JPH0743002Y2 - ヒンジ付キャップ - Google Patents

ヒンジ付キャップ

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JPH0743002Y2
JPH0743002Y2 JP1989082477U JP8247789U JPH0743002Y2 JP H0743002 Y2 JPH0743002 Y2 JP H0743002Y2 JP 1989082477 U JP1989082477 U JP 1989082477U JP 8247789 U JP8247789 U JP 8247789U JP H0743002 Y2 JPH0743002 Y2 JP H0743002Y2
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lid
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英彦 近江
修 石井
洋一 辻口
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は中蓋の天板部に単一又は複数の比較的小さな透
通孔を有する合成樹脂製のヒンジ付キャップに関するも
のである。
[従来の技術] 今日、シャンプー等の液体容器の蓋体、又は液体及び粉
体等の食料品容器の蓋体として、口径の小さな透通孔を
有する中蓋と、該透通孔を有する中蓋を被蓋する外蓋と
をヒンジ部により一体とし、該透通孔から内容物を注出
又は振り出す様にしたヒンジ付キャップが多用されてい
る(例えば実開昭58-91549号、実開昭61-93456号)。
このヒンジ付キャップは、第16図に示す様に、中蓋11に
対してヒンジ部20により一体とされた外蓋21が形成さ
れ、該外蓋21における天板部25の周縁近傍と前記中蓋11
における天板部15の周縁近傍とに係合用膨出部18を設
け、両係合用膨出部18を相互に係合させることにより外
蓋21を中蓋11に被着固定し得る様にし、又、外蓋天板部
25の裏面に突起体27を設け、以て外蓋21を閉じたとき、
該突起体27の先端を中蓋天板部15に設けた透通孔31へ挿
入し、以て容器を密封すると共に内容物が液体の場合は
液漏れを防止し、又、内容物が粉体等の場合は透通孔31
の目詰りを防止する様にしていた。
尚、外蓋21を閉じた状態で固定する構造として、前記中
蓋天板部15の周縁と外蓋天板部25の周縁とに係合用膨出
部18を形成するものの他、前記突起体を透通孔31へ固く
挿入して外蓋21を閉じた状態に維持するものや、ヒンジ
部をリング機構とし、外蓋21が閉じた状態及び開いた状
態を維持する構造としたもの(例えば実開昭62-65942
号)が有る。
[考案が解決しようとする課題] 内容物を振り出す又は抽出する為の透通孔を有する中蓋
を用いた容器では、透通孔及びその周辺部を含む中蓋を
塞ぐ外蓋が必要となり、透通孔の目詰り等を防止する突
起体を外蓋天板部裏面に設ける場合は外蓋と中蓋との位
置合せを容易とする為にヒンジ付キャップとされること
が多い。
このヒンジ付キャップでは、外蓋を閉じた状態で外蓋を
中蓋へ固定維持する為に嵌合による固定が多く用いられ
るも、中蓋に設けた係合用膨出部と外蓋に設けた係合用
膨出部とを相互に係合させて外蓋を中蓋に嵌合固定する
に際し、外蓋を確実に中蓋に密着させ且つ不用意に外蓋
が開かない様に固定し得る様に、外蓋及び中蓋に形成す
る係合用膨出部の位置及び大きさを常に設定通りに成形
することは困難であった。
又、外蓋天板部裏面に設けた突起体を透通孔へ挿入して
固定するものも、突起体の外径と透通孔の径との設定及
び設定通りの成形が困難であり、外蓋を完全に閉じるこ
とができない場合や、係合が緩すぎて閉じた状態を確実
に維持できないことが有った。
更に、ヒンジ部をリンク機構とし、外蓋を閉じたときに
中蓋への押圧力を加える様にしたヒンジ付キャップは、
キャップの構造が複雑となる欠点が有った。
本件出願に係る請求項1、2及び3に記載の考案は、こ
のような欠点を排除し、突起体の透通孔への挿入を容易
とし、且つ、この突起体により確実に外蓋を閉じた状態
で維持し得るヒンジ付キャップを提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は外蓋と中蓋とがヒンジ部によって一体とされ、
中蓋の天板部に下方が小径となるテーパーを形成した透
通孔を有すると共に、外蓋における天板部の裏面に前記
透通孔へ先端が挿入される突起体を有するヒンジ付キャ
ップであって、透通孔の内壁に薄肉部を形成する様に中
蓋天板部の下面には透通孔の周囲に連続又は不連続な環
状溝を形成して透通孔の内壁を薄肉部として形成し、透
通孔内壁の薄肉部により外蓋下面の突起部を挟持し得る
ようにする。
又、外蓋と中蓋とがヒンジ部によって一体とされ、中蓋
の天板部に透通孔を有すると共に、外蓋における天板部
の裏面に前記透通孔へ先端が挿入される突起体を有する
ヒンジ付キャップであって、透通孔を突起体の外径より
も大きくし且つ透通孔の内壁に複数のブリッジ部を形成
することにより、突起体の外側を各ブリッジ部の一部に
よって挟持し得る様にするものである。
更に、外蓋と中蓋とがヒンジ部によって一体とされ、中
蓋の天板部に透通孔を有すると共に、外蓋における天板
部の裏面に前記透通孔へ先端が挿入される突起体を有す
るヒンジ付キャップであって、透通孔を突起体の外径よ
りも僅かに大きくし、透通孔の内壁に設けるブリッジ部
に換えて複数の突出部を内壁に形成し、突出部の先端に
より突起体を外側から挟持し得る様にするものもある。
[作用] 本考案は中蓋天板部の透通孔に挿入される突起体を外蓋
天板部の裏面に有するヒンジ付キャップにおいて、透通
孔に下方が小径となるテーパーを形成して透通孔の上方
を大径としている故、突起体の先端を容易に透通孔に挿
入することを可能とし、前記透通孔の内壁を薄肉部とし
て形成する様に中蓋天板部の下面には透通孔の周囲に環
状溝を形成している故、突起体を透通孔に深く挿入する
際、突起体によって透通孔の内壁をその径が拡大する様
に容易に変形させることができ、突起体の挿入を容易と
し、且つ、内壁を突起体へ確実に圧接させることができ
る。
又、本考案は透通孔の径を大きくし、該透通孔の内壁に
複数のブリッジ部を設けるものであり、透通孔の径を大
きくしている故、突起体先端を透通孔へ挿入することが
容易であり、各ブリッジ部は変形が比較的容易である
故、ブリッジ部相互の間隙は変化し易く、突起体を該透
通孔に挿入する際、突起体がブリッジ部相互間の間隙を
押し開くことにより突起体の挿入が容易にして、且つ、
ブリッジ部を突起体の外側へ確実に圧接させることがで
きる。
更に、透通孔の内壁にブリッジ部に換えて複数の突出部
を形成するものも、透通孔の径を突起部よりも大きくし
ている故、突起体先端を透通孔へ挿入することが容易で
あり、突出部は比較的押し潰され易く、突起体を透通孔
に挿入する際、突起体により突出部の先端相互が押し開
かれる様に各突出部は変形し、突起体の挿入が容易にし
て、且つ、突出部の先端を突起体へ確実に圧接させるこ
とができる。
[実施例] 本考案に係るヒンジ付キャップの第1実施例は、第1図
に示す様に、容器口部へ螺合する為の雌螺子部14を内側
に有する円筒状をしたスカート部13の上端から円板状の
中蓋天板部15を水平方向に形成し、該中蓋天板部15には
第2図に示す様に3個の透通孔31,32を形成するもので
あり、この中蓋11に対してヒンジ部20により一体とされ
る外蓋21は中蓋11と同一の外径を有し、外蓋21の周囲に
沿って中蓋天板部15の上面に接する接合部23を形成し、
接合部23よりも後退した高さを天板部25の裏面とする様
に段部24を設けて円板状の外蓋天板部25を形成し、該外
蓋天板部25の裏面から円柱状に突出する3本の突起体2
7,28を形成するものである。尚、前記突起体27,28及び
透通孔31,32はヒンジ部20の中央を通る中心線を軸とし
て対称に配置され、各突起体27,28は各透通孔31,32へ各
々が挿入し得る様に形成されており、外蓋21のヒンジ部
20に対向する位置には外蓋21から水平方向に膨出した押
上げ部29が形成されている。
更に、本実施例は、3本の突起体27,28の内、両側に設
けた2本の突起体28は透通孔32の直径よりも僅かに細い
外径とし、中央の突起体27は透通孔31の直径よりも僅か
に大きい外径として他の前記突起体28よりも太く形成す
ると共に、第3図及び第4図に示す様に、中蓋天板部の
下面に中央の透通孔31の周囲に環状溝35を形成し、以て
透通孔31の内壁33を薄肉構造とし、該透通孔31への突起
体27の挿入を容易とする為に突起体27の先端に丸味を持
たせ、且つ、透通孔31はその下端よりも上端の直径を僅
かに大きくする様に透通孔31の内壁33にテーパーを持た
せる様にする。
本実施例は、上述の如く中央の透通孔31における内壁33
を薄肉として変形容易とし、又、該透通孔31にテーパー
を設けている故、該透通孔31への突起体27の挿入が容易
であり、該透通孔31の両側に設けた2個の透通孔32に挿
入される突起体28は透通孔32の径よりも細くしている
故、各突起体27,28を各透通孔31,32へ挿入する様に容易
に外蓋21を中蓋11へ被蓋することができ、中央の透通孔
31における内壁33を突起体27により押し広げる様にして
外蓋21の接合部23が中蓋天板部15の上面に接する迄突起
体27を確実に押し込むことが容易であり、押し込まれた
突起体27は透通孔31の内壁33により周囲から押圧を受け
て確実に把持され、外蓋21を閉じた状態で確実に固定維
持することができる。
尚、環状溝35は、第5図に示す様に不連続とする場合も
有る。
又、他の実施例は、第6図に示す様に、中央の透通孔31
を長円形とし、短軸方向の径を突起体27の外径よりも僅
かに大きくし、長軸方向には突起体27の外径よりも僅か
に狭い間隔を隔てる様にして短軸方向に平行とした2本
のブリッジ部37を設け、両ブリッジ部37の間に突起体27
を挿入し得る様にするものである。
この実施例においては、突起体27をブリッジ部37の間に
挿入する様にして外蓋21を閉じると、第7図に示す様に
両ブリッジ部37の間隙が押し広げられる様に各ブリッジ
部37が変形し、外蓋21の接合部23が中蓋天板部15の上面
に接する位置迄突起体27を透通孔31へ容易に挿入するこ
とができ、突起体27がブリッジ部37により両側から挟持
されて外蓋21を閉じた状態で確実に固定することができ
る。
又、ブリッジ部37は平行に2本設ける場合のみでなく、
第8図に示す様に、透通孔31を円形としつつその直径を
突起体27の外径よりも大きくし、透通孔31の内壁33から
中心方向へ突出する様に湾曲させたブリッジ部37を複数
個形成することも有る。
この実施例では、湾曲した各ブリッジ部37の各中央点が
形成する円周を突起体27の外径よりも僅かに小さく設定
しておくことにより、該透通孔31へ突起体27を挿入すれ
ば、第9図に示す様に湾曲した各ブリッジ部37の各中央
部が押し広げられ、該ブリッジ部37が突起体27を周囲か
ら押圧挟持するものである。
尚、該実施例においては透通孔31を中蓋天板部15の中央
に1個だけ設けるものとし、該ヒンジ付キャップ10の形
状としては、第10図に示す様に中蓋天板部15の裏面から
容器口部へ螺合する雌螺子部14を有する内筒部17を形成
し、中蓋天板部15の周囲から容器肩部へ至るスカート部
13を垂下させるこにより該キャップ10の外形を楕円形状
としているも、中蓋11と外蓋21との係合は第1実施例と
同様に外蓋天板部25の裏面に設けた突起体27と中蓋天板
部15に設けた透通孔31との係合により行なうものであ
る。又、ブリッジ部37は湾曲させる場合に限ることな
く、第11図に示す様に円形の透通孔31内に正四角形を形
成する様に透通孔31の内壁33へ形成することもできる。
更に、第12図に示す様に透通孔31の内壁33に複数の突出
部39を形成し、該突出部39の各先端が形成する円周を突
起体27の外径よりも僅かに小さくしておくこともある。
この実施例の場合は、突起体27を透通孔31へ挿入する様
にして外蓋21を閉じるとき、第13図に示す如く、各突出
部39が突起体27による押し潰される様にして各先端の間
隙を広げ、各突出部39の先端が突起体27に押し付けられ
て突起体27を周囲から挟持し得るものである。
尚、上記ヒンジ付キャップ10は中蓋11における外周の一
部にヒンジ部20を設けて中蓋11と同一外形を有する外蓋
21を被蓋する様にしたものであるも、第14図に示す様
に、中蓋天板部15の上面へ外蓋21を接合する接着部26を
有し、接着部26の左右にヒンジ部20を介して開閉部とな
る外蓋天板部25を設ける振出容器用のヒンジ付キャップ
10であっても同様に実施し得るものであり、又、該ヒン
ジ付キャップ10を容器口部へ固定するに際しても、前述
の様に螺合による固定に限るものでなく、第15図に示す
様にスカート部13の内方下端近傍に係合突起19を設け、
該係合突起19を容器鍔部に係合させる様にして該ヒンジ
付キャップ10を容器口部に嵌合固定することもできる。
上述の様に、本考案に係る各実施例は、透通孔31の内壁
33等を変形容易としている故、透通孔31に挿入される突
起体27の先端に丸味を与えること等により容易に突起体
27を透通孔31に挿入することができ、且つ、突起体27の
周囲を透通孔31の内壁33等により押圧挟持するものであ
り、突起体27を外側から挟持することにより外蓋21を閉
じた状態で確実に固定することができ、又、透通孔31の
内壁33やブリッジ部37の変形は透通孔31の径を広げる様
に変形するものであって、突起体27の挿入深さの差によ
る挟持の為の押圧力変化が少ない為、外蓋21の接合部23
を中蓋天板部15の上面へ密接させる様に外蓋21を確実に
閉じることができる。
そして、外蓋天板部25の裏面に設ける突起体27は中実の
円柱構造に限るものでなく、第15図に示す様に、該突起
体27を中空円柱構造とし、且つ、該突起体27に割溝を設
けておけば、透通孔31の内壁33又は内壁33に設けたブリ
ッジ部37や突出部39が拡大する様に変形することと、該
突起体27の外径が縮小する様に変形することとが相俟っ
て、突起体27の透通孔31への挿入を一層容易とし、且
つ、常に外蓋21を中蓋11へ確実に密着させることができ
る。
[考案の効果] 本考案は、中蓋天板部に下方を小径とするテーパーを形
成した透通孔を有し、外蓋天板部の裏面に前記透通孔へ
挿入される突起体を有するヒンジ付キャップであって、
中蓋天板部の下面における透通孔の周囲に環状溝を形成
することにより透通孔の内壁を薄肉部として形成し、以
て透通孔の内壁が透通孔の径を拡大する様に変形し易く
して、変形容易な箇所を透通孔内に形成している故、透
通孔の上方が大径であって突起体の挿入が容易であり、
突起体が挿入されたときに透通孔の内壁が変形しつつ突
起体の外側を押圧挟持することとなり、外蓋を確実に閉
じる迄突起体を透通孔へ挿入することができ、突起体の
挿入深さにより固定力が変化する虞れが極めて少なく、
外蓋を確実に中蓋へ密着させる様に被蓋した状態で確実
に外蓋を固定することが容易にできる。
又、請求項2に記載の考案は、透通孔を突起体よりも大
径としている故、突起体の挿入が容易であり、透通孔の
内壁にブリッジ部を設けることにより変形容易な箇所を
透通孔内に形成している故、突起体が挿入されたときに
透通孔の内壁に設けたブリッジ部の一部が変形しつつ突
起体の外側を押圧挟持することとなり、外蓋を確実に閉
じる迄突起体を透通孔へ挿入することができ、突起体の
挿入深さにより固定力が変化する虞れが極めて少なく、
外蓋を確実に中蓋へ密着させる様に被蓋した状態で確実
に外蓋を固定することが容易にできる。
更に請求項3に記載の考案も、透通孔を突起体よりも大
径とし、透通孔の内壁に突出部を設けることにより変形
容易な箇所を透通孔内に形成している故、突起体の挿入
を容易とし、突起体が挿入されたときに透通孔の内壁に
設けた突出部が変形しつつ突起体の外側を押圧挟持する
こととなり、外蓋を確実に閉じる迄突起体を透通孔へ挿
入することができ、突起体の挿入深さにより固定力が変
化する虞れが極めて少なく、外蓋を確実に中蓋へ密着さ
せる様に被蓋した状態で確実に外蓋を固定することが容
易にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るヒンジ付キャップの第1実施例を
示す垂直断面図にして、第2図及び第3図はその上面図
及び下面図であり、第4図は要部拡大部分断面図、第5
図は第2実施例を示す要部拡大下面図、第6図は第3実
施例を示す上面図であり、第7図は第3実施例の要部拡
大上面図、第8図及び第10図は第4実施例の上面図及び
垂直断面図にして、第9図は第4実施例の要部拡大上面
図、第11図は第5実施例の要部拡大上面図、第12図は第
6実施例の上面図であり、第13図はその要部拡大上面
図、第14図及び第15図は各々その他の実施例を示す上面
図及び垂直断面図にして、第16図は従来のヒンジ付キャ
ップの一例を示す垂直断面図である。 10=キャップ、11=中蓋、14=雌螺子部、15=中蓋天板
部、18=係合用膨出部、20=ヒンジ部、21=外蓋、23=
接合部、25=外蓋天板部、27,28=突起体、31,32=透通
孔、33=透通孔内壁、35=環状溝、37=ブリッジ部、39
=突出部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中蓋の天板部に下方が小径となるテーパー
    を形成した透通孔を有し、該中蓋に対してヒンジ部によ
    って一体とされる外蓋を有し、該外蓋の天板部裏面に前
    記透通孔へ挿入される突起体を有するヒンジ付キャップ
    であって、中蓋天板部における下面には透通孔の周囲に
    連続又は不連続な環状溝を形成し、以て透通孔の内壁を
    薄肉部として形成し、外蓋を閉じたとき、透通孔の下方
    内壁に形成される薄肉部をもって突起体を挾持すること
    を特徴とするヒンジ付キャップ。
  2. 【請求項2】中蓋の天板部に透通孔を有し、該中蓋に対
    してヒンジ部によって一体とされる外蓋を有し、該外蓋
    の天板部裏面に前記透通孔へ挿入される突起体を有する
    ヒンジ付キャップであって、透通孔の径を突起体の外径
    よりも大きくし、透通孔の内壁に複数のブリッジ部を形
    成し、外蓋を閉じたとき、各ブリッジ部の一部により突
    起体を外側から挾持し得る構造としたことを特徴とする
    ヒンジ付キャップ。
  3. 【請求項3】中蓋の天板部に透通孔を有し、該中蓋に対
    してヒンジ部によって一体とされる外蓋を有し、該外蓋
    の天板部裏面に前記透通孔へ挿入される突起体を有する
    ヒンジ付キャップであって、透通孔の径を突起体の外径
    よりも僅かに大きくし、透通孔の内壁に複数の突出部を
    設け、外蓋を閉じたとき、突出部先端を突起体の外側へ
    圧接して突起体を挾持し得る構造としたことを特徴とす
    るヒンジ付キャップ。
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