徴とする。本発明の研削・研磨用砥石を
用いた加工方法の概念を図1と図2の例示に基づいて説
明する。図1は、本発明の研削・研磨砥石を用いた加工
方法に係わる概念を示し、砥石の要部の中央よりを断面
にて示す正面図である。図2は、図1の研削・研磨砥石
が電解ドレッシングされる状態を示す正面よりの断面図
である。図に示されていないが、カップホイル形状の円
形の縁辺に一端面(基端面)8を貼着構成したドウナツ
形状の砥石部9は、砥粒2を混合し包含して保持した電
導性を有するボンド3で構成されている。砥石部9の他
端面(研削面)10以外、即ちリング形状の内外周面
5,6には、耐荷電圧に優れ絶縁効果を有する材質によ
り被覆されたコート部材(被覆コート)1が形成されて
いる。
【0005】砥石部9の研削面10は、図2に示すよう
に研削液4を介して−電極7にて電解ドレッシング作用
を受けるよう構成されている。即ち、−電極7から砥石
部9側に移動する電子と等価分だけ研削面10の電解物
質がメタルイオンM+となって研削液4に溶出し、研削
面10が電解ドレッシングされるように構成されてい
る。上記の場合、砥石部9の内周面5と外周面6が絶縁
体物質により被覆コート1されているために、内外周面
5,6からのメタルイオンの溶出がなく、更には研削液
4の侵入に起因するボンド材3の酸化も防止できる。上
記した構成により、研削面10以外は電解・酸化などに
起因する砥石形状の変化が防止でき、それに伴うワーク
の加工寸法・形状精度の劣化および砥石部9の強度の低
下などが防止される。そして電解ドレッシングされた研
削面がワークの被加工面に導かれて加工が行われる。
【0006】
【実施例1】本発明の研削・研磨砥石を用いた加工方法
の具体例を図面に基づいて説明する。図3は、本発明の
実施例1の加工方法に係わる研削・研磨砥石の要部を示
す正面よりの断面図である。図4は、図3の研削・研磨
砥石により研削加工する際の概要を示す側面よりの断面
図である。図5は、図4に示すワーク加工時におけるA
部の拡大図である。図6は、本実施例の加工に適用でき
る砥石部の変形例を示し、中央位置よりを断面にて示す
正面図である。図7は、本実施例の加工に適用できる砥
石部の変形例を示し、その中央近傍より断面にて示す正
面図である。図8は、本実施例の加工に適用できる砥石
部の変形例を示し、中央位置より断面にて示す正面図で
ある。なお、図中において上記した本発明の概念(図
1、図2)においての同一部材、同一形状および同一構
成については、同一符号を付し、その説明は省略する。
【0007】図3に示すように、基端部に径小の軸部1
2を一体的に設けたカップホイル形状の台金(治具)1
1のリング状の先端縁辺面には、その縁辺面と対応形成
した砥石部9が貼着構成されている。この砥石部9は、
鉄系・ニッケル系・銅系などの電導性を有する物質より
なるボンド3内に、ダイヤモンド、窒化ホウ素、酸化ア
ルミナ、酸化セリウム、酸化ジリコニウムなどの物質中
より選定した砥粒2を混合包含して構成されている。こ
の砥石部9の内周面5と外周面6は、シリコーン系また
はポリィミド系などの耐荷電圧に優れ絶縁効果の高い絶
縁物質により形成されたコート部材1で、全体が被覆構
成されている。図4に示すように、砥石軸12の外周に
当接して+電極16が配設され、また砥石部9の−端の
縁辺(砥石部9のリング状の研削面10の一部がワーク
14に接触したときに、該ワーク14に接触していない
位置にある研削面10の他の一部)と隙間を設けて対向
し且つ該縁辺(即ち前記他の一部)を内外より挟むよう
な形状に形成された−電極17が配設されている。ま
た、上記電極16,17それぞれ接続構成した電源18
が、装置の中間位に配設されている。更に、図の下方位
置に示すように、ワーク14を上記砥石部9にて研削す
る近傍位置に、研削液ノズル15が配設されて研削液4
をワーク14と砥石部9の研削面に吐出するようになっ
ている。
【0008】上記した絶縁物質により被覆構成した砥石
部9を先端面に貼着構成した台金11を研削・研磨装置
に装着して加工する方法を図4と図5にて説明する。図
には示されていないが装置の台座の左右方向を回転軸線
として回転自在に装着されたワーク軸13の先端にワー
ク14を装着する。この装着したワーク14の被加工面
となる被研削面に対し、図4に示すように、台金11を
傾斜配設することにより、その先端の砥石部9のリング
状の研削面10の一部を当接する。このとき、リング状
の研削面10におけるワーク14と接触していない位置
にある研削面10の他の一部に対して、前記−電極17
が隙間を設けて対向している。そして、砥石軸12を図
に示す矢印方向に回転しながらワーく軸13をその回転
軸線方向に移動し、ワーク14の被研削面を研削して所
定の形状の曲率の被加工面に研削されるように構成され
ている。この砥石軸12を回転しながらワーく軸13を
回転軸線方向に移動する研削は、周知の技術である。こ
の場合、砥石部9の研削面10のワーク14に接触した
部分は、ワーク14との研削摩擦により電導性のあるボ
ンド3が露呈した状態において砥石軸12の回転によ
り、前記ワーク14の被研削面とは離れた位置に配置さ
れた−電極17へと導かれる。この−電極17の構成作
用を図5に示す拡大図にて説明する。
【0009】−電極17から砥石部9側に移動する電子
と等価分だけ研削面10の電解物質がメタルイオンM+
となって研削面近傍に配設した研削液ノズル15より吐
出される研削液4内に溶出し、砥石部9のリング状の研
削面10が砥石軸12の回転により連続してドレッシン
グされる。この場合において、電荷の移動による研削面
10のドレッシングは研削液4を介して−電極17と対
向した位置で行われるが、研削液4は研削面10以外の
リング状の砥石部9の内外周面にも回り込んでいる。研
削液が回り込んでも砥石部9の内外周面5,6共に絶縁
体物質1に被覆構成されているために、研削液4が研削
面10以外の部位、即ち内外周面でボンド3に接触する
ことがないため、研削面10のドレッシング時に内外周
面5,6からのメタルイオンの溶出がなく、さらに研削
液4によるボンド3の酸化も防止できる。
【0010】上記のような構成と作用を有する本実施例
によれば砥石部9の研削面10以外の内外周面5,6の
電解・酸化に起因する砥石形状の変化が防止でき、それ
に伴うワーク14の加工寸法、形状精度の劣化および砥
石強度の低下が防止できて、ワークの加工が行われる。
なお、上記本実施例においては、カップホイル形状の砥
石を用いたが、本実施例に限定されるものではなく本実
施例を応用した他の手段、例えば図6、図7、図8に示
すようなペレット形状、またはストレート砥石形状、更
にブレード形状砥石などに応用して用いることも可能で
ある。
【0011】図6は、ダイヤモンド、窒化ホウ素などの
砥粒2を鉄系、ニッケル系などの電導性のある物質3内
に混合包含構成した凸形状の研磨砥石を用いその研磨面
20以外の面の露出面をシリコン系、ポリィミド系など
の耐荷電圧に優れて絶縁効果の高い材料にて被覆コート
1構成されたペレット形状の研削・研磨砥石19であ
る。また、図7は上記図6と同様にダイヤモンド・窒化
ホウ素などの砥粒2を鉄系・ニッケル系などの電導性の
ある物質3内に混合包含構成したドーナツ形状の砥石2
1を環状の台金23の外周に装着構成されている。この
砥石21の研削・研磨加工する面以外の面の露出した外
周面上にシリコン系・ポリィミド系などの耐荷電圧に優
れた絶縁効果の高い材料にて被覆コート1構成されたス
トレート形状砥石21である。また、図8は、ダイヤモ
ンド・窒化ホウ素などの砥粒2を、鉄系・ニッケル系な
どの電導性のある物質3内に混合包含構成したブレード
形状に形成された砥石面25の研削・研磨加工する面以
外の露出した外周面上にシリコン系・ポリイミド系など
の耐荷電圧に優れた絶縁効果の高い材料にて被覆コート
1構成されたブレード形状の砥石24である。
【0012】
【実施例2】図9と図10に基づいて本発明の研削・研
磨砥石を用いた加工方法の実施例2を説明する。図9
は、本発明に係わる研削・研磨砥石を用いた加工方法の
実施例2を示し、研削の作用状態を示す側面よりの断面
図である。図10は、図9に示す研削・研磨砥石部の構
成を拡大にて示す要部断面図である。なお、図中におい
て上記した本発明の概念図(図1、図2)および上記実
施例1と同一部材・同一形状および同一構成には、同一
符号を付しその説明は省略する。
【0013】図9に示すカップホイル形状の台金11の
先端に装着した砥石部9内の構成物質は、上記実施例1
と同一である。即ち、鉄系・ニッケル系・銅系などの電
導性のある物質にて形成されたボンド3内にダイヤモン
ド・窒化ホウ素・酸化アルミナ・酸化セリウム・酸化ジ
ルコニウムなどの物質により形成された砥粒2を混合包
含してリング状に成形された砥石部9が台金11に装着
されている。この砥石部9の研削・研磨面10以外の周
面、即ち図10に示すように外内周面に、絶縁効果を有
す樹脂に、酸化アルミナ・酸化セリウムなどの絶縁性が
高く、かつ研削・研磨効果の高い研削、研磨材として用
いられる砥粒26を混合包含構成した被覆コート27が
構成されている。
【0014】上記構成のカップホイル形状の砥石を用い
ての加工は、砥石軸12に+電極30を配設し砥石部9
の円周の一部の研削面10にてワーク28の被加工面と
なる被研削面を研削し、このときワーク20に接触して
いない位置にある砥石部9の円周の他の一部の研削面1
0の下方に、図示のように隙間を設けて−電極を配設し
て研削液ノズル15より研削液4を吐出させながら研削
面10の電解ドレッシングをしつつ、砥石軸12を矢印
にて示す方向に回転させると共にワーク28を矢印に示
す方向に移動させながら研削・研磨の加工がなされる。
上記構成よりなる本実施例によれば、上記実施例1と同
一の作用効果を奏することは勿論のこと、砥石部9の外
周面にても研削できるように構成したので、ワーク28
を加工するに際しても深い切り込みの加工を行うことが
できるようになり、生産性が向上すると共に、ワーク2
8にバリ・キズなどの発生が回避できるなど生産性・品
質性において優れた利点を有する。
【0015】
【発明の効果】上記した構成による本発明によれば、砥
石部の研削面以外の面を被覆構成したので砥石が電解ド
レッシングまたは研削液による酸化に侵されることがな
く、砥石の耐久性が長く保持できると共に、ワークの加
工寸法・精度の劣化などを防ぐなど生産性と品質性に優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加工方法の研削・研磨砥石に係わる概
念の例示を示し、その砥石の要部の中央よりを断面にて
示す正面図である。
【図2】図1による砥石を電解ドレッシングしている状
態を示す正面よりの断面図である。
【図3】本発明の実施例1の加工方法に係わる研削・研
磨砥石の要部を示す正面よりの断面図である。
【図4】図3の研削・研磨砥石によりワークを研削加工
する際の概要を示す側面よりの断面図である。
【図5】図4に示すワーク加工時におけるA部を拡大し
た断面図である。
【図6】図3に示す研削・研磨砥石の変形例を示し、そ
の砥石中央位置よりを断面にて示す正面図である。
【図7】図3に示す研削・研磨砥石の変形例を示し、そ
の砥石の中央近傍位置よりを断面にて示す正面図であ
る。
【図8】図3に示す研削・研磨砥石の変形例を示し、そ
の砥石の中央位置よりを断面にて示す正面図である。
【図9】本発明に係わる研削・研磨砥石を用いた加工方
法の実施例2の概要を示し、研削・研磨の作用状態を示
す側面よりの断面図である。
【図10】図9に示す研削研磨砥石部の構成を拡大にて
示す要部断面図である。
【図11】従来の電解ドレッシング研削加工に用いられ
た研削砥石による研削状態の要部を示す正面よりの断面
図である。
【符号の説明】 1,27 コート 2,26 砥粒 3 ボンド 4 研削液 5 内周面 6 外周面 7 −電極 8 端面(治具貼付面) 9,19,21,24 砥石部 10,20,22,25 研削面 11,23 台金 12 砥石軸 13 ワーク軸 14 ワーク 15 研削液ノズル 16,30 +電極 17,29 −電極 18 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24D 3/34 B24D 7/00 B24B 53/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解ドレッシング用のカップホイル形状
    砥石を用いてレンズまたはプリズムからなるワークに研
    削または研磨の加工を行う加工方法おいて、 砥石がワークと接触して研削・研磨するリング状の面以
    外の部位を絶縁性材料により被覆した研削・研磨砥石を
    準備し、 この砥石の前記研削・研磨するリング状の面でワークの
    加工が行えるように、前記リング状の面の一部をワーク
    の被加工面に接触させ、 また、前記砥石の研削・研磨するリング状の面の他の一
    部を前記電解ドレッシング用の電極と隙間を設けて対向
    させ、 この電極とこの電極に対向する前記砥石のリング状の面
    との間に介在させた研削液により前記面を電解ドレッシ
    ングしながら、前記砥石の回転により前記ワークの被加
    工面を前記ドレッシングされた面で加工することを特徴
    とする研削・研磨砥石を用いた加工方法。
  2. 【請求項2】 電解ドレッシング用のカップホイル形状
    砥石を用いてレンズまたはプリズムからなるワークに研
    削・研磨の加工を行う加工方法において、 砥石がワークと接触して研削・研磨するリング状の面以
    外の部位を被覆する絶縁性材料内に、研削・研磨材を混
    合包含した研削・研磨砥石を準備し、 この砥石の前記研削・研磨するリング状の面でワークの
    加工が行えるように、前記リング状の面の一部をワーク
    の被加工面に接触させ、 また、前記砥石の研削・研磨するリング状の面の他の一
    部を前記電解ドレッシング用の電極と隙間を設けて対向
    させ、 この電極とこの電極に対向する前記砥石のリング状の面
    との間に介在させた研削液により前記面を電解ドレッシ
    ングしながら、前記砥石の回転により前記ワークの被加
    工面を前記ドレッシングされた面で加工することを特徴
    とする研削・研磨砥石を用いた加工方法。
  3. 【請求項3】 砥粒を導電性物質内に混合包含構成して
    なる研削・研磨用砥石を用いてレンズまたはプリズムか
    らなるワークに研削または研磨の加工を行う加工方法に
    おいて、 砥石がワークと接触して研削・研磨する面以外の部位を
    絶縁性材料により被覆した研削・研磨砥石を準備し、 この砥石の前記研削・研磨する面でワークの加工が行え
    るように、前記面の一部をワークの被加工面に接触さ
    せ、 また、前記砥石の研削・研磨する面の他の一部を電解ド
    レッシング用の電極と隙間を設けて対向させ、 この電極とこの電極に対向する前記砥石の面との間に介
    在させた研削液により前記面を電解ドレッシングしなが
    ら、前記砥石の回転により前記ワークの被加工面を前記
    ドレッシングされた面で加工することを特徴とする研削
    ・研磨砥石を用いた加工方法。
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