JPH0614266Y2 - 磁気録音再生装置 - Google Patents

磁気録音再生装置

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JPH0614266Y2
JPH0614266Y2 JP1984045266U JP4526684U JPH0614266Y2 JP H0614266 Y2 JPH0614266 Y2 JP H0614266Y2 JP 1984045266 U JP1984045266 U JP 1984045266U JP 4526684 U JP4526684 U JP 4526684U JP H0614266 Y2 JPH0614266 Y2 JP H0614266Y2
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JP
Japan
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door
operation button
detection switch
closed
door detection
Prior art date
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JP1984045266U
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正美 土田
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Pioneer Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、同一筺体内に少なくとも再生機能と録音機能
とを有する一対のテープデッキを備える磁気録音再生装
置に関する。
〔考案の技術的背景およびその問題点〕
このような磁気録音再生装置は一般にディアルテープレ
コーダと呼ばれ、一方のデッキAに装填した録音済磁気
テープを再生し、その内容を他方のデッキBに装填した
磁気テープに録音する、所謂コピー機能や、デッキAの
磁気テープを再生した後、その終了を検出してデッキB
の磁気テープを再生する、所謂連続再生機能を有するも
のであり、従来からこの種の装置として第1図に示され
るものがあった。第1図において、1a,1bは再生、
早送り、停止などの操作釦が配設されたそれぞれテープ
デッキA,Bの操作スイッチ部であり2a,2bはそれ
ぞれフリップフロップなどの論理回路から構成される制
御回路であり、操作スイッチ部1a,1bの操作釦が操
作されることにより、対応した出力端子に制御信号が送
出される。また3a,3bは制御回路2a,2bによっ
てそれぞれ制御されるテープデッキA,Bにおけるテー
プ駆動用のメカニズムである。そしてテープデッキA,
Bはそれぞれ独立した操作スイッチ部1a,1bの操作
釦により、再生、早送りなどの動作モードが設定され
る。
従来の複数のメカニズムを備えたテープデッキは以上の
ように構成されているので、メカニズムの数だけ制御回
路や操作釦を含む操作スイッチ部が必要となり、装置が
高価になると共に、操作釦およびその操作釦により操作
されるスイッチの数も多くなるため、動作モードを設定
するための操作も繁雑になるなどの欠点があった。
ところで、前記したような2つのメカニズムを同時に動
作する必要性が高いのは、録音済テープから無録音テー
プへのコピー時であって、2つのメカニズムを順次動作
して長時間再生や録音を行ういうことは殆どない。
そこで、考えられる方法として、一方のメカニズムは録
音のみ、他方のメカニズムは再生のみとし、かつ早送
り、巻戻しも前記2つのメカニズムの内の何れか一方の
みでしか行えないようにすると共にコピー時には両方の
メカニズムが連動して動作するようにすることが考えら
れる。この方法によって、操作釦の共用と制御回路の共
用とが図れ、シンプルで操作性が良く、しかもコストの
低減を図ることができるという利点がある。
第2図はこの考え方に基く回路図であって、4は共通の
操作釦であって、4aは再生用、4bは録音用、4cは
巻取用、4dは早送用、4eはコピー用、4fは停止用
である。5は2つのメカニズムの内の1つであって録音
動作時のみ、6は他のメカニズムであって再生、巻取
り、早送り動作時のみ各々動作するものである。7は再
生用操作釦4a、巻戻用操作釦4c、早送用操作釦4d
を押した時にメカニズム6を再生、巻戻し、早送り状態
に制御し、録音用操作釦4bを押した時にメカニズム5
を録音状態に、コピー用操作釦4eを押した時にメカニ
ズム5を録音状態、メカニズム6を再生状態に切換え、
かつ停止用操作釦4fを押した時にはメカニズム5,6
を停止状態に戻す制御回路である。5a,6aはメカニ
ズム5,6のドアが閉じられている時に図示の状態にあ
り、開放されると切換えられるドア検知用スイッチにし
て、前記停止用操作釦4fに接続されている。従って、
何れかのドアが開放されていると、あるいは開放される
とドア検知用スイッチ5aまたは6aが切換えられ、停
止用操作釦4fが押されたと同様になるので、メカニズ
ム5,6は停止状態となるものである。
ところで、この第2図の回路にあっては、メカニズム5
を録音専用となし、メカニズム6を録音動作を除く他の
モード専用としたので、1組の操作釦4としての制御回
路7で制御することができ、従って前記の如くシンプル
な構成となり操作性が良くなると共にコストの低減を図
ることができるものである。しかし、この方法による
と、メカニズム5,6の何れかのドアが開放されている
と、何れのメカニズム5,6も動作状態にできず、ま
た、メカニズム5,6が動作状態にある時に何れかのメ
カニズム5,6のドアを開放すると、あるいは一方のメ
カニズム6が動作状態にある時に他方のメカニズム5の
ドアを開放すると、何れの場合にも動作状態のメカニズ
ムは停止してしまうという欠点が生じる。
そこで、ドア検知用スイッチ5a,6aを使用しないと
いうことも考えられるが、しかしこの場合は、ドアが開
放されているにも係らず再生や録音ができるので、メカ
ニズムが再生や録音状態のままドアを閉めようとして、
カセットハーフが磁気ヘッドに当接し何れかを損傷して
しまうという問題が生じ、また無駄にメカニズム5,6
を動作し電力をロスする等の問題が生じる。
〔考案の目的〕
本考案は叙上の点に着目して成されたもので、その目的
とするところは、各メカニズムのドア検知用スイッチと
操作釦とを関連ずけることにより、必要な側のメカニズ
ムのドアが閉じていれば、その操作釦の入力を受けつけ
るようにした磁気録音再生装置を提供するにある。
〔考案の実施例〕
次に本考案の一実施例を第3図と共に説明する。
なお、図中、第2図と同一符号は同一部分を示し説明は
省略する。
本実施例にあっては、操作釦4の再生用操作釦4a、巻
戻用操作釦4cおよび早送用操作釦4dをメカニズム6
のドア検知用スイッチ6aを介してアースに接続し、録
音用操作釦4bをメカニズム5のドア検知用スイッチ5
aを介してアースに接続し、また停止用操作釦4fを直
接アースに接続し、さらにコピー用操作釦4eはメカニ
ズム5,6のドア検知用スイッチ5a,6aとオア回路
8を介してアースに接続したことを特徴とするものであ
る。
次に動作について説明するに、今、再生、巻戻しあるい
は早送りのための各操作釦4a,4c,4dの何れかを
操作すると、メカニズム6のドアが閉じられていて、こ
れをドア検知用スイッチ6aが検知し図の状態に切換え
られていると、制御回路7によってメカニズム6は操作
された操作釦4a,4c,4dに対応した動作状態にな
る。この動作状態においては、メカニズム5のドアの開
閉、すなわちドア検知用スイッチ5aの位置に関係なく
メカニズム6は動作する。ここで、メカニズム6のドア
を開放しドア検知用スイッチ6aが図の状態に戻り、あ
るいは停止用操作釦4fを操作すると、アースされるの
で、制御回路7はメカニズム6を停止状態にする。
また、停止状態において、録音用操作釦4bを操作する
と、メカニズム5のドアが閉じられドア検知用スイッチ
5aが図の状態に切換えられている限り、メカニズム6
のドアの開閉に関係なく制御回路7はメカニズム5を録
音状態にする。そして、メカニズム5のドアを開放して
ドア検知用スイッチ5aが図とは逆の状態に戻るか、あ
るいは停止用操作釦4fを操作すると、制御回路7はメ
カニズム5を停止状態にする。
さらに、コピー用操作釦4eを操作すると、メカニズム
5,6のドアの何れもが閉じられていて、ドア検知用ス
イッチ5a,6aが図の状態に切換えられていると、メ
カニズム5を録音状態に、メカニズム6を再生状態に制
御回路7は制御する。従って、メカニズム6で再生され
た信号はメカニズム5に伝送され、テープコピーが行え
るものである。そして、メカニズム5,6の何れかのド
アを開放し、ドア検知用スイッチ5aまたは6aが図と
は逆の状態に戻ると、コピー用操作釦4eを介して送ら
れていたアースが切断されるので、制御回路は両メカニ
ズム5,6に停止命令を送出し、従ってメカニズム5,
6は停止状態になるものである。
なお、前記した実施例にあっては、操作釦4とドア検知
用スイッチ5a,6aとを直列接続したものを示した
が、ドア検知用スイッチ5a,6aによって動作するト
ランジスタ等の半導体スイッチグ素子に操作釦4を接続
しても良い。
〔考案の効果〕
前記したように、本考案によるときは、停止釦を除き、
第1のメカニズムのための各操作釦については第1のド
ア検知用スイッチに接続し、第1のメカニズムのドアが
閉じている時にのみ第1のドア検知用スイッチを介して
各操作釦からの入力を受け付け可能とすると共に、第2
のメカニズムのための各操作釦については第2のドア検
知用スイッチに接続し、第2のメカニズムのドアが閉じ
ているときにのみ第2のドア検知用スイッチを介して各
操作釦からの入力を受け付け可能としたので、コピー以
外のモード時には、一方のメカニズムが作動している場
合でも、作動していない他方のメカニズムのドアは自由
に開閉することが可能となり、作動していないメカニズ
ムの側のドアを開いて次のカセットテープを自由に装填
することができ、装置の操作性を向上することができ
る。
また、コピー用操作釦については第1および第2のドア
検知用スイッチの両者に接続し、2つのドアが同時に閉
じているときにのみコピー用操作釦からの入力を受け付
け可能としたのでコピーモード時には、再生専用メカニ
ズムまたは録音専用メカニズムのいずれかのドアが開放
されていれば両方のメカニズムを作動させることができ
なくなくなり、従来のようにメカニズムが作動している
状態でドアを閉めたために生じる破損事故などを未然に
防止することができ、装置の安全性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気録音再生装置の一例を示すブロック
図、第2図は第1図の欠点を改善したブロック図、第3
図は本考案に係る一例を示すブロック図である。 4……操作釦、5,6……メカニズム、5a,6a……
ドア検知用スイッチ、7……制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1および第2の2つのデッキメカニズム
    を備え、少なくともいずれか一方のメカニズムは録音機
    能を有し、この2つのメカニズムを連動させることによ
    り一方のメカニズムから他方のメカニズムへテープコピ
    ーを可能とした磁気録音再生装置において、 第1のメカニズムのドアの開閉状態を検出する第1のド
    ア検知用スイッチと、第2のメカニズムのドアの開閉状
    態を検出する第2のドア検知用スイッチとを設け、 停止釦を除き、前記第1のメカニズムのための各操作釦
    については前記第1のドア検知用スイッチに接続し、第
    1のメカニズムのドアが閉じている時にのみ第1のドア
    検知用スイッチを介して各操作釦からの入力を受け付け
    可能とすると共に、第2のメカニズムのための各操作釦
    については前記第2のドア検知用スイッチに接続し、第
    2のメカニズムのドアが閉じているときにのみ第2のド
    ア検知用スイッチを介して各操作釦からの入力を受け付
    け可能とし、 コピー用操作釦については前記第1および第2のドア検
    知用スイッチの両者に接続し、2つのドアが同時に閉じ
    ているときにのみコピー用操作釦からの入力を受け付け
    可能としたこと を特徴とする磁気録音再生装置。
JP1984045266U 1984-03-30 1984-03-30 磁気録音再生装置 Expired - Lifetime JPH0614266Y2 (ja)

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JP1984045266U JPH0614266Y2 (ja) 1984-03-30 1984-03-30 磁気録音再生装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60159535U JPS60159535U (ja) 1985-10-23
JPH0614266Y2 true JPH0614266Y2 (ja) 1994-04-13

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JP1984045266U Expired - Lifetime JPH0614266Y2 (ja) 1984-03-30 1984-03-30 磁気録音再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5249725A (en) * 1975-10-20 1977-04-21 Toshiba Corp Deflection yoke unit
JPS576448A (en) * 1980-06-12 1982-01-13 Micron Kiki Kk Operation controlling device of picture recording and reproducing device

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JPS60159535U (ja) 1985-10-23

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