JPH06140880A - Dac制御モノマルチバイブレータ - Google Patents

Dac制御モノマルチバイブレータ

Info

Publication number
JPH06140880A
JPH06140880A JP4285726A JP28572692A JPH06140880A JP H06140880 A JPH06140880 A JP H06140880A JP 4285726 A JP4285726 A JP 4285726A JP 28572692 A JP28572692 A JP 28572692A JP H06140880 A JPH06140880 A JP H06140880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current source
multivibrator
dac
pulse width
mono
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4285726A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Yamate
万典 山手
Tsutomu Watanabe
力 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4285726A priority Critical patent/JPH06140880A/ja
Publication of JPH06140880A publication Critical patent/JPH06140880A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モノマルチバイブレータにおいて出力パルス
幅のボリュウーム調整箇所を電子化する事により信頼性
の向上と自動調整を図る事を目的とする。 【構成】 モノマルチバイブレータのパルス幅調整用の
時定数回路のボリュームを電圧制御型電流源に置き換え
る、その電圧制御型電流源をDAC(ディジタルアナロ
グコンバータ)で制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モノマルチバイブレー
タの出力パルス幅を可変させる時にデジタルアンログコ
ンバータ制御により出力パルス幅を可変させるモノマル
チバイブレータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、回路の調整において自動化が図ら
れ、デジタルアナログコンバータ(以下、DACと記
す)制御が取り入れられて自動調整が求められるように
なってきた。
【0003】以下に従来例のモノマルチバイブレータに
ついて説明する。図2は従来のモノマルチバイブレータ
をトランジスターで構成したときを示すものである。さ
らにモノマルチバイブレータは集積回路化が図られてい
るが動作原理は本説明と同じである。
【0004】図2において1、2はトランジスターQ1
・Q2であり、3、4は負荷抵抗R11・R12、5は
抵抗Rf、6は時定数用コンデンサーCtc、7は時定数
用抵抗Rtc、8はトリガー入力用コンデンサーCtであ
り、負極性パルスが印加される。ここで9はモノマルチ
バイブレータの回路ブロックを示している。次にモノマ
ルチバイブレータを簡単に説明するために図3(a)、
(b)、(c)を用いて説明を行う。図3(a)は図2
をスイッチ回路としてあらわしたものであり、8のトリ
ガー入力コンデンサーにトリガーパルスが入力されてい
ないときを示している。ここで8のトリガー入力用コン
デンサーに負極性パルスが印加されると、図2の2のト
ランジスターがオフし1のトランジスターがオンする。
この時6の時定数用コンデンサーには図3(a)に示す
ようにE−Vbeの電荷が充電されており1のトランジス
ターがオンすることにより2のトランジスターのベース
電圧は、−(E−Vbe)が印加され2のトランジスター
はオフを継続する。このときの状態を示したのが図3
(b)でありモノマルチバイブレータの出力パルス幅を
計算するときに用いられる等価回路である。この時図3
(b)より
【0005】
【数1】
【0006】が得られる。次に(式1)を整理して6の
時定数用コンデンサーと7の時定数用抵抗の交点の電圧
Vaは
【0007】
【数2】
【0008】で与えられる。6の時定数用コンデンサー
の容量をCtcとし、7の時定数用抵抗の抵抗値をRtcと
する。さらに、VaがQ2のVBEより大きくなったとき
Q2はオンし、モノマルチバイブレータの出力は反転し
図3(a)に示す等価回路になる。ここでVBEが電源電
圧Eより小さいとして(VBE=0)(式2)を整理する
とモノマルチバイブレータの出力パルス幅は
【0009】
【数3】
【0010】として与えられる。よって、モノマルチバ
イブレータの出力パルス幅はCtcもしくはRtcを可変す
ることにより決定される。通常はRをボリューウムに置
き換え使用される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、モノマルチバイブレータの出力パルス幅
を調整するときにはボリューウムを回す必要があり、ボ
リューウムは機械的な動作を行うために接触不良や、モ
ノマルチバイブレータを含んだ回路を生産するときにボ
リュームを回すために人手もしくは専用のボリュームを
回す機械が必要となり自動生産の阻害要因の一つである
と言う問題点を有していた。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、自動生産を容易にできるようにモノマルチバイブレ
ータの調整をDACを使用して電気的に調整可能なDA
C制御モノマルチバイブレータを提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のDAC制御モノマルチバイブレータは、出力
パルス幅制御用時定数回路がカレントミラーとコンデン
サーより構成されカレントミラーの一方の端子はコンデ
ンサーに他方の端子は電圧制御型電流源に接続され電圧
制御型電流源にはDAC(ディジタルアナログコンバー
タ)の電圧が印加されていると言う構成を有している。
【0014】
【作用】この構成により、モノマルチバイブレータの調
整部の機械的な構成部分が省略でき、電気的に調整がで
き工場の自動生産が可能となる。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0016】図1において、9は図1で説明したモノマ
ルチバイブレータ、10はカレントミラー、11は電圧
制御型電流源、12はDAC(ディジタルアナログコン
バータ)である。
【0017】以上のように構成されたDAC制御モノマ
ルチバイブレータにおいて、その動作を説明する。図3
(b)のRtcを電流源13に置き換えたのが、図1
(b)であり、従来例で説明したように同様の計算を行
えば、初期電荷q0は
【0018】
【数4】
【0019】であり、Ctcは電流源13より充電され
る、このときの電流源13の電流値をIとすれば、充電
による電荷q1は
【0020】
【数5】
【0021】さらに、コンデンサーCtc6の初期電荷q
0は(数4)で与えられるのでコンデンサーCtcの時間
経過による電荷qは
【0022】
【数6】
【0023】になる。次に、トランジスターQ2をオン
させる時のトランジスターQ2のベースエミッタ電圧を
VBEとすれば、そのときのコンデンサーCtcの電荷を
q’とすれば
【0024】
【数7】
【0025】となり、(数6)と(数7)が等しくなる
時間は次式より
【0026】
【数8】
【0027】となり、整理して
【0028】
【数9】
【0029】が得られる。よって、電流源13の電流値
Iにモノマルチバイブレータの出力パルス幅は反比例す
る。よって電流源13の電流値を可変すればモノマルチ
バイブレータの出力パルス幅は電気的に制御できる。以
上により、図1(b)の電流源13をカレントミラー1
0に置き換え、さらにそのカレントミラー10の電流値
を制御するために電圧制御型電流源11に接続しその電
圧制御型電流源11を制御するDAC14により制御電
圧を発生させている。ここで電圧制御型電流源11の一
例を図1(c)に示す。
【0030】
【発明の効果】以上の様に本発明は、モノマルチバイブ
レータ回路において、従来は出力パルス幅調整にボリュ
ームにより制御していたのに対し電圧制御型電流源とD
ACを使用することにより制御が電子ボリューム化する
事が可能となり、機械式ボリュームの様な経年変化がな
く、同ボリュームの接点部における接触不良を無視でき
る為に信頼性が向上し、さらに工場における調整におい
ても自動化が図れると言う効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例におけるDAC制御モ
ノマルチバイブレータの回路図 (b)図1(a)の動作原理を説明する等価回路を示す
図 (c)電圧制御型電流源の一実施例を示す回路図
【図2】従来のモノマルチバイブレータの一回路図
【図3】(a)従来のモノマルチバイブレータの動作説
明のための静止状態の等価回路を示す図 (b)従来のモノマルチバイブレータの動作説明のため
の動作状態の等価回路を示す図
【符号の説明】
1 トランジスター 2 トランジスター 3 負荷抵抗 4 負荷抵抗 5 抵抗 6 時定数用コンデンサー 7 時定数用抵抗 8 トリガー入力用コンデンサー 9 モノマルチバイブレータ 10 カレントミラー 11 電圧制御型電流源 12 DAC 13 電流源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力パルス幅制御用時定数回路がカレン
    トミラーとコンデンサーより構成されカレントミラーの
    一方の端子はコンデンサーに他方の端子は電圧制御型電
    流源に接続され電圧制御型電流源にはディジタルアナロ
    グコンバータの電圧が印加されているデジタルアナログ
    コンバータ制御モノマルチバイブレータ。
JP4285726A 1992-10-23 1992-10-23 Dac制御モノマルチバイブレータ Pending JPH06140880A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4285726A JPH06140880A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 Dac制御モノマルチバイブレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4285726A JPH06140880A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 Dac制御モノマルチバイブレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06140880A true JPH06140880A (ja) 1994-05-20

Family

ID=17695245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4285726A Pending JPH06140880A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 Dac制御モノマルチバイブレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06140880A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06140880A (ja) Dac制御モノマルチバイブレータ
US3566252A (en) Method of and means for digital programming of regulated power supplies
JPH04271668A (ja) ディジタル制御カソードクランプ回路
JPH082894Y2 (ja) 電源スイッチ回路
JPH0547417Y2 (ja)
JP2770625B2 (ja) 電源回路
JPH057778Y2 (ja)
JPH07202593A (ja) 電圧電流変換回路
JPH0326435B2 (ja)
JPH01167998A (ja) 放電灯点灯装置
JP2600401B2 (ja) ダイオードスイッチ
JPH079597Y2 (ja) 電動ボリューム駆動装置
JPH02890B2 (ja)
JPH07273653A (ja) D/a変換器のゲイン調整回路
JPS61231886A (ja) 電子ガバナ
JPH0218599Y2 (ja)
SU843178A2 (ru) Двухпороговое устройство
SU1684783A1 (ru) Стабилизирующий источник вторичного электропитани
KR920004990B1 (ko) 조광기의 아날로그 입력 보상방식
JPS5829628Y2 (ja) フイルタ制御回路
KR100480562B1 (ko) 디지탈-아날로그변환장치의풀스케일전류조정회로
JPH05176191A (ja) テレビジョン受信機のフライバックトランス
JP2000152690A (ja) Dcモ―タ回転速度の制御回路
JPH01309518A (ja) D/a変換器
JPH0678543A (ja) インバータ装置