JPH0614046U - ヒンジキャップ - Google Patents

ヒンジキャップ

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JPH0614046U
JPH0614046U JP5366092U JP5366092U JPH0614046U JP H0614046 U JPH0614046 U JP H0614046U JP 5366092 U JP5366092 U JP 5366092U JP 5366092 U JP5366092 U JP 5366092U JP H0614046 U JPH0614046 U JP H0614046U
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hinge cap
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チューブ状容器から内容物を取り出す取出口
に内容物が付着し固まったとしても、取出口を閉塞する
嵌合栓を確実に装着することができると共に、押し出さ
れた練り歯磨きが取出口の口元で下ダレすることなく切
れが良いヒンジキャップを提供する。 【構成】 チューブ状容器14に装着されると共に、ヒ
ンジ12により開閉自在に取り付けられて閉時チューブ
状容器14から内容物を取り出す絞り口16(取出口)
を閉塞するプラグ18(嵌合栓)が形成された蓋部13
を有するヒンジキャップにおいて、絞り口16を、内容
物を取り出す際の切れを良くする突出量の多い筒状体に
より形成すると共に、プラグ18を、絞り口16の外周
面16cを摺動して絞り口16に対し外側から嵌合する
筒状に形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、チューブ状容器に装着される開閉自在なヒンジキャップに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、チューブ状容器に装着されると共に、ヒンジにより開閉自在に取り付け られて閉時チューブ状容器から内容物を取り出す取出口を閉塞する嵌合栓が形成 された蓋部を有するヒンジキャップが知られている。
【0003】 図4に示すヒンジキャップ1は、上端部に取出口2aが形成された筒状の基部 2と、ヒンジ3を介して基部2に連結された蓋部4とを有しており、基部2内面 に形成された螺合部2bをチューブ状容器5の口部6外周に形成された螺合部6 aに螺合させることにより、取出口2aを口部6に連通させてチューブ状容器5 に装着することができる(実公昭51−43949号公報参照)。
【0004】 ヒンジ3により基部2に対して開閉自在な蓋部4には、内面中央に筒状のプラ グ7が突設されており、内側周縁部に係合突起8が突設されている。また、基部 2には、キャップ部4閉時係合突起8が係合しキャップ部4を閉状態に保持する 係合凹所9が形成されている。
【0005】 従って、キャップ部4の閉状態では、プラグ7は取出口2a内側に嵌合すると 共に嵌合状態が保持され、開状態では、プラグ7が取出口2aから外れることと なり、プラグ7は、取出口2aを閉塞させる嵌合栓として機能する((a)参照 )。
【0006】 チューブ状容器5には、練り歯磨きが充填されており、チューブ状容器5を押 圧することにより、取出口2aから練り歯磨きを押し出すことができる((b) 参照)。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、内容物である練り歯磨きが押し出される取出口2aや取出口2 aに嵌合するプラグ7の外周部には、練り歯磨きが付着し易く、付着した練り歯 磨きが固まってしまった場合、再びプラグ7を取出口2a内に嵌合させることが できないという問題点がある。
【0008】 また、取出口2aにあっては基部2からの突出量が少ないことから、押し出さ れた練り歯磨きが口元で下ダレし易く切れが悪い((b)参照)という問題点も ある。
【0009】 この考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ は、チューブ状容器から内容物を取り出す取出口に内容物が付着し固まったとし ても、取出口を閉塞する嵌合栓を確実に装着することができると共に、押し出さ れた内容物が取出口の口元で下ダレすることなく切れが良いヒンジキャップを提 供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案に係るヒンジキャップは、チューブ状容器 に装着されると共に、ヒンジにより開閉自在に取り付けられて閉時前記チューブ 状容器から内容物を取り出す取出口を閉塞する嵌合栓が形成された蓋部を有する ヒンジキャップにおいて、前記取出口を、前記内容物を取り出す際の切れを良く する突出量の多い筒状体により形成すると共に、前記嵌合栓を、前記取出口の外 周面を摺動して前記取出口に対し外側から嵌合する筒状に形成したことを特徴と している。
【0011】
【作用】
この考案に係るヒンジキャップは、蓋部を開状態にして嵌合を解き露出させた 取出口が、細く且つ立上りが高く形成されていることにより、チューブ状容器内 の内容物は切れ良く且つ確実に移し取ることが取ることができる。
【0012】 また、蓋部を閉状態にする際、取出口の外周面を摺動して外側から嵌合する嵌 合栓により、例え取出口に付着した内容物が乾燥し固形化していたとしても嵌合 栓の内面により削り取られることとなり、取出口を閉塞する嵌合栓を確実に装着 し、再封性も向上させる。
【0013】
【実施例】
以下、この考案に係るヒンジキャップの実施例を、図面を参照しつつ説明する 。
【0014】 図1及び図2に示すように、ヒンジキャップ10は、円筒状の基部11と、ヒ ンジ12を介して基部11に連結された蓋部13とを有しており、チューブ状容 器14に装着される。
【0015】 チューブ状容器14は、容器本体14aの一端に、肩部14bを経て縮径され た口部14cを有しており、例えばラミネートチューブにより形成されている。 容器本体14a内には、練り歯磨きPが充填されており、容器本体14aを押圧 することにより、口部14cから練り歯磨きPを絞り出すことができる。また、 口部14cの外周面には、ネジ部14dが形成されている(図3(a),(b) 参照)。
【0016】 基部11は、上部が縮径されたスカート部15と、スカート部15の上面15 a中央に上方へ向けて突設された絞り口(取出口)16を有しており、スカート 部15内には、上面15aの裏面側に下方へ突出する取付部17が形成されてい る(図1参照)。
【0017】 絞り口16は、上部開口16aが上面15aから十分離間した突出量の多い且 つ小径の円筒体により形成されており、取付部17内側に開口する下部開口16 bを介してスカート部15内と連通すると共に、上方に行くに連れて縮径する外 周面16cを有している。外周面16cの上端部には、僅かに外側へ突出する係 止部16dが形成されている(図2(b)参照)。
【0018】 この絞り口16は、従来の取出口2aに較べて外径が細く且つ立上りが高くな っており、その立上り量は、一例として4〜5mm程高くなっている。
【0019】 取付部17は、内面側にネジ部17aを有する円筒体により形成されており、 ネジ部17aには、ネジ部14dを螺合させることができる。
【0020】 そして、ネジ部17aをネジ部14dに螺合させることにより、スカート部1 5を肩部14b及び口部14cを覆って容器本体14aと一体化させると共に、 絞り口16を口部14cに連通させて、ヒンジキャップ10をチューブ状容器1 4に取り付けることができる(図3(a)参照)。
【0021】 なお、ヒンジキャップ10とチューブ状容器14との嵌合方法は、ネジ部17 aによる嵌合に限らず、取付部17の最下端に形成したアンダーカット(凸状部 )による嵌合でも良い。
【0022】 このとき、下部開口16bは、口部14c内に嵌合状態に入り込んでおり、下 部開口16bの外周面が当接する口部14cの上部内周面は、密着性を高めるテ ーパー形インナーリングを形成している(図3(b)参照)。
【0023】 蓋部13は、絞り口16の突出量に相当する高さ(深さ)を有し絞り口16と 上面15aを共に覆うキャップ状に形成されており、ヒンジ12により、絞り口 16を開放する開状態(図1参照)或は絞り口16を覆う閉状態(図3(a)参 照)に自在に開閉することができる。
【0024】 蓋部13には、天井部(開状態で底部、図1参照)内面の絞り口16に対応す る位置に円筒状のプラグ(嵌合栓)18が突設されており、ヒンジ12の連結位 置と反対側の位置に指掛け19が突設されている。なお、蓋部13の閉状態にお いて、指掛け19の下方に位置するスカート部15の外周面上部には、指掛け1 9に指を掛け易いように凹部15bが形成されている。
【0025】 プラグ18は、突出量の多い環状外壁18aと突出量の少ない環状内壁18b とから形成されており、両壁18a,18b間には円形溝18cが形成されてい る。また、外壁18aの上端には、僅かに内側へ突出する係止部18dが形成さ れている。
【0026】 このプラグ18は、蓋部13の閉状態において、外壁18aが絞り口16の外 周面16cを摺動して絞り口16に対し外側から嵌合する。この際、内壁18b は絞り口16の内周面16eに内接しており、絞り口16は円形溝18c内に嵌 合した状態となると共に係止部16dに係止部18dが係止することにより、プ ラグ18は、絞り口16を閉塞しこの状態を維持することとなる。
【0027】 従って、蓋部13の閉状態では、プラグ18は絞り口16内側に嵌合すると共 に嵌合状態が保持され、開状態では、プラグ18が絞り口16から外れることと なり、プラグ18は、絞り口16を閉塞させる嵌合栓として機能する。
【0028】 次に、上記構成を有するヒンジキャップの作用を説明する。
【0029】 先ず、図3に示すように、絞り口16を露出させるために、指掛け19に指を 掛けて蓋部13を上方へと押し上げ閉状態にある蓋部13を開状態にする((a )参照)。蓋部13が押し上げられることにより、絞り口16を嵌合させたプラ グ18は、上方へ移動して絞り口16との嵌合を解く。
【0030】 プラグ18と絞り口16との嵌合を解いた後、蓋部13は、ヒンジ12により スカート部15の側方に並設状態で保持される((c)参照)。
【0031】 そして、容器本体14aを両側から挟み持ち押圧することにより、容器本体1 4a内に充填された練り歯磨きPは絞り口16から絞り出される。絞り出された 練り歯磨きPを歯ブラシBのブラシbに移し取る((c)参照)。
【0032】 この際、絞り口16が、細く且つ立上りが高く形成されていることにより、練 り歯磨きPの切れが良くなると共にブラシbと絞り口16の接点が見易くなって ブラシbでしごき易いことから、練り歯磨きPをブラシbに確実に移し取ること ができる。
【0033】 続いて、絞り口16を塞ぐために、蓋部13を基部11側に倒し蓋部13を閉 状態にする((a)参照)。
【0034】 倒された蓋部13を基部11の上部に当接させることにより、円形溝18cに 絞り口16の上端部が入り込み、プラグ18は、絞り口16に対し外側から嵌合 する。更に、係止部16dに係止部18dが係止することにより、プラグ18は 、絞り口16を閉塞した状態に維持されて絞り口16と嵌合した状態になる。
【0035】 そして、絞り口16が入り込む際、プラグ18の内面は絞り口16の外周面を 摺動することから、例え絞り口16の外周面に残った練り歯磨きPが乾燥し固形 化していたとしてもプラグ18の内面により削り取られることとなり、絞り口1 6を閉塞するプラグ18を確実に装着することができ密栓が可能となる。このた め、再封性も向上する。
【0036】
【考案の効果】
この考案に係るヒンジキャップによれば、チューブ状容器から内容物を取り出 す取出口に内容物が付着し固まったとしても、取出口を閉塞する嵌合栓を確実に 装着することができると共に、押し出された練り歯磨きが取出口の口元で下ダレ することなく切れを良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るヒンジキャップの縦断面図であ
る。
【図2】開状態のヒンジキャップを示しており、(a)
は平面図、(b)は基部側から見た側面図、(c)は蓋
部側から見た側面図、(d)は下方から見た平面図であ
る。
【図3】チューブ状容器に装着されたヒンジキャップを
示しており、(a)は一部破断した説明図、(b)は螺
合状態の断面図、(c)は押し出された内容物をブラシ
に移し取っている説明図である。
【図4】従来のヒンジキャップを示しており、(a)は
閉状態の断面図、(b)は下ダレ状態の説明図である。
【符号の説明】
10 ヒンジキャップ 14 チューブ状容器 12 ヒンジ 13 蓋部 16 絞り口(取出口) 16c 外周面 18 プラグ(嵌合栓) P 練り歯磨き(内容物)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブ状容器に装着されると共に、ヒ
    ンジにより開閉自在に取り付けられて閉時前記チューブ
    状容器から内容物を取り出す取出口を閉塞する嵌合栓が
    形成された蓋部を有するヒンジキャップにおいて、 前記取出口を、前記内容物を取り出す際の切れを良くす
    る突出量の多い筒状体により形成すると共に、前記嵌合
    栓を、前記取出口の外周面を摺動して前記取出口に対し
    外側から嵌合する筒状に形成したことを特徴とするヒン
    ジキャップ。
JP1992053660U 1992-07-30 1992-07-30 ヒンジキャップ Expired - Lifetime JP2564808Y2 (ja)

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JP1992053660U JP2564808Y2 (ja) 1992-07-30 1992-07-30 ヒンジキャップ

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JPH0614046U true JPH0614046U (ja) 1994-02-22
JP2564808Y2 JP2564808Y2 (ja) 1998-03-11

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011084288A (ja) * 2009-10-14 2011-04-28 Aska Company キャップ付きチューブ容器

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