JPH06142541A - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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JPH06142541A
JPH06142541A JP29552492A JP29552492A JPH06142541A JP H06142541 A JPH06142541 A JP H06142541A JP 29552492 A JP29552492 A JP 29552492A JP 29552492 A JP29552492 A JP 29552492A JP H06142541 A JPH06142541 A JP H06142541A
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JP
Japan
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blade
rotary
garbage
plate
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP29552492A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromoto Yokota
洋元 横田
Yoshio Nito
義夫 二唐
Tomoki Babe
朋樹 馬部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH06142541A publication Critical patent/JPH06142541A/ja
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 刃物の形状を複雑にすることによって繊維質
の厨芥や硬い厨芥を細かく粉砕することを可能とする。 【構成】 ケーシング13上部に厨芥の投入口23を備え、
ケーシング13内部に前記投入口23から投入された厨芥を
受け止め電動機16で回転する回転板24を設け、この回転
板24の上部に大小の円板状の刃26A,26B を積層して構成
した回転刃26を設け、前記回転板24の外周を取り囲んで
大小のリング状の刃28A,28B を積層して構成した固定刃
28を配設している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、家庭から出る
厨芥を粉砕して下水道に流すための厨芥処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、上記従来の厨芥処理装置の粉砕
具の部分平面図、図7は同断面図である。従来の厨芥処
理装置の粉砕具は、回転刃1と固定刃2とからなり、回
転刃1は円形の回転板3の上面に基端部が固定ピン4に
より固定されている。固定刃2は回転板3の周囲を取り
囲んでケーシング5内壁に取り付けられている。固定刃
2は円筒状をしており、その内周壁には縦溝6が等間隔
で形成されている。
【0003】この従来の厨芥処理装置は、回転板3を電
動機により回転し、固定刃2と回転刃2とにより厨芥を
粉砕する。粉砕された厨芥は隙間7を通りぬけて排水管
から排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の厨芥処理装
置の粉砕具は、タケノコの皮やトウモロコシの皮などの
繊維質の厨芥や牛骨などの硬い厨芥を細かく粉砕するこ
とはなかなか容易ではなかった。このため、これらの厨
芥を細かく粉砕しょうとすると、回転刃1や固定刃2を
複雑な形状にしなければならないが、従来の回転刃1や
固定刃2の形状を複雑に変更しようとする場合は、種々
の加工上の制約があるため、複雑な形状に加工するには
限度があった。そのため、従来の厨芥処理装置による粉
砕には性能面の限界があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされたもので、複雑な形状の回転刃や固定
刃を製作することができ、繊維質の厨芥や硬い厨芥を細
かく粉砕することが可能な厨芥処理装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の厨芥処理装置
は、ケーシング上部に厨芥の投入口を備え、ケーシング
内部に前記投入口から投入された厨芥を受け止め電動機
で回転する回転板を設け、この回転板の上部に大小の板
状の刃を積層して構成した回転刃を設け、前記回転板の
外周を取り囲んで大小のリング状の刃を積層して構成し
た固定刃を配設している。
【0007】
【作用】前記した構成により、固定刃や回転刃を積層構
造にすることにより、厨芥が刃物に触れる機会が多くな
り、微細化と難処理物の処理が可能となる。
【0008】しかも、種々の形状の回転刃と固定刃を比
較的簡単に製作することができるとともに、回転刃と固
定刃を構成する板状やリング状の刃の積層構造を色々変
えることにより、より粉砕効率のよい組み合わせによっ
て粉砕能力が向上する。
【0009】また、回転刃を構成する板状の刃にも切欠
部を形成することによって厨芥が刃物に触れる機会が多
くなり、より微細化と難処理物の処理が可能となる。さ
らに、回転刃を構成する板状の刃の外周部や固定刃を構
成するリング状の刃の内周部を鋭利に形成することによ
り、従来裁断しずらかった繊維質の厨芥を容易に裁断す
ることができる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の厨芥処理装置の第1の実施例の断
面図である。この図1において、11は流し台の底板12な
どに設けられた厨芥処理装置であり、13はそのケーシン
グである。このケーシング13は円錐状の蓋体14と円筒状
の本体15とからなり、それぞれはボルトとナットで互い
に連結されている。
【0011】このケーシングの本体15内部には回転駆動
装置の一例である電動機16と電動機16を密閉収納する防
水用ハウジング17が設けらている。防水用ハウジング17
は、ケーシング本体15の内周面に設けられた複数の支持
板18により支持されている。なお、ハウジング17の上面
は上部カバー19で覆ってあり、この上部カバー19に貫通
孔が貫通形成され電動機の回転軸20が貫通し、かつシー
ル材21でシールされている。ケーシング13の底部中央に
は排水口22が形成されている。
【0012】前記電動機16の回転軸20には蓋体14の投入
口23から投入された厨芥を受け止める回転板24がナット
体25により固定されている。この回転板24の上面には一
対の回転刃26が対称に固定ピン27によって取り付けられ
ている。回転刃26は、図1および図2に示すように大径
と小径の複数の円板状の刃26A,26B を積層して固定ピン
27で回転板24上に固定したものである。大径の円板状の
刃26A には、取付孔が偏心させて形成され、小径の円板
状の刃26B には、中央部に取付孔が形成され、大径の刃
26A が径方向に突出するように前記の取付孔を合わせて
固定ピン27で回転板24上に固定している。なお、大小の
刃26A,26B の形状は上記のような円板状に限定されず矩
形であってもよい。また、刃26A,26B の固定方法は必ず
しも上記の方法に限定されない。
【0013】回転板24の外周部には複数の大小のリング
状の刃28A,28B を積層した固定刃28が配設されている。
固定刃28は、内周部に半円形の切欠部29を形成した幅の
広い刃28A と、切欠部の無い幅の狭い刃28B とから構成
されている。ただし、幅の狭い刃28B にも切欠部を形成
してもよい。刃28A,28B の積層方法は、例えば、図3
(A)に示すように切欠部29を縦溝状にそろえて積層し
たり、図3(B)に示すように右斜め上方にずらせなが
ら積層すればよい。なお、前記回転刃26の外周面と固定
刃28の内周面はそれぞれ対向しているが、図1に示すよ
うに回転刃26の外周部と固定刃28の内周部にできた凹部
と凸部を組み合わせて粉砕効率を上げている。
【0014】次に、前記構成の作用を説明する。厨芥を
汚水とともに投入口23からケーシング13に投入すると、
投入された厨芥は、落下して回転板24の上面で受け止め
られる。厨芥処理装置のスイッチを入れると、電動機16
が駆動するとともに、回転板24が回転し、その遠心力に
より厨芥は固定刃28の内周面に打ちつけられる。回転板
24の回転とともに、回転板24上の回転刃26も回転するた
め、厨芥が回転刃26と固定刃28の間で粉砕される。
【0015】トウモロコシの皮や枝豆の皮のように繊維
質の厨芥は、従来のような固定刃と回転刃では裁断され
にくい。しかし、上記実施例のように、固定刃28や回転
刃26を積層構造にするとともに、回転刃26の外周面と固
定刃28の内周面に凹凸を形成することにより、厨芥が刃
物に触れる機会を多くし、より微細化と難処理物の処理
を可能とする。しかも、回転刃21と固定刃24の積層構造
を色々変えることにより、種々の形状の回転刃21と固定
刃24を製作することが可能となり、より粉砕効率のよっ
て組み合わせにより粉砕能力が向上する。しかも、回転
刃24や固定刃28の製作も比較的簡単にできる。
【0016】上記のようにして粉砕された厨芥は回転板
24と固定刃28の隙間30を通ってケーシング本体13底部に
流れ落ち、排水口22から排出される。次に第2の実施例
について説明する。
【0017】図4は第2の実施例の固定刃と回転刃の部
分平面図である。この第2の実施例では、回転刃36の円
板状の刃36A にも半円形の切欠部39が形成されている。
図2では大径の刃36A だけに切欠部39を形成している
が、小径の刃36B にも切欠部を形成してもよい。なお、
固定刃28は上記第1の実施例と同様の構成である。
【0018】この第2の実施例のように回転刃36の円板
状の刃36A に半円形の切欠部39を形成することにより厨
芥がさらに刃物に触れる機会が多くなり、より粉砕能力
が向上する。
【0019】上記の第1と第2の実施例では回転刃の刃
26A,26B,36A,36B の外周部や固定刃の刃28A,28B,38A,38
B 内周部は、図5(A)に示すように断面がコ字状に形
成されているが、図5(B)に示すように断面形状を直
角三角形にしたり、図5(C)に示すようにテーパ状に
したり、あるいは上記3種のものを種々組み合わせたも
のであってもよい。固定刃の刃28A,28B,38A,38B の内周
部や回転刃の刃26A,26B,36A,36B の外周部を鋭角にする
ことによって、繊維質の厨芥が裁断しやすくなり、粉砕
効率が向上する。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、固
定刃や回転刃の板状やリング状の刃を積層状に組み合わ
せることによて複雑な形状の固定刃や回転刃を容易に製
作することができる。しかも、色々な組み合わせによっ
て厨芥と刃との接触する機会を多くし、厨芥の粉砕効率
を向上させることができる。さらに、回転刃の板状の刃
にも切欠部を形成することにより、同様に粉砕効率を向
上させることができる。また、回転刃の板状の刃の外周
部と固定刃のリング状の刃の内周部を鋭利に形成するこ
とにより、繊維などの難処理物を処理することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の厨芥処理装置の第1の実施例の断面図
である。
【図2】本発明の厨芥処理装置の粉砕具の部分平面図で
ある。
【図3】本発明の厨芥処理装置の固定刃の部分内周面図
である。
【図4】本発明の第2の実施例の粉砕具の部分平面図で
ある。
【図5】本発明の厨芥処理装置の固定刃または回転刃の
部分断面図である。
【図6】従来の厨芥処理装置の粉砕具の部分平面図であ
る。
【図7】従来の厨芥処理装置の粉砕具の部分断面図であ
る。
【符号の説明】
11 厨芥処理装置 13 ケーシング 16 電動機 23 投入口 24 回転板 26 回転刃 26A 刃 26B 刃 28 固定刃 28A 刃 28B 刃 36 回転刃 36A 刃 36B 刃 38 固定刃 39 切欠部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング上部に厨芥の投入口を備え、
    ケーシング内部に前記投入口から投入された厨芥を受け
    止め電動機で回転する回転板を設け、この回転板の上部
    に大小の板状の刃を積層して構成した回転刃を設け、前
    記回転板の外周を取り囲んで大小のリング状の刃を積層
    して構成した固定刃を配設した厨芥処理装置。
  2. 【請求項2】 回転刃を構成する任意の板状の刃の外周
    部に切欠部を形成したことを特徴とする請求項1記載の
    厨芥処理装置。
  3. 【請求項3】 回転刃を構成する任意の板状の刃の外周
    部や固定刃を構成する任意のリング状の刃の内周部を鋭
    利に形成した請求項1又は2記載の厨芥処理装置。
JP29552492A 1992-11-05 1992-11-05 厨芥処理装置 Pending JPH06142541A (ja)

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JP29552492A JPH06142541A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 厨芥処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP29552492A JPH06142541A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 厨芥処理装置

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JPH06142541A true JPH06142541A (ja) 1994-05-24

Family

ID=17821744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29552492A Pending JPH06142541A (ja) 1992-11-05 1992-11-05 厨芥処理装置

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JP (1) JPH06142541A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110452A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Calsonic Kansei Corp 積層樹脂粉砕分離装置
JP2013154272A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Yasunaga Air Pump Inc ディスポーザー
JP2014210244A (ja) * 2013-04-19 2014-11-13 株式会社フロム工業 ディスポーザ
JP2016159267A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 株式会社栗本鐵工所 粉砕装置
CN107866323A (zh) * 2017-10-30 2018-04-03 博尔塔拉蒙古自治州乐鑫农牧机械有限公司 单盘式粉碎结构

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